04月29日 マーケットコメント
04月29日 為替市況コメント
【為替】米ドル/円は方向感に乏しい展開。
・・・続き
[概況]
28日の欧米外国為替市場において、米ドル/円は方向感に乏しい展開となった。
欧州外国為替市場序盤から米経済指標発表待ちムードの中、米ドル/円は111台半ばでの推移が続いた。その後発表された第1四半期米GDP(年率/前期比)【速報】(予想1.0% 結果0.7%)、第1四半期米個人消費【速報】(予想0.9% 結果0.3%)は事前予想を下回ったが、第1四半期米GDP価格指数【速報】(予想2.0% 結果2.3%)は事前予想を上回る結果となった。
この結果を受け市場では若干ドル買いに反応し111.720円まで上昇する場面が見られたが一時的な値動きに留まり、その後は終始111.500円付近での値動きが続いた。
来週本邦は大型連休が控えており積極的な売買は手控えられそうで週末の雇用統計までは引き続き方向感に乏しい値動きとなることが予想されるがどうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月29日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月29日号
04月28日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ40ドル安 ハイテク決算の明暗分かれる
・・・続き
28日のNYダウ工業株30種平均は前日比40ドル82セント安の2万0940ドル51セントと反落で終えた。
1-3月期GDP速報値が3年ぶりの低水準となり、寄付き後から下落した。
速報値は前期比年率0.7%増と、市場予想(1.2%増程度)を下回った。
米企業の四半期決算の発表が佳境を迎え業績に着目した個別物色が強まり、半導体のインテルが売られ1銘柄でダウ平均を9ドル弱押し下げた。
一方、好業績銘柄への買いが相場を支えた。決算で1株利益が市場予想以上となった石油のシェブロンやエクソンモービルが上昇。前日夕にともに市場予想を上回る増収増益決算を発表したアマゾン・ドット・コムやインターネット検索のグーグルの持ち株会社、アルファベットが買われた。
28日に期限切れを迎えた連邦政府の暫定予算を巡っては、米議会上下両院が1週間のつなぎ予算案を可決した。29日からの政府機関の一部閉鎖はひとまず免れたが、今後も閉鎖リスクは残るため、好感した買いは限られた。
ナスダック総合株価指数は同1.331ポイント安の6047.606で終えた。アマゾンなどの上昇を背景に前日に付けた最高値を上回る場面もあったが、次第に利益確定目的の売りに押された。
セクター別では、ソフトウェア・サービスやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や耐久消費財・アパレルが下落した。
前日夕発表の決算で米国の売上高の伸び悩みなどで全体の売上高が市場予想に届かなかったコーヒーチェーンのスターバックスが下落。身売りしない方針を示した出版大手のタイムが17%急落。アクションカメラのゴープロ(GPRO)は決算内容は予想を上振れたものの、製品需要の見通しや今後の製品展開に懐疑的な見方から下落した。
一方、半導体のクアルコムが上げた。アップルと訴訟中の特許料問題を巡って、同社による特許料不払いを理由に4〜6月期の業績見通しを大きく引き下げ売りが先行したが、次第に買い戻された。
ネット小売のアマゾン(AMZN)や検索大手のアルファベット(GOOGL)は好決算を発表し、上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,940.51−40.82
S&P500種
2,384.20−4.57
ナスダック
6,047.606−1.331
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅安。6月物は前日比20円安の1万9215円で引け、大阪取引所の終値を15円上回った。月末を控え、米株式相場と円相場の動きをにらんでもみ合った。1〜3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値の増加率は市場予想を下回った。
一方で、個人消費支出(PCE)物価指数は上昇した。
雇用コスト指数もインフレ圧力の高まりを示し、景気指標への相場の反応は限られた。この日の6月物安値は1万9160円、高値は1万9265円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19215 ( +15 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19235 ( +35 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ33.23ポイント安の7203.94で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。英国の3連休を控えて取引を手じまう動きが優勢だった。バークレイズ株の大幅下落も指数の重荷になった。スタンダードチャータード銀行も連れ安した。
一方で金属相場の上昇を受けて鉱業株が買い戻された。アントファガスタやアングロ・アメリカンが高かった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は小幅続落。終値は前日比5.78ポイント安の12438.01だった。ハイデルベルクセメント、不動産のボノビア、電力のRWEが安かった。一方、工業用ガスのリンデとドイツポスト、コメルツ銀行が上げた。
04月28日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
日経平均は続落。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや利食い優勢の流れのなか、決算を手掛かりとした個別物色のほか、テーマ性のある中小型株の一角に値幅取り狙いの資金が向かった。
米国では28日に暫定予算が期限を迎えるほか、国内では決算発表の第1弾ピークとなること。さらに大型連休に入るため、積極的な売買は手控えられた。
【今週の相場概況】
今週は、堅調な展開となった。仏大統領選の第1回投票が順当な結果となったことを好感して、世界中でリスク・オンムードが強まる展開。北朝鮮の地政学リスクが後退したことも買いの勢いを強めた。米国では税制改革への期待や良好な企業決算を受け堅調展開。
日経平均も1万9000円台を回復し、今年初の4日続伸を記録するなど、水準を大きく切り上げ底打ちが強く意識された。
日経平均は週間では約575円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
【来週の相場展望】
来週は、もみ合い展開か。
大型連休が入るため立ち会いは1日と2日の2営業日のみ。東京市場が休場の間に、FOMCや米雇用統計など注目度の高いイベントが予定されており、5月7日には仏大統領選の決選投票が行われる。
北朝鮮の地政学リスクも完全に払しょくできたわけではなく、海外市場はまだ荒い動きも想定される。そのため、大型連休前には積極的な買いは入りづらいと考える。
大きく売り込む展開も想定しづらく、決算銘柄を物色しながら、全体としては様子見姿勢の強い地合いが続くと予想する。
また、米国では28日に暫定予算が期限を迎えるが、これが無事通過ともなれば、5月1日、2日の取引で、ゴールデンウィーク後半分を前倒しで資金が流入してくる可能性はありそうだ。
04月28日 為替市況コメント
【為替】本邦は大型連休を控えてポジション調整か。
・・・続き
[概況]
28日、東京外国為替市場の米ドル円は111円台前半で小幅な動きとなった。本邦では大型連休を控え、ポジション調整売りなどから米ドル円はやや上値が重い動きが続いた。現在、欧州時間に入ると、米ドル円はやや買いが優勢となり、一時111.355円まで上昇し本日高値を更新している。
ただし、この後、21:30に第1四半期米GDP【速報】(予想:年率/前期比1.0% 前回: 年率/前期比2.1%)など米経済指標の発表が予定されており、結果を見極めたいという思惑から、発表まで米ドル円は上下共に動き難いか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月28日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=55円安、小幅続落、週末控え持ち高調整の売り
【大引け概況】
28日の日経平均株価は続落した。終値は前日比55円13銭安の1万9196円74銭だった。
・・・続き
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週初に株高が続いた反動や、週末の持ち高調整で売りに押された。
米国株や為替に大きな動きがなく、手掛かり材料に欠ける中、日経平均はマイナス圏でもみ合い。国内企業の決算発表本格化に伴い、個別銘柄への物色が活発化した。
市場からは「週末・月末で直近の戻りもあって利益確定売りが出やすい。本格化する3月期決算を見極めたいとのムードで、上値は累積出来高が多い価格帯であり、戻り売りが警戒されている。一方で外国人投資家の継続買い期待もあり、綱引き状態と言える」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は続落し、前日比55.90ポイントの安1万3691.54だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、4.87ポイント安の1531.80だった。
東証1部の出来高は19億9653万株、売買代金は2兆5460億円。騰落銘柄数は値上がり697銘柄、値下がり1236銘柄、変わらず83銘柄。
個別では、三菱UFJ、第一生命が値を下げ、野村や東京海上も安い。アステラス薬が下押し、JTは軟調。トヨタが緩み、デンソーはさえない。キヤノンが反落し、今期見通しが市場予想にとどかなかったアドバンテス、オムロンは大幅安。東芝を巡り損失を計上する可能性があると伝わった三井住友トラが下げた。
半面、関西電が上伸し、大林組はしっかり。ソフトバンクG、ファーストリテが強含み、NTTドコモは高い。東芝が買われ、三菱電、コマツは堅調。アルプスは大幅高。
大林組など建設株も堅調。新型ゲーム機「ニンテンドー スイッチ」の販売が好調な任天堂が反発した。今期営業利益が過去最高になるとの見通しを示したアルプスが買われた。
東証2部指数は前日比49.66ポイント安の5753.31ポイントと4日ぶり反落した。値上がり銘柄数は191、値下がり銘柄数は225となった。
個別では、マナック、ラオックス、あかつき本社が年初来安値を更新。大興電子通信、広栄化学工業、シャープ、セブン工業が売られた。
一方、トリニティ工業がストップ高。セメダインは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、SYSKEN、パシフィックネット、ハブ、ラクト・ジャパンなど16銘柄は年初来高値を更新。ジー・スリーホールディングス、ASTI、日本システム技術、エス・ディー・エス バイオテックが買われた。
04月28日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続伸、利益確定売りと押し目買いが交錯
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら4日続伸した。終値は前日比1円28銭高い2978円55銭だった。
決算発表シーズンが本格化し、今期の増益見通しや自社株買い、増配を発表した銘柄が買いを集めた。半面、東証1部の主力銘柄の決算に絡む売買が増える中で中小型株には資金が向きにくく、ジャスダック平均は一時下げに転じる場面もあった。
利益確定売りと押し目買いが交錯する形で、まちまちの値動きだった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で428億円、売買高は5652万株だった。値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は345となった。
個別では、UEXが一時ストップ高と値を飛ばした。美樹工業、プラップジャパン、エスプール、プラマテルズ、内外テックなど24銘柄は年初来高値を更新。ネクスグループ、ケアサービス、山陽百貨店、メイコー、桂川電機が買われた。
一方、市進ホールディングスが年初来安値を更新。ウェッジホールディングス、日本テレホン、フォーサイド、ユークス、ラクオリア創薬が売られた。
04月28日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=4日ぶり反落、方向感の定まらない値動き
・・・続き
東証マザーズ指数は4日ぶりに反落した。終値は前日比2.84ポイント安い1030.46だった。
方向感の定まらない値動きだった。値上がり銘柄数は84、値下がり銘柄数は146となった。
個別では、トレンダーズ、農業総合研究所、ジーエヌアイグループ、夢展望、GMO TECHが売られた。
一方、テモナがストップ高。キャンバスは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、インタースペース、アライドアーキテクツ、ディジタルメディアプロフェッショナル、グレイステクノロジーが買われた。
04月28日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[3777]ジオネクスト
[4563]アンジェスMG
04月28日 市場ニュース
<個別銘柄NEWS>
アンジェス MG <4563>
高血圧DNAワクチン開発に頼もしい臨床結果が米有力医学誌に掲載される
・・・続き
■虚血性脳梗塞の予防薬、治療薬になる可能性を示唆
アンジェス MG<4563>(東マ)は28日、産学連携の研究開発に対する同社の寄付講座である東京大学の研究グループの高血圧ペプチドワクチンに関する論文が米国の有力な医学誌「Stroke」に掲載されたと発表した。
発表によると、同社は、東京大学医学部附属病院(以下、東大病院)に産学連携の拠点として設置されている「22世紀医療センター」に寄付講座を設け、遺伝子治療薬や核酸医薬など、遺伝子医薬の開発とその臨床研究を推進している。このたび、同寄付講座である先端臨床医学開発講座の若山幸示特任助教のもとで実施された高血圧ペプチドワクチンに関する論文が、著名な米国医学雑誌Stroke(2017;48:1362−1368)に掲載された。
論文では、血圧を上昇させる作用をもつアンジオテンシン2に対するペプチドワクチンを投与したラットに脳梗塞を起こすと、ワクチン投与により産生されたアンジオテンシン2に対する抗体の働きにより、脳虚血状態において抗酸化効果を通して脳神経が保護されることが報告されている。これらの結果はアンジオテンシン2ペプチドワクチンが虚血性脳梗塞の予防薬、治療薬になる可能性を示唆するものとなった。
同社では、アンジオテンシン2に対する抗体を体内で作り出し、その働きを抑えることで高血圧を治療することを目的とした高血圧DNAワクチンの開発を進めている。今回の結果は、アンジオテンシン2ペプチドワクチンが高血圧や心筋梗塞による心機能障害に加え、虚血性脳梗塞の治療にも有効であることを示唆したという。
[PDFデータ]
高血圧DNA ワクチンが虚血性脳梗塞(脳卒中)にも有効であることを示唆 当社寄付講座である東京大学の研究グループが米国Stroke 誌に論文発表
04月28日 アフターランチ
「信用期日」
昨年11月のトランプ選挙は9日。
半年経過した信用期日は11月8日。
・・・続き
11月9日に日経平均は16111円まで下落していたから売り方は約3000円担がれている。
この週(11日)信用売り残は前週比318億円増加し7522億円。
翌週(18日)はさらに1133億円増加し8655億円。
12月16日の週には9898億円まで増加した。
その後下がってはいるのでいくらかは買い戻せたにしても直近は8437億円。
この踏みがあるとすれば連休のハザマもまた楽しからずやになるのかも知れない。
因みに昨年2月12日14952円までの下落の期日は8月11日。
日経平均は14952円→16919円。
上昇幅は約2000円。
昨年6月24日14952円までの下落の期日は12月24日。
日経平均は14952円→19427円。
上昇幅は約4500円。
3匹目の泥鰌になるとすると日経平均は16111円→約3000円の上昇。
経済産業省が発表した3月鉱工業生産指数速報。
前月比2.1%低下で着地した。
市場予測の0.8%低下をやや下回っての着地。
年初に増産となった半導体製造装置の反動減が大きめとなったのが主因という。
1〜3月では前期比0.1%上昇。
かろうじて何とか4四半期連続での増産となった。
3月に生産低下した業種は半導体製造装置を中心にはん用・生産用・業務用機械工業、
メモリやCCDなどの電子部品・デバイス工業、
小型乗用車を中心に輸送機械工業など。
一方、上昇はパルプ・紙・紙加工品工業、情報通信機械工業、非鉄金属工業など。
生産予測指数は4月が前月比8.9%の大幅上昇の見通し。
業種別生産計画では輸送機器、電子部品・デバイス、はん用・生産用・業務用機械が2ケタの増産見通し。
5月の予測指数は同3.7%の低下。
それでも4、5月見通しを前提とすると、4〜6月期も前期比6.6%の大幅上昇見通し。
企業の生産計画はまさに「強気」。
気になるのは今夜の米GDP速報値。
市場予想は前期比年率1.2%増。
昨年10〜12月期の2.1増からは大幅に減速する見通し。
背景は天候要因や所得税還付の遅れなどによる一時的なもの。
4〜6月期以降は持ち直すとの見方が多いという。
日曜日発表される中国の4月の製造業PMIは特に問題なく通過の見通し。
昨日のストボのまっ茶さんのメルマガ。
↓
●つぶ貝の謎解き
昨日の夕方、事務所でデスクワークをしていた時、
櫻井キャスターの携帯からメールが届いた。
「帰宅後、ストボジャンパーを着てスーパーへ行ったら40代男性から
『櫻井さん?』と声をかけられてしまった。」
という2行程の短いメール。
思わぬ所で不意を衝かれ、動揺している様を想像してしまいました。
ストボジャンパーは紺色。
背中に黒色、胸元に小さく白色でストボのロゴが入っていますが、あまり目立ちません。
ジャンパーが原因で発見されたのではないと考えます。
視聴者の方なら、顔を見れば櫻井さんだと気付くはずです。きっと。
テレビと実物、同じですから。
「松井証券CMの最後で注文している『つぶ貝2つ』は何か意味があるのですか?」
「証券用語なのですか?」といった質問を複数の視聴者さんから頂いていました。
キャスター陣も私も「謎だなー。」とモヤモヤしておりましたが、
25日の【今日の株式 明日の株式】でスッキリ!モヤが晴れました。
答えてくださったのはゲストの松井証券 窪田朋一郎さん。
気になっている方は動画(後半)でご確認くださいませ。
↓ 【2017/04/25 今日の株式 明日の株式】
https://www.youtube.com/watch?v=WQQ8Rb3q04A
スケジュールを見てみると・・・
1日(月):米ISM製造業景況感
2日(火):マネタリーベース、日銀金融決定会合要旨、米FOMC(〜3日)、ユーロ圏失業率
3日(水):憲法記念日で休場、米ADP雇用レポート、ISM非製造業景況感、ユーロ圏GDP
4日(木):みどりの日で休場、ADB年次総会(横浜)、米貿易収支、製造業受注
5日(金):こどもの日で休場、米雇用統計、消費者信用残高
【5月】
1日(月)ロンドン市場休場(メイ・バンク・ホリデー)、
2日(火)FOMC(〜3日)
3日(水)東京休場、ECB理事会、ユーロ圏GDP速報値、水星順行開始
4日(木)みどりの日で休場、ADB年次総会(〜7日、横浜)
5日(金)こどもの日で休場
9日(火)変化日
10日(水)世界経済フォーラムASEAN会議(プノンペン〜12日)
11日(木)G7財務相・中央銀行総裁会議(イタリア・バリ〜13日)満月
12日(金)SQ
15日(月)変化日
17日(水)ECB理事会、上げの特異日
19日(金)イラン大統領選、変化日
25日(木)OPEC総会(ウィーン)
26日(金)G7首脳会議(イタリア・タオルミーナ〜27日)、変化日
27日(土)ラマダン入り
29日(月)NY休場(メモリアルデー)、ロンドン休場(スプリング・バンク・ホリデー)
(櫻井)。
04月28日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小幅な値動き
・・・続き
午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比35円23銭安の1万9216円64銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小幅な値動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、3.24ポイント安の1533.43で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
決算を手掛かりとした個別物色のほか、テーマ性のある中小型株の一角に値幅取り狙いの資金が向かっている。
決算発表の第1弾ピークとなること。足元の決算は概ね良好に映るが、やはり結果を見極めたいだろう。そして大型連休に入るため、積極的な売買は手控えられやすいだろう。
ランチバスケットは380億円、差し引き10億円の売り越しとの観測。
04月28日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=38円安と小幅続落、週末前に利益確定売り
28日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
午前の終値は前日比38円78銭安の1万9213円09銭だった。大型連休を控えた持ち高調整の売りがやや優勢で、外国為替市場の円安・ドル高の一服も重荷となった。
市場からは「連休控えで、きょうは主要企業決算のピークでもあり、ポジションは取りづらい。これまでの上昇で、さすがに上値が重くなってきたが、きょうの下げ幅を見る限りでは粘り強いと言える。業績見通しは保守的なものになるだろうが、それを織り込みつつ、米国株動向をにらみながら、戻りを試す可能性がある」との声が聞かれた。
トヨタ系列各社の決算が材料視されそうだ。トランプ米政権下でどういった業績見通しを出してくるか注目したい。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に続落した。
東証1部の出来高は9億862万株、売買代金は1兆1522億円。騰落銘柄数は値上がり730銘柄、値下がり1158銘柄、変わらず126銘柄。
個別では、東芝を巡る損失で前期下方修正と伝わった三井住友トラなど銀行株が軟調だった。18年3月期は連結営業利益51.8%増を見込むも市場コンセンサスを下回ったデクセリアルが大幅安。18年3月期は連結営業利益24.7%減を見込む東光高岳や、邦チタ、オムロンなどの下げも目立った。
18年3月期の見通しが市場期待に届かなかったアドテストが大幅安。アドテストの下落を受け、東エレクや信越化も下げた。17年3月期の連結決算で純利益が前の期比82%増だった野村が下げた。
一方、今期増配を発表したNTTドコモが上昇した。任天堂が買われた。NTTやソフトバンクも高い。3期ぶり過去最高の営業益を発表したアルプスが上げ、コマツが堅調。JR九州やキーエンスも高い。デンソーとの資本業務提携を発表しイビデンは年初来高値を更新した。
第2四半期の単体業績予想を上方修正したアイビーシーが一時ストップ高。フタバ、アンリツ、ネットワンなどの上げも目立った。
東証2部株価指数は前日比7.87ポイント安の5795.10ポイントと4日ぶり反落。値上がり銘柄数は202、値下がり銘柄数は190となった。
個別ではラオックス、あかつき本社が年初来安値を更新。大興電子通信、広栄化学工業、川上塗料、フライトホールディングス、キーウェアソリューションズが売られた。
一方、セメダインが一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、SYSKEN、パシフィックネット、日本ピグメント、エス・ディー・エス バイオテックなど13銘柄は年初来高値を更新。ジー・スリーホールディングス、ASTI、ウェルス・マネジメント、ファインシンター、東京自働機械製作所は値上がり率上位に買われた。
04月28日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日続伸、前引け上げ幅を縮める
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。午前終値は前日比2円高の2979円27銭となった。J・TECなど好調な決算を発表した銘柄に買いが入り、株価指数を押し上げた。ただ前日まで続伸していた銘柄には利益確定売りが膨らみ、前引けにかけて上げ幅を縮めた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で246億円、売買高は3248万株。値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は296となった。
個別では、UEXが一時ストップ高と値を飛ばした。美樹工業、プラップジャパン、エスプール、プラマテルズ、三ツ知など20銘柄は年初来高値を更新。ヒーハイスト精工、オリコン、山陽百貨店、文教堂グループホールディングス、ネクスグループが買われた。
一方、市進ホールディングスが年初来安値を更新。野村マイクロ・サイエンス、ウェッジホールディングス、アエリア、フォーサイド、ナガオカは値下がり率上位に売られた
04月28日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日ぶり反落、利益確定売り
・・・続き
東証マザーズ指数は4日ぶりに反落した。午前終値は前日比0.79ポイント安の1032.51だった。値上がり銘柄数は80、値下がり銘柄数は147となった。
個別では、トレンダーズ、農業総合研究所、GMO TECH、JMC、イノベーションが売られた。
一方、テモナが一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、インタースペース、ティーケーピー、GMOリサーチ、アライドアーキテクツなど6銘柄は年初来高値を更新。ディジタルメディアプロフェッショナル、アセンテック、グレイステクノロジー、インターネットインフィニティが買われた。
04月28日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 安値で小動き、大型連休前に利益確定売り優勢
[10時の概況]
28日10時現在の日経平均株価は前日比21円63円安の1万9230円24銭で推移。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウが小幅反発したが上値は重く、大型連休前の東京市場では日経平均が前日こそ上昇一服となったものの、直近5日間で820円強の上昇をみせていることもあって利益確定の動きが優勢になっている。
日本の連休中に海外で主要な経済指標の発表を控えており、持ち高調整の売りが出やすい。足元の相場の上値の重さを嫌気し、「国内機関投資家などから小口の売りが出始めている」という。
外国為替市場で円相場は1ドル=111円台前半の水準を維持。株式相場の下値不安の後退につながっている。前週に株価指数先物を売っていた海外ヘッジファンドなどの買い戻しが続いていることもあり、指数を支えている。業績や収益見通しを手がかりに個別銘柄を買う動きも目立つ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7141億円、売買高は5億9290万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1154と全体の58%を占めた。値上がりは677、変わらずは168だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もやや下げ幅を広げている。
業種別では33業種中10業種が値上がり。1位は情報・通信で、以下、その他製品、空運、鉄鋼と続く。値下がり上位には証券・商品、銀行、食料が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は13.92円の押し下げでアドテストがトップ。以下、アステラスが11.22円、信越化が3.42円、ユニファミマが3.04円、東エレクが2.85円と続いている。
プラス寄与度トップはKDDIで、日経平均を19.50円押し上げている。次いでアルプスが6.08円、ソフトバンクが4.11円、ファストリが3.80円、セコムが2.70円と続く。
個別では、今期見通しが市場予想に届かなかったアドテストが引き続き安く、TDKが売りに押されている。アサヒやパナソニックは下落している。野村が下げに転じ、三菱UFJなど銀行株は引き続き軟調だ。
一方で、カプコンが急反発、今期経常は11%増の140億円、25期ぶり最高益も視野に入っている。
ファナックが上げに転じた。増配見通しを発表したNTTドコモに買いが続いている。KDDIやキーエンスが一段高。日立ハイテクは堅調だ。
フタバ産業が続急騰し年初来高値を更新した。同社は27日に決算を発表。17年3月期の連結経常利益が前の期比12倍の75.4億円と、従来予想の39億円を大幅に上回って着地したことが買い材料視されている。
東証2部株価指数は反落している。シャープとDACHDが下げ、セメダインとASTIが上げた。
225先物はJP・クレディ・HSBC・メリル・ソジェン・パリバ・アムロが買い越し。
野村・UBS・三菱・カブコムが売り越し。
TOPIX先物はJP・クレディ・モルスタ・GS・SBI・野村・UBSが買い越し。
三菱・ソジェン・バークレイズ・パリバ・アムロが売り越し。
外資系等はきんでん(1944)、協和キリン(4151)、野村総研(4307)、アドバンテスト(6857)、花王(4452)、ソニー(6758)、トリケミカル(4369)に注目。
テクニカル的には、L&M(2170)、テンプ(2181)、寿スピ(2222)、ヨコレイ(2874)、ダイワボウ(3107)、ジョイ本田(3191)、アルファ(3434)、ワコール(3591)、コーエーテクモ(3635)、ネクソン(3659)、ブロドリーフ(3673)、ガンホー(3765)、ショーケース(3909)、イビデン(4062)、扶桑化学(4368)、ADEKA(4401)、フューチャー(4722)、ソフトブレ(4779)、ISID(4812)、フルキャスト(4848)、アース(4985)、大特鋼(5471)、ノーリツ(5943)、三井海洋(6269)、日立建(6305)、椿本チ(6371)、ダイフク(6383)、不二越(6474)、オムロン(6645)、富士通(6702)、京三(6742)、日無線(6751)、Vテク(7717)、パラマウント(7817)、バンナム(7832)、日ユニシス(8056)、ユアサ商事(8074)、ゼビオ(8281)、東海運(9380)、UNEXT(9418)が動兆。
04月28日 カタリストコメント
「今日は陽線が欲しい日」
NY株式市場は反発した。
コムキャスト、フォードなどの好決算を背景に上昇。
・・・続き
NASDAQ総合指数は連日の過去最高値更新となった。
財源が示されていなかったトランプ政権の税制改革案。
ら実現可能性への期待外れ気味の諦念は払しょくされてはいない。
しかし市場の注目は企業決算戻った格好。
S&P500の第1四半期決算は12.4%増益になるとの見通しで日ごとに拡大してきた。
時間外取引では決算を受けてアマゾン、アルファベットが一時4%超の上昇となっている。
一方、マイクロソフトは第1四半期売上高が市場予想を下回り2%程度の下落。
米議会は週末の政府機関の閉鎖回避のために5月5日までの政府資金を手当て。
予算協議の期限を先延ばしにする方向。
月末を迎え機関投資家の債券買いの動きから国債価格は上昇。
新規失業保険申請件数は前週比1.4万件増の25.7万件だった。
市場予想の24.5万件は上回ったが4週移動平均は約2カ月ぶりの低水準に改善。
2週間以上手当てを受けている失業保険受給者の総数は2000年6月以来の低水準。
来週末発表予定の雇用統計での失業率はさらに低下する可能性が指摘されている。
ECBのドラギ総裁は「緩和縮小にはまだ障害がある」とコメント。
ユーロのイベントリスクは追加したと解釈された。
反落ながら値上がり銘柄数は1219。
新高値は104銘柄。
TOPIXは引け際にプラスに転じる場面もあり印象的には5日続伸の様相だった。
決算に一喜一憂展開の時期。
集中する決算発表をを消化する時間帯にはいってきた。
225先物大証夜間取引は日中比50円安の19240円。
ただ昨日日中終値は19290円まで現物の大引け後に跳ね上がった。
実質は現物終値19251円水準となる。
シカゴ225先物の高値は19305円。
ここをザラバに抜けることが上値追いの最低条件。
このところ先物現物の逆ザヤがようやく解消されてきているのは需給的な好材料だ。
上向いた25日線からのかい離はプラス2.37%。
75日線もまもなく上向きサポートになろう。
雲の上限19318円を抜ければ五月晴れの青空が広がっている。
「勝手雲」が5月11日に明確に白くねじれているのも明るい紙芝居。
ボリンジャのプラス2σ上向いて広がり19420円。
4月月足陽線基準は18983円だから月足陽線はほぼ達成している。
3日新甫で始まった4月は波乱はあったものの「終り良し」となろう。
昨日の紙芝居は酒田五法の「陽の陽はらみ」。
今日かぶせ線や十字線が出ると相場反転の印とされており、今日は陽線が欲しい日。
「4月は海外投資家が2001年以降16年連続で日本株買い越し。
ただし前半は弱い場面の年もあったから4月の第2週半ばまでは注意。
第1週〜第2週にかけて底値形成。
4月の最終週に向かってあげてくる傾向も・・・」という声があったのは4月7日。
第3週までの外国人投資家は3週連続の買い越し。
これで17年連続となった。
先週の買い越し額は2770億円。
昨年12月第1週の5625億円以来の買い越し幅となった。
2〜3月に1兆円以上を売り越しているからまだ買い戻したに過ぎないのだろう。
それにしても恐るべしの「アノマリー」である。
空売り比率は期初の4月3日に39.9%。
4月7日に45.3%と過去最高水準。
SQの4月14日に一度39.4%まで低下。
週明けの4月17に日経平均は安値を付けたが41.5%。
先週金曜に40.0%と微妙な水準に低下した。
今週は38.2→36.8→35.8→36.8%と見事に40%割れ。
過去のピークは2016年」6月9日の47.0%。
最近は4月6日の45.3%。
意外と反発タイミングを示してくれる指標である。
米国はICBM(大陸間弾道ミサイル)ミニットマンの発射実験を行ったとの報道。
カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地からの飛行距離は6759キロ。
マーシャル諸島にあるクエゼリン環礁の試験場に到達したという。
米国は「ミニットマン3」を450発以上保有。
1万3000キロを飛んで都市3カ所を同時に打撃できる多弾頭弾道ミサイルだという。
北朝鮮が長距離ミサイル(ロケット)を発射した昨年2月。
弾道ミサイル挑発直後の9月にもミニットマンを発射している。
そう考えると、どっちもどっちと言えないこともない。
3月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で着地。
有効求人倍率(季節調整値)は1.45倍と前月から上昇。
26年4カ月ぶりの高水準となった。
月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は99.8。
前年同月比0.2%上昇。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ピックルス(2925)・・・動兆
ピックルスに注目する。
同社は漬物業界1位。
セブン&アイ向け約3割。
キムチ、浅漬けなど「ご飯がススム」ブランド展開
全国の物流網や商品開発力に強み。
今2月期の連結営業利益は前期比77.0%増と大幅増益見通し。
(兜町カタリスト櫻井)
04月28日 為替市況コメント
【為替】ドルの上値は重いが、予想を下回る経済指標や株価の下げにも拘わらず111円は割れず
・・・続き
[概況]
米経済指標(新規失業保険申請件数、3月耐久財受注、3月卸売在庫)は予想を下回ったが為替市場には影響薄で、ECB理事会では予想通り金利が据え置きとなったが、ドラギ総裁が会見で「経済への下振れリスクは更に軽減した」と発言すると緩和縮小への期待からユーロは当日高値121.905円まで急騰した。
一方で総裁は「QEはインフレが持続的に上昇するまで継続」とし、更に「現時点では出口戦略についての継続的議論は必要ない」と発言した事からユーロは其の後一気に121円割れまで急落した。
ドルも発表された3月中古住宅販売成約指数の予想を上回る結果に当日高値111.610円まで上昇したが買いは続かず、株価の下げなどにNY市場中盤には当日安値111.045円まで下げ、ユーロも120.595円(当日安値)まで下落した。
しかしドルは111円を割れず最後は前日比+26銭高の111.260円で引け、ユーロは-7.5銭の120.945円で引けるなどマチマチな動きとなった。
大きなイベント(仏大統領選、北朝鮮の軍創設記念日、米税制改革案)を終えた一服感でこの日のドルの上下の変動幅は56.5銭に過ぎなかったが、ドルはまだ上昇力を維持していると見ている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月28日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ALSOK<2331>
介護施設向け水害対策支援を開始
■帝人<3401>
長繊維不織布の生産能力増強
■旭化成<3407>
殺菌用発光ダイオードの量産開始
■三井化学<4183>
触媒酵素を社外向けに供給
■NTT<9432>
映像・音声技術新会社を設立
■メタウォーター<9551>
カンボジアで省エネ設備供給
04月28日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月28日号
04月28日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
28日の東京株式市場は、もみ合いとなりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9000円−1万9400円を想定する。
来週の営業日は連休谷間の2日間に限定される上に、その間も休暇を取る投資家も多いことから、ポジション調整の売りが優勢となる場面もありそう。
ただ、直近の戻り相場で押し目がなかったことや、業績への期待感などから、調整局面では下値を拾う動きも見込まれる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比55円安の1万9235円。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り2130万株、買い2050万株で、差し引き80万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、その他金融、通信、建設、食品、商社、証券、サービスなど。買いセクターに、電機、サービス、小売、自動車、情報通信、機械、空運、金属など。
【好材料銘柄】
■アイビーシー <3920>
上期経常を2.6倍上方修正。
■イビデン <4062>
今期最終は黒字浮上へ。また、デンソー <6902> と資本業務提携。次世代自動車に対応した製品などを共同開発する。資本面ではデンソーを割当先とする自己株処分を行い、682万5900株(発行済み株式数の4.88%)を譲渡する。
■曙ブレーキ工業 <7238>
前期経常を75%上方修正。
■タカトリ <6338>
上期経常を一転黒字に上方修正。
■ASTI <6899>
前期経常を71%上方修正・10期ぶり最高益、未定だった配当は4円増配。
■UEX <9888>
前期経常を一転36%増益に上方修正、配当も3円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
28(金)
【国内】
3月失業率・有効求人倍率、家計調査、消費者物価指数(8:30)
3月商業動態統計、鉱工業生産(8:50)
3月住宅着工件数(14:00)
2年国債入札
《決算発表》
大東建、NSSOL、川崎船、デンソー、豊田織機、ゼオン、JPX、郵船、商船三井、トクヤマ、日新製鋼、三菱電、アイシン精、三菱倉、ジェイテクト、ガイシ、豊通商、トヨタ紡織、東亜合成、シャープ、東武、京王、東ガス、豊田合、関電工、M&A、山崎パン、キリンHD、サントリーBF、MonotaRO、セーレン、ガンホー、Aiming、信越化、大塚商、コーセー、日電硝、新日鉄住、神戸鋼、日立金、栗田工、富士通、エプソン、ソニー、村田製、マツダ、ホンダ、大和証G、JR東日本、JR西日本、ヤマトHD、JAL、ANA、関西電、中国電、九州電、SCSK、TOTO、リコー、東エレク、ヒロセ電、日東電、中部電、Jパワー、小林製薬、スタートトゥ、マブチ、SBI
【海外】
英1-3月期GDP(17:30)
米1-3月期GDP速報値(21:30)
米4月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
米国政府の暫定予算案の採択の期限
《米決算発表》
ゼネラル・モーターズ、エクソンモービル、シェブロン、ホスト・ホテル・アンド・リゾート、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー、キャボット・オイル&ガス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月27日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ6ドル高、小反発。 IT大手決算への期待が支え
・・・続き
27日のNYダウ工業株30種平均が小反発し、前日比6ドル24セント高の2万0981ドル33セントで終えた。
昨日の税制改革案が予想通りの内容となり、積極的な買いが手控えられたほか、原油相場の下落が嫌気され、上げ幅を縮小した。
27日は通常取引終了後にグーグル持ち株会社のアルファベット、インターネット小売りのアマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、インテルなどが四半期決算を発表した。好業績への期待感から、決算発表に先回りしてIT大手株に買いが入った。
ただダウ平均の上値は重かった。この日は金利低下で利ざや改善期待が後退し、金融株が下げた。原油先物相場がじり安基調になり、エネルギー株が売られたこともダウ平均には重荷になった。
ナスダック総合株価指数は反発し、同23.711ポイント高の6048.937と、2日ぶりに過去最高値を更新した。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や小売が上昇する一方で電気通信サービスやエネルギーが下落した。
決済サービスのペイパル(PYPL)やケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)は、決算内容が好感され、堅調推移した。アパレルのアンダーアーマー(UA)は一株損失が予想よりも小幅となり、大幅上昇。
決算が減益だった自動車のフォード・モーターが売られた。航空大手のアメリカン航空(AAL)は、予想を上回る決算を発表したものの、総額約10億ドルの賃上げを行う方針が嫌気され下落。同様に賃上げ圧力が強まるとの見方から競合のデルタ航空(DAL)やユナイテッド・コンチネンタル(UAL)など航空株に売りが広がった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,981.33+6.24
S&P500種
2,388.77+1.32
ナスダック
6,048.937+23.711
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅反発した。6月物は前日比60円高の1万9235円で引け、前日の大阪取引所の終値を55円下回った。企業の好決算を材料に米株が底堅く推移し、日経平均先物に追い風となった。この日の6月物高値は1万9305円、安値は1万9185円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19235 ( -55 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19255 ( -35 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7237.17(−51.55)
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ51.55ポイント安の7237.17で引けた。石油株の下げが指数に大きく影響し、構成銘柄の6割近くが下落した。
原油相場が下落していることから、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが売られた。鉱業株も安くなった。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコなどたばこ株も安くなった。
半面、銀行のロイズ・バンキング・グループは、四半期利益が市場予想を上回ったことが好感され上昇した。住宅建設株も高くなった。パーシモンは、今年の業績に自信を示したことが好感された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12443.79(−29.01)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比29.01ポイント安の12443.79だった。
四半期減収となったドイツ銀行が売られた。ミュンヘン再保険は大幅安。航空のルフトハンザも下落した。今年のコスト削減目標達成は難しいとの見通しを示したことなどが売り材料になった。
一方、四半期増収・増益を発表した医薬・農薬大手のバイエルは買われた。ドイツ取引所は、四半期増益と自社株買い戻しを発表したことが好感され上昇。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5271.70(−16.18
04月27日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
5日ぶり反落。直近の急ピッチのリバウンドに対する利益確定の流れが先行した。
・・・続き
前日までの4日間で850円も上げた反動も加わって終日マイナス圏での推移となった。
明日(28日)の東京株式市場は、ポジション調整の売りが警戒され、様子見気分が広がりそうだ。
大型連休入りを前にして持ち高を整理する動きが活発化することが予想されるため、利益確定の売りが優勢となり、日経平均株価は続落が予想される。
来週の営業日は連休谷間の2日間に限定される上に、その間も休暇を取る投資家も多いことから、いったん持ち高を減少させる姿勢が目立ちそうだ。
価格帯別出来高では1万9200-1万9500円処が一番積み上がりをみせているため、ここからが強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力が意識されてくるところである。ただ、レンジ下限での底堅さがみられており、押し目買い意欲は強そうだ。
04月27日 為替市況コメント
【為替】日銀金融政策決定会合は現状維持、米ドル円は反応薄い。
・・・続き
[概況]
27日、東京外国為替市場の米ドル円は111円台前半で小動きとなった。米国時間において、トランプ米大統領による税制改革案について、ほぼ市場に伝わっていた内容通りで、財源確保などの手立てが明確に示されなかったことなどから、米ドル円は111円付近まで弱含んだ。
本日、東京時間では日銀金融政策決定会合において現状の金融政策を維持。足元の景気は「緩やかな拡大に転じつつある」とし、景気判断では「拡大」の表現を使うのは2008年3月以来で、9年ぶりとなったが、為替市場の反応は極めて薄いものだった。
この後は、欧州中央銀行(ECB)理事会や米新規失業保険申請件数(予想:24万件 前回:24.4万件)、3月米耐久財受注【速報】(予想:前月比1.4% 前回:前月比1.8%)など複数、経済指標発表などが予定されている。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表基準線(110.165円)付近では下値のサポートとなるか注目をしたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月27日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=37円、小幅反落。米減税策に不透明感、利益を確定する売り
【大引け概況】
27日の日経平均株価は5営業日ぶりに小幅反落した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分11秒 容量:11.99M
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前日比37円56銭安の1万9251円87銭で終えた。トランプ米政権は26日に大型税制改革の基本方針を発表したが、財源確保が不十分で実現性や効果に不透明感が残った。前日の米株式相場が下落し、円安進行が一服したことから、利益を確定する売りに押された。
日経平均は前日までの4日間で850円超上昇したこともあり、戻り待ちの売りも出た。「海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家が売った一方、一部の海外機関投資家が下値を拾う動きもみられた」という。キヤノンなどの好業績銘柄には買いが入り、下値は限定的だった。
昨日から開かれていた日銀の金融政策決定会合は、現在の金融政策の維持を決定、大方の市場関係者の予想通りだった。また、東証株価指数(TOPIX)を構成する銘柄の定期入れ替えに伴い、機関投資家による投資配分比率を調整する売買が行われたが、大きな影響はなかった。
JPX日経インデックス400は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比16.25ポイント安の1万3747.44だった。TOPIXも6営業日ぶりに反落し、0.74ポイント安の1536.67で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4554億円。売買高は19億7020万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は672と、全体の33.3%を占めた。値上がりは1219、変わらずは125銘柄だった。
個別銘柄では、任天堂が大きく反落し、トヨタ、日産自が下押した。前日に2018年3月期の連結営業利益が2期連続で減益となりそうだと発表したヤフーが9%超下落した。ルネサスや楽天の下げも大きかった。アステラスや三菱重が安い。
ファナック、ファーストリテの値がさ株が売られ、ヤフー、NTT、LINEが甘く、積ハウスが売られた。
一方、17年12月期の業績見通しを上方修正したキヤノンが3%あまり上昇した。富士通やアサヒの上げも目立った。クボタや東レが買われた。ソフトバンクG、東芝、三菱UFJが買われ、セブン&アイやダイキン、富士フイルムやキリンHDが高い。
東証2部株価指数は前日比12.55ポイント高の5802.97ポイントと3日続伸した。
東証2部指数値上がり銘柄数は259、値下がり銘柄数は172となった。
個別では、セメダイン、JMACSがストップ高。扶桑電通は一時ストップ高と値を飛ばした。ジャパン・フード&リカー・アライアンス、ダイナック、パシフィックネット、ラクト・ジャパン、日本坩堝、ジェコー、富士古河E&C、ダイベアが買われた。
一方、ラオックスが年初来安値を更新。富士通コンポーネント、富士通フロンテック、ぷらっとホーム、東京自働機械製作所、昭和化学工業が売られた。
04月27日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続伸、好材料が出た中小型株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比12円36銭高い2977円27銭だった。好材料が出た中小型株に個人投資家の資金が向かった。最近上場した値動きの軽い新規株式公開(IPO)銘柄を買う動きも目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で398億円、売買高は5180万株だった。値上がり銘柄数は404、値下がり銘柄数は226となった。
個別では、ケアサービス、ナガオカがストップ高。ウェッジホールディングス、オールアバウト、野村マイクロ・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。
今期の増益見通しを発表したインフォコムが高く、3月下旬に上場した音楽用電子機器のズームが上昇。ゲームのアエリアやバイオ医薬品のラクオリアが高かった。
半面、パレモ、創通が年初来安値を更新。メディシノバ・インク、Nuts、ネット広告代理店のセプテニHDやパチスロのユニバーサルは下落した。
04月27日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=指数は3日続伸、チェンジがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比12.30ポイント高の1033.30だった。
東京市場全体が利益確定売り先行で弱含むなか、新興市場の復調地合いは継続した。
値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は58となった。
個別ではチェンジがストップ高。農業総合研究所、ソケッツ、イノベーションは一時ストップ高と値を飛ばした。
バイオ医薬品のソレイジアが上昇。時価総額の大きいゲームのアカツキやミクシィが上げ、指数を押し上げた。ミクシィは連日で年初来高値を付けた。一方、25日上場の情報セキュリティサービスのアセンテックやバイオ医薬品のそーせいが下落した。夢展望、ユーザーローカル、ロコンド、ユーザベース、サンバイオなども売られた。
04月27日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比39円07銭安の1万9250円36銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.10ポイント安の1536.31で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
午後は日銀のETF買い入れへの思惑等もあり、引き続き底堅さが意識される相場展開になりそうだ。値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取りが中心になりそうである。
日経平均は、75日線や一目均衡表の雲下限を上回っての推移が続いているほか、陽線形成であり、押し目買い意欲は強そうである。
ランチバスケットは32件、514.7億円。差し引き50億円の売り越しとの観測。
04月27日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[6264]マルマエ
[8095]イワキ
04月27日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落 45円安、米減税策に不透明感
27日の日経平均株価は反落した。
・・・続き
午前の終値は前日比45円67銭安の1万9243円76銭だった。米減税案の実効性が疑問視され、前日の米株式相場が下落した流れを引き継いだ。
日経平均も下落で始まったが、寄り付き付近を大底に、再び円が弱含むにつれて下げ渋りに転じた。
市場には「26日まで日経平均が4営業日連続で続伸しただけに反動が出ている」との声が多い。もっとも、「日銀金融政策決定会合後の黒田総裁会見を見たい」との指摘もあり、午後も小安い水準でのもみ合いが続きそうだ。
JPX日経インデックス400も反落した。
東証株価指数(TOPIX)は1.37ポイント安の1536.04と小反落した。
出来高は9億1187万株。東証1部の値下がり銘柄数は740と、全体の36.7%にとどまった。値上がりは1121、変わらずは153銘柄だった。
証券商品先物、保険業、電気・ガス業が安い。半面、繊維製品や化学は高い。
個別では、前日に2018年3月期の連結営業利益が2期連続で減益となりそうだと発表したヤフーが大幅安。ルネサスや楽天、三菱重の下げも目立った。東芝や大ガスが下落した。ソフトバンクグループが軟調、コンコルディやファナックが安く、ファストリや日産自も売られた。LINE、日立国際電気も値を下げた。
一方、17年12月期の業績見通しを上方修正したキヤノンが大幅高。アサヒや富士通が上昇した。富士フイルムやセブン&アイが高く、信越化学工業、ソニーやマツダが買われた。
トクヤマが物色人気となり、富士通ゼネラル、昭和電工も買われた。
東証2部指数は前日比0.26ポイント高の5790.68ポイントと3日続伸した。
値上がり銘柄数は214、値下がり銘柄数は174となった。
個別では、扶桑電通が一時ストップ高と値を飛ばした。ダイナック、パシフィックネット、ラクト・ジャパン、JMACS、ウェルス・マネジメント、ジェコーが買われた。
一方、富士通コンポーネント、広栄化学工業、ぷらっとホーム、森尾電機、プレミアムウォーターホールディングス下が売られた。
04月27日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日続伸、新興市場の中小型株を物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比5円06銭高い2969円97銭となった。東証1部の主力株が下げるなか、個人投資家を中心に新興市場の中小型株が物色された。当面、新規株式公開(IPO)が予定されていないため、ソレイジアやTKPなど最近上場した銘柄に資金が向かいやすかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で229億円、売買高は3217万株。
値上がり銘柄数は345、値下がり銘柄数は229となった。
個別では、野村マイクロ・サイエンスがストップ高。ウェッジホールディングス、ケアサービス、オールアバウトは一時ストップ高と値を飛ばした。サニーサイドアップ、エスプール、クラスターテクノロジー、ミクロン精密、多摩川ホールディングス、内外テック、マツモト、アミタホールディングスが買われた。
一方、パレモ、創通が年初来安値を更新。メディシノバ・インク、Nuts、ミズホメディー、セプテーニ・ホールディングス、パウダーテックが売られた。
04月27日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=指数は3日続伸、農業総研がS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比7.36ポイント高い1028.36だった。
時価総額の大きいミクシィが連日で年初来高値を付け、指数を押し上げた。
値上がり銘柄数は130、値下がり銘柄数は99となった。
個別では、農業総合研究所がストップ高。ソケッツ、イノベーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、インタースペース、ティーケーピー、ピーバンドットコム、アカツキ、オウチーノが買われた。
一方、25日に上場したアセンテックは下落。夢展望、スタジオアタオ、サイジニア、シンプロメンテ、ユーザベースが売られた。
04月27日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 50円安、下げ幅縮小、日銀会合控え様子見
[10時の概況]
27日10時現在の日経平均株価は前日比50円41銭安の1万9239円02銭で推移している。
・・・続き
前日の欧州株は総じて堅調だったもののNYダウなど主要指数が上昇一服となった。
注目されたトランプ政権の税制改革案は法人税率の35%から15%への引き下げなど事前の想定に沿った内容にとどまりサプライズに乏しく、財源が不透明な点などに課題を残した。東京株式市場では前日までの4日間で日経平均株価が850円を超える上昇をみせており、目先利益確定の売り圧力が意識されている。
正午ごろに日銀の金融政策決定会合の結果発表が予定され、積極的な売買を見送る動きが強まっている。
「海外ヘッジファンドの売りが出た一方、一部の海外機関投資家が押し目買いを入れている」との声が聞かれた。もっとも、日銀会合の結果発表を前に小口の売買にとどまるとも話していた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を縮小した。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6279億円、売買高は5億6366万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は754と、全体の37.4%を占めた。値上がりは1090、変わらずは170銘柄だった。
業種別では33業種中11業種が値上がり。1位は繊維で、以下、化学、小売、パルプ・紙と続く。値下がり上位には証券・商品、石油・石炭、電気・ガスが並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は18.82円の押し下げでファナックがトップ。以下、ファストリが17.49円、ソフトバンクが6.96円、楽天が2.03円と続いている。
プラス寄与度トップはキヤノンで、日経平均を5.48円押し上げている。次いで日立建機が2.89円、信越化が2.21円、アサヒが2.17円と続く。
個別では、大ガスやファナックが下げ幅を広げた。ファストリや東ガス、ANAHDも一段安となった。
一方、アマノが決算を発表、今期経常は4%増で3期連続最高益の見通しとなったことで大幅上昇、2017年12月期の純利益見通しを上方修正したキヤノンも一段高。東レやマツダ、京セラも小幅に上げ幅を広げた。
東証2部株価指数は続伸。DACHDと朝日インテクが上げ、シャープと技研製が下げた。
225先物はクレディ・HSBC・メリル・モルスタ・GS・JPが買い越し。
野村・三菱・シティ・大和・SBI・UBS・アムロ・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はシティ・ドイツ・メリル・GS・野村が買い越し。
パリバ・日興・大和・アムロが売り越し。
外資系等はダイフク(6383)、ドトール(3087)、京セラ(6971)、キャノン(7751)、ホシザキ(6465)、オービック(4684)、昭和電(4004)、安川電(6506)、TKP(3479)に注目。
テクニカル的にはホクリョウ(1384)、ファーストコーポ(1430)、大成建(1801)、世紀東急(2898)、ヤクルト(2267)、ディップ(2379)、カゴメ(2811)、グンゼ(3002)、あい(3076)、APC(3175)、三洋貿易(3176)、シュッピン(3179)、セーレン(3569)、エイチーム(3662)、テクマト(3762)、昭和電(4004)、クレハ(4023)、信越(4063)、三菱ガス(4182)、三井化学(4183)、JSR(4185)、三菱ケミ(4188)、住友ベ(4203)、積水樹(4212)、日立化成(4217)、ダイキアク(4245)、ツムラ(4540)、サカタイン(4633)、ヤフー(4689)、総合メディ(4775)、コーセー(4922)、日農薬(4997)、洋ゴム(5105)、BS(5108)、オカモト(5122)、有沢(5208)、三井金(5706)、フジクラ(5803)、中発条(5992)、三浦工(6005)、エラン(6099)、DMG森(6141)、ナブテスコ(6268)、シンコウ工(6458)、TPR(6463)、ツバキナカ(6464)、ミネベアミツ(6479)、キッツ(6498)、マキタ(6586)、信号(6741)、ファナック(6954)、京セラ(6971)、IHI(7013)、NOK(7240)、ショーワ(7274)、シークス(7613)、スクリン(7735)、キャノン電(7739)、大日印(7912)、山善(8051)、兼松エレ(8096)、ユニチャーム(8113)、サンワテク(8137)、東陽テク(8151)、コメリ(8218)、PALTAC(8283)、地銀、スターツ(8850)、DTS(9682)、ミロク情報(9928)が動兆。
04月27日 カタリストコメント
「邯鄲の夢」
NY株式市場は3日ぶりの小幅反落。
あれだけ期待した税制改革案が発表された。
・・・続き
しかしお得意の「知ったらおしまい」の出尽くし感と通過感という印象。
「実現性に問題アリ」という発想はオバマケア改正法案からの連想だろう。
税制改革案では「公的企業の法人税税率を現行の35%から15%に引き下げ。
小規模な事業や個人事業主を含むパススルー事業への最高税率については、
現行の39.6%から15%に引き下げ。
海外還流利益の税率については、現行の35%から大幅に引き下げることを検討」。
「米企業は現在約2兆6000億ドルの利益を海外に滞留させている。
こうした資金は米国に還流されない限り課税はできない。
還流で歳入が一時的に押し上げられ、インフラ投資の原資に回せる。
ここは民主党の支持を得られる可能性がある」という声も聞こえる。
期待外れ感から債券は上昇。
為替もドル安円高に振れた。
連邦政府暫定予算期限は28日。
「政府機関閉鎖の回避に向け下院が期間1週間のつなぎ予算を近く検討する可能性がある」。
そんな指摘も登場した。
一時的に材料視されたのかも知れない。
ただ「イロハのイ」である企業業績は好調継続。
「S&P500の前年比増益率は15%に届く可能性がある」という楽観論も聞かれる。
欧州のリスクは低下しており株式市場は続伸。
背景は市場予想を上回る企業決算。
フランスのCAC40指数は0.19%上昇。
9年ぶりの高値をつけた。
独DAX指数は6日続伸で史上最高値更新を継続。
今年初の4日続伸は高値引けのおまけつき。
しかも4日連続で3ケタ(合計約858円)の上昇。
4月17日の安値18224円からは1000円以上の上昇幅となった。
「海外要因で高寄り→そこからさらに買われる動きで大引けまでじり高の展開は強い相場」。
こういう声が聞こえる。
3月27日以降約1か月下回っていた75日線(19098円)も上回った。
もっとも・・・。
連日の大幅高を続けてきたNY株式はトランプ大統領の減税案が期待外れ感を伴ったと解釈され反落。
期日を守って案を提出したのに「実行への不安」という解釈。
巻き戻し勢力の抵抗と見る向きも少なくはない。
225先物大証夜間取引終値は日中比110円安の19170円。
やや後退感を伴った昨夜の余韻となった。
ただドル円は111円台をキープしており、売り叩きに動くという形勢ではなかろう。
シカゴ225先物高値は19325円だったので上がない訳ではない。
日銀金融政策決定会合がサプライズになる理由もなく「ここでチョット一休み」という動きだろう。
25日線(18800円)からのかい離はプラス2.6%。
4%プラスかい離で19552円だから抵抗地帯でもある。
騰落レシオも100.33%。
新高値は60→106銘柄と増加した。
ボリンジャのプラス1σが19099円、プラス2σが19398円。
すこし広がりを見せてきた紙芝居には多少期待したいところ。
一目均衡の雲の中にすっぽり入った格好だが雲の上限は19379円。
雲の下限は19158円。
5月15日には黒くねじれている。
勝手雲は既に一昨日に上抜け青空が広がった格好。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲10.703%。
買い方は▲6.545%と差が拡大。
Quick調査の信用評価損率も▲9.17%と6週ぶりに改善した。
4月21日時点の裁定買い残は1374億円減少し1兆4236億円。
5週連続の減少で1.5兆円を割れて邪魔にならない水準。
前週811億円まで減少した売り残は730億円増加し1541億円。
後講釈的には売り残のボトムが株価の底打ちだったと言える。
日経VIも15.04まで低下した。
日経平均採用銘柄のPERは16.11倍でEPSは1197円。
もう一歩と見るか、一休みと見るかの分岐点の木曜日。
TOPIXの6日続伸くらいはあってもいいところ。
因果応報、輪廻転生、永劫回帰。
どうもシックリ来ない。
盛者必衰、諸行無常、生者必滅、会者定離。
邯鄲の夢、 一炊の夢、世間虚仮、栄枯盛衰。
上がった株はいつかは下がるし、下げた株もいつかは上がる。
そう考えれば大切なのは直観的経験的な「見極め」。
あるいは相場の息使いを感じること。
これだけはAIも叶わないだろう。
毀誉褒貶というのは洋の東西を問わないようである。
フランス大統領選で1位になったマクロン候補。
著名ビストロ「ラ・ロトンド」で祝勝会を行ったことを批判されている。
マクロン氏と争うルペン党首。
「彼がすでに勝った気でいるのを全国民が目撃した。
民主主義や投票者を軽んじている」と非難。
与党・社会党カンバデリス第1書記も「終わったことと誤解しているが、終わっていない」。
脇の甘さも洋の東西を問わない。
一方で安部首相。
昨夜は銀座のオーストリア料理「銀座はプスブルク」でJR東海名誉会長と産経新聞相談役。
ここに内閣情報官が参加。
時間にして約2時間と結構長かった。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アバント(3836)・・・動兆
アバントに注目する。
同社は連結経営・会計システムのパッケージソフト開発、販売・導入サービスなどが中核。
企業のIFRS、ガバナンス高度化は追い風。
カリフォルニア、ロンドンに販売・保守サポート拠点開設。
次のステージに期待。
(兜町カタリスト櫻井)
04月27日 為替市況コメント
【為替】米財政改革案発表後は材料出尽くしからドルは売られて反落
・・・続き
[概況]
北朝鮮リスクの後退や米政府による税制改革案発表に期待する買いにドルはNY市場序盤に111円台半ばを超え、NY株式市場も上昇で始まると中盤過ぎには当日高値111.785円まで上昇した。
しかしトランプ大統領の税制改革案はほぼ事前に市場に伝わっていた内容でサプライズが無かった為に、発表後は材料出尽くしによる知ったら終いといった感じの売りが優勢となった。
ドルはNY市場引け間際に当日安値110.860円まで下げ、ユーロも120.900円の安値を付けたが、最後ドルは111円丁度、ユーロも121.020円とそれぞれ大台を回復して引けた。大きな流れはまだドル高と見ており、下げたところは買いと考える。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月27日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■大林組<1802>
土木工事の生産性を2割向上へ AIなど活用
■ヤフー<4689>
ビッグデータ活用戦略を強化
■コニカミノルタ<4902>
欧州製造業向けにIoT提案本格化
■JFEHD<5411>
系列が汚泥焼却熱の発電システム開発
■DMG森精<6141>
中国で工作機械補修部品を拡充
■東芝<6502>
ヘリウムガス充填HDDを開発
04月27日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月27日号
04月27日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
27日の東京株式市場は、短期間に急上昇していることへの警戒感から、利益確定売りが先行する展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9000円−1万9400円を想定する。
日経平均は26日の上昇で今年に入り初めて4日続伸した。ただ、直近4日間で約850円強の上昇を演じているだけに、戻り待ちの売りに上値が重くなる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半で、円高一服感が薄れる動きとなっている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比105円安の1万9175円。日銀金融政策決定会合では、金融政策の現状維持との見方が多いもよう。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1330万株、買い1150万株で、差し引き180万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、機械、食品、薬品、サービス、小売、不動産、電機、証券、空運など。買いセクターに、電機、サービス、小売、機械、食品、銀行、海運、自動車、証券、不動産など。
【好材料銘柄】
■バリューコマース <2491>
上期経常を一転44%増益に上方修正。
■東洋機械金属 <6210>
前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は32%増益、前期配当を2円増額・今期は8円増配へ。
■オールアバウト <2454>
前期経常を93%上方修正・10期ぶり最高益、未定だった配当は1.5円増配。
■オリコン <4800>
前期経常を38%上方修正。
■ナガオカ <6239>
子会社の那賀日造設備がスクリーン・インターナル(石油関連プラントの内部装置)の大口受注を獲得。受注額は7.4億円。
【主な経済指標・スケジュール】
27(木)
【国内】
日銀政策金利発表
日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)
黒田日銀総裁会見
《決算発表》
松井証、ヒューリック、川重、大特鋼、アステラス薬、キッコーマン、積水化、大阪製鉄、日立キャピ、新明和、NSD、東海理化、きんでん、不二家、カワチ薬品、野村不HD、GMOペパ、協和キリン、NRI、栄研化、鳥居薬、サイバエージ、富士フイルム、ファンケル、デクセリアルス、JFEHD、邦チタニウム、GMOメディア、コマツ、アイチコーポ、富士電機、マキタ、東光高岳、JVCKW、NEC、アンリツ、アルプス、日立マクセル、アドバンテ、ファナック、日野自、信越ポリ、日ガス、野村HD、NECキャピ、JR東海、日立物、沖縄セルラー、NTTドコモ、東北電、北海電、カプコン、オムロン、イビデン、太平洋、パナホーム、コーエーテクモ、三菱総研、enish、OLC、キーエンス、任天堂、平和不、フタバ
【海外】
ECB定例理事会(ドラギ総裁会見)
安倍首相、ロシア訪問(〜4/28)
米3月耐久財受注
米3月製造業受注(21:30)
米3月中古住宅販売仮契約(23:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
ダウ・ケミカル、フォード・モーター、ユナイテッド・パーセル・サービス、インテル、アルファベット、スターバックス、マイクロソフト、エクセル・エナジー、CMEグループ、アメリカン・エレクトリック・パワー、サウスウェスト航空、インベスコ、アンダーアーマー、コムキャスト、ブリストル・マイヤーズ スクイブ、アメリカン航空グループ、ウエスタン・デジタル、アマゾン・ドット・コム、エクスペディア、ベリサイン、アフラック、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ、イーストマン・ケミカル
休場:南ア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月26日 【NY株/欧州株概況】
【市況】反落 ダウ21ドル安、利益確定売り優勢に
・・・続き
26日のNYダウ工業株30種平均は前日比21ドル03セント安の2万0975ドル09セントで3営業日ぶりに反落した。
朝方は税制改革案の発表を控えて小動き。複数の主要企業決算が堅調な内容となったが、連日の株価上昇を受けた利益確定の動きから、総じて上値の重い展開となった。
ムニューシン財務長官とコーン国家経済会議(NEC)委員長は26日の記者会見で連邦法人税率の35%から15%への引き下げなどを柱とする税制改革案を発表した。個人税制では7段階ある税率構造を3段階に簡素化し、最高税率も引き下げる。国境調整税は見送ったが、ほぼ事前の報道通りとなったため相場の反応は目立たなかった。
一部企業の収益への警戒感も指数を押し下げた。減収減益決算とあわせて17年6月期の売上高が前期を下回る可能性があるとの見通しを示した日用品のプロクター・アンド・ギャンブルが大幅安となり、1銘柄でダウ平均を15ドルあまり押し下げた。
ナスダック総合株価指数は前日比0.266ポイント安の6025.226で終えた。アップルやアルファベットに加え、マイクロソフトなどが売られた一方、アマゾン・ドット・コムなどが買われ、指数の下落幅は小幅だった。
セクター別では、電気通信サービスや消費者・サービスが上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や商業・専門サービスが下落した。
航空機のボーイング(BA)は決算内容が嫌気され、売られた。最終損益が赤字となった鉄鋼大手のUSスチール(X)は急落した。市場予想を上回る増収増益決算を発表した飲料のペプシコも下げた。個人税制が簡素化されるとの観測から税務申告代行のH&Rブロックも下落した。
一方、決算が市場予想ほど落ち込まなかった短文投稿サイトのツイッター(TWTR)が大幅高。売上高や1株利益が予想を上回った機械・航空機関連のユナイテッド・テクノロジーズも上昇した。中国政府が25日に外資系自動車メーカーの中国での合弁企業への出資規制を緩和すると発表したのを受けフォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)は買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,975.09−21.03
S&P500種
2,387.45−1.16
ナスダック
6,025.226−0.266
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は6営業日ぶりに反落した。6月物は前日比25円安の1万9175円で終え、大阪取引所の終値を105円下回った。
トランプ米政権が公表した大型税制改革の基本方針が詳細な内容に乏しかったため、好材料が出尽くしたとみた売りに押された。だが、朝方は円安や米株高を背景に上げる場面もあった。この日の6月物の安値は1万9155円、高値は1万9325円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19175 ( -105 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19200 ( -80 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7288.72(+13.08)
FTSE100種総合株価指数は3日続伸。前日終値に比べ13.08ポイント高の7288.72で引けた。金融株の上げが指数を押し上げ、構成銘柄の約6割が上昇した。午前に小動きが続いた後、小幅に上昇した。
金融株が買われた。スタンダードチャータード銀行は4%高。第1四半期の利益が前年同期に比べ2倍になったことが買い材料。
半面、医薬品株は下落した。四半期決算を発表した医薬品のグラクソ・スミスクラインの下げが目立った。第1四半期の金と銀の生産量を発表したフレスニージョも売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12472.80(+5.76)
ドイツ株式指数(DAX)は6営業日続伸。終値は前日比5.76ポイント高の12472.80と、小幅ながら連日で過去最高値を更新した。
ドイツ銀行と工業用ガスのリンデ、航空のルフトハンザが上昇。一方で、電力のエーオンと化学のBASFは下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5287.88(+10.00)
フランスの株価指数CAC40が5287.88と、前日に引き続きリーマン・ショック前の2008年1月以来の高値で終了した。
04月26日 マーケットコメント
04月26日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を3銘柄更新しました。
[4829]日本エンタープライズ
[2925]ピックルスコーポレーション
[6433]ヒーハイスト精工
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
26日の日経平均が大幅に4日続伸。
・・・続き
終値は前日比210円高の1万9289円で、先月21日以来、約5週間ぶりの高値をつけて引けた。日経平均の4連騰は今年初。
円相場も1ドル=111円台へ下落するなどリスクオンに近い状態が生まれている。日経平均はチャートの上でも75日移動平均線を上回り調整相場を脱してきた。
欧州政治リスク、北朝鮮の地政学リスクの後退も鮮明となり、素直に政策と好調な企業業績を買える状態に戻っている。
スケジュール的には来週に大型連休を控えており、そろそろ上昇ペースが鈍る展開も想定しておく局面だろう。
今年の高値は3月2日につけた1万9668円で、1万9500円より上は何度も戻り売りに押されている。とはいえ、リスクイベントを通過した後の急騰のため、北朝鮮が軍事行動を行うとか、仏大統領選でマクロン氏にスキャンダルが出て支持率が急落するとか、わかりやすい悪材料が出ない限りは、反動売りが出てきても、一時的なものになると考える。
あす(27日)の東京株式市場は、日経平均株価がきょうまでの4日続伸で合計858円と短期間に急上昇していることへの警戒感もある。
日経平均は、年初からもち合いが続いていたレンジに到達しているため、戻り待ちの売り圧力が次第に意識されてくるところでもある。
04月26日 為替市況コメント
【為替】米ドル円はリスク警戒への巻き戻し継続か。
・・・続き
[概況]
米ドル円はリスク警戒への巻き戻し継続か。
26日、東京外国為替市場の米ドル円は一時111.520円まで上昇し堅調となった。仏大統領選の第1回投票や、北朝鮮軍創立85周年記念などを終えて、米ドル円はリスク警戒などの巻き戻しが継続しているようだ。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は111.300円付近でやや上値が重い。この後、米国時間において、トランプ米大統領が税制改革案を公表する予定となっており、大統領選公約の実現のため、個人向け減税と法人税を15%に引き下げることを求める見通しだ。
代替財源の確保のめどが立つなど、現実性が高まる内容であれば、米ドルは更に上値余地が考えられそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月26日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=210円高、今年初の4日続伸、米税制改革案への期待で
【大引け概況】
26日の日経平均株価は4日続伸し、前日比210円10銭高の1万9289円43銭と3月24日以来の高値で取引を終えた。
・・・続き
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4日続伸は2016年12月6日〜16日の9日続伸以来、4カ月半ぶり。
東京市場は終始リスクオンの流れが続いた。北朝鮮を巡る地政学リスクに対する懸念がやや後退していることで買いが入りやすかった。
米国時間26日にトランプ米大統領が発表する予定の税制改革案への期待感から海外投資家が幅広い銘柄に買いを入れ、日経平均はこの日の高値で終了した。
25日のNYダウが大幅に上昇したことに加え、外国為替市場で円相場が1ドル=111円半ばまで下落し、主力企業には輸出採算の改善を期待した買いが入った。
午後に入り、日経平均は上値の重い展開が続いていたが、13時30分ごろから再び買いの勢いが強まり上げ幅を拡大した。
トランプ氏は26日に法人税率の15%への引き下げを盛り込むとされる税制改革案の公表を予定しており、期待感から海外投資家が買い入れた。
輸送用機器や銀行業、機械、海運といった景気敏感セクター中心に買われ、業種別TOPIXでは33業種すべてが上昇した。
JPX日経インデックス400は5日続伸した。終値は前日比166.92ポイント高の1万3763.69だった。東証株価指数(TOPIX)も5日続伸し、18.20ポイント高の1537.41で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆5099億円。売買高は20億3553万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1655と、全体の約8割を占めた。値下がりは294、変わらずは65銘柄だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループが売買代金トップで上値追い鮮明、市場予想を上回る17年1〜3月期決算を発表した米建機キャタピラーの大幅上昇を受け、同業のコマツや日立建機が上昇した。米税制改革で輸出を免税して輸入は課税を強化する「法人税の国境調整」は盛り込まれないと伝わり、米国への輸出への逆風が和らぐとの思惑からトヨタやSUBARUなど自動車が買われた。日立国際電気が大幅高、ブイ・テクノロジーも上昇した。キヤノン電子が急伸、IHI、昭和電工も大きく値を上げた。
半面、25日に17年3月期決算を発表した日電産は買い先行後、下落した。任天堂は利益確定売りに押され、NTTは年初来安値を更新した。塩野義や小野薬なども下落した。
石川製作所が値下がり率トップに売られ、シスメックス、スミダコーポレーションなどが大幅安。池上通信機、ロック・フィールドが下落したほか、ユアテックなども大きく値を下げた。
東証2部株価指数は前日比63.28ポイント高の5790.42ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は364、値下がり銘柄数は102となった。
個別では、セメダイン、JMACSがストップ高。広栄化学工業は一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、カワニシホールディングス、シャープと広栄化学が買われた。朝日
一方、誠建設工業、大丸エナウィンが年初来安値を更新。日本アビオニクス、川金ホールディングス、アゼアス、JFEコンテイナーが売られたインテクとADプラズマは下げた。
04月26日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、中小型株にも買い安心感が広がった
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比26円97銭高い2964円91銭だった。地政学リスクの後退による欧米株の上昇や円安・ドル高で東証1部の主力株が上昇。中小型株にも買い安心感が広がった。個別に好材料が出た銘柄も物色された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で472億円、売買高は6825万株だった。
値上がり銘柄数は535、値下がり銘柄数は122となった。
個別では、ケアサービス、野村マイクロ・サイエンスがストップ高。臨床治験の中間解析結果を公表したメディシノバが一時ストップ高と急伸した。ロングライフや平田機工、ラクオリアが上昇した。
半面、マツモトが年初来安値を更新。細谷火工、ベルグアー、重松製作所、アエリアやフォーサイド、テンポスは下落した。
04月26日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=指数は続伸、夢展望がS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比16.73ポイント高い1021.00だった。値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は42となった。
米国株高などを背景に東京市場全般が堅調な動きを続けており、市場では「指数への寄与度が大きい銘柄への資金流入が投資家心理の改善を象徴的に示している」との指摘があった。
ミクシィが年初来高値を更新し、指数を押し上げた。
個別では、夢展望、アセンテックがストップ高。サイジニア、ミクシィ、ペッパーフードサービス、ラクス、テモナ、グレイステクノロジー、ソレイジアやテモナが上昇した。
一方で旅工房やジーエヌアイ、ファイズ、エニグモ、フィット、ファイズ、タイセイは下落した。
マザーズ上場2日目のアセンテック(3565)は9時56分に公開価格(2000円)の約3倍となる5950円で初値を付けた。その後は制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比1000円(17%)高の6950円まで上昇。大引けは同水準の買い気配で終えた。
04月26日 アフターランチ
「ひよっこ」
久々に《兜町ポエム》
・・・続き
↓
「若い相場」(ひよっこ)
株の言葉は「アイ」
シャイなハートはドキドキ
あの日観てたソフトバンク
瞼閉じれば甦る
安値で買った大事な宝ものだけは
すっと迷わないで抱きしめてきたのさ
夜の相場でロンリー
あの子今頃どうしている
さなぎは今値がさになって
きっと誰かの利食い玉
若い相場楽しいドラマ
夢膨らむプラス3σ
板寄せ合い気配合わせて
希望に燃える株の歌
昨日のストボの書き込みは「櫻井さんの胸ポケ」。
↓
「櫻井さんのトレードマークである胸ポケットの沢山のペン!
昨日は一本も無かったので心配しましたが、今日は沢山のペンが並んでいる。
上げ相場?と関係があるのか?それとも誰かへのサインか?
キレっキレっの解説が大好きです。
応援しています」。
ペンは毎日4〜5本差しているのが仕事道具の一部。
たまたま隠れていただけで何の意図もなかった。
それにしても、ペンの有無をサインと読まれるとは・・・。
深読み過ぎる。
ペンの有無で株価が上下するのならそんな楽なことはない。
10本でも20本でも差したい気がする。
水曜後場は東証アローズでストボの実況。
今週は3連雀。
実況3日で約500円高。
悪い成績ではなかった。
★ナスダック指数の軌跡
節目 抜いた年月日 終値 節目抜きの日数
1000 July 7, 1995 1005.98 6171
2000 July 17,1998 2000.95 758
3000 Nov. 3, 1999 3018.51 329
4000 Dec. 29,1999 4041.46 38
5000 March 9,2000 5046.86 49
6000 April 25,2017 6025.49 4308
(櫻井)。
04月26日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比145円25銭高の1万9224円58銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、12.94ポイント高の1532.15で始まった。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに高値圏でもみ合い。
企業の好決算も追い風となり、外需関連をはじめ幅広い業種に買いが入っている。
外国為替市場では、1ドル=111円20銭台での値動き。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は75日、13週線等の抵抗を明確に上放れ、一目均衡表の雲下限を突破してきており、シグナルが好転している。
決算を手掛かりとした物色が中心になるため、やや日替わり的な物色に向かいやすいだろう。
04月26日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸、米株高と円安追い風に上値追い続く
26日午前の日経平均株価は続伸し、前日比152円59銭高の1万9231円92銭で前場を終えた。
・・・続き
前場の東京株式市場は、リスクを取る動きが継続した。
25日のNYダウが大幅に上昇したことに加え、外国為替市場では円相場が1ドル=111円台まで下落した。投資家心理が改善し、幅広い銘柄に買いが入った。
海運や輸送用機器、機械、銀行といった景気敏感セクターへの買いが目立った。東京時間の外国為替市場でも円相場が下落し、主力企業には輸出採算の改善を期待した買いが続いた。
トランプ米大統領は26日に法人税率の15%への引き下げを盛り込むとされる税制改革案の公表を予定している。政権と共和党の調整は難航する可能性が高いが、「発表内容次第では米国株がさらに上昇する可能性もある」との指摘もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1806億円、売買高は10億3609万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1620と、全体の約8割を占めた。値下がりは308、変わらずは84銘柄だった。
個別では、市場予想を上回る2017年1〜3月期決算を発表した米建機キャタピラーの大幅上昇を受け、同業のコマツや日立建機が上昇した。東芝と日立が上昇し、第一生命HDと三菱UFJなどメガバンクも上げた。日立国際電気が急伸、ブイ・テクノロジーも物色人気を集めた。IHI、昭和電工も大幅高になっている。
半面、25日に17年3月期決算を発表した日電産は買い先行後、下落した。NTTは年初来安値を更新した。塩野義や小野薬なども下落した。
任天堂も利益確定売りに押された。スミダコーポレーションが急落したほか、石川製作所が売られた。
東証2部株価指数は前日比44.12ポイント高の5771.26ポイントと続伸した。値上がり銘柄数は337、値下がり銘柄数は94となった。
シャープと広栄化学が上げ朝日インテクとADプラズマが下げた。
個別では広栄化学工業がストップ高。セメダインは一時ストップ高と値を飛ばした。カワニシホールディングス、JMACS、富士通コンポーネント、富士通フロンテック、ダイトーケミックス、ケミプロ化成、森尾電機が買われた。
一方、誠建設工業<8995>が年初来安値を更新。川金ホールディングス、日本アビオニクス、アゼアス、岡山県貨物運送、ダイサンが売られた。
04月26日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、好材料の出た銘柄を物色する
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比21円60銭高い2959円54銭だった。前日の欧米株の上昇で投資家心理が改善。業績予想の上方修正など好材料の出た銘柄を物色する動きも目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で301億円、売買高は4322万株。値上がり銘柄数は515、値下がり銘柄数は96となった。
個別では、ケアサービス、野村マイクロ・サイエンスがストップ高。メディシノバ・インク、ロングライフや北川精機、平田機工が上昇した。
半面、マツモトが年初来安値を更新。細谷火工、ベルグアース、アエリアやフォーサイド、テンポスは下落した。
04月26日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、アセンテックがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比13.07ポイント高い1017.34だった。値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は46となった。
個別ではアセンテックがストップ高。夢展望は一時ストップ高と値を飛ばした。インターネットインフィニティ、旅工房、ソレイジアやそーせい、アカツキが上昇した。
一方で、ジーエヌアイやファイズ、ペッパー、フィット、エニグモ、アールエイジは下落した。
マザーズ上場2日目のアセンテック(3565)は9時56分に公開価格(2000円)の3.0倍となる5950円で初値を付けた。寄り付き後も買いが続き、前引け時点は制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比1000円(17%)高の6950円。上場初日の25日は終日買い気配で取引が成立しなかった。
04月26日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 133円高 米国株高と円安受けリスクオン継続
[10時の概況]
26日10時現在の日経平均株価は前日比133円67銭高の1万9213円00銭で推移している。
・・・続き
欧米株市場は全面高、米国株市場ではNYダウが230ドル強の大幅高をみせており、これを受けて東京市場でも主力株中心に幅広く買いが入っている。
東京時間の外国為替市場でも円相場が下落し、主力企業には輸出採算の改善を期待した買いが続いている。
北朝鮮を巡る地政学リスクも一服しており、買い安心感が強い。ただ、日経平均は前日までの3日間で600円以上の上昇をみせており、目先利益確定売りに上値が重くなる可能性も指摘されている。
東証1部の売買代金の増加ペースが前日までと比べ速く、市場では「寄り付き後に主力株中心に買いを入れている主体がいる」との指摘があった。業種別TOPIXでは海運業や機械、銀行業など景気敏感セクターの上昇率が目立っている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を広げている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7168億円、売買高は6億3822万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1632と、全体の約8割を占めた。値下がり282、変わらずは95銘柄だった。
業種別では33業種中31業種が上昇し、下落は小売、情報・通信の2業種のみ。値上がり率1位は石油・石炭で、以下、海運、鉱業、機械、非鉄金属、ゴム製品と続いている。
日経平均プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を9.89円押し上げている。次いで京セラが7.83円、中外薬が5.51円、TDKが5.32円、ファナックが5.32円と続く。
マイナス寄与度は7.6円の押し下げでユニファミマがトップ。以下、KDDIが1.71円、電通が1.14円、テルモが0.76円と続いている。
個別銘柄では、東芝と日立は上げ幅を拡大している。りそなHDとT&Dも一段高し、京セラと住友電も上昇している。コマツ、日立建機といった建設機械株が高い。25日の米株式市場で建設機械大手のキャタピラー株が大幅高となった。下値模索局面にあった資源関連の底値を拾う動きが出ている、国際石油開発帝石、石油資源開発、日本海洋掘削など資源関連株が高い。
半面、NTTやJFEは下げ幅を広げている。任天堂とOLCも下落している。
東証2部株価指数は続伸している。シャープとADプラズマが上昇し、朝日インテクと日本アビオは下げた。
225先物はSBI・HSBC・JP・バークレイズ・パリバ・みずほが買い越し。
野村・大和・メリル・UBS・GS・日産・クレディ・アムロが売り越し。
TOPIX先物はUBS・クレディ・三菱・SBI・モルスタが買い越し。
パリバ・JP・ドイツ・メリル・アムロが売り越し。
テクニカル的にはサカタのタネ(1377)、ショーボンド(1414)、タマホーム(1419)、トーエネク(1946)、不二家(2211)、山パン(2212)、キリン(2503)、アルフレッサ(2784)、ヒューリック(3003)、日東紡(3110)、トーカロ(3433)、RSTECH(3445)、MDV(3902)、東ソー(4042)、四国化(4099)、日油(4403)、トレンド(4704)、USS(4732)、住友ゴム(5110)、旭硝子(5201)、古河電(5801)、ソラスト(6197)、エアーテック(6291)、タムラ製(6768)、新電元(6911)、シスメックス(6869)、新日本無線(6911)、富士キコウ(7260)、キャノン(7751)、ニチハ(7943)、スクロール(8005)、ニプロ(8086)、上新電(8173)、TOC(8841)、日新(9066)、メイテック(9744)が動兆。
04月26日 カタリストコメント
「初の4日続伸の持つ意味は大きい」
NY株式市場は続伸の展開。
NASDAQ総合指数は6000ポイントの大台に乗せ過去最高値を更新した。
・・・続き
背景は好調な企業業績。
ダウの上昇に寄与したのは建機のキャタピラーと外食のマクドナルド。
「特にキャタピラーの決算がけん引役。
米企業の収益性が伸び、前年比での大幅な増益をもたらすというテーマのけん引役だ」という声が聞かれる。
NASADAQの上昇に寄与したのはアップルとマイクロソフト。
S&P500採用銘柄の第1四半期の利益は11.4%増、2011年以来で最も大幅な伸びとなる見通しだ。
トランプ米大統領の26日の税制改革の提案。
「法人税率を現状の39.6%から15%に引き下げること」との報道も好感されている。
「企業業績は素晴らしいストーリー。減税は投資に対する強力なテコ入れ」という見方が支配的になってきた。
暫定予算の期限は週末28日。
トランプ大統領はメキシコとの国境の壁建設費用を新たな予算に盛り込むことを先送りにする可能性を示唆。
予算に対する民主党との対立の要因が取り除かれ政府機関が閉鎖する事態は回避される可能性が出てきた。
これは好感されよう。
「政府機関が長期間にわたり閉鎖されるとFRBは経済指標に関するデータが入手できなくなる。
これにより短期的な利上げの公算は小さくなる」との見方は後退した。
債券利回りは上昇。
ドル/円は一時、半月ぶりの高値となる111.18円まで上昇。
新築一戸建て住宅販売の増加や税制改革の方向がドル高を招いた。
またユーロ/ドルは一時、5カ月半ぶりの高水準となる1.0950ドルに急伸。
ECBが6月の理事会で金融緩和策の解除に向け文言の変更を検討しているとの観測が影響したとの観測。
FT100指数(ロンドン)、CAC40種平均(パリ)は続伸。
クセトラDAX指数(フランクフルト)は5日続伸で過去最高値更新。
VIX(恐怖)指数は10.76まで低下。
VXV(3か月先の変動率)が12.87まで低下。
市場は奇妙な楽観論に包まれ始めた印象。
昨日、北朝鮮軍が核実験やミサイル発射を行わなかったこともち地政学リスクの低下に結びついたのだろう。
地政学が遠ざけば焦点は足もとの業績に移行するのは当然でもある。
日経平均は終値で19000円台を回復。
3日連続3ケタの上昇で上昇幅は600円超。
25日線(18790円)からプラス1.5%のかい離。
75日線(19098円)も一時上回った。
26週線(18908円)を上回り13週線(19098円)も一時上回り紙芝居的には結構良い図柄。
買い戻しが中心であろうが、一気に形勢は逆転といった印象。
騰落レシオが68.06まで低下したのが4月17日。
日経平均が年初来安値(ザラバ18224円)を付けた所からは900円近い上昇となった。
NY株式は大幅に続伸。
焦点は企業業績に映ってきている。
NASDAQは初の6000ポイント台で過去最高値更新。
欧州もドイツDAXが5連騰で過去最高値更新。
フランス大統領選の去就はドイツの命運を握っていたとも言えよう。
225先物大証夜間取引終値は日中比90円高の19180円。
シカゴ225先物高値は19240円。
ドル円の111円台も好感し今年初の4日続伸に期待したいところ。
受け渡しベースでは5月入り。
4月月足陽線基準18983円はキープしてくれそうな気配だ。
ドル建て日経平均も173.34(ザラバ173.61)と年初来高値を更新してきている。
騰落レシオは88.10とまた低水準。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲9.640%(前日▲8.962%)。
買い方は▲7.726%(前日▲8.851%)と買い方有利の方向。
空売り比率は36.8%(前日38.1%)まで低下。
日経VIも15.57まで低下してきておりリスク許容度は高まってきた。
先週の信用買い残は265億円減少し2兆5168億円(減少は3週連続)。
売り残は291億円増加し8437億円(5週ぶりの増加)。
仮儒も売り方は厳しくなってきた。
日経平均採用銘柄のPERは15.92倍でEPSは1198.45円。
PER16倍で19175円となる。
一目均衡の雲の下限19159円よりはやや上の水準だ。
「勝手雲」の上限19004円は既に上抜けた。
そして5月12日には白くねじれる可能性が出てきている。
GW明けへの期待につながろう。
決算発表が進んでEPSが13000円台に乗せればPER16倍で20800円。
再び2万円を伺う体制になってきたと読みたい。
初の4日続伸の持つ意味は大きい筈だ。
4月25日の北朝鮮創軍85周年は通過。
核実験やミサイル発射でなく砲撃訓練で終了したところにアメリカの強さがあったのだろう。
核もミサイルも場合によっては即時攻撃を惹起する可能性がありココは自制という印象。
過去最大規模とはいえ、砲撃訓練で地政学リスクを感じるのは韓国。
その韓国の株式市場は4日続伸で2年ぶりの高値に上昇していたのだから察して知るべしだろう。
うわべの警戒感はFXかぶれに任せておけばよいだけのこととも言えようか。
「経済スケジュールにはやけに詳しいがそれが何を意味するのかは知らない」という揶揄。
これは「地政学リスクの事柄にはやけに詳しいが、それが何を意味するのかは知らない」。
こう言い換えることも可能かも知れない。
きっと「米予算期限で政府閉鎖が懸念」をクローズアップしたいのだろう。
しかしトランプ大統領は「壁」建設予算を先送りの方向。
先手を打たれたことで次の矛先を今探しているところだろうか。
「笑って許して」でなく「笑って構えて」みたいな姿勢を持つことも必要かも知れない。
先週の水曜にこう書いた。
「昨夜の安部首相。
丸の内で「一流塾」に十数分出席。
主宰者は大阪出身の元通産官僚。
小池都知事出席の懇親会だった。
その後8時から2時間近く赤坂の「津やま」。
ニトリの会長と元ニトリ役員の元衆議院議員と会食。
その心は「小売り」と読むべきなのか、「北海道」と読むべきなのか。
結構難しい」。
これの後日談が日経朝刊で紹介されている。
「料亭で遭遇、舞台裏」。
赤坂の日本料理店「津やま」は小泉元首相の行きつけの場所。
18日夜に1階小上がりにいたのは小泉元総理、二階幹事長、山崎元副総裁、武部元幹事長。
ここに午後8時前に姿を見せたのは小池都知事だった。
そして2階の個室には安部首相がやはり8時過ぎに到着。
小上がりで挨拶し、帰り際に小池都知事と握手。
「ニトリと2時間」に直観的違和感があったのはこういう背景だったということが理解できた。
1年後にも「津やま」会合があるという約束が残ったというから面白い。
因みに週刊文春も「小泉さんに激励された小池百合子と安部普三の神経戦」と掲載しているようだ。
小売りでも北海道でもなく都議選が中核だった。
でも「直観的違和感」というのは大切にしたいもの。
訓練次第でどうにでもなる筈だし株式市場にも応用可能だ。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ラクーン(3031)・・・動兆
ラクーンレノバに注目する。
同社は衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」運営。
掛け売り決済代行・売掛債権保証もてがける。
越境EC関連、フィンテック関連銘柄。
掛け売り決済サービスはGMOPGの「BtoBEC向け決済パッケージ」に採用。
業績は好調。
(兜町カタリスト櫻井)
04月26日 為替市況コメント
【為替】仏大統領選を通過し、更に北朝鮮リスクが後退して為替市場は円安継続
・・・続き
[概況]
北朝鮮による挑発行為が無かった事から為替市場はリスク回避後退の円売りが進み、ドルは欧州市場序盤に110円台半ばを超え、NY市場で発表された2月S&Pケースシラー住宅価格と3月新築住宅販売件数が予想を上回るとドルは更に上値を伸ばし、ユーロは121円台に乗せた。
4月コンファレンスボード消費者信頼感指数は予想を下回ったがNY株式市場の大幅続伸にドルは序盤のうちに10日以来となる111円来に乗せ、ユーロは当日高値121.665円まで上昇した。ドルも上値を伸ばして終盤に当日高値111.200円まで上昇すると、最後も+1.38円高の111.150円と111円台を維持して引けた。
ユーロは連日2円以上の値上がりとなり、前日比+2.195円高で引けるなど、主要通貨は軒並み続伸して引けた。本日26日にはトランプ大統領が税制改革案を発表する予定だが、其の内容次第では更なるドル高が期待出来そうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月26日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■日清紡HD<3105>
車用ブレーキに3年で400億円投資
■エンJPN<4849>
瞑想などのマインド研修を開発
■日金属<5491>
CVT向け異形鋼の生産能力増強
■日信号<6741>
駅構内案内ロボの開発にめど
■ユーシン<6985>
ドアエッジプロテクターを開発
■三菱重<7011>
ボーイング777X向け部品を本格生産
■ハイレックス<7279>
介護福祉機器に参入
04月26日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月26日号
04月26日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
26日の東京株式市場は、欧米の株高を受け続伸スタートと堅調展開が予想される。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9000円-1万9300円を想定する。
売り方の買い戻しも巻き込んでの追随買いが入りやすくなるだろう。
きのう、朝鮮人民軍創建85周年を迎えた北朝鮮は、懸念されていた核実験や弾道ミサイル発射などの挑発的な行為は行わなかった。今後も予断は許さないものの、いったんはリスク回避姿勢が緩和されるとみられ、戻りを試す場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と円安に振れており、輸出関連株には追い風となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比110円高の1万9200円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1270万株、買い1340万株で、差し引き70万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、銀行、通信、化学、小売、不動産、REIT、建設、薬品、情報通信、保険など。買いセクターに、自動車、電機、小売、情報通信、銀行、証券など。
【好材料銘柄】
■東急建設 <1720>
前期経常を14%上方修正、配当も6円増額。
■三洋貿易 <3176>
上期経常を一転25%増益に上方修正・最高益、通期も増額、配当も8円増額。
■朝日ネット <3834>
前期経常を31%上方修正。
■ラクス <3923>
前期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も0.4円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
26(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合(〜4/27)
2月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
トーメンデバ、SMK、積水樹、JFE−SI、JFEコンテナ、アイカ工、VOYAGE、LINE、花 王、ヤフー、日立建、アマノ、航空電、スタンレ電、GMOクリック、キヤノン、SHOEI、北陸電、メタウォーター、日車輌、東エレデバ、日立ハイテク、ソフトバンテク、日立工、富通ゼネ、日立国際、小糸製、大ガス、日信工業
【海外】
ASEAN首脳会議・関連会合(〜4/29マニラ)
米5年国債入札
《米決算発表》
シーゲイト・テクノロジー、P&G、ボーイング、ペイパル・ホールディングス、オライリー・オートモーティブ、アムジェン、アンセム、ペプシコ、ユナイテッド・テクノロジーズ、ナスダック
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月25日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸し232ドル高、ナスダック6000ポイント突破 好決算が買い誘う
・・・続き
25日のNYダウ工業株30種平均は大幅に続伸した。終値は前日比232ドル23セント高の2万0996ドル12セントと、3月3日以来およそ2カ月ぶりの高値を付けた。
複数の主要企業決算が予想を上回る良好な内容となり、買いが先行した。明日発表される税制改革案への期待や、トランプ政権が28日に期限を迎える暫定予算にむけてメキシコ国境の壁建設費の予算計上を先送りにしたことが好感され、終日堅調推移となった。
ナスダック総合株価指数も続伸し、前日比41.673ポイント高の6025.492で終えた。連日で過去最高値を更新し、初めて6000台に乗せた。
ダウ平均は2日間で450ドル近く上げた。建機のキャタピラーが8%近く上げ、指数をけん引した。取引開始前に発表した2017年1〜3月期決算はリストラ費用がかさんで減益だったが、1株利益は市場予想を上回った。中国を中心に建機販売が伸びて増収を確保。通期予想の上方修正も好感され、上昇率はダウ平均を構成する30銘柄でトップとなった。
米経済政策への期待も株高につながっている。トランプ米大統領は26日に税制改革案を公表する見通し。法人税率を現状の35%から15%に引き下げる方針を明言しており、相場の追い風になると見方があった。
セクター別では、消費者・サービスや素材が上昇する一方で商業・専門サービスや電気通信サービスが下落した。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は、中国の検索大手バイドゥ(BIDU)傘下の動画配信会社と提携することが報じられ、買われた。
建設機械のキャタピラー(CAT)は通期見通しを引き上げ、上昇。化学メーカーのデュポン(DD)や、ファストフードのマクドナルド(MCD)は決算内容が好感され、堅調推移した。
一方で、航空・防衛などの複合企業であるロッキード・マーティン(LMT)と飲料メーカーのコカコーラ(KO)は決算内容が嫌気され、下落した。
食肉大手のタイソン・フーズが安い。食品のアドバンスピエール・フーズの買収を発表。市場では42億ドル(約4620億円)とされる買収総額は割高との見方もあり、目先の財務負担を嫌気した売りが優勢だった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,996.12+232.23
S&P500種
2,388.61+14.46
ナスダック
6,025.492+41.673
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は5営業日続伸した。6月物は前日比330円高の1万9200円で引けた。前日の大阪取引所の終値を110円上回った。
欧州の政治リスクの後退や、トランプ米大統領が26日にも公表する税制改革案への期待から投資家心理が上向き、米株とともに買われた。円相場の大幅安も支援材料になり、6月物は一時1万9240円まで買われた。25日の6月物安値は1万8850円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19200 ( +110 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19225 ( +135 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7275.64(+10.96)
FTSE100種総合株価指数は小幅続伸。前日終値に比べ10.96ポイント高の7275.64で引けた。上昇・下落銘柄は拮抗した。前日に急伸して引けた一服感も出て、終日取引は低調だった。欧州の長期金利上昇を背景に金融関連株が買われたほか、業界再編の思惑から医薬品株も上げた。一方でレジャー・外食のウィットブレッドの大幅下落と、主力の鉱業株が軟調となり指数の重荷になった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12467.04(+12.06)
ドイツ株式指数(DAX)は5営業日続伸。終値は前日比12.06ポイント高の12467.04と、連日で過去最高値を更新した。フランスの政治リスク後退を背景に、前日に引き続き買いの地合いが続いた。
鉄鋼のティッセン・クルップと医薬・化学大手のメルクが高く引けた。一方でタイヤのコンチネンタルと、電力株が売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5277.88(+9.03)
フランスの株価指数CAC40の終値は5277.88と、リーマン・ショック前の2008年1月以来の高値で取引を終えた。
04月25日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
25日の日経平均が大幅に3日続伸。終値で1万9000円台を回復した。
・・・続き
26週線を上回り、13週線も一時上回るなど、今週の上昇でいくつかの節目の水準まで戻している。
ここから上が見込めるかという点では、ドル円の動向が注目される。ドル円は足元でちょうど25日線近辺で推移しているが、同水準は今年の戻り局面では何度か抵抗となっている。
今晩米国では、消費者信頼感指数や住宅関連指標など経済指標の発表が多い。地合いがリスク・オンに傾きつつあるなか、ドル円が25日線を明確にブレイクしてくるようなら、日本株ももう一段の上昇が期待できるだろう。
あす26日の東京株式市場で、主要指数は底堅い展開が想定される。
「75日移動平均線(1万9098円=25日)も目前に迫ってきたあすは、終値で75日移動平均線を突破して、上昇基調をより確かなものにできるかどうかに関心が集まる。投資家の不安感が解消されることで、本格化してくる決算発表への関心が高まり、好業績銘柄物色の輪が広がる可能性もある」との見方が出ている。
04月25日 為替市況コメント
【為替】北朝鮮軍創立85周年を迎え、ミサイル発射報道は無く地政学的リスクは後退か。
・・・続き
[概況]
25日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.370まで上昇し堅調となった。米ドル円は早朝、調整売りなどから一時109.600円付近まで軟化したが、その後は再び110円台まで値を戻している。
本日、北朝鮮軍創立85周年を迎え、地政学的リスクに対する警戒感が広がっていたが、報道では北朝鮮は大規模な砲撃演習を行ったのみで、懸念されていたミサイル発射や核実験などが無かったことから、警戒感が後退しているようだ。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は110.310円付近を推移し、本日高値圏を維持している。
この後は、3月米新築住宅販売件数(予想:58.8万件 前回:59.2万件)など、経済指標の発表が予定されている。
また、トランプ米大統領が26日にも示すとしている税制改革案では法人税率を15%へ引き下げる方針と一部報道で伝わっており、市場の関心が集まりそうだ。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表基準線(110.500)付近を上抜けられるかにも注目をしたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月25日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日続伸 203円高。地政学リスク和らぎ1万9000円台回復
【大引け概況】
25日の日経平均株価は3日続伸し、前日比203円45銭高の1万9079円33銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分11秒 容量:12.02M
過去のマーケット動画はこちら
終値は3月30日以来約1カ月ぶりに1万9000円を回復した。
朝方は24日の米国株高を好感した買いが入る一方、前日の株価上昇を受けて当面の利益を確保する売りが交錯した。しかし、取引開始から数分で売りは一段落し、その後はじりじりと値上がりする銘柄が多かった。市場では「欧州の機関投資家の資金が入ってきた」との見方が出ていた。
米株高や円高基調の一服を背景に投資家心理が改善し、時価総額の大きい金融株などに買いが入った。警戒されていた北朝鮮からの軍事的な挑発行為が伝わらず、地政学リスクへの警戒感が和らいだ。
JPX日経インデックス400は4日続伸した。終値は前日比149.08ポイント高の1万3596.77だった。
東証株価指数(TOPIX)は16.02ポイント高の1519.21と4日続伸した。
東証1部銘柄の出来高は、19億4868万株、売買代金は2兆3018億円。東証1部の値上がり銘柄数は1633、値下がりは304、変わらずは78と、値上がり銘柄の割合は80%を超えた。
個別銘柄では、任天堂が大量の買いで上伸し、トヨタが買われ、ソフトバンクG、ファーストリテ、東エレクは堅調。世界的な金融株高を受けて、保険の第一生命HDや証券の野村が上昇し、メガバンクの三菱UFJも堅調だった。
前日逆行安だったコマツやSUMCOのほか、日立などによる傘下のランディス・ギア買収提案が報じられた東芝の上げが目立った。
運賃値上げの方針が報じられたヤマトHDは5%超の上昇。また、取引時間中に決算発表した昭電工が商いを伴って急伸し、伯東やVコマースなども買われた。
半面、業績観測が報じられたNTTドコモが2%下落し、NTT、KDDIといった通信大手も軟調ぶりが目立った。ソニー、SUBARU、キーエンスが緩み、大塚HDは値下がりした。
また、石川製<6208>やレナウンが急反落し、イーブックなど売られた。
東証2部指数は前日比38.29ポイント高の5727.14ポイントと反発。値上がり銘柄数は316、値下がり銘柄数は116となった。
個別では広栄化学工業がストップ高。西菱電機、JMACS、大興電子通信は一時ストップ高と値を飛ばした。サトウ食品工業、セック、不二サッシ、京葉瓦斯など6銘柄は年初来高値を更新。東京コスモス電機、FDK、富士通コンポーネント、昭和ホールディングスが買われた。
一方、SYSKEN、石井食品、イサム塗料、フレンドリー、トレーディアが年初来安値を更新。日本アビオニクス、技研製作所、北日本紡績、ネポン、セイヒョーが売られた。
04月25日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、投資家の警戒感が和らぎ買いが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比17円48銭高の2937円60銭だった。北朝鮮情勢に目立った動きがなかったことで、投資家の警戒感が和らぎ買いが優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で533億円、売買高は7166万株。値上がり銘柄数は464、値下がり銘柄数は166となった。
個別では、野村マイクロ・サイエンス、北川精機がストップ高。サニーサイドアップ、エスプール、夢の街創造委員会、システム情報、アエリアなど13銘柄は年初来高値を更新。フォーサイド、ヤマックス、ウイルプラスホールディングス、アイケイが買われた。
一方、シンクレイヤがストップ安。パレモ、アイフリークモバイル、日本色材工業研究所、ニューフレアテクノロジー、日本銀行など6銘柄は年初来安値を更新。細谷火工、カーディナル、興研、アルファグループが売られた。
04月25日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=指数は3日ぶり反発、アセンテックは取引成立せず
・・・続き
25日大引けの東証マザーズ指数は前日比15.98ポイント高の1004.27ポイントと3日ぶり反発。値上がり銘柄数は195、値下がり銘柄数は36となった。
北朝鮮情勢への懸念後退を受けて東京市場全般が買い優勢となっており、前日まで軟調に推移した新興市場にも下値買いが入った。前日ストップ安のGNIグループが完全合致し、前場のうちに一時プラス浮上したことで安心感が強まった面もある。
個別ではテモナ、インターネットインフィニティ、旅工房がストップ高。夢展望は一時ストップ高と値を飛ばした。ペッパーフードサービス、ベイカレント・コンサルティングは年初来高値を更新。ティーケーピー、ファイズ、ユーザーローカル、ソケッツ、エルテスが買われた。
一方、ロコンド、オンコリスバイオファーマ、グローバルグループが年初来安値を更新。ソレイジア・ファーマ、イントラスト、ハイアス・アンド・カンパニー、鎌倉新書、モバイルファクトリーが売られた。
25日、東証マザーズに新規上場したアセンテック <3565> がカイ気配のまま上場初日の取引を終えた。最終気配値は公開価格2000円の2.3倍に相当する4600円。
アセンテックは仮想デスクトップビジネスや仮想インフラおよびストレージビジネス、クラウドサービスビジネスを手掛ける。人気のサイバーセキュリティー関連株で、大量の買い注文を集めて始まった。公開株式数45万1000株で、市場からの吸収金額は9億円程度と需給妙味があった。
04月25日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[3670]協立情報通信
[3093]トレジャー・ファクトリー
[3071]ストリーム
[3917]アイリッジ
04月25日 市場ニュース
<銘柄紹介>=アンジェス MG <4563>
・・・続き
アンジェス MG <4563>
前引け後に、同社が米国で実施を計画しているNF−κBデコイオリゴDNA(NF−κBデコイ)の椎間板性腰痛症に対する臨床試験について、米国食品医薬品局(FDA)に申請していた新薬臨床試験開始届けが承認されたと発表しており、今後の治験の進捗への期待が高まっているようだ。
NF−κBデコイは、炎症性サイトカイン(細胞から放出される生理活性物質)を抑制することから、過剰な炎症や免疫反応を原因とするさまざまな疾患に有効な治療薬となる可能性がある。今回、臨床試験の実施が許可されたことで、同社では今年半ばからカリフォルニア州立大学サンディエゴ校などで第1b相臨床試験を開始する予定としている。なお、同件による17年12月期業績への影響はないとしている。
04月25日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が上昇幅をやや拡大
・・・続き
午後寄付きの日経平均株価は、前営業日比167円95銭高の1万9043円83銭で始まった。
日経平均株価は上昇幅をやや拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、14.61ポイント高の1517.80で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円を挟んでの値動き。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面高の値運びとなっている。
北朝鮮情勢は、緊張が続くものの、一先ず核実験や弾道ミサイル発射などの動きがみられていないこともあり、買戻しの流れになっている。
中小型株なども買い先行後はいったん下げに転じる場面もみられたが、再び買い戻されており、押し目買い意欲の強さが窺える。
後場は、26日に発表が予定される米国の税制改革案に対する期待へ移ってきており、下値の堅さが意識されそうである。ただし、上値追いは慎重になりやすいほか、資金の逃げ足の速さには注意しておきたい。
ランチバスケットは16件、302.75億円。差し引き10億円の売り越しとの観測。
04月25日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=米株高好感し堅調、上げ幅100円超 北朝鮮に動きなく、警戒感和らぐ
25日の日経平均株価は一時、前日終値に比べ112円高い1万8988円まで上げた。
・・・続き
寄り付きは、北朝鮮リスクへの警戒や円強含みが重しとなり、小安く始まったが、売り一巡後は24日の欧米株高を支えに上げに転じた。円が伸び悩むにつれ、株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大し、一時1万9038円81銭(前日比162円93銭高)を付ける場面があった。
外国為替市場で円相場が対ドルで110円近くまで円安方向に振れたのも支えとなった。
北朝鮮はきょう朝鮮人民軍創建85周年を迎え、市場では核実験や弾道ミサイル発射など新たな挑発的行為への不安があったが、挑発行為が伝わらず、市場で地政学的なリスクへの警戒感が和らいだ。
ただ、市場からは「1万9000円近辺は戻り売りが増えてくる価格ゾーンであり、上がってもまた売られるのでないか」の声が聞かれた。
前引けの東証1部の出来高は9億5998万株、売買代金は1兆548億円。騰落銘柄数は値上がり1584銘柄、値下がり332銘柄、変わらず99銘柄だった。
時点東証1部の売買代金は概算で1兆548億円、売買高は9億5998万株だった。
個別銘柄では、値上げが伝わったヤマトHDは大幅に上昇した。24日の米株式市場で建機大手のキャタピラーが買われ、東京市場でも同業のコマツも上げた。三菱UFJ、三井住友が買われ、第一生命HDや野村、りそなHDなど金融株も高い。トヨタ、SUBARUが値上がりし、東エレク、信越化は上げ、任天堂、東芝もにぎわった。
一方、今期営業利益が微増にとどまりそうだと報じられたNTTドコモは下げ、同じ通信のKDDIも下落した。OLCやキーエンス、大塚HDも下げている。
ソニーが小甘く、キーエンスは下押し。ニトリHDが安く、リクルートHDも下落している。
東証2部株価指数は前日比13.68ポイント高の5702.53ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は262、値下がり銘柄数は129となった。
個別では西菱電機、JMACS、大興電子通信が一時ストップ高と値を飛ばした。不二サッシ、京葉瓦斯など4銘柄は年初来高値を更新。FDK、昭和ホールディングス、アピックヤマダ、東京コスモス電機が買われた。
一方、SYSKEN、石井食品、イサム塗料、フレンドリー、トレーディアが年初来安値を更新。日本アビオニクス、技研製作所、ぷらっとホーム、ファステップスが売られた。
04月25日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、新興企業株も買いが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前日比11円50銭高の2931円96銭だった。北朝鮮情勢に動きがなく、投資家の警戒感が和らいで新興企業株に対しても買いが優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で252億円、売買高は3475万株だった。値上がり銘柄数は433、値下がり銘柄数は174となった。
個別では北川精機がストップ高。野村マイクロ・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。サニーサイドアップ、エスプール、夢の街創造委員会など11銘柄は年初来高値を更新。フォーサイド、アエリア、オールアバウト、シライ電子工業が買われた。
一方、シンクレイヤが一時ストップ安と急落した。パレモ、アイフリークモバイル、日本色材工業研究所、ニューフレアテクノロジーは年初来安値を更新。細谷火工、カーディナル、アルファグループ、太洋工業が売られた。
04月25日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=指数は3日ぶり反発、IPOアセンテックは取引成立せず
・・・続き
東証マザーズ指数は大幅に反発した。午前終値は前日比8.86ポイント高い997.15だった。
値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は54となった。
個別ではテモナがストップ高。ベイカレント・コンサルティングは年初来高値を更新。ファイズ、ユーザーローカル、中村超硬、旅工房が買われた。
一方、ロコンド、オンコリスバイオファーマ、グローバルグループが年初来安値を更新。ソレイジア・ファーマ、ジーエヌアイグループ、イントラスト、夢展望、エニグモが売られた。
きょう新規上場したアセンテックは買い気配が続き、取引が成立していない。
午前の取引終了時点の気配値は3400円だった。公開価格は2000円で、これを70%上回っている。
04月25日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 62円高堅調、投資家の心理改善を背景に買い、金融株がしっかり
[10時の概況]
25日10時現在の日経平均株価は前日比62円70銭高の1万8938.58円で推移している。
・・・続き
寄り付きは、シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の18870円、円相場は1ドル109円70銭台での推移。これを受けて、本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から反落となった、直後にプラス圏への切り返しをみせる展開。
その後は、米金融株の上昇を支えにした買いが続いた。半導体関連株の一角にも買いが入り、株価指数を支えた。
ただ、投資家の心理改善を背景に買いが続いているが、市場では上値が限定的との見方もある。「一部報道から北朝鮮は10時ごろに軍事的挑発を強めると聞いており、動向を注視している」との声があった。これまで北朝鮮からのミサイル発射が多かった午前中は地政学リスクを警戒し、積極的な上値は追いづらいという。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小高い推移が続く。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6056億円、売買高は5億9259万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1291と、全体の約6割を占めた。値下がりは560、変わらずは155銘柄だった。
業種別では33業種中25業種が値上がり。1位は証券・商品で、以下、保険、鉄鋼、銀行と続く。値下がり上位には情報・通信、金属製品、小売が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を8.21円押し上げている。次いで東エレクが6.08円、京セラが5.09円、信越化が4.87円、ヤマトHDが4.39円と続く。
マイナス寄与度は13.57円の押し下げでKDDIがトップ。以下、ファナックが4.37円、ユニファミマが1.9円、テルモが1.52円、大塚HDが1.48円と続いている。
個別では、宅配便の基本運賃の値上げ報道のあったヤマトHDは上げ幅を拡大し、前日比5%超高くなる場面があった。野村や大和、SOMPOなど金融株の一角は日中の高値圏で推移している。コマツも一段高となった。
一方、前日に業績が好感されて上昇が目立ったソニーの他、NTTドコモが下げ幅を広げ、KDDIやNTTなど情報・通信業は売りが優勢。ファーストリテ、キーエンス、ファナックなどもさえない。SMCが一段安している。塩野義やエーザイは下落に転じた。
東証2部株価指数は反発している。JMACSとFDKが上げ、ぷらっとと技研製が下げた。
225先物はパリバ・大和・モルスタ・メリル・野村・JP・バークレイズが買い越し。
シティ・SBI・日興・カブコム・ドイツ・GS・アムロが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・みずほ・メリル・アムロが買い越し。
パリバ・メリル・JP・ソジェン・日興が売り越し。
テクニカル的には、三井ホーム(1868)、パナホーム(1924)、ダイダン(1980)、JBR(2453)、伊藤園(2593)、レナウン(3606)、クイック(4318)、電通(4324)、武田薬(4502)、中外薬(4519)、科研薬(4521)、高砂香料(4914)、ディスコ(6146)、ASB機械(6284)、パナソニック(6752)、ソニー(6758)、堀場(6856)、アドバンテスト(6857)、スター精密(7718)、前田工繊(7821)、藤森工(7917)、キャノンMJ(8060)、高島屋(8233)、セブン銀(8410)、四国電(9507)、イーレックス(9517)、船井総研(9757)、オオバ(9765)が動兆。
04月25日 カタリストコメント
「世界的株高に減税期待が加わる」
週明けのNY株式は大幅反発。
・・・続き
フランス大統領選の第1回投票でマクロン候補がトップとなりEU離脱の可能性が低下したことを好感。
NYダウは216ドル高の2万763ドルまで上昇。
3月1日の303ドル高に次ぐ上昇幅となった。
VIX(恐怖)指数は10.84まで低下。
「世界的な国債利回り上昇を背景に金融株が買われNYダウ平均を押し上げた」との解釈。
アマゾンなど大型IT関連株の決算期待からNASDAQ総合株価指数は反発。
過去最高値を更新した。
追加の支援材料となったのはトランプ大統領の減税策の可能性。
「26日に法人税率を35%から15%に引き下げる方針を発表予定」とWSJ電子版の報道。
トランプ大統領は経済チームに「やり遂げろ」と指示を出しているという指摘もあった。
28日が政府債務上限、29日が就任100日目となっており実勢が欲しいとの観測もある。
「Tモバイル買収以外の再建策模索」と報道されてスプリントが上昇。
好決算への評価で玩具のハズブロが大幅高。
引け後に決算を発表したのが非鉄のアルコアはEPSが市場予想を上回ったことを好感し2%超の上昇。
明日の朝への期待感につながる動きとなった。
10年国債利回りは2.273%。
ドル円は109円台後半とドル安円高トレンド。
独DAX指数は4日続伸で過去最高値更新。
「4月権利付最終日」
フランス大統領選挙を受けての大幅上昇。
日経平均もさることながらTOPIXの1500ポイント台回復の方を好感したいところ。
本来の予想の展開でサプライズがあった訳ではないのに大袈裟に騒いだ反動がこの結果と見ることもできなくはない。
SQ値18613円は奪還し4月月足陽線の芽も出てきた。
週明けのNY株式も大幅に上昇。
債券利回り低下も止まった印象。
為替は109円台後半と希望的観測を含んだ円安トレンドは止まった。
円高トレンドの影響もあり225先物大証終値は日中比10円安の18930円。
昨日の日中高値18940円をトライして欲しい水準だ。
もっともシカゴ225先物終値が18870円だったことからすると悪くはない。
25日移動平均(18805円)からのかい離は+0.4%とようやくプラス転換。
松井証券経由の信用評価損率速報で売り▲8.962%、買い方▲8.851%と拮抗。
マザーズ信用評価損率で買い方がマイナス17.33%まで悪化したのは気になるところ。
空売り比率は38.1%(前日40.0%)に低下し今月2回目の30%台。
日経VIも16.79(前日20.22)まで低下。
3月21日以来の低水準となった。
日経平均のPERは15.77倍。
EPSは前日の1189円→1196円と増加し1200円台への復活感が漂ってきた。
ココは決算発表の通過ともに増加してくるだろうし今期予想EPSは1300円台も視野に入ってこよう。
北朝鮮の創軍記念日で地政学リスクは高まっているが、ボラの低下はミサイル発射や核実験等のリスクを否定した格好だ。
気になるのは上海総合指数の下落。
1月20日以来3カ月ぶりの安値水準まで下落。
下落率は昨年12月12日以来の大きさだった。
「中国当局が違法証券取引への取り締まりを強化し、投資家間に警戒感拡大」との解釈。
地政学リスクや景気動向が主役ではなく投資マネー規制への反抗が理由とされている。
世界の流れに逆らった株安は良くない。
4月権利付最終日。
下落印象の高い火曜に燈明がともって欲しい日。
昨日の仲田キャスターのブログ。
↓
ちなみにストボでもポテトチップスのお気に入り、 聞いてみました。
今野記者・・・コンソメ
藤波キャスター・・・のり塩
(トウモロコシ系のスナックの方がお好みだそう)
櫻井キャスター・・・うす塩
(ジャガイモに何か味をつけるのは邪道!だと怒られました)。
以下感想。
怒ってはいませんが素直な元の味を堪能するというのは株の銘柄も一緒でしょう。
味付けして見栄えが良くなったシナリオではなく、素材の良さを発掘するのが仕事。
マグロにワサビとか鰻に山椒、シューマイに辛子などの組み合わせの妙味は舌で理解できます。
でもデコレーションだらけの株は甘くて本当の味はわからないもの。
だから素直な味が大切なのでしょう。
(兜町カタリスト櫻井)
04月25日 為替市況コメント
【為替】仏大統領選の結果を受けてリスク回避後退の円売りが進む
・・・続き
[概況]
23日の仏大統領選でEU残留派のマクロン氏が1位で通過した事から、欧州の政治リスクが後退して為替市場は朝からリスク回避後退の円売りが優勢となった。
ユーロは大きく窓を開ける120円台で始まり、ドルも110円台に乗せて始まったあと、NY市場朝方に当日高値110.360円まで上昇したが、米国債利回りの低下などに上値を抑えられて序盤のうちに110円を割り込んだ。
其の後は北朝鮮リスクなどに上値を抑えられて110円台を回復する事は出来ず、NY市場引け間際には当日安値109.650円まで値下がりした。
しかし最後は+67銭高の109.770円で引け、ユーロは+2.525円高で引けるなど、主要通貨は軒並み大幅高で引ける円売り優勢の流れとなった。本日は北朝鮮軍創設85周年記念日で北の挑発が無いとの見方が多く、その通りなら円売りはそれほど進まないと思うが、緊張が高まる様なら其の度合いによっては円高・円安どちらにも動く可能性があると見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月25日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■GMOクラウド<3788>
IoTに本格参入
■三菱ケミHD<4188>
残業減で生産性20%向上図る
■小倉クラ<6408>
ハイブリッド平歯車で医療・食品機器開拓
■富士フイルム<4901>
医療用画像システムを強化
■ルネサス<6723>
高性能マイコンにAI機能を導入
■京セラ<6971>
高温下でも使えるICタグ技術を開発
04月25日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月25日号
04月25日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
25日の東京株式市場は、一服商状で模様眺めムードが強まりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8700円-1万9000円を想定する。
24日の欧米株式は大幅高となったが、米朝の緊張が高まる中、今日は北朝鮮で朝鮮人民軍創軍85周年のイベントはリスク要因。軍事的行動は起こらなくても警戒材料にはなる。地政学リスクを抱えるだけに、投資家の慎重姿勢が続くとみられ、もみ合い商状となりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比70円安の1万8870円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り560万株、買い930万株で、差し引き370万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、銀行、証券、自動車、その他製品、小売、電機など。買いセクターに、電機、サービス、食品、機械、電子機器、自動車、REIT、不動産など。
【好材料銘柄】
■伯東 <7433>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.84%にあたる150万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月1日から12月29日まで。前期経常を11%上方修正。
■不二サッシ <5940>
前期最終を3.1倍上方修正。
■北川精機 <6327>
今期経常を65%上方修正。
■インターネットインフィニティ <6545>
名古屋鉄道 <9048> とシニア向けビジネスで業務提携。合弁会社を設立し、愛知県を中心に短時間のリハビリ型デイサービスを展開する。同社の出資比率は10%。
【主な経済指標・スケジュール】
25(火)
【国内】
3月企業向けサービス価格指数(8:50)
《決算発表》
OBC、ユアテック、エムスリー、オービック、シマノ、キヤノン電、キヤノンMJ、日電産、中外薬、総合メディ、コメリ、蝶理
【海外】
朝鮮人民軍創軍85周年
米2月FHFA住宅価格指数
米2月S&Pコアロジックケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米3月新築住宅販売件数
米4月CB消費者信頼感指数(23:00)
米4月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
米2年国債入札
《米決算発表》
ラボラトリー・コープ・オブ・アメリカHldg、マクドナルド、コーニング、コカ・コーラ、バイオジェン、キャタピラー、3M、AT&T、テキサス・インスツルメンツ・インコーポレーテッド、イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール、イーライリリー・アンド・カンパニー、ゼロックス、S&Pグローバル、ロッキード・マーチン、レイノルズ・アメリカン
休場:豪、NZ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月24日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ216ドル高 仏政治リスク後退、今年2番目の上げ幅
・・・続き
24日のNYダウ工業株30種平均は大幅反発し、前週末比216ドル13セント高の2万0763ドル89セントで終えた。
仏大統領選の第1回投票で欧州連合(EU)との協調路線をとるマクロン氏が優勢となり、欧州株が全面高となった流れから、米国株にも買いが先行した。
世界的な国債利回り上昇でJPモルガン・チェースなど金融株が買われてダウ平均を押し上げた。
上げ幅は3月1日(303ドル)に次ぐ今年2番目の大きさだった。金融株に加え、決算発表が近い建機のキャタピラーやマイクロソフト、工業製品・事務用品のスリーエムなどが買われた。
米国ではトランプ大統領が26日にも税制改革案を公表するとみられている。24日は「法人税の引き下げを財政均衡に優先させる」と一部報道で伝わった。企業業績に追い風になるとの期待が広がり、相場を下支えした。
ナスダック総合株価指数は反発し、最高値を更新して終えた。終値は前週末比73.297ポイント高い5983.819だった。今週のアマゾン・ドット・コムや5月のフェイスブックなど大型IT(情報技術)株の決算発表を前に、好業績への期待感が相場上昇をけん引した。
セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で不動産やメディアが下落した。
玩具メーカーのハズブロ(HAS)は決算内容が好感され、上昇。スーパーマーケットのホールフーズ(WFM)は同業アルバートソンズによる買収検討が報じられ、上昇した。通信大手スプリント(S)は、資産価値を高める方法としてTモバイル(TMUS)との合併だけでなく幅広い選択肢を検討していると報じられ、買われた。
一方、同業の買収を発表した医療機器のベクトン・ディッキンソンが下落。
金属大手のアルコア(AA)はマーケット終了後に1-3月期決算を発表、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,763.89+216.13
S&P500種
2,374.15+25.46
ナスダック
5,983.819+73.297
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前週末比260円高の1万8870円で引け、前日の大阪取引所の終値を70円下回った。
仏大統領選の第1回投開票を受け、中道のマクロン候補が最終的に大統領に当選するとの見方が強まった。フランスの欧州連合(EU)離脱懸念が薄れ、日経平均先物は買われた。
6月物は前夜の取引時間に一時1万9040円まで上げたが、その後は1万8000円台で推移した。この日の6月物安値は1万8840円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18870 ( -70 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18900 ( -40 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7264.68(+150.13)
FTSE100種総合株価指数は大幅反発。前週末終値に比べ150.13ポイント高の7264.68で引けた。金融株と石油株中心に買いが広がった。下落したのは、公益2銘柄と鉱業のランドゴールド・リソーシズの3銘柄だけだった。
仏大統領選の決選投票で、中道系独立候補のマクロン氏が極右・国民戦線のルペン党首よりも優勢との見方から、欧州各国株式相場が大幅上昇した。
銀行株が軒並み大幅高。バークレイズは5%超、スタンダードチャータード銀行も4%超、それぞれ上がった。保険株も買われ、オールド・ミューチュアルが大幅高。
半面、ガス供給・販売のセントリカは3%超、電力のSSEも2%近く、それぞれ下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12454.98(+406.41)
ドイツ株式指数(DAX)は4営業日続伸。終値は前週末比406.41ポイント高の12454.98と、過去最高値を更新した。来月の仏大統領選では中道系独立候補のマクロン氏が極右・国民戦線のルペン党首よりも優勢との見方から、欧州の政治不安が後退し欧州各国株式相場が軒並み大幅高となった。
コメルツ銀行とドイツ銀行がそれぞれ9%超上昇した。重電のシーメンスの上げも大きくなった。下落したのは、不動産のボノビアだけだった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5268.85(+209.65)
フランスの株価指数CAC40の終値が前週末に比べて4%以上、上昇し、終値ベースで2015年4月来の高値を付けた。銀行のソシエテ・ジェネラルとクレディ・アグリコルが大幅高となった。
04月24日 マーケットコメント
04月24日 為替市況コメント
【為替】仏大統領選の第1回投票を終えて、米ドル円は110円台推移。
・・・続き
[概況]
24日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.305円まで上昇し、堅調な展開となった。
仏大統領選の第1回投票結果を受け、オセアニア市場から米ドル円は110円台、クロス円ではユーロ円が一時120円台まで大きく上昇した。
仏大統領選は事前予想通りマクロン、ルペンの両氏が勝利し、ひとまず警戒感が後退しているようだ。
この後は、3月米シカゴ連銀全米活動指数(予想:0.50 前回:0.34)など米経済指標の発表が予定されている。
また、明日は朝鮮人民軍創建85周年記念日で北朝鮮の核実験実施や弾道ミサイルの発射などに踏み切る可能性なども考えられ、地政学的リスクには警戒が必要だろう。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月24日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続伸、255円高 欧州リスク後退 上げ幅、3月10日以来の大きさ
【大引け概況】
24日の日経平均株価は、前週末の終値と比べ255円13銭高の1万8875円88銭で取引を終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分45秒 容量:17.76M
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上げ幅は3月10日の286円以来の大きさだった。
東京株式市場はほぼ終日買いが優勢となった。
23日のフランス大統領選の第1回投開票の結果から欧州政治の不透明感が和らぎ、運用リスク回避(リスクオフ)ムードが後退した。
為替の円安を受けて輸出関連株が値上がりしたほか、建設など内需関連株にも買いが入った。25日の朝鮮人民軍創建記念日を前に「警戒感はまだ少しある」とされ、日経平均株価は朝方にこの日の高値を付けた後、頭打ちとなったが、戻り売りなどをこなして終日底堅さを保った。
投資家心理にとって最大の重しだった仏大統領選問題がヤマ場を越え、今後は企業業績など実体経済面に目が向きやすくなるとみられる。
国内企業の3月期決算の発表が本格化する中、「円高がひとまず止まったため、株価の割安感が意識されやすくなる」といった市場関係者の声も聞かれ、相場の雰囲気は改善しつつある。
東証株価指数(TOPIX)は14.61ポイント高の1503.19と3営業日続伸した。
東証1部の出来高は19億2119万株、売買代金は2兆1193億円。
騰落銘柄数は値上がり1534銘柄、値下がり381銘柄、変わらず101銘柄。
業種別株価指数(33業種)では、陸運業、精密機器、建設業、その他製品が上昇率上位。鉄鋼、石油・石炭製品、鉱業は下落した。
個別では、パナホームに対して親会社のパナソニックがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことで買われた。三井住友FG、KDDIなどが高い
日本中央競馬会から映像伝送システムを受注した池上通信が急騰。17年3月期の連結業績予想を上方修正した新光電工や石川製、ダイキアクシ、タカタなどの上げも目立った。
半面、JFE、東製鉄、日新製鋼などの鉄鋼株が軟調。JXTG、コスモエネHDなどの石油石炭製品株や、石油資源どの鉱業株もさえない。イビデンは反落。SUMC、コマツや三菱電、しまむらが安かった。
東証2部指数は前週末比13.45ポイント安の5688.85ポイントと反落。値上がり銘柄数は243、値下がり銘柄数は194となった。
個別では、ぷらっとホーム、大興電子通信がストップ安。フジコピアンは年初来安値を更新。アピックヤマダ、ラクト・ジャパン、黒谷、東京コスモス電機が売られた。
一方、JMACSがストップ高。東邦アセチレン、技研製作所、大興電子通信など4銘柄は年初来高値を更新。川上塗料JESCOホールディングス、ネポン、日本アビオニクスが買われた。
04月24日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=6日ぶり反落、新興銘柄からは資金を引き揚げる動き
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに反落した。終値は前週末比5円54銭安い2920円46銭だった。円相場の下落を受けて東証1部の輸出関連など主力株を買う動きが強まった。新興銘柄からは資金を引き揚げる動きが優勢となり、幅広い銘柄に売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で331億円、売買高は5383万株だった。
値上がり銘柄数は266、値下がり銘柄数は374となった。
個別では、富士通がTOB(株式公開買い付け)価格の維持を決めたソレキアが売られ、北雄ラッキー、ナフコ、アマガサ、アイフリークモバイル、曽田香料など10銘柄が年初来安値を更新。オールアバウト、遠州トラック、アイケイが売られた。
一方、防衛関連銘柄の一角として買いを集めた細谷火工がストップ高。シンクレイヤ、ハイパー、カーディナルは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、夢の街創造委員会、システム情報、アバントなど9銘柄は年初来高値を更新。ノムラシステムコーポレーション、ヤマックス、今村証券、SEMITECが買われた。
04月24日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=指数は続落、投資資金が東証1部市場に集中
・・・続き
東証マザーズ指数は前週末比20.35ポイント安の988.29ポイントと続落。
5営業日ぶりに1000ポイントを割り込んだ。仏大統領選の第1回投票が済んで為替市場が円安に進むなか、資金が東証1部市場に集中した。
値上がり銘柄数は42、値下がり銘柄数は193となった。
個別では、ジーエヌアイグループ、旅工房がストップ安。ロコンド、オンコリスバイオファーマ、グローバルグループは年初来安値を更新。UMNファーマ、テモナ、ドリコム、モバイルファクトリが売られた。
一方、エニグモが年初来高値を更新。夢展望、中村超硬、タイセイ、リンクバルが買われた。
04月24日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[1430]ファーストコーポレーション
[5162]朝日ラバー
[6197]ソラスト
[4763]クリーク・アンド・リバー社
[2186]ソーバル
04月24日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比242円91銭高の1万8863円66銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺で小動きの展開。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、14.96ポイント高の1503.54で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円を挟んでの値動き。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
中小型株などは利益確定に向かっている。一つずつリスク要因が和らぐのを見極めていく格好になりそうだ。
あす25日には北朝鮮人民軍創軍85周年があり、地政学リスクの高まりが上値の重しとなるだろう。
防衛関連への物色が再び強まっているが、大引けにかけてはリスク後退を意識したポジション圧縮も意識されるところである。
ランチバスケットは234.64億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。
04月24日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=大幅続伸、仏選挙を無難に通過で買い戻し
24日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前週末比249円49銭高の1万8870円24銭だった。
・・・続き
フランス大統領選の第1回開票結果を受けて事前に買われていた円が1ドル=110円台まで売られると、買い戻しが入って日経平均は1万8900円台まで上昇する場面もあった。
その後は上値が重くなり、1万8800円台後半での推移が目立った。「買い戻しが一巡したうえ、先週まで買いを入れていた国内の機関投資家はいったん様子見に転じている」という。
寄り付き直後に高値を付けると、その後は伸び悩んでいる。
相場の上値を抑えている要因の一つは、北朝鮮情勢。25日の朝鮮人民軍創建記念日に合わせて北朝鮮が何らかの行動を起こすことも考えられる。
ただ、「北朝鮮も核実験まではしないだろう。米国も当面は中国による説得に期待する姿勢を示しており、このまま落ち着くのではないか」と市場関係者の声もある。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
午前の東証1部の売買代金は概算で1兆783億円、売買高は10億1778万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1522と、全体の約75%を占めた。値下がりは374、変わらずは120銘柄だった。
業種別株価指数(33業種)では、銀行業、陸運業、情報・通信業、精密機器が上昇率上位。下落は石油・石炭製品、鉄鋼、鉱業の3業種。
個別では、トヨタ、日産自、SUBARUとマツダの自動車株買われた。ソフトバンクGが続伸し、ファーストリテ、東エレク、任天堂も買われた。18年3月期の営業利益が前期推定比8割増になりそうだと報じられたソニーは大幅高、パナソニックと富士通の上げも大きかった。三菱UFJ、大和証G、東京海上が堅調、レナウンは急伸。テルモ、JAL、JR東海も上昇した。石川製も賑わった。
半面、オリックスがさえず、JFEなどの鉄鋼株は下げた。石油資源は弱含み。日電産やSUMCOが売られ、コマツは値を消した。
東証2部株価指数は前週末比10.95ポイント安の5691.35ポイントと反落した。値上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は176となった。
個別では、ぷらっとホーム、シャープ、ラクト・ジャパン、ファーマフーズ、アピックヤマダ、石井表記が売られた。
一方、東邦アセチレン、JMACS、技研製作所、大興電子通信が年初来高値を更新。川上塗料、JESCOホールディングス<1434>、北日本紡績、日本アビオニクス、アゼアス上が買われた。
04月24日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、新興銘柄から資金を引き上げる動き
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末比2円28銭安い2923円72銭だった。円相場の大幅下落を受け、輸出比率の高い東証1部の主力株などに投資家の関心が移った。大型株の上値が重い場面で物色されてきた新興銘柄から資金を引き上げる動きが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で183億円、売買高は3254万株。値上がり銘柄数は287、値下がり銘柄数は317となった。
個別では、アエリアやブロッコリーなどのゲーム関連銘柄に売りが出た。北雄ラッキー、ナフコ、曽田香料、ニューフレアテクノロジー、オールアバウト、遠州トラック、ユニバーサルや平田機工も安かった。
半面、シンクレイヤがストップ高。北朝鮮を巡る地政学リスクへの懸念を背景に、防衛関連銘柄の一角とされる細火工が商いを伴って上昇した。フォーサイド、カーディナル、アクシーズ、夢の街創造委員会、フォーサイド、重松製作所が買われた。
04月24日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=主力株の買い優位で指数は続落
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前週末比17.93ポイント安い990.71だった。値上がり銘柄数は54、値下がり銘柄数は174となった。
個別では、そーせいやソレイジア、旅工房、UMNファーマが下落。一方、エニグモが年初来高値を更新。ミクシィやメドレックス、イントラスト、メディア工房は上昇した。
04月24日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 高値圏で一進一退、メガバンクなど堅調
[10時の概況]
24日10時現在の日経平均株価は前週末比264円70銭高の1万8885円45銭で推移。
・・・続き
高値圏で一進一退となっている。
フランス大統領選後の円安が支えとなり、輸出関連株などに買いが入っている半面、仏大統領選の波乱に身構えていた投資家の買い戻しは一巡してきたとの見方もあり、上値を追うような買いは目立たない。
フランス大統領選の第1回投開票結果は市場の安心感につながった。首位で決選投票に進んだ中道系のマクロン候補が大統領選を制するとの見方が強まり、安定資産である円が売られ円相場は1ドル=110円付近と前週末に比べ円安に推移している。
もっとも日経平均は取引開始直後に高値を付けたあと、高値圏で小動きとなっている。北朝鮮情勢への警戒感などが相場の上値を抑えそうで「仏大統領選後の買い戻しは、午前中に一巡しそう」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員)との声があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は高い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6991億円、売買高は6億7042万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1629と、全体の約8割を占めた。値下がりは280、変わらずは107銘柄だった。
業種別では33業種中32業種が上昇し、下落は石油・石炭の1業種のみ。値上がり率1位は電気機器で、以下、銀行、その他製品、精密機器、保険、情報・通信と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を39.54円押し上げている。次いでソフトバンクが18.25円、ファナックが12.74円、KDDIが10.61円と続く。
マイナス寄与度は0.46円の押し下げでコマツがトップ。以下、花王が0.27円、協和キリンが0.15円、JXTGが0.06円と続いている。
個別では、欧州での販売が多いコニカミノルやアルプス、キヤノンが買われた。ソフトバンクやKDDIも上げ幅を広げた。ヤマトHDやOLCも一段高となっている。17年3月期業績の上方修正を発表したソニーや、三菱UFJモルガン証による目標株価引き上げが好感している。任天堂、トヨタ自、みずほ、東京エレク、SUMCOなどが堅調な展開。
一方、野村や三井不は上げ幅を縮めた。コマツやオリックスは下げ幅を広げた。
東証2部株価指数は続伸。ADプラズマと技研製が上げ、Jトラストと神島化が下げた。
225先物は野村・パリバ・GS・みずほ・メリルが買い越し。
アムロ・UBS・JP・ソジェン・ドイツ・大和が売り越し。
TOPIX先物は野村・パリバ・みずほ・GS・アムロが買い越し。
メリル・JP・ソジェン・ドイツが売り越し。
テクニカル的には、グロバル(3271)、コスモス薬(3349)、イーブック(3658)、大日塗(4611)、ラウンドワン(4680)、サトー(6287)、栗田工(6370)、EIZO(6737)、ローム(6963)、KOA(6999)、ドウシシャ(7483)、東エレ(8035)、しまむら(8227)、ケーズ(8282)が動兆。
04月24日 カタリストコメント
「仏大統領選挙を警戒はしたものの・・・」
週末のNY株式市場は仏大統領選の第1回投票を控え、警戒感からの下落。
・・・続き
週間では上昇しS&P500は3週間ぶりの上昇となった。
週間でNYダウは0.5%、S&P総合500は0.8%、NADAQは1.8%上昇。
SP500採用銘柄で四半期決算発表を終えたのは95社。
そのうち約75%が市場予想を上回っている。
またトランプ大統領は26日に税制改革に関して大きな発表を行うと発表。
多少の期待感がある。
4月製造業PMI速報値は前月から低下し市場予想を下回った。
中古住宅販売は予想に反して前月比4.4%の増加。
公益・資本財・サービスセクターが堅調。
電気通信サービス・一般消費財セクターが下落。
債券市場はほぼ横ばい。
WTI原油先物はバレル50ドル割れ。
フランス大統領選挙の大波乱は、マリーヌ・ルペン氏とジャン リュック・メランション氏の組み合わせの決選とされた。
この組み合わせでは「ペストとコレラ」の究極の選択になると言われたが、結果はマクロン氏とルペン氏の決選投票の方向。
これを受けて週明けの為替市場は安全資産としての円買いから解放されドル円は110円台で推移。
多少は潮目の変化となってきた。
気になるのは先週英国FT100指数が年初来マイナス0.40%と落ち込んだことだろうか。
日経平均は6週ぶりに上昇。
「買い戻しにすぎない」という声もあるがリバウンド期待も漂ってきている。
4月に入っての下落セクターは、石油・石炭、海運、水産・農林、非鉄金属、鉱業。
年初からのワースト5は、輸送用機器、鉱業、不動産、銀行、倉庫・運輸となっている。
日経平均は週間では約285円(1.6%)の上昇。
TOPIXは2.0%高。
東証マザーズ指数は3.9%高で2週ぶり反発。
日経ジャスダック平均は3.0%高で3週ぶり反発(5日続伸)。
東証2部指数は4.7%高で2週ぶりの反発。
225先物大証夜間取引終値は日中比30円安の18620円。
フランス大統領選挙はマクロン氏とルペン氏の決選投票の方向。
これを受けてドル円は一時110円台まで下落。
思わぬ援軍というべきか、所詮通過するだけの材料とみるべきかは微妙。
「まだ既成事実ではない」.
あるいは「マクロン氏の勝利はマーケット・フレンドリーとなることは確かだ。
しかしまだ不確実な要素が残っている。
5月7日の決選投票を終えるボラタイルな展開が見込まれる」という声も聞こえる。
ただおかげで6日ぶりに上回ったSQ値18613円をキープはできよう。
18800円台に期待する声も聞かれる。
4月月足陽線基準18913円も視野に入ってこようか。
(兜町カタリスト櫻井)
04月24日 為替市況コメント
【為替】第一次仏大統領選を終えて不透明感が後退し、ユーロは急騰して他の通貨も連れ高
・・・続き
[概況]
第一次仏大統領選を終えて不透明感が後退し、ユーロは急騰して他の通貨も連れ高
前日23日(日)に行われた仏大統領選で、事前予想通りマクロン、ルペンの両氏が勝利し、5月7日(日)に行われる決選投票に進む事が確定した。
そして決戦投票では第1次投票で敗れた残りの2氏(フィヨン、メランション)がマクロン氏支持に回るとの見方(マクロン氏が勝利)から、仏大統領選に伴う不透明感が後退して、週明けの東京外国為替市場はリスク回避後退の円売りで始まった。
ユーロは120円台、ドルは110円台に乗せて始まる大幅な円売り優勢となり、これで明日25日(火)の北朝鮮軍創設85周年で挑発行為(ミサイル発射など)が無ければ、リスク回避後退の円売りが更に進むかどうか注目される。
今週の米国は25日(月)2月ケースシラー住宅価格指数、2月住宅価格指数、4月消費者信頼感指数、3月新築住宅販売件数、26日(水)MBA住宅ローン申請件数、27日(木)3月耐久財受注、新規失業保険申請件数、3月住宅販売仮契約指数、28日(金)第1四半期雇用コスト指数、第1四半期GDP速報値、4月シカゴ購買部協会景気指数、4月ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表予定となっている。
また27日にはECB政策金利が発表され、ドラギ総裁が会見で今後の緩和縮小について言及する事があればユーロは更なる上昇が期待される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月24日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■日立建<6305>
遠隔監視サービスを鉱山機械に拡大
■日立<6501>
系列が身体活動データとAI活用の組織診断開発
■NEC<6701>
顔認証で中小顧客開拓図る
■IHI<7013>
CO2回収・CCSプラントの事業化調査着手
■キヤノンMJ<8060>
監視カメラ活用営業支援を提供
■日通<9062>
輸送体制でハラル対応進める
04月24日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月24日号
04月24日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
24日の東京株式市場は大幅な続伸後、もみ合い展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株株価の予想レンジは、1万8700円-1万9100円を想定する。
注目された仏大統領選挙は、東京時間24日未明に締め切られた第1回投票では、中道派のマクロン候補と極右政党党首のルペン候補が、5月7日の決選投票に進む見通しとなった。
反EU(欧州連合)候補による決選投票が避けられる展開となり、リスク回避姿勢が後退しそう。
ただ、また、25日の朝鮮人民軍創軍85周年近辺では地政学リスクが意識される可能性もある。核実験や弾道ミサイル発射などを警戒し、様子見ムードが広がることもありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円前後と円安に振れている。
21日の東京終値に比べ、高い。シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比40円安の1万8610円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1120万株、買い570万株で、差し引き550万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、薬品、小売、電機、化学、通信、不動産、自動車など。買いセクターに、サービス、食品、その他製品、自動車、薬品など。
【好材料銘柄】
■ダイキアクシス <4245>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■新光電気工業 <6967>
前期経常を2倍上方修正。
■システム情報 <3677>
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。また、分割実施後も株主優待の対象は100株以上に据え置くため、実質拡充となる。
【主な経済指標・スケジュール】
24(月)
【国内】
景気一致指数(14:00)
《決算発表》
イーブック、さくら、JSR、アンジェスMG、KABU.COM、センチュリー21、コクヨ
【海外】
独4月Ifo景況感指数(17:00)
米3月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
米4月ダラス連銀製造業活動(23:30)
《米決算発表》
ハリバートン、キンバリー・クラーク、アメリプライズ・ファイナンシャル
休場:インドネシア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月22日 マーケットコメント
04月22日 為替市況コメント
【為替】米ドル円底固く、109円台を維持。
・・・続き
[概況]
21日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は底固い推移となった。
23日に行われる仏大統領選の第一回投票や、50.00ドルの大台を割れこんだ原油価格の動向を警戒し、NY時間序盤には一時109円台を割り込む動き(安値:108.875円)となったが、同終盤に、トランプ大統領より、来週の26日に税制改革案を公表する旨が発表されると、一転して米ドル買いが再燃し、再び109円台へと復帰する形となった。
結果的には、本日安値付近に差し掛かる5日移動平均線がサポートとして機能した形となり、テクニカル的な見地からも地合いの改善が確認された格好で、週明け東京市場における一段の上昇に期待がかかる。
その際は、20日移動平均線が差し掛かる110.10円付近が短期的な上値の目標値として意識されそうか。
尚、仏大統領選については、世論調査ベースでは中道派のマクロン氏が仏のEU離脱を訴えるルペン氏に対して優位に進めており、波乱要因となる可能性は低そう。
下馬評通りに、マクロン氏優勢の結果となるようであれば、市場のリスク許容度を高め、こちらも米ドル円上昇の支援材料となるだろう。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月22日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月22日号
04月21日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは30ドル安、仏大統領選を控えて手控えムード、米政策期待が支え
・・・続き
21日のNYダウ工業株30種平均は反落した。終値は前日比30ドル95セント安の2万0547ドル76セントだった。
朝方は23日の仏大統領選結果を見極めたいとの思惑から、小動き。その後は原油相場の下落に伴い、緩やかに下落した。
米国の供給過剰への警戒からNY原油先物相場は節目の1バレル50ドルを割り込み、約3週ぶりの安値を付けた。業績への悪影響が懸念されるエネルギー関連株に売りが加速する場面があり、相場全体を下押しした。
ただ、ダウ平均の下値は堅く、小幅高に転じる場面もあった。トランプ米大統領は21日、税制改革案を26日にも公表する考えを明らかにした。同日のAP通信とのインタビューでは税制改革案は個人や法人への「大規模な減税」を盛り込み、規模は「過去の減税より大きい」と説明した。前日にはムニューシン米財務長官が年内の法案成立に意欲を示しており、政策期待が株式相場を支えた。
ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、前日比6.255ポイント安の5910.522で終えた。
セクター別では、公益事業や商業・専門サービスが上昇する一方で電気通信サービスや耐久消費財・アパレルが下落した。
ゼネラル・エレクトリック(GE)が安い。21日発表した2017年1〜3月期決算で最終損益が黒字に転じて買いが先行したものの、次第に売りが優勢となった。
玩具メーカーのマテル(MAT)は決算で最終赤字が予想より拡大し、大幅下落。石油サービスのシュルンベルジェ(SLB)は、発表した四半期決算で売上高が市場予想に届かなかったことが嫌気され、軟調推移した。
一方で、機械のハネウェル・インターナショナル(HON)が高い。取引開始前に発表した1〜3月期決算は増益で1株利益が市場予想を上回り、利益見通しを引き上げたのを好感した買いが入った。
前日夕公表の四半期決算で1株利益などが市場予想を超え、あわせて自社株買いも明らかにしたクレジットカードのビザが過去1年(52週)の高値を更新する場面があった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,547.76−30.95
S&P500種2,348.69−7.15
ナスダック
5,910.522−6.255
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。6月物は前日比40円高の1万8610円で引けた。前日の大阪取引所終値を40円下回った。
23日にフランス大統領選の投開票を控え、様子見ムードが強かった。トランプ米大統領が来週に税制改革案を発表すると明らかにし、米株とともに買われる場面もあった。この日の6月物高値は1万8660円、安値は1万8535円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18610 ( -40 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18650 ( 0 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小反落。前日終値に比べ3.99ポイント安の7114.55で引けた。上昇・下落銘柄数はほぼ拮抗した。23日のフランス大統領選の第1回投開票の行方に市場の関心が集まる中、積極的な売り買いは手控えられ前日終値付近でもみ合った。
原油相場の下落を受けて石油株も下げた。ディフェンシブ銘柄とされるたばこ株と公益事業株も売られた。個別銘柄では特殊化学のジョンソン・マッセイと害虫駆除のレントキル・イニシャルが安かった。
半面、エンジニアリング・サービスのバブコック・インターナショナル・グループの上げも目立った。エネルギー株の電力のSSEと電力・ガス供給のナショナル・グリッドも上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸。終値は前日比21.25ポイント高の12048.57だった。23日にフランス大統領選の第1回投開票を控え小動きで推移した。
ドイツ銀行と航空のルフトハンザ高かった。自動車株も堅調だった。一方で、半導体のインフィニオンテクノロジーズと日用品のバイヤースドルフが安かった
04月21日 マーケットコメント
04月21日 為替市況コメント
【為替】EU危機は回避できるか、注目の仏大統領選
・・・続き
[概況]
21日東京外国為替市場は、ユーロ円が下落した。昨日の欧州時間はフランス大統領選の世論調査で、中道無所属のマクロン氏が若干支持を伸ばしたことが好感され上昇。しかし、本日の東京外国為替市場はこの流れを継続できず、ユーロ円は序盤から下落基調だった。
安値116.985円まで下押しした後はやや買戻しが入り現在は117円台を回復しているが、イベントを控えていることから積極的な動きにはつながっていない。注目のフランス大統領選挙は23日に1回目が実施される。
1回目で過半数を超える候補がいない場合に限り、5月7日に上位2名による決選投票が行われる流れだ。マクロン氏を含む4人の候補が横並びの現状のなか、ポイントはEU離脱を標榜する候補の結果だろう。
票数が拮抗する4候補のなかでは、極右とされるルペン氏と共和党系のメランション氏が該当し、仮に二人の候補で決選投票となった場合は、ユーロ相場最大のリスクシナリオとなるだろう。その場合、ユーロ円は大きく下落する可能性があるため十分注意したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は堅調な展開となった。
日経平均は6週ぶりの反発でひとまず目先的な下値を形成してきた可能性がある。
地政学リスクがやや沈静化したことや、ドル円が円安方向に傾いたことなどから、日経平均も下値を切り上げる動きが続いた。
翌週に控えた仏大統領選への警戒が上値を抑えながらも、内需や中小型株などに買いが入った。米国で税制改革への期待が高まったことから、買い戻しの動きが強まり、週末にかけては一段高となった。
日経平均は週間では約285円の上昇となり、週足では6週ぶりに陽線を形成した。
【来週の相場展望】
堅調か。週初の24日は仏大統領選第1回投票の結果を東京市場が真っ先に消化するため、波乱の展開も想定される。
極右、左派どちらかの候補が決戦に残れば5月7日の2回目投票まで市場は様子見となりやすいだろう。
また、25日の朝鮮人民軍創軍85周年近辺では地政学リスクが意識される可能性もある。
ただ、これらの材料を消化した後は、不透明材料の払しょくから買いが入る展開も考えられる。
国内では決算発表ラッシュとなり、個別の売買活況が全体市場を下支えする可能性が高い。米国でも企業決算が続く上に、3月耐久財受注や住宅関連指標、週末には1-3月期GDPなど注目度の高い指標発表が多く、米国株高や円安への期待が高まると予想する。ECB理事会や安倍首相のロシア訪問などもあり、材料は多い。
直近で世界的にリスクを強く意識した反動から、リスク・オンムードが高まる可能性もあり、波乱含みながら各種材料が相場を刺激し、強含む展開を予想する。
04月21日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=190円高、反発。トランプ政策への期待再燃で米株高に追随む
【大引け概況】
21日の日経平均株価は反発した。前日比190円26銭高の1万8620円75銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
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日経平均株価は、終始買いが優勢で途中伸び悩む場面もあったが、手仕舞いが予想された終盤はむしろ下値を切り上げる強さをみせた。
前日の米株式相場が上昇したうえ、円相場は1ドル=109円台前半まで下落し、投資家心理が上向いた。
トランプ米政権の経済政策が実現に向けて動き出すとの期待が高まった。23日に1回目の投開票を控えるフランス大統領選を巡る警戒感が和らいだことも相場を支えた。日経平均は週間で6週ぶりに上昇に転じた。
ムニューシン米財務長官は米国時間20日、年内の税制改革実施について言及した。日本株相場にも買い安心感が広がり、主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。欧州投資家が取引を開始する時間帯にあたる大引けにかけては一段高となり、上げ幅は一時217円に広がった。株式市場では「仏大統領選で反・欧州連合(EU)を掲げる候補が勝つことへの警戒感が和らぎ、欧州投資家の買いが入った」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比141.52ポイント高の1万3321.58だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、15.77ポイント高の1488.58で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2391億円。売買高は18億6244万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1645と、全体の8割を超えた。値下がりは288、変わらずは83銘柄だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが買われ、ファナックが堅調、半導体製造装置市況の好調が続く東エレクとアドテスト、SUMCOも上昇した。
円高が一服し、トヨタやSUBARUが上げた。米インフラ投資の改善期待からコマツも上昇した。豪物流会社に関わる減損損失の可能性が伝わり前日に大幅に下落していた日本郵政は、売りが一巡し反発した。ダイキン工業が堅調、レナウンが大商いでストップ高に買われたほか、ルック、オハラ、さくらインターネットも大幅上昇した。
一方、東芝は半導体事業の売却についての経産相の発言を受けて経営再建に不透明感が広がった東芝は下落した。前期決算の開示を延期した富士フイルムと17年3月期の決算を発表した安川電の下げも目立った。enishが大きく利食われ一時ストップ安に売られたほか、東芝の下げも目立つ。ゲンキーが急落、いちごも安い。楽天、日機装も値を下げた。
東証2部株価指数は前日比46.45ポイント高の5702.30ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は248、値下がり銘柄数は182となった。
個別では、東邦アセチレン、大興電子通信がストップ高。ラクト・ジャパン、黒谷、eBASE、川金ホールディングス、JMACSなど8銘柄は年初来高値を更新。石井表記、三機サービス、マーキュリアインベストメント、アドテック プラズマ テクノロジーが買われた。
一方、バナーズ、ラオックス、武蔵野興業が年初来安値を更新。新華ホールディングス・リミテッド、関門海、キーウェアソリューションズ、東京コスモス電機が売られた。
04月21日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=5日続伸、投資余力の増した投資家からの買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比6円41銭高い2926円00銭だった。同日の日経平均株価が反発し、投資余力の増した投資家からの買いが新興企業株にも及んだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で308億円、売買高は4275万株だった。
値上がり銘柄数は349、値下がり銘柄数は260となった。
個別では、東洋合成工業がストップ高。アイケイは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、シンクレイヤ、サニーサイドアップ、エスプール、夢の街創造委員会など11銘柄は年初来高値を更新。ラクオリア創薬、精工技研、アバント、ユニバーサル園芸社が買われた。
一方、エスイー、創通、テクニカル電子、山陽百貨店、日本銀行が年初来安値を更新。オービス、ネットマーケティング、カーディナル、IGポート、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズが売られた。
04月21日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=5日ぶり反落、利益確定売りが優勢
・・・続き
東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比7.57ポイント安い1008.64だった。週末要因もあって前日まで続伸してきた反動から利益確定売りが優勢だった。
値上がり銘柄数は105、値下がり銘柄数は125となった。
個別では、グローバルグループが年初来安値を更新。ジーエヌアイグループ、メドレックス、トレンダーズ、ユーザーローカル、リミックスポイントが売られた。
一方、テモナがストップ高。UMNファーマ、旅工房は一時ストップ高と値を飛ばした。ソレイジア・ファーマ、日本動物高度医療センター、鎌倉新書など4銘柄は年初来高値を更新。JMC、モバイルファクトリー、レノバ、イントラスト、ディー・ディー・エスが買われた。
04月21日 アフターランチ
「フィデューシャリー」
日経朝刊の広告にも登場していた「フィデューシャリー・デューティー(Fiduciary duty)」。
・・・続き
直訳は「受託者の忠実義務」。
信認を受けた者が履行すべき義務のこと。
「受託者責任」の方がわかりやすい。
もともとあった概念ながら2014年9月に公表された金融庁の方針でクローズアップされた。
「平成26事務年度金融モニタリング基本方針(監督・検査基本方針)資産運用の高度化」。
その中で登場したのは
「商品開発、販売、運用、資産管理それぞれに携わる金融機関がその役割・責任を実際に果たすことが求められる」。
そして
「家計や年金、機関投資家が運用する多額の資産が、それぞれの資金の性格や資産保有者のニーズに即して適切に運用されることが重要である」。
従来、これが顧みられなかったかといえばどうだろうか。
意識の中にはあった筈。
でも実務的には?というところだろうか。
「外貨建て貯蓄性保険」や「毎月分配型投信」。
誰が見ても顧客本位ではないが、顧客の誤解に基づくニーズは吸収してきたようにも思える。
「運用されることが重要である」という言葉は「販売されることは重要である」とは違う。
ここは一体どうなるのだろうか。
学習が必要かも知れない。
もっともおかみは「業者悪」の立場が多いから、どうせ「販売」も一緒に括られるのだろう。
「変なことは変」と言ってくれる行政はわかりやすくて良い。
スケジュールを見てみると・・・
21日(金):第3次産業活動指数、米中古住宅販売、IMF世銀春季大会(〜23日)
週末:フランス大統領選第1回
24日(月):米シカゴ連銀活動指数、独Ifo景況感、インドネシア休場
25日(火):企業向けサービス指数、米S&P住宅指数、新築住宅販売、CB消費者信頼感、朝鮮人民軍創軍85周年
26日(水):日銀金融政策決定会合(〜27日)、全産業活動指数、ASEAN首脳会議(マニラ)
27日(木):日銀展望レポート、黒田日銀総裁会見、安部首相ロシア訪問(〜28日)、米耐久財受注、製造業受注、ECB定例理事会、韓国GDP
28日(金):鉱工業生産、有効求人倍率、米1〜3月GDP速報値、シカゴ購買部協会景気指数、米国政府の暫定予算期限、英国GDP、ローマ法王がエジプト訪問
(櫻井)。
04月21日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや上昇幅を縮小
・・・続き
21日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比142円62銭高の1万8573円11銭で始まった。日経平均株価はやや上昇幅を縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、12.53ポイント高の1485.34で始まった。
外国為替市場では、1ドル=109円20銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
仏大統領選第1回投票への警戒から、積極的なポジションは取りづらいところであろう。底堅さが意識されるものの、狭いレンジ内でのこう着感の強い相場展開が続きそうである。
中小型株の好業績銘柄への物色がみられてくる可能性はありそう。
ランチバスケットは18件、294.69億円。差し引き売り買い均衡との観測。
04月21日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発。米株高でムード一変、円高一服も追い風に
21日午前の日経平均株価は反発した。前日比159円32銭高の1万8589円81銭で前場を終えた。
・・・続き
きょう前場の東京株式市場は、終始買い優勢の展開だった。前日の米国株市場では米政府高官の経済政策への言及が好感され、NYダウなど主要指数が上昇、このリスクオンのムードが東京市場にも及んだ。
外国為替市場で1ドル=109円台前半に下落し、運用リスクをとる動きが強まった。
トランプ米政権が掲げる経済政策が実現に向けて前進するとの期待が高まり、主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。
ムニューシン米財務長官は米国時間20日、国際金融協会(IIF)の会合で年内の税制改革実施を目指すと述べた。日本株相場にも買い安心感が広がり、海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家に加え、一部の国内機関投資家が買いを入れた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9892億円、売買高は8億8845万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1563と、全体の77.7%を占めた。値下がりは336、変わらずは111銘柄だった。
個別では、任天堂が商いを伴い反発、2017年3月期の経常利益が従来予想を上回ったイビデンが大幅に上昇した。T&DやJFEが上げ、関西電は年初来高値を更新した。コマツや三菱UFJが上昇し、SUBARUやマツダの上げも目立った。SUMCO、JUKIも上昇した。日本郵政は朝安後プラス圏に切り返す強さをみせた。レナウンはストップ高カイ気配。
一方、世耕弘成経済産業相の発言で半導体事業売却を巡る不透明感が強まった東芝は大幅安となった。富士通や楽天が下げ、富士フイルムは年初来安値を更新、安川電機も冴えない。SMCやファストリも売られた。
ここ急騰態勢にあったenishは利益確定売りに一時ストップ安に売られる場面があった。
東証2部指数は前日比26.92ポイント高の5682.77ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は148となった。
個別では東邦アセチレンがストップ高。ラクト・ジャパン、黒谷、eBASE、川金ホールディングスなど7銘柄は年初来高値を更新。石井表記、ジュンテンドー、技研製作所、マーキュリアインベストメントが買われた。
一方、バナーズ、ラオックス、武蔵野興業が年初来安値を更新。関門海、キーウェアソリューションズ、ぷらっとホーム、フライトホールディングスが売られた。
04月21日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=5日続伸、投資余力増す
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比5円64銭高い2925円23銭だった。同日の日経平均株価の上昇で投資余力の増した投資家からの買いが新興企業株に対しても優勢になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で177億円、売買高は2530万株だった。値上がり銘柄数は336、値下がり銘柄数は235となった。
個別では、アイケイが一時ストップ高と大幅に続伸した。アクシーズ、シンクレイヤ、ユニバーサルや日本一ソフトも上昇した。
半面、テクニカル電子、山陽百貨店、カーディナルやロングライフには売りが優勢だった。アエリアが小幅安だった。
04月21日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=指数は5日ぶり反落、ジーエヌアイ、メドレックスが売られる
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東証マザーズ指数は反落した。午前終値は前日比6.95ポイント安い1009.26だった。
値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は120となった。
個別では、ソレイジアやジーエヌアイが売られた。20日に業績予想を上方修正したドリコムは「材料出尽くし」との受け止めから売りが出た。ジーエヌアイグループ、メドレックス、トレンダーズ、ユーザーローカル、イグニス下が売られた。
一方、UMNファーマや4月に新規上場した旅工房が一時ストップ高と値を飛ばした。テモナ、主力株のそーせいが上昇した。ソレイジア・ファーマ、日本動物高度医療センター、鎌倉新書、シャノン、テモナ、ディー・ディー・エス、レノバが買われた。
04月21日 為替市況コメント
【為替】企業決算や財務長官の税制改革に対する積極的な発言でNY株価は大幅反発しドルも買われる
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[概況]
NY市場で発表された経済指標はマチマチだったが、NY株式市場は好調な企業決算に大きく反発して始まり、株価上昇に米国債利回りも上昇しドル買いも進んだ。
そして午後にムニューシン米財務長官が「税制改革について間もなく公表し、年内に法案は成立するだろう」と発表するとドルは当日高値で12日以来の109.505円まで上昇した。
ユーロも仏大統領選における世論調査でユーロ残留派のマクロン氏が優勢と伝えられた事から買いが優勢となるなど、為替市場はリスク回避後退の円売りが優勢となり、ドルは最期前日比+45.5銭高の109.325円と109円台に乗せて引け、ドル以外の主要通貨も軒並み上昇した。
北朝鮮による地政学的リスクは後退し、仏大統領選も世論調査の結果通りとなるなら、来週は更なる円安が期待出来そうだが。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月21日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時、126円高 機関投資家が押し目買い
[寄り付き概況]
21日10時現在の日経平均株価は前日比126円92銭高の1万8557円41銭で推移している。
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米政策への期待を背景に前日の米株式相場が上昇したのに加え、外国為替市場で円相場が1ドル=109円台前半まで下落し、投資家心理が強気に傾いた。23日に1回目の投開票を迎えるフランス大統領選への警戒感が和らいだことも安心感につながった。
ムニューシン米財務長官は米国時間20日に国際金融協会(IIF)の会合で、年内の税制改革実施を目指すと発言し、米金融株が上昇した。東京株式市場でも銀行や証券株などが上昇した。「トランプ相場を支えた経済政策が実現に向けて動き出すとの期待が再び高まった」という。
東証1部の値上がり銘柄数は1472、値下がりは379、変わらずは148と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。
業種別では33業種中31業種が上昇し、下落はサービス、小売の2業種のみ。値上がり率1位はガラス・土石で、以下、海運、銀行、ゴム製品、証券・商品、鉄鋼と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を8.67円押し上げている。次いで東エレクが7.41円、ファナックが4.56円、京セラが4.18円、ダイキンが3.61円と続く。
マイナス寄与度は6.08円の押し下げでファストリがトップ。以下、富士フイルムが6.05円、安川電が2.13円、明治HDが0.99円と続いている。
個別では、円高の一服を受けて、自動車のトヨタやSUBARUが高い。三菱UFJや第一生命HDなど金融株の上げも目立つ。関西電やコマツは上昇し、新日鉄住金やJFEが買われた。
一方、2018年2月期の業績見通しを発表した安川電は下落した。前期決算開示の延期を発表した富士フイルムの下げも大きい。東芝や楽天も安い。
225先物は大和・三菱・ドイツ・野村・みずほ・アムロが買い越し。
JP・シティ・メリル・UBS・日産・SBIが売り越し。
TOPIX先物は日興・JP・三菱・パリバ・ソジェンが買い越し。
UBS・メリル・バークレイズ・モルスタ・アムロが売り越し。
外資系等は、荏原(6361)、サントリー食品(2587)、協和キリン(4151)、野村(8604)、イオンファン(4343)、スター精密(7718)、DAコン(6534)、旭硝子(5301)、テルモ(4543)に注目。
テクニカル的には、ファンコミ(2461)、ムゲン(3299)、アミューズ(4301)、日ペ(4612)、関ペ(4613)、良品計画(7453)、Uアローズ(7606)、ベスト電(8175)、日産東京(8291)、平和不動(8803)、ニトリ(9843)が動兆。
04月21日 カタリストコメント
「巻き戻し」
NY株式市場は主要指数がそろって上昇。
NASDAQは終値ベースの過去最高値を更新した。
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「アメリカン・エキスプレスなどの堅調な四半期決算を好感」との解釈。
地政学リスクが後退して足元企業業績に視点が移行したということになろう。
「株価を押し上げる唯一の材料は企業業績。今のところ順調に推移」という声も聞こえる。
現時点で予想されているS&P500採用銘柄の第1四半期の増益率は11.1%。
2011年以降最も高い水準になっている。
リスク許容度の高まりから株価は上昇。
国債利回りは上昇(価格は低下)。
債券市場の関心は大きな経済指標の発表もないため23日の仏大統領選に移行。
トランプ政権の税制・財政改革の新たな動きもこれに加わった。
ムニューシン財務長官が「税制改革案を近く発表する」と言明したことは好感される。
「抜本的かつ有意義で、大幅な経済成長をもたらすだろう」というのがリップサービスかどうかは不明。
空母カーリビンソンがアジアではなく豪州へ向かっていたことは朝鮮半島のリスク低下材料とみなせよう。
15日までの週の新規失業保険申請件数は前週比1万件増の24.4万件。
市場予想の24.2万件を上回り4週ぶりに増加。
ただ2週間以上手当てを受けている失業保険受給者の総数は、8日までの週で4.9万件減の197万件。
2000年4月以来、約17年ぶりの低水準となった。
「申請件数は、この時期に乱高下する傾向がある。
復活祭など祝日の時期が毎年変わるため、季節調整の計算に狂いが生じることが多い」という声もある。
仏大統領選ではマクロン氏優勢との見方は広がりユーロが対ドルで上昇。
「買い戻し中心」とされる。
ダウ輸送株指数の大幅高は日本株への好影響をもたすに違いない。
フランスのテロ事件と相殺されてはたまらないが・・・。
わずか1円71銭とはいえマイナスはマイナス。
語呂合わせの「いない」は誰が「いない」のだろう。
4日続伸できずに終わった日経平均。
TOPIXは上昇ながら反発の域。
マザーズ・JASDAQが4日続伸のレベルに戻ってきた。
バイオ関連がけん引役になった印象は久しぶりだ。
「今週の日経平均は木曜までで約94円の上昇。
しかし先週まで5週続落。
この連敗記録をストップできるか」という声が聞こえる。
妙な楽観ムードが台頭したNY株式は大幅高。
突如フランス大統領選でのマクロン氏優位が拡大し巻き戻しでのユーロ高。
ドル円も109円台まで巻き戻して225先物大証夜間取引終値は日中比130円高の18590円。
先週金曜の4月SQ値18613円を視野に入れてきた。
先週金曜の終値は18335円。
ココは上回って追われそうな気配。
「3日新甫は荒れる」としてスタートした4月3日終値は18983円とまだ上空だ。
米10年債利回りは2.24%。
国内10年国債利回りも一昨日の0%→0.015%まで戻してきた。
まだ物足りない水準ながら当面は「金利上昇→株高」の構図が続こう。
日経朝刊でも指摘されているが3月の海外投資家の公社債買い越しは約17兆円。
2016年度は218兆円で過去最大の買い越し。
単にドルを円に換えることで利益が上がるのはマイナス金利のなせる業。
海外投資家のとっての錬金術という不公平の是正は望まれるところだ。
決算発表先行き部隊の安川電の今期見通しは実質31.5%増益の見通し。
ココを素直に評価できればマーケットのFXかぶれも少しは修正されようか。
後場に膠着でもすれば「フランス大統領選」なんて声が聞こえてくるのかも知れない。
グッドタイミングというのだろうか。
日米経済対話に合わせて米側が要求していたのは「薬価制度の見直し」。
高額な新薬の公定価格を安易に引き下げてくれるな、という声である。
ロス商務長官が塩崎厚労相に伝えたと言う。
「自動車より製薬の方がメリットは大きいと考えている」との声もある。
オバマケアで薬価を引き下げる方向で、日本の薬は下げてくれるなとつじつまは合わない。
しかし、薬は国際的なもの。
日本のバイオ銘柄が1年ぶりに芽を出してきた遠因はココにもありそうだ。
日経のマーケット面。
「日銀の動きも顕著だ。
17日は前場で日経平均が0.3%安にもかかわらず上場ETFを737億円購入した」。
日銀が考慮しているのは日経平均ではなくTOPIXの筈。
しかも当日のTOPIXは0.01%の下落で日経平均よりも下落していなかった。
日経平均を使わざるを得ない宿命は理解できるが、どうも・・・。
NYダウは174ドル高の20578ドルと3日ぶりの反発。
NASDAQは53ポイント高の5916ポイントと続伸。
S&P500は17ポイント高の2355ポイント。
ダウ輸送株指数は143ポイント高の9126イント。
3市場の売買高は66.5億株。
CME円建ては大証比100円高の18570円。
ドル建ては大証比150ポイント高の18620ポイント。
大証夜間取引は日中比120円安の18590円。
ドル円は109.31円。
10年国債利回りは2.235%。
非公式外資系動向は売り550万株、買い600万株
金額ベース10億円の売り越し(3日連続)。
売りは不動産・化学・その他金融・小売・銀行セクターなど。
買いは薬品・通信・電機セクターなど。
売買交錯は自動車・サービスセクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
レノバ(9519)・・・動兆
レノバに注目する。
同社は再生可能エネルギーの発電と開発・運営が中核。
太陽光、バイオマス、風力など多様化している。
再生エネルギーの拡大は国策。
今5月期の第3四半期決算は対通期進捗率が高く着地。
リバウンド期待。
(兜町カタリスト櫻井)
04月21日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
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[株価材料]
■キリンHD<2503>
系列がLINEで自販機の位置を自動通知
■IDEC<6652.T>
農業ハウスの環境自動調節システム開発
■トヨタ<7203>
新設計思想「TNGA」の第2世代エンジン開発
■リコー<7752>
社内向けにビッグデータやAI活用を拡大
■オリックス<8591>
米国で施設屋上向け太陽光発電を開始
04月21日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月21日号
04月21日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
21日の東京株式市場は、米国株高を受け、寄り付きは買い先行スタートとなるだろう。
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シカゴ日経平均先物にさや寄せする格好から、戻りを試す場面もありそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万8400円-1万8600円を想定する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半と円安に振れ、対ドルでの円安から、輸出関連株へ買い戻しの動きが進む可能性もある。
ただ、週明けにフランスの選挙結果を東京市場で消化するため、株価に影響を与える可能性もある。様子見気分が強まることも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比100円高の1万8570円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り550万株、買い600万株で、差し引き50万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額は売り越し。
売りセクターに、不動産、化学、サービス、自動車、その他金融、小売、銀行など。買いセクターに、自動車、サービス、薬品、通信、電機など。
【好材料銘柄】
■エイベックス・グループ・ホールディングス <7860>
秋元康氏がプロデュースする劇団の運営やマネジメントを担う新会社をY&N Brothersと共同で設立。
■メンバーズ <2130>
前期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■セブン工業 <7896>
前期経常を36%上方修正。
■ディー・ディー・エス <3782>
次世代オンライン認証規格「FIDO」に準拠した生体認証システムの構築を支援する「マガタマ ソリューションパッケージ」を提供開始。
■ドリコム <3793>
前期経常を43%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
21(金)
【国内】
2月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
モバファク、光世証、アクシーズ、サーティワン、ベクター、アジュバン、東製鉄、東邦レマック、ジャフコ
【海外】
米3月中古住宅販売件数(23:00)
《米決算発表》
ゼネラル・エレクトリック、ハネウェルインターナショナル、スタンレー・ブラック&デッカー、ロックウェル・コリンズ、シュルンベルジェ
休場:ブラジル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月20日 【NY株/欧州株概況】
【市況】反落 ダウは174ドル高、政策期待の再燃で投資家心理が改善
・・・続き
20日のNYダウ工業株30種平均は前日比174ドル22セント高の2万0578ドル71セントと3日ぶりに反発した。
複数の主要企業決算が好感されたほか、週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となり、買いが先行した。
20日午後に国際金融協会(IIF)の会合に出席したムニューシン米財務長官が年内の税制改革実施を目指すなどと述べた。コーン国家経済会議(NEC)委員長も税制改革やインフラ投資などに積極的な姿勢を示した。
医療保険制度改革法(オバマケア)の新たな代替案が来週にも議会で採決されるとの観測も出た。停滞していた米政府・議会の政策協議が進展するとの見方が強まった。
前日夕に市場予想を上回る四半期決算を発表したクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスが一時6%近く上げるなど、業績を手掛かりとした買いも目立った。米金利の低下基調が一服し、利ざや改善期待でゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなどの金融株も上げた。
主な株価指数は午後に軒並み上げ幅を広げ、ダウ平均は225ドル高となる場面があった。
ナスダック総合株価指数は続伸した。53.743ポイント高の5916.777と3月30日以来、3週間ぶりに過去最高値で終えた。
セクター別では、運輸や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
鉄道のCSX(CSX)は増配と新たな自社株買いを発表し、上昇。クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)は決算内容が好感され、堅調推移。衣料小売りのフット・ロッカー(FL)は、ジョンソンCEOが4月販売動向の堅調さに言及し、上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)が高い。証券会社が「iPhone(アイフォーン)」の出荷好調を予想して目標株価を引き上げ、好感した買いが入った。
四半期決算が市場予想に届かなかった通信大手のベライゾン(VZ)が下落。減益決算だった保険のトラベラーズも下げた。コカ・コーラやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も安い。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,578.71+174.22
S&P500種
2,355.84+17.67
ナスダック
5,916.777+53.743
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比180円高の1万8570円で引け、前日の大阪取引所終値を100円上回った。
米長期金利の上昇を背景に円安が進み、日本株の上昇期待が高まった。トランプ米大統領の税制改革への期待からNYダウが反発したことも支援材料になった。この日の6月物高値は1万8615円、安値は1万8370円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18570 ( +100 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18620 ( +150 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7118.54(+4.18)
FTSE100種総合株価指数は5営業日ぶりに反発。前日終値に比べ4.18ポイント高の7118.54で引けた。鉱業株の上げが指数を押し上げる一方で、石油株の下げが上値を抑えた。上昇と下落の銘柄数はほぼ拮抗。朝方に下落に転じた後、午後に買い戻された。
午前に売られた鉱業関連株が午後に上昇に転じた。リオ・ティントと資源商社のグレンコアの上げが目立った。
半面、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルは売られた。医薬品株と住宅建設株も下落した。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループの下落も大きくなった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12027.32(+10.87)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比10.87ポイント高の12027.32だった。
半導体のインフィニオンテクノロジーズと、重電のシーメンスが買われた。日用品のバイヤースドルフは、経営幹部が通期業績について警戒しながらも楽観的な見方を示したことが好感され上昇。一方で、鉄鋼のティッセン・クルップと不動産のボノビアは下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5077.91(+74.18)
04月20日 マーケットコメント
04月20日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は一時109.075円まで上昇するも、日本郵政の減損処理報道で上値抑えられたか。
・・・続き
[概況]
20日、東京外国為替市場の米ドル円は、一時109.075円まで上昇するも、その後は上値が重い展開となった。
本日、東京時間において、米ドル円は仲値公示にかけて109円台まで強含んだ。しかし、東京株式市場の後場において、日本郵政が2015年に買収した豪物流会社の減損処理を検討しているとの報道が伝わると、日経平均株価は一時18,430円付近まで下落し、米ドル円も同様に上値が抑えられた。
現在、欧州時間に入ると、米ドル円は108.950円付近まで反発している。
この後は、米新規失業保険申請件数(予想:24万件 前回:23.4万件)や4月米フィラデルフィア連銀景況(予想:25.0 前回:32.8)など米経済指標発表のほか、本日から21日までワシントンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が予定されており、報道などには注意が必要か。
テクニカル的には200日移動平均線(108.828円)付近が下値の支持線として機能するか注目をしたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月20日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=1円安 4日反落 上値の重さを嫌気した売りが膨らむ
【大引け概況】
20日の日経平均株価は小幅に反落した。終値は前日比1円71銭安の1万8430円49銭だった。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:2分08秒 容量:12.23M
過去のマーケット動画はこちら
最新の世論調査の結果を受け、フランス大統領選への懸念は後退した。国内年金によるアクティブ買いが観測され日経平均は一時、1万8500円を上回る場面もあった。
朝方発表された、貿易統計速報は5年ぶりの高水準となり、景気回復基調が確認できたとの見方から自動車など時価総額の大きい輸出関連株への買いが目立ったが、上値を追う動きは限定的となった。
日本郵政の「海外M&Aの失敗で巨額減損処理へ」との一部報道による急落も投資家心理の悪化につながり、引けにかけて弱含んだ。
業種別では33業種中14業種が値上がり。1位は銀行で、以下、ゴム、輸送、保険と続く。値下がり上位には石油、電気・ガスが並んでいる。
JPX日経インデックス400は小幅に上昇した。終値は前日比5.98ポイント高の1万3180.06だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発し、1.39ポイント高の1472.81で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆1592億円。売買高は18億4106万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は792、値上がりは1091、変わらずは132銘柄だった。
個別では、米国市場で原油先物相場が大幅に3日続落したことをきっかけにJXTGと国際石開帝石は年初来安値を更新した。任天堂が5日ぶりに反落し、ファナック、KDDIもさえない。日本郵政は後場に一時5%安まで急落となった。 半面、17年1〜3月期の連結営業利益が800億円前後と前年同期のほぼ2倍になったと報じられたキヤノンは大幅に上昇した。ソフトバンクG、三菱UFJ、トヨタ自動車が堅調、と三井住友FGも高かった。半導体メモリー事業売却を巡る一部報道で5%高と東芝も高かった。
東証2部株価指数は、前日比19.06ポイント安の5655.85ポイントと4日ぶり反落。
値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は155となった。
個別では、ヨネックス、三京化成などが年初来安値を更新し、富士通コンポーネント、シャープなどが下げた。
半面、JMACS、大興電子通信がストップ高。ファステップス、関門海が一部ストップ高と値を上げた。eBASE、技研製作所など9銘柄は年初来高値を更新した。
04月20日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続伸、個人投資家を中心に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比10.16円高の2919.59円となった。
値上がり銘柄数は349、値下がり銘柄数は258となった。
海外の不透明要因が強く主力株を手掛けにくいなか、個人投資家を中心に中小型株に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で356億円、売買高は4943万株だった。
個別では、シンクレイヤ、アイケイ、カーディナルがストップ高。ナガオカは一時ストップ高。夢の街創造委員会、日本マクドナルドホールディングスなど11銘柄は年初来高値を更新した。
半面、テクニカル電子、大田花きなどが年初来安値を更新し、ヒビノ、トリケミカル研究所が下げた。
04月20日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=4日続伸、直近IPO銘柄がストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は4日続伸した。終値は前日比6.67ポイント高い1016.21だった。
値上がり銘柄数は116、値下がり銘柄数は115となった。
個別では、ナノキャリア、直近のIPO銘柄のテモナ、ユーザーローカル、旅工房がストップ高。 ソレイジア・ファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。ライフネット生命保険など7銘柄は年初来高値を更新した。 一方、トレンダーズ、ロコンド、メドレックスが下落した。
04月20日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を10銘柄更新しました。
[8159]立花エレテック
[2492]インフォマート
[3920]アイビーシー
[7587]PALTEK
[2438]アスカネット
[7781]平山
[9419]ワイヤレスゲート
[6181]パートナーエージェント
[4326]インテージホールディングス
[3180]ビューティガレージ
04月20日 アフターランチ
「素顔を素直に眺め続ける」
前場の日経平均株価は56円高の18489円と一応4日続伸。
・・・続き
「フランス大統領選への懸念が後退。
国内年金の押し目買いを背景に上昇」との解釈が聞こえる。
では昨日は違ったのかと言うばそうでもないだろう。
3月の貿易統計速報で対世界の輸出数量指数が2012年3月以来5年ぶりの高水準。
「景気回復基調が確認できた」と解釈された。
市場心理が弱気に傾いていれば「対米貿易摩擦懸念」となったに違いない。
セブンイレブンでコーヒーを買うとカップの蓋が切れている。
この場合「ああ、売れているんだ」とフツーに思う。
ヤマト運輸でゴルフバッグを送るときに「アイアンのカバーが切れてまして」。
この場合「ああやはり下方修正するほど業績はいイマイチなんだ」と考えてしまう。
決して「繁盛しているんだ」とは思えない。
事実は、セブンイレブンの経営が厳しくヤマト運輸のゴルフ宅急便は大繁盛なのかも知れない。
でも「物流が人手不足で大変」なんて刷りこまれるとどうもその方向で物を考えがち。
先入観と言うのは厄介なものである。
18534円と18152円のレンジ内。
つまらない話だが、マイナス1σとマイナス2σだけの話。
それでももっともらしく聞こえるから紙芝居は楽でもある。
いつも不思議に思う。
株価と為替、たとえば225と南アフリカランドを同じ紙芝居で見ることに疑問は生じないのだろうか。
あるいは225とプラチナ。
なんでもかんでも線でカタがつく訳はないと思うのだが・・・。
だから「罫線屋、足を引き引き足を出し」なんて揶揄されるのかも知れない。
株式投資をわかりにくくしているものを考えてみると、他にもある。
例えば罫線もそうだしラップに代表されるような投信も同様。
なんでもかんでも投信にしてしまえば良いものでもないし、仕組み債を本当に理解している人も少ない。
わからないから投資しない、というのも一つの原理原則でもある。
罫線を見ず、経済指標のスケジュールを見ず、そして需給も顧みないでひたすら銘柄を見る。
競馬だってオッズや過去の戦暦がベットの邪魔になることがある。
だったら素顔を素直に眺め続けることの方が良いかも知れない。
そう考えれば「今年初の5日続伸」なんて意味のないことになってくる。
大引け後はラジオNIKKEI「投資知識研究所」の生放送。
ゲストはアンジェスMG(4563)の山田社長の予定。
(櫻井)。
04月20日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
20日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比57円00銭高の1万8489円20銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.18ポイント高の1477.60で始まった。
日経平均は小幅な値動きではあるが、5日線を上回っての推移をみせている。
物色はインデックスに絡んだ商いから主力処がけん引、中小型株はやや手掛けづらくなっている。
ランチバスケットは370億円、差し引き売り買い均衡との観測。
東京外国為替市場、ドル・円は12時30分現在、108.95円付近。
ここまでのドル・円の取引レンジは108円80銭から109円06銭、ユーロ・円は116円54銭から116円83銭、ユーロ・ドルは1.0709ドルから1.0719ドルで推移した。
04月20日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=56円高続伸、貿易統計を好感、買い優勢が続く
20日午前の日経平均株価は続伸し、前日比56円85銭高の1万8489円05銭で前場を終えた。
・・・続き
前日の米国株市場でNYダウが下落したものの、最新の世論調査の結果を受け、フランス大統領選への懸念が後退。国内年金の押し目買いを背景に上昇した。
財務省が朝方発表した3月の貿易統計速報(通関ベース)は対世界の輸出数量指数(2010年=100)が2012年3月(105.8)以来5年ぶりの高水準だった。景気回復基調が確認できたとの見方から自動車など時価総額の大きい輸出関連株への買いが目立った。
上値を追う動きは限定的だった。19日の米ダウ工業株30種平均が100ドル以上、下落するなど、米景気の先行きに対する不透明感が強まっており、買いを見送る投資家も多かった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9967億円、売買高は9億1812万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1224と全体の約6割を占めた。値下がりは656、変わらずは130銘柄だった。
個別では、17年1〜3月期の連結営業利益(米国会計基準)が800億円前後と前年同期のほぼ2倍になったと報じられたキヤノンは大幅に上昇した。ソフトバンクグループが堅調、ソニーが買われ、三菱UFJと三井住友FGも高かった。enishがストップ高に買われたほか、日本写真印刷が値を飛ばした。東芝が物色人気となり、良品計画も上昇した。
一方、米国市場で原油先物相場が大幅に3日続落したことをきっかけにJXTGと国際石開帝石は年初来安値を更新した。アサヒとキリンHDも下落し、味の素と武田は安かった。
スタートトゥデイが売られ、コマツも軟調。JAC Recruitmentが急落したほか、日機装、日本ライフラインの下げも目立つ。
東証2部株価指数は続伸した。シャープと技研製が上げ、ADプラズマと朝日インテクが下げた。
東証2部指数は前日比42.42ポイント高の5717.33ポイントと4日続伸。値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は140となった。
個別では大興電子通信がストップ高。ファステップス、関門海は一時ストップ高と値を飛ばした。キーウェアソリューションズ、eBASE、川金ホールディングス、技研製作所など7銘柄は年初来高値を更新。黒田精工、FDK、那須電機鉄工、南海プライウッドが買われた。
一方、ヨネックス、フレンドリー、Jトラストが年初来安値を更新。北日本紡績、第一稀元素化学工業、三谷商事、富士通コンポーネントが売られた。
04月20日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日続伸、新興市場の中小型株にも買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比8円36銭高い2917円79銭だった。東証の主力株の上昇で投資家心理が改善。新興市場の中小型株にも買いが入った。19日に上場した旅工房が大幅高になるなど、個別物色の動きが強かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で196億円、売買高は2814万株。
値上がり銘柄数は338、値下がり銘柄数は230となった。
個別では、シンクレイヤ、アイケイ、カーディナルがストップ高。ナガオカは一時ストップ高と値を飛ばした。サニーサイドアップ、オールアバウト、夢の街創造委員会、日本マクドナルドホールディングスなど9銘柄は年初来高値を更新。オービス、セグエグループ、グラファイトデザイン、キャピタル・アセット・プランニングが買われた。
一方、クリエイト、デイトナ、大田花きが年初来安値を更新。ヒビノ、ケアサービス、トリケミカル研究所<4369>、ウェッジホールディングスが売られた。
04月20日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日続伸、旅工房がS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比4.19ポイント高い1013.73だった。
値上がり銘柄数は115、値下がり銘柄数は105となった。
個別では、旅工房がストップ高。インタースペース、ソレイジア・ファーマ、日本動物高度医療センター、鎌倉新書など7銘柄は年初来高値を更新。シンプロメンテ、ライフネット生命保険、オロ、ストリームが買われた。
一方、トレンダーズ、ロコンド、リネットジャパングループ、アクロディアが売られた。
04月20日 為替市況コメント
【為替】地政学的リスクの後退にドルは109円台に乗せるも維持は出来ず
・・・続き
[概況]
東京市場終盤から為替市場は円売り優勢の流れとなり、欧州市場中盤にドルは109円台に乗せ、ユーロも其の後当日高値117.000円まで上昇した。
そしてNY株式市場が上昇で始まると序盤にドルは当日高値109.190円まで上昇したが、株価が下げに転じると共にドルも上値を抑えられて109円を割り込んだ。
其の後一旦109円台を回復する場面もあったが株価の下げ幅拡大にドルも売られ、NY市場終盤に108.680円まで下げたあと、最後は前日比+42銭高の108.870円で引けた。ユーロも上昇したが、ポンドは前日の上げ過ぎ感もあって反落し、原油価格の下落もあってカナダドルも下げ、豪中銀議事録で低金利政策を相当程度維持するとされた事から豪ドルも値下がりして引けるなどマチマチな動きとなった。
地政学的リスクは一旦後退してドルは109円台を回復する場面があったが維持は出来ず、仏大統領選や北朝鮮軍創設85周年を控えて、まだドルは上値の重い揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月20日 カタリストコメント
「政策の方向」
NY株式市場はNYダウとS&P500指数が続落。
NASDAQは反発とマチマチの動き。
・・・続き
前日低調な決算発表をしたIBMが4.9%の下落と大幅安。
NYダウとS&P500指数の足を引っ張った。
一方モルガンスタンレーは好決算を背景に上昇。
前日のゴールドマンの決算による金融セクターのネガティブさを緩和した。
19日までに第1四半期決算を発表したS&P500採用銘柄は57社。
そのうち75.4%の利益が市場予想を上回り過去4四半期平均の71%を上回った。
S&P500採用銘柄の第1四半期決算は全体では2011年以降で最高となる10.8%の増益になる見通し。
一方、ガソリン在庫の増加を背景にWTI原油先物が下落しエネルギーセクーが軟調。
引け後に発表されたイーベイは市場予想を下回って着地。
株価は時間外で4%超下落している。
10年国債利回りは2.2%台まで上昇。
「市場が買われ過ぎた状態にあることを踏まえると、この日はやや落ち着きを取り戻した」との声が聞かれる。
この頃ほとんど材料にはならない地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)。
「2月中旬から3月末にかけて米経済は控えめから緩やかなペースで拡大した。
労働者の確保や維持が困難になっているにもかかわらず、インフレ圧力はなお抑制されている」とのコメント。
確かに「だから何」という印象。
ややこしいのはIMF。
世界金融安定報告書(GFSR)での指摘。
「トランプ米政権が掲げる法人税減税や金融規制の緩和が
2008年の金融危機前にみられた過剰な金融リスクを許容する傾向に再び火をつける可能性がある。
国際的な企業による海外収益の還流分を含む新たなキャッシュフローは、
金融資産の購入や合併、配当などのリスクを伴う行為に回される可能性がある。
こうした傾向はITとヘルスケアの業界で最も多くみられるだろう」。
ある種の予防線と見た方が良いのかも知れない。
結局、アレコレ解釈するものの前線では「マネーの置き場を株にするか債券にするか」の小競り合いが起こっているだけに過ぎない。
ティラーソン国務長官は「北朝鮮をテロ支援国家に再指定も視野に」。
ライアン下院議長は「あのような力を持つ独裁者を許しておくのは、文明国にとって許されないこと。
軍事的選択肢を選びたいわけではないがすべての選択肢を残しておくことは必要だ」とコメント。
地政学リスクは何ら変化しておらず解釈だけは「後退感」となっている。
それにしてもよく材料をみつけてくるもの。
フランス大統領選挙だけでは飽き足らず、今度は「予算の関係での連邦政府一部閉鎖の可能性」。
ゴールドマン・サックスは「来週末に連邦政府機関が一部閉鎖する確率は25%程度。
議会が予算の承認を来月に先延ばしした場合、その確率は約30%に高まる」とのレポート。
「短期的な予算の期間延長は、物議を醸す問題での対立を避けて議会を通過。
4月29日の政府機関閉鎖は回避される見込み。
より長期的な9月までの延長は、メキシコとの国境の壁建設案の財源などの問題に対応する必要があり、一段と厳しい」。
今年の上限である「3日続伸」。
もっとも日経平均の上昇幅は3日で100円未満。
その前に400円以上下落していたのだからほとんど戻っておらず前日比プラスなだけとも言える。
TOPIXは下落しておりこちらが肌感覚となる。
前引けの値上がり銘柄1303、大引けは1043銘柄。
引けにかけては難弱な展開だった。
もっとも「逆風下での3日続伸はそれなりに評価されていい」と言う声も聞かれる。
東証1部の売買代金が3日ぶりに2兆円台を回復したこともエネルギーの増加とみたいところだ。
NYダウの続落を受けて大証225先物夜間取引終値は日中比30円安の18380円。
25日線から2.6%のマイナスかい離は案外心地良い水準なのかも知れない。
松井証券経由の信用評価損率速報で売り方▲8.121%(前日▲7.634%)、
買い方▲9.491%(前日▲10.016%)と拮抗してきた。
Quick調査の信用評価損率は▲11.69%と5週連続悪化。
日経朝刊のコメントは「マイナス10%を超えるにつれ、個人の投げ売りは徐々に出やすくなる」。
しかし数字の水準は14日(金)時点のもの。
タイムラグも考慮しておきたいものだ。
同様に14日時点の裁定買い残は前週比1543億円減少し1兆5611億円と4週連続で減少した。
SQ週だっただけに減少額が大きかったと見たいし、この減少が先週の下落の背景の一部でもあった。
一方裁定売り残も1610億円減少しわずか811億円。
裁定解消売りが先週で終わったとすれば今週のか細いながらも3日続伸は理解できよう。
というか裁定売り残のここまでの減少を見る限り「売りは終わった、売り飽きた」。
先週金曜時点での感覚は正解だったことになる。
課題は今日の展開。
昨日のようにNY安を跳ね返して今年初の「4日続伸」が出来るかにかかる。
前回水曜まで3日続伸したときは木曜で跳ね返された。
空売り比率は41.8%と執拗に40%台を割らないのが悪材料。
債券利回りが上昇すれば反比例の株高となるのだが・・・。
「皮切りとなる安川の決算発表次第」と言う声も聞こえる。
日銀のETF買いの平均値は17404円。
ここまではなかろう。
昨年11月9日日経平均16251円。
半年期日は5月の9日。
多少は期待を持ちたいところ。
自民党の河野太郎・行革推進本部長の提言。
日銀の金融政策のリスクについて。
「日銀が巨額の国債買い入れを進めた結果、将来金利が上昇する場合に、日銀の損失が拡大。
国庫納付金の減少リスクや、通貨信認の毀損、民間銀行の収益に悪影響を与える可能性がある。
政府・日銀が目標とする物価2%が実現した場合、金利が上昇することでさまざまな副作用が生じる。
金利上昇による日銀保有国債の価格下落。
日銀が金融機関に支払う金利の引き上げによる多額の損失計上リスクなど。
日銀が債務超過に陥れば、円の信認を維持する措置を講じざるを得ない。
2013年に日銀が2%の物価目標を掲げ、目標達成時期を5度も変更。
市場との意思疎通が円滑でなくなっている可能性もある。
政府の財政健全化に対して市場が不信を抱けば、金利が上昇。
同時に金利急上昇局面での政府・日銀の協力体制について事前に取り決めておくことが市場に安心感を与える」。
金利上昇局面への対応は意外と必要なのかもしれない。
もともと蟷螂の斧みたいな行動は多いが・・・。
日経朝刊では「知財法制一括見直し」と書かれている。
昨日の「第四次産業革命を視野に入れた知財システムの在り方に関する検討会」。
経済産業省と特許庁の提言が登場した。
「IoTを活用したビジネスモデルを支える知財システムの整備の観点から、
ソフトウェア関連発明の審査基準の点検、ビジネス関連特許の活用方法の整理、
新設した特許分類の活用及び分野横断的な審査体制の整備を行うこと」というのが骨子。
文章だとわかりにくいが特許庁のHPに登場した参考資料はわかりやすい。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
MDV(3902)・・・動兆
メディカル・データ・ビジョンに注目する。
同社は医療・医薬品データのネットワーク化とサービスを提供。
治験分野に診療データ活用による被験者紹介などで参入の方向。
データヘルス改革のトップランナー。
株価は今月逆行高。
月末に1対2の分割予定。
(兜町カタリスト櫻井)
04月20日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、NYダウ下落も貿易統計好感し買い優勢
[寄り付き概況]
20日前場寄り付きの日経平均株価は小幅に続伸し、前日に比べ30円ほど高い1万8400円台半ばで推移している。
・・・続き
売り買い交錯のなか、フランス大統領選への懸念の後退や国内機関投資家の押し目買いを背景にやや買いが優勢となっている。
ただ、前日の米国株市場ではNYダウが100ドルを超える下げをみせたが、決算を受けたIBMの下げや、原油市況急落を受けたエネルギー関連株の下落が足を引っ張った格好になっている。
財務省が20日発表した3月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6147億円の黒字(前年同月は7448億円の黒字)だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値である5758億円の黒字を上回った。
輸出額は前年同月比12.0%増の7兆2290億円と7%増程度を見込んでいた市場予想を上回った。景気回復基調が確認できたとの見方から買いを誘った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種前後が高い、値上がり上位にゴム製品、繊維、輸送用機器など。値下がりで目立つのは鉱業、石油、鉄鋼など。
個別では、17年1〜3月期の連結営業利益(米国会計基準)が800億円前後と前年同期のほぼ2倍になったと報じられたキヤノンは大幅に上昇している。東エレクと住友電も上昇し、ブリヂストンとスズキも高い。
一方、JXTGや国際石開帝石は年初来安値を更新した。アサヒとキリンHDも下落し、関西電と楽天も安い。
225先物は野村・JP・GSが買い越し。
クレディ・アムロ・ソジェン・シティ・SBI・松井が売り越し。
TOPIX先物は野村・ソジェン・みずほ・三菱が買い越し。
大和・モルスタ・アムロ・バークレイズ・モルスタ・クレディJPが売り越し。
外資系等は、ロート(4527)、コスモス薬(3349)、明電舎(6508)、ウェルシア(3141)、わらべや(2918)、三菱ガス(4182)、住友ゴム(5110)、アドバンテスト(6857)、オークマ(6103)、アマダ(6113)、ソディック(6143)、DMG森(6141)、安川(6506)、キーエンス(6861)、ファナック(6954)に注目。
テクニカル的には、東芝プラ(1983)、中部飼(2053)、雪印メグ(2270)、Vコマース(2491)、サッポロ(2501)、わらべや(2918)、ダイヤD(3073)、GMOクラウド(3788)、協和キリン(4151)、オービック(4684)、Moresco(5018)、ベクトル(6058)、ウィル(6089)、ハピネット(7552)、SHOEI(7839)、SCSK(9719)が動兆。
04月20日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月20日号
04月20日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
20日の東京株式市場は、上値が重いが堅調展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8300円−1万8600円を想定する。
東証1部の25日騰落レシオが、14日に69.07%と売られすぎとする70%を割り込んで以降(19日は71.73%)、日経平均株価は底堅く推移していることから、自律反発を期待した下値拾いの動きもみられそうだ。
17年3月期決算の発表を控え、手掛かり材料に乏しいことから、積極的な売買が手掛けづらく、上値は限定的となりそう。
今週は比較的堅調な動きが続いているが、いよいよ23日のフランス大統領選の第1回投票が目前に迫っており、週末にかけてはリスク回避の動きが強まる可能性がある点には注意を払っておきたい
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比20円安の1万8390円だった。
【好材料銘柄】
■スタートトゥデイ <3092>
前期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
■オロ <3983>
クラウド型統合業務システム「ZAC Enterprise」の販売累計が10万ライセンスを突破。
■ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ <6090>
前期経常を赤字縮小に上方修正。
【きょうの主な経済指標】
20(木)
【国内】
3月貿易統計(8:50)
20年国債入札
松坂屋銀座店跡に商業施設「GINZA SIX」が開業
《決算発表》
安川電、ゲンキー、日鋳造、エンプラス、DNAチップ、KOA
【海外】
G20財務相・中央銀行総裁会議(〜4/21)
米4月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
米3月CB景気先行総合指数(23:00)
米5年インフレ連動国債入札
《米決算発表》
D.R.ホートン、BB&T、シャーウィン・ウィリアムズ、PPGインダストリーズ、フィリップ・モリス・インターナショナル、ベライゾン・コミュニケーションズ、トラベラーズ・カンパニーズ、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月18日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落 118ドル安、原油安やIBM決算が響く
・・・続き
19日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比118ドル79セント安の2万0404ドル49セントで終えた。
ハイテク株を中心に買いが広がったものの、原油相場の下落に加えて、ITサービスのIBMの決算内容が嫌気され、上値の重い展開となった。
原油安でシェブロンなど石油株が売られたことも重荷になった。ダウ平均は午後に入って下げが加速し、一時は下げ幅が140ドルを超えた。
IBMは前日発表した1~3月期決算が20四半期連続の減収となった。これを受けて19日はアナリストによる目標株価の引き下げが相次ぎ、株価が大幅に下落。1銘柄でダウ平均を60ドル近く押し下げた。
ガソリン在庫の増加を嫌気して、商品市場で原油先物相場が急落した。シェブロンやエクソンモービルなどの石油株の下げがきつくなった。
ゴールドマン・サックスやJPもルガン・チェースなど、金融株が軟調だったことも相場全体の重荷になったという。
地区連銀経済報告(ベージュブック)では全体的に景気が緩やかに拡大したとの認識が示されたが、個人消費が強弱入り混じる内容となったこともあり、相場への影響は限定的だった。
ナスダック総合株価指数は小幅に反発し、前日比13.563ポイント高い5863.034で終えた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や消費者・サービスが上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。
原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。資産運用のブラックロック(BLK)は決算内容が嫌気され、下落した。動画配信のネットフリックスには、利用者数の伸び鈍化を懸念した売りが19日も続いた。
一方、1~3月期決算が市場予想を上回る増収増益となった投資銀行のモルガン・スタンレー(MS)が上昇。半導体のブロードコム(AVGO)は東芝が分社化を予定する半導体子会社の入札で有力候補と目されており、日米のファンドや大手邦銀も同社と共同買収を検討していると報じられ、買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,404.49−118.79
S&P500種
2,338.17−4.02
ナスダック
5,863.034+13.563
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小反発した。6月物は前日比60円高の1万8390円で引けた。円相場の反落を好感した。朝方に円安と米株高が進んだ局面では一時1万8505円まで上げた。引けにかけては円が下げ渋ったうえ、米株が売りに押され、上げ幅を縮めた。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18390 ( -20 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18435 ( +25 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7114.36(-33.14)
FTSE100種総合株価指数は4営業日続落。前日終値に比べ33.14ポイント安の7114.36で引けた。ただ、構成銘柄の半数以上は上昇した。
ポンド高が続くなか、業績への悪影響が懸念される輸出関連株中心に売られた。
ロイヤル・ダッチ・シェルやBPなど石油株が下落した。インペリアル・ブランズなどたばこ株も安くなった。
半面、銅相場の上昇で鉱業関連株は買われた。アントファガスタと資源商社のグレンコアの上げが目立った。保険株と住宅建設株も上がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12016.45(+16.01)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比16.01ポイント高の12016.45だった。
コメルツ銀行と航空のルフトハンザ、鉄鋼のティッセン・クルップは上昇。一方で、複数のアナリストが投資判断を引き下げた放送大手のプロジーベンザット1メディアは売られた。電力のエーオンと不動産のボノビアも下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5003.73(+13.48)
04月19日 マーケットコメント
04月19日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は一時108.870円まで上昇。
・・・続き
[概況]
19日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.870円まで上昇した。本日、東京時間において、米ドル円は仲値公示にかけて108.700円付近まで強含み、その後も小幅高の動きとなっている。
ただし、引き続いて北朝鮮情勢など地政学的リスクや、今週末に控えるフランス大統領選の第1回目投票などに警戒が必要だろう。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は108.850円付近を推移し、本日の高値圏を維持している。
テクニカル的には米ドル円は200日移動平均線(108.805円)付近を推移しており、このラインを上抜けられるかにも注目をしたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月19日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日続伸、英EU離脱問題再燃も国内機関投資家が押し目買い
【大引け概況】
19日の日経平均株価は続伸した。終値は前日比13円61銭高の1万8432円20銭だった。
・・・続き
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指標面で割安感が強まっていたことで、直近で下げが続いていた銘柄を中心に国内機関投資家の買いが入り、指数を下支えした。
日経平均株価はプラス圏とマイナス圏を行き来したが、大引けは小幅プラス圏を維持している。
朝方はリスク回避の売りに反落して始まった。前日の欧米株市場が総じて軟調、英国のメイ首相がEU離脱推進に向け6月に総選挙を実施すると表明したことなどが波紋を広げ、円高と相まって主力株中心に買い手控えられた。
後場に入り、テクニカル面で売られ過ぎ感が強く、国内機関投資家とみられる買いが観測され、後場後半はプラス圏で推移した。
値上がり寄与トップはソフトバンクG、2位はファナックとなり、2銘柄で日経平均を約29円押し上げた。 一方、値下がり寄与トップは前日に17年3月期業績の下方修正を発表しているヤマトHDとなった。値下がり寄与2位にホンダ、3位にトヨタと自動車株が並んだ。
JPX日経インデックス400は反落し、前日比13.17ポイント安の1万3174.08だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、0.11ポイント安の1471.42だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3172億円、売買高は19億5291万株だった。売買代金は活況の目安とされる2兆円を3日ぶりに上回った。東証1部の値上がり銘柄数は1043、値下がりは820、変わらずは152銘柄だった。
個別では、任天堂は売買代金トップで4連騰、中国で機械需要が伸びるとの期待が強まったファナック、ソニーも堅調。東エレクや信越化など半導体関連銘柄の一角は上昇した。また、英ポンド上昇で輸出採算の改善期待が強まった富士通も買われた。 一方、前期利益見通しを下方修正したヤマトHDが下落した。ホンダやトヨタなど自動車株の一角も軟調だった。NTT、JTも冴えない。米長期金利の低下で、MS&ADなど保険株も売られた。
東証2部株価指数は、前日比82.26ポイント高の5674.91ポイントと3日続伸。
値上がり銘柄数は280、値下がり銘柄数は152となった。
個別では、JMACS、ぷらっとホームがストップ高。朝日インテック、シャープが上げた。
半面、スリープログループ、キタムラ、石井食品、ロックペイントなど12銘柄が年初来安値を更新。星和電機、Jトラストが下げた。
04月19日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、売り先行後は買い優勢、上昇に転じる。
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比13円89銭高い2909円43銭だった。
値上がり数は392、値下がり数は192、変わらずは92となった。
前週末にかけて大きく下落した反動で、半導体関連のフェローテクやトリケミカルなど好業績銘柄を中心に買いが優勢だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で358億円、売買高は6788万株だった。
個別では、カーディナルがストップ高。アマゾンジャパンが自社の物流網を使って商品を効率的に配送する仕組みを導入するとの一部メディア報道を受けて思惑買いが入り遠州トラックが上昇した。その他、アエリアやメガネスーパーが上がった。 一方、アイケイが大幅下落、3Dマトリクスは新株予約券発行発表で売られた。その他、オービス、ブロッコリーなどが下げた。
04月19日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、ソレイジアがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比6.58ポイント高い1009.54だった。
値上がり144銘柄、値下がり86銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、ソレイジアが売買代金トップでストップ高。ファイズは、アマゾンに関する一部報道を受けて上昇した。Aimingやリネットジャパンも10%を超える上昇となった。
一方、Gunosy、マイネットが下落、GNIは米社買収を発表して買いが先行したものの、その後利益確定売りに押されて10%を超える下落となった。
昨日18日に新規上場した旅工房は、上場2日目の午前に公開価格1370円の2.7倍となる3750円で初値を付けた。終値は4140円と初値を390円上回った。
04月19日 アフターランチ
「過ちては改むるに憚ること勿れ」
日経スクランブルで「日銀買い1兆円の儚さ」と揶揄されている日銀のET買い。
・・・続き
月曜は前場マイナス0.01%でもETFを買った。
5日連続は昨年9月9日〜15日以来約7カ月ぶり。
月間平均買い付け額は3月までで5206億円。
2016年8〜12月の4750億円を上回った。
しかも3月は724億円だったが4月は725億円。
火曜日までの買い付け額は5075億円。
もう今月の予定は終了といったところだが・・・。
「18000円台は積極的に買う」という思惑だろうか。
因みに2016年の買い付けは4兆3820億円。
2015年は3兆694億円。
14年は1兆2845億円。
13年は1兆953億円。
今年は17日までに2兆694億円。
このままいくと年間6兆円は楽に達成できる。
今年日銀は2兆円のETF買い。
同時期の外国人売りは2兆3400億円。
市場では「相場が下がったときに買う日銀といつでも売れる外国人」との声。
東京市場の流動性の高さは外国人売りとカラ売を助長しているというパラドックス。
順回転の時は評価されるが逆回転になると重石になる。
「毎四半期の始めの月の8日〜18日に日経平均が底入れる傾向」。
と大和のレポート。
昨年は4月8日15471円→4月25日17613円。
7月8日15106円→7月21日16938円。
10月14日16727円→11月1日17473円。
1月18日18650円→1月27日19486円。
となると、今年は4月17日18224円→?となって欲しいところ。
面白い陰謀論を一つ。
ナポレオン戦争の時。
ナポレオンの敗北を知っていた銀行家ネイサン・ロスチャイルドはポンド債の空売りと買い戻しで巨額の利益を上げた。
そのときと同じで、あらかじめ英国の国民投票でEU離脱が可決されることがわかっていれば・・・。
FXでも英国債の売却でもとにかく大量のポンドをユーロに換えておくだけで一夜にして莫大な利益を得ることが出来た。
そのためには世論をブレグジットに向けて誘導する影響力。
そして投票締め切り前の正確な予測情報が必要となる。
陰謀論パート2。
今回の英国下院解散総選挙。
紙面などでは「保守党の勢力強化でEU離脱を安定的に」みたいな論調。
でも穿ってみれば、選挙で負けてEU離脱混乱というのもナシではないような気がする。
マーケットにとっては最悪のシナリオであることは間違いない。
でも、島国の英国にとって大陸からの輸入の一部は途絶えることは耐えられない筈。
過去の過ちを悔いての投票というのがあるのかも知れない。
ネットなどでは「オランダのユニリーバが作っている国民食品マーマイトを英国スーパー最大手は中止。
日本に置き換えれば大手スーパーが納豆の取り扱いを停止するようなこと」とある。
これを厄介と考え悔いた英国民も結構多かったに違いない。
「過ちては改むるに憚ること勿れ」という中国の故事も浮かび上がってくる。
さらに加えれば、トランプ大統領とルパード・マードック氏の関係は一転好調。
ここにかつてテレ朝買収を目論んだ孫正義氏が加わると、ARM社も含めて面白い関係に映る。
陰謀論というのは所詮夢想にしか過ぎないが・・・。
チャタムハウスはどんな解釈をしているのだろうか。
(櫻井)
04月19日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前日終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比1円80銭安の1万8416円79銭で始まった。
日経平均株価は、前日終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、0.44ポイント高の1471.97で始まった。
外国為替市場では、1ドル=108円50戦台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
全体としては底堅さが意識されるなか、中小型株にシフトしやすいとみられる。その他では、テーマ株での循環物色による短期的な値幅取り狙いの売買も活発している。
ランチバスケットは25件、174.22億円。差し引き10億円の売り越しとの観測。
04月19日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小反落、欧州の政治リスク意識、中小型株に買い
19日午前の日経平均株価は小幅に反落した。
・・・続き
午前の終値は1円5銭安い1万8417円54銭だった。
前日の欧米株市場が下落したことに加え、為替が円高方向に傾いたことで、売り優勢でスタートした。
英国のメイ首相が18日に、議会の解散・総選挙を表明した。フランスの大統領選も控え、欧州の政治リスクが改めて意識され、主力の輸出関連銘柄に売りが先行した。下げ幅は一時90円程度まで広がった。
だが、売り一巡後は押し目買いが入り、上げに転じる場面もあった。
18日時点で、相場の過熱感を示す指標である「騰落レシオ」(東証1部、25日移動平均)は約71%と「売られすぎ」の目安とされる80%を下回った。
安値圏では外部環境や為替の動向に左右されにくい銘柄や、中小型株に買いが入り、指数を下支えした。前日比30円程度高い水準まで上げる場面もあった。
JPX日経インデックス400は反落した。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆402億円だった。売買高は9億1691万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は588と全体の29%にとどまった。値上がりは1303、変わらずは124だった。
個別では、2017年3月期の利益見通しを下方修正したヤマトHDが下げた。トヨタは軟調。三菱商も下落した。ファストリや日東電など値がさ株の一角も売られた。米長期金利の低下で、三菱UFJなど銀行株は下げた。DOWAホールディングスも売られた。日本郵船、セブン銀行も下落した。
一方で、売買代金トップの任天堂が上値追い継続、enishも商いを膨らませて急伸した。中国での工作機械の需要増期待が強まった三菱電やファナックが買われた。英ポンド高が進んだことで輸出採算の改善期待が高まった富士通は上昇した。開発中の医薬品について、臨床試験でポジティブな結果が出た協和キリンといった医薬株も買われた。
東証2部株価指数は前日比52.38ポイント高の5645.03ポイントと3日続伸。値上がり銘柄数は230、値下がり銘柄数は158となった。
個別では、ラクト・ジャパン、黒谷、eBASE、JMACS、ぷらっとホームなど6銘柄が年初来高値を更新。神島化学工業、日進工具<、篠崎屋、富士通フロンテックが買われた。
一方、JESCOホールディングス、スリープログループ、キタムラ、ロックペイント、ハイレックスコーポレーションなど9銘柄が年初来安値を更新。阪神内燃機工業、大興電子通信、大和自動車交通、富士通コンポーネントが売られた。
04月19日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日続伸、時価総額が大きい銘柄に押し目買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比6円13銭高の2901円67銭だった。欧州政治の先行き不透明感から東証1部の主力銘柄の値動きが鈍く、内需が多い新興株に資金が向かった。先週下落していた新興市場の時価総額が大きい銘柄に押し目買いが入り、指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で187億円、売買高は4250万株だった。値上がり銘柄数は333、値下がり銘柄数は218となった。
個別では、カーディナルがストップ高。シンクレイヤは一時ストップ高と値を飛ばした。エスプール、日本マクドナルドホールディングス、アイケイ、セリア、システム情報など7銘柄は年初来高値を更新。遠州トラック、エスケーエレクトロニクス、細谷火工、タツモ、朝日ラバーが買われた。
一方、ホーブ、ホリイフードサービス、日本色材工業研究所、フロイント産業、大井電気など6銘柄が年初来安値を更新。スリー・ディー・マトリックス、ケアサービス、野村マイクロ・サイエンス、KVK、ネットマーケティングは値下がり率上位に売られた。
04月19日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続伸、新規上場の旅工房に買われる
・・・続き
東証マザーズ指数は、3日続伸した。午前終値は前日比13.82ポイント高の1016.78だった。値上がり銘柄数は149、値下がり銘柄数は74となった。
個別では、インタースペース、テラスカイ、ソレイジア・ファーマ、アライドアーキテクツ、鎌倉新書など6銘柄が年初来高値を更新。サイバーステップ、アクロディア、アドベンチャー、イトクロ、メドピアが買われた。
一方、ユナイテッド&コレクティブが年初来安値を更新。UMNファーマ、インスペック、ディー・ディー・エス、カナミックネットワーク、ベネフィットジャパンが売られた。
18日にマザーズ市場に新規上場した旅工房(6548)は9時32分に公開価格(1370円)の2.7倍となる3750円で初値を付けた。午前終値は初値比2.5%高の3845円だった。
04月19日 為替市況コメント
【為替】メイ首相の総選挙実施表明でポンドは急騰する一方、NY株安にドルは反落
・・・続き
[概況]
メイ英首相が自身への国民の支持を確固としたものにする為に総選挙を実施すると表明した事でポンドは急騰し、NY市場中盤に140円台に乗せるまで上昇した。ポンド高に連れてユーロも買われ、最後も上昇して引けたが、米経済指標がマチマチな結果となる中、ドルはNY株価下落と共に売られて、NY市場終盤には当日安値108.310円まで値下がりした。
其の後は揉み合いとなり、最期は前日比-43.5銭の108.450円で引け、豪ドル(-67.5銭)、カナダドル(-72銭)、南アランド(-3.5銭)も値下がりして引けるなど、主要通貨はマチマチな動きで引けた。地政学的リスクが収まりを見せない中で、為替市場は上値の重い展開が続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月19日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=小反落、欧米株安と円高警戒でリスク回避の売り
[寄り付き概況]
19日前場寄り付きの日経平均株価は小反落となっている。
・・・続き
前日比30円前後安い1万8300円台後半で推移している。前日に米国市場でダウ工業株30種平均が下げた。欧州の政治リスクも意識されやすくなり、東京市場でも売りが先行した。寄り付き直後は90円程度下げたものの、売り一巡後は医薬品などディフェンシブ銘柄の一角に買いが入り、下げ渋っている。
18日時点で、相場の過熱感を示す指標である「騰落レシオ」(東証1部、25日移動平均)は約71%と「売られすぎ」の目安とされる80%を下回っている。「一段と円高が進まなければ、売り持ち高を増やすのは難しい」との見方もある。
下値では売り方の買い戻しや値ごろ感からの押し目買いが入ることも予想され、売り一巡後は下げ渋る可能性もある。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落している。
個別では、英ポンドの上昇で、英国や欧州の売上高比率の高い日立が安い。
2017年3月期の連結純利益が190億円と前の期に比べて52%減ったようだと発表したヤマトHDも下げている。ソフトバンクやファストリといった値がさ株も安い。米長期金利の低下を受け、MS&ADなど保険株も下落している。
一方、主要事業の分社化が伝わった東芝は上昇。自社製スマートフォンについて欧州市場へ再参入する検討を始めたと伝わったシャープが高い。中国での増産が伝わった三菱電も上昇している。17年3月期の連結純利益見通しを上方修正した三井ホームも買われている。
任天堂は4日続伸。新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売が絶好調、国内では発売1カ月で60万台を突破、米国でも3月中に売り上げ台数90万台を達成しており、これを背景に見直し買いが進んでいる.ホシデン<6804>、Hamee<3134>、ハピネット<7552>、エレコム<6750>、ディー・エヌ・エー<2432>など“任天堂関連株”に位置づけられる銘柄にも軒並み物色人気が波及している。
19日、上場2日目の旅工房 <6548> [東証M]が公開価格1370円を2.7倍上回る3750円で初値を付けた。
同社は自社サイト「tabikobo」で海外パッケージツアーを販売する。旅行者ごとに要望に添ったオーダーメード商品を作るのが特徴。
225先物は野村・ソジェン・JP・大和・パリバ・ナティクスが買い越し。
アムロ・ドイツ・UBS・クレディ・GS・シティ・モルスタが売り越し。
TOPIX先物は三菱・ナティクス・GS・ソジェンが買い越し。
バークレイズ・日興・ドイツ・クレディが売り越し。
外資系等は、UACJ(5741)、神島化学(4026)、コシダカ(2157)、ワキタ(8125)、柿安(2294)、KOA(6999)、りそな(8308)に注目。
テクニカル的には、SMS(2175)、Sフーズ(2292)、新日本科学(2395)、ネクステージ(3186)、薬王堂(3385)、コメダ(3543)、エイチーム(3662)、enish(3667)、KHネオケム(4189)、明光ネット(4668)、CIJ(4826)、任天堂(7974)、兼松(8020)、井筒屋(8260)、イズミ(8273)、アイザワ(8708)、アニコム(8715)、JINS(3046)、モノタロウ(3064)、ドトール(3087)、ボルタージ(3639)、大有機(4187)、ノジマ(7419)が動兆。
04月19日 カタリストコメント
「バイキングの日」
NY株式市場は反落の動き。
前日の上昇幅を消すほどではなかったが反落。
・・・続き
重石になったのはゴールドマン・サックスやJ&Jの決算。
悪くはなかったものの市場を満足させられなかったとの解釈。
ゴールドマンは4.7%安の215.59ドルで英国のEU離脱決定直後昨年6月24日以来の大幅安。
株価は昨年11月29日以来の安値をつける場面もあった。
また何の変化もしていないのに地政学リスクへの許容度は変化。
フランス大統領選や、北朝鮮への緊張感、英国総選挙前倒しの動きなどが懸念された。
この心理の変化を背景に安全資産への資金逃避の動き。
金や国債が値上がり。
10年債利回りは一時2.177%まで下落。
昨年11月14日以来の低水準となった。
3月の米住宅着工件数が減少、鉱工業生産指数の製造業関連指標も軟調。
トランプ政権が財政・税制改革を目先実行する可能性は薄。
FRBが年内にあと2回利上げを行うとの見方すら後退。
6月利上げ確率は43%と6日時点の71%から低下した。
IBMの第1四半期決算は、売上高が5四半期で初めて市場予想を下回って着地。
時間外取引で4%下落。
英国のメイ首相が総選挙を前倒しで実施する意向を表明し為替市場では、ポンドが対ドルで急伸。
半年以上ぶりの高値水準まで上昇した。
「与党勝利でEU離脱交渉を行う政権の基盤が強固になる」との解釈。
またゴールドマン・サックスは、ユーロとポンドに対するドルのロングポジション推奨を撤回。
背景は「トランプ政権の通貨高に対する懸念や世界経済の成長加速」。
VIX(恐怖)指数が14.41と低下したのが救いにはなる。
昨日は続伸したものの「往って来い」みたいな印象。
9時9分の18500円以降は奈落への道みたいな罫線に映る。
メガバンクが6日ぶりに反発。
新高値37銘柄、新安値21銘柄と逆転。
70%以上の銘柄が上昇。
マザーズ指数の1000ポイント回復も好感された。
10年国債利回りも0.005%→0.01%と低レベルでの上昇となった。
「株は売り飽きた」という声も聞かれたが、一夜明ければ元の黙阿弥。
NY株式は反落したとはいえ前日の上昇幅を消すほどではなかった。
しかし108円台の円高トレンド嫌気した225先物は軟調。
大証夜間取引終値は日中比130円安の18310円。
シカゴ225先物終値18230円よりは戻した格好。
米国10年国債利回りが2.177%まで低下。
株→債券とドル→円の連動性からの軟調見通しとなってしまおう。
先週末のSQ値18613円に対してはこれで3敗→4敗の可能性大だ。
騰落レシオは70.90と底打ち感。
日経VIは20.90まで低下したが気になるのは空売り比率の41.8%。
執拗な空売りが一向に減らないのが市場需給の最大の悪材料だ。
信用残は買い残も売り残も減少。
結局8000億円レベルの売り残の勝利の気配が濃厚となってしまった。
勝手に気にしていた日米経済対話は何も起こらず通過。
英国の6月8日総選挙がポンド高ドル安要因となって為替の円高を巻き起こしたのは余計なこと。
IMFの世界経済見通しで際立った日本の低成長が今年の株価低迷の大きな原因と考えるべきだろう。
日経平均のボリンジャーのマイナス2σは18179円。
一度は覚悟しなければならない場面もあるかも知れない。
後場は下落幅縮小のシナリオ。
OECDについでIMFも世界経済見通しを発表。
世界の成長率は2017年3.5%、2018年3.6%。
日本は2017年1.2%、2018年0.6%。
米国2017年2.3%、2018年2.5%。
ユーロ圏は2017年1.7%、2018年1.6%。
中国は2017年6.6%、2018年6.2%。
米国は2016年の1.6%を大幅に上回る見通し。
日本の2017年は0.4ポイント上方修正ながら世界に見劣りする。
デフレ経済からの脱却が急務だし、異常な低金利の影響から逃れられていない。
ユーロ圏と比べて、ここまで劣後しているのは許せないという声もある。
イギリスでさえ2017年は2.0%、2018年は1.5%。
率で行くと日本の2倍の成長。
どこか政策がおかしい、あるいはどこがおかしいという議論は残念ながら聞かれない。
その英国総選挙の予定日は6月8日。
この日は「バイキングの日」。
バイキングは北欧出身の海賊の総称。
793年6月8日。
剣や斧で武装した彼らがイギリスのリンディスファーン修道院を襲撃。
キリスト教西欧社会を震撼させたという。
この事件からバイキング時代が始まったと言われる。
教会は破壊され略奪に遭い僧たちは島から逃げだしたという。
リンディスファーンの司教座は1000年にダラムへ移設。
リンディスファーンの福音書は現在ロンドンの大英図書館に保管されているという。
ECB理事会があって翌9日はメジャーSQ。
厄介なスケジュールが登場したという印象。
昨夜の安部首相。
丸の内ので「一流塾」に十数分出席。
主宰者は大阪出身の元通産官僚。
小池都知事出席の懇親会だった。
その後8時から2時間近く赤坂の「津やま」。
ニトリの会長と元ニトリ役員の元衆議院議員と会食。
その心は「小売り」と読むべきなのか、「北海道」と読むべきなのか。
結構難しい。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
フロイント産業(6312)・・・動兆
フロイント産業に注目する。
同社は製薬向け造粒・コーティング装置大手。
栄養補助食品・医薬添加剤も柱。
期待は産業用粉体装置。
いずれEV電池等に必要な装置となろう。
4月5日に前2月期決算を発表。
連結営業利益は20.41億円と前々期比51.6%増で着地。
今期予想は営業利益21億円(前期比2.9%増)。
市場コンセンサス(営業利益27億円程度)を下回ったことを嫌気。
株価は下落した。
しかしもともと保守的な見通しの傾向。
突っ込み買いタイミングと見る。
(兜町カタリスト櫻井)
04月19日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■東レ<3402>
構造改革でC型肝炎治療薬を縮小
■NTN<6472>
薄型中空「複列磁気エンコーダー」開発
■DACHD<6534>
顧客の購買意欲分析技術を開発
■ローム<6963.T>
半導体素子にSiC使った電源用部品を開発
■トヨタ<7203>
前下期同水準で部品価格の引き下げ要請
■プレス工<7246>
欧州で多品種少量生産を開始
■SOMPOHD<8630>
系列が火力発電の安全審査認証を提供
04月19日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月19日号
04月19日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
19日の東京株式市場は、売りが先行するとみられる。
・・・続き
その後も、買い手掛かりに乏しいことから、弱含みの展開となりそうだ。
欧州政治の先行き不透明感からリスク回避の動きが強まり、欧米株式が下落した。
日経平均株価の予想レンジは、1万8200円-1万8500円を想定する。
また、日米経済対話の結果に関心が集まり、その内容を吟味しながらの神経質な推移となりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半と円高に振れ、対ドルでの円高進行から、輸出関連銘柄には重しとなりそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比110円安の1万8330円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1420万株、買い730万株で、差し引き690万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、通信、陸運、自動車、保険、電力、証券、商社など。買いセクターに、サービス、化学、電機、その他製品、機械など。
【好材料銘柄】
■イソライト工業 <5358>
前期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
■メガネスーパー <3318>
ウエアラブル端末領域の子会社エンハンラボを設立。メガネ型ウエアラブル端末「b.g.(ビージー)」の早期事業化をめざす。
■ジーエヌアイグループ <2160>
生体材料(代替骨)の開発、販売を手掛ける米バークレイ・アドバンスド・バイオマテリアル(BAB社)を買収。BAB社が新設する子会社株式の70%を取得し連結子会社化する。取得価額は約65億円。併せて、今期税引き前を一転黒字に上方修正した。
【主な経済指標・スケジュール】
19(水)
【国内】
3月日本製半導体製造装置BBレシオ(16:00)
3月訪日外客数
《決算発表》
いちご
【海外】
上海国際モーターショー(〜4/28)
ベージュブック(4/20 3:00)
《米決算発表》
USバンコープ、ハンチントン・バンクシェアーズ、アボットラボラトリーズ、ジェニュイン・パーツ、モルガン・スタンレー、クアルコム、アメリカン・エキスプレス、イーベイ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月18日 【NY株/欧州株概況】
【市況】反落 ダウ111ドル安、ゴールドマンが押し下げ、欧州政治に警戒も
・・・続き
18日のNYダウ工業株30種平均は前日比113ドル64セント安の2万0523ドル64セントで反落した。
ゴールドマンが発表した2017年1〜3月期決算は大幅な増収増益だったが、トレーディング部門の収益が伸び悩み、1株利益など主要項目で市場予想を下回った。四半期売上高が市場予想に届かなかった医療品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も売られ、2銘柄でダウ平均を100ドル弱押し下げた。
米経済指標では3月の住宅着工件数が前月比で市場予想以上に減少し、設備稼働率は小幅ながら予想を下回った。企業や個人の景況感の改善に比べ、小売売上高など「ハードデータ」がさえない最近の米経済情勢が改めて意識され、買い手控えを誘った。
また、投票日が近づいてきたフランス大統領選や、米国と北朝鮮との間で高まる緊張感、英国での総選挙前倒しの動きなどを背景に安全資産への資金流入は続き、金や米国債が値上がりした。
ナスダック総合株価指数は、前日比7.317ポイント安の5849.471で終えた。グーグルの持ち株会社アルファベットやアップルなどが売られた。半面、アマゾン・ドット・コムや米CATV最大手コムキャストなどが買われたのが支えになり下落は小幅にとどまった。
セクター別では、食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやエネルギーが下落した。
四半期決算が市場予想を上回ったものの、オーバーブッキング(過剰予約)を理由に乗客を強制的に引きずり出した影響への懸念が残る航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスが下落。北米やアジアでバイク販売が落ち込んだハーレーダビッドソンも安い。決算が予想を上回り買いが先行したバンク・オブ・アメリカも下げて終えた。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は契約者純増数や、4-6月期の利益見通しが予想に届かず、売られた。
一方、医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)は決算内容が好感され、上昇した。通信のベライゾン・コミュニケーションズが10億5000万ドルで3年間の光ファイバー供給契約を結んだと発表したガラス大手のコーニングも上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,523.28−113.64
S&P500種
2,342.19−6.82
ナスダック
5,849.471−7.317
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。6月物は前日比145円安の1万8330円で引け、前夜の大取終値を110円下回った。円高進行と米株安が嫌気された。
英国のメイ首相が18日、総選挙の前倒しを表明した。英国やフランスの政治動向を巡り、先行き不透明感が強まった。北朝鮮情勢など地政学リスクも重荷となった。6月物の安値は1万8265円、高値は1万8545円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18330 ( -110 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18380 ( -60 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7147.50(-180.09)
FTSE100種総合株価指数は大幅に3日続落。前営業日13日終値に比べ180.09ポイント安の7147.50とこの日の安値で取引を終えた。2月2日以来の安値となる。
構成銘柄の約9割が下落した。資源株を中心に売りが先行して始まった後、メイ英首相が総選挙を前倒しして6月8日に実施する意向を表明したことをきっかけに取引を手じまう動きが加速した。
鉱業株は銅価格の下落を背景に朝方から下落して始まった。その後、為替相場でのポンド高に連れて収益圧迫を懸念した売りが加速した。個別銘柄では特殊化学のジョンソン・マッセイやファッションのバーバリー・グループが安かった。
半面、小売りや住宅関連の内需株が上昇した。小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)と住宅建設のバラット・ディベロップメンツが高く引けた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12000.44(-108.56)
ドイツ株式指数は続落。終値は前営業日の13日比108.56ポイント安の12000.44だった。構成銘柄の約9割が下落した。
医薬・農薬大手のバイエル、ハイデルベルクセメントも下落。一方、中国での販売拡大の期待を示したフォルクスワーゲンが高く引けた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4990.25(-80.85)
04月18日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
18日の日経平均が続伸。終値は前日比63円高の1万8418円だった。
・・・続き
ただ、買い一巡後は上値の重さが意識された。
中小型株は、物色に広がりが出てきており、マザーズ指数なども5日ぶりに1000pの大台を回復した。
明日(19日)の東京株式市場は、日米経済対話の結果に関心が集まり、その内容を吟味しながらの神経質な推移となりそう
04月18日 為替市況コメント
【為替】豪ドル円の下落が目立つ。
・・・続き
[概況]
18日の東京外国為替市場は、豪ドルの下落が目立った。豪中銀議事録で示された、豪ドル高によって及ぼされる豪経済への警戒感が下落の背景に挙げられ、豪ドルは対円で議事録発表直後50銭近く下落。
その後下げ渋る場面もあったが、欧州時間が近づくと再び売り圧力が強まり、本日の安値82.060円まで下押しした。
豪ドル円の日足チャートを見ると、このところの下値支持帯(82.15円近辺)である200移動平均線に差し掛かっており、テクニカル的な転換点を迎えている。仮に同水準を明確に下抜けるようであれば、豪ドル円は一層地合いを悪化させるため、この後の動向には注意を払いたいところだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月18日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続伸、米株高と円安を好感 朝高後は伸び悩む
【大引け概況】
18日の日経平均株価は続伸した。前日比63円33銭高の1万8418円59銭で終えた。
・・・続き
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前日の米株式相場の上昇と円相場の下落を受けて投資家心理が改善し、朝方は上げ幅を200円近くまで広げる場面があった。
円相場が1ドル=108円台後半まで下げ渋り、後場寄り直後に日経平均は上げ幅を7円まで縮小する場面があった。
大引けにかけては1万8400円台前半でもみ合った。北朝鮮情勢など地政学リスクがくすぶっているほか、18-19日開催の日米経済対話を見極めたとの空気もあり、様子見気分に傾いた。その中では、銀行など金融セクターの上げが目立った。
市場からは「とりあえず自律反発に向かったが、戻りは鈍い。(地政学リスク、為替動向など)外部要因次第であり、新規で上を買ったり、下を売ったりするのは難しい。結局は、業績修正など材料が出たものを個別物色するしかないようだ」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比45.33ポイント高の1万3187.25だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、5.84ポイント高の1471.53で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆7744億円。売買高は15億7522万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1494と、全体の74%を占めた。値下がりは415、変わらずは106銘柄だった。
個別では、任天堂、ソフトバンクが売買を伴って上昇した。マツダやオリックス、関西電の上げも目立つ。大和や三菱ケミHDが高く、デンソーやみずほFGが買われた。
ゲーム関連株人気に乗ったenishがストップ高。沢藤電、北の達人、ダイヤモンD、アルテックなども上昇した。
一方、2018年3月期の連結営業利益が減益になりそうだと伝わったマルハニチロが8%超や日水などの水産農林株が下落となった。アサヒや住友鉱、楽天、住友不が安く、ユニチャームやJFEも売られた。
キッコーマンなどの食料品株も安い。JXTG、昭シェルなどの石油石炭製品株もさえない。
東証2部株価指数は、前日比105.69ポイント高の5592.65ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は370、値下がり銘柄数は85となった。
個別では、黒谷、富士通コンポーネントがストップ高。阪神内燃機工業、大興電子通信は一時ストップ高と値を飛ばした。工藤建設、ラクト・ジャパン、倉庫精練、ヴィンクス、ダイハツディーゼルなど10銘柄は年初来高値を更新。
ジーエルサイエンス、日本パワーファスニング、クロスプラス、マーキュリアインベストメントが買われた。
一方、キタムラ、石井食品、旭松食品、ロックペイント、マイスターエンジニアリングなど6銘柄が年初来安値を更新。JMACS、ダイサン、ぷらっとホーム、ピーエイが売られた。
04月18日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、新興市場でも投資家心理が改善
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比33円19銭高い2895円54銭だった。17日の米国株高で日経平均株価が上昇し、新興市場でも投資家心理が改善。
コンビニエンスストア大手による無人レジ導入観測でオプトエレなど関連銘柄の物色が目立った。
新興市場では25日のアセンテック(3565*J)以降、新規株式公開(IPO)の予定は当面ない。このため「値動きの軽い直近IPOの需要増を見込んだ先回り買いも新興市場の指数を押し上げた」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で395億円、売買高は5910万株だった。値上がり銘柄数は530、値下がり銘柄数は107となった。
個別では、カーディナルがストップ高。ケアサービス、朝日ラバー、オプトエレクトロニクスは一時ストップ高と値を飛ばした。プラップジャパン、オールアバウト、エスプール、日本マクドナルドホールディングス、アイケイなど8銘柄は年初来高値を更新。フューチャーベンチャーキャピタル、ブロッコリー、遠州トラック、GFAが買われた。
一方、北雄ラッキー、ホリイフードサービス、市進ホールディングス、クリップコーポレーション、日本色材工業研究所など8銘柄が年初来安値を更新。オービス、ライフフーズ、プラザクリエイト、シーズメンが売られた。
04月18日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、メディア工房がS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比11.24ポイント高い1002.96だった。
終値として11日以来、5営業日ぶりに1000ポイントを回復した。
値上がり銘柄数は191、値下がり銘柄数は36となった。
個別では、メディア工房がストップ高。イントラスト、ファイズは一時ストップ高と値を飛ばした。じげん、テラスカイ、メドレックス、ソレイジア・ファーマ、アライドアーキテクツなど7銘柄は年初来高値を更新。グレイステクノロジー、グローバルウェイ、マイネット、テモナ、UMNファーマが買われた。
一方、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。サイバーステップ、ジーエヌアイグループ、力の源ホールディングス、サンバイオ、イグニスが売られた。
きょう東証マザーズ市場に上場した旅工房(6548)は終日買い気配が続き、上場初日は取引が成立しなかった。最終の気配値はきょうの上限で公開価格(1370円)の2.3倍にあたる3155円だった。
04月18日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[6309]巴工業
[4963]星光PMC
[7621]うかい
[1433]ベステラ
[4319]TAC
04月18日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比49円83銭高の1万8405円09銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺で小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.32ポイント高の1472.01で始まった。
外国為替市場では、1ドル=108円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
日経平均は5日線を突破して始まったが、その後は同線を挟んでのこう着をみせている
調整トレンドの中での自律反発の域は脱せず、物色対象も絞りづらい状況であろう。そのため、物色の流れは中小型株にシフトしやすいだろう。
ランチバスケットは14件、92.85億円。差し引き10億円の売り越しとの観測。
04月18日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸、42円高。米株高受け続伸も朝高後は上げ幅縮小
18日午前の日経平均株価は続伸した。前引けは前日比42円98銭高の1万8398円24銭だった。
・・・続き
前日の米国株市場でNYダウが183ドル高と急反発したことや円相場が一時1ドル=109円台前半まで下落し、投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。
朝方は上げ幅を200円超まで拡大したが、地政学リスクは引き続きくすぶっており、買い一巡後は戻り待ちの売りに押されて急速に伸び悩んだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
きょう午後から開かれる、日米経済対話の動向を見極めたいとの雰囲気も積極的な買いを見送る要因になったとの指摘もあった。対話の内容次第では今後の為替相場や日米貿易の動向に影響が出かねないため、模様眺めの投資家も多いという。
市場では「海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家による小口の買いや売り方の買い戻しが中心」との声はあった。前場中ごろ過ぎから円相場が再び1ドル=108円台後半まで上昇し、日経平均は27円高まで上げ幅を縮小する場面があった。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8788億円、売買高は8億2124万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1446と、全体の71.7%を占めた。値下がりは458、変わらずは111銘柄だった。
個別では、売買代金トップの任天堂がしっかり、三菱UFJやオリックスが上昇した。マツダやSUBARUの上げも目立った。ソフトバンクやデンソーが高く、野村や三菱ケミHDが買われた。昭和電工、市光工業などが買われ、アイフルも高い。enishは連日のストップ高となった。
一方、2018年3月期の連結営業利益が減益になりそうだと伝わったマルハニチロが大幅安。アサヒや楽天の下げも大きい。ユニチャームやキリンHDが安く、セブン&アイや大塚HDが売られた。ローツェ、ペプチドリームが利益確定売りに押された。
東証2部株価指数は前日比84.62ポイント高の5571.58ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は347、値下がり銘柄数は76となった。
個別では、黒谷、大興電子通信がストップ高。ラクト・ジャパン、ヴィンクス、ダイハツディーゼル、アドテック プラズマ テクノロジーなど6銘柄は年初来高値を更新。
日本パワーファスニング、ツインバード工業、ジーエルサイエンス、金下建設が買われた。
一方、キタムラ、石井食品、旭松食品、ロックペイント、マイスターエンジニアリングが年初来安値を更新。ぷらっとホーム、JMACS、ダイサン、星和電機が売られた。
04月18日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、レジ関連上昇
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比25円59銭高い2887円94銭だった。
日経平均株価の上昇を受け、新興市場でも投資家心理が改善した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で223億円、売買高は3245万株。
値上がり銘柄数は482、値下がり銘柄数は109となった。
個別では、コンビニエンスストア大手による無人レジ導入の観測から関連銘柄への買いが目立ち、バーコード読み取り装置を手掛けるオプトエレクトロニクスがストップ高。また、ケアサービスがストップ高した。
プラップジャパン、オールアバウト、エスプール、日本マクドナルドホールディングス、アイケイなど8銘柄は年初来高値を更新。
フューチャーベンチャーキャピタル、KVK、ソルガム・ジャパン・ホールディングス、No.1が買われた。
一方、北雄ラッキー、ホリイフードサービス、市進ホールディングス、クリップコーポレーション、フロイント産業など7銘柄が年初来安値を更新。オービス、ライフフーズ、プラザクリエイト、重松製作所が売られた。
04月18日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=指数は続伸、旅工房は買い気配
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比7.09ポイント高い998.81だった。値上がり銘柄数は181、値下がり銘柄数は48となった。
アカツキやファイズ、ディディエが上昇した。一方で、ソレイジアやジーエヌアイ、メドレックスは下落した。
個別では、ファイズが一時ストップ高と値を飛ばした。じげん、メドレックス、ソレイジア・ファーマ、鎌倉新書、ベイカレント・コンサルティングは年初来高値を更新。グレイステクノロジー、イントラスト、テモナ、イトクロが買われた。
一方、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。サイバーステップ、ジーエヌアイグループ、イグニス、トレンダーズ、メタップスが売られた。
きょう東証マザーズ市場に上場した旅工房は買い気配が続き、午前中は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は公開価格(1370円)を966円(71%)上回る2336円だった。
04月18日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、102円高、大幅高で始まるも上値は重たい
[10時概況]
18日10時現在の日経平均株価は前日比102円76銭高の1万8458円02銭で推移している。
・・・続き
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が183ドル高と大幅に上昇したうえ、円相場が1ドル=109円台前半まで下落し、投資家心理が強気に傾いた。輸出採算の悪化懸念が後退し、自動車などの主力株に買いが入っている。
米長期金利の上昇を受けて主力の金融株も買われており、相場全体を押し上げている。
東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は17日時点で68.06に低下し、昨年2月15日(66.73)以来1年2カ月ぶりの低水準を付けた。80%を下回ると「売られすぎ」の目安とされ、見直し買いが入りやすかった面もある。
ただ「売り方の買い戻しが入りやすいものの、地政学リスクなどへの懸念がくすぶるなか、調整局面は続きやすい」と、きょうの上昇は一時的との見方も多い。日米経済対話などを控え、上値は重たい展開となっている。
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は1685、対して値下がり銘柄数は240、変わらずは83銘柄だった。
業種別では33業種中、29業種前後が高い。値上がり上位に銀行、証券、海運、鉱業、紙パルプ、金属製品、ガラス土石など。半面、値下がりは水産、食料品、小売、医薬品。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンク で、日経平均を14.14円押し上げている。次いで日東電が4.45円、ダイキンが4.18円、東エレクが3.99円、京セラが3.95円と続く。
マイナス寄与度は3.04円の押し下げでアサヒがトップ。以下、セブン&アイが1.86円、ユニファミマが1.52円、ファストリが1.52円と続いている。
個別では、マツダやSUBARUが上昇した。デンソーや東エレクの上げも目立つ。旭化成や京セラが高く、三菱ケミHDや第一生命HDが買われた。
一方、アサヒや小野薬が下落した。ユニチャームやセブン&アイが安い。エーザイやイオンも売られた。
04月18日 カタリストコメント
「昨夜の余韻は続伸示唆」
イースター3連休明けのNY株式市場は4日ぶりの反発。
・・・続き
NYダウは183ドル高の20636ドル。
上昇幅は3月1日以来およそ1カ月半ぶりの大きさだった。
特に航空機のボーイングが3日ぶりに反発し1銘柄でNYダウを約22ドル押し上げた。
アマゾン・ドット・コムやグーグルの持ち株会社アルファベット、フェイスブックといった代表的ネット関連株は軒並み上昇。
ムニューシン米財務長官の英FT紙のインタビュー。
「オバマケア代替法案の撤回に伴い税制改革が遅れる可能性はある。
しかし国境調整措置に頼らず1兆ドル規模の景気刺激策の財源を確保」。
この方向性を好解釈したとも言えよう。
また長期金利の上昇も好感されたとの解釈。
このところの金利低下は株下落要因と認識する必要があろう。
一時ほぼ5カ月ぶりの水準に低下した米長期金利の上昇で日米金利差が縮小するとの観測は後退。
「投資家のリスク回避が和らぐ」との見方も拡大。低
金利通貨の円は下落した。
北朝鮮などの地政学リスクに何ら変化はないが、業績や政策を注視した結果見えないフリというところ。
米金利動向が地政学リスクよりも上位の材料に他ならない。
昨日の東京市場は「4月17日株安のアノマリー」を跳ね返して5日ぶりの反発。
25日線からのマイナス3.8%かい離。
騰落レシオの70%割れ。
空売り比率の40%割れなど週末の指標の底打ち感がアノマリーに勝ったということだろうか。
「売りで邪魔する外国人投資家不在が幸いした」という穿った見方もある。
東証1部の売買代金は1兆6337億円と今年最低だったから荒唐無稽でもなかろう。
「今年の続落は4日まで」のリズムは崩れなかった。
むしろ「今年の続落は3日まで」のリズムの変化に期待したいところだ。
シカゴ225先物、大証夜間取引終値ともに日中比160円高の18470円。
昨夜の余韻は続伸示唆となっている。
昨日の騰落レシオは68.06まで低下。
25日線からのかい離はまだマイナス3.5%。
松井証券経由の信用評価損率速報で買い方はマイナス10.877%。
売り方はマイナス7.136%と差は縮小。
マザーズ評価損は買い方16.96%(前日19.41%)まで戻してきた。
気になるのは空売り比率が41.5%とまた増加したこと。
もし続伸期待を裏切るならばこれが効いたことになろう。
そして10年国債利回りの0.005%までの低下(価格は上昇)。
諸悪の根源はココにある。
週末の異常に高かったSQ値18613円を取りに行く気概と覚悟の有無が問われる週でもある。
中途半端な上昇や下落ではダラダラ感は拭えない。
(兜町カタリスト櫻井)
04月18日 為替市況コメント
【為替】大統領補佐官発言に米軍事行動の可能性が縮小してリスク回避の円買いが後退
・・・続き
[概況]
NY市場で発表された4月NY連銀製造業景気指数は予想を下回ったがNY株式市場は上昇で始まり、「トランプ大統領は現時点で軍事行動は検討していないようだ」と大統領補佐官が発言した事もあってドル売りも進まず、NY市場終盤にムニューシン財務長官が英紙とのインタビューで「年内の税制改革はなお予想」と述べ「財政赤字よりも経済成長を重視する」と答えた事に反応してNY株式市場が上げ幅を拡げるとドルも急騰し、当日高値109.070円まで上昇した。
ドルは最期+31銭高の108.885円と反発し、トルコリラ以外の主要通貨も上昇して引けた。大統領補佐官発言で北朝鮮による地政学的リスクは一旦後退した感じとなり、次は北朝鮮軍創設85周年(25日)で再度ミサイル発射があるかどうかに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月18日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ローソン<2651>
店舗発注データを物流業者と共有
■ヴィンクス<3784>
ネット購買歴活用店舗内提案を開始
■ゼオン<4205>
熱可塑性エラストマー新製品を開発
■ジーテクト<5970>
研究開発人員を増強
■シャープ<6753>
無人搬送車を台湾鴻海精密に販売
■ソニー<6758>
英BBCなどに4K制作システムを納入
04月18日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月18日号
04月18日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
18日の東京株式市場は、堅調展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8300円-1万8600円を想定する。
17日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比165円高の1万8475円だった。同清算値にサヤ寄せするスタートになろう。
日経平均は先週まで5週連続下落と軟調に推移していたことから、買い戻しだけでもそれなりの上昇は期待できる。
朝方は、株価指数先物を中心に、為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半と円安に振れている。円高の動きが一服していることから、輸出関連株を中心に買い戻す動きが進むとみられる。
ただ、ペンス米副大統領が来日し、日米経済対話が行われる予定で、協議の内容を確認したいとして、様子見気分が広がる可能性もある。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「5社ベースで、売り600万株、買い880万株で、差し引き280万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、電機、銀行、ゴム、小売、REIT、商社など。買いセクターに、サービス、化学、電機、建設など。
【好材料銘柄】
■アンジェス MG <4563>
重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬の医師主導型臨床研究で、5例目の被験者への投与を開始。
■メディア工房 <3815> [東証M]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.61%にあたる50万株(金額で2.8億円)を上限に自社株買いを実施。買い付け期間は4月18日から5月19日まで。また、子会社ルイスファクトリーがセカンダリー事業の第2弾として、ファンタジーRPG「バハムートブレイブ」の運営業務をオルトプラスから譲受する。
■富士通コンポーネント <6719>
前期経常を一転39%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
18(火)
【国内】
ペンス副大統領と日米経済対話初開催
5年国債入札
【海外】
米3月住宅着工件数・建設許可件数(21:30)
米3月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
《米決算発表》
チャールズシュワブ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス・グループ、ハーレーダビッドソン、ユナイテッドヘルス・グループ、インテューイティブ・サージカル、IBM、W・W・グレインジャー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月17日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは183ドル高、米企業決算や景気刺激策への期待で買い戻し
・・・続き
17日の米株式相場は4営業日ぶりに反発した。
NYダウ工業株30種平均は連休前13日と比べ183ドル67セント高の2万0636ドル92セントで終えた。
先週末にかけて地政学的リスクが高まっていた反動から、金融やハイテクセクターを中心に買い戻しが入った。
また、米主要企業の四半期決算への根強い期待が株買いを誘った。大規模な米景気刺激策が維持されるとの思惑も取引終盤にかけて相場を押し上げ、ダウ平均の上げ幅は3月1日以来およそ1カ月半ぶりの大きさとなった。
発表が本格化する米主要企業の2017年1〜3月期決算への期待が相場を支えている。米調査会社トムソン・ロイターによると、17日時点で四半期決算を発表した31社のうち7割強の企業の収益が市場予想を上回った。1〜3月期は全体で前年同期比10.4%の増益となる見込みで、企業収益の改善が株式の買い安心感につながった。
ただ、地政学リスクへの警戒感は根強い。北朝鮮は16日、再び弾道ミサイルを発射した。結果は失敗に終わったものの、韓国を訪問中のペンス米副大統領は「米大統領の決意を試すべきではない」と北朝鮮の核・ミサイル開発を強くけん制。北朝鮮に加え、シリアを巡る不透明感も残り、朝方の米株式相場は上値の重い場面があった。
ナスダック総合株価指数は13日と比べ51.638ポイント高の5856.788で終えた。アマゾン・ドット・コムやグーグルの持ち株会社アルファベット、フェイスブックといった代表的なネット関連株が軒並み上げて指数を押し上げた。
セクター別では全面高となり、銀行や自動車・自動車部品の上昇が目立った。
画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアが高い。中国のネット検索最大手百度(バイドゥ)に人工知能(AI)のプラットフォーム(基盤)を提供すると発表し、収益拡大への期待から買われた。
送金大手のマネーグラム(MGI)は、中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)傘下の金融会社であるアント・フィナンシャルが買収価格を引き上げ、上昇した。
一方で、製薬大手のイーライ・リリー(LLY)は関節リウマチ薬が食品医薬品局(FDA)の認可を取得できず、下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,636.92+183.67
S&P500種
2,349.01+20.06
ナスダック
5,856.788+51.638
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は5営業日ぶりに反発した。6月物は13日に比べ120円高の1万8475円で引け、大阪取引所の終値を165円上回った。
景気刺激策への期待などから米株式相場が上昇し、相場を支えた。市場は18日に来日するマイク・ペンス米副大統領と麻生太郎副総理の会談に注目している。この日の6月物の高値は1万8480円、安値は1万8200円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18475 ( +165 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18525 ( +215 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
イギリス、フランス、ドイツの株式市場は、イースターマンデーの祝日で休場。
04月17日 マーケットコメント
04月17日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は上値重く、欧州はイースターにより祝日。
・・・続き
[概況]
17日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.120円まで下落し、上値が重い展開となった。引き続き、北朝鮮情勢などの地政学的リスクに加え、先週末のNY時間において、
3月米消費者物価指数が市場予想値を下回ったことや、2月米小売売上高の前回値が下方修正をしたことなどから、米ドル円の上値は重い。
この後、欧州時間ではイースターマンデーの祝日となっていることから、薄商いとなる可能性が予想される。
テクニカル的には、米ドル円は200日移動平均線(108.753円)を下回っており、地合いは引き続いて弱わそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月17日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反発、19円高 円高一服、売買代金は今年最低
【大引け概況】
17日の日経平均株価は5営業日ぶりに小反発し、前週末比19円63銭高の1万8355円26銭で終えた。
・・・続き
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前週末14日までに4日続落したため、反発に期待した下値での押し目買いが優勢となった。為替の円高の悪影響が少ない食料品や不動産、サービス業などの内需関連株が高かった。
外国為替市場で円高・ドル安進行が一服したため、投資家心理の悪化にいったん歯止めがかかった。
北朝鮮情勢、日米経済対話、フランスの大統領選など不透明要因が山積している状況だ。悪材料が噴出するようなら海外投資家が再び売りを活発化させかねず、「先行きは楽観できない」という。
JPX日経インデックス400は5営業日ぶりに反発した。終値は前週末比55.57ポイント高の1万3141.92だった。東証株価指数(TOPIX)も5営業日ぶりに反発し、6.62ポイント高の1465.69で終えた。
2016年12月28日以来の低水準だった。イースター(復活祭)休暇で欧州や香港市場が休場となり、市場に参加する外国人投資家が少なく売買は低調だった。
東証1部の売買代金は1兆6337億円と今年最低水準となり、出来高は14億5429万株と今年2番目の低水準。
騰落銘柄数は値上がり1395銘柄、値下がり511銘柄、変わらず109銘柄。
個別銘柄では、東電力HD、関西電が上伸し、三井不、住友不は堅調。15日付の日本経済新聞朝刊が「日本の家庭用ゲーム市場に復調の兆しが見えてきた」と報じ、任天堂が買われた。グリーは買い優勢で、ソニー、ファナックは底堅い。オリックスが値を上げ、野村は締まった。ローツェが急反発した。
半面、トヨタ、SUBARUが安い。三菱UFJ、みずほFGが値を下げた。ソフトバンクG、ファーストリテはさえない。東芝が下押した。日東電が下落し、年初来安値を更新した。コンコルディと住友電の下げも目立った。
東証2部指数は前週末比41.62ポイント高の5486.96ポイントと10日ぶり反発。値上がり銘柄数は300、値下がり銘柄数は134となった。
個別では黒谷、JMACS、アドテック プラズマ テクノロジー、ぷらっとホーム、大興電子通信がストップ高。ラクト・ジャパン、倉庫精練、キーウェアソリューションズなど6銘柄は年初来高値を更新。東京コスモス電機、メンバーズ、イトーヨーギョー、DNAチップ研究所が買われた。
一方、JESCOホールディングス、富士古河E&C、大盛工業、TTK、ファステップスなど45銘柄が年初来安値を更新。スリーエフ、安川情報システム、セイヒョー、アゼアスが売られた。
04月17日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[2404]鉄人化計画
[3135]マーケットエンタープライズ
[3753]フライトホールディングス
[2763]エフティグループ
[2222]寿スピリッツ
04月17日 アフターランチ
「何かなあ〜」
前引けの日経平均株価は57円45銭安の18278円18銭と今年初の5日続落。
・・・続き
ザラバの年初来高値を更新し昨年11月28日以来の水準まで売られた。
1ドル=108円台前半に上昇したドル円相場の影響で輸出関連セクターの下落が重荷。
「明日の日米経済対話を控えて様子見姿勢が拡大」という声も聞こえる。
下落幅は一時110円まで拡大した場面もあった。
東証1部の売買代金は7787億円と低調。
東証1部の値上がり銘柄数は1114。
値下がり銘柄数は783だから個別と指数のチグハグな展開。
今年初の5日続落と4月17日株安のアノマリーはどちらが勝つのだろうというところ。
後場のトピはプラ転。
昨年4月26日〜5月6日は6日続落だった。
1962年のキューバ危機。
発生時以降S&P500指数は1年後に34%上昇した。
1967年に起きたイスラエル6日戦争(第3次中東戦争)。
発生から1年後に13%上昇。
79年12月のソ連のアフガン侵攻。
1年後の想定リターンは30%。
2003年の米軍イラク侵攻の場合は35%のリターン。
一方1973年の第4次中東戦争。
石油禁輸措置の影響でS&P500は35%急落。
2001年9月11日の対米同時多発テロでは1年間で16%下落。
紛争による株高株安はどちらとも言い難い。
(櫻井)。
04月17日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅をやや縮小
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比43円12銭安の1万8292円51銭で始まった。日経平均株価は下落幅をやや縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.31ポイント高の1460.38で始まった。
外国為替市場では、1ドル=108円20銭台の推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
地政学リスクへの警戒から主力処への物色は手控えられており、内需・ディフェンシブ系の一角と、中小型株での短期的な値幅取り狙いの物色が中心となっている
後場は日銀のETF買い入れによる需給が下支えとなり可能性がある。
ランチバスケットは20件、160.2億円。差し引き40億円の売り越しとの観測。
04月17日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=円高など受けて続落、輸出など景気敏感株に売り
17日午前の日経平均株価は続落し、前週末比57円45銭安の1万8278円18銭で前場を終えた。
・・・続き
引き続き地政学リスクなどを背景に日経平均は下値を探る展開となった。前週末の米国株市場は休場だったが、外国為替市場で円相場が1ドル=108円台前半まで上昇し、輸出関連、機械、鉄鋼、銀行など景気敏感株への売りが優勢となった。
日経平均は一時110円安まで下げ幅を広げた。
半面、日経平均は前週14日までに4日続落や騰落レシオなどテクニカル的には底値圏を示唆するものも多く、下値では反発狙いの買いが入った。円高による影響を受けにくい食料品や不動産といった業種が上昇し、日経平均は23円安まで下げ渋る場面があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅続落した。
イースター(復活祭)休暇で欧州や香港市場が休場となり、市場に参加する外国人投資家が少なく、売買は低調だった「。
前引けの東証1部の売買代金は概算で7787億円、売買高は7億3679万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は783と、全体の4割弱にとどまった。値上がりは1114、変わらずは113銘柄だった。
個別では、値がさ株のソフトバンクとファストリの下げが目立った。円高・ドル安でマツダやいすゞが売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも冴えない。りそなHDやコンコルディも下落した。石川製作所が大幅安、トクヤマも売られた。
一方、任天堂が上昇した。東宝が買われ、兼松も堅調。キリンHDや味の素など食品株の一角が買われた。関西電や菱地所も高かった。
ペプチドリーム、ローツェが急騰したほか、グリーも値を飛ばした。荒い値動きの続く北の達人コーポレーションもきょうは買いが優勢で急反発となった。
東証2部株価指数は、前週末比16.59ポイント高の5461.93ポイントと10営業日ぶりに反発している。値上がり銘柄数は208、値下がり銘柄数は165となった。
個別では、ぷらっとホーム、大興電子通信がストップ高。ラクト・ジャパン、倉庫精練、キーウェアソリューションズなど4銘柄は年初来高値を更新。メンバーズ、ピーエイ、DNAチップ研究所、フライトホールディングスが買われた。
一方、JESCOホールディングス、富士古河E&C、大盛工業、TTK、ファステップス、スリーエフ、中本パックス、セイヒョーが売られた。
04月17日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=5日ぶり反発、目先の反発を期待した買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反発した。
前引けは前週末に比べて6円27銭高い2847円58銭となった。
東証1部で堅調だった内需関連株の多い新興企業株も物色された。ジャスダック指数は14日までの4営業日の累計で3%下げていたため、目先の反発を期待した買いも入りやすかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で253億円、売買高は3750万株。値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は262となった。
個別では、エムケー精工が一時ストップ高と値を飛ばした。プラップジャパン、日本マクドナルドホールディングス、クラスターテクノロジーは年初来高値を更新。
こころネット、システム情報、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、オリコンが買われた。
一方、ウエストHD、ナカボーテック、高橋カーテンウォール工業、ヒップ、イナリサーチ、オービス、IGポートが売られた。
04月17日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=指数は反発、目先の反発を期待した買い
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比9.75ポイント高い980.97だった。値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は54となった。
個別では、ベイカレント・コンサルティングがストップ高。ソレイジア・ファーマなど2銘柄は年初来高値を更新。力の源ホールディングス、フィル・カンパニー、アカツキ、フォーライフが買われた。
一方、FRONTEO、総医研ホールディングス、ジェネレーションパス、ゼネラル・オイスター、ピクスタ、Gunosyが売られた。
04月17日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、53円安、円高で心理悪化 輸出株売られる
[10時概況]
17日10時現在の日経平均株価は前週末比53円35銭安の1万8282円28銭で推移している。
・・・続き
北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりで、朝方の外国為替市場では円相場が1ドル=108円台前半まで上昇。採算悪化への懸念から輸出関連株を中心に売られ、日経平均は前週末14日の日中安値である1万8285円を下回り、下げ幅を100円超に広げる場面があった。
円相場は朝方に一時1ドル=108円24銭近辺と、昨年11月以来の円高・ドル安を付けた。日銀の3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の17年度の想定為替レート(108円43銭)よりも円高水準。一段の円高進行は企業業績にマイナスの影響を与えると警戒されている。市場では「短期志向の投資家による円買いに弾みがついており、目先は日本株の重荷になる」との指摘があった。
東証1部の値上がり銘柄数は1091、値下がりは784、変わらずは132と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。
業種別では33業種中13業種が値上がり。1位はその他製品で、以下、食料、水産・農林、電気・ガスと続く。値下がり上位には鉄鋼、銀行、保険が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は21.29円の押し下げでファストリがトップ。以下、ソフトバンク が18.48円、日東電が3.92円、信越化が3.61円と続いている。
プラス寄与度トップはユニファミマで、日経平均を4.18円押し上げている。次いで塩野義が2.62円、オリンパスが2.28円、コナミHDが1.90円と続く。
個別では、値がさ株のファストリやソフトバンクが安い。りそなHDやコンコルディといった銀行株に加え、第一生命HDやT&Dなど保険株も売られている。JFEやマツダも下落している。
半面、2017年3月期の連結純利益が従来予想から上振れ、前の期比21%増の265億円だったと14日に発表したDOWAが高い。任天堂やキリンHDが上昇している。
225先物はドイツ・野村・みずほ・大和が買い越し。
メリル・アムロ・UBS・JP・ナティクスが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・GS・大和・日興・アムロが買い越し。
野村・メリル・クレディ・モルスタが売り越し。
外資系等はサイゼリア(7581)、アマノ(6436)、イーグル(6486)に注目。
テクニカル的にはポケットC(8519)、乃村工藝(9716)が動兆。
04月17日 カタリストコメント
「17日株安アノマリーは先取りでそろそろ売り飽きたかも」
週末の東京株式市場はオプションSQで寄り付きはプラス。
その直後にマイナス転換し4日続落。
・・・続き
大引け間際には18285円まで下落。
SQ値18613円は完ぺきな「幻のSQ値」となった。
しかも3日連続で年初来安値を更新。
週間で329円(1.8%)の下落となり5週連続週足陰線。
週足の5陰連は珍しく、2012年のアベノミクス相場が始まって以来初めてのこと。
北朝鮮やフランス大統領選挙などの地政学リスクの高まりばかりが描写される。
しかし実際は債券と株式とのマネーの置き場の戦い。
株安の一方で新発10年物国債利回りは0.01%まで低下。
米国債の2.2%台と相まって債券思考が色濃く出された結果の株安といった格好だ。
安全資産志向という妙な発想での円高も厄介な問題。
108円台には下値サポートが集中。
特の日銀短観での企業の為替前提は108円43銭。
「ココを破られると、企業業績見通しに警戒感が台頭」と言う声も聞かれる。
救いはテクニカル的な下値感だろう。
騰落レシオは69%と70%割れ。
25日移動平均からのかい離はマイナス3.8%とほぼ第一次限界水準。
サイコロジカルは4勝8敗で33.3%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲6.695%。
買い方は▲11.632%と悪化。
ただ空売り比率は39.3%と40%割れ。
今年の続落は4日まで。
対抗するのは「4月17日株安のアノマリー」。
そろそろ売り飽きたというモードなのかも知れない。
騰落レシオは19日頃には反発する可能性も指摘されている。
4月月足陽線基準は18983円。
後半戦の出来次第では「月足陽線」だったあるかも知れない。
3月もSQ以降に相場は変化し、まさかの月足陰線だったことが甦る。
AIが頭脳労働をしてくれて、ロボットが肉体労働をしてくれる。
これが未来図だろう。
データを用いて作業をする能率では人は絶対にかなわなくなる。
彼らは急速に成長する。
その先で彼らがヒトの表情や感情を読み取れるのかどうか。
ココが課題だろう。
というか、データを用いて勝てないのならば心理の揺れなどの分野での勝負ならば勝てる可能性がある。
相場も同じような立ち位置だろう。
データでは勝てない、アルゴリズムでは太刀打ちできない。
だったらユッタリ投資で感情の動揺や心理の微動、表情の皺を読むことがプライオリティになるかも知れない。
筋肉を鍛えてもロボットには負ける。
記憶力や推理力を鍛えてもAIには負ける。
相手の得意でない分野で勝負することは必須だろう。
そもそも、AIだった市場材料は優先順位を付けられたトップ材料が第一。
二次的材料やささいな材料は見逃しがちだ。
これにつけいる投資っていうのが次の時代の相場観になる可能性はある。
NY株式市場はイースターのグッドフライデーで休場。
非公式外資系動向は売り400万株、買い550万株
金額ベース15億円の買い越し(3日ぶり)。
売りは化学・商社・電機・機械セクターなど。
買いはサービス・小売・自動車・電力セクターなど。
売買交錯はサービス・小売・自動車・電力セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
マブチ(6592)・・・動兆
マブチモーターに注目する。
同社は車載用中心にした小型モーター大手。
パワーウィンドウ関連やパーキングブレーキ、コードレス掃除機等拡大基調。
移動体や医療機器、家電など新分野に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
04月17日 為替市況コメント
【為替】地政学的リスクや仏大統領選を控えた不透明感に円買い優勢か
・・・続き
[概況]
先週末14日は欧州や英国、オセアニア、カナダが祭日で、米国も株や債券市場が休場となるなど、ほとんど商いが無い状況で米経済指標の予想を下回る結果や地政学的リスクなどにより、為替市場はリスク回避の円買いが進んだ。
ドルは昨年11月10日以来の安値まで下げ、ドル以外の主要通貨も軒並み値下がりしたが、今週は地政学的リスクの継続や23日(日)には仏大統領選が控えており、まだ円高が進む可能性は継続していると思われる。
但し本日も欧州、英国、オセアニア、カナダは祭日による休場となるので、本格的な変動は明日18日以降か。また16日に実施されたトルコの国民投票では、大統領により強い権限を与える法案が賛成多数で可決されたが、為替市場は大きな動きとはなっていない。
今週の米経済指標は17日(月)4月NY連銀製造業景気指数、2月対米証券投資、18日(火)3月住宅着工・許可件数、3月鉱工業生産・設備稼働率、19日(水)MBA住宅ローン申請件数、地区連銀経済報告、20日(木)新規失業保険申請件数、4月フィラデルフィア連銀景況・u棡ス堯☆・w)€ア月景気先行指数、21日(金)3月中古住宅販売件数などが控えており、不透明感を考えればリスク回避の円買い優勢の流れ継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月17日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ローソン<2651>
1日当たり商品搬送回数を引き下げ
■三菱ケミHD<4188>
複合材が「プリウスPHV」に採用
■塩野義<4507>
ワクチンなど向け免疫増強技術を開発
■日立造船<7004>
ラオス水力発電向け水門工事を受注
■東急<9005>
系列がAI活用踏切異変検知システムを開発
04月17日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月17日号
04月17日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
17日の東京株式市場は、軟地合い継続か
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8100-1万8400円を想定する。
16日、北朝鮮は再び弾道ミサイル発射を強行した。直後に爆発し、失敗に終わったもようだが、緊張が和らいでくるのを見極める必要がありそうだ。
地政学リスクはそう簡単には払しょくできず、リスク・オフの様相が強まるようだと円高加速はあり得る。
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ばと円高に振れている。輸出関連株には重しとなる展開が続きそう。
週間形状では26週線が上値抵抗に変わった可能性が高く、1万7630円辺りに位置する52週線が意識される流れは継続している。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り400万株、買い550万株で、差し引き150万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、化学、商社、電機、機械など。買いセクターに、サービス、小売、自動車、電力など。
【好材料銘柄】
■北の達人コーポレーション <2930>
今期経常は45%増で2期連続最高益、前期配当を0.5円増額・今期は実質増配。
■マネーパートナーズグループ <8732>
テックビューロと業務提携。同社の複数通貨対応プリペイドカード「マネパカード」と、テックビューロが提供する仮想通貨取引サービス「Zaif」との連携サービスを開始する。
■メンバーズ <2130>
東証がメンバーズを21日付で市場1部に指定替えする。
■黒谷 <3168>
今期経常を4.6倍上方修正。
■アドテック プラズマ テクノロジー <6668> [東証2]
今期経常を70%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■システム情報 <3677>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、未定だった配当は4円増配。
■メタップス <6172>
上期税引き前が黒字浮上で着地。業績改善を踏まえ、17年8月期第2四半期決算短信で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消した。また、みずほフィナンシャルグループらとビッグデータを活用した決済ウォレットアプリ事業の新会社を設立。
■ベイカレント・コンサルティング <6532>
今期税引き前は23%増で3期連続最高益、10円増配へ。
【主な経済指標・スケジュール】
17(月)
【国内】
3月首都圏新規マンション発売(13:00)
黒田日銀総裁が信託大会で挨拶
《決算発表》
ライフフーズ、東天紅
【海外】
中国1-3月期GDP(11:00)
中国3月小売売上高
中国3月都市部固定資産投資
中国3月鉱工業生産
米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米4月NAHB住宅市場指数(23:00)
フィッシャーFRB副議長講演
《米決算発表》
ネットフリックス、M&Tバンク
休場:イースターマンデーにより英、香港休場などが休場
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月15日 マーケットコメント
04月15日 為替市況コメント
【為替】米経済指標の結果を受け、米ドル円は再び下落。
・・・続き
[概況]
14日、欧米外国為替市場の米ドル円は一時108.540円まで下落し、軟調な展開となった。イースター前のグッドフライデーで取引が閑散のなか、本日発表された3月米消費者物価指数(予想:前月比0.0% 結果:前月比-0.3%)が市場予想値を下回り、2016年2月以来のマイナスとなったことなどを受け、米ドル円は再び下落した。
引き続き、北朝鮮情勢など地政学的なリスクなどからも上値は重そうか。
テクニカル的には200日移動平均線(108.714円)をやや下回る水準となっており、このラインを維持できなければさらに一段安の可能性も考えられそうか。14日、米ドル円は取引を108.575円で終了している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月15日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月15日号
04月14日 【NY株/欧州株概況】
【市況】米国株式市場はグッドフライデーのため休場
・・・続き
14日のニューヨーク市場は、「グッドフライデー」祝日で休場
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物 米国株式市場は休場
(4月14日)
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
- ( - )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
- ( - )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
欧州株はグッドフライデーによる祝日で休場。
04月14日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の見通し】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は軟調な相場展開だった。
週初こそ円高一服を受け上昇したものの、地政学リスクが拭えず戻りは限定的だった。
週末の北朝鮮のイベントへの警戒も強まるなか、米国がアフガニスタンのイスラム国(IS)に向けて空爆を行うなど、新たな地政学リスクが浮上したことも売り材料になった。物色では小型の防衛株が賑わったが、それも週後半には軒並み失速し、買い手がかりに乏しい地合いが続いた。
日経平均は、節目の1万8500円をあっさり割り込んだ後も下げが続き、26週線も明確に割り込んだことから、底割れが意識されて連日で年初来安値を更新した。日経平均は、週間では約329円の下落となり、週足では5週連続で陰線を形成した。
【来週の見通し】
来週(17~21日)の東京株式市場は、軟調か。引き続き北朝鮮や中東地域での地政学リスクの高まりが想定される。したがって、多くの投資家は不測の事態を想定せざるを得ない心理状態で、極端に買い手控え姿勢の強まるなかで持ち高調整の売りが優勢となり、全体相場は下値模索の推移が予想される。
日経平均株価の来週の想定レンジは、1万7800~1万8600円とする。来週は下値1万8000円辺りならばリバウンド狙いの買いができるかもしれないでしょう。
市場関係者からは「明日15日に、北朝鮮は故・金日成主席の生誕105周年の記念日を迎えるため、これに関連して核実験やミサイル発射など軍事行動に出る可能性が指摘されている。
期待材料としては米企業の決算発表ラッシュがあり、米国株が反発してくれば日本株にも一定の恩恵はある。ただ、それを打ち消す懸念材料が為替要因だろう。トランプ大統領がドル高に懸念を示す中、18日には日米経済対話が控えている。このタイミングでは円安進行は期待しづらく、良くて円高を食い止める程度だろう。
04月14日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=91円安、連日で年初来安値 北朝鮮問題などを嫌気
【大引け概況】
14日の日経平均株価は続落した。終値は前日比91円21銭安の1万8335円63銭と連日で年初来安値を更新した。
・・・続き
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3月8日以来の4日続落でこの間合計で下げ幅は462円に達した。
前日の米国株市場でNYダウが3日続落し、約2カ月ぶりの安値に沈んだことを受け運用リスクを避ける売りが優勢だった。
米軍のアフガニスタン空爆や北朝鮮情勢の緊迫化といった地政学的リスクの高まりや米政権の経済政策を巡る不透明感が重荷となった。
日経平均は上げ幅100円超で始まった。株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う現物株の取引が大幅な買い越しとなり、日経平均を押し上げた。だが、この要因が一巡すると下げに転じた。
14時過ぎに北朝鮮の外務省次官の「米国が選ぶなら我々は戦争に向かう」との発言が外電で伝わると、朝鮮半島を巡る警戒感が一段と高まった。14日の韓国株が一段安となり、日経平均の下げ幅が100円を超える場面があった。
JPX日経インデックス400は前日比78.23ポイント安の1万3086.35、東証株価指数(TOPIX)は9.24ポイント安の1459.07でいずれも4日続落した。
東証1部の売買代金は概算、2兆247億円で売買高は18億3885万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1559と全体の7割強を占めた。値上がりは359、変わらずは97銘柄だった。
個別では、東芝は4日続落し、心理的節目の200円を下回った。午後に2018年2月期業績見通しを発表した松竹が一段安となった。中部電と関西電が安い。三菱電や富士通も売られた。ソフトバンクグループが軟調、村田製作所、ダイキン工業なども売りに押された。
石川製作所も朝高後は利益確定売りに大幅安となった。北の達人コーポレーションが急落、ローツェの下げも目立つ。
半面、任天堂は売買代金トップで上昇、13日に2016年9月〜17年2月期の大幅増益決算を発表したファストリは上昇した。三井不や住友不など不動産株が買われた。任天堂SUMCOも買いが先行、トヨタも上げた。
丸栄、VOYAGE GROUPなどが大幅高となったほか、津田駒工業が値を飛ばし、ベルシステム24ホールディングスも高い。
東証2部株価指数は、前日比53.51ポイント安の5445.34ポイントと9日続落した。
値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は254となった。
個別では、スリーエフがストップ安。富士古河E&C、土屋ホールディングス、森組、シャープと朝日インテクが下げた。
一方、JMACS、ぷらっとホーム、カネミツがストップ高。安川情報とアートSHDは上げた。
04月14日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続落、時価総額の大きい銘柄に利益確定売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比16円81銭安い2841円31銭だった。地政学リスクが高まる中で日経平均株価は4日続落し、個人投資家の心理が悪化。新興企業株の先高観は後退し、大引けにかけて下げ幅を広げた。ジャスダック市場の時価総額の大きい銘柄に利益確定売りが膨らんだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で477億円、売買高は6390万株だった。
値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は393となった。
アエリアや平田機工、クルーズが下落した。半面、FVCやリプロセル、フェローテクは上昇した。
個別では、日本色材工業研究所がストップ安。サムシングホールディングス、明豊ファシリティワークス、ミサワホーム中国、シード平和など75銘柄は年初来安値を更新。
細谷火工、Nuts、山陽百貨店、ウェッジホールディングスが売られた。
一方、日本マクドナルドホールディングス、クラスターテクノロジー、中野冷機、キムラなど6銘柄が年初来高値を更新。フューチャーベンチャーキャピタル、ネットマーケティング、GFA、三信建設工業が買われた
04月14日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、先高観弱まる
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比21.28ポイント安い971.22だった。
米軍によるアフガンのイスラム国(IS)への空爆など地政学リスクの高まりを受け、東京市場もリスク回避の動き。マザーズ市場は短期的な売り需要の一巡からプラス浮上する場面もあったが、大半をマイナスゾーンで過ごした。
値上がり銘柄数は48、値下がり銘柄数は183となった。
個別では、ファイズがストップ安。FRONTEO、メディネット、ジェネレーションパス、ゼネラル・オイスターなど22銘柄は年初来安値を更新。テモナ、フォーライフ、シャノン、夢展望が売られた。
一方、メドレックス、MRT、メドピアが一時ストップ高と値を飛ばした。サイバーステップ、テラスカイ、ソレイジア・ファーマ、トレンダーズなど5銘柄は年初来高値を更新。フィット、メタップス、ドリコム、コラボスが買われた。
04月14日 アフターランチ
「たくましい想像力」
決算発表を前に気になるのは予想PERの行方。
現在15.4倍台の予想PERは2017年3月決算を基準にしている。
・・・続き
決算発表を通過すれば2018年3月決算が基準になる。
あるレポートでは約13.4倍との試算。
昨年2月に日経平均が15000円を割れた時が12.97倍。
ほぼその水準近くまで低下する筈だ。
そして騰落レシオは74.59%。
昨年2月は57.72%だったからもう少しの低下の可能性はある。
「昨年11月9日(16251円)から3月13日(19633円)までの上げ幅の38.2%(1291円)。
数字的には18342円」の声。
38.2%に意味があるのかどうかは不明だが皆が信じれば真実となるのだろう。
因みにこの38.2%はフィボナッチ・リトレースメントの数字。
13世紀頃のイタリアの数学者フィボナッチの発見に由来する。
木の枝に葉が生えていく過程や、カタツムリの殻の渦の広がり方。
多くの生物の生長パターンが1.618の比率で成長することを発見した。
よく用いられる数値は61.8%、50%、38.2%。
上の方の161.8%、261.8%、423.6%なんてめったに登場しない。
今日開催予定の「未来投資会議」。
ICTで医療と介護の効率化を進める方向だという。
遠隔からデータを集めるオンライン診療。
介護を支援する見守りセンサー。
ターゲットは団塊の世代が全員75歳以上になる2025年。
2020年には医療や介護のデータの一元管理をする方針。
これは隠れたマーケットテーマでもある。
例えばカルテの電子化、治験の電子化、あるいはワークウォッチなど。
遠隔治療の8Kテレビなどもターゲットだ。
デートと診断診療は日常的にネットで結びつく世界はもうすぐやってこよう。
想像が創造を呼び覚まし株価を創造するのが株式市場でもある。
機雷の生産や小銃・追撃砲を生産している銘柄、あるいは照明弾や発煙筒が防衛関連銘柄。
彼らがストップ高する理由もこのたくましい想像力に他ならない。
フツーに考えれば今の地政学リスクで機雷や小銃が役立つとは思えない。
ある意味で「昭和の時代の相場発想」のDNAが経験則として生きているようだ。
グローバルには通用しないだろうし、この思考法が東京市場の閉鎖性とか特殊性とさえ言われるかも知れない。
というか相場観というものはなかなか洗練されないことの証左でもある。
それでも皆が「そうだ」と思って株価が動けば、あとは株価が勝手に暴走するもの。
「捜索用レーダー」や「防毒マスク」、「バッジシステム」ならばまだ理解の範疇だが・・・。
下手に数字をこねくり回すよりも想像力とか構想力を強めることが株式投資の勝利への方程式かも知れない。
スケジュールを見てみると・・・
14日(金):オプションSQ、熊本地震から1年、米消費者物価指数、小売り売上高、聖金曜で主要市場休場
週末:安部首相主催「桜を見る会」、北朝鮮の金日成主席生誕105周年、米財務省年次為替報告書提出期限、トルコ、憲法改正案国民投票
17日(月):黒田日銀総裁が信託大会で挨拶、首都圏新築マンション販売、米NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、イースターマンデー、中国小売売上高等経済指標
18日(火):日米経済対話初開催、米住宅着工、鉱工業生産
19日(水):日本BBレシオ、訪日外客数、米ベージュブック、上海モーターショー
20日(木):貿易統計、コンビニ売上高、松坂屋跡地に「GINZA SIX」が開業、米CB景気先行指数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、G20財務相・中央銀行総裁会議
21日(金):第3次産業活動指数、米中古住宅販売、IMF世銀春季大会(〜23日)
【4月】
14日(金)SQ、NY・ロンドン市場休場(グッドフライデー)、金星逆行開始
17日(月)変化日、ロンドン市場休場(イースターマンデー)、下げの特異日
19日(水)上海国際自動車ショー
20日(木)変化日
22日(土)IMF世銀春季会合(ワシントン)
23日(日)フランス大統領選第1回投票、株高の日
24日(月)世界最大の産業見本市「ハノーバーメッセ」開催
26日(水)日銀金融政策決定会合(〜27日)
27日(木)ECB理事会
28日(金)米GDP速報値
(櫻井)。
04月14日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比70円97銭安の1万8355円87銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺で小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、8.39ポイント安の1459.92で始まった。
外国為替市場では、1ドル=109円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
個人主体の売買も前場半ば辺りで一巡感もみられ、逃げ足の速い資金中心のなかで、個別でも値動きの荒さが目立ってきそうである。明日15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、これを無事通過するのを見極めたいところである。
ランチバスケットは32件、335.23億円。差引き10億円の買い越しとの観測。
04月14日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=62円安、アフガン空爆による地政学リスク受け4日続落
14日午前の日経平均株価は4日続落した。前日比62.16円安の1万8364.68円で引けた。
・・・続き
一時は1万8343円まで下落し、13日の年初来安値を下回った。米軍のアフガニスタン空爆などで13日の米国株が下落し、地政学的リスクへの警戒感が日本株の重荷になった。
東京外国為替市場で円相場が1ドル=108円台後半に上昇し、およそ5カ月ぶりの円高水準を付けた。 これを受けてリスク回避ムードが助長され、輸出採算の改善期待が後退したとして、自動車などの主力株が売られたほか、米長期金利低下を背景に金融株も下落した。
4月SQ算出に伴う現物株の取引が大幅な買い越しとなり、朝方の日経平均は上げ幅100円超で始まった。 その後は下げに転じたが、売り圧力も限定的で日経平均は1万8300円台をキープしている。
SQ値は1万8613円29銭で時価とのカイ離は約250円と大きく開いている。
14日は米国や英国、香港など主要な海外市場はイースター(聖金曜日)の祝日で休場となるため、海外投資家の動きは鈍かった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1056億円、売買高は9億8079万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1408、値上がりは482、変わらずは125銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は5.32円の押し下げでユニファミマがトップ。以下、ダイキンが5.32円、オリンパスが続いた。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を13.69円押し上げ。次いで京セラが2.66円、信越化が2.55円と続いた。
業種別では33業種中6業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、その他製品、非鉄金属、不動産が続いた。値下がり上位には電気・ガス、鉱業、パルプ・紙が並んだ。
個別では、東芝が下落し、心理的節目の200円を下回った。三菱UFJ、みずほなどメガバンクも冴えない。中部電と関西電など電力株も下落した。 一方、13日に2016年9月〜17年2月期の大幅増益決算を発表したファストリは上昇した。任天堂は大商いで上昇、新日鉄住金、住友不と菱地所も上げた。
興和からのTOBが発表されている、丸栄は、TOB買付額128円に寄る形で買われた。
東証2部株価指数は、前日比28.74ポイント安の5470.11ポイントと9日続落。
値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は194となった。
個別ではスリーエフがストップ安。土屋ホールディングス、価値開発など25銘柄は年初来安値を更新。CKサンエツ、シャープが売られた。
一方、カネミツがストップ高。ぷらっとホームは一時ストップ高と値を飛ばした。朝日インテックなど4銘柄は年初来高値を更新。安川情報システム、川金ホールディングスが買われた。
04月14日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日続落、一時上昇も手じまい売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。午前終値は前日比4.39円安の2853.73円と4日続落。値上がり銘柄数は254、値下がり銘柄数は303となった。
前日までに3日続落した中で先高観が一段と後退し、投資家の手じまい売りが優勢となった。好材料の出た個別銘柄の上昇に支えられて指数は一時上昇に転じたが、長続きしなかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で254億円、売買高は3063万株だった。
個別ではミサワホーム中国、シード平和など58銘柄が年初来安値を更新。アエリアやブロッコリーは売られた。 一方、日本マクドナルド、キムラ、毎日コムネットなど5銘柄が年初来高値を更新。スパンクリートコーポレーション、アイビー化粧品は買われた。
04月14日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、ロコンド、テモナが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。午前終値は7.94ポイント安の984.56ポイントと反落。値上がり銘柄数は88、値下がり銘柄数は139となった。
個別では、ロコンドなど12銘柄が年初来安値を更新。ファイズ、テモナなどが下げた。 一方、6日に発表された製薬大手とのライセンス契約締結を手がかりにメドレックスがストップ高。 政府がICT活用で医療・介護の効率化進めると報道で、MRT、メドピアは一時ストップ高と値を飛ばした。 トレンダーズなど5銘柄は年初来高値を更新し、Gunosyなどが買われた。
04月14日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、45円安小動き、海外休場で手掛かり難
[10時概況]
14日10時現在の日経平均株価は前日比45円05銭安の1万8381円79銭で推移。
・・・続き
14日は米国や英国、香港など主要な海外市場はイースター(聖金曜日)の祝日で休場となるため、海外投資家の動きが乏しく手掛かり難となっている。
株式市場では「海外投資家からの注文がかなり少ない」)との指摘があった。朝方は株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う現物株の取引で日経平均は乱高下する場面があった。
外国為替市場では1ドル=109円台前半の動きと円高が一服しており、前日まで日経平均は3日間で370円強下落、東証1部の騰落レシオも74%台に低下しており、目先売り方の買い戻しを誘っている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅安となっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7898億円、売買高は7億591万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1452と全体の約7割を占めた。値上がりは436、変わらずは127銘柄だった。
日経平均マイナス寄与度は4.94円の押し下げでダイキンがトップ。以下、ユニファミマが4.18円、オリンパスが4.18円、KDDIが3.99円、花王が2.78円と続いている。
プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を12.93円押し上げている。次いで日東電が2.74円、京セラが2.21円、アルプスが1.52円と続く。
業種別では33業種中6業種が値上がり。1位はその他製品で、以下、鉄鋼、非鉄金属、その他金融と続く。値下がり上位には電気・ガス、鉱業、パルプ・紙が並んでいる。
個別では、中部電と東ガス、大ガスが下げ幅を拡大している。JR東日本とJR東海も一段安し、ホンダは連日で年初来安値を更新した。一方、任天堂は大きく上昇している。JFEと三井物は上げ幅を拡大し、T&DとSOMPOも高い。
東証2部株価指数は小幅に続落している。シャープとラオックスが下げ、安川情報とADプラズマは上げた
225先物はアムロ・メリル・ソジェン・日産・GS・三菱・クレディが買い越し。
パリバ・JP・みずほ・バークレイズ・IB・ナティクスが売り越し。
TOPIX先物は日興・ドイツ・パリバ・ソジェン・メリルが買い越し。
GS・クレディ・バークレイズ・野村が売り越し。
外資系等はLENE(3938)、椿本チ(6371)、富士製薬(4554)、任天堂(7974)に注目。
テクニカル的にはグリー(3632)、MDV(3902)、ペプチド(4587)、エスクロー(6093)、サイゼリア(7581)、東北電(9506)、吉野家(9861)が動兆。
04月14日 カタリストコメント
「矛先」
NY株式市場は3日続落。
相変わらずの地政学リスクに対する懸念が漂っている印象。
・・・続き
「地政学リスクを理由に世界中から米国債に資金が流入し株価が圧迫されている」という指摘が正しいのだろう。
JPモルガンやシティなどが好調な決算を発表したが株価は下落の構図。
IT関連のS&P情報通信セクター指数は10日続落。
2012年5月以降で最長の値下がり期間となった。
第1四半期のS&P500採用銘柄増益率は10.4%の見通しだが見えないフリ。
市場はファンダメンタルズではなく明らかにセンチメントで動いている。
ミシガン大消費者信頼感指数速報値は98.0と前月の96.9から上昇。
景気現況指数が2000年11月以来の高水準となった。
景気現況指数は115.2(市場予想112.4)、消費者期待指数は86.9(市場予想86.0)。
債券市場は買い継続。
地政学リスクにフランス大統領選挙まで加わってきており、何でもアリの構図の印象。
10年国債利回りは一時2.218%と昨年11月17日以来の水準に低下した。
ドルは反発。
前日にトランプ大統領が「ドル高けん制と低金利志向」と発言。
それで進んだドル売りが「行き過ぎ」だったとの解釈。
米国市場の相場解釈にはしばしばこの「行き過ぎ」というのが登場して巻き戻しが起こるから面白い。
米・英・香港市場など14日(金)はグッドフライデーで休場。
日経平均株価は3日続落。
買い手不在の地合いで18500円を割り込み回復できずの展開。
下落幅は一時240円まで拡大し18300円割れ寸前を見たものの後場に下落幅を縮小。
とはいえ連日の年初来安値更新。
防衛関連株の急反落も目に付いた。
そもそも地政学リスクとか北朝鮮問題とか言っている割には上海も韓国も株価は上昇。
日本だけが売られやすい展開。
世界の株価指数の中で年初から下落しているのはロシアとサウジと東京という異常さの背景でもあろう。
値下がり銘柄は1374と前日の1722銘柄から減少。
年初来安値更新銘柄は633(前日487、4月6日に644)とまた増加した。
大証225先物夜間取引終値は日中比40円安の18360円。
騰落レシオは74.59%まで低下しておりほぼコツン感の水準。
空売り比率は40.3%だが徐々に低下基調になっている。
25日移動平均(19200円)からのかい離はマイナス3.53%。
こちらもほぼ下方ベクトル達成感の水準。
ボリンジャのマイナス2σ(18375円)は死守という感じでの昨日の陽線は悪くない動きとも読める。
今年の続落リズムは4日まで。
復活祭の金曜日(グッドフライデー)に復活なんて声は聞かれないが・・・。
10年国債利回りが0.02%から上昇すれば株価には干天の慈雨となるに違いない。
地政学リスク浮上の裏側で「知性」も少しは登場している。
日経朝刊の見出しは「中国、対北朝鮮石炭輸入が半減」。
1〜3月の石炭は前年同時期日51.6%減だったという。
金額にして2.2億ドル。
国連決議の年4億ドルを守る方向が出てきているということ。
という2月18日以降は輸入停止を守っているということだろう。
石炭を積んだ北朝鮮の貨物船が積荷を下すための寄港ができなかったという報道もある。
だから北朝鮮が暴れていると言う解釈も可能になろう。
石炭で外貨獲得手段を封印され、石油供給を制限されれば核やミサイルの開発は頓挫する。
この構図の延長線上に為替操作国認定せずあるとすれば、米中ともに大人の対応。
だからフランス大統領選挙の行方のリスク度を高めて、リスク許容度の上昇を抑えようとしているのかも知れない。
OECDのグリア事務総長がいろいろ注文を付けている。
まずは最低賃金の引き上げ。
これは問題ない。
労働生産性の向上や信用保証制度の改革も悪くない。
余計なのは「消費税の引き上げ」。
19年10月に予定通り10%に引き上げるべきだとしている。
しかも消費税率は15%まで引き上げ可能だとも。
引き挙げた結果の景気の冷え込みは担保されていないが、それでも迫る構図。
「放っておいて」というのが素直な印象になる。
またファーストリテの気配でSQ値算出が遅れた。
好決算での買い気配。
いい加減にSQ前日の決算発表はやめてほしいもの。
4月暫定SQ値は18613円29銭。
前回比821円安で着地。
100円以上も上に振っての結局前日比マイナス。
幻のSQ値の可能性大というところ。
株価はSQ→SQで動いているといっても過言ではない。
因みに過去のSQ値。
3月SQ値は19434円(△162円)。
2月SQ値は19272円(△90円)。
1月SQ値は19182円(△315円)。
12月SQ値は18867円(△1271円)。
11月SQ値は17596円(△855円)。
10月SQ値は16741円(▲270円)。
9月SQ値は17011円(▲85円)。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
オプトエレ(6664)・・・動兆
オプトエレクトロニクスに注目する。
同社はバーコードリーダーのレーザーエンジンが中核。
2次元バーコードリーダーと2次元モジュールは堅調。
ハンディスキャナーも物流向けに拡大基調。
今後はワークウオッチなどウォッチ関連での新製品に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
04月14日 為替市況コメント
【為替】良好な米経済指標にドルは下げ止まり、109円台回復
・・・続き
[概況]
東京市場で11月17日以来の安値108.710円まで下げたドルは其の後109円台を回復して揉み合いとなり、NY市場で発表された3月生産者物価指数は予想を下回ったが、新規失業保険申請件数は予想より減少してドルはそれまでの高値を上抜き、NY株式市場が軟調に始まる中で、序盤に当日高値109.410円まで上昇した。
其の後株価の値下がりと共にドルも売られ、NY市場中盤に再度109円を割れる場面もあったが直ぐに大台を回復して揉み合いとなり、最後は前日比+7銭高の109.090円と109円台で引けた。
一方ユーロやポンドはイースターを控えて商いは薄く、対ドルでの下げなどに対円でも値下がりして引けた。
本日は欧州、オセアニア、カナダが休日で、米国も為替市場以外(株、債券)は休場となる事から、大きな動きは出そうも無いと思われる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月14日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■清水建<1803>
建設現場向けAR技術を改良
■セーレン<3569>
海外で車シート合皮の生産増強
■エスケーエレク<6677>
液晶用フォトマスクの生産強化
■航空電<6807>
服に貼るゴム製コネクター製造
■カシオ<6952>
AIで皮膚疾患の診断支援を開発
■ファナック<6954>
AI活用した熱膨張補正技術を開発
04月14日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
14日の東京株式市場は売り先行後、弱含みで推移の展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8200円-1万8500円を想定する。
米国軍がアフガニスタンのイスラム国施設を空爆したことで、東京市場も地政学リスクの拡大を懸念したリスク回避の売り圧力がしばらく相場の重荷となる可能性が高い。
週末要因と14日は、聖金曜日の祝日に当たり、欧米や、アジアの主要株式市場が3連休に入ることもあり、海外投資家からの売買も限定的で、売買代金が減少する可能性が高い。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比45円安の1万8355円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り820万株、買い290万株で、差し引き530万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額も売り越し。
売りセクターに、電機、建設、陸運、銀行、ゴム、機械、証券など。買いセクターに、機械、薬品、金属、建設、自動車、小売など」。
【好材料銘柄】
■ホクリヨウ <1384>
今期経常を18%上方修正、配当も1円増額。
■TSIホールディングス <3608>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.88%にあたる200万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月14日から7月7日まで。今期経常は11%増益へ。
■VOYAGE GROUP <3688>
今期経常を一転44%増益に上方修正。
■ハブ <3030>
5月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
■カネミツ <7208>
前期経常を24%上方修正・11期ぶり最高益、配当も2.5円増額。
■毎日コムネット <8908>
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
14(金)
【国内】
オプションSQ
2月鉱工業生産指数確報値
《決算発表》
ウエストHD、S Foods、キャンドゥ、わらべや、ドトル日レス、SFPダイニン、クリレスHD、トウキョベース、住江織、ダイト、Gunosy、ベクトル、OSG、メタップス、古野電、日置電、ユーシン、リンガハット、松竹、東宝、大庄
【海外】
米3月消費者物価指数(21:30)
米3月小売売上高(21:30)
米2月企業在庫(23:00)
休場:Good Fridayで米、英、香港などが休場
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月14日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月14日号
04月13日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し138ドル安 2カ月ぶり安値、地政学的リスクを嫌気
・・・続き
13日のNYダウ工業株30種平均は3日続落した。前日比138ドル61セント安の2万0453ドル25セントと、2月13日以来2カ月ぶりの安値で終えた。
3月生産者物価指数(PPI)が予想を下振れ、売りが先行。前日にトランプ大統領は、低金利政策が望ましいとの考えを示し、利上げ観測の後退から米国債利回りが低下したことも上値を抑えた。
午後に入ると米株式相場は下げ幅を拡大した。原油相場が下落したほか、シリア・北朝鮮問題で地政学的リスクが高まるなか、米軍がアフガニスタンで過去最大級の大型爆弾を使用したことが嫌気され、引けにかけて下げ幅を拡大した。
市場予想を上回る四半期決算を発表し買いが先行していたJPモルガン・チェースなど銀行株も下げに転じた。また、14日が聖金曜日の祝日で株式市場は3連休となるため、買い持ち高を手じまう売りも出た。
ナスダック総合株価指数も3日続落し、前日比31.010ポイント安の5805.150で終えた。アマゾン・ドット・コムやフェイスブック、アップルなど時価総額の大きい主力株が軒並み売られ、指数を押し下げた。
セクター別では全面安となり、特にエネルギーや銀行の下落が目立った。
四半期決算が市場予想を上回る増収増益となった大手行のJPモルガンチェース(JPM)は買い先行後に下げた。天然ガス鉱区の権益売却を発表したコノコフィリップスや四半期決算が減収で市場予想も下回った米銀のウェルズ・ファーゴ(WFC)も下落した。
一方、イーロン・マスク最高経営責任者が9月にも大型トラックを発表すると明らかにした電気自動車(EV)のテスラが上昇。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,453.25−138.61
S&P500種
2,328.95−15.98
ナスダック
5,805.150−31.010
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は4日続落した。6月物は前日比115円安の1万8355円で終え、6月物の終値としては昨年12月2日以来およそ4カ月半ぶりの安値を付けた。大阪取引所の終値を45円下回った。
外国為替市場で円高・ドル安が進んできたことが相場の重荷となった。中東・北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒も売りを誘った。午後に米軍がアフガニスタンを空爆したと伝わり、投資家心理を一段と冷やした。だが、14日からの3連休を前に持ち高調整の動きもみられた。この日の6月物の安値は1万8295円、高値は1万8460円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18355 ( -45 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18405 ( +5 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7327.59(-21.40)
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ21.40ポイント安の7327.59で引けた。銀行株と石油株の下げが影響し指数は下落したものの、構成銘柄の6割近くが上昇した。4日間の連休を控え、薄商いだった。
スタンダードチャータード銀行やHSBCホールディングスなど銀行株が下落した。原油安を受けて、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルも売られた。
インツ・プロパティーズなど不動産投資信託(REIT)も下がった
半面、午前に下落した住宅建設株は午後に上昇に転じた。航空株も上がった。医療のメディクリニック・インターナショナルは、通期増収が好感され上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12109.00(-45.70)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比45.70ポイント安の12109.0だった。
航空のルフトハンザは、最近の上げの反動で売られた。ドイツ取引所と電力のエーオンも下落した。一方で、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアと日用品のバイヤースドルフ、不動産のボノビアは上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5071.10(-30.01)
04月13日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
北朝鮮リスク、円高で売り拍車か
・・・続き
13日の東京株式市場はリスク回避の売りが継続し、日経平均株価は連日の年初来安値更新となったものの、終盤にきて3連休を控えた海外投資家からとみられる買い戻しで、下落幅を縮小する展開となった。
リスク・オフというよりは買い手不在のような地合いの中、日経平均は1万8500円をあっさり割り込み、引けにかけて戻す動きは見せながらも、1万8500円は一度も回復できずに終えた。
明日(14日)の東京株式市場は、模様眺めの様相が強まると予想する。
引き続き円高進行に対する警戒感と、北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりのなか、売りが先行する展開となりそうだ。
オプションSQで序盤は荒い動きも想定される。
14日は、聖金曜日の祝日に当たり、欧米や、アジアの主要株式市場が3連休に入ることもあり、海外投資家からの売買も限定的で、売買代金が減少する可能性が高い。
また、北朝鮮が15日に故・金日成主席の生誕105周年の記念日を迎えるため、ミサイル発射や核実験などの可能性が意識されるなかで、ポジション調整の売りに拍車が掛かる可能性もある。
一目均衡表では下降する転換線に上値を抑えられる流れから雲を下放れる動きが続いており、弱気形状は変わらず。週間形状では26週線が上値抵抗に変わっており、1万7630円辺りに位置する52週線が意識される流れは継続している。価格帯別出来高では商いが薄いところであり、戻り待ちの売り圧力は強い。
04月13日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[2352]エイジア
[8946]ASIAN STAR
[4348]インフォコム
[3199]綿半ホールディングス
[3022]山下医科器械
04月13日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日続落、125円安。円高など受け売り優勢も終盤下げ渋る
【大引け概況】
13日の日経平均株価は3日続落した。
・・・続き
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前日比125円77銭安の1万8426円84銭で終え、年初来安値を連日で更新。
昨年12月6日以来の安値を付けた。東京外国為替市場で円相場が1ドル=108円台後半に上昇し、およそ5カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けたため、輸出企業の採算改善期待が後退し、主力株が売りに押された。
海外ヘッジファンドなどの短期志向の投資家が株安を主導し、日経平均は一時240円超下げた。
北朝鮮問題などの地政学リスクに対する警戒感も依然として強い。金融株や鉄鋼株などに売りが目立った。ただ、後半は売り飽き気分も台頭、為替の円高一服に加え、韓国や中国をはじめアジア株市場が総じて堅調な値動きを示していた。
欧米は週末にイースター(復活祭)休暇に入るため、「中長期の海外投資家は積極的な売買を見送ったが、一部の国内機関投資家は割安さに着目した買いを入れた」という。取引終盤にかけては円相場が伸び悩んだほか、14日に株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)の算出を控えて持ち高調整の買いが入り、日経平均は下げ渋る展開となった。
JPX日経インデックス400は3日続落した。終値は前日比106.65ポイント安の1万3164.58だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、11.23ポイント安の1468.31で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2590億円。売買高は19億5868万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1374と、全体の68.1%を占めた。値上がりは543、変わらずは98銘柄だった。
個別では、12日発表の2018年2月期の純利益見通しが市場予想を下回ったイオンが年初来安値を付けた。東芝や三井物の下げが大きかった。JFEや新日鉄住金が下落した。三菱商や国際石開帝石が安く、SOMPOや東エレク、村田製作所が売られた。
任天堂も軟調。石川製作所は一時ストップ安となったほか、豊和工業、東京計器などの防衛関連株は急反落。
一方、関西電が年初来高値を付けた。資生堂や中部電が上昇し、大和やアサヒが買われた。
ペプチドリームが急反発、信越化学工業も強含んだ。グリーが商いを伴い、値を飛ばしたほか、北の達人コーポレーションは値幅制限いっぱいに買われた。市光工業、TOKYO BASEなども物色人気になり、日本ライフライン、ワキタ、が高く、イオンモール、コメダホールディングスなども上昇した。
東証2部株価指数は、前日比3.51ポイント安の5498.85ポイントと8営業日ぶりに小反発した。
値上がり銘柄数は176、値下がり銘柄数は251となった。
朝日インテクとMCJが上げ、稀元素と象印が下げた。
個別では、日本アビオニクスがストップ安。JESCOホールディングス、三井金属エンジニアリング、クレアホールディングス、富士古河E&C、土屋ホールディングスなど109銘柄は年初来安値を更新。北日本紡績、理経、日本タングステンが売られた。
一方、安川情報システム、ぷらっとホーム、スリーエフがストップ高。アゼアス、朝日インテックなど4銘柄は年初来高値を更新。櫻島埠頭、フュートレック、アートスパークホールディングス、ASTIが買われた。
04月13日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続落、防衛関連株は大幅高の反動で売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続落した。終値は前日比2円24銭安い2858円12銭と1月25日以来、約3カ月ぶりの安値を付けた。
年初から新興企業株には資金流入が目立っていたが、4月に入り利益を確定する目的の売りが増えている。細谷火工や興研といった軍需関連株はこれまでの大幅高の反動で売りが膨らみ急落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で534億円、売買高は6702万株だった。
値上がり銘柄数は299、値下がり銘柄数は348となった。
個別では、アール・エス・シー、重松製作所がストップ安。ルーデン・ホールディングス、サムシングホールディングス、インターライフホールディングス、第一カッター興業、明豊ファシリティワークス<など192銘柄は年初来安値を更新。アルファ、興研、協和コンサルタンツ、多摩川ホールディングス、白鳩が売られた。
一方、オービスがストップ高。引き続き補助金計上で人気継続。全般軟調のなか値動きの良さも目立つ格好となった。3Dマトリクスは、独社と吸収性局所止血材の販売権許諾契約を締結したとの発表がはやされた。
日本マクドナルドホールディングス、アエリア、細谷火工が買われた。
04月13日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反発、一転して買い戻し優勢
・・・続き
東証マザーズ指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比13.74ポイント高い992.50だった。
円高進行と日経平均の続落スタートに連れてリスク回避の売りが先行した。ただ、さえない展開が続いていた主力株や足元きつい下げとなっていた従前の人気銘柄を中心に買い戻しが入り、マザーズ指数は戻りを試す展開となった。
市場では「北朝鮮が『重要イベントがある』とする明日14日を前に、売り方のポジション手仕舞いの動き」との見方があった。
売買代金は概算で965.70億円。騰落数は、値上がり155銘柄、値下がり74銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、時価総額の大きいバイオ医薬品のそーせいが5%近く上昇し、指数を押し上げた。
売買代金トップのサイバーSやメドレックがストップ高まで買われ、エーバランスや直近IPO銘柄のユーザーローカルは急反発した。ファイズ、アスカネット、アカツキなどが上昇し、ミクシィも小幅高となった。
一方、業績予想を下方修正したSHIFTがストップ安となり、今期業績見通しが市場の期待に届かなかったエルテスやスタジオアタオも大きく売られた。バイオ医薬品のジーエヌアイや、ネット上のリスク管理サービスのエルテスが下落した。
04月13日 アフターランチ
「ターゲット」
やはり聞かれる北東アジアの地政学リスク。
「当事者国近隣の日本の円が買われる理由はグローバルな資金の流れ」という解釈はまだ横行。
・・・続き
グローバル資金は低金利の円を借りており、リスクに備えて円を返済するための円高。
一見もっともらしく聞こえる。
もし有事発生の際、円は売られる筈。
だったらその時に安く円を買い戻して返済すればいいだけのこと。
どうも辻褄が合わない。
事をグローバルにして煙に巻いているわけではなかろうが・・・。
そもそも、経済指標スケジュールと移動平均と雲、あるいは黄金分割程度しか目安のない世界。
毎日同じことを言っていてよく飽きないものでもある。
どんな解釈が横行してもかまわないのだが、株の邪魔はしないで欲しいもの。
内閣府のHP。
「科学技術イノベーション官民投資拡大推進費ターゲット領域検討委員会」(4月4日開催)の資料。
その中の「ターゲット領域検討に向けた全体俯瞰図」は結構お宝だ。
↓
材料のデパートともいえる。
「AI・IoT・ビッグデータ・ネットワーク」が全体の中核。
そこから「セキュリティ・サイバー」につながり時計の左回りに材料満載。
エネルギーバリューチエーンで「海洋開発・再生可能エネルギー」。
そして「水素・電池」→「自動走行」→「i−construction・遠隔作業」→「G空間」
→「センシング・テロ対策・災害対応ロボット」→「気候変動予測・水資源・リサイクル」
→「ゲノム情報・ロボット・育種=革新的バイオ産業基盤技術」
→「介護支援・ウェアラブルバイオセンサー・健康ビッグデータ」。
これらが順番に市場に登場していると思えば良い筈である。
PCIHDのプレス。
↓
連結子会社であるPCIアイオス株式会社が「Microsoft HoloLens」を利用した MR(=Mixed Reality)の研究を開始いたします。
AIOS社は、これまでもAR(=Augmented Reality。拡張現実)/VR(=Virtual Reality。仮想現実)といった技術領域について、
R&Dチームを中心に研究を進めてまいりました。
更なる先端技術への取り組みとしてMicrosoft社のHoloLensを活用したMR(=Mixed Reality。複合現実)の研究を開始。
技術特性を生かした活用領域及び実現性を検証します。
本研究においては、複数の事業会社や各種研究・教育機関との連携及びコラボレーションも視野に入れております。
(1)新しいエンターテイメト(スポーツ、パフォマン音楽分野等)の創出
(2)各種センシグ (特徴点の認識)技術の深耕
(3)教育・研修(オペレーション)、学習分野 (体験型学習)の応用
これらを追求し、 早期社会実装の可能性を探ります。
★5月9日にグレイステクノロジー(6541)の企業研究会開催予定。
午後6時〜AP虎ノ門11階Aルーム。
(1)国内外メーカーの各種産業機械に付随する技術マニュアルについて
(2)製品マニュアルなどの市場規模は約7兆円の潜在的膨大市場
因みに内閣官房の「国民保護ポータルサイト」。
「武力攻撃やテロから身を守るために〜避難にあたっての留意点」。
(櫻井)。
04月13日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅をやや縮小
・・・続き
13日、後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比200円54銭安の1万8352円07銭で始まった。
日経平均株価は下落幅をやや縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、16.22ポイント安の1463.32で始まった。
外国為替市場では、1ドル=108円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
連日で活況が伝えられていた防衛関連については、軒並み利益確定の流れが目立っている。
リスク回避の払拭が待たれるなか、模様眺めムードの強い相場展開が続きそうである。
ランチバスケットは12件、242.25億円。差し引き売り買い均衡との観測。
04月13日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=212円安続落、円高進行など嫌気して主力株に売り
13日午前の日経平均株価は続落した。前日比212円17銭安の1万8340円44銭で前場を終えた。
・・・続き
東京外国為替市場で円相場が1ドル=108円台後半に上昇し、およそ5カ月ぶりの円高水準を付けた。これを受けてリスク回避ムードが助長され、輸出採算の改善期待が後退したとして、自動車などの主力株が売られたほか、米長期金利低下を背景に金融株も下落した。
トランプ米大統領は12日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで「ドルは強すぎる」などと発言し、ドル高をけん制した。米国と北朝鮮の緊張など地政学リスクもくすぶり、投資家心理は一段と冷え込んだ。
株式市場では「海外ヘッジファンドに加え、一部の機関投資家が売りを出した」との声が聞かれた。もっとも大口の買いは目立たず、小口の売りが断続的に出て株価下落に拍車をかけたという。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆708億円、売買高は9億7324万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1591と、全体の79.0%を占めた。値上がりは343、変わらずは80銘柄だった。
個別では、トヨタ自動車が下値模索となっているほか、12日発表の2018年2月期の純利益見通しが市場予想を下回ったイオンが年初来安値を付けた。JFEや住友鉱の下げが目立ち、三井物や国際石開帝石が下落した。ソフトバンクが年初来安値を更新し、丸紅や第一生命HDも売られた。インターアクションが急落、ローソンも大幅安。一連の防衛関連株が大きく利食われ、石川製作所も反落した。
一方、関西電は年初来高値を付けた。中部電や資生堂の上昇が目立った。東ガスやOLCが高い。良品計画が堅調、グリーが値を飛ばし、ニプロも高い。スター精密、イワキが買われ、ペプチドリームも上昇した。
東証2部株価指数は、前日比21.56ポイント安の5480.80ポイントと8日続落した。
値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は321となった。
個別では、JESCOホールディングス、三井金属エンジニアリング、クレアホールディングス、富士古河E&C、大盛工業など101銘柄が年初来安値を更新。日本アビオニクス、理経、北日本紡績、アゼアスが売られた。
一方、ぷらっとホームがストップ高。櫻島埠頭、ラクト・ジャパン、アートスパークホールディングス、安川情報システムが買われた。
04月13日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日続落、直近の新規上場銘柄売られる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。午前終値は前日比19円99銭安の2840円37銭だった。2016年1月25日以来、約1年2カ月ぶりの安値を付けた。
3月末から4月にかけて新規上場した銘柄に利益確定の売りが目立ち、相場全体を押し下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で326億円、売買高は4163万株だった。3月末に上場したNo.1やズーム、ネットマーケが安い。一方、軍需関連の細火工や興研が続伸した。
13日前引けの日経ジャスダック平均は前日比19.99円安の2840.37円と3日続落。値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は445となった。
個別ではルーデン・ホールディングス、サムシングホールディングス、インターライフホールディングス、明豊ファシリティワークス、ミサワホーム中国など177銘柄が年初来安値を更新。アルファ、興研、重松製作所、協和コンサルタンツ、ジェーソンは値下がり率上位に売られた。
一方、オービスがストップ高。日本マクドナルドホールディングス、アエリア、細谷火工、ソレキアなど5銘柄は年初来高値を更新。丸八証券、スリー・ディー・マトリックス、パレモ、メディシノバ・インク、ケアサービスは値上がり率上位に買われた。
04月13日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続落、決算発表のスタジオアタオS安
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。午前終値は6.10ポイント安の972.66ポイントと3日続落だった。値上がり銘柄数は67、値下がり銘柄数は159となった。
個別では、スタジオアタオ、SHIFTがストップ安。FRONTEO、トランスジェニック、ASJ、総医研ホールディングス、アドウェイズなど87銘柄は年初来安値を更新。
エルテス、JMC、農業総合研究所、エイトレッド、トレンダーズが売られた。
一方、メドレックスがストップ高。ユーザーローカル、Abalance、ITbook、アスカネット、フォーライフが買われた。
04月13日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 220円安、海外短期筋が売り 輸出関連株が下落
[10時概況]
13日10時現在の日経平均株価は前日比220円51銭安の1万8332円10銭で推移。
・・・続き
円相場が1ドル=108円台後半で推移するなか、輸出関連の主力株や値がさ株に売りが出て、日経平均を押し下げた。
「海外ヘッジファンドなどの短期志向の投資家に加え、機関投資家の売りも株価下落に拍車をかけた」と市場関係者は話す。
米国と北朝鮮の関係が緊迫するなか、トランプ米大統領によるドル高けん制発言が円の対ドル相場を押し上げ、投資家心理を冷え込ませているという。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も軟調。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6269億円、売買高は5億9907万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1674と、全体の83.2%を占めた。値上がりは260、変わらずは78銘柄だった。
業種別では33業種中32業種が下落し、上昇は電気・ガスの1業種のみ。値下がり1位は鉄鋼で、以下、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、保険、卸売と並ぶ。
日経平均マイナス寄与度は17.68円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ファナックが15.02円、東エレクが11.79円、日東電が7.87円、京セラが7.3円と続いている。
プラス寄与度トップはユニファミマで、日経平均を3.80円押し上げている。次いでファストリが1.90円、資生堂が1.18円、日産化が0.57円と続く。
個別では、イオンとJFEが一段安。国際石開帝石や第一生命HDの下げが目立った。三井物や丸紅が安く、ソフトバンクやトヨタが売られた。一方、資生堂が上げ幅を広げた。OLCやファストリも高い。
石川製を中心とした防衛関連株が軒並み急騰していたが、足もとはその反動安に見舞われる格好となった。市場では「北朝鮮問題は米国が中国にとりあえずバトンを渡した形になっており、目先的には米国による軍事行動は回避される方向となっている。
有事リスクはくすぶるものの関連銘柄は思惑先行で買われ過ぎていた嫌いもあり、いったん利益確定の動きが集中するかたちとなった。
東証2部株価指数は続落した。稀元素とフライトHDが下げ、朝日インテクとマーキュリアが上げた。
225先物はシティ・GS・大和・アムロ・UBS・ソジェンが買い越し。
みずほ・JP・クレディ・野村・HSBCが売り越し。
TOPIX先物はGS・日興・モルスタが買い越し。
野村・JP・クレディ・アムロが売り越し。
外資系等は、コスモス薬(3349)、リクルート(6098)、NIPPO(1881)、ダイセキ(9793)、アズビル(6845)、ニプロ(8086)、静銀(8355)が動兆。
テクニカル的には、プリマ(2281)、USMH(3222)、ホシデン(6804)、ポプラ(7601)、JR西(9022)、サカイ引越(9039)、ミスミ(9962)が動兆。
04月13日 カタリストコメント
「忖度した円高なら」
NY株式市場は続落。
S&P50050日移動平均を米大統領選以降初めて割り込んだ。
・・・続き
シリアの空軍基地攻撃や朝鮮半島近海に空母カールビンソンを派遣するなど
地政学リスクの高まりを嫌気しての売り物との解釈。
もっともこのせいで減税・規制緩和・インフラ整備などトランプノミクスが遅れることへの懸念も大きい。
金先物価格、VIX(恐怖)指数も上昇した。
債券市場ではトランプ米大統領の「低金利政策を好む」との発言を背景に国債利回りが低下。
WSJのインタビュー。
「ドルが強くなり過ぎている。
これは人々が私を信頼しているためで、私のせいでもある。
だが、結果的には打撃となる。
また為替報告書では「中国を為替操作国には認定しない」と見解を変えた。
「北朝鮮問題への対応を巡り進めている中国との協議を損なうためだろう」との説明。
イエレンFRB議長についても「
尊敬している。2018年でおしまいになった訳ではない」と評価を180度転換。
これらの揺れ動きが地政学リスク以上に市場インパクトを与えていると考えられなくはない。
続落した日経平均。
直近安値を下回り下値模索が続いている。
東証1部の騰落レシオは76.2%と昨年2月19日の76.2%以来の水準まで低下。
「あと一息の下落で底打ち」という小数意見も聞こえる。
もっとも26週移動平均(18798円)ははるか上。
病んだ市場の綻びを繕うには多少の時間が必要ではある。
「巨大な陽線」か「強烈な陰線」が反発の条件なのだろうが、市場はそれに反して中途半端な下落継続。
ココが一番悪いところだ。
「地政学リスクの高まりで安全資産の円志向」という解釈が横行している違和感
これを緩和してくれそうなのがWSJでのトランプ大統領の発言。
「ドルが強くなりすぎている」。
そして「低金利政策希望」。
日米金利差が拡大しなければ、そしてドル高批判が登場するならば、
円安には行く筈がなく、ドル安だろうという嗅覚。
これはシリアや北朝鮮の問題とは関係ない。
しかも日米経済対話の事前協議では「二国間の貿易交渉を要求してきた」との報道。
対日貿易赤字削減が要請されるなら、自動車などの軟調も仕方のないところだろう。
「外国人投資家の資金流入はないにしてもリバランスを行っている可能性」という指摘もある。
確かに今年最も下げている不動産セクターは下げ渋り、建設・通信セクターなど内需系は比較的底堅い。
225先物大証夜間取引終値は日中比60円安の18470円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.752%、買い方▲10.715%と大きくかい離。
裁定買い残は130億円減少し1兆7153億円。
裁定売り残は403億円増加の2422億円と3週連続で増加。
空売り比率は41.7%と高どまり。
東芝の第3四半期決算発表の影響か日経平均採用銘柄のEPSは1189円まで低下(前日1226円)。
PERは15.6倍まで上昇。
悪い形での上昇となった。
ボリンジャーのマイナス2σは18460円。
昨日ヒゲでとどまった水準。
25日線(19133円)からのかい離はマイナス3.04%。
マイナス4%で18367円、マイナス5%で18176円。
ここまで行けばフツーは反発水準となる。
もっとも地政学リスクよりもトランプ意向を忖度した円高という味方は納得できるところ。
意外とスッキリ感がでるかも知れない。
時としておかしなことが起こるのが市場。
10年国債利回りが0.04%→0.02%まで低下。
米10年国債利回りも2.4%台→2.2%台まで低下。
日本の低下は0.02%、米国の低下は02%。
日米金利差は2.36%→2.18%と縮小しているのにドル円は110円台→一時108円台。
もちろんドル円相場は金利差だけで動いてはいないが、不自然な円高と言えなくはない。
「投機筋の持ち高整理に伴うドル売り円買い」という解釈はもっともらしく聞こえる。
でも真実を確かめた訳ではなかろう。
「様子見」なのか「押し目買いなのか」。
この分岐点を今迎えているということだろうか。
ブレグジットで下落した東京市場。
トランプ当選で下落した東京市場。
世界の反対の動きが東京市場の常識ならば、なんとなく納得できるが・・・。
値下がり銘柄数1722、新安値487。
これは越えない日であって欲しいところ。
「地政学リスク」を「知性がリスク」と読み替えた達人もいる。
今年の日銀ETF買いは26回。
そのうち前場終値よりも高い大引けは17回。
確率65%。
結構効いている。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ミマキエンジ(6638)・・・動兆
ミマキエンジニアリングに注目する。
同社は広告・看板向けインクジェットプリンタ大手。
インクなど消耗品は拡大基調でグローバル化。
PER13倍台、PBR1.15倍。
(兜町カタリスト櫻井)
04月13日 為替市況コメント
【為替】地政学的リスクにリスク回避の円買い優勢の中、トランプ大統領発言でドルは一時109円割れか
・・・続き
[概況]
ドルは東京市場で109円台前半に落ちたあとは109円台半ばを挟んで揉み合いが続いたが、NY株式市場の下げ幅縮小などに終盤に当日高値109.880円まで上昇した。
しかしWSJ紙がトランプ大統領の発言として、「ドルは高すぎる」「中銀の低金利政策は好ましい」などと伝えた為にドルは急落して109円台半ばを割れ、引け近くには109円も割り込み、昨年11月17日以来となる108.990円まで下落した。
最後は前日比-57.5銭の109.020円で引け、トルコリラと南アランド以外の主要通貨は値下がりして引けた。トランプ発言でドルは109円割れまで下げたが、大統領は「ドルが強くなっているのは自身への信頼が理由」とも述べており、良好な米経済を考えればドルが売られ続けるというのも予想しにくく、目先は弱含みながら下値を探る展開か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月13日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■森永菓<2201>
健康志向の菓子増産
■NRI<4307>
IoT使い生産性向上指導拠点を設立
■日本新薬<4516>
希少疾患用の管理スマホアプリ提供
■太平洋セメ<5233>
光ファイバーで鉄筋コンクリを検査
■SUBARU<7270>
米国子会社が地域連携を強化
04月13日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月13日号
04月13日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
13日の東京株式市場は、軟調展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジ:1万8300円-1万8600円を想定する。
米国株が続落したことや北朝鮮の動きに対する警戒感から、リスク回避姿勢が強まり、下値を探る展開となりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円前後と円高に振れている。現地12日のNY為替市場では、一時108円台の後半を付ける場面がみられた。対ドルでの円の高止まりが警戒され、輸出関連の主力株には重しとなろう。
ただ、東証1部の騰落レシオ(25日)は76.2%と昨年2/19(76.2%)以来の水準まで低下し、底値圏を示唆している。
SQ週の水曜日は荒れるといわれ、SQ前後では相場の分岐点になることも珍しくない。週足では現在、上昇を続ける26週移動平均線(1万8798円)を下回る状況となっているが、週の終値ベースで維持できるとすれば、そろそろ底打ちとなる可能性も否定できない。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比60円安の1万8470円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り890万株、買い810万株で、差し引き80万株の売り越し。売り越しは2営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、ゴム、電機、薬品、自動車、建設、銀行、陸運、機械、精密など。買いセクターに、化学、建設、サービス、電力、ガス、食品、薬品、不動産、自動車など。
【好材料銘柄】
■青木あすなろ建設 <1865>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.8%にあたる100万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は17年4月13日から18年3月23日まで。
■ラクト・ジャパン <3139>
12-2月期(1Q)経常は4.8倍増益・上期計画を超過。
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
ドイツのペンタックス社と、吸収性局所止血材「PuraStat」のフランス・オランダ・ポルトガルにおける販売権許諾契約を結んだ。
■スタジオアタオ <3550>
今期経常は13%増で6期連続最高益更新へ。
■エルテス <3967>
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。今期経常は41%増で3期連続最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
13(木)
【国内】
3月マネーストック(8:50)
3月都心オフィス空室率(11:00)
30年国債入札
《決算発表》
JIN、TSIHD、ベル24HD、津田駒、IDOM、リテールPT、松屋、近鉄百、ポケットC、歌舞伎、乃村工、ファーストリテイ
【海外】
中国3月貿易収支
米3月生産者物価(21:30)
米4月ミシガン大学消費者マインド指数(23:00)
《米決算発表》
JPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ
休場:フィリピン、メキシコ、タイ(旧正月 〜4/14)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月12日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落59ドル安 米露の隔たり地政学リスクへの警戒
・・・続き
12日のNYダウ工業株30種平均は続落した。終値は前日比59ドル44セント安の2万0591ドル86セントだった。シリアや北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒が市場心理を冷やし、売りが優勢だった。
シリアや北朝鮮の地政学的リスクの上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、売りが先行。1-3月期決算発表を見極めたいとの思惑から買い戻しが入るも、ティラーソン国務長官とロシアのラブロフ外相の記者会見で、シリア問題を巡る両国の隔たりが示され、引けにかけて下落した。
トランプ氏は12日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、ドル相場に関して「強すぎる」との認識を示した。米金融政策を巡っては「低金利政策が好ましい」と述べ、米長期金利が約5カ月ぶりの水準に低下。利ざや拡大への期待が薄らぎ、金融株が売られたことも相場の重荷となった。
もっとも、相場の下値も限られた。金融・資本市場で投資家がリスク回避姿勢を強めるなか、業績が景気動向に左右されにくい公益事業や通信といった「ディフェンシブ株」には買いが入りやすく、相場全体の支えとなった。
ナスダック総合株価指数も続落し、前日比30.612ポイント安の5836.160で終えた。
セクター別では、公益事業や食品・飲料・タバコが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や運輸が下落した。
製薬のマイラン(MYL)は、食品医薬品局(FDA)が同社インド工場における品質管理への懸念を表明し、下落。航空大手のデルタ航空(DAL)は、決算内容が嫌気され、売られた。
一方で、カナダのソフトウエア会社ブラックベリー(BBRY)が急伸した。特許料を巡る米半導体大手クアルコム(QCOM)との訴訟で、約8億ドル(875億円程度)の払い戻しを受ける判断が下されたことが好感された。
株主価値の向上を求めて米著名投資家デービッド・アインホーン氏が率いるファンドから取締役の選任を要求されたゼネラル・モーターズ(GM)が上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,591.86−59.44
S&P500種
2,344.93−8.85
ナスダック
5,836.160−30.612
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は3日続落した。6月物は前日比170円安の1万8470円で引け、6月物終値ベースで昨年12月6日以来、約4カ月ぶりの安値を連日で更新した。12日の大阪取引所の終値を60円下回った。
トランプ米大統領のドル高けん制発言が伝わり、取引終了にかけて売りが膨らんだ。シリアや北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感から米株式相場が続落したことも売り材料になった。この日の6月物安値は1万8450円、高値は1万8640円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18470 ( -60 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18520 ( -10 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7348.99(-16.51)
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ16.51ポイント安の7348.99で引けた。鉱業株の下げが指数を押し下げたものの、構成銘柄の半数以上は上昇した。指数は午後に下落に転じた。
銅価格の下落を受けて、鉱業株が軒並み大幅安となった。アングロ・アメリカンとリオ・ティントの下げが目立った。
半面、スタンダード・ライフなど保険株とセバーン・トレントなど水道株は買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12154.70(+15.35)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比15.35ポイント高の12154.70だった。
消費財のヘンケルとアディダス、自動車のBMWが買われた。一方で、鉄鋼のティッセン・クルップとドイツ取引所、ハイデルベルクセメントは売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5101.11(-0.75)
04月12日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
明日(13日)の東京株式市場は、見送り姿勢が強まりそうだ。
・・・続き
本日、取引時間中に日経平均株価が、フシ目である1万8500円台を一時割り込んだことで、投資家心理は一段と後退することが予想される。
北朝鮮の緊張が続く中、防衛関連に資金が集中する展開が目立つ。さらに関連銘柄についても放射能関連等にも広がりがみられてきている。
米経済誌バロンズが伝えている。
北朝鮮が隣国を攻撃し、市場の急落を招くと見越していることは明らかと。
投資家は資産総額32億ドルのETF「iシェアーズMSCI韓国キャップトETF」のプットオプションを購入してきたが、その背後には同ETFが今夏にも10%以上下落するとの読みがあるとも伝えている。
まずは、15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、これを無事通過するのを見極めたいところであろう。
週末はイースターで欧米市場は休場になるため、海外勢のフローは次第に減少することになるとみられる。そのため、短期資金が中心となり、防衛関連への物色がより目立つことになりそうである。
19580.49 ボリンジャー:+1σ(26週)
19504.35 ボリンジャー:+1σ(13週)
19470.47 ボリンジャー:+1σ(25日)
19284.22 均衡表雲上限(日足)
19197.99 75日移動平均線
19185.00 13週移動平均線
19159.17 均衡表雲下限(日足)
19133.92 25日移動平均線
19064.30 均衡表転換線(週足)
19058.54 均衡表基準線(日足)
18909.26 新値三本足陽転値
18865.65 ボリンジャー:-1σ(13週)
18835.76 均衡表転換線(日足)
18798.92 26週移動平均線
18797.37 ボリンジャー:-1σ(25日)
18703.55 6日移動平均線
04月12日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=195円安、続落、地政学リスクや円高懸念、4カ月ぶり安値
【大引け概況】
12日の日経平均株価は続落し、前日比195円26銭安の1万8552円61銭で終えた。
・・・続き
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4営業日ぶりに年初来安値を更新し、昨年12月7日以来約4カ月ぶりの安値を付けた。
地政学リスクを背景とする売り圧力が強まり、下値模索の展開が続いた。
北朝鮮を巡る北東アジア情勢の緊迫化が、相場全体の重荷となった。一時は節目の1万8500円を割り込んだ。
外国為替市場では投機筋の持ち高整理に伴うドル売り・円買いが進み、円相場が1ドル=109円台半ばに上昇。採算悪化を懸念した売りが輸出関連株に広がった。輸送用機器や電気機器の下げが大きかった。
ただ、韓国を筆頭にアジア株市場が比較的しっかりした値動きをみせたこともあり、売り一巡後は一進一退。引け際になって、売り方の買い戻しが入り下げ渋った。
JPX日経インデックス400は続落し、終値は前日比131.42ポイント安の1万3271.23だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、15.56ポイント安の1479.54で終えた。昨年12月6日以来約4カ月ぶりの安値を付けた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2136億円。売買高は19億2407万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1722と、全体の85%を占めた。値上がりは221、変わらずは70銘柄だった。
個別では、トヨタやマツダ、いすゞが年初来安値を更新した。SUBARU、ソニーも下落した。日電産の下げも目立った。監査法人の意見表明がないまま2016年4〜12月期の連結決算を発表した東芝も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも値を下げた。株式相場の先高観が後退し、証券の野村や大和が下落した。
竹内製作所が急落、前日ストップ安のローツェも大幅続落した。
一方、内需関連株の大東建やJR西日本が上昇。防衛機器の需要拡大期待から東京計器の上げが目立ったほか、石川製作所、豊和工業はいずれもストップ高に買われた。関西電や積ハウスが買われた。
日本エアーテック、コーナン商事も物色人気となった。ホシデン、吉野家ホールディングスなども上昇した。インフォマート、スギホールディングスも買いが優勢だった。
12日に東証1部に上場したLIXILビは、9時9分に公募・売り出し価格(公開価格)の2050円を5%下回る1947円で初値を付けた。午後は買いが優勢で、終値は公開価格を上回る2055円だった。LIXILグの完全子会社でホームセンター「ビバホーム」を展開する。
東証2部株価指数は、前日比32.54ポイント安の5502.36ポイントと7日続落した。
7日続落は、昨年3月29日〜4月6日以来約1年ぶり。
値上がり銘柄数は51、値下がり銘柄数は433となった。
個別では、中外鉱業、三井金属エンジニアリング、三井住建道路、大盛工業、森組など116銘柄が年初来安値を更新。昭和ホールディングス、川崎化成工業、アドバンテッジリスクマネジメントが売られた。
一方、アゼアス、スリーエフがストップ高。北日本紡績、日本アビオニクスなど4銘柄は年初来高値を更新。理経、日本タングステン、ピックルスコーポレーション、シャープが買われた。
04月12日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続落、防衛関連が買われる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比50円03銭安の2860円36銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で592億円、売買高は8899万株だった。
値上がり銘柄数は68、値下がり銘柄数は609となった。
個別では、ウェッジホールディングスが一時ストップ安と急落した。ルーデン・ホールディングス、サムシングホールディングス、インターライフホールディングス、シード平和など202銘柄は年初来安値を更新。平田機工やエンジャパン、日本サード・パーティ、ユークスが売られた。
一方、軍需関連の細谷火工、オービス、重松製作所がストップ高。アエリア、興研、エンチョーなど6銘柄は年初来高値を更新。協和コンサルタンツ、アルファ、安江工務店、グッドコムアセットが買われた。
04月12日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、2カ月ぶり1000割れ
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比34.98ポイント安の978.76だった。2月7日以来、約2カ月ぶりに心理的な節目の1000を下回った。
3月10日に付けた年初来高値1086.63からの下落率は9.9%と1割に迫った。
値上がり銘柄数は12、値下がり銘柄数は224となった。
地政学リスクの高まりで投資家心理が悪化し、これまで上昇が目立っていた新興企業株は大型株以上に利益確定を急ぐ売りが膨らんだ。このため、日経平均株価に比べ下げが大きくなった。
個別では、FRONTEO、トランスジェニック、ASJ、メディネットなど92銘柄が年初来安値を更新。ファイズ、オウチーノ、メドレックス、ティーケーピーが売られた。
一方、JMCがストップ高。サイバーステップ、テラスカイ、ソレイジア・ファーマ、トレンダーズは年初来高値を更新。ALBERT、ラクス、JMC、ロックオンが買われた。
04月12日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[7456]松田産業
[8154]加賀電子
[9928]ミロク情報サービス
[7955]クリナップ
[7942]JSP
04月12日 アフターランチ
「シナリオ」
日経ヴェリタス今週号では米財務省の半期ごとの「為替報告書」に3つのシナリオを想定。
・・・続き
★シナリオ1:円安けん制前のめり。市場は1ドル=110円突破。
「通貨安を強く働きかける懸念がある」
「日銀の金融政策が不当。円相場に悪影響及ぼしている」などといった厳しい表現。
「為替操作国認定の3条件が変わることも」最大のリスクにも。
★シナリオ2:現状容認。ドル高・円安基調に復帰。
フランスやドイツで相次ぐ欧州の選挙などリスクイベントを無事に通過すれば、
米利上げや堅調な米経済に期待するドル高・円安基調にいったん復帰することに。
★シナリオ3:中国やドイツに矛先。リスクオフの円高に波及。
1月のトランプ政権発足で現状認識や通貨政策が転換すれば、
ドル安だけでなく世界的なリスクオフも誘発しかねない。
円相場にとって「もらい事故」の恐れもある。
米中首脳会議で通貨政策の手打ちがなされたのか、為替報告書で答えが明らかになりそう。
ゴールドマンのレポートは「成長投資が活発でROEが上昇した企業は好パフォーマンス」。
以下「選択と集中」型銘柄。
↓
Dガレ(4819)、協和キリン(4151)、ABCマート(2670)、OKI(6703)、ヤマハ(7951)、ドーム(9681)、物産(8031)、アステラス(4503)、商事(8058)、光通信(9435)。
TOPIX浮動株比率見直しに伴う売買インパクトの試算。
ウェイト増加銘柄候補。
《大和》
JR九州(9142)、ホシザキ(6465)、伊予銀(8385)、サイバーエージ(4751)、リロ(8876)、LINE(3938)、マクロミル(3978)、スシロー(3563)、ウェルシア(3141)、エイチワン(5989)。
《日興》
ホシザキ(6465)、ウェルシア(3141)、伊予銀(8385)、タカラバイオ(4974)、リロ(8876)、Dガレ(4819)、JR九州(9042)、ユーグレナ(2931)、オープンハウス(3288)。
1950年の朝鮮戦争時の日経平均。
開戦1年前200円→開戦直後85円。
1951年1月国連軍がソウルを奪還し200円復活。
米軍の苦戦や不利な展開は日本株安だった。
一方でこんな囁きも。
「戦場が朝鮮半島の中だけと仮定すれば・・・。
半導体製造装置、鉄鋼、造船など上昇の可能性」。
短絡的な防衛関連セクターよりも深謀遠慮に思える。
前提条件は米軍有利ということだが・・・。
【下落の構図】
為替・貿易摩擦問題
↓
日本経済・企業業績・アベノミクス→トランプ← 減税・インフラ整備=米経済
↓
【地政学リスク】
シリア・北朝鮮⇔中国・ロシア
+
ブレグジット・欧州選挙
(櫻井)。
04月12日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比231円30銭安の1万8516円57銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺で小幅な値動き。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、18.90ポイント安の1476.20で始まった。
外国為替市場では、1ドル=109円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
インデックスに絡んだ商いが中心であり、幅広い銘柄が売りに押されている。
北朝鮮問題の緊張の高まりから押し目買いも入りづらい、また、中小型株についても利益確定の流れが日々強まっていることもあり、資金の逃げ足の速さも意識されている。
後場は日銀のETF買い入れによる需給の下支えが期待されるところではある。
しかし、15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、これを無事通過するのを見極めたいところであろう。
リバランスの動きはありそうだ、内需・ディフェンシブ系のセクターや銘柄への押し目拾いになりそうだ。その他は、ピーク形成を警戒しつつ、防衛関連への物色が中心になろう。
ランチバスケットは220億円で、80億円の売り越しとの観測。
04月12日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落、円109円台で一時1万8500円割れ
11日前場の日経平均株価は続落し、前日比231円83銭安の1万8516円04銭で引けた。
・・・続き
地政学リスクの高まりで投資家心理が悪化した。日経平均は約4カ月ぶりに1万8500円を割り込んだ。
外国為替市場では投機筋の持ち高整理でドル売り・円買いが進み、自動車株など輸出関連株に広がった。株価指数先物に短期筋の売りが出た。
外国為替市場で1ドル=110円を割り込む円高に振れたことなどからリスクオフの流れが継続、主力株中心に逆風となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆501億円、売買高は10億1145万株だった。値下がり銘柄数は1812と、全体の約9割を占めた。値上がりは153、変わらずは48銘柄だった。
業種別では33業種中33業種全てで値下がり。特に、為替の影響を受ける輸送、石油・石炭関連が下げた
個別では、トヨタ自動車など自動車株が売られ、三菱UFJ、みずほなどメガバンクは年初来安値を付けるなど軟調、監査法人の意見表明がないまま2016年4〜12月期の連結決算を発表した東芝が下落した。 半面、石川製作所の物色人気は継続し大商いで急騰、豊和工業が上昇した。11日大引け後に最終利益が前期比49.1%と発表した増吉野家ホールディングスや、第3Qの営業利益が前年同期比15.7%となったサカタのタネなどが高い。
また、本日1部に上場したLIXILビバは、公募価格(2050円)の5%下回る1947円の初値を付けた。その後は買いが入り、午前の終値は2053円だった。同社はLIXILグループの完全子会社である。
東証2部株価指数は前日比16.93ポイント安の5517.97ポイントと7日続落。
値上がり銘柄数は42、値下がり銘柄数は432となった。
個別では大盛工業や森組など99銘柄が年初来安値を更新、安川情報、昭和HDなどが売られた。 半面、防護服などを扱うアゼアスがストップ高。北日本紡績、ピックルスコーポなどが上げた。
04月12日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落、185銘柄が年初来安値更新
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。午前終値は前日比51.82円安の2858.57円だった。 北朝鮮などを巡る地政学リスクの高まりが継続し主力銘柄とともに値を下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で344億円、売買高は5718万株。値上がり銘柄数は52、値下がり銘柄数は604となった。
個別では、第一カッター興業、ドーンなど185銘柄が年初来安値を更新。ウェッジホールディングスなどが売られた。 一方で、防衛関連として細谷火工、防じんマスクを扱う重松製作所がストップ高。オービスは一時ストップ高となった。環境管理センター、フルヤ金属などが上昇した。
04月12日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日ぶり反落。1000ポイント割れ
・・・続き
東証マザーズ指数は3日ぶりに続落した。午前終値は前日比34.65ポイント安の979.09ポイントだった。 足元の円高・ドル安による投資家心理の悪化が新興市場にも波及した。
値上がり銘柄数は14、値下がり銘柄数は222となった。
個別では、メディネット、総医研ホールディングスなど84銘柄が年初来安値を更新した。ロコンド、テモナも継続して安い。
一方で、サイバーステップ、テラスカイ、ソレイジア・ファーマ、トレンダーズが年初来高値を更新。日本スキー場開発、パートナーエージェントなどが高い
04月12日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =(寄り付き)続落、一時200円安 地政学リスク、円高で輸出関連中心に売り
[寄り付き概況]
12日前場寄り付きの日経平均株価は続落した。
・・・続き
下げ幅は一時200円を超え、1万8500円台半ばに下落。6日の年初来安値を下回っている。地政学リスクの高まりを背景に投資家心理が悪化した。投機筋による持ち高整理のドル売り・円買いが進み、輸出関連株中心に売りが出ている。
11日の米債券市場では比較的安全資産とみられる10年物国債が買われ、利回りは2.3%前後に低下した。「堅調な米経済を背景に長期金利の低下は限られるとみていた」市場関係者が多く、地政学リスクに警戒が広がっている。
午前8時50分に発表された2月機械受注統計で民間設備投資の先行指標である船舶、電力を除く民需の受注額は前月比1.5%増となり、市場予想平均の同3.6%増を下回ったが、直後の為替市場での反応は鈍かった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落している。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのは海運、保険、石
油、銀行、ゴム製品、証券など。
2度延期していた2016年4〜12月期の連結決算を発表した東芝が下落した。17年3月期(国際会計基準)の連結純利益が前の期比97%減の20億円と従来予想の100億円から下方修正したリコーも安い。SUBARUやいすゞ、日電産やソニーが売られている。第一生命HDやT&Dなどの保険株や三菱UFJなどの銀行株も軟調だ。
一方、楽天やJR西日本、積ハウスは買われている。
225先物はドイツ・GS・シティ・ソジェン・クレディ・UBS・バークレイズが買い越し。
野村・みずほ・三菱・アムロ・大和・カブコムが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・ドイツ・クレディ・大和が買い越し。
みずほ・メリル・GS・アムロが売り越し。
外資系等は薬王堂(3385)、サカタのタネ(1377)、CKD(6407)、富士通(6702)に注目。
テクニカル的には、日本電設(1950)、ココカラ(3098)、Bガレージ(3180)、セブンアイ(3382)、トリドール(3397)、ワタベ(4696)、サーバーエージ(4751)、4℃(8008)、フジ(8278)が動兆。
04月12日 カタリストコメント
「あの一打の可能性」
NY株式市場は反落。
背景は「地政学的な緊張」との解釈。
・・・続き
「シリアが化学兵器か樽爆弾使用を続ければ、トランプ大統領はシリアへの追加攻撃を指示する用意がある」と政府が声明。
あるいは北朝鮮が「米国による先制攻撃の兆候があれば米国を核攻撃する」と警告。
VIX(恐怖)指数はトランプ大統領誕生後初の15ポイント超まで上昇した。
依然としてファンダメンテルズとセンチメントの対立の構図。
ただ決算発表もPER18倍水準の割高感ということから好材料が打ち消される可能性も否定はできない。
終盤で下落幅を縮小した理由はトランプ大統領と財界首脳の会合。
金融改革法(ドッド・フランク法)の規制撤廃方針を示されたこととの解釈。
地政学リスクの高まりと週末の休場控えから債券市場では10年国債利回りは2.29%台まで低下した。
ドル円は1%強下落し109.67円。
昨年11月17日以来の低水準となった。
ユーロ円も昨年11月17日以来の安値となる116.31円。
モスクワの飛行場で黒煙が上がっているとの報道でドル円は節目の110円を割り込んだとされる。
しかし黒煙は付近の草地でごみが燃えていただけ。
ドル安円高、金利低下、株安を臨む向きから黒幕にまかれたということだろうか。
WTI原油先物はバレル53.40ドルと5週間ぶりの高値。
因みに過去のVIX(恐怖)指数の上昇局面。
↓
2003年3月12日イラク戦争勃発(34.40)
2008年9月18日リーマン・ブラザーズ破綻(42.16)
2008年10月24日世界金融危機(89.53史上最高値)
2010年5月21日ギリシャを筆頭とするPIGS国債懸念(48.20)
2011年8月9日S&Pが米国債を格下げ(47.56)
2011年10月4日ギリシャ国債のデフォルト危機(46.88)
2015年8月24日中国経済失速懸念(53.29)。
日経平均は3日ぶりの反落ながら日足は9日ぶりに始値より終値が高い「陽線」。
5日線も上回った。
東証1部の売買代金は1兆8634億円と3月6日以来の低水準。
2日連続の2兆円割れ。
エネルギー不足の理由は方向感の欠如だろう。
売買代金トップだった東芝は監査法人が監査結論を「不表明」とした第3四半期決算を提出した。
上場維持か否かが相変わらずの課題となる。
シャープは大幅安となり時価総額2兆円を割り込んだ。
「今年のこれまでの限界値である3日続伸で達成感が出るりは反落の方が良かった」という声もあった。
しかし225先物大証夜間取引終値は日中比80円安の18630円。
ドル円の109円台も重荷になってきた。
25日線からのかい離はマイナス2.2%と中途半端。
「一度はマイナス5%程度までの押しは必要」との指摘もある。
一方で「この膠着体たらくを払拭するためには大幅高の陽線が必要」と言う声もある。
いずれにしても好悪の大きな材料が必要ということだろう。
松井証券経由の信用評価損率速報は売り方マイナス8.866%。
買い方マイナス9.274%と再逆転。
空売り比率は40.8%と低下したもののまだ40%台。
日経VIは21.19まで上昇した。
強いて好材料を上げれば3月の工作機械受注額。
前年同月比22.6%増の1424.92億円は過去3番目の高水準となった。
前年比プラスは4カ月連続。
そして信用買い残は金額で392億円とはいえ8週ぶりに減少し2兆5864億円。
売り残は8274億円。
日経朝刊では「日経インバETF半減」の見出し。
「株価はこれ以上下がりにくいから手放す投資家が多い」との解釈。
中途半端な減少と見るか、正しい相場観と見るかは意見が別れよう。
ただ表面の現象とは別のことも起こっている証左にもなる。
「あの一打が勝敗を決した」みたいなことになるのかも知れない。
一目均衡の雲は5月15日まで白く下限は19159円。
勝手雲は4月4日に黒くねじれたまま。
ボリンジャーのマイナス2σは18531円。
騰落レシオは80.78。
25日線(19165円)の5%マイナスかい離の18206円はまだ遠い。
26週線18806円も遠くなってきた。
SQ週の荒れる水曜日の1日。
きな臭い動きの傍らで2025年万博の誘致を大阪とパリが競う構図。
気になるのはそのテーマ。
大阪「いのち輝く未来社会のデザイン」VSパリ「共有すべき知見、守るべき地球」。
未来志向と共有のキーワードは「知恵」なのだろう。
そして開催意義。
大阪「日本を世界における未来社会の実験場と位置づける場に」。
パリ「健康・教育・環境など世界のよりよいモデルを考える場に」。
実験場とモデル。
似て非なるもののように思える。
規模は大阪3000万人程度、パリ5000万人程度。
100年も五輪を待っているパリに軍配が上がるような気がする。
また三国志や史記などの古典を読んだ方が良いのかも知れない。
というのが中国の「嫌韓」の動き。
在韓米軍が地上配備型迎撃システム配備の方向なので中国では韓国製品の不買運動が拡大している。
米中首脳会談の最中のシリア空爆は三国志もどきの演出感。
敵の敵は味方みたいな発想も必要なのかも知れない。
そうすると味方の敵は敵なのかどうかのかも興味深いところ。
相場も外交も人間が行うことに変わりはないということなのだろう。
米政府はにオーストラリアなど同盟国に対し「北朝鮮が弾道ミサイルを新たに発射した場合は迎撃する」と通知した。
トランプ米大統領のツイッター。
「北朝鮮は面倒なことを起こそうとしている。
中国が米国への支援を決断すれば素晴らしい。
そうでなければ、我々が彼らなしで問題を解決する。
北朝鮮の問題を解決すれば、米国との貿易取引はかなり良くなるだろう」と。
不動産屋さんは強い。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ティア(2485)・・・動兆
ティアに注目する。
同社は東海地方中心に葬祭会館を展開。
首都圏での認知度向上のためにサロン出店加速。
業績は好調。
しずかな上昇に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
04月12日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■アサヒ<2502>
「ドライゼロ」を5〜6月に2割増産
■エキサイト<3754>
民泊所有者支援サイト開設
■日立<6501>
系列が働き方改革支援で専門組織立ち上げ
■アルプス<6770>
IoT向け標準製品を海外市場に投入
■ローム<6963>
EV向けリチウム二次電池を開発
04月12日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月12日号
04月12日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
12日の東京株式市場は、軟調な展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8500円-1万8800円を想定する。
為替市場で、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(11日終値110円54-56銭)と円高に振れている。円高の動きを受け、輸出関連銘柄を中心に売り圧力が強まることも想定される。
また、4月限ミニ先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出を14日に控え「SQ週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリーもあり、仕掛け的な売買で荒れる可能性はある。
一方、欧米市場は弱含む展開となったが、米主要指数は引けで持ち直しており底堅さは確認できた。後場にかけては持ち直す公算が大きい。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比70円安の1万8640円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り840万株、買い890万株で、差し引き50万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、その他製品、ゴム、その他金融、建設、銀行、薬品、電機など。買いセクターに、電機、サービス、通信、空運、電力、ガス、小売、陸運、建設、銀行など。
【好材料銘柄】
■グッドコムアセット <3475>
4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■昭和システムエンジニアリング <4752>
前期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
開発を進めている吸収性局所止血剤「TDM-621」の治験計画届を提出。
【主な経済指標・スケジュール】
12(水)
【国内】
2月機械受注(8:50)
3月国内企業物価指数(8:50)
《決算発表》
コメダ、ディップ、ローソン、ジーフット、ワッツ、ハローズ、大黒天、ウエルシアHD、コスモス薬品、SHIFT、ファンタジー、明光ネット、良品計画、サイゼリヤ、スター精、ライフコーポ、MV東海、MV西日本、ミニストップ
【海外】
中国3月消費者物価(10:30)
中国3月生産者物価(10:30)
米3月輸入物価指数(21:30)
米3月財政収支(4/13 3:00)
米30年国債入札
《米決算発表》
ファスナル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月11日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは6ドル安、地政学リスクで売り
・・・続き
11日のNYダウ工業株30種平均は前日比6ドル72セント安の2万0651ドル30セントと小反落した。
シリアや北朝鮮情勢への警戒感から投資家心理の悪化が続いており、売りが先行。
米ロ関係悪化への懸念も広がった。投資家心理が冷え込み、ダウ平均の下げ幅は一時145ドルに達した。安全資産として米国債を選好する動きが強まり、国債利回りが下落したことで金融株を中心に軟調推移となった。
ただ、相場は午後に急速に下げ渋った。13日から本格化する決算発表シーズンを控え、企業業績の改善を見込んだ買いが入った。原油先物相場の上昇を受けて石油株が買われ、相場を支えた面もあった。
ナスダック総合株価指数も小反落し、前日比14.154ポイント安の5866.772で終了した。英独系半導体のダイアログ・セミコンダクターが急落。ほかの半導体株にも利益確定を目的とした売りが広がり、指数を押し下げた。
セクター別では、不動産や家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が下落した。
個別銘柄では上昇基調が続いていたアップルが下落。金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも安い。化学のデュポンも下げた。
半導体のクアルコムが下落した。特許使用で契約に違反したとしてアップルを提訴し、訴訟問題の不透明感から売りが出た。1株利益見通しが市場予想を下回った貨物輸送のハブ・グループも安い。
ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスが下げた。ユナイテッドの国内線で定員を上回る予約を取り、乗客を強制的に引きずり降ろした問題が尾を引き、同社の顧客サービスを疑問視する売りが出た。
一方、米証券会社が投資判断を引き上げた映画・娯楽大手ウォルト・ディズニーが上昇した。外食のマクドナルドや航空機のボーイングも高い。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,651.30−6.72
S&P500種
2,353.78−3.38
ナスダック
5,866.772−14.154
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落した。6月物は前日比115円安の1万8640円で引け、6月物終値ベースで昨年12月7日以来、約4カ月ぶりの安値をつけた。
前夜の大阪取引所の終値を70円下回った。シリアや北朝鮮の地政学リスクへの警戒感から円高と米株安が進み、日経平均先物も売られた。この日の6月物の安値は1万8550円、高値は1万8760円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18640 ( -70 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18695 ( -15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7365.50(+16.56)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ16.56ポイント高の7365.50で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。
日中に一時7400ポイント台に乗せ3月に付けた最高値(7429.81ポイント)に迫る場面もあった。午後に入り、米株の下落に連れて一時はもみ合いとなった。金関連株が大幅上昇し、相場上昇に貢献した。
一方で午前は買いが先行していた鉱業株と石油株に、足元の利益確定目的などの売りが出た。
地政学リスクを背景にしたリスク回避で安全資産金とされる金価格が上昇し、関連のランドゴールド・リソーシズとフレスニージョが大幅高で引けた。それぞれ4%強上げた。
半面、鉱業のアングロ・アメリカンやアントファガスタ、石油株が利益確定目的などで売りに転じて引けた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12139.35(-61.17)
ドイツ株式指数(DAX)は3営業日続落。終値は前日比61.17ポイント安の12139.35だった。午後に米株の下落に連れて売りが膨らみ、構成銘柄の約8割が下落した。
コメルツ銀行とドイツ銀行が安かった。半導体のインフィニオンテクノロジーズも下げた。一方、アナリストが投資判断を引き上げた航空のルフトハンザが大幅上昇。電力株も堅調だった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5101.86(-5.59)
04月11日 マーケットコメント
04月11日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=50.01円安と反落、円高、地政学リスクが重し
【大引け概況】
11日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落した。
・・・続き
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前日比50円01銭安の1万8747円87銭で終えた。
米3月労働市場情勢指数の予想下振れや地政学的リスクの高まりなどから、米長期金利の低下とともに円相場が1ドル=110円台後半まで上昇したことを受けて、本日の日経平均は利益確定売りが先行して80円安でスタートした。
最高人民会議が開催される北朝鮮や内戦が続くシリア情勢を巡る地政学的リスクの高まりが引き続き相場の重しとなった。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落。終値は前日比33.51ポイント安の1万3402.65だった。
東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落し、4.55ポイント安の1495.10で終えた。
業種別では、33業種中値下がりが23、値上がりが10だった。 石油・石炭製品、海運業、機械が下落率上位だった。一方、不動産業、保険業、陸運業が上昇率上位だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆8634億円。売買高は16億9117万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1384と、全体の6割強を占めた。値上がりは504、変わらずは124銘柄だった。
個別では、10日大引け後に決算を発表し、今期経常は20%減益となったローツェがストップ安。東芝が売買代金トップとなり、一時6%の下げから2%超下落で引けた。
三菱UFJ、みずほなどメガバンクが冴えないほか、任天堂、JR九州が下げた。 一方、トヨタ、ファーストリテ、KDDIなどがしっかり、また、北朝鮮の地政学リスクの高まりから防衛関連の石川製が大幅続伸、新日無や兼松サステなども上昇した。
東証2部株価指数は113.61ポイント安の5534.90ポイントと6日続落した。
値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は301となった。
個別ではテクノマセマティカル、いい生活など31銘柄が年初来安値を更新。東京コスモス電機などが売られた。
半面、川崎化成工業が一時ストップ高、東海汽船など5銘柄が年初来高値を更新。日本坩堝、大日本コンサルタントなどが買われた。
04月11日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日ぶり反落、地政学リスク高まり個人投資家意欲後退
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。前日比19円66銭安の2910円39銭だった。 値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は448となった。
北朝鮮の地政学リスクの高まりで個人投資家の意欲が後退し、直近に上場した銘柄などに利益確定を急ぐ売りが増えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で491億円、売買高は5273万株だった。
個別では、平田機工やユニバーサルなど時価総額の大きな銘柄が下げ、ナカボーテック、燦キャピタルマネージメントなど60銘柄が年初来安値を更新した。
半面、オールアバウト、デル日本法人との提携を発表した日本サード・パーティ、防衛関連株として細谷火工がストップ高。 信用取引規制が解除されたアエリア、アイル、日本興業は一時ストップ高となった。アール・エス・シーなど16銘柄は年初来高値を更新した。
04月11日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反落、ストリーム、ロコンドが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は3日ぶりに反落した。終値は前日比16.65ポイント安の1013.74ポイントだった。
値上がり銘柄数は43、値下がり銘柄数は189となった。
個別では、ストリーム、ゼネラル・オイスターなど31銘柄が年初来安値を更新。ロコンドなどが売られた。 一方、グランディーズ、サイバーステップ、メドレックス、トレンダーズがストップ高となり、日本動物高度医療センターなど6銘柄は年初来高値を更新。イグニスなどが買われた。
04月11日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅を拡大
・・・続き
[後場概況]
11日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比116円28銭安の1万8681円60銭で始まった。日経平均株価は下落幅を拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、10.15ポイント安の1489.50で始まった。
円相場は1ドル110円60銭台で推移しており、朝方からやや円高方向に振れて推移している。
北朝鮮の動向を見極めたいとする模様眺めムードのなか、日経平均は5日線を挟んでのこう着が続いている。防衛関連については、15日には北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控えており、物色対象に広がりがみられている
ランチバスケットは21件、95.29億円。差し引き5億円の買い越しとの観測
04月11日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。北朝鮮リスク警戒、円強含みで売り優勢
11日前場の日経平均株価は、前日比89円39銭安の1万8708円49銭と反落した。
・・・続き
東京外国為替市場で円相場が1ドル=110円台半ばと前日夕に比べ円高に振れたため投資家心理が悪化。円高に伴う輸出採算の悪化懸念で機械や自動車、鉄鋼株の下落が目立った。
米朝関係が緊迫化するなか、北朝鮮の地政学リスクも警戒され、下げ幅を広げて一時1万8681円95銭 前日比115円93銭安 まで下押す場面があった。 売り一巡後は、円高一服や日銀のETF買い期待もあって、いったん下げ渋ったが、戻りは限定され、引けにかけて安値圏で停滞した。 ただ、東証1部の騰落レシオなどが依然として売られ過ぎに近い水準を示しており、朝方の売り一巡後は押し目買いに下げ渋る動きもみせた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
東証1部の売買代金は概算で8516億円、売買高は8億5202万株だった。値下がり銘柄数は1305、値上がりは580、変わらずは126銘柄だった。
業種別では33業種中28業種が値下がり。リスク回避的な資金が内需株に集まり、不動産や小売業、陸運業などが上昇した。
個別では、11日に四半期報告書の提出期限を迎える東芝は下落、18年2月期は連結営業益19.5%減見込としたローツェがストップ安気配。 公募増資および株式売り出しのスミダが下げた。
一方、防衛関連の石川製が大幅高。17年3月期の連結業績予想を上方修正した新日無が上げた。三井不動産も買い優勢 池上通信機、ダブル・スコープなども高い。
東証2部株価指数は前日比118.40ポイント安の5530.11ポイントと6日続落。
値上がり銘柄数は128、値下がり銘柄数は257となった。
個別では川上塗料、トーヨーアサノなど23銘柄が年初来安値を更新。
一方、川崎化成工業が一時ストップ高、日本アビオニクスなど4銘柄は年初来高値を更新。ジャパンミートなどが買われた。
04月11日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日ぶり反落。地政学リスクが高まる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前日比13円87銭安の2916円18銭だった。 北朝鮮などを巡る地政学リスクの高まりで、個人投資家の利益を確定するための売りを急いだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で284億円、売買高は2977万株。値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は407となった。
個別では、第一カッター興業、ナカボーテック、ドーンなど36銘柄が年初来安値を更新。ロングライフホールディングなどが売られた。 一方で、細谷火工がストップ高。アエリア、日本興業は一時ストップ高となった。エスプール、アイケイなど16銘柄は年初来高値を更新し、アエリアやメドレックスが上昇した。
04月11日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日ぶり反落。ミクシィやインスペックなどが売られる
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東証マザーズ指数は3日ぶりに反落した。午前終値は前日比11.84ポイント安い1018.55だった。
値上がり銘柄数は64、値下がり銘柄数は165となった。
個別では、アドバンスト・メディア、パスなどが22銘柄が年初来安値を更新した。ミクシィやインスペックなどが売られた。
一方で、サイバーステップがストップ高、メドレックスは一時ストップ高となった。ソレイジア・ファーマ、ユーザーベースなど4銘柄が年初来高値を更新。GMO、イグニスなどが上げた。
04月11日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[6837]京写
[2134]燦キャピタルマネージメント
[3036]アルコニックス
[2708]久世
[2397]DNAチップ研究所
04月11日 為替市況コメント
【為替】先週末のドル高の流れで、東京市場で111円台後半に乗せるも最後は111円割れ
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[概況]
ドルは東京市場午前中に当日高値111.600円まで上昇したが直ぐに111円台前半に落ち、其の後はNY市場まで小幅揉み合いとなった。
そして上昇で始まったNYダウがマイナス圏に落ちる下げにドルも売られてNY市場中盤には111円を割り込み、当日安値110.795円まで値下がりした。
しかし株価が値を戻した事でドルも111円を挟んだ揉み合いとなり、最後は前週末比-29銭の110.905円と111円割れで引けた。先週末の米国によるシリア爆撃で北朝鮮に対する攻撃も現実味を帯びて来た為に地政学的リスクの高まりからドルは上値が重くなったようだ。
今週は週末がグッドフライデーで、欧州、英国、オセアニア、カナダ、南アが金曜、月曜と連休になる事から、大きな動きにはなりにくいのではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月11日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均 =(寄り付き)売り先行、下げ幅100円超 米株堅調も地政学的リスクが重荷
[寄り付き概況]
11日前場寄り付きの日経平均株価は反落している。
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前日に比べ95円ほど安い1万8700円近辺で推移している。下げ幅は一時100円を超えた。
10日の米国市場は原油高を好感し買いが先行したものの、その後北朝鮮やシリアなどの地政学的リスクが意識されて上値を抑える展開となった。
東京外国為替市場で円相場が1ドル=110円台半ばと前日夕に比べ円高に振れたことで投資家心理が悪化。北朝鮮の地政学リスクの高まりで買いを手控える雰囲気もある。
市場からは「外国人投資家から複数の主力株に大きな規模の売り注文がきている」との声があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落している。
四半期報告書の再延長提出期限を迎える東芝は下落している。「11日を期限とする2016年4〜12月期決算発表で、監査法人の適正意見を付けずに発表する方向で最終調整していることが分かった」と報じられた。米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が「台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が半導体事業に最大で3兆円での買収を提案した」と伝えている。
米工場に1500億円投資すると発表したトヨタは下落。JXTGや国際石開帝石が売られている。東エレクと富士通も安い。一方、ユニチャームやセブン&アイは上昇している。JR東海とJR西日本も高く、大東建とOLCも高い。
225先物はモルスタ・JP・三菱・バークレイズが買い越し。アムロ・メリル・UBS・野村が売り越し。TOPIX先物はモルスタ・バークレイズ・ナティクスが買い越し。JP・GS・ソジェンが売り越し。
テクニカル的には、ダイセキソリュ(1712)、コシダカ(2157)、新日本科学(2395)、三井海洋(6269)、新家工(7305)、IDOM(7599)、東京計器(7721)、ワキタ(8125)、ケーヨー(8168)、シーイーシー(9692)、丹青社(9743)、ダイセキ(9793)、ベルーナ(9997)が動兆。
04月11日 カタリストコメント
「9陰連は逃れたい」
週明けのNY株式市場は小幅に反発。
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イーベイのインド電子商取引大手フリップカート・グループへの出資を好感し朝方は小幅高。
中国政府が北朝鮮国境近くに15万人の兵を配備したとのニュースを受けて失速。
その後は回復して小幅高。
WTI原油先物がバレル53.08ドルと5日続伸したことからエネルギー関連は堅調だった。
一方で地政学リスクの上昇から10年国債利回りは利回りは2.36%まで低下。
イエレンFRB議長は明るい景気認識を示したが反応は薄く金融セクターは下落とまちまちの動き。
基本は「主要企業による1〜3月期決算の発表待ち」という声も聞かれる。
その企業決算は15日のJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティ・グループなどが皮切り。
ゴールドマン・サックスの7日付のリポート。
「S&P500採用銘柄の第1四半期の1株当たり利益成長率は9%。
2011年第3四半期以来の好調な成長ペースになる」との見通し。
「エネルギーセクターの1株当たり利益のリバウンドの影響」とされる。
月曜の東京株式は続伸ながら東証1部の売買代金は3月15日以来の2兆円割れ。
「所詮買い戻し中心の動きだった」と解釈され方向感と自主性のない展開だった。
しかも月曜はほぼ十字線とはいえ8日連続の陰線。
市場心理は良くなくサクラ満開とは対照的な格好となった。
もっとも後場に崩れず3ケタ上昇をキープしたところに多少の成長は見られようか。
大証225先物終値は日中比50円安の18750円。
ドル円の110円台への動きがやや嫌気されるところだ。
売買エネルギー面から「陰の極」とみるか。
空売り比率の40%台定着から「需給悪」と見るか微妙なところ。
25日線と75日線のデッドクロスは見えないフリで「4月第2週は上昇」のアノマリーに期待したい向きは多い。
今年の上昇は3日続伸までの法則に従えば今日が限界。
しかし火曜安なら週末まで3日続伸の可能性が残る。
どちらにしても強気の声が聞こえてこないところが「そろそろ」なのかも知れない。
日経平均採用銘柄のEPSは1228円。
静かに増加していることに業績の先行きへの安堵を感じておきたいところ。
せめて9陰連は逃れたいところ。
(兜町カタリスト櫻井)
04月11日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
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[株価材料]
■キユーピー<2809>
国内工場での原料検査にAI導入
■日立<6501>
系列が太陽光効率運用システムの実験開始
■日電子<6951>
新型の断面試料作製装置を発売
■東芝<6502>
ベンチャーと協業しネイルチップ受注生産
■大日印<7912>
調光1秒以下の液晶フィルムを製品化
■NTTドコモ<9437>
ドローンに使える電話網を規格化
04月11日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月11日号
04月11日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
11日の東京株式市場は反落後、もみ合いか。
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日経平均株価の予想レンジは、1万8600円-1万8800円を想定する。
昨日は、円安・ドル高を好感し株高につながった面もある。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と円高に振れている。上昇の反動で弱めのスタートは想定されるが、下値も限定的で、小動きが続くと予想する。
先週末に続いて海外市場が落ち着いた動きとなったことで、売り込む材料にも乏しい。手掛かり材料難のなか、個別銘柄への物色が中心になりそう。
東芝<6502>(監理)が、16年10-12月期決算報告の再延期期限を迎えることから、同社株の動きに注目が集まりそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比45円安の1万8755円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1080万株、買い1020万株で、差し引き60万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額も売り越し。売りセクターに、建設、銀行、食品、サービス、ゴム、薬品、その他製品、化学など。買いセクターに、自動車、情報通信、機械、建設、電機、不動産、小売、サービス、薬品、通信など。
【好材料銘柄】
■新日本無線 <6911>
前期最終を一転黒字に上方修正。
■アエリア <3758>
東証が11日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■モルフォ <3653>
みらかホールディングス <4544> 傘下で受託臨床検査大手のエスアールエルと業務提携。同社が持つ画像認識・処理技術の検体検査への応用に関する共同研究開発を行う。
■トレンダーズ <6069>
個人投資家の片山晃氏が10日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、片山氏が同社の発行済み株式数の11.38%を保有していることが分かった。保有目的は「純投資」としている。
【主な経済指標・スケジュール】
11(火)
【国内】
東芝の16年10-12月期決算報告の再延期期限
10年物価連動国債入札
《決算発表》
スギHD、ABCマート、パルGHD、DCM、U.S.M.H、竹内製作、コーナン商事、ユニー・ファミマ、ケーヨー、チヨダ、イズミ、吉野家HD、アークス、ベルク
【海外】
独4月ZEW景況感指数(18:00)
米10年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月10日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ平均は小反発、原油相場の上昇を好感も決算控え様子見
・・・続き
10日の米株式相場は小反発。ダウ工業株30種平均は前週末比1ドル92セント高の2万0658ドル02セントで終えた。
原油高を好感し買いが先行。その後、北朝鮮を巡る地政学リスクの上昇を背景に上げ幅を縮小し下落に転じたが、原油相場の続伸に伴い再び上昇した。
米景気の回復が続くとの期待から、建機のキャタピラーやホームセンターのホーム・デポなど景気敏感株の一角も堅調だった。ダウ平均は午前中に94ドル高まで上げた。
ただし、週後半に始まる米主要企業による1-3月期決算発表を見極めたいとの思惑から引けにかけて上値の重い展開となった
ナスダック総合株価指数も小反発し、同3.114ポイント高の5880.926で終えた。
セクター別では、小売やエネルギーが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や銀行が下落した
個別では、合併を発表したトラック輸送大手のスイフト・トランスポーテーション(SWFT)と同業のナイト・トランスポーテーション(KNX)がともに急伸。インドの電子商取引大手フリップカート・グループへの出資を発表した同業のイーベイが買われた。
証券会社が投資判断を引き上げた電気自動車(EV)のテスラモーターズ(TSLA)が上昇し、時価総額が一時ゼネラル・モーターズ(GM)を上回った。物言う株主として知られるジャナ・パートナーズによる株式取得が明らかになった高級スーパーのホールフーズ・マーケットが大幅高となった。
一方、不正営業を巡る責任問題で、元幹部らから報酬の一部を追加で回収すると発表した銀行のウェルズ・ファーゴには買いが先行したが、続かなかった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,658.02+1.92
S&P500種
2,357.16+1.62
ナスダック
5,880.926+3.114
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅反落した。6月物は前週末比30円安の1万8755円で引け、前夜の大取終値を45円下回った。中東や北朝鮮の地政学的リスクへの警戒感から円が小幅反発し、相場を下押した。一方、原油高を材料に米株とともに上げる場面もあり、下げ幅は限られた。この日の6月物安値は1万8695円、高値は1万8850円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18755 ( -45 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18810 ( +10 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7348.94(-0.43)
FTSE100種総合株価指数は小動き。前週末終値に比べ0.43ポイント安の7348.94で引けた。下落・上昇銘柄数は拮抗した。午前は買いが先行していた鉱業株と医薬品の一部が売りに転じ、指数を押し下げた。
一方で内需株が上昇した。日中を通して取引は低調で、前週末終値付近を挟んでもみ合った。今月に1回目のフランス大統領選投票を控え、先行き不透明感から積極的な取引は手控えられた面もある。
個別では、アントファガスタなど鉱業株が軒並み下落して引けた。終盤にかけて金関連のフレスニージョとランドゴールド・リソーシズの売りが膨らみ、指数の下げを主導した。
半面、衣料小売りと食品事業のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズやマークス・アンド・スペンサー(M&S)が高く引けた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12200.52(-24.54)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前週末比24.54ポイント安の12200.52だった。ドイツポストや医薬・農薬大手のバイエルが下落した。電力株も軟調だった。一方でルフトハンザが高かった。銀行株も小高く引けた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5107.45(-27.83)
04月10日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
明日11日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
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現地10日にイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演が予定され、為替への影響が注目されるが、一方で地政学リスクはくすぶったままであり、買い気を鈍らせる要因となろう。
3月15日以来の2兆円割れ。市場エネルギーが盛り返さないと、戻り売りに上値を抑えられよう。
ただし、テクニカル要因を吟味しながら、海外影響を受けづらい内需の中小型株を仕込むには良いタイミングと考える
04月10日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=133円高と続伸、円安好感で買い先行、地政学リスクが上値抑える
【大引け概況】
10日の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
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前週末比133円25銭高の1万8797円88銭で取引を終えた。
米労働省が7日発表した3月の雇用統計で、失業率が約10年ぶりの水準まで低下した。米連邦準備理事会(FRB)による利上げが市場の想定通りに進むとの見方から、前週末の米国市場で長期金利が上昇した。
外国為替市場では円相場がやや円安方向に振れ、短期的な売買を手がける投資家から買い戻しが入った。
ただ、前週末に米国がシリアにミサイル攻撃を実施した。米朝関係の緊張感も高まっているうえ、エジプトでは9日にキリスト教の一派、コプト教の教会で相次ぎ爆発事件が発生した。地政学リスクへの警戒感は高まっており、上値は重かった。
市場からは「チャートは崩れかけているが、来週後半からは騰落レシオも上昇するとみられ、下値は堅そうだ。ただ、ここからリバウンドがあっても買い上がる材料に乏しく1万9000円オーバーは厳しいだろう」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は続伸し、前週末比87.72ポイント高の1万3436.16だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、9.88ポイント高の1499.65だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆9299億円と3月15日以来約1カ月ぶりに2兆円を下回った。売買高は17億3234万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1405と全体の70%を占めた。値下がりは504、変わらずは104銘柄だった。
個別では、トヨタやSUBARUが上昇した。三菱UFJも上げた。新日鉄住金も高い。製薬大手のヤンセンファーマとの提携を発表したペプドリは買われた。
2018年2月期の業績改善を見込むオンワードは大幅に上昇した。シンガポールの投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントの買い増しが伝わった東芝も上げた。
今期連結純利益が前期比3%増になりそうだと発表した高島屋は上昇した。
第2四半期の連結業績予想を上方修正したコシダカHDなどの上げも目立った。
一方、第1四半期の連結決算で営業利益61.4%減のファーストブラザーズや前期営業益5%減だったと発表した久光薬は大幅安だった。利益見通しを下方修正した島忠は年初来安値をつけた。花王も安い。HISも売られた。証券会社が投資判断を引き下げたロートも下げた。17年2月期の連結業績予想を下方修正したOlympicやデザインワンなどの下げも目立った。
東証2部株価指数は前週末比115.03ポイント安の5648.51ポイントと5日続落した。
値上がり銘柄数は272、値下がり銘柄数は154となった。
個別では日本和装ホールディングス、タビオ、キタムラ、テクノマセマティカル、エヌ・デーソフトウェアなど22銘柄が年初来安値を更新。シャープ、RVH、東京コスモス電機、マーキュリアインベストメント、東亜バルブエンジニアリングは値下がり率上位に売られた。
一方、ノダがストップ高。ジャパン・フード&リカー・アライアンス、京進、技研製作所、日本アビオニクス、東海汽船など6銘柄は年初来高値を更新。ファステップス、アゼアス、アピックヤマダ、エスティックが買われた。
04月10日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、防衛関連とされる銘柄も物色
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比14円22銭高い2930円05銭だった。
東証1部の主力株が上昇し、投資余力の増した個人が中小型株に買いを入れた。好業績が見込まれる銘柄が買われたほか、地政学リスクの警戒から防衛関連とされる銘柄も物色された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で358億円、売買高は5199万株だった。
値上がり銘柄数は392、値下がり銘柄数は242となった。
個別では細谷火工、アール・エス・シー、オービスがストップ高。フーマイスターエレクトロニクスは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、エスプール、アイケイ、シーズメン、クラスターテクノロジーなど13銘柄は年初来高値を更新。内外テック、アルトナー、重松製作所、アエリアが買われた。
一方、ナカボーテック、守谷商会、やまねメディカル、イナリサーチ、シンワアートオークションなど32銘柄が年初来安値を更新。ダイケン、ネットマーケティング、岩塚製菓、ソルガム・ジャパン・ホールディングスが売られた。
04月10日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、買い優勢の展開
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前週末比4.59ポイント高い1030.39だった。
為替市場の円安を受けて東京市場全般が堅調地合いとなり、投資マインドの改善によって新興市場も買い優勢の展開となった。
値上がり銘柄数は124、値下がり銘柄数は101となった。
個別では、サイバーステップ、メドレックスがストップ高。キャンバス、キャリアは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、ユーザベース、テモナ、日本動物高度医療センターなど7銘柄は年初来高値を更新。ソレイジア・ファーマ、ファイズ、ロコンド、インソースが買われた。
一方、ASJ、力の源ホールディングス、シリコンスタジオ、イノベーションなど9銘柄が年初来安値を更新。ディー・ディー・エス、レノバ、ユーザーローカル、夢展望、セラクが売られた。
04月10日 アフターランチ
「創造」
よく使う「場況」と言う言葉。
通常は「市場の状況について説明したもの」。
・・・続き
株式や商品先物などの相場で主に使われる用語。
市場動向を知る投資情報として使われている。
しかしもうひとつ使い方があった。
それは「麻雀の1局の状況のこと」。
副露されている牌や場に捨てられている牌などの状況のことだという。
そう考えると、たまたま一緒のだけだが、麻雀の戦略も株式に転用できるような気がする。
↓
★スピード、効率うんぬんよりもまず戦略ありき。
★ツキの予測をする
★リズムをチェックし人運を図る
★考えるな、感じろ!
★自分の中に規則性のあるフォームを生み出すことが大事。
★ぶれない、軸になる、確信を持った仕組みを自分の中で確立させておく。
★場況をアテにしない方がいい
★相手の挙動と関連してどう打つか、全ての「状況判断」に関する先入観を白紙に戻す。
これ全て麻雀の世界からの言葉だ。
しかも「株式投資は相手のある作業」。
そして「抽象的・感情的でなく具体的・合理的に考える。
場況は過去の事実、相場観は未来の脚本」。
結構該当する。
企業の成長と言うのは「脱・常識」からのスタートであるような気がする。
それを実感したのは昨日取材したフィル・カンパニー。
コインパーキングの上部空間空中店舗をつくるというビジネスモデル。
しかも設備投資資金は5〜10年で回収する。
空間的、資金的に不動産投資の常識では考えられないことだった。
同社のコンセプトは「スペース・オン・デマンド」。
テナントの需要にあった空間作りは、まず建物をつくって提供するという従来型の逆の形。
当たり前の思考法だが、ほとんど見ることはなかった。
サブリースとは異なり、初期テナント誘致保証。
「入るとか空く」ではなくてそこに出展するから駐車場の上部を使う。
そして駐車場は従来のままの収益を上げる。
天井付き駐車場になるから、雨の日や暑い日は満車が多くなる。
わずか10人程度での東証マザーズ上場は、かつてのワイヤレスゲートを抜いて最小人数上場。
コインパーキングは全国6万か所以上。
展開しているのはまだそのうちの0.2%程度。
潜在市場規模は5兆円になると推測されている。
スタート当初は知名度もなかった苦労があった。
年率20%の賃料利回りなんてありえないと一顧だにされなかったこともあった。
しかし提案は全身全霊を打ち込んだもの。
話を聞くだけでなかなか実行しない大手企業には「断ってきた」というプライドもあった。
20%の利回りが信用されない場合は利回りを敢えて引き下げたこともあったという。
金融機関との提携や上場効果は知名度向上につながろう。
「創造、それが我々の本質」。
↓
“創造”それはフィルの本質。未来へと紡ぐべき大切なDNA。
我々は異能が多く集まる空間の住人である。
お互いをリスペクトすることでベストパフォーマンスを演出し、
結果に感謝するプロフェッショナルなチームを形成している。
我々は“みんなが出来ないと諦めていること”にこそ挑戦し
“新しい常識”を創り上げる先駆者だ。
我々の仕事はユーザーファーストを謳い、
そのオーダーに応えるだけであってはならない。
サプライズとともに期待値を大きく超える圧倒的な価値を提供する。
そうでなければ、我々のチームが我々のチームたる所以はない。
我々は今日の価値に満足し留まってしまうことの怖さも知っている。
だから、自己を研鑽するための弛まぬ努力を惜しまない。
スピードを自由に操り、いつも変化に対応できる準備を行っている。
“勇敢と無謀の違い”もよく理解した上でだ。
我々はチームの活動としてみんなで創る喜びを分かち合いたい、
その結果、産まれ育まれた喜びを社会全体にも還元したいと思っている。
そして社長のコメント。
↓
コインパーキングを始めとした駐車場を取り巻く空間が
“駐車場としてしか存在し得ない”という半ば常識(固定概念)ともなっていた状況下において
“もったいない”という発想から、駐車場上部“未利用”空間を店舗として活用することで
駐車場を取り巻く空間に「駐車場+空中店舗(建物)」という新たな“常識と価値”を創り出してきました。
「ありそうでなかった」には理由があり「言うは易し、行うは難し」であったアイデアは、
新しいカタチとして標準化されたスキームにまで成長し、
オンリーワン且つナンバーワンのサービスとなっています。
土地活用には従来より「建物」或いは「駐車場」という二つの大きな選択肢がありましたが、
利用目的(投資目的)としての“中期利用”というセグメンテーションを加えた場合、
空中店舗フィル・パーク事業は特異で新しいカテゴリーを創り出せたとも言えます。
一方で「駐車場+空中店舗(建物)」は、土地活用における「建物」「駐車場」という
大きなカテゴリーに割って入るだけのスタンダードになっているとまでは言えず、
この大きなカテゴリーにおける一態様として認められるだけの存在となるため、
これまで培ってきた数多のノウハウを基に飛躍的な成長を成し遂げ、
この特異で新しいカテゴリーにおける圧倒的なシェアの獲得を目指しています。
”駐車場から始まる無限の可能性” 駐車場からヒトと空間を紡ぎ、まちを活性化します。
最近上場企業のトップへの取材で「野望と執念」という質問をする。
数字や中計を追うよりも「トップの野望と執念」にこそ企業の成長は秘められているように思えてならない。
ストボのHPで見つけた投稿からのアノマリー。
↓
やはりストボに新しいキャスター、記者が登場する日の日経平均は暴落する。
今日は村田キャスターの登場で日経平均は暴落。
過去にさかのぼって見れば、渡部記者(退職)、松下キャスター、
西谷キャスターと何れも登場初日に日経平均は暴落している。
ストボさん、このアノマリー、何とか崩してください!
因みにストボに初めてレギュラー登場したのは2008年8月5日(火)。
日経平均は19円安の12915円。
翌日8月6日(水)は340円高の13255円。
はじめから火曜安、水曜高だったことになる。
時間が経過してもこれは変わらない。
スケジュールを見てみると・・・
7日(金):景気動向指数、「生活意識に関するアンケート調査」結果、米雇用統計、消費者信用残高、ユーロ圏財務相会合
週末:秋田県知事選挙、G7エネルギー相会合(ローマ)
10日(月):国際収支、景気ウォッチャー調査、日銀支店長会議、G7外相会合(イタリア)
11日(火):独ZEW景況感、北朝鮮最高人民会議
12日(水):機械受注、国内企業物価指数、米輸入物価指数、財政収支、NY国際自動車ショー、トランプ大統領とNATO事務総長会談、中国消費者生産者物価、タイ旧正月
13日(木):都心オフィス空室率、マネーストック、米生産者物価、ミシガン大学消費者マインド指数、中国貿易収支、フィリピン、メキシコ休場
14日(金):オプションSQ、熊本地震から1年、米消費者物価指数、小売り売上高、聖金曜で主要市場休場
【4月】
7日(金)土星逆行開始
9日(日)G7エネルギー相会合(〜10日・ローマ)
11日(火)満月
14日(金)SQ、NY・ロンドン市場休場(グッドフライデー)、金星逆行開始
17日(月)変化日、ロンドン市場休場(イースターマンデー)、下げの特異日
19日(水)上海国際自動車ショー
20日(木)変化日
22日(土)IMF世銀春季会合(ワシントン)
23日(日)フランス大統領選第1回投票、株高の日
24日(月)世界最大の産業見本市「ハノーバーメッセ」開催
26日(水)日銀金融政策決定会合(〜27日)
27日(木)ECB理事会
28日(金)米GDP速報値
(櫻井)。
04月10日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[3371]ソフトクリエイトホールディングス
[3137]ファンデリー
[2599]ジャパンフーズ
[4674]クレスコ
[6237]イワキポンプ
04月10日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや上昇幅を拡大
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比139円89銭高の1万8804円52銭で始まった。日経平均株価はやや上昇幅を拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、9.15ポイント高の1498.92で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
日経平均は、上値を抑えられていた5日線を突破してきている。
週足についても26週線を捉えており、一先ず落ち着きをみせている。
ただし、両線とも明確に支持線に変えてくるには見極めが必要であり、強弱感が対立しやすいところであろう。
日銀のETF買い入れは期待しづらいが、個人中心の物色資金が向かっている、他の中小型株の動向にも影響を与える可能性があるだろう。
また、直近IPO銘柄等の一角に動意がみられており、決算を手掛かりとした物色も目立つ。積極的な上値追いは慎重だろうが、個人の物色意欲は旺盛である。
ランチバスケットは23件、253.29億円。差し引き20億円の売り越しとの観測。
04月10日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=122円高と続伸、円弱含みで買い戻し一巡後は伸び悩む
10日前場の日経平均株価は前週末比122円09銭高の1万8786円72銭と続伸した。
・・・続き
朝方は、米長期金利の上昇を背景にした円安・ドル高を好感し、広範囲に買いが先行した。円が弱含むとともに上げ幅を徐々に拡大した。
自動車など輸出関連株を中心に買いが入った。
前週は年初来安値圏で推移していたため、自律反発を見込んだ買いも入りやすかった。造船や機械、鉄鋼が上昇し、水産や鉱業が下落した。
一時1万8850円80銭(前週末比186円17銭高)まで上昇する場面があった。
買い一巡後は利益確定売りに抑えられ、積極的に上値を追う勢いに乏しかった。
市場からは「円安がサポートした。米中首脳会談、米3月雇用統計を終え、イベント前のリスク回避ポジションの巻き戻しから1万9000円近辺まで戻るのではないか。(米軍のシリア攻撃など)地政学リスクはくすぶっているが、今のところ拡大・長期化の観測は出ていない」との声が聞かれた。
東証1部の出来高は9億3064万株、売買代金は9810億円。騰落銘柄数は値上がり1399銘柄、値下がり502銘柄、変わらず110銘柄。
業種別では33業種中29業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、非鉄金属、輸送用機器、機械が続いた。値下がり上位には水産・農林、鉱業、石油・石炭が並んだ。
個別では、2017年2月期の連結営業利益が大幅増益になると発表したオンワードが買われた。今期純利益が3%増になりそうだと発表した高島屋も高い。テレビ事業の売却が伝わった東芝も買われた。
三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも買われた。米ヤンセンファーマ社との間で創薬共同研究開発契約を締結したペプチドリームがストップ高。トヨタやSUBARUも上げた。
一方、17年2月期の連結決算で、営業利益が前の期比5%減だった久光薬が売られた。
17年8月期の利益見通しを下方修正した島忠も売られた。
第1四半期の連結決算で営業利益61.4%減のファーストブラザーズや18年2月期は連結営業利益8.4%減を見込む久光薬 が大幅安。17年2月期の連結業績予想を下方修正したOlympicやデザインワン、花王、薬王堂、ロートなどの下げも目立った。地政学リスクの高まりで、HISも下げた。
東証2部株価指数は前週末比82.57ポイント安の5680.97ポイントと5日続落。
値上がり銘柄数は273、値下がり銘柄数は133となった。
個別では日本和装ホールディングス、キタムラ、テクノマセマティカル、エヌ・デーソフトウェア、伊勢化学工業など20銘柄が年初来安値を更新。RVH、シャープ、マーキュリアインベストメント、東京コスモス電機が売られた。
一方、ジャパン・フード&リカー・アライアンス、技研製作所、日本アビオニクス、丸八倉庫が年初来高値を更新。アゼアス、ファステップス、新華ホールディングス・リミテッド、アピックヤマダが買われた。
04月10日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、新興市場の主力株上昇
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比12円75銭高い2928円58銭となった。東証1部の主力株が外国為替市場の円安進行で上昇したため、投資余力の増した投資家が中小型の好業績銘柄などにも買いを入れた。投資家心理の改善を受け、新興市場の主力株も上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で200億円、売買高は2797万株。値上がり銘柄数は376、値下がり銘柄数は232となった。
個別では、細谷火工、オービスがストップ高。フーマイスターエレクトロニクスは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、エスプール、シーズメンなど10銘柄は年初来高値を更新。前週末に前期決算を発表したブロッコリーが上げたほか、アエリアやオービス、遠州トラックに買いが集まった。
一方、守谷商会、イナリサーチ、翻訳センター、中京医薬品、ビーイングなど20銘柄が年初来安値を更新。ダイケン、清和中央ホールディングス、ニューフレアテクノロジー、ケアサービスが売られた。
04月10日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、直近上場銘柄の一角も買われた
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前週末比9.40ポイント高い1035.20だった。
値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は90となった。
個別では、ミクシィ、テモナ、日本動物高度医療センター、鎌倉新書、ファイズが年初来高値を更新。ソレイジア・ファーマ、キャリア、ロコンド、ユーザベースが買われた。
一方、ASJ、力の源ホールディングス、シリコンスタジオ、イノベーション、ユーザーローカルなど6銘柄が年初来安値を更新。レノバ、シンクロ・フード、セラク、ドリコム、ITbookが売られた。
04月10日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、円弱含みのなか、買い優勢、好業績銘柄に買い
[10時概況]
10日10時現在の日経平均株価は前週末比161円46銭高の1万8826円09銭で推移している。
・・・続き
一時前週末比180円程度高い1万8850円台まで上げる場面もあった。
前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに安く引けたが下げ幅はわずかで、足もと外国為替市場では、日米金利差の拡大思惑を背景に1ドル=111円台前半の推移とドル高・円安含みに推移していることから、主力株をはじめ買い戻し優勢の流れが継続している。
東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は前週末時点で78%台と売られ過ぎを示唆する80%を下回っており、目先押し目買いを誘導しやすい状況だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅をやや広げている。
東証1部の値上がり銘柄数は1567、値下がりは339、変わらずは101と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。
業種別では33業種中31業種が上昇し、下落は水産・農林、鉱業の2業種のみ。値上がり率1位は輸送用機器で、以下、鉄鋼、繊維、サービス、非鉄金属、機械と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を21.67円押し上げている。次いで電通が9.13円、ユニファミマが7.98円、KDDIが5.02円と続く。
マイナス寄与度は1.71円の押し下げでファナックがトップ。以下、花王が0.84円、明治HD が0.38円、アドテスト が0.3円と続いている。
個別では、外国為替市場で円相場が一段と弱含んだことが材料視され、SUBARUやスズキが上げ幅を広げている。TDKが高く、KDDIが上げている。新日鉄住金など鉄鋼株も買われている。
一方で、ファナックが下げ、花王やアサヒも売られている。明治HDも下落している。
東証2部株価指数は続落している。シャープとラオックスが下げ、朝日インテクや象印が上げた。
225先物は野村・UBS・GS・モルスタ・三木・パリバ・大和・ソジェンが買い越し。
アムロ・三菱・IB・バークレイズ・クレディ・GMO・みずほが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・JP・ドイツ・野村・UBSが買い越し。
GS・モルスタ・メリル・バークレイズ・アムロが売り越し。
外資系等は、楽天(4755)、タダノ(6395)、ニトリ(9843)、ビジョン(7956)、三菱ガス(4182)、スズキ(7269)、マキタ(6586)、日立建機(6305)に注目。
テクニカル的には、M&A(2127)、パソナ(2168)、アサヒ(2502)、鳥貴族(3193)、メディアドゥ(3678)、ケネディクス(4321)、楽天(4755)、アース(4985)、シスメックス(6869)、IHI(7013)、小野建(7414)、フジシール(7864)、イオンモール(8905)が動兆。
04月10日 カタリストコメント
「4.8%の下落とは・・・」
週末のNY株式は小幅安の動き。
3月の雇用統計は非農業部門雇用者数が9.8人増と、昨年5月以来の低い伸びで着地。
・・・続き
市場予想の18万人増を大幅に下回った。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁が利上げの停止期間はそこまで長くないだろうとコメント。
これも市場動向を不透明にした格好。
10年国債利回りは一時昨年11月18日以来の水準となる2.269%まで下落。
その後2.382%まで上昇した。
6月利上げ確率は前日の70%台から61%に低下した。
ドル円は111円台での推移。3市場の売買高は約59.7億株と低調。
直近20日の平均である67.5億を下回った。
東京が騒ぐほどNY株式は雇用統計の影響は受けない構図がよく見える数字だ。
週末には安倍晋三首相とトランプ大統領北朝鮮への対応について電話協議。
「日米韓の結束が重要との認識」を共有した。
米中首脳会談は「進展が見られ、米中両国は多くの問題を乗り越えられる」という格好で着地。
米国の輸出促進と対中貿易赤字縮小に向けた通商交渉のための100日計画で合意した。
地政学的に荒れる可能性のある週を控えての静かな週末という印象。
シリアへのトマホーク発射で騒いだ東京市場。
180円高を消してリスク回避売りに高値から短時間で250円超の下落。
マイナス展開から結局プラス。
とはいえ26週線は下回った。
前週は珍しくFOMC議事要旨がNY株の売り材料となり東京株式は軟調展開。
日経平均は年初来安値を更新した。
日経平均は週間では244円の下落。
週足では4週連続陰線。
週末の米雇用統計は市場予想を下回ったが、特に悪材料視もされずに通過した。
「利上げと株価」という難問とアジアと中東の地政学リスク、
そして背後に存在するロシアという難問の連立方程式の解はなかなか見つけにくい状態だ。
「昨年も4月第2週から相場が陽転した経緯がある」という声にすがりたいモードもあろうか。
225先物大証終値は日中比80円高の18790円。
25日移動平均からのかい離はマイナス2.9%と少し改善した。
松井証券信用評価損益率速報では売り方買い方ともにマイナス8.6%台で拮抗。
ただし空売り比率は44.2%と依然高水準。
日経平均採用銘柄のPERは15.22倍でEPSは1226円まで上昇。
指数の乱高下の背後でEPSは順調に増加してきている。
25日線と75日線のデッドクロス。
7日連続陰線を跳ね返して欲しい日。
日経平均株価は6日に年初来安値更新。
「米トランプ政権の経済対策への期待がはげ落ちた。
そこに北朝鮮・シリアといった地政学リスクが浮上」
こういう解釈だ。
因みに日経平均は先週末までに4週連続で下落。
下落幅は939円(約4.8%)。
4週前と言えば新刊「トランプ相場でオタオタするな」の発売の時。
過去は発売後1カ月程度上昇したが、今回は1か月で4.8%の下落。
アノマリーが変化してきたのだろうか。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ロゼッタ(6182)・・・動兆
ロゼッタに注目する。
同社は人工知能とWeb検索活用の自動翻訳サービス・ソフトが中核。
クラウドソーシング型翻訳、IT・医薬企業関連拡大基調。
2025年に機械が翻訳する自動翻訳機を完成することがミッション。
インバウンド需要拡大が追い風。
(兜町カタリスト櫻井)
04月10日 為替市況コメント
【為替】NY連銀総裁発言で111円台に乗せたドルは上値を探る展開か
・・・続き
[概況]
先週末7日の米3月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想より大幅に減少し、発表後ドルは当日安値まで急落したが、失業率は完全雇用に近い4.5%まで下げ、平均時給もインフレが進んでいる事をうかがわせる内容だった事で直ぐに値を戻した。
そしてNY連銀総裁の発言にドルは111円台に乗せ、NY株式市場は3市場とも小幅安となったがドルは111円台を維持して引けた。予想を下回る経済指標(ドル売り)より、NY連銀総裁の緩和縮小発言(ドル買い)の方に反応してドルが上昇したところを見ると、今週のドルは上値を探る動きが期待出来るのではないか。
シリア爆撃に反発して北朝鮮が再度ミサイル発射を行う可能性もあるが、こればかりは誰にも分らない。
今週の米国は12日(水)MBA住宅ローン申請件数、3月輸入物価指数、3月財政収支、13日(木)3月生産者物価指数、新規失業保険申請件数、4月ミシガン大学消費者信頼感指数、14日(金)3月消費者物価指数、3月小売売上高が発表予定となっており、16日(日)にはトルコの大統領権限強化ku椁V犬觜駝w)€ッ投票が実施される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月10日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月10日号
04月10日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
10日の東京株式市場は、シカゴ日経先物にサヤ寄せする格好から買いが先行しよう。
・・・続き
ただし、買い一巡後はこう着感の強い上値の重い相場展開になりそうである。
日経平均株価の予想レンジは、1万8600円−1万8800円を想定する。
米国軍によるシリアへの攻撃で、中東地域の地政学リスクが警戒され、積極的に買い進む動きは限られそうだ。
足元で日経平均株価は、日足チャート上の5日線(前週末7日時点で1万8783円)に頭を抑えられる格好となっていることから、同線を終値ベースで上回ることができるかに注目されそう。
外資系5社の寄り付き前注文動向は、売り900万株、買い1060万株、差し引き160万株の買い越し。金額ベースは1億円の買い越し。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比75円高の1万8785円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18785 ( +75 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18840 ( +130 )
( )は大阪取引所終値比
【好材料銘柄】
■大阪有機化学工業 <4187>
今期経常を一転8%増益に上方修正・最高益、配当も5円増額。
■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
今期経常は33%増で3期連続最高益更新へ。
■コジマ <7513>
上期経常を5倍上方修正。
■レイ <4317>
前期経常を86%上方修正。
■サイバーステップ <3810>
今期経常を7.5倍上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
10(月)
【国内】
さくらレポート
日銀支店長会議
2月国際収支(8:50)
3月景気ウォッチャー調査
《決算発表》
Jフロント、コシダカHD、リソー教育、ローツェ、ヨンドシーHD、フジ、プレナス
【海外】
G7外相会合(〜4/11 イタリア・ルッカ)
米3年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月08日 マーケットコメント
04月08日 為替市況コメント
【為替】米ドル、NY時間後半にかけて買われる。
・・・続き
[概況]
8日海外時間のくりっく365は、米ドルが買われる展開となっている。21:30に発表となった3月米雇用統計では、3月米非農業部門雇用者数(予想:18万人 結果:9.8万人)と予想を下回る結果となった。
しかし、3月米失業者数(予想:4.7% 結果:4.5%)については予想値よりも改善する結果となったことから、市場では米雇用情勢の一時的な弱含みであり、改善トレンドは続いているとの見方が台頭した。
これらのことから、米ドル円は一時110.080円まで本営業日の安値を更新する場面があったものの、その後は反発する展開となりNY時間後半にかけて上昇し111.380円まで本営業日の高値を更新している。
なお、ユーロ米ドルは1.0580米ドルと3月中旬の水準まで下落している。短期的な見方として一部の市場関係者からは、今後も米ドル買いが続くかが焦点となるだろう。
直近の米ドルインデックスは一時98.85ポイントまで下落していたものの、本営業日に100.85まで回復しており急回復している。
ただ、前回の高値である100.26を上回ってはおらず、トレンドが転換したとまでは言えないだろう。戻り売りに注意したいとの声が聞かれている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月08日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月08日号
04月07日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し6ドル安 投資家のリスク回避姿勢が強まる
・・・続き
7日のNYダウ工業株30種平均は小幅に反落した。終値は前日比6ドル85セント安の2万0656ドル10セントだった。
シリアへの空爆や3月雇用統計で非農業部門雇用者数が9.8万人増と予想を大きく下振れたことが嫌気されたものの、朝方は売り買いが交錯した。その後、米中首脳会談が建設的な内容となったことが明らかとなり、上昇する場面もあった。
米労働省が7日発表した3月の米雇用統計では景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比9万8000人増えた。増加幅は市場予想(約18万人)を大幅に下回り、20万人を超えていた2月から急減速した。
しかし、雇用の伸び鈍化は悪天候が一時的に影響したとみられるほか、3月の失業率は4.5%と2007年5月以来、約10年ぶりの水準に低下。米雇用の改善は続いているとの見方は多く株式の買いを誘った。
NY連銀のダドリー総裁は7日、米連邦準備理事会(FRB)が保有する資産規模の縮小を巡り、利上げに対しては「わずかな中断しかもたらさない」と述べたと伝わった。バランスシートの縮小で利上げペースも緩やかになるとの観測が後退し、米長期金利は上昇。売りが先行していた金融株が買い戻され、ダウ平均は一時63ドル高となった。
ただ、週末とあって取引終盤にかけ買い持ち高を手じまう売りが出たことも相場を下押しした。
ナスダック総合株価指数も反落し、前日比1.138ポイント安の5877.812で終えた。
セクター別では、食品・生活必需品小売や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で自動車・自動車部品や銀行が下落した。
トランプ氏に批判的な投稿者の個人情報を明らかにするよう求めた米政府への起訴を取り下げたと伝わった、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)が安い。前日夕発表した四半期決算で売上高などが市場予想を下回った会員制ディスカウントストアのプライススマートが大きく下落。
一方で、米証券会社が投資判断を引き上げたと伝わった小売最大手のウォルマート(WMT)が高い。米軍によるシリアへの攻撃を受け、ロッキード・マーチン(LMT)やノースロップ・グラマン(NOC)、ボーイング(BA)といった防衛関連株が買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,656.10−6.85
S&P500種
2,355.54−1.95
ナスダック
5,877.812−1.138
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は4日ぶりに反発した。6月物は前日比55円高の1万8785円で終え、大阪取引所の終値を75円上回った。円相場の下落が相場を支えた。
朝方は米軍によるシリア攻撃や、3月の米雇用統計が雇用の鈍化を示したとの見方が相場を下押しした。週末を控えて慎重姿勢も根強く、上値は重かった。6月物高値は1万8855円、安値は1万8505円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18785 ( +75 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18840 ( +130 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ46.17ポイント高の7349.37で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。
午前は中東の地政学リスクが警戒され売りが先行した。午後にかけて鉱業株が買い戻されたほか、週末を控えた持ち高調整目的の買いが入り、上昇に転じて引けた。
朝方から石油株に買いが集まり、全面高で引けた。金関連のランドゴールド・リソーシズは4%超上昇し、指数の上げを主導した。
半面、終盤にかけて航空のイージージェットへの売りが膨らんだ。同業のインターナショナル・エアラインズ・グループも連れ安した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は小反落。終値は前日比5.83ポイント安の12225.06だった。
航空のルフトハンザが安かった。銀行株も下落した。一方、ハイデルベルクセメントが高く引けた。電力株が堅調だった。
04月07日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は、軟調な展開となった。
ロシアの地下鉄で爆弾テロが発生したほか、米中首脳会談を前に北朝鮮に対するリスクが意識されたことなどから上値の重い展開だった。
日経平均は年初来安値を更新した。一方、終盤にかけては、米国がシリアにミサイルを発射したと伝わり乱高下する場面がありながらも値を戻す動きが見られた。
移動平均線とは別にチャートの形を見てもボックス下限を下にやや抜けており、レンジを一段切り下げる動き。日経平均は4月新年度に入っても日足陰線を続けており、本日で7日連続。週間は、約244円の下落となり、週足では4週連続で陰線を形成した。
【来週の相場展望】
来週は軟調な展開か。
7日終値で25日移動平均線(1万9217円)と75日移動平均線(1万9227円)が昨年6月以来のデッドクロスとなったことで、先行きに悲観的な見方が多い。
また、昨年12月以来続いていたもちあい相場の下放れが明確になったことで、しばらくはその後遺症も含めて下値模索の推移を強いられそうだ。
トランプ大統領は過激な言動が多いだけに、国際情勢の緊張が高まる局面では、マーケットの大きなリスクとなる可能性もある。
国内では、11日に決算報告の再延期期限を迎える東芝がリスク要因と考える。
米国株も不安定な動きが続く中、18日の日米経済対話や23日の仏大統領選の第1回投票など、先のイベントへの警戒も強まりやすいタイミング。好材料よりも悪材料に強く反応する展開を予想される。
ただ、一方で日経平均株価の騰落レシオ25日移動平均が、7日には78.45%と売られ過ぎの目安される80%を下回っていることから、不安要因が軽減されれば、押し目買いで自律反発する可能性はあるだろう。
04月07日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、雇用統計で切り返せるか。
・・・続き
[概況]
7日の東京外国為替市場は、円買いが優勢だった。背景には米国が化学兵器の使用の疑いがあるシリアのアサド政権に対し、ミサイル攻撃を実施したことが背景にあるようだ。
米ドル円は報道が伝わると地政学リスクの高まりから70銭近く急落し、あわや110円割れ目前まで迫った。しかし、その後の下落は続かず徐々に買戻しが入り、現在は110円台半ばで推移している。
地政学リスクの台頭は気になるところだが、本日は米雇用統計の発表があるため下値追いは控えられたのかもしれない。
米雇用統計は事前のADPが予想を上回ったため期待が高まっている。特に利上げペースの思惑に影響を与える平均時給などの賃金動向は注意を払いたいところで、仮に良好な結果であれば米ドル円は上昇する可能性が高い。そうなった場合、まずは節目である111.00円を目指しそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月07日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=円高一服を好感、67円高、地政学的リスクで一時下落
【大引け概況】
7日の日経平均株価は反発した。前日比67円57銭高の1万8664円63銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分22秒 容量:11.24M
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前日に年初来安値を更新し、自律反発を狙った買いや円高一服を好感した買いが優勢だった。
ところが、米中首脳会談のさなかに午前10時すぎに米軍がシリアに向けてミサイルを発射したと伝わると、地政学リスクへの警戒感が高まった。
日経平均も一時前日比マイナス圏に沈む場面があった。
低リスク資産とされる円を買う動きが広がり、日経平均は先物主導で下げに転じる場面があった。「海外ヘッジファンドなどの短期売買が多く、中長期志向の機関投資家は様子見姿勢が強い」との声が聞かれた。
その後は押し目買いや買い戻しが流入して再浮上した。
大引けにかけては、米利上げの先行きを占ううえで重要な3月の米雇用統計の発表を日本時間夜に控え、上げ幅を再び縮小した。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比90.64ポイント高の1万3348.44だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、9.59ポイント高の1489.77で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆7654億円と、3月10日以来1カ月ぶりの高水準となった。東証1部の売買高は24億145万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1475と、全体の73.2%を占めた。値下がりは430、変わらずは107銘柄だった。
個別では、ソフトバンクグループが堅調、トヨタ自動車、SUBARUもしっかりした動き。米国の中堅コンビニエンスストアを取得すると発表したセブン&アイは4.34%高だった。国際石開帝石や楽天の上昇が目立った。ニトリホールディングス、ヤマトHDや花王の上げも大きかった。JXTGやアサヒが高く、ハウスが買われた。メディアドゥが値を飛ばしたほか、ダイセキ、日本トムソンも商いを伴い大きく水準を切り上げている。
一方、任天堂や村田製が下落した。HOYAやJALが安く、T&Dやファストリが売られた。SUMCOも冴えない。ダブル・スコープ、ヤマシンフィルタが大きく値を下げた。アマノが下落、日本ライフラインの下げも目立つ。M&Aキャピタルパートナーズ、インターネットイニシアティブなども安い。
東証2部株価指数は前日比21.83ポイント安の5763.54ポイントと4日続落した。値上がり銘柄数は265、値下がり銘柄数は171となった。
個別ではJESCOホールディングス、三井金属エンジニアリング、カンロ、福留ハムなど58銘柄が年初来安値を更新。ネポン、ファステップス、シャープ、MCJが売られた。
一方、ジャパン・フード&リカー・アライアンス、技研製作所、日本アビオニクスが年初来高値を更新。ヨネックス、アドバンテッジリスクマネジメントが買われた。
04月07日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=5日ぶり反発、反発を狙った買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反発した。
終値は前日比7円92銭高い2915円83銭だった。午前は米軍がシリアでミサイル発射したと伝わり地政学リスクを警戒した売りに押されたが、午後は日経平均株価が上昇に転じる中で盛り返した。直近4営業日で4%強下落していたため、反発を狙った買いも入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で479億円、売買高は8021万株だった。
値上がり銘柄数は353、値下がり銘柄数は276となった。
個別ではシーズメン、細谷火工、アール・エス・シーがストップ高。ベクター、遠州トラックは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、シンワアートオークション、エスプール、ソルガム・ジャパン・ホールディングスなど9銘柄は年初来高値を更新。アイケイ、プロパティエージェント、原田工業、ダイケンが買われた。
一方、インターライフホールディングス、藤田エンジニアリング、博展、ドーンなど112銘柄が年初来安値を更新。ネットマーケティング、オービス、イマジニア、ぱどなどが売られた。
04月07日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、後場には警戒感が後退して戻り
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比14.17ポイント高い1025.80だった。
前日の大幅安の反動で高く始まったが、前場に米軍によるシリア政府軍基地へのミサイル攻撃が伝わって東京市場が緊張感に包まれた。新興市場もリスク回避の動きから全面安となったが、後場には警戒感が後退して戻りに転じた。
値上がり銘柄数は150、値下がり銘柄数は78となった。
そーせいとミクシィ、ジーエヌアイが上昇した。アスカネットやディディエ、ACCESSは下落した。
個別ではメドレックスがストップ高。ファイズは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、トレンダーズ、鎌倉新書は年初来高値を更新。ITbook、ネオジャパン、レノバ、ビーロットカナミックネットワークが買われた。
一方、日本アクア、FRONTEO、トライステージ、トランスジェニック、ASJなど57銘柄が年初来安値を更新。シャノン、オウチーノ、ディー・ディー・エス、ユーザーローカル、オロが売られた。
6日にマザーズ上場したインターネット通販事業者向けシステム開発のテモナ(3985)は上場2日目の7日午前に公募・売り出し価格(公開価格、2550円)の3.2倍となる8050円で初値を付けた。8480円まで上昇した後は買いが続かず、7020円まで伸び悩む場面もあった。終値は7800円で初値を250円(3.1%)下回った。
04月07日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[7600]日本エム・ディ・エム
[2761]トシン・グループ
[3435]サンコーテクノ
[4559]ゼリア新薬工業
04月07日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が小幅ながら前日比プラスに転じる
・・・続き
7日午後の日経平均株価は、前営業日比18円21銭高の1万8615円27銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.33ポイント高の1486.51で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
後場は、為替動向を睨んだ展開となりそうだ。
最近は、後場から崩れる地合いが目立つことから、後場一段安には警戒したい。
昨日つけた年初来安値1万8532.65円を11時12分に割り込んでいることから下へのバイアスが強まりやすい。
TOPIXが前場プラスで終えていることから、日銀によるETF買い入れ実施も期待しにくい。需給面では不安な後場になる可能性があるだろう。
ランチバスケットは24件、378.98億円。差し引き20億円の買い越しとの観測。
04月07日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続落、米軍シリア空爆報道で地政学リスク警戒
7日午前の日経平均株価は小幅に続落した。前日比19円14銭安の1万8577円92銭で前場を終えた。
・・・続き
前日の欧米株が総じて堅調な値動きをみせ、為替も朝方は円安に振れていたことで買い優勢でスタートしたが、取引時間中に10時すぎに、米国がシリアにミサイル攻撃を実施したことが伝わり、リスク回避の売りに値を消す展開となった。
外国為替市場で円高・ドル安が進行。日経平均は先物主導で急速に弱含んだ。
ただ、下値では買い注文も厚く、値上がり銘柄数は1100を超え値下がり銘柄数を大きく上回った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆3937億円、売買高は12億9360万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は720と、全体の35.7%を占めた。値上がりは1141、変わらずは150銘柄だった。
個別では、任天堂や村田製が下落した。ANAHDやスズキの下げも大きかった。コマツやT&Dが安く、東エレクやファストリが売られた。ソニー、沢藤電機安い。ヤマシンフィルタ、ダブル・スコープが売られ、SUMCOも下落した。
一方、米国の中堅コンビニエンスストアを取得すると発表したセブン&アイは大幅高。国際石開帝石やヤマトHDの上昇も目立った。楽天やJXTGが高く、ハウスや東レも買われた。
ソフトバンクグループが堅調、ニトリホールディングスも高い。石川製作所は乱高下ののち前引け時点で東証1部値上がり率トップに買われた。メディアドも値を飛ばした。
東証2部株価指数は前日比39.91ポイント安の5745.46ポイントと4日続落した。
値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は225となった。
個別ではJESCOホールディングス、三井金属エンジニアリング、カンロ、福留ハムなど45銘柄が年初来安値を更新。マーチャント・バンカーズ、ネポン川口化学工業が売られた。
一方、技研製作所、日本アビオニクスが年初来高値を更新。東洋刃物、小島鉄工所、高田工業所、古林紙工が買われた。
04月07日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=5日続落、地政学的なリスクが高まる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日に比べ18円37銭安い2889円54銭となった。米軍がシリアにミサイルを発射したと伝わり、投資家心理が悪化した。
朝方は日経平均株価が反発する中で新興市場も目先の反発を狙った買いが先行して始まったが、地政学的なリスクが高まり指数は下落に転じた。
市場では「不安心理が高まった『リスクオフ』の局面では、PERの高さが東証1部銘柄に比べ目立つ新興株は売られやすい」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で288億円、売買高は4974万株。
値上がり銘柄数は180、値下がり銘柄数は415となった。
個別では、インターライフホールディングス、ドーン、クエスト、ケア21、ウェッジホールディングスなど100銘柄が年初来安値を更新。オービス、不二精機、ネットマーケティング、フルヤ金属、ウイルプラスホールディングスが売られた。
一方、シーズメン、細谷火工がストップ高。ベクターは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、シンワアートオークション、ソルガム・ジャパン・ホールディングスなど8銘柄は年初来高値を更新。アール・エス・シー、遠州トラック、協和日成、太洋基礎工業、フジトミが買われた。
04月07日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、投資家心理が悪化
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比11.72ポイント安い999.91だった。値上がり銘柄数は42、値下がり銘柄数は188となった。
個別では、日本アクア、FRONTEO、トライステージ、トランスジェニック、アドウェイズなど54銘柄が年初来安値を更新。
アカツキ、夢展望、オウチーノ、みんなのウェディング、グレイステクノロジーが売られた。
一方、ファイズが一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、鎌倉新書は年初来高値を更新。ネオジャパン、ケアネット、ITbook、データホライゾンが買われた。
マザーズに6日上場したインターネット通販事業者向けにシステム開発を手がけるテモナ(3985)は上場2日目の7日、公募・売り出し価格(公開価格)の3.2倍にあたる8050円で初値を付けた。8480円まで一時上昇した後、7040円で午前の取引を終えた。
04月07日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 151円高、円高一服で輸出株が高い
[10時概況]
10時00分時点の日経平均は前日比151円80銭高の18748円86銭で推移している。
・・・続き
前日の米国株高や前日の下げに対する自律反発が意識される展開となっている。
円高一服で輸出採算の悪化懸念が後退。自動車など輸出関連株に買いが入り、日経平均を押し上げた。
為替市場では、ドル円は110円90銭台での動きに。日経平均株価は100円超の上昇となっており、株高を意識したリスク選好的なドル買い・円売りの流れに。
海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家の買いが相場をけん引したと指摘がある。
一方、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は日本時間7日朝、米フロリダ州で2日間の首脳会談を始めた。地政学リスクへの警戒は根強く、中長期志向の機関投資家は積極的な買いを見送っているとの見方もある。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も一段高となった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5957億円、売買高は6億567万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1774と、全体の88.2%を占めた。値下がりは168、変わらずは67銘柄だった。
業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は小売で、以下、海運、証券・商品、鉱業、不動産、その他金融と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を16.43円押し上げている。次いでセブン&アイが7.83円、SUBARUが4.18円、ヤマトHDが3.55円と続く。
マイナス寄与度は1.22円の押し下げでスクリンがトップ。以下、ファナックが0.95円、コマツが0.4円、コナミHDが0.38円と続いている。
個別では、米国の中堅コンビニエンスストアを取得すると発表したセブン&アイは一時5%超高となった。東芝やヤマトHDが上げ幅を広げた。楽天やSUBARUの上げが目立つ。ハウスや国際石開帝石が高く、パナソニックやSOMPOも買われた。
一方、村田製や任天堂が下げ幅を拡大した。コマツやソニーも安い。
東証2部株価指数は反発した。象印と朝日インテクが上げ、シャープとマーチャントが下げた。
225先物はアムロ・シティ・メリル・日興・ソジェン・GSが買い越し。
JP・クレディ・ドイツ・大和・みずほ・UBS・三菱が売り越し。
TOPIX先物はメリル・みずほ・大和・アムロ・ソジェン・野村が買い越し。
バークレイズ・クレディ・JP・GS・日興が売り越し。
外資系等は、CYBERDYNE(7779)、ケーヨー(8168)、鴻池運(9025)、L&M(2170)、日ガス(8174)、ふくおか(8354)、海上(8766)、LIXIL(5938)、重工(7011)、IHI(7013)に注目。
テクニカル的にはALSOK(2331)、サクセス(6065)、豊和工業(6203)、プロネク(7893)が動兆。
04月07日 カタリストコメント
「そろそろ」
NY株式市場は小幅に反発。
原油価格の上昇を好感したエネルギーセクターが上昇。
・・・続き
トランプ政策実施警戒感から下落していた金融セクターへの買い戻しも散見された。
もっとも上値は重く、今夜の雇用統計や米中首脳会談の結果を待つ動きもあった。
前日の下落への反動もあり、FOMCの姿勢への許容感も醸し出された格好。
一喜一憂と過剰反応の意味の薄さがクローズアップされた。
もっとも・・・。
「S&P500のPERは18倍台で長期平均の15倍台を上回っており割高」という指摘も消えてはいない。
米中首脳階段を控えたトランプ大統領。
「北朝鮮の核開発問題について、中国が取り組みを強化しないのであれば米国として単独で行動する用意がある。
中国が対応を強化することが望ましい」とコメント。
またシリアのアサド政権に対しても「何らかの対応が必要」とコメントした。
仮想敵国に対する米国の地政学リスクは依然クローズアップされている。
「トランプ大統領は中国のために失われた国内労働者層の雇用を確保するという公約の実行を迫られている。
一方米国債を大量に保有する国を相手にした強腰姿勢にはリスクが伴う」という指摘も聞こえる。
米雇用統計発表を控えて債券市場も小動き。
前月23.5万人だった非農業部門雇用者数は18万増の見通し。
前日下院のライアン議長が「税制改革の実現にはオバマケア見直しより時間がかかる可能性がある」と指摘した。
これが株式・債券市場に多少影響しているとの見方もある。
南アフリカ通貨ランドが急落から回復し小幅上昇したことが多少の安心感につながったとも言えよう。
TOPIXに続いて日経平均も年初来安値を更新。
3か月間もみ合った安値水準を下回った。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり73、値下がり1919と今年最大。
前場に今年の安値を更新した日経平均は、後場に下落幅を拡大。
また後場の悪魔に見舞われた格好。
ドル円の動きがほとんどないのに株だけが大幅下落。
アレコレと外部材料を詮索するよりも単に「売りたい向きがいる」と解釈する方が良いのかも知れない。
市場を通過する多くの材料は所詮刹那的存在でしかなかろう。
日経VIは一時20.59ポイントまで上昇。
2月6日以来2カ月ぶりの高水準を付けた。
「海外勢によるプット買いに伴うヘッジの先物売り」との解釈が聞こえる。
「ファンダメンタルズではなく、リスクセンチメントで動く相場」という指摘がもっともらしく聞こえてくる。
年初来の新安値銘柄は644(前日は307)。
昨年2月12日には1000銘柄を越えていたがそれに匹敵する数。
昨年2月19日に騰落レシオは76.22まで低下したが昨日は78.41(前日88.10)。
3月第5週(27〜31日)の投資部門別株式売買動向で海外投資家は7週連続で売り越し。
売越額は549億円(前週3741億円売り越し)。
個人は3週連続買い越し。
買越額は593億円(前週3266億円買い越し)。
信託銀行は9週ぶりに買い越し。
買越額はわずか30億円。
日経平均先物とTOPIX先物の投資部門別動向で海外投資家は4週ぶりに買い越し。
(前週4356億円売り越し→309億円買い越し)。
証券会社の自己売買部門が3週ぶりに売り越した。
売越額は2579億円。1月第4週の3447億円以来、9週ぶりの大きさだった。
(前週1616億円の買い越し)。
証券自己の動きを見れば期末の特殊要因も通過ということになる。
このまま「セルインメイ」ではあまりにも辛い相場としか言えないだろう。
225先物大証夜間取引終値は日中比130円高の18740円。
昨日の25日線からのかい離はマイナス3.4%でもう良いだろう水準。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.859%、買い方▲8.928%でとうとう逆転した。
空売り比率は45.2%(前比42.9%)。
昨年9月15日の44.9%を越え昨年6月9日の47.0%に迫る水準。
昨年6月はその後ブレグジット問題で15000円割れの安値を約2週間後に付けた。
空売り比率が先行指標とすれば「もうそろそろ」だろう。
昨年9月の場合は翌日から株価は反発だった。
日経平均採用銘柄のPERは15.19倍でEPSは1224円とわずかずつ増加継続。
「2ケタ増益連続でも売り込まれるほど東京市場は悪くない」という自信さえ芽生えれば良いのだろう。
騰落レシオやPERの低下は15000円レベルでなく19000円レベルで起こった。
いわゆる「調整」という言葉で的確に就職されている印象。
東証1部の時価総額は557兆円まで低下。
600兆円の壁に跳ね返されたがリセットと考えれば外部材料に右往左往する必要も薄れよう。
北朝鮮の暴走、トランプノミクスの実現可能性、あるいは森友学園問題などに目が映っている株式市場。
マスコミの大好きなネガ材料ではなく、ポジ材料を探してみれば結構ある。
例えば内閣府の消費動向調査。
消費者態度指数は前月比0.7ポイント上昇し43.9ポイント。
4カ月連続で上昇し2013年9月以来3年半ぶりの水準。
基調判断も「持ち直してきている」と今年2度目の上方修正。
雇用環境、暮らし向き、耐久消費財の買い時判断が上昇。
そして公的年金は2年ぶりの黒字。
国内株4.5兆円、外国株4.1兆円の利益。
逆に国内債04兆円、外国債0.7兆円の運用損。
金利の低さはここでも悪材料だ。
個人的にはFX取引が5年ぶりに減少したことも悪くはないと考えている。
損失を避けるために取引を控えたことが背景。
国家経済に税金程度しか貢献のないFX。
産業資金調達の場である株式市場が荒らされる可能性の減少にもつながろう。
アルミの国際価格の上昇もジワジワと効いてくる好材料だろう。
「4月は海外投資家が2001年以降16年連続で日本株買い越し。
ただも、前半は弱い場面の年もあったから4月の第2週半ばまでは注意。
第1週〜第2週にかけて底値形成。
4月の最終週に向かってあげてくる傾向も・・・」という声もある。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
ファンデリー(3137)・・・動兆
ファンデリーに注目する。
同社は生活習慣病患者や予備軍向け等に健康食を宅配。
主力の健康宅配食は定期注文の顧客増加。
JTグループと共同開発の減塩ラーメン・うどんを拡販。
シャープの製造・販売するウォーターオーブン「ヘルシオ」と提携。
音声や画像で食品メーカーの広告や、食と健康に関する情報を配信するサービス『ポイント家電』を運営。
IoTサービスとして期待感大。
(兜町カタリスト櫻井)
04月07日 為替市況コメント
【為替】良好な経済指標と株価の上昇にドルは111円台に乗せるも維持は出来ず
・・・続き
[概況]
NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より減少し、売られて始まったNYダウがプラスを回復するとドルはNY市場序盤に当日高値111.130円まで上昇した。
しかしシリアや北朝鮮などの地政学的リスクや米中首脳会談の行方を睨んでドルは上値が重くなり、111円を維持出来ずに大台を割れると最後は前日比+8.5銭の110.780円で引けた。
またユーロやポンド、豪ドルは、トルコリラは値下がりする一方、カナダドルやNZドル、南アランドは小幅高で引けるなど主要通貨はマチマチな動きとなった。
不透明要素(シリアや北朝鮮及び中国との貿易問題など)が多い状況では、まだしばらくドルの方向性は出にくく揉み合い継続と思われる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月07日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■日清紡HD<3105>
電子制御ブレーキ部品の生産増強
■帝人<3401>
エアバッグ基布の生産拡大
■フジキカイ<6134>
自社ロボ用操作教育施設を開設
■エプソン<6724>
小型製紙機の生産能力拡大
■新電元<6844>
2ボルト駆動の車向けドライバーIC開発
■ファナック<6954>
簡単操作のロボ制御装置を開発
■レシップHD<7213>
遠隔監視できる電源装置を生産
04月07日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月07日号
04月07日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
7日の東京株式市場は、買い先行のスタートとなりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8500円-1万8800円を想定する。
米国株式が堅調な展開となったことや、昨日大幅反落していたこともあり押し目買い優勢の地合いが続くと予想する。
注目が集まるトランプ米大統領と習近平中国国家主席との首脳会談の内容や、現地7日に発表される米3月雇用統計の発表を前に、ポジションを一方に傾けることは難しいとみられ、様子見気分が広がる可能性もある。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半で推移し、円高の動きは一服しているようだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比120円高の1万8730円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1300万株、買い1470万株で、差し引き170万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、ゴム、サービス、情報通信、電力、ガス、薬品、電機、銀行、機械など。買いセクターに、電機、機械、サービス、鉄鋼、不動産、小売、空運、食品など。
【好材料銘柄】
■OSJBホールディングス <5912>
前期経常を12%上方修正、配当も1円増額。
■エコートレーディング <7427>
今期経常は37%増益へ。
■ベクター <2656>
プロバスケットボールリーグ公認のスマホゲーム「B.LEAGUE ドリームアリーナ」を今春配信。
■放電精密加工研究所 <6469>
今期経常は横ばいを見込む。また、20年2月期に経常利益13.7億円(17年2月期実績は4億円)を目指す中期経営計画を策定。
■メドレックス <4586>
インド製薬会社Ciplaの米子会社と、筋肉が硬直する痙性麻痺の治療貼付剤「MRX-4TZT」に関するライセンス契約を結んだ。これにより、同社は契約一時金のほか、開発および販売の進捗に応じたマイルストーン収入として最大3000万ドルを受領する。また、上市後の売上高に応じて段階的なロイヤルティ収入も受け取る予定。今期最終を赤字縮小に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
7(金)
【国内】
2月毎月勤労統計調査(9:00)
2月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
パソナ、サカタのタネ、ブロッコリー、サーラ、ネクステージ、サムティ、薬王堂、創通、シリコンスタシオ、久光薬、マルゼン、デザインワン、エスクローAJ、オンワードHD、島忠、高島屋、UCS、レノバ
【海外】
中国3月外貨準備高
ユーロ圏財務相会合
米3月雇用統計(21:30)
米2月卸売在庫(23:00)
米2月消費者信用残高(4/8 4:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月06日 【NY株/欧州株概況】
【市況】反発、ダウは14ドル高、米中首脳会談や雇用統計を控えて上値の重い展開
・・・続き
6日のNYダウ工業株30種平均は反発した。終値は前日比14ドル80セント高の2万0662ドル95セントだった。
昨日のFOMC議事録を受けた急激な金融引き締めへの警戒感から朝方はもみ合う展開となった。
原油高でエネルギー関連株が買われたのも指数を支えた。本格的なドライブシーズンを控えて原油の需給が引き締まるとの期待から原油先物が上げ、エクソンモービルやシェブロンなどのエネルギー関連株に収益改善期待から買いが入った。
朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が前週から大幅に減り、市場予想を下回った。米雇用情勢の改善が続いているとの見方から株式に買い安心感が広がった。長期金利の指標である米10年物国債利回りが上昇する場面では金融株に買いの勢いが増し、ダウ平均は上げ幅を一時100ドル近くまで広げた。
だが、トランプ大統領がシリアのアサド大統領を強く非難したことをきっかけに上げ幅を縮小した。
また、本日から開催される米中首脳会談や、明日の3月雇用統計結果を見極めたいとの思惑から引けにかけても上値の重い展開となった。
ナスダック総合株価指数も反発し、前日比14.473ポイント高の5878.950で終えた。前日の取引終了にかけて売りが膨らんだ一部の銘柄に対し、短期的な戻りを見込んだ買いが優勢になった。
セクター別では、エネルギーやメディアが上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や電気通信サービスが下落した。
四半期決算が市場予想を上回る増収増益となった酒類販売のコンステレーション・ブランズ(STZ)が大幅高。セブン&アイ・ホールディングスにガソリンスタンド併設型のコンビニを売却すると発表したスノコLP(SUN)も急反発した。
一方、ゴールドマン・サックスが3段階中で最下位の「売り」で投資判断を始めたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が大幅安。2018年までにパートタイムの雇用を新たに3万人増やすと発表したアマゾン・ドット・コムも売りに押された。
ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)が携帯通信事業に参入するとの報道を受けて、通信大手のベライゾン(VZ)やTモバイル(TMUS)に売りが広がった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,662.95+14.80
S&P500種
2,357.49+4.54
ナスダック
5,878.950+14.473
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落した。6月物は前日比65円安の1万8730円で終え、大阪取引所の終値を120円上回った。6〜7日開催の米中首脳会談やシリア情勢など地政学的リスクへの警戒が相場の重荷となった。もっとも、米株式相場が反発し、日本株先物にも買いが入りやすかった。この日の6月物の安値は1万8530円、高値は1万8790円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18730 ( +120 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18790 ( +180 )
※( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7303.20(-28.48)
FTSE100種総合株価指数は3日ぶりに反落。前日終値に比べ28.48ポイント安の7303.20で引けた。医薬品株の下げが指数を押し下げるなか、構成銘柄の約6割が下落した。
グラクソ・スミスクラインやシャイアーなど医薬品株が下がった。銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)や保険のオールド・ミューチュアルなど金融株も売られた。
半面、事業戦略の見直しを発表した食品・日用品のユニリーバは買われた。航空株も上がるなか、イージージェットは3月の旅客数増加などが好感され上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12230.89(+13.35)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比13.35ポイント高の12230.89だった。
電力のRWEとエーオン、保険のアリアンツが上昇した。一方で、コメルツ銀行と鉄鋼のティッセン・クルップ、ハイデルベルクセメントは売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5121.44(+29.59)
04月06日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
6日の東京株式市場は米中首脳会談を控え地政学リスクの高まりも意識され、下げ幅を広げる展開となった。
・・・続き
チャートでは、安値更新かつ26週線も明確に割り込んだ今日の下げはネガティブ。
昨年12月以来続いていたもちあい相場の下放れの可能性がでてきている。
ここから下のサポートはあまりないため、押しは結構深くなる可能性がある。
目先は24カ月線(1万8155円、6日時点)が支えになるかどうかといったところ。
しばらくはその後遺症も含め下値模索の推移を強いられそうだ。
大手の自動車や金融など主力銘柄に、海外投資家からとみられる売りが広がりをみせており、予断を許さない状況と市場関係者は言う。
明日の株式市場は、自律反発も期待されるが、米中首脳会談の内容次第では、下値模索の展開を強いられる可能性もありそう。
16年12月にもみ合いとなった1万8300円近辺が下値のメドとして意識されそうだ。
ただ、騰落レシオは昨年2月19日(76.22)以来の78.41まで急低下した。この昨年2月という日柄感に加え、80割れは短期的な売られ過ぎを示している。
日足構成ではもう一本ぐらいダメ押しが欲しいところだが、諸状況はクライマックス急接近を示唆しているような気がする。
■東証主体別売買動向・3月第5週
東京証券取引所が6日発表した3月第5週(27〜31日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が549億4645万円と7週連続の売り越しとなった。前週は3741億5081万円の売り越しだった。
個人投資家は593億6034円と3週連続の買い越しだった。信託銀行は30億5159万円と9週ぶりの買い越し。事業法人は193億432万円と6週ぶりの売り越しとなった。
04月06日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、米中首脳会談を前に様子見ムード強まる。
・・・続き
[概況]
6日、東京時間の米ドル円は、朝鮮半島情勢に対する警戒感から上値の重たい展開となった。早朝発表されたFOMC議事録をきっかけにしたドル売り円買いは一服、本日の米ドル円は前日の安値付近110円半ばで下げ渋る展開となった。
その背景には、このあと行われる米中首脳会談の結果を見極めたいとの声も聞かれ、積極的な売買が手控えられているようだ。
なお、会談に先立ち、安倍首相とトランプ米大統領や米韓安全保障担当者が北朝鮮情勢に関して電話会談を行ったという報道も出ている。
米中首脳会談の内容如何によっては、引き続き地政学リスクや米中貿易問題などで投資家心理を悪化させる恐れがあるため、急激な相場変動には注意したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月06日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反落264円安、米朝緊迫化で年初来安値
【大引け概況】
6日の日経平均株価は反落し、前日比264円21銭安の1万8597円06銭で終えた。
・・・続き
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1月24日以来2カ月半ぶりに年初来安値を更新し、昨年12月7日以来の安値を付けた。
きょうの東京株式市場は、売り先行で始まり、前場後半から一気に下げ幅を広げる展開を余儀なくされた。前日の米国株市場では、FOMC議事要旨の発表を受け、NYダウなど主要株価指数が終盤に値を崩しており、この地合いを引き継ぐかたちとなった。
また、北朝鮮の弾道ミサイル発射をきっかけとした米朝関係の緊迫化への懸念から全面安となった。
午後に日経平均の下げ幅は300円を超える場面があった。「世界的に割高な中小型株の持ち高を減らす動きが下げを主導している」との指摘があった。
東証1部の新安値銘柄数は644に膨らんだ。トヨタや三菱UFJが連日で年初来安値を更新するなど、主力株には海外投資家の売りが目立った。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比212.90ポイント安の1万3257.80だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、24.48ポイント安の1480.18で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4589億円。売買高は20億6830万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1919と今年最多で、2016年11月9日以来の高水準だった。値上がりは73、変わらずは18銘柄だった。
個別では、トヨタ自動車が安く、三菱電と富士通は下落した。ソニーとSMCも下げ、新日鉄住金とJFEも下げが大きかった。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも売りに押された。東洋電機製造が急反落、メディアドゥ、インターアクションなども大幅安。
キーエンス、ダイキン工業なども下落した。
一方、任天堂と大塚HDは上昇した。コンコルディとファストリも高かった。SUMCOも上昇した。石川製作所はストップ高に買われ、TOKYO BASEも大幅高。アスクルが大きく切り返したほか、グリーも物色人気となった
東証2部株価指数は前日比146.61ポイント安の5785.37ポイントと3日続落。値上がり銘柄数は38、値下がり銘柄数は451となった。
個別では、JESCOホールディングス、土屋ホールディングス、大盛工業、高田工業所など116銘柄が年初来安値を更新。黒田精工、トレックス・セミコンダクター、ヨネックス、富士通フロンテックが売られた。
一方、ジャパン・フード&リカー・アライアンス、北海道コカ・コーラボトリング、北日本紡績、日本アビオニクスが年初来高値を更新。冨士ダイス、アゼアス、ダイナパック、日本化学産業、ネポンが買われた。
04月06日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続落、投資家心理の悪化も重荷
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は大幅に4日続落した。終値は前日比64円01銭安い2907円91銭で、2月15日以来約2カ月ぶりの安値だった。下落率は2016年11月9日(2.34%)以来の大きさ。主力株を含め相場全体が下落し、個人投資家の買い余力が細った。投資家心理の悪化も重荷になり、幅広い銘柄が午後に一段安となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で494億円、売買高は8982万株だった。
値上がり銘柄数は61、値下がり銘柄数は632となった。
個別では、インターライフホールディングス、明豊ファシリティワークス、細田工務店、燦キャピタルマネージメント、博展など161銘柄が年初来安値を更新。ロングライフホールディング、フロイント産業、セゾン情報システムズ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が売られた。
一方、細谷火工がストップ高。協和コンサルタンツは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、サニーサイドアップ、エスプール、オービスなど10銘柄は年初来高値を更新。
ネットマーケティング、ぱど、ソレキア、重松製作所が買われた。
04月06日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、直近の新規株式公開(IPO)銘柄が大きく下げた
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比24.37ポイント安い1011.63だった。
2月13日以来、約2カ月ぶりの安値。75日移動線を割り込み、1000ポイント割れ目前まで下落した。値上がり銘柄数は14、値下がり銘柄数は222となった。
個別では、ファイズやソレイジアなど直近の新規株式公開(IPO)銘柄が大きく下げた。
日本アクア、FRONTEO、トライステージ、トランスジェニック、ASJなど61銘柄が年初来安値を更新。
一方、新薬開発を巡る一時金収入を受け取ると発表したそーせいは上昇した。
メディアシーク、日本動物高度医療センターが年初来高値を更新。アイリッジ、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、リボミック、ブランジスタが買われた。
きょうマザーズ市場に上場したテモナ(3985)は終日買い気配が続き、上場初日は取引が成立しなかった。大引け時点の気配値は公開価格(2550円)の2.3倍となる5870円だった。
04月06日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[4662]フォーカスシステムズ
[4792]山田コンサルティンググループ
[9368]キムラユニティー
[5956]トーソー
[3762]テクマトリックス
04月06日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺での推移
・・・続き
後場寄り付きの東京株式市場で、外国為替市場では、1ドル=110円40銭台。
6日午後寄り付きの日経平均株価指数後場は、前日比254円69銭安の1万8606円58銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での推移となっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、22.49ポイント安の1482.17で始まった。
東京外国為替市場、ドル・円は12時30分現在、110.47円付近での小幅な値動き。
アジアの主要株式市場は、総じて軟調な展開となっている。
日経平均は1万8600円を下回り、年初来安値を更新している。
これまでのもち合いレンジを割り込む格好となり、26週線も下回ってきている。
北朝鮮問題に対する警戒感の高まりを背景に、豊和工などの防衛関連の一角に短期資金が集中している。
後場は、日銀のETF買入れへの需給が下支えとなるものの、戻りの鈍さが意識されるようだと、改めて売り直される可能性が高そうだ。
ランチバスケットは30件、239.00億円。差し引き20億円の売り越しとの観測。
04月06日 アフターランチ
「日銀短観で」
「バイ・マイ・アベノミクス」から「バイバイ・マイ・アベノミクス」との揶揄。
火曜日の15時47分〜16時34分まで浜田宏一内閣官房参与が首相官邸を訪問した。
・・・続き
「次の手があるのかどうか」を市場は待っている印象。
考えてみれば日経平均の他にはサウジとロシアしか下げていない世界の株価指数。
年初来安値水準まで売り込まれる義理はない。
売り込まれている材料はと考えてみると・・・。
トランプ米大統領の政策運営能力への疑問。
貿易摩擦に関する過度な要望に対する警戒感。
北朝鮮の挑戦的行動に対する警戒感。
原油が下落している訳でも、企業業績は悪化している訳でもない。
強いて言えばヘッジファンドからの資金流出に伴う需給の悪化も加わろうか。
08年が4269億ドル、昨年は607億ドルだったという。
超低金利がヘッジファンドを弱らせたとうパラドックスさえ登場した。
となると・・・。
株価反転再上昇のための条件はトランプ氏が大人になること。
金利を上昇させること。
そして北朝鮮問題を地政学リスクから除去すること。
そんな構図になろうか。
株価の低迷時は悪材料を並べてみてそれを消すシナリオが必要となってこようか。
好材料を並べ立てても響かないならこれ以上悪くならないという悪魔のシナリオも必要だろう。
「日銀短観発表が株価の短期変化ポイント」という指摘は大和のレポート。
2014年以降の日銀短観の発表日前後で日経平均は短期的に方向転換するパターンが継続。
大企業製造業・業況判断DIが前回比で上昇した場合、株価は一旦ピークアウトしやすい。
一方で、同DIが前回比で下降または横ばいの場合、株価は短期的なボトムを形成しやすい。
昨年の動向。
DIが前回比で下降または横ばいとなった3月調査(4月1日 発表)・6月調査(7月1日発表。
そして9月調査(10月3日 発表)の発表前後が株価の当面の底値となった。
一方で、前回比で上昇した12月調査(12月14日発表)で株価の上昇は一巡した。
今回の発表は市場予想通りにDIは上昇した。
ということは株式市場は短期的に押し目を形成する方向。
ただし・・・。
「DIの上昇そのものは景況感の改善。
株価が一旦ピークアウトして押し目を形成した後に、再度の上昇につながったケースが多い」。
明るいアノマリーである。
もうひとつ明るいのはみずほのレポート。
↓
例年4月に海外勢が日本株を買い越す傾向がみられる。
1990年以降(過去27年間)の買い越し局面が25回。
2001年以降では16年連続で買い越している
また1990年以降、海外勢の「1〜3月売り越し局面」。
(1)90年(土地融資の総量規制)
(2)08年(米金融危機)
(3)09年(同)
(4)14年(新興国通貨不安)
(5)16年(原油急落)と計5回。
いずれも4月には買い越しへ転じている。
日銀のETF買い入れが年6兆円。
企業の自社株買いが年6兆〜7兆円近くの見通し。
2016年初め原油価格の下落等から日経平均株価は一時14952円まで急落。
オイルマネーを中心とした政府系ファンドの日本株の換金売りが加速。
海外勢は週間ベースで1,2兆円兆円近く売り越した。
しかし16年4月は買い越し。
日経平均株価は17572円まで上昇した。
2017年の海外勢は日本株を6週連続で計1.1兆円売り越し。
16年に比べれば売り越し規模は小さいが・・・。
2017年の日経平均株価は1月安値18797円から3月高値19633円。
振幅は846円。
3月16日以降の東証1部売買代金は連続で2兆円を上回っている。
17年の最長期間となる。
「出来高は株価に先行する」ということわざもある。
★今期3年ぶり以上の最高益更新。
かつ来期も連続更新見通し銘柄群。
↓
楽天(4755)、日立国際(6756)、アルプス(6770)、リゾートトラ(4681)、レーザーテック(6920)、日清食(2897)、東京エレ(8035)、サカタのタネ(1377)、住友電工(5802)、いすゞ(7202)、ゼオン(4205)、三電機(6503)、イリソ(6908)、富士フィルム(4901)、スタンレー(6923)、エクセディ(7278)、東京精密(7729)、協和エクシオ(1951)、マキタ(6586)、富士電(6504)、ニッパツ(5991)、電通(4324)、TOTO(5332)、トレンド(4704)、椿本チ(6371)、アズビル(6845)、キリン(2503)、クボタ(6326)、旭化成(3407)。
(櫻井)。
04月06日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=急反落、一時年初来安値。米株安に加え地政学的リスク
6日午前の日経平均株価は反落した。
・・・続き
前日比263円76銭安の1万8597円51銭と前場の安値圏で終えた。1月18日以来、約3カ月ぶりに取引時間中の年初来安値を更新し、昨年12月7日以来の安値を付けた。
前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が終盤に崩れた地合いを引き継いだ格好。北朝鮮を巡る地政学的リスクも嫌気されている。
米連邦準備理事会(FRB)が5日発表した3月14〜15日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨のなかで、何人かのメンバーが足元の株価を「とても割高だ」と指摘していたことが明かとなり、5日の米株は引けにかけ金融株を中心に売りが優勢となった。東京市場でもメガバンク、金融株は連日で年初来安値を更新している。
日経平均の将来の予想変動率を示す「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は前日比11%上昇した。株価指数オプション市場ではプット(売る権利)の買いが膨らんだ。「顧客のプット買いに対応するため証券会社の自己売買部門がヘッジ目的の先物売りを出した」との指摘があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1182億円、売買高は10億1326万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1871と全体の9割を超えた。値上がりは89、変わらずは47銘柄だった。
業種別TOPIXでは全33業種が下落し、東証1部の年初来安値銘柄数は500を超えた。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが安く、トヨタ自動車も値を下げた。村田製作所、ダイキンやSMCが下落し、富士通と村田製も下げた。
東洋電機製造が大きく利食われ、インターアクションも急落。メディアドゥ、山一電機なども大きく売られた。
一方、任天堂とファストリは上昇した。東芝は前日比変わらずだった。
SUMCOも買い優勢。石川製作所がストップ高に買われたほか、豊和工業、東京計器なども大幅高。TOKYO BASEも値を飛ばした。
東証2部株価指数は、前日比112.78ポイント安の5819.20ポイントと3日続落した。
値上がり銘柄数は53、値下がり銘柄数は407となった。
個別では、JESCOホールディングス、大盛工業、高田工業所、フュートレックなど81銘柄が年初来安値を更新。あじかん、富士通フロンテック、ヴィンクス、カネミツ、シャープが売られた。
一方、ジャパン・フード&リカー・アライアンス、北海道コカ・コーラボトリング、北日本紡績が年初来高値を更新。日本アビオニクス、冨士ダイス、マルゼン、アゼアスが買われた。
04月06日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日続落、売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比52円21銭安い2919円71銭となった。日経平均株価が下落するなど相場全体の地合いが悪く、新興市場でも売りが優勢だった。下落基調が続いているため「損切りの売りが出ている」との指摘も出ていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で268億円、売買高は4679万株。
値上がり銘柄数は53、値下がり銘柄数は583となった。
個別では、インターライフホールディングス、明豊ファシリティワークス、細田工務店、燦キャピタルマネージメントなど105銘柄が年初来安値を更新。
足元の株価上昇で過熱感があったロングライフやオービス、フロイント産業、クルーズが売られた。
半面、細谷火工がストップ高。クルーズ、サニーサイドアップ、エスプール、NKKスイッチズ、オービスなど10銘柄は年初来高値を更新。前日に大幅安だったネットマーケに買いが入った。富士通がTOB(株式公開買い付け)価格を引き上げたソレキアも上げた。
04月06日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、IPOテモナは買い気配
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比23.76ポイント安い1012.24だった。
値上がり銘柄数は17、値下がり銘柄数は217となった。
個別では、日本アクア、FRONTEO、トライステージ、ファイズ、アスカネット、ソレイジアが下落した。一方で、メディアシーク、日本動物高度医療センターが年初来高値を更新。新薬開発の進捗に伴う一時金収入を発表したそーせいが上昇した。
ジャパンエレベーターサービスホールディングス、アイリッジ、ブランジスタ、ケアネットなどが買われた。
きょうマザーズ市場に上場したテモナ(3985)は買い気配が続き、取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は公開価格(2550円)を71%上回る4365円だった。
04月06日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時、1万8700円台に下げ渋り 自律反発狙いの買いも
[10時概況]
6日10時現在の日経平均株価は前日比158円96銭安の1万8702円31銭で推移。
・・・続き
5日の米国市場では、3月ADP雇用統計が予想を大幅に上回ったことが好感されて買いが先行したが、FOMC議事録が嫌気される格好となり、引けにかけて下げに転じていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の1万8795円となり、これにサヤ寄せする格好で売り先行で始まった。
一時下げ幅が200円を超え1月18日の取引時間中の年初来安値(1万8650円33銭)を下回ったことから、自律反発狙い買いが入った。
トヨタや三菱UFJなど主力株は下げ幅を縮小している。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を縮小した。
外国人投資家からは自動車や銀行に寄り付きで執行する売り注文が多かったもよう。市場からは「寄り付きで執行した売りが一巡した後は、まとまった規模の追加の売り注文はきていない」との指摘があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6874億円、売買高は6億3647万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1746と、全体の8割強を占めた。値上がりは175、変わらずは79銘柄だった。
業種別では33業種中31業種が下落し、上昇は鉱業、その他製品の2業種のみ。値下がり1位は水産・農林で、以下、パルプ・紙、精密機器、電気機器、海運、電気・ガスと並ぶ。
日経平均マイナス寄与度は11.75円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ファナックが10.65円、ダイキンが8.36円、東エレクが7.41円、京セラが5.93円と続いている。
プラス寄与度トップはアドテストで、日経平均を2.89円押し上げている。次いでファストリが2.28円、大塚HDが2.17円、アステラスが0.86円、三井不が0.36円と続く。
個別は、富士通やHOYAは下げ幅を拡大している。関西電や大ガス、東ガスも一段安した。一方、任天堂は上げ幅を広げている。大塚HDや小野薬、JR西日本などは高い。
東証2部株価指数は続落している。シャープとMCJが下落し、冨士ダイスとあかつき本社は上昇している。
225先物は野村・パリバ・みずほ・メリル・日興が買い越し。
アムロ・モルスタ・シティ・三菱・UBS・GSが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・野村・GS・バークレイズ・アムロが買い越し。
シティ・メリル・みずほ・ソジェン・ドイツが売り越し。
外資系等は、そーせい(4565)、アイシン(7259)、あみやき(2753)、アルビス(7475)、SHOEI(7839)、しまむら(8227)、三井不(8801)、TOKYOBASE(3415)、グリー(3632)、大塚(4578)、ルネサス(6723)、宇部興(4208)に注目。
テクニカル的には、九電工(1959)、グリコ(206)、雪印メグ(2270)、BEENOS(3328)、あさひ(3333)、アルファ(3434)、三浦工業(6005)、タクマ(6013)、東洋電(6505)、三益半導体(8155)、ジャステック(9717)、EG(6050)、石川製(6208)、図研(6947)、SHO−BI(7819)が動兆。
04月06日 カタリストコメント
「図柄が悪い」
NY株式市場は反落。
スタートはADP雇用レポートの堅調さから続伸。
・・・続き
S&P500は一時1%近く上昇。
NASDAQは過去最高値を更新した。
その後FOMC議事録の発表で相場は一転。
「4.5兆ドルに拡大したバランスシートの見直し」や利上げスピードの緩慢さが示されたことから指数は下落。
ADP雇用レポートで民間部門雇用者数は26.3万人増。
2014年12月以来の高水準で、市場予想の18.7万人を大きく上回った。
3月の増加数は2014年12月以来最大となり労働市場の引き締まりは確認された。
週末の雇用統計で非農業部門雇用者数は約18万人増の見通し。
前月の22.7万人増からは縮小見通し。
ISM非製造業総合指数は55.2。
前月の57.6から低下し、昨年10月以来の水準で市場予想の57.0に届かなかった。
FOMC議事要旨は利上げ方向だったものの「資産バブルの状態かもしれない」という指摘と解釈。
市場が警戒感を強めたという見方もある。
あるいは「バランスシートの正常化の動きが成長の妨げになることへの懸念。
利上げ回数の増加が見込まれることが嫌気された」いう声もある。
利上げ回数に対する微妙な市場心理というところだろう。
FOMCへの解釈の変化からドル円は111円台→110円台とドル安トレンド。
10年国債利回りも低下した。
4日にトランプ大統領が約50人の財界首脳を呼んだ対話集会。
「インフラ整備計画の規模は1兆ドルに上る可能性がある。
高速道路建設など多くの承認が必要なプロジェクトには、手続き迅速化を進める」と意欲的な発言があった。
そんなことなどすぐに忘れ去られた格好。
安値18773円と26週移動平均(18741円)をのぞきに行きながら切り返しての反発。
マザーズ指数も反発した。
「下ヒゲの個別銘柄が多い。
ただ、まだ大きな陽線、連続陽線が出ていない」という声もある。
結局ソフトバンクとファナックの2銘柄で日経平均を約50円押し上げただけとも考えられよう。
値上がり銘柄730、値下がり銘柄1154。
TOPIXはわずか0.12ポイントの上昇だった。
新高値29銘柄(前日45)に対して新安値307銘柄(前日394銘柄)。
年初来高値移行の影響は継続しており相場の図柄が良くはない。
騰落レシオは88.41%まで低下(前日92.20)。
25日線からのかい離はマイナス2.2%。
サイコロも6勝6敗の50%と気迷いモードは漂う。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲9.250%(前日▲8.84%)。
買い方は▲7.408%(前日▲7.590%)。
Quick調査の信用評価損率はマイナス7.83%と3週連続の悪化。
裁定買い残は548億円減少し1兆7284億円。
空売り比率は42.9%と高止まり。
しかし日経平均のPERは15.42倍でEPSが1223円まで上昇したことは救いになる。
225先物大証夜間取引終値は日中比60円安の18800円。
26週攻防戦はまだ続いている。
1月安値18787円をキープできるかどうかも課題となってきた。
JPモルガンチェースのジェイミー・ダイモンCEO。
株主への書簡で「米経済の違和感」に言及したという。
「低い労働参加率、高額な教育費、インフラ更新投資の欠如、難解な税制、ビジネス規制」。
これがアメリカ経済の死角だという指摘だ。
日本でも同様だが違っているのは次の部分。
「秘伝の調味料は米国民の自信だ」。
52か月も景気回復が続いているのに自信など微塵もない東京市場。
86年12月→91年2月の51か月を抜いて次は65年11月→70年7月の57か月に挑戦。
今年9月には達成できる。
バブルどころか高度成長期にも匹敵する歴史的日々。
それでも株価は動じないから不思議な市場だ。
もっとも52か月は4年あまりのこと。
9年も上昇している米国株はその倍の時間軸だ。
日経投資情報面では「日本株市場の主役は?」のコラム。
日本に住む外国人の比率は1%台。
日本の上場企業3600社のうり99%超は日本に本社を置く生粋の日本企業。
株主の7割は日本資本だ。
しかし海外投資家の売買比率は60%超。
世界でこれほど外国人の影響力が強い市場はないとまで言われている。
「自信=鈍感」でも良いから日本資金が「主役を張る」ことを見てみたいもの。
かつての「セイホ」とか「ザ・ハウス・オブ・ノムラ」みたいな存在はないものだろうか。
2月末時点のタンス預金は43兆円で前年同月比8%増。
増加額は3兆円でGDPの0.6%。
金利が上がらないとこの状況は残念ながらまだまだ続こうか。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
フィル・カンパニー(3267)・・・動兆
フィル・カンパニーに注目する。
同社は時間貸し駐車場上部空間への貸店舗建設が中核。
期初受注残は豊富。
4月14日基準で1対2の株式分割予定。
(兜町カタリスト櫻井)
04月06日 為替市況コメント
【為替】ADP雇用者数の結果にドルは111円台に乗せるも、FOMC議事録公表で110円台に落ちる
・・・続き
[概況]
NY市場で発表された3月ADP雇用者数は予想(18.5万人)を大幅に上回る26.3万人の増加となってドルは一気に111円台に乗せ、終盤のFOMC議事録公表直後には当日高値111.475円まで上昇した。
しかし議事録でメンバーの一部から株価は非常に高いと指摘された事を受けて株式市場は急落し、連れてドルも売られ111円を割り込むと、最後は前日比-5銭の110.695円で引ける小幅続落となった。
米経済指標は良好だが、株価の下げにドルは111円台を維持出来ず、週末までは揉み合い継続と見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月06日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■双日<2768>
出資先通じアジアで車向けIoTなど拡大
■住友化<4005>
系列ががん抗体薬の安定製造技術を実用化
■OKI<6703>
電子部品の自動管理システム開発
■エスペック<6859>
カスタム品でスポーツ科学分野拡充
■マツダ<7261>
SUVラインアップ拡充で国内販売強化
■トヨタ<7203>
燃料電池の劣化に水が影響すると発見
04月06日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月06日号
04月06日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
6日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそうだ。
・・・続き
米国ではダウ平均が200ドル近く上昇する場面がありながら、FOMC議事要旨公表を受けて失速しマイナスに転じた。これを受けて終始重いムードは続きそうだ。
日経平均株価予想レンジは、1万8700円-1万8900円を想定する。
日経平均株価の25日線(5日現在1万9285円)と75日線(同1万9246円)の価格差が縮小する動きをみせていることも重しとして意識されそう。
手掛かり材料難のなか、足元で上値の重さが意識されていることから、値動きの軽い小型株へ物色の矛先が向かうとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ばと小動き、為替動向によっては神経質な展開となることも予想される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比65円安の1万8795円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1050万株、買い1010万株で、差し引き40万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額は買い越し。売りセクターに、銀行、ゴム、機械、その他製品、電力、ガス、金属、薬品など。買いセクターに、サービス、電機、小売、食品、自動車、銀行、機械など。
【好材料銘柄】
■川口化学工業 <4361>
上期経常を47%上方修正、通期も増額。
■冨士ダイス <6167>
東証が冨士ダイス <6167> [東証2]を12日付で市場1部に指定替えする。
■ソルガム・ジャパン・ホールディングス <6636>
バイオ燃料事業の販売実績を踏まえると、17年3月期の営業キャッシュ・フローは黒字化する見込み。黒字になれば上場廃止基準に係る猶予期間入り銘柄から解除される。
■ソレキア <9867>
富士通 <6702> が同社に対するTOB(株式公開買い付け)価格を1株4000円から5000円に引き上げる。同社株を巡ってはフリージア・マクロス会長の佐々木ベジ氏が4500円でのTOBを表明しており、富士通はこれに対抗した。
■アイリッジ <3917>
4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
6(木)
【国内】
3月消費動向調査(14:00)
《決算発表》
ダイセキ、ダイセキソリュ、カネコ種、サンエー、7&I−HD、メディアドゥ、クリーク&リバ、技研製、佐鳥電機、壱番屋、マニー、パルコ
【海外】
米中首脳会議(〜7日)
《米決算発表》
コンステレーション・ブランズ、カーマックス
休場:タイ、ベトナム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月05日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し41ドル安、午後に崩れるFOMC議事録を嫌気
・・・続き
5日のNYダウ工業株30種平均は反落した。終値は前日比41ドル09セント安の2万0648ドル15セントだった。
米雇用情勢の改善でダウ平均は午前中に200ドル近く上げる場面もあったが、引けにかけて下落に転じた。午後に崩れた。
午前中にはダウ平均は198ドル高となる場面があった。米民間雇用サービス会社のADPが5日発表した3月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回った。堅調な米雇用情勢が景気回復の支えになるとの見方から株買いが先行した。
ただ、米連邦準備理事会(FRB)は、3月14〜15日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を発表。関係者の多くが年内のバランスシート縮小繋がる政策実施を支持したことが明らかとなった。金融引き締めへの警戒感に加え、ポール・ライアン共和党下院議長が減税法案のとりまとめに時間を要すると発言したことが嫌気され警戒した売りを誘った。
引けにかけて米金利が低下したのに伴い、金融株を中心に売りが優勢になった。
ナスダック総合株価指数は反落し、前日比34.131ポイント安の5864.477で終えた。
セクター別では、公益事業や商業・専門サービスが上昇する一方で銀行や自動車・自動車部品が下落した。
ドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は決算内容が嫌気され、下落。製薬のアムジェン(AMGN)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、軟調推移となった。
JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が総じて安い。
一方、種子・農業製品のモンサント(MON)が高い。取引開始前に発表した2016年12月〜17年2月期決算で、売上高や1株利益が市場予想を上回ったことが好感された。
アパレルのアンダーアーマー(UA)は一部アナリストによる買い推奨を受け、堅調推移。
アマゾン・ドット・コムと技術提供で合意したと発表した燃料電池のプラグパワーや、欧州の投資ファンドへの身売りを発表した外食のパネラ・ブレッドが上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,648.15−41.09
S&P500種
2,352.95−7.21
ナスダック
5,864.477−34.131
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落した。6月物は前日比105円安の1万8795円で引け、前夜の大阪取引所の終値を65円下回った。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表などを受けて米国株が下げに転じると、連動して売りに押された。
朝方は米雇用指標を好感した米株高に歩調を合わせ、1万9000円台に乗せる場面もあった。6月物のこの日の安値は1万8765円、高値は1万9025円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18795 ( -65 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18845 ( -15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7331.68(+9.86)
FTSE100種総合株価指数は小幅続伸。前日終値に比べ9.86ポイント高の7331.68で引けた。構成銘柄の半数以上が上昇した。
資源株の上昇が指数を下支えした。午後に入り、米株高に連動して上げ幅を広げる局面もあったが、終盤にかけて医薬品株などが売られ上値を抑えた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12217.54(-64.80)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比64.80ポイント安の12217.54だった。
前日に引き続き自動車株が下落した。タイヤのコンチネンタルも安かった。一方で、コメルツ銀行が高く引けた。ドイツ銀行は小幅高。電力のRWEも上げた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5091.85(-9.28)
04月05日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
5日の日経平均は小幅反発。
・・・続き
1万8900円を挟んでのこう着感の強い相場展開だった。
中小型株も不安定な流れが続いているが、JASDAQはマイナスだったが、マザーズはプラス圏を回復している。高安まちまちとはいえ、マザーズが踏ん張りをみせた点では安心感につながった。
さて明日は、米雇用統計など経済指標の発表が相次ぐこともあり、積極的な売買は手控えられよう。
物色対象は、テーマ性のある銘柄や、相対的に出遅れ感があり、下値リスクが低いと考えられる銘柄での短期的な値幅取りが中心になろう。
04月05日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、米中首脳会談を控え様子見ムード強まる。
・・・続き
[概況]
5日、東京時間の米ドル円は、110.500円から111.000円の狭いレンジでの推移となった。朝鮮半島情勢を巡る地政学リスクを受けて、リスク回避の円買いが出るも下値は限定的だった。
明日からの米中首脳会談では、トランプ米大統領が対中貿易赤字の改善や北朝鮮問題を協議すると伝わっている。市場では、この問題がどこまで進展するか見極めたいとの声も聞かれており、米ドル円は様子見ムードが強まりそうだ。
ただ、今晩の重要イベントとして、米国3月のISM製造業景況指数やADP全国雇用者数、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表を控えている。仮に、市場予想より強い結果となるようであれば、米ドル買いとして反応しそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月05日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反発51円高、米株高や円高一服が支え
【大引け概況】
5日の日経平均株価は反発した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分49秒 容量:14.80M
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終値は前日比51円02銭高の1万8861円27銭だった。前日の欧米株市場が総じて堅調だったことや、米長期金利の上昇や、原油市況高、外国為替市場でドル安・円高の流れが一服するなどリスクオンの材料が揃ったことが追い風となった。指数への寄与度が大きいファナックやソフトバンクといった値がさ株が買われ、相場を支えた。
朝方に北朝鮮が日本海に向け弾道ミサイルを発射したが、相場への影響は限定的だった。
寄り後は、機関投資家とみられる売りが自動車株や金融株に観測され、全体指数は伸び悩んだ。日経平均は取引時間中には下げに転じる場面があり、一時は1万8773円を付け1月24日の年初来安値の1万8787円を下回った。
後場マイナス圏に沈む場面もあったが、引けにかけて持ち直している。
JPX日経インデックス400は前日比7.47ポイント高の1万3470.70と小幅に反発した。東証株価指数(TOPIX)も0.12ポイント高の1504.66と小幅に反発した。
東証1部の売買代金は概算、2兆2324億円で、売買高は18億9216万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は730と値下がりの1154を下回った。
値がさ株の上昇が指数を下支えし、ファナックとソフトバンクの2銘柄で日経平均を約50円押し上げた。変わらずは128銘柄だった。
個別では、1兆円の資金調達が必要で銀行に追加融資を要請したと伝わった東芝が上昇した。ソフトバンクグループが上昇、ファナックも高い。NTT、HOYA、大東建、セコム、SMCが上昇した。東洋電機製造がストップ高に買われたほか、ツガミも大幅高。gumi、日清オイリオグループ、タクマなども値を飛ばした。
半面、トヨタやホンダ、SUBARUといった自動車株はいずれも年初来安値を更新した。三菱UFJやコンコルディなど銀行株も安い。JALやJXTGが下落した。
北の達人コーポレーションが続急落、アイロムグループも大幅安となった。アダストリアも安い。西松屋チェーンが値を下げ、アイスタイル<も下落した。
東証2部株価指数は前日比7.45ポイント安の5931.98ポイントと続落した。
値上がり銘柄数は170、値下がり銘柄数は264となった。
が下げ、朝日インテクとJトラストが上げた。
個別では、三井金属エンジニアリング、富士古河E&C、高田工業所、北陸電話工事など48銘柄が年初来安値を更新。
ジャパンエンジンコーポレーション、ミロク、東洋刃物、シャープ、象印が売られた。
一方、アイスタディ、ジャパン・フード&リカー・アライアンス、北海道コカ・コーラボトリングなど6銘柄が年初来高値を更新。ぷらっとホーム、第一稀元素化学工業、アウンコンサルティング、川口化学工業が買われた。
04月05日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続落、積極的に買いを入れる投資家が限られ
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比6円15銭安い2971円92銭と、2月22日(2966円29銭)以来1カ月半ぶりの安値水準。
4日はジャスダックが3000円を割り込んだほか、東証マザーズ指数も3%安と急落していた。新興市場の先行き不透明感は強く、積極的に買いを入れる投資家が限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で503億円、売買高は7309万株だった。
値上がり銘柄数は267、値下がり銘柄数は359となった。
個別ではインターライフホールディングス、明豊ファシリティワークス、シード平和、三信建設工業、柿安本店など59銘柄が年初来安値を更新。成学社、不二精機、ケアサービス、ウイルプラスホールディングスが売られた。
一方、ナガオカがストップ高。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、オービスは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、UTグループ、サニーサイドアップ、エスプールなど15銘柄は年初来高値を更新。スリー・ディー・マトリックス、シダーフルヤ金属、ソルガム・ジャパン・ホールディングスが買われた。
04月05日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反発、自律反発狙いの買い
・・・続き
マザーズ指数は小幅ながら3日ぶりに反発した。終値は前日比6.94ポイント高い1036.00だった。
前日後場に大きく値を崩した反動から自律反発狙いの買いが入った。前場中ごろからマイナスとなる場面もあったが、警戒感の後退した後場には戻り足を加速させた。
値上がり銘柄数は114、値下がり銘柄数は113となった。
個別ではシャノンがストップ高。夢展望、串カツ田中は一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、エンカレッジ・テクノロジ、ファイズなど5銘柄は年初来高値を更新。アスカネット、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、オロが買われた。
一方、日本アクア、FRONTEO、トライステージ、トランスジェニックなど27銘柄が年初来安値を更新。インターネットインフィニティ、WASHはウス、リンクバル、シグマクシスが売られた。
04月05日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[2483]翻訳センター
[8059]第一実業
[2479]ジェイテック
[7564]ワークマン
[2471]エスプール
04月05日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がマイナス圏に転じる
・・・続き
5日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比7円97銭高の1万8818円22銭で始まった。
寄り付き直後、売りが優勢で日経平均株価は、一気に前日比マイナス圏に転じている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.62ポイント安の1502.92で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円70銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な展開となっている。
1万8900円を挟んでのこう着感の強い相場展開をみせている。
物色対象も定まり難く、高安まちまちの展開となり、リバランスとみられる商いにとどまっているようである。
マザーズ、JASDAQが下げに転じており、戻りの鈍さを嫌気した換金売り等も意識されている。戻りの鈍い銘柄へは短期筋の売り仕掛けも入りやすいだろう。
ランチバスケットは25件、330.08億円。差し引き60億円の売り越しとの観測。
04月05日 アフターランチ
「15.67倍」
日経平均株価のPERは15.43倍。
3月期末の15.49倍を下回った。
・・・続き
因みに12年11月14日にスタートしたアベノミクス相場以降の平均PERは15.67倍。
ココを下回っている時間帯は少ないと読みたいところでもある。
今年に限って言えば世界の主要株価指数で年初来マイナスなのはサウジとロシア。
そして日本の3カ国だけ。
東京市場はサウジやロシア並みの評価なのかは疑問が残るところ。
インフォテリア(3853)の昨日のプレス発表。
↓
英国に本社を置くデザイン戦略コンサルティング企業のThis Place Limited。
(本社:英国ロンドン市、CEO:Dusan Hamlin、以下This Place)の株式の100%取得に本日合意。
2017年4月20日に買収を完了する計画であることを発表します。
インフォテリアは、主力製品のASTERIAやHandbookにおいて「ノン・プログラミング」を実現するなど、
ユーザー・インターフェイス技術における先進性を有し、それぞれの市場で高いシェアを獲得しています。
さらに、インフォテリアは、企業向けソフトウェアにおいても
「機能ファースト」から「デザインファースト」へのシフトが近い将来に起こり、
デザイン指向のソフトウェア開発が重要になる時代が訪れると確信しています。
そこで、両社のシナジーを活かし、(1) デザイン指向の次世代ソフトウェアの研究開発、
(2) 欧米をはじめとした海外市場の開拓、を行い、インフォテリアグループとして世界戦略を加速します。
今回の買収は、買収時に7百万英ポンド(約10億円)。
買収後5年間 This Placeの業績によってはインセンティブが支払われる「アーン・アウト」というスキームで実施されます。
買収が完了すると、This Placeはインフォテリアの100%子会社となり、
CEOのDusan Hamlinは、現職を継続するとともに、
インフォテリアの執行役員グローバルCOOへの就任を予定しています。
また、買収完了後も、This Placeは上記の協業に加えて、
成長を続けているデザイン戦略コンサルティング事業をさらに発展させていきます。
同社代表取締役平野洋一郎社長のコメント。
スマートデバイスやIoTの台頭により、
ビジネスの現場でも「機能」より「デザイン」が重視されるケースが増加しています。
今回、This Placeがインフォテリアグループに加わることで、
世界的なソフトウェアのトレンドとなる「デザインファースト」のソフトウェア開発を実現し、
市場を牽引していくだけでなく、欧米市場の展開も推進していきます。
今回の買収が、インフォテリアグループの世界展開のための大きな一歩となるでしょう。
This Place社CEO Dusan Hamlinのコメント。
当社は創業以来、Samsonite、T-Mobile、BBCなど世界レベルの企業を顧客とし、
デザインと戦略で顧客のデジタルエコノミーでの成功に貢献する事業を行っています。
今回、さらに多くの価値を顧客にもたらし、市場をリードするサービスを提供し続けるために、
最も信頼できるパートナーであるインフォテリアと提携する機会を得て大変喜んでいます。
両社のユニークで魅力的な組織文化をベースに、インフォテリアの卓越したテクノロジーと、
当社の戦略コンサルティングとデザイン専門技術を組み合わせることで、
グローバルな事業拡大を確実にすることができます。
私たちは、これからインフォテリアグループとして大きな成長に貢献することにコミットしています。
蕨でお花見。オプトエレクトロニクス(6664)
最近話題になっているのが宅配便のコンビニでの受領。
TVでの報道を見ていたら、コンビニの宅配ロッカーはQRコードでの認識だった。
この読み取り装置は当然同社のターゲットとなろう。
これは単なる宅配ロッカーだけでなく、バーコードそのものが個人認識記号になるという意味も持っている。
この先行きは結構面白い。
先日は日経朝刊が指先でバーコードを読み取るウエアブル端末を開発したと報道。
ストップ高した。
「人差し指に装着し親指で操作するため、従来装置のように他の作業を中断する必要がなく、
スマートフォンなどで商品情報を確認できるという。
物流倉庫や宅配便ドライバーなど、人手不足から業務効率化が急がれる業界向けに6月にも発売。
初年度の売上高1億円を目指すとしている。
その後第1四半期決算の軟調から下落したが、まだまだ面白い研究開発はある筈。
技術の進歩は絶えない。
(櫻井)。
04月05日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発51円高、欧米株高と円高一服で買い戻し
5日午前の日経平均株価は反発した。午前終値は前日比51円43銭高の1万8861円68銭だった。
・・・続き
前日の欧米株市場が総じて堅調だったことや、外国為替市場でのドル安・円高の流れが一服したことなどを受けて、買い戻しが優勢となった。日経平均の上げ幅は一時100円を超えた。
新年度入りで国内機関投資家から利益を確保するための売りも出て、その後伸び悩んだ。
5日朝方に北朝鮮が飛翔体を日本海に向けて発射したと伝わった。「持ち高を積極的に増やす投資家は少ない」と地政学的なリスクを警戒する声もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
午前の取引終了時の東証1部の売買代金は概算で1兆0686億円、売買高は9億4225万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は910と値下がりの950を下回った。変わらずは149銘柄だった。
個別では、円高一服が買い安心感となり、電気機器や精密機器などに買いが入った。富士通や京セラ、HOYAなどが高い。
4日に発表した2016年12月〜17年2月期の連結純利益が前年同期の2倍となった不二越が大幅上昇し、同業で産業用ロボットを手掛けるファナックが買われた。1兆円の資金調達が必要で銀行に追加融資を要請したと伝わった東芝も高い。
大東建やユニチャームも上昇、日清オイリオグループが大幅高、不二越も急伸。リンクアンドモチベーションも切り返しに転じた。
半面、自動車や銀行株は国内機関投資家の売りなどに押された。トヨタやホンダ、SUBARUが1%超下落し、三菱UFJやみずほFGなどメガバンクも売り物に押された。第一生命HDや東京海上といった金融株が売られた。旭化成や大和も安い。
北の達人コーポレーションが続急落、アダストリア、スタートトゥデイも大幅安だった。
東証2部株価指数は、前日比11.99ポイント安の5927.44ポイントと続落した。
値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は224となった。
個別では、三井金属エンジニアリング、富士古河E&C、北陸電話工事、キタムラなど31銘柄が年初来安値を更新。ミロク、石井表記、エスティック、関門海が売られた。
一方、アイスタディ、北海道コカ・コーラボトリング、攝津製油、アサヒ衛陶が年初来高値を更新。丸尾カルシウム、花月園観光、阪神内燃機工業が買われた。
04月05日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日続落、利益確定売りを出す投資家が多い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比7円18銭安い2970円89銭となった。相場の先行き不透明感が強い。市場では「値動きのいい銘柄に飛びつくものの、すぐに利益確定売りを出す投資家が多い」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で288億円、売買高は4398万株。
値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は327となった。
個別ではシード平和、三信建設工業、CSSホールディングス、ケア21など44銘柄が年初来安値を更新。成学社、ウイルプラスホールディングス、シイエム・シイが売られた。
一方、ナガオカがストップ高。UTグループ、サニーサイドアップ、エスプール、日本マクドナルドホールディングス、ケイティケイなど13銘柄は年初来高値を更新。
フルヤ金属、スリー・ディー・マトリックス、シダー、エイケン工業、夢の街創造委員会がり買われた。
04月05日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続落、相場の先行き不透明感が強い
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続落した。前引けは前日比4.38ポイント安い1024.68だった。
値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は130となった。
ジーエヌアイが売られた。アスカネットやユーザーロカ、サイバダインは買われた。
個別では日本アクア、FRONTEO、トランスジェニック、ジェネレーションパス、ピクスタなど19銘柄が年初来安値を更新。WASHハウス、グローバルウェイ、テラプローブ、アカツキが売られた。
一方、シャノンがストップ高。夢展望、串カツ田中は一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、ファイズなど4銘柄は年初来高値を更新。オロ、Aiming、アスカネット、サイバーステップが買われた。
04月05日 カタリストコメント
「プライスレス=プロ?」
NY株式市場は小動き。米中首脳会談や雇用統計、その先の決算発表待ちの状態となった。
「仮に企業決算が好調でも株式は市場が大規模な減税がなければ過大評価となる」という声も聞こえる。
・・・続き
トランプ大統領がインフラ整備計画の規模が1兆ドルを超える可能性があるとコメントしたことは好感される。
課題はその実行力と減税問題での進展となってこよう。
2月の貿易収支の赤字額は前月比9.6%減の435億5700万ドル(市場予想は448億ドル)。
輸出は2年2カ月ぶりの水準に増加。輸入は減少。
モノとサービスを合わせた輸出が0.2%増の1928.72億万ドル。
金額ベースで2014年12月以来2年2カ月ぶりの高水準となった。
自動車・部品の輸出が14年7月以来の水準となったことが輸出に寄与した。
また産業用資材と原料は15年12月以来の高水準。
一方でモノとサービスの輸入は1.8%減の2364.29億ドル。
携帯電話や自動車、原油が減少した。
中国からのモノの輸入は86.13億ドル減の327.63億ドル。
減少率は20.8%。対中貿易赤字は26.6%減の229.66億ドル。
ドイツに対する米国の貿易赤字は13年1月以来の低水準。
一方、メキシコは46.0%増だった。10年債利回りは2.364%。
2.31%に近づいて反転したことからこの水準を抵抗地帯とみる声もある。
安値試しと言う訳ではなかろうが昨日の日経平均はまた後場に崩れて2月安値18805円円を一時割り込んだ。
もっとも26週移動平均(18739円)で安値は確認し切り返した格好だ。
その下には1月ザラバ安値(18650円)がある。
TOPIXは1月24日の安値1506ポイントを下回ったことから「いよいよ剣ヶ峰」という声も聞かれた。
トヨタが連日の年初来安値で昨年11月14日以来4カ月半ぶりに6000円円台割れ。
みずほFG株の200円割れなどメガバンク3行が年初来高安値更新。
4月新年度入りで昨年来高安値が年初来高安値になった。
これにより新高値は45銘柄(前日46)、新安値は394銘柄(前日268)。
東証1部の売買代金は2兆5741億円と前日比1割増。
日経平均先物取引の日中商いは74400枚と前日の44900枚より6割以上増加。
「先物主導の下げ」だった。
ただボリンジャーのマイナス2σ(18811円)で皮一枚つながったという見方もできる。
NY株式は小幅ながら上昇。
225先物大証夜間取引終値は日中比110円高の18930円と下げ止まり。
25日移動平均から2.5%マイナスプラスかい離は行き過ぎだった印象がある。
騰落レシオは68.41まで低下。
あと少しで自律反発の水準まできた。
60を割り込めば完全自律反発の域となる。
マザーズ指数の騰落レシオは76.19%と昨年11月9日以来の水準。
ジャスダックグロースの騰落レシオは87.8%と約9カ月ぶりの低水準。
空売り比率の43.2%も昨年9月の44.9%にほぼ近い水準。
これ以上は売り込めないだろう。
気になるのは松井証券経由の信用評価損率速報。
売り方はマイナス8.847%、買い方はマイナス7.590&と接近してきた。
売り方安堵、買い方警戒の水準だ。
18900円台で落ち付いて捲土重来に期待というところだろうか。
4月4日に黒くねじれた「勝手雲」は4月17日まで黒くその上限は19290円水準。
ほぼ25日移動平均水準だ。
まだ射程圏とみる。
信用買い残は7週連続で増加し2兆6256億円となった。
まだ3兆円未満と見るか、もうすぎ3兆円と見るかで相場観は変わろう。
信用売り残は802億円減少し8587億円。
売り方は徐々に息を吹き返してきた。
「上場企業の倒産件数が26年ぶりにゼロになった」との昨日の日経朝刊。
背景は「日銀の金融緩和政策での企業業績回復。
官民ファンドなどの企業支援体制の充実など」との解釈。
08年は45件もあったことからすると大きな変化だろう。
もっともここ数年は1ケタ台での推移。
しかし倒産件数ゼロは1990年以来。
1964年に開始した帝国データバンクの調査で倒産件数がゼロになるのは6回目。
1990年以来ということはバブル崩壊以降始めてゼロになったことになる。
証券界の不毛の競争がまた米国で繰り広げられつつあるようだ。
かつて通ってきた売買手数料の引き下げの過熱である。
背景はスマホ証券の登場。
かつてネット証券の台頭で登場した手数料の引き下げ。
最近では「取引のたびに10ドル払うのはもうやめよう」。
2013年創業のスマホ証券ロビンフッドマーケッツの合言葉だという。
信用金利などが収益源で株式委託手数料はゼロ。
これではネット証券も勝てずチャールズ・シュワブは取引手数料を9.99ドル→6.95ドル。
フィディリティは4.95ドルに引き下げた。
そしてシュワブも4.95ドルに値下げ。
証券会社はますます装置産業となり、販売する商品のバリューはますます低下するような印象。
利便性と経済効果は高い。
しかしこれでいいのかどうか。
自縄自縛の状況はまた世界を席巻するのだろうから、東京も他山の石とは考えられない。
ネットの次はスマホの世界にどう対応するのか。
ここは興味深いし、淘汰のあとにどこが最小に手数料を引き上げるのか。
ここも興味深い。
因みに米国の不毛競争の背景はベビーブーマーの高齢化。
彼らの世代の保有する資産が30兆ドル。
この相続争奪戦のゴングは既になっているということになる。
「バリューのないものプライスはない」。
この逆説は「バリューには必ずプライスがある」の筈。
無料で奉仕しボランティアで仕事をするのをプロと言えるのかどうか。
結構根源的な課題である。
2017年
3月 960万株売り越し 買い8日,売り14日
2月 3010万株買い越し 買い17日,売り3日
1月 2300万株買い越し 買い9日,売り10日
2016年(1億500万株売り越し 買い111日,売り134日)
12月 2270万株売り越し 買い5日,売り16日
11月 60万株買い越し 買い9日,売り11日
10月 590万株売り越し 買い9日,売り11日
9月 4370万株売り越し 買い6日,売り14日
8月 3990万株買い越し 買い16日,売り6日
7月 1780万株買い越し 買い12日,売り8日
(半期合計 9100万株売り越し 買い54日,売り68日)
6月 980万株買い越し 買い11日,売り11日
5月 660万株買い越し 買い12日,売り7日
4月 3220万株買い越し 買い11日,売り9日
3月 230万株買い越し 買い9日,売り13日
2月 9220万株売り越し 買い7日,売り13日
1月 4740万株売り越し 買い4日,売り15日
2015年(1億1638万株買い越し 買い140日,売り103日)
◇━━━ カタリスト ━━━◇
セグエ(3968)・・・動兆
セグエグループに注目する。
同社はセキュリティ製品の輸入販売とソリューション開発が中核。
SEの派遣も手掛けている。
自治体・金融機関向かに拡大。
IPO3か月後の変身に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
04月05日 為替市況コメント
【為替】ドルは続落して110円台前半に落ちるも最後は110円台後半を回復
・・・続き
[概況]
ドルは東京市場終盤以降、揉み合いが続いたがNY市場朝方に当日安値110.260円まで値下がりした。しかし直ぐに値を戻して110円台半ばを超え、トランプ発言(1兆円規模のインフラ整備投資)にNY株式市場が上昇するとドルも序盤過ぎに110.820円まで反発した。
しかし111円台までは戻す事が出来ずに揉み合いとなり、最後は前日比-13銭の110.745円で引け、南アランド以外の主要通貨も値下がりして引けた。
ドルは4月に入って下値を探る展開が続いており、雇用統計や米中首脳会談などの結果(悪化)次第では110円割れも考えられるが、それまでは様子見か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月05日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ヤフー<4689>
プッシュ通知で慶応大と新技術開発
■ベクトル<6058>
中国サイト「微博」で日本商品をPR
■日電産<6594>
EV用小型モーター開発の投資10倍に
■いすゞ<7202>
インドネシアで軽量トラックに参入
■トッパン・F<7862>
車物流向けICの販売開始
■ミズノ<8022>
建築・配送向け「ワーキング」市場を開拓
■北海電<9509>
LNG活用火力発電の建設開始
■NTT<9432>
シリコン基板上でのレーザー光発振技術開発
04月05日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月05日号
04月05日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
5日の東京株式市場は反発後、もみ合う展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8700円-1万9000円を想定する。
米国株式が反発した動きを受け、売り方の買い戻しも巻き込み、大幅上昇の可能性もあるとみる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と円安に振れている。
足元でさえない動きとなっていた輸出関連株は、押し目を拾う動きがみられそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比80円高の1万8900円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1270万株、買い1180万株で、差し引き90万株の売り越し。売り越しは3営業日ぶり。金額は買い越し。
売りセクターに、銀行、ゴム、サービス、保険、食品、銀行、建設など。買いセクターに、サービス、電機、化学、自動車、不動産、情報通信、薬品など。
【好材料銘柄】
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
CHINESE PEPTIDEと吸収性局所止血剤の中国でのライセンス許諾契約を結んだ。これに伴い契約一時金4.8億円のほか、ロイヤリティ収入を受け取る。今期最終を赤字縮小に上方修正。
■サイバーステップ <3810>
韓国モビリックス社と組み、スマートフォン向けゲーム「コズミックブレイク ソラの戦団」を全世界向けに配信開始。
■インフォテリア <3853>
ウエブやアプリのデザイン作成サービスを手掛ける英This Place社の全株式を取得し子会社化する。買収資金の一部とするため、第三者割当による自己株処分を実施。
■シャノン <3976>
マーケティングオートメーションが経産省のIT導入補助金対象サービスに認定。事業者は最大100万円の補助を受けることができる。
■アンジェス MG <4563>
提携先の米Vical社と慢性B型肝炎の治癒を目的とした遺伝子治療薬を共同開発する。
【主な経済指標・スケジュール】
5(水)
【国内】
日経日本PMIサービス業(9:30)
《決算発表》
東京個別、瑞光、フロイント、マルカキカイ、ハイデ日高、トーセイ、BS11
【海外】
米3月ADP雇用統計(21:15)
米3月ISM非製造業景況指数(23:00)
3月14・15日開催のFOMC議事録(3/6 3:00)
《米決算発表》
モンサント、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月04日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し39ドル高雇用、統計や米中首脳会談を控え小動き
・・・続き
4日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比39ドル03セント高の2万0689ドル24セントで終えた。トランプ大統領が米企業経営者との会合で、金融規制の緩和やインフラ投資に言及。景気刺激激な政策に対する期待が再浮上し、相場の追い風になった。
トランプ大統領は企業経営陣に対し、ドッド・フランク法(金融規制改革法)などの見直しを進めると表明。インフラ投資についても高速道路の建設許認可などを緩和して早期着工を促す考えを示した。医療保険制度改革法(オバマケア)の撤廃失敗で後退していた政策期待が戻り、投資家心理をやや強気に傾けた。
ただ、金曜日に発表される雇用統計を見極めたいとの思惑や、週末にかけて開催される米中首脳会談への警戒感から終日上値の重い展開となった。2月の貿易収支が予想より赤字幅を縮小したほか、製造業受注指数も予想に一致したものの、相場への影響は限定的だった。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶり反発し、前日比3.926ポイント高い5898.608で終えた。
セクター別では、エネルギーやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや自動車・自動車部品が下落した。
事務用品小売のステープルズ(SPLS)は身売り観測が報じられ、上昇。キャタピラー(CAT)はゴールドマン・サックスが強気の評価を示したことが買い材料視された。電気自動車(EV)メーカーのテスラも高い。
一方、朝方にNYの旗艦店閉鎖を含むリストラ策を発表した高級アパレルのラルフローレン(RL)は大幅安。半導体のエヌビディア(NVDA)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け下落。投資判断の引き下げを受け、画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアは急落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,689.24+39.03
S&P500種
2,360.16+1.32
ナスダック
5,898.608+3.926
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。6月物は前日比85円安の1万8900円で引けた。円高進行を嫌気した。引けにかけてはトランプ米大統領の政策期待の再燃から米株が反発し、下げ幅を縮めた。今週後半に米中首脳会談を控え、市場には模様眺め気分も強い。この日の6月物安値は1万8695円、高値は1万8995円。終値は前夜の大阪取引所終値を80円上回った。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18900 ( +80 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
18965 ( +145 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7321.82(+39.13)
FTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに反発。前日終値に比べ39.13ポイント高の7321.82で引けた。資源株の上げが指数を押し上げるなか、構成銘柄の約7割が上昇した。
資源株が買われるなか、鉱業のリオ・ティントとフレスニージョの上げが目立った。石油相場の上昇で、関連のBPとロイヤル・ダッチ・シェルも上がった。
半面、南アフリカの外貨建て長期債務格下げを受けて通貨ランドが下落したことから、同国と関連の強い医療のメディクリニック・インターナショナルが売られた。スーパーマーケットのWMモリソン・スーパーマーケッツとセインズベリーはともに第1四半期の売上高が減少したことから、下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12282.34(+25.14)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比25.14ポイント(0.21%)高の12282.34だった。
消費財のヘンケルと工業用ガスのリンデ、航空のルフトハンザが買われた。一方で、3月の米新車販売台数が減少したことを受けて欧州の自動車株が売られBMWとダイムラー、フォルクスワーゲンが下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5101.13(+15.22)
04月04日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
4日の市場は日経平均が反落。
・・・続き
1月24日以来、約2カ月ぶりの安値で取引を終えている。
外国人売りが広がった。ヘッジファンドからと見られる先物売りも加わって、日経平均はレンジ下限を破るような勢いに。新興市場の急落もあって全般的に調整色が濃くなっている。
明日(5日)の東京株式市場は、引き続きリスク回避の売りが優勢となる可能性が高いことから、日経平均株価は下値模索の推移となりそうだ。
足元ではドル・円の上値が重く、ロシア地下鉄テロ事件、トランプ米大統領による北朝鮮への強硬発言など外部要因に不透明感が漂う。
4日の日経平均株価は、後場に崩れて2月安値の1万8805円を割り込んだ。
一方、26週線(1万8739円、4日時点)まで下げたところでは切り返した格好となっている。26週線のすぐ下には1月安値の1万8650円が控えており、このあたりでいったん売りが止まるかが注目される。
04月04日 為替市況コメント
【為替】米ドル円の下値模索は続くか。
・・・続き
[概況]
4日の東京外国為替市場は、米ドル円が軟調に推移した。目新しい材料はないため、引き続きトランプ政権の先行き不透明感が、市場のリスク回避ムードを強めているようだ。
米ドル円は断続的に売られ、東京時間中に110円台半ばまで水準を切り下げた。欧州時間序盤では下落幅はさらに拡大しており、101.355円が本日の安値となっている。
米ドル円は欧州時間に入っても買戻しの動きが見られないことから、この後も下値模索は続きそうか。まずは、3/27の安値(110.095円)が意識されると思われる。
そこから下の水準は、NY時間に発表される2月米貿易収支、2月米製造業受注と2月米耐久財受注の結果に左右されそうだ。仮に予想を下回るようであれば、同水準を下抜けていく可能性が高いため注意したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月04日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=172円安、反落、リスク回避の売り
【大引け概況】
4日の日経平均株価は反落した。終値は前日比172円98銭安の1万8810円25銭だった。
・・・続き
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3日の米国市場では、経済指標の予想下振れやロシアでのテロ事件を受けてNYダウは13ドル安となった。
米長期金利の低下とともに円相場も1ドル=110円台まで円高に振れ、本日の日経平均はこうした流れを受けて49円安でスタートした。
米新車販売台数の減少などを受け、米国景気の先行きへの楽観的な見方が後退した。これまで米政策期待を背景に上昇していた金融株などに売りが出た。
朝方の売りが一巡すると下げ渋る場面も見られたが、円高や地政学リスクの高まりが相場全体の重しとして意識され、後場に入ると下げ幅は一時270円を超えた。午後には欧州投資家の売りが目立った。
JPX日経インデックス400は反落し、前日比101.45ポイント安の1万3463.23だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、12.49ポイント安の1504.54だった。いずれも年初来安値を更新した。
東証1部の売買代金は概算で2兆5741億円。売買高は22億6050万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1620と全体の8割を超えた。値上がりは325、変わらずは67銘柄だった。
業種別では、海運業、証券、非鉄金属が下落率上位だった。一方、上昇したのは石油・石炭製品、陸運業、電気・ガス業など4業種のみだった。
個別では、米長期金利の低下を受けて第一生命HDや三菱UFJが下落した。米新車販売台数の減少が嫌気され、自動車のトヨタやホンダ、日産自の下げも目立った。決算発表を再々延期する可能性が伝わった東芝は一時10%安となった。
2016年12月〜17年2月期決算を発表したキユーピーは大幅安。先物が下げたことで、ファストリやソフトバンクなど値がさ株も売りが優勢となった。公正取引委員会が立ち入り検査したと伝わったゼネコンの鹿島は午後に下げに転じた。
また、北の達人、LINK&M、gumiなどが東証1部下落率上位となった。
一方、前日に決算発表で最高益の更新が伝わったしまむらは上昇し、ニトリHDが上げた。塩野義など医薬株も買いを集めた。JR東日本やJR東海など内需株の一角が上げた。また、防衛関連とされる石川製がストップ高まで買われ、ジャステックや日フイルコンなどとともに東証1部上昇率上位となった。
東証2部株価指数は前日比79.59ポイント安の5939.43ポイントと3日ぶりに反落した。値上がり銘柄数は49、値下がり銘柄数は428となった。
個別では、中外鉱業、富士古河E&C、高田工業所、福留ハム、アウンコンサルティングなど69銘柄が年初来安値を更新。セブン工業、ケミプロ化成、三機サービス、ジャパンエンジンコーポレーションが売られた。
一方、東京ソワールが一時ストップ高と値を飛ばした。アイスタディ、ベネフィット・ワン、北海道コカ・コーラボトリング、魚喜など17銘柄は年初来高値を更新。
日本アビオニクス、ミロク、アサガミ、マルゼンが買われた。
04月04日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続落、足元で相場の上値が重く
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落し、終値は前日比60円37銭安い2978円07銭だった。2月28日以来となる節目の3000円割れで、2月22日(2966円29銭)以来の安値を付けた。これまで投資資金が向かっていた新興市場だが、足元で相場の上値が重くなっており、「利益確定売りや空売りが目立った」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で519億円、売買高は9222万株だった。
値上がり銘柄数は85、値下がり銘柄数は605となった。
個別では、インターライフホールディングス、明豊ファシリティワークス、nms ホールディングス、博展、イナリサーチなど98銘柄が年初来安値を更新。
共同ピーアール、ミズホメディー、ネットマーケティング、No.1、初穂商事が売られた。
一方、成学社、細谷火工、ロングライフホールディング、フルヤ金属、オービスがストップ高。UTグループ、地域新聞社、サニーサイドアップ、プラップジャパンなど15銘柄は年初来高値を更新。不二精機、アール・エス・シー、ケアサービス、ケイティケイ、重松製作所が買われた。
04月04日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、1カ月半ぶりの安値
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比34.22ポイント安の1029.06と2月20日(1028.48)以来1カ月半ぶりの安値。後場一段安となって下げ幅を拡大させた、一時は4%強下げた。
値上がり銘柄数は14、値下がり銘柄数は222となった。
個別では、日本アクア、FRONTEO、メディネット、総医研ホールディングス、ストリームなど53銘柄が年初来安値を更新。パス、イード、ビーロット、マルマエが売られた。
一方、夢展望、ファイズがストップ高。ミクシィ、クロス・マーケティンググループ、クラウドワークス、ソレイジア・ファーマ、トレンダーズなど7銘柄は年初来高値を更新。インターネットインフィニティ、MRT、リボミック、アカツキが買われた。
04月04日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[9179]川崎近海汽船
[4548]生化学工業
[9678]カナモト
[9621]建設技術研究所
[2594]キーコーヒー
04月04日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅を拡大
・・・続き
4日後場の日経平均株価は前日比114円04銭安の1万8869円19銭で寄り付いた。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、9.06ポイント安の1507.97で始まった。
東京外国為替市場、ドル・円は12時30分現在、110.58円付近。アジアの主要株式市場は、高安まちまち展開となっている。
中小型株は、朝方は物色が強まる場面もみられたが、その後は下げが目立つ。ある程度は想定されていたものの、一部の銘柄に資金が集中しており、物色対象に広がりが見られないなか、模様眺めムードにもつながっている。
ランチバスケットは460億円、差引き20億円の売り越しとの観測。
04月04日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落。円高など受け軟調も、売り一巡後は下げ渋る
4日午前の日経平均株価は反落した。
・・・続き
午前の終値は76円54銭安い1万8906円69銭だった。
日経平均は前日に反発したものの、引け味は悪く、欧米株安や為替の円高などが重荷となり売りに押される展開。
米長期金利の低下や米新車販売台数の減少を受けて米国を中心とした世界経済への楽観的な見方が後退した。金融株や自動車株に売りが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時140円を超えた。
前日の米国市場で長期金利が約1カ月ぶりの低水準まで低下した。米国の3月の新車販売台数は3カ月連続で前年同月を下回り、先行きへの懸念も強い。ロシアの地下鉄車内で爆発事件が発生し、外国為替市場で低リスク通貨とされる円買いが優勢になった。1ドル=110円台後半まで円が強含んだことも投資家心理の悪化につながった。
もっとも好業績の期待できる銘柄には国内機関投資家の小口の買いが入った。日経平均は下げ幅を35円ほどまで縮める場面があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆735億円だった。売買高は10億2991万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1313と全体の65%を占めた。値上がりは588、変わらずは108だった。
個別では、米長期金利の低下を受けて第一生命HDなど保険株は下落し、米新車販売台数が減少したトヨタ6000円大台割れなど自動車株も下げた。決算の再々延期の可能性が伝わった東芝は大幅安となった。新日鉄住金やJFEといった鉄鋼株が下落し、2016年12月〜17年2月期決算を発表したキユーピーも大幅安となった。北の達人コーポレーションが値下がり率トップに売られ、アスクルの下げも目立つ。
半面、最高益を更新すると伝わったしまむらは上昇し、東エレクトロンが上げた。小売りのセブン&アイは買いが優勢となり、NTTやKDDIも堅調だった。
ジャステック、アイロムグループが大幅高となったほか、石川製作所、豊和工業など防衛関連株も急動意した。ツガミ、マクロミルも値を飛ばした。
東証2部株価指数は、前日比44.93ポイント安の5974.09ポイントと3日ぶり反落した。値上がり銘柄数は97、値下がり銘柄数は330となった。
シャープやJトラストが下げ、ファーマFや朝日インテクが上げた。
個別では、富士古河E&C、アウンコンサルティング、フュートレックなど28銘柄が年初来安値を更新。三機サービス、ケミプロ化成、ジャパンエンジンコーポレーション、省電舎が売られた。
一方、アイスタディ、ベネフィット・ワン、北海道コカ・コーラボトリング、魚喜など16銘柄が年初来高値を更新。ミロク、ファーマフーズ、那須電機鉄工、アサガミが買われた。
04月04日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落、直近上場銘柄を物色する動き
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比30円91銭安い3007円53銭となった。個人投資家の間で既上場銘柄を売り、指数に寄与しない直近上場銘柄を物色する動きが優勢だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で257億円、売買高は4402万株。値上がり銘柄数は161、値下がり銘柄数は455となった。
個別ではインターライフホールディングス、明豊ファシリティワークス、イナリサーチ、柿安本店、カイカなど52銘柄が年初来安値を更新。
星医療酸器、内外テック、ミズホメディー、北川精機が売られた。
一方、ロングライフホールディング、フルヤ金属がストップ高。UTグループ、サニーサイドアップ、プラップジャパン、イデアインターナショナルなど10銘柄は年初来高値を更新。ケイティケイ、細谷火工、ケアサービス、日本エマージェンシーアシスタンスが買われた。
04月04日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、UMN、ジーエヌアイなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比17.23ポイント安い1046.05だった。
値上がり銘柄数は26、値下がり銘柄数は203となった。
個別では、UMNファーマ、ジーエヌアイやユーザーロカ、TKPが売られた。日本アクア、FRONTEO、ピクスタなど34銘柄が年初来安値を更新。
一方で、3月に上場したソレイジアやファイズは上昇した。朝方に肺疾患配合剤の米国販売開始を発表したそーせいも買われた。ミクシィ、クロス・マーケティンググループ、クラウドワークス、トレンダーズが買われた。
04月04日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 やや下げ渋り、押し目買いに支えられ
[10時概況]
4日10時現在の日経平均株価は前日比51円69銭安の1万8931円54銭で推移。
・・・続き
前日の欧米株式は軒並み安となったほか、外国為替市場では米長期金利の急低下を背景に円が買われ、足もと1ドル=110円台後半と円高に振れていることもあって、主力株中心に買い手控えムードでスタート。
寄り付き直後に比べて下げ幅をやや縮めた。
円高を警戒した売りは続いている一方、押し目買いに支えられて下げ幅を縮めた。
「大きく下げた銘柄には国内機関投資家による小口の買いが入ったもようで、株式相場全体の支えとなった」という。
ただ米国で新車販売台数が伸び悩むなど米景気の拡大期待はやや後退する中で国内外の投資家は買い材料を見いだしにくくなっている。市場では「前日に日経平均先物を買った投資家の売りも出ている」との指摘も出ていた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6114億円、売買高は6億1226万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1223と全体の61%を占めた。値上がり638、変わらずは146だった。
業種別では33業種中9業種が値上がり。1位は石油・石炭で、以下、鉱業、サービス、小売と続く。値下がり上位には海運、輸送用機器、証券・商品が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は19.01円の押し下げでファストリがトップ。以下、ソフトバンクが10.38円、ホンダが6.08円、日東電が4.68円、TDKが3.04円と続いている。
プラス寄与度トップはKDDIで、日経平均を7.76円押し上げている。次いで東エレクが6.46円、トレンドが2.85円、中外薬が2.66円、塩野義が2.55円と続く。
個別では、16年12月〜17年2月期の連結決算を発表したキユーピーは大幅安となり、決算の再々延期が伝わった東芝は下げ幅を広げた。TDKやファナックは軟調だ。任天堂も売りに押されている。
半面、三菱商が上げ幅を広げ、KDDIはしっかり。業績の伸びが続くとの期待からしまむらが上げ幅を広げている。リクルートHDは上昇している。日電産も買いが続いている。
東証2部株価指数は反落している。シャープとJトラストが下げ、ファーマFと象印は上げた。
225先物はシティ・ナティクス・ソジェン・GS・クレディ・メリルが買い越し。
JP・アムロ・パリバ・野村・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はメリル・ナティクス・GS・三菱が買い越し。
メリル・シティ・バークレイズ・アムロが売り越し。
テクニカル的にはヤクルト(2267)、アイロム(2372)、クオール(3034)、東京ベース(3415)、TSI(3608)、IIJ(3774)、ノエビア(4928)、ガイシ(5333)、エラン(6099)、日電産(6594)、電子材料(6855)、スペース(9622)、いであ(9768)、ミロク情報(9928)、ベルーナ(9997)が動兆。
04月04日 カタリストコメント
「強弱感は対立」
週明けのNY株式は小幅に続落。
金利の低下から金融株への売りと企業業績への期待からの押し目買いが交錯したとの解釈。
・・・続き
もっともロシアではサンクトペテルブルグで地下鉄爆破事件が発生。
ISM製造業景況指数は前月比マイナス。
3月の自動車販売台数が全体として軟調だったことなど悪材料が多かった割には下げ渋りの印象。
週末発表予定の雇用統計や米中首脳会談を材料視した格好での様子見モードというところか。
個別では1〜3月期の生産・出荷台数が四半期として過去最高となった電気自動車のテスラが7%上昇と大幅高。
上場来高値を更新した。
同社の時価総額はフォードを抜き時価総額第2位の自動車メーカーとなった。
10年物国債利回りは週末に比べて0.06%低下し2.32%。
こちらは「景気への楽観的な見方が後退」との解釈。
ISM製造業景況感指数は57.2。
前月から0.5ポイント低下し市場予想(57.5)をやや下回った。
もっとも雇用指数は58.9と2011年6月以来5年9カ月ぶりの水準に上昇。
強弱感は対立する。
また1〜3月期GDPについても年率1.2%増〜3.7%増と市場予想の上下幅が拡大。
強気弱気混在相場と言える。
少なくとも過去最高値圏でもみ合っている現実は相場の先行きをポジにとらえていると読みたいところ。
週末は後場下落、週明けは後場上昇と連日で後場に変化の日々。
153円安で73円高の半分戻しただけのことだが反発は反発。
ショボかった日銀短観に惑わされず5年ぶりに期初初日の上昇となった。
週末期末は12年ぶりの日足陽線。
2006年から昨年まで11年連続での「陰線」。
2000年以降、3月最終日に「陽線」となったのは2005年のみ。
「12年ぶり」の意義は大きかった。
東証2部株価指数は初の6000ポイント台。
東京エレクトロンは16年ぶりの高値。
毎年サクラの開花日が違うように株式市場だって10年一日ではないということでもある。
イヤな指摘は「日経平均の25日移動平均(19307円)と75日移動平均(19257円)。
早ければ10日にはデッドクロスの可能性」。
前回のデッドクロスは昨年6月15日。
ブレグジットの前だったと言うのは気にかかる。
225先物大証夜間取引終値は日中比60円安の18990円。
空売り比率は39.9%と微妙な低下。
日経VIは17.20まで低下した。
日経平均採用銘柄のPERは15.55倍でEPSは1220円79銭。
もう少し増加すれば、相場の春もやってくるに違いない。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
昭栄薬品(3537)・・・動兆
昭栄薬品に注目する。
同社は天然油脂を原材料とするオレオケミカル中心の化学商社。
日用品企画や土木建設資材にも展開
殺菌剤等の輸入品が好調。
(兜町カタリスト櫻井)
04月04日 為替市況コメント
【為替】米経済指標はマチマチだったがドルは売られ、111円を割り込む
・・・続き
[概況]
NY市場までドルは小幅揉み合いだったが、発表された3月ISM製造業景況指数は予想通りの一方、2月建設支出は予想を下回ってドルは売られ序盤に111円を割り込んだ。
其の後は111円を挟んで揉み合いとなったが、株価の下落などに終盤に当日安値110.840円まで下げたあと、最期は前週末比-45.5銭の110.875円で引けた。
ドル下落に連れて他の主要通貨も下げたが、南アランドは投資会社S&Pが南アフリカを投資不適格のBB+と、ジャンク級に引き下げた事を受けて大幅続落となった。
先週末に112円を付けたドルは週明けには110円台に落ちるなど上値の重い状況が続いており、米経済指標や米中首脳会談の結果によっては更なる下落の可能性も考えられる。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月04日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■エーザイ<4523>
中国の健康食品需要で越境ECに参入
■ダイキン<6367>
米シリコンバレーにIoT・AI研究拠点を新設
■日立<6501>
系列がIoT機器対応サイバー攻撃探知サービス開発
■NEC<6701>
系列がHMDで操縦できるドローンシステム開発
■日ガス<8174>
首都圏でガス小売り1万5000件獲得
■SCSK<9719>
クラウド向けセキュリティサービスを提供
04月04日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月04日号
04月04日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
4日の東京株式市場は、軟調な展開となりそう。
・・・続き
手掛かり材料に乏しいなか欧米株安もあり、売りが先行するとみられる。
ロシアの地下鉄で爆発事故が発生し、リスク回避の売りが優勢となった。
日経平均株価の予想レンジは、1万8800円-1万9000円を想定する。
ドル円も110円台の後半と円が買われる動きとなり、輸出関連銘柄には重しになるとみられる。
昨日3日の日経平均株価は3日ぶりに反発したものの、フシ目の1万9000円台を終値ベースで回復することができず、上値の重さが印象付けられた格好だろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比65円安の1万8985円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り940万株、買い1040万株で、差し引き100万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、化学、銀行、自動車、金属、電機、通信、食品、機械、小売、証券など。買いセクターに、サービス、食品、情報通信、薬品、電機、建設、陸運、小売、精密など。
【好材料銘柄】
■アイロムグループ <2372>
子会社IDファーマが米総合病院のメイヨー・クリニックとiPS細胞作製技術に関するライセンスを供与する契約を結んだ。これにより契約一時金と細胞等販売額・受託サービス収入に対するロイヤリティ収入を受け取る。
■IBJ <6071>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.63%にあたる23万株(金額で1億3386万円)を上限に、4日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は3日終値の582円)を実施する。
■成学社 <2179>
今後2年をかけて173教室ある個別指導塾「フリーステップ」に、代々木ゼミナールの映像授業による学習指導を行う「開成教育グループ代ゼミサテライン予備校」を開講する。また、フィリピンに日本人向け英会話教室の運営会社を設立する。
【主な経済指標・スケジュール】
4(火)
【国内】
3月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
日銀量的・質的金融緩和導入から4年
3月短観「企業の物価見通し」
政府のIR整備推進本部の初会合
《決算発表》
アダストリア、三協立山、不二越、ナガイレーベ、西松屋チェ、平和堂
【海外】
米2月貿易収支(21:30)
米2月製造業受注(23:00)
休場:香港、インド
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月03日 【NY株/欧州株概況】
【市況】小幅続落 ダウ13ドル安、軟調な新車販売台数を嫌気
・・・続き
3日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続落した。
前週末比13ドル01セント安の2万0650ドル21セント、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同17.056ポイント安の5894.682で終えた。
3月のマークイット製造業PMIやISM製造業景況指数が前月より減少し、景気拡大の減速が懸念され下落に転じた。3月米新車販売台数が総じて不振となり、自動車セクターを中心に売りが広がった。引けにかけて下げ幅を縮小するも、ロシアで発生した地下鉄爆発事件にテロの疑いあると報じられ、リスク回避の動きが上値を抑える展開となった。
トランプ米政権の政策運営に対する不透明感も相場の重荷となった。ダウ平均は一時145ドル安まで下げ幅を広げた。
売り一巡後は買い戻しが優勢になった。7日発表の米雇用統計や、週後半の米中首脳会談を見極めたいとの投資家が多かった。様子見ムードが強まり、売り持ちを手じまう動きが目立った。
セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや電気通信サービスが上昇する一方で自動車・自動車部品や商業・専門サービスが下落した。
3月の新車販売台数の伸びが市場予想を大幅に下回った自動車のゼネラル・モーターズ(GM)が安い。3月の新車販売が減ったフォード・モーターも下落した。企業向けサービス事業の分離・独立を完了したと発表した情報技術(IT)のヒューレット・パッカード・エンタープライズも売られた。
ベーカリーカフェのパネラブレッド(PNRA)は身売り観測が浮上し、上昇。1〜3月期の生産・出荷台数が四半期として過去最高となった電気自動車のテスラ(TSLA)が大幅高。投資ファンドに株式を売却することで合意した、イスラエルの美容関連機器メーカーのシメロン・メディカルも高い。前週末に製薬のマイラン(MYL)は急性アレルギー反応の補助治療薬「エピペン」へのリコールを発表し、小動き。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,650.21−13.01
S&P500種
2,358.84−3.88
ナスダック
5,894.682−17.056
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅反発した。6月物は前週末比25円高の1万8985円で引け、前夜の大阪取引所の終値を65円下回った。引けにかけて米株が下げ渋り、それつれて買われた。朝方はロシアの地下鉄爆発事件を受け投資家心理が悪化し、米株とともに売りが優勢だった。この日の6月物高値は1万9065円、安値は1万8905円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18985 ( -65 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19045 ( -5 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7282.69(-40.23)
FTSE100種総合株価指数は続落。前週末終値に比べ40.23ポイント安の7282.69で引けた。構成銘柄の約8割が下落した。前週末終値を挟んで売り買いが交錯した後、午後に入り、金融株と資源株を中心に幅広い銘柄に売りが膨らんだ。ロシアのサンクトペテルブルクの地下鉄で爆発が起きたとの報道が伝わり、投資家心理を冷やした面がある。
個別銘柄ではアナリストが投資判断を引き下げた衣料小売りのネクストが大幅安となった。メディアのITVは前週末に浮上した合併観測が後退したことで売られた。
半面、金融サービスのプロビデント・ファイナンシャル、ソフトウエア開発のマイクロフォーカスの上げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12257.20(-55.67)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比55.67ポイント(0.45%)安の12257.20だった。日中取引時間中に一時、前週末に付けた年初来高値を上回る場面があったものの、午後にかけて売り圧力が強まった。
欧州の長期金利低下を受けてドイツ銀行が安かった。コメルツ銀行も下げた。放送大手のプロジーベンザット1メディアも売られた。一方、ドイツ取引所と鉄鋼のティッセン・クルップが上げた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5085.91(-36.60)
04月03日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
3日の日経平均はこう着感の強い相場展開だった。
・・・続き
新年度初日は陰線となるケースが警戒されていたが、若干の陰線形成は想定内だった。
また、警戒されていた13時半辺りからの売りも出なかったとみられ、心理的には安心感につながったとみられる。日銀短観はコンセンサスを下回ったようだが、影響は限られていた。
あす4日の東京株式市場は、方向感に乏しい展開か。
今週は米国では多くの経済指標の発表が予定されているため、米経済指標の結果を受けた長期金利や為替動向の影響を受けやすいと考えられる。
そのため新年度入りとはいえ、目先は外部環境の動向を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすく、こう着感の強い相場展開が続こう。
当面は「良好なファンダメンタルズと日米政治問題との綱引きで一進一退の展開になるのではないか」との声も聞かれる。
本日は中小型の利食いが目立っていたが、こう着のなかでは資金は向かいやすいだろう。
04月03日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、動意の乏しい展開。
・・・続き
[概況]
3日、東京時間の米ドル円は、小幅な値動きで推移となった。序盤に発表された日銀短観において、市場予想を下回る結果となったため、111.120円まで下落し本日安値を付けた。しかしながら、東京時間終盤に日経225が買い戻されたことを受けて、米ドル円も111.605円まで上昇した。
ただ、一段高となるには材料が乏しく、欧州時間に入ると再び軟化している。
この後の、注目イベントとしては、3月ISM製造業景気指数と建設支出の発表となるだろう。市場予想を上回る強い結果となれば、ドル高要因となりそうだ。
ただし、先週末のダドリーNY連銀総裁の年内あと2回程度の利上げという発言が市場のドル安要因となっているため、今週末の米雇用統計までは様子見ムードとなり動きにくい展開が続きそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月03日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=73円高、先物主導で3日ぶり反発、新年度初日、5年ぶり上昇
【大引け概況】
3日の東京株式市場は終始買い優勢の展開で、日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。
・・・続き
本日のマーケット動画
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前週末比73円97銭高の1万8983円23銭で終えた。
新年度初日としては2012年4月2日以来5年ぶりの上昇となった。
前週末までの2日間で日経平均が約300円強の下落をみせていた反動もあり、自律反発を狙った買いが入った。
為替は、1ドル=111円台前半の推移と円高一服となったことが、買い安心感につながり主力株をはじめ幅広く押し目買いが入った。
ただ、日銀が8時50分に発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で先行きの景況感の悪化が明らかとなり、上値では戻り待ちの売りも多かった。
日中は手がかりとなる材料に乏しく、後場中ごろまでは膠着感が強かった。欧州投資家が取引に参加する時間帯に入った取引終盤にかけては「欧州系などの海外ヘッジファンドが株価指数先物にまとまった買いを入れた」といい、日経平均は上げ幅を160円近くまで広げる場面があったが大引けにかけて伸び悩んだ。
JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反発した。終値は前週末比42.23ポイント高の1万3564.68だった。
東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反発し、4.43ポイント高の1517.03で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2691億円。売買高は20億1502万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1087と、全体の54.0%を占めた。値下がりは804、変わらずは121銘柄だった。
個別では、任天堂とOLCが上昇した。東エレクは年初来高値を更新した。セブン&アイの上げも目立った。東ガスやアステラスが高く、NTTやキリンHDが買われた。上組やフィード・ワンが活況高、インターアクション、三陽商会も上昇した。マツモトキヨシホールディングスも高い。
一方、売買高トップの東芝が大幅安となった。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが冴えず、りそなHD、第一生命HDの下げも目立った。ソニーや三菱商が下げ、KDDIやマツダが売られた。
沢藤電機大幅安、ブロードリーフの下げも目立つ。トランザクション、ヤマシンフィルタなどが大幅安となった。
東証2部株価指数は前週末比22.86ポイント高の6019.02ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は170、値下がり銘柄数は279となった。
個別では関門海がストップ高。フルテックは一時ストップ高と値を飛ばした。
E・Jホールディングス、アイスタディ、ベネフィット・ワン、北海道コカ・コーラボトリングなど33銘柄は年初来高値を更新。
シャープが大幅に続伸し、時価総額が一時2兆5000億円を超え、東証1部の京セラを上回った。他では、川上塗料、大興電子通信、石井表記、キーウェアソリューションズが買われた。
一方、フュートレックが一時ストップ安と急落した。福留ハム、アウンコンサルティング、キタムラ、コメ兵など25銘柄は年初来安値を更新。
アドバンテッジリスクマネジメント、東京コスモス電機、ネポン、象印マホービンが売られた。
04月03日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反落、見直し買いが入り下げ渋る。
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前週末比7円40銭安い3038円44銭だった。
3月に相次いだ新規株式公開(IPO)が一巡し、新興企業銘柄への物色の勢いに一服感が出た。ただ押し目買い意欲は根強く、下げ幅は小さかった。日経平均株価が伸び悩んだ取引終盤には値動きの軽い中小型株に見直し買いが入り、ジャスダック平均は下げ渋った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で458億円、売買高は7224万株だった。
値上がり銘柄数は233、値下がり銘柄数は418となった。
個別では柿安本店、カイカ、日本サード・パーティ、ベクター、オートウェーブなど42銘柄が年初来安値を更新。太洋工業、ウッドフレンズ、ケアサービス、こころネットが売られた。
一方、ロングライフホールディング、オービスがストップ高。
アール・エス・シー、桜井製作所、初穂商事、ソレキアは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、ベルグアース、クルーズ、UTグループなど39銘柄は年初来高値を更新。
内外テック、ソルガム・ジャパン・ホールディングス、星医療酸器、不二精機が買われた。
04月03日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反落、物色の勢いに一服感
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。終値は前週末比7.61ポイント安い1063.28だった。
東京市場全般が小動きで新興市場も主力株はまちまち。値上がり銘柄数は75、値下がり銘柄数は155となった。
個別では、UMNファーマがストップ安。日本アクア、FRONTEO、メディネット、ピクスタ、ネットイヤーグループなど21銘柄は年初来安値を更新。MRT、Abalance、トライステージ、サマンサタバサジャパンリミテッドが売られた。
一方、夢展望、ソレイジア・ファーマがストップ高。インターネットインフィニティ、ファイズは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、ビーロット、ティーケーピーなど19銘柄は年初来高値を更新。シンクロ・フード、クラウドワークス、ピーバンドットコム、スタジオアタオが買われた。
04月03日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[3176]三洋貿易
[8075]神鋼商事
[4563]アンジェスMG
[6433]ヒーハイスト精工
[3917]アイリッジ
[4847]インテリジェントウェイブ
[4832]JFEシステムズ
[3242]アーバネットコーポレーション
[2714]プラマテルズ
04月03日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや上昇幅を縮小
・・・続き
後場寄り付き日経平均株価は、前営業日比63円12銭高の1万8972円38銭で始まった。
日経平均株価はやや上昇幅を縮小する展開となっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、4.39ポイント高の1516.99で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円30銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
新年度相場入りとなるなか、日経平均は買い先行で始まった。
ただし、寄付き直後に付けた1万8990.39円を高値に、その後はこう着感の強い相場展開をみせている。
物色は中小型株にシフトしやすいとみられる。
ランチバスケットは12件、258.46億円。差引き30億円の売り越しとの観測。
04月03日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発、押し目買い優勢も市場予想下回る短観は重荷。
3日午前の日経平均株価は小幅に反発した。
・・・続き
前週末比68円11銭高の1万8977円37銭で前場を終えた。
前週末の米国株市場ではNYダウが反落したものの、外国為替市場では円高が一服しており、新年度相場で国内外の機関投資家が主力株の一角にリスクを取る動きが再燃した。
前週末までの直近2日間で350円あまり下落した反動で割安とみた投資家の押し目買いが入りやすかった。
8時50分に、日銀は3月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業・製造業がプラス12と、2・四半期連続の改善となった一方で、QUICKがまとめた市場予想の中央値(プラス14)を下回った。3カ月後の先行きについても市場予想を下回った。企業経営者の慎重姿勢が目立つ結果となり、日経平均は上げ幅を11円まで縮小する場面があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9868億円、売買高は9億7324万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1169と、全体の58%を占めた。値下がりは719、変わらずは124銘柄だった。
個別では、OLCと任天堂が上昇した。東エレクは年初来高値を更新した。味の素やセブン&アイが高く、資生堂や日東電が買われた。NTTもしっかり。北の達人コーポレーションが連日の急騰、インターアクションも値を飛ばした。
一方、東芝が大幅安。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクや第一生命ホールディングスなど保険株も冴えない。ソニーやKDDIが下落し、新日鉄住金や富士通が売られた。
東証2部株価指数は、前週末比19.46ポイント高の6015.62ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は180、値下がり銘柄数は248となった。
個別では、関門海、フルテックが一時ストップ高と値を飛ばした。E・Jホールディングス、北海道コカ・コーラボトリング、カワニシホールディングスなど14銘柄は年初来高値を更新。大興電子通信、石井表記、ダイハツディーゼルが買われた。
一方、フュートレックが一時ストップ安と急落した。アドバンテッジリスクマネジメント、象印マホービン、ケミプロ化成、ネポンが売られた。
04月03日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、買い見送りムード
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。午前終値は前週末比2円99銭安の3042円85銭となった。東証1部の大型株に買いが向かう中で、新興企業銘柄には買い見送りムードが強まった。とりわけ直近に高値を付けたジャスダックの主力銘柄には利益確定売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で273億円、売買高は4522万株。
値上がり銘柄数は252、値下がり銘柄数は364となった。
個別では、ティビィシィ・スキヤツト、倉元製作所、ネットマーケティング、ネクスグループ、ズームなど6銘柄が年初来安値を更新。太洋工業、ウッドフレンズ、ぱど、常磐開発が売られた。
一方、オービス、ソレキアがストップ高。桜井製作所、初穂商事は一時ストップ高と値を飛ばした。ベルグアース、クルーズ、UTグループ、シイエム・シイなど20銘柄は年初来高値を更新。不二精機、ソルガム・ジャパン・ホールディングスが買われた。
04月03日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反落、新興企業銘柄は見送りムード
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。午前終値は前週末比7.14ポイント安の1063.75だった。
値上がり銘柄数は84、値下がり銘柄数は140となった。
個別では、UMNファーマがストップ安。ピクスタ、シャノン、ナノキャリアなど4銘柄は年初来安値を更新。トライステージ、MRT、CRI・ミドルウェア、サマンサタバサジャパンリミテッド、Abalanceが売られた。
一方、インターネットインフィニティ、ファイズが一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、ビーロット、ティーケーピー、クロス・マーケティンググループ、シンクロ・フードなど10銘柄は年初来高値を更新。ユーザーローカル、パス、アルファポリス、クラウドワークスが買われた。
04月03日 相場概況(寄り付き後)
【市況】日経平均=10時 小高い水準で小動き 下値では押し目買いも
[10時概況]
3日10時現在の日経平均株価は前週末比50円87銭高の1万8960円13銭で推移。
・・・続き
小高い水準で小動き。
前週に350円あまり下落した反動や、シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高となっていたこともあり、これにサヤ寄せする格好から自律反発をみせている。
日経平均の1万8900円台は年初来の安値圏のため、「国内機関投資家の一部や海外のヘッジファンドが押し目買いを入れている」という。ただ、2018年3月期業績見通しへの警戒感も根強いため、小口の買いが多い。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小じっかり。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5735億円、売買高は6億865万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は972と、全体の48.3%を占めた。値下がりは873、変わらずは166銘柄だった。
業種別では33業種中20業種が値上がり。1位は食料で、以下、その他製品、サービス、ゴム製品と続く。値下がり上位には銀行、石油・石炭、保険が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を9.51円押し上げている。次いでファストリが7.60円、京セラが3.73円、ソフトバンクが3.19円、信越化が3.12円と続く。
マイナス寄与度は7.19円の押し下げでKDDIがトップ。以下、ソニーが2.47円、ファナックが2.09円、アドテストが1.9円と続いている。
個別では、味の素やNTTが上げ幅を拡大した。京セラやセコムも一段高となった。ファストリやキヤノンも上昇した。一方で、富士通やJFEが一段安となった。マツダや新日鉄住金が売られ、スズキが下落した。
東証2部株価指数は続伸した。シャープとADプラズマが上げ、象印と朝日インテクが下げた。
225先物はメリル・モルスタ・ソジェン・SBI・ナティクス・JPが買い越し。
野村・クレディ・日興・みずほ・アムロが売り越し。
TOPIX先物はメリル・JP・日興・みずほ・アムロが買い越し。
三菱・モルスタ・バークレイズ・クレディ・GSが売り越し。
テクニカル的には、スタートト(3092)、中発条(5992)、ワイエイシイ(6298)、日機装(6376)、太平洋(7250)、ダイトロン(7609)、日産東京(8291)、アイドマ(9466)が動兆。
04月03日 カタリストコメント
「3日新甫」
週末・月末のNY株式市場は反落の動き。
第1四半期末だったが売り優勢の展開となった。
・・・続き
市場の焦点は第1四半期の業績動向。
多少の懸念も登場したとみる向きもある。
2月の米個人消費支出は前年同月比で約5年ぶりの高い伸びとなった
ただ前月比0.1%増と昨年8月以来の小幅な増加で市場予想の0.2%増を下回った。
3月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は速報値から下方改定と経済指標はマチマチ。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁、セントルイス地区連銀のブラード総裁、
ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は米経済動向については慎重な姿勢。
利上げを想定しつつも景気見通しはやや後退という印象となった。
週間ベースでNYダウは0.3%、NASDA総合指数は1.4%、S&P500は0.8%と2週ぶりに反発。
月間ベースでNYダウは0.7%安、S&P500とともに5カ月ぶりの反落。
NASDAQナスダック総合指数は1.5%高で5カ月続伸(累計13.9%上昇)。
静かな期末ではなく前場高と後場安は天国と地獄。
3月期末は午後2時過ぎの欧州やアジアからの売り物観測で続落。
1万9000円を割り込んでの終値となった。
2月末が19118円、3月始値が19393円。
前月比マイナス、月足陰線。
日足も週足も陰線で1〜3月足も陰線。
「これだけ陰線が重なれば、かえって怖くない。
陰極まれば陽に通ずだろう」という楽観論も聞こえる。
「3月の最終売買日はこれで12年連続の陰線。
12年連続の前日比マイナス」。
アノマリーは成立すると登場することも多い。
週間ベースで日経平均株価は1.8%安で3週続落(累計3.5%下落)。
TOPIXは2.0%安で3週続落(同3.9%下落)。
東証マザーズ指数は1.9%高で2週続伸、(同3.5%上昇)。
日経ジャスダック平均は0.2%他で2週続伸(同0.6%上昇)、
東証2部指数は1.7%高で2週ぶりの反発。
月間ベースでは、日経平均株価は1.1%安、2カ月ぶり反落。
TOPIX1.5%安、6カ月ぶり反落。
東証マザーズ指数は1.1%高、4カ月続伸(累計16.1%上昇)、
日経ジャスダック平均は1.9%、7カ月続伸、(同23.5%上昇)、
東証2部指数は5.7%高、9カ月続伸(同45.0%上昇)。
もっとも2016年度の日経平均株価は2年ぶりに前年度末を上回った。
「トランプ相場」追い風に、16年度末比2150円円59銭(12.8%)上昇。
完全失業率は1994以来、22年2カ月ぶりに2%台に改善。
全国消費者物価指数も1年10カ月ぶりの水準に上昇。
3日新甫の4月。
「過去10年間外国人投資家は買い越しの4月」でもある。
25日移動平均からのかい離はマイナス2.1%と今年のほぼ限界値。
空売り比率は40.3%と2日連続での40%超。
日経平均のPERは15.49倍でEPSは1220円。
巻き返しに期待の4月初日。
225先物大証夜間取引終値19860円に見えないフリをして欲しい日。
2016年度の売買代金トップは任天堂だった。
昨年夏のポケモンGO人気は記憶に新しいところ。
売買代金で12.6兆円だった。
2位はトヨタの13.9兆円。
3位は三菱UFJの13.2兆円。
以下、ソフトバンク12.4兆円、三井住友UFJ8.5兆円、みずほ7.3兆円、
ファーストリテ6兆円、ソニー5.7兆円、東芝5.5兆円、KDDI4.9兆円、
NTT4.5兆円、ファナック4.4兆円、JT4兆円、富士重工3.9兆円、
日産3.8兆円、ホンダ3.7兆円、野村3.7兆円、村田3.5兆円、
キーエンス3.2兆円、ドコモ3.2兆円。
これがベスト20となる。
時価総額上位、225寄与度上位に偏るのは事の性質上致し方ないがこれが現実。
どちらかというと個人というよりも機関投資家の売買に左右されている様子がうかがわれえる。
だからといって日曜日経朝刊で1面トップのような「株主優待バブル」というのもうなずけない。
株主優待導入企業は1375社で全体の3分の1にもなった。
金券・ギフト券が27%、食品が24%、生活用品が18%、レジャー優待券が14%、食事券が8%。
自社のサービスの優待は理解できるし、悪くはない存在。
しかし、クオカードやお米の優待はやはいり疑問が残る。
優待狙いの優待クロスなんて言葉まで登場するようでは本来長期株主を獲得する筈の意味は薄れよう。
そもそも株主優待は株価が低迷していた頃の名残りみたいなもの。
コストばかりかかって株主獲得に役立つほどでもないならやめるべきだろう。
ココスジャパンの1000円の食事券と5%割引カードの獲得費用は10560円。
中央魚類の3500円の水産物セット獲得コストは23400円。
裏返せば「株主優待」をありがたがるのは株式投資が下手な投資家の象徴みたいなものではなかろうか。
そこに付和雷同するのは「自分も株式投資は下手」と証明しているようなものに映る。
米国の株主優待実施企業は10社、英国が30社程度。
優待バブルなんて言われるのは日本特有のものでまったくグローバルスタンダードではない。
ふるさと納税と株式投資は違うもの。
ここはハッキリしておきたいところだ。
優待が欲しいのか、利益が欲しいのか。
優待に目がくらむと投資の焦点はボケてくる。
だから儲からない。
その儲からない言い訳が優待だとしたら本末転倒であろう。
自社の事業にからんだ優待はあってしかるべきだと思う。
しかしそれ以外は発行企業にしてもコスト増だし不必要。
優待総額は1000億円で純利益の2%程度だという。
しかし、総額は1000億円でも配送コストなどもろもろ考えればコスト倒れになる可能性もある。
配当で還元してくれる方がどれほどよいだろうか。
株が売れない時代の遺物なんか忘れて市場は前を見るべきではなかろうか。
「株式投資は優待ではなく配当と値上がりで利益を得るもの」。
この原理原則を忘れてはいけない。
変わってきたのは安倍首相の週末行動。
今週は河口湖に宿泊だった。
土曜のゴルフは八王子カントリーでAOKIの会長、ファンケルの会長、そしてドトールの名誉会長。
重厚長大企業ではなくかつての新興企業の創業者とのプレイだった。
いつものJR東海とか富士フィルムなどの銘柄ではない。
ましてや加計学園でもない。
何か変化があったのかどうか。
私邸に帰りたくないからという理由ではなかろう。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
グレイステクノロジー(6541)・・・動兆
グレイステクノロジーに注目する。
同社は企画・作成や翻訳サービスを提供。
完成度の高い品質が求められる分野であり同社のクオリティは高い。
クラウド型マニュアルマネージメントシステムe−manualの導入が拡大し業績は絶好調。
マニュアルが製品の優秀さを増加させ、その巧拙が日本企業の世界進出を左右する。
この時代の流れは同社にとって大きなバックボーンだ。
(兜町カタリスト櫻井)
04月03日 為替市況コメント
【為替】ドルの上値を目指す動きは出直し
・・・続き
[概況]
先週末のNY市場で発表された米経済指標はマチマチだったが、NY連銀総裁発言(年内はあと2回の利上げが適切で、金融政策を引き締める緊急性は強くない)により、前日30日の良好な米第4四半期GDPの結果に、市場に出ていた年4回の利上げ期待が縮小してドルは売られた。
東京市場で3月21日以来となる112円台を付けたドルはNY市場終盤には当日安値111.235円まで下げ、最後も-61銭で引ける反落となった。
今週の米経済指標は3日(月)3月ISM製造業景況指数、2月建設支出、4日(火)2月貿易収支、2月製造業受注指数、2月耐久財受注、FOMC議事録、5日(水)3月ADP雇用統計、3月ISM非製造業景況指数、6日(木)新規失業保険申請件数、7日(金)3月雇用統計が発表予定となっており、良好な指標が出て年4回の利上げ期待が再び高まるかどうかに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月03日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ファンコミ<2461>
アプリ事業者向け動画広告システム開発
■クラレ<3405>
国内生産の面ファスナーをポリエステル製へ
■カヤック<3904>
離職防止で同僚面談を導入
■田辺三菱<4508>
タイ法人設立で自社販売に切り替え
■中外製<4519>
中国でMR増員検討 骨粗しょう症薬発売にらみ
■ソラスト<6197>
ICTで医療事務を効率化
■OSGコーポ<6757>
インドで家庭用浄水器販売を開始
■横河電<6841>
M&A活用でプラント向け制御を推進
04月03日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月03日号
04月03日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
4月3日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万8800円−1万9100円のレンジを想定。
手掛かり材料に乏しいことから、模様眺めムードが広がる可能性がありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と円高に振れている。輸出関連の主力株には逆風となることも想定される。
ただ、先週末の下げに対する自律反発が意識される可能性もある。
目先は26週線を試す可能性がある。また、週足の一目均衡表では転換線が上値抵抗となっている。シグナルは悪化傾向にあるが、引き続きレンジ下限の範囲内として踏ん張りを見極めたいところ。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、31日の大阪取引所終値比50円高の1万8960円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
18960 ( +50 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19015 ( +105 )
( )は大阪取引所終値比
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り510万株、買い610万株で、差し引き100万株の買い越し。買い越しは4営業日連続。金額は売り越し。売りセクターに、化学、紙パ、不動産、銀行、情報通信、通信、機械、サービスなど。買いセクターに、サービス、電機、建設、食品、その他製品、小売など。
【好材料銘柄】
■クラウディア <3607>
上期経常は一転89%増益で上振れ着地。
■ソレキア <9867>
フリージア・マクロス <6343> [東証2]の佐々木ベジ会長が同社に対するTOB(株式公開買い付け)価格を1株3700円から4500円に引き上げ、4月14日までとしていた買い付け期間も4月19日まで延長する。
■夢展望 <3185>
親会社RIZAPグループ <2928> [札証A]から物流管理業務とEC支援業務の受託料として3000万円を受け取る。また、RIZAP傘下のマルコ <9980> [東証2]に対するEC支援業務の成果報酬として2000万円を受領する。
■マイネット <3928>
スクウェア・エニックスとグリフォンの協業タイトル「ミリオンアーサー エクスタシス」の運営主体を同社グループのC&Mゲームスに変更。今後はC&Mゲームスとスクウェア・エニックスが共同で運営を行う。また、セガゲームスからスマートフォンゲーム「モンスターギア バーサス」の配信権を取得。このほか、業務提携しているゲーム開発のINDETAILと資本提携し関係強化を図る。
【主な経済指標・スケジュール】
3(月)
【国内】
3月調査日銀短観(8:50)
3月自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
キユーピー、アヲハタ、クリエイトSDH、あさひ、WNIウェザー、オークワ、しまむら
【海外】
中国財新3月製造業PMI(10:45)
ユーロ圏2月失業率(18:00)
米3月ISM製造業景況指数(23:00)
米2月建設支出(23:00)
米3月新車販売台数
休場:中国、台湾(〜4/4)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
04月01日 マーケットコメント
04月01日 為替市況コメント
【為替】米ドル/円、111円台前半へ下落。
・・・続き
[概況]
31日の欧米外国為替市場において、米ドル/円はダドリーNY連銀総裁の発言を受け111円台前半へ下落する展開となった。
欧州外国為替市場序盤から米ドル/円は111円台後半での小動きとなっていたが、NY時間に入りダドリーNY連銀総裁がブルームバーグTVで「年内あと2回の利上げが適切であろう」と発言したことをきっかけに米ドルが断続的に売られる格好となり、一時111.235円まで下落し本日の安値をつけた。
市場では年3回の利上げは想定されていたことから米ドル売りで反応した模様。その後は本日の安値圏での推移が続き111.330円で本日の取引を終えている。
今後は来週末に米雇用統計が控えていることもあり、週の前半は方向感に乏しい値動きになることが予想されるがどうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
04月01日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 04月01日号
03月31日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し65ドル安 利益確定や持ち高調整の売り 景気期待が支え
・・・続き
3月31日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比65ドル27セント安の2万0663ドル22セントで終えた。
相場動意材料に乏しく、四半期末でポジション調整の動きや利益確定の売りが上値を抑える展開となった。
金融やエネルギー株を中心に利益確定や持ち高調整の売りが出て相場の重荷となった。
2月の個人消費支出(PCE)で、米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指数のPCEデフレーターは前年同月比2.1%上昇。上昇率はFRBの目標である2%を4年10カ月ぶりに上回った。一方、PCEは前月比で市場予想ほど増えず、1〜3月期の個人消費見通しを引き下げる金融機関が相次いだ。指標は強弱まちまちとあって、株式相場の反応は目立たなかった。
ただ、米景気は回復が続いている上、4月上旬に発表が始まる米主要企業の四半期決算が良好な内容になるとの期待は根強い。株式を積極的に売る動きは乏しく、相場の下げ幅は限られた。
3月のダウ平均は月間で5カ月ぶりに下落し、下げ幅は149ドルだった。1〜3月期では900ドル上げ、6四半期連続の上昇となった。
ナスダック総合株価指数は小幅ながら6営業日ぶりに反落し、同2.606ポイント安の5911.738で終えた。アマゾン・ドット・コムが連日で上場来高値を更新し、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の一角が上昇。指数は前日終値を上回って推移する場面が目立ったが、引けにかけて利益確定売りに押された。
セクター別では、不動産や商業・専門サービスが上昇する一方で銀行や運輸が下落した。
化学のFMCに穀物関連の薬品事業を売却する一方、同社から健康関連事業を買収すると発表したデュポン(DD)が売られた。経営幹部が価格競争の厳しさを指摘したと伝わったネット旅行予約のエクスペディアは急落した。
一方、FMCは急伸した。四半期決算で最終赤字が前年同期から大幅に縮小したカナダのソフトウエア開発大手のブラックベリー(BBRY)が大幅高となった。ネット小売のアマゾン(AMZN)は5日連続で上昇し、最高値を更新した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,663.22−65.27
S&P500種
2,362.72−5.34
ナスダック5,911.738−2.606
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。6月物は前日比220円安の1万8960円で引け、前日の大阪取引所の終値を50円上回った。円相場の反発や米株安が相場を下押した。目新しい材料に乏しいなか、日中は比較的狭い範囲の値動きになった。この日の6月物安値は1万8885円、高値は1万9225円。
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ46.60ポイント安の7322.92で引けた。資源株の下げが指数に大きく影響するなか、構成銘柄の約6割が下落した。
原油安を受けて、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが安くなった。銅価格が下落していることから、鉱業株も軒並み売られた。
半面、イージージェットなど航空株とセバーン・トレントなど水道関連株は買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は4日続伸。終値は前日比56.44ポイント(0.46%)高の12312.87と、連日で年初来高値を更新した。
アナリストが投資判断を引き上げた電力のRWEが買われた。同業のエーオンと放送大手のプロジーベンザット1メディアも上がった。一方で、コメルツ銀行とタイヤのコンチネンタルは売られた。
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