
日経平均株価 | 48,702.98 | -1620.93 | 11/18 |
TOPIX | 3,251.10 | -96.43 | 11/18 |
マザーズ | 679.97 | -18.56 | 11/18 |
日経JASDAQ | 46,590.24 | -557.24 | 11/18 |
為替(USD/JPY) | * 73ADR | * 74欧州株価 | * 75アジア株 |
NYダウ平均 | 22,708.07 | -192.52 | 11/18 |
1日の下げ幅は、米相互関税の詳細発表を受けて大きく下落した4月7日(2644円)以来の大きさだった。

18日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比510円96銭安の4万9812円95銭。
前日の欧州株市場は全面安に近い状態だったほか、米国株市場でもNYダウが一時700ドルを超える下げとなるなどリスク回避ムードの強い地合いとなった。FRB高官に金融緩和に慎重な発言が相次ぐなか、12月のFOMCでの追加利下げ期待がひと頃より低下していることで、ハイテク株などを中心に相場の重荷となっている。
東京株式市場でも軟調な欧米株を引き継いで、機関投資家による持ち高調整の売り圧力が強い。日経平均は寄り付きで5万円大台を割り込んだ。外国為替市場では円安が進んでいるものの、高市政権下での財政拡張政策に対する警戒感が円売りの背景ともなっており、素直に好感されない可能性もあるだろう。
18日の東京株式市場は、弱い展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、4万9700円-5万300円を想定。(17日終値5万323円91銭)
米国株は下落。ダウ平均は557ドル安の46590ドルで取引を終えた。
現地17日の米国株安を受け、売り優勢スタートが見込まれ、売り一巡後は、消去法的に好業績銘柄への個別株物色が中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(17日は154円67-69銭)、ユーロ・円が1ユーロ=180円前後(同179円63-67銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比485円安の4万9785円だった。
■クラウドワークス <3900>
バッファロー <6676> の牧寛之社長が17日付で大量保有報告書を提出。牧寛之氏のクラウドW株式保有比率は6.03%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
■ビーマップ <4316>
イスラエルのロボティクス企業「Robotican」製品の国内取り扱いを開始。自律型防衛ドローンや地上ロボットなどを自衛隊・防衛装備庁、警察・消防、重要インフラ警備向けに展開する。
■アルゴグラフィックス <7595>
今期最終を2.5倍上方修正・最高益予想を上乗せ。
18(火)
【国内】
10月訪日外客数(16:15)
【海外】
米10月輸出物価指数(22:30)
米10月輸入物価指数(22:30)
米10月鉱工業生産指数(23:15)
米10月設備稼働率(23:15)
米11月NAHB住宅市場指数(24:00)
米9月対米証券投資(11/19 6:00)
《米決算発表》
ホームデポ、メドトロニック
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11月17日 NY株/欧州株概況
・・・続き
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17日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、終値は前週末比557ドル24セント安の4万6590ドル24セントだった。
米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が後退し、投資家心理の重荷となった。週内に控えるエヌビディアの決算発表を前に持ち高調整の売りが優勢になり、下げ幅は700ドル以上となる場面があった。
ダウは3営業日続落となり、下げ幅は計1600ドルを超えた。
FRBのジェファーソン副議長は17日の講演で「政策金利は景気を熱しも冷ましもしない中立的な水準に近づいている」と述べた。そのうえで「リスクバランスは変化し続けている」として追加利下げを慎重に進める必要があるとの認識を示した。米短期金利先物市場ではFRBが12月に政策金利を据え置く確率が17日午後時点で55%となった。追加利下げ観測が後退し、株には売りが優勢になった。
米連邦政府機関の一部閉鎖の解除に伴い、公表が延期されていた9月の米雇用統計が20日に発表される。もっとも米政府閉鎖が長期化したため経済指標の集計などに影響する可能性が出ている。データ不足などを理由に、FRB高官から利下げに慎重な意見が増えれば、株式相場を下押しするとの警戒も重荷となった。
AI投資を巡っては、収益向上に関する懐疑的な見方や、人員削減につながるとの懸念がくすぶる。企業の財務悪化リスクも相まって、ハイテク株がけん引してきた相場に逆風が吹き付けている。エヌビディアやIBMなどAI関連株の売りが相場を押し下げた。
AI相場にブレーキがかかる中、ダウ平均の構成銘柄のエヌビディアの8~10月期決算に注目が集まる。業績が市場予想を上回り、投資家心理の冷え込みに歯止めがかかるかどうかが焦点。相場が息を吹き返すには「強気の業績見通し」(市場参加者)が欠かせないとの声も聞かれる。
ダウ平均の構成銘柄では、アメリカン・エキスプレス(アメックス)やIBM、セールスフォースの下げが目立った。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株にも売りが出た。シェブロンやアップルも安い。一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)とアムジェンが上昇した。
S&P500種株価指数は3日続落した。終値は前週末比61.70ポイント(0.91%)安の6672.41と、中期的な基調を示す50日移動平均を下回った。終値で50日移動平均を下回るのは4月以来約7カ月ぶり。チャート分析上で重要な下値メドとして意識される水準を割り込んだのも売りに拍車を掛けた。
ナスダック総合株価指数は反落した。終値は前週末比192.514ポイント(0.84%)安の2万2708.075(速報値)だった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコム、インテルが下落した。一方、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが7〜9月期に新たに株式を取得していたことが判明したアルファベットは上昇した。
【シカゴ日本株先物概況】