05月31日 マーケットコメント
05月31日 為替市況コメント
【為替】米ドル円の方向感は定まるか。
・・・続き
[概況]
31日の東京外国為替市場の米ドル円は、多少の変動はあったが値動きは限定手で、方向感の定まらない印象があった。
序盤は110円台後半を中心とし、落ち着いた雰囲気で取引を開始。
中盤に差し掛かると徐々に買いが強まり、本日の高値111.230まで上昇した。
しかし、終盤にかけては売り圧力が高まり、取引が開始された水準である110円台後半へ逆戻りしている。
この後はNY時間に5月シカゴ購買部協会指数、4月米中古住宅販売仮契約の発表が控えるが、レンジをブレイクするほどインパクトのある指標ではないため、米ドル円は引き続き方向感の定まらない取引が続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月31日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小幅に4日続落、欧米株安受け売り優勢も一巡後は下げ渋る
【大引け概況】
31日の日経平均株価は4日続落した。終値は、前日比27円28銭安の1万9650円57銭だった。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分24秒 容量:15.04M
過去のマーケット動画はこちら
前日の米国株市場ではNYダウが続落、ナスダック指数も8日ぶり反落となったことを受け売り優勢となった。
外国為替市場でも朝方は1ドル=110円台後半の推移と円高に振れたことが重荷となった。
31日発表の5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から横ばいだったため、中国景気への過度な警戒感は和らぎ、株式相場を下支えした。
JPX日経インデックス400は反落し、前日比36.80ポイント安の1万3977.01だった。 東証株価指数(TOPIX)も反落し、4.30ポイント安の1568.37だった。
業種別では、33業種中値上がりが7、値下がりが26業種となった。値上がり上位は、保険業、化学、不動産業。値下がり上位は、石油・石炭、パルプ・紙、銀行業となっている。
東証1部の売買代金は概算で3兆176億円、売買高20億1898万株だった。MSCI構成銘柄入れ替えに伴い売買代金は膨らんだ。 東証1部の値下がり銘柄数は1282と全体の64%を占めた。値上がりは622、変わらずは112銘柄だった。
個別では、原油価格の下落で、国際石開帝石やJXTGが売られ、任天堂が軟調。米長期金利低下の影響で三菱UFJやみずほも下げた。また、国内での加熱式たばこの競争激化が意識され、JTが売られた。 東芝は、株主総会に決算報告ができないと伝わり一時4%安となった。
半面、証券会社が投資判断を引き上げたNTTが買われ、ディスコ、JR九州が堅調。エムアップが一時ストップ高になるなど引き続き急騰した。
東証2部株価指数は前日比10.87ポイント安の5960.52ポイントと3日ぶり反落した。 値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は209となった。
個別ではフライトホールディングス、ヨネックス、Jトラスト、バナーズが年初来安値を更新したほか、いい生活、ハブ、マナックが売られた。
半面、アルメディオ、浅香工業がストップ高。アイスタディ、ピクセラ、エムジーホームは一時ストップ高となった。井村屋グループ、ピックルスコーポレーションなど19銘柄が年初来高値を更新した。
05月31日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続伸、約25年11カ月ぶりの高値を連日で更新
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続伸した。終値は前日比12円27銭高い3168円54銭で、約25年11カ月ぶりの高値を連日で更新した。 東証1部の主力銘柄がさえないなか、新興市場の中小型株が買われた。好業績期待からマクドナルドは4日続伸した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で626億円、売買高は9143万株だった。値上がり銘柄数は356、値下がり銘柄数は278となった。
個別では、ルーデン・ホールディングス、ナガオカ、コンセック、ベクター、アストマックスがストップ高となり、 第一カッター興業、サーティーワンアイスなど40銘柄が年初来高値を更新したほか、ノムラシステムコーポレーション、高見澤などが買われた。
半面、ヴィレッジヴァンガードが年初来安値し、ジェイエスエス、IMV、デュアルタップ、フィスコは下落した。
05月31日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=9日続伸、ゼネラル・オイスター、PSSなどが一時ストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は9日続伸し、連日で年初来高値を更新した。終値は前日比2.83ポイント高い1104.81だった。
値上がり銘柄数は127、値下がり銘柄数は102となった。
個別では、ゼネラル・オイスター、PSSが一時ストップ高となり、ミクシィ、ユナイテッドなど12銘柄が年初来高値を更新した。イグニス、メディカルネット、テラスカイなどが上げた。
半面、エナリス、バリューデザインが年初来安値を更新し、ソレイジア・ファーマ、キャリアが売られた。
05月31日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を15銘柄更新しました。
[8159]立花エレテック
[7456]松田産業
[6181]パートナーエージェント
[5956]トーソー
[4319]TAC
[3135]マーケットエンタープライズ
[2483]翻訳センター
[4829]日本エンタープライズ
[2874]ヨコレイ(横浜冷凍)
[2438]アスカネット
[3071]ストリーム
[3917]アイリッジ
[3919]パイプドHD
[4763]クリーク・アンド・リバー社
[8095]イワキ
05月31日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅をやや拡大
・・・続き
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、4.26ポイント安の1568.41で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は一時1万9600円を下回る場面もみられたが、昨日同様、25日線が支持線として意識される格好から下げ渋りをみせている。
上値は5日線に抑えられており、煮詰まり感が台頭してきている。支持線を割り込んでくるようだと、嫌気売りを誘う格好になりやすい
ランチバスケットは41件、340.09億円。差引き50億円の売り越しとの観測。
05月31日 アフターランチ
「『志』追求型銘柄分析」
少しバブルの香りや匂いがするのは気のせいだろうか。
・・・続き
日経朝刊マーケット面の見出しは「負債活用企業、買い集まる」。
ソフトバンクを代表例にして「DEレシオ」が50%以上と高い企業の株価パファーマンスが良いとの指摘。
DEレシオは有利子負債÷自己資本。
フツーは「負債の増加」は財務体質の悪化で株価的には好まれない。
しかし「財務レバレッジの活用で自己資本利益率(ROE)の改善効果」が幅を利かせ始めた。
ソフトバンク392%、パナソニック72%、三菱ケミ155%。
膨張経営を評価できる相場になってきたということは心理的にはややバブルの感。
厚生労働省が発表した4月の有効求人倍率は1.48倍。
前月比0.03ポイントの上昇。
80年代バブルのピークである1990年7月が1.46倍。
これを上回った。
高度成長の末期1974年2月の1.53倍以来、43年2カ月ぶり。
この数字もさることながら正社員に限った有効求人倍率は0.97倍。
2004年以降最高で1倍を超えることも想定され始めた。
2012年〜16年に非正規社員は11%増加したが正規社員は0.7%増。
バブル期に年4%増加していた給与は0.5%程度の伸びでしかなかった。
人が足りないのは建設、介護、輸送・機械運転など。
これがもっと拡大していくのだろう。
みずほ証券が新人社員の給与を最大15%上げるというのも、先駆け的現象なのかも知れない。
週末の金沢でのIRでのティア(2495)富安社長のコメントは「『志』追求型経営」。
「非財務指標の一番大切な指標」そして「かなりいい言葉」と書いた。
ふと考えてみると、数ある市場の中で「志」を問えるのは株式市場だけではなかろうか。
FXやコモデティの空疎で無味乾燥な相場観とは違って株式市場の見通しは比較的ウェットで感情が込められる。
「志」応援団なんて存在は他市場には存在しない。
「ドル円が200円になるのが志」なんて声は聞かれない。
「原油がバレル100ドルになるのが志」なんてこともない。
ところが株式市場だけは、経営理念や成長戦略、未来予想図が重要視される。
この違いは大きい。
個人的には、だから株以外の世界には親近感が湧かないのだろうか。
これからは「『志』追求型銘柄分析」を標榜していくのも良いかも知れない。
「騰落レシオのピーク直前の1週間での物色傾向が継続する可能性」と大和のレポート。
↓
東証1部の騰落レシオ5月24日に164.6%に達した。
株式物色については対象が絞り込まれる展開となってこよう。
昨年12月に今回とほぼ同じ水準まで騰落レシオが過熱した前後での株式物色傾向を検証。
12月15日の騰落レシオのピーク→日経平均が当面のピークとなった今年1月5日までの上昇率上位業種。
騰落レシオのピーク直前の1週間で上昇率上位だった業種と多くが重なっている。
騰落レシオピークアウト後の絞り込み物色の候補は、同レシオのピーク直前に既に示唆されていた。
5月24日の騰落レシオのピークまでの1週間の上昇率上位業種
↓
その他金融・鉄鋼・その他製品・パルプ紙・海運・食品・水産農林・陸運・鉱業・非鉄
大型株中心の主力セクターが相対的に少ないことも昨年12月前後の物色傾向と共通
あるいは高値もみ合いのあとは「モメンタム相場・値幅取り相場」と言う指摘もある。
グロースセクター、電気・半導体、通信、小型、機械などのセクターも中核になるのかも知れない。
(櫻井)。
05月31日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続落も売り一巡後は下げ渋る
31日午前の日経平均株価は小幅に続落した。
・・・続き
午前終値は17円22銭安の1万9660円63銭だった。前日の米国株安を受けて主力株など中心に売り優勢の展開となり、一時1万9600円台を割り込む場面もあった。ただ、売り一巡後は押し目買いが入り下げ渋った。
米国の物価の伸びが鈍化するなど米景気の減速懸念が強まり、日本株の重荷になった。外国為替市場で円相場が対ドルで強含み、海外ヘッジファンドなどが株価指数先物に売りを出した。現物株にも売りが波及した。
また、5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2と前月から横ばいとなり、中国景気に対する過度な懸念が後退した。コマツなど中国向け需要の大きい銘柄が下げ渋り、日経平均の下げ幅も4円程度まで縮小した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
午前の東証1部の売買代金は概算で9897億円、売買高は6億9448万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1131と全体の56%を占めた。値上がりは720、変わらずは164だった。
個別では、原油安で国際石開帝石やJXTGが下げた。米長期金利の低下で、三菱UFJなどメガバンクも軟調、東京海上も安い。
相談役・顧問の廃止という株主提案への反対が伝わった武田が下落した。産業革新機構が半導体子会社への出資について決定を見送ったと伝わった東芝は安い。英ブリティッシュ・アメリカン・タバコは煙が出ない「加熱式たばこ」の日本市場に進出すると伝わり、JTが売られた。任天堂は利益確定売りに押され反落した。薬王堂、協和発酵キリンが値を下げ、カルビーも下落した。
半面、トラック運賃の適正化に国が取り組むと伝わりヤマトHDや日本郵政がしっかり。米フィラデルフィア半導体指数の上昇で、東エレクや信越化など半導体関連銘柄が買われた。ソフトバンクは年初来高値を更新した。NTTやKDDIが上昇し、花王や資生堂も高い。
エムアップはきょうも一時ストップ高に買われる人気となった。ベルーナが値を飛ばし、昭和電工、東海カーボンも上昇した。
東証2部株価指数は前日比4.03ポイント安の5967.36ポイントと3日ぶり反落した。値上がり銘柄数は191、値下がり銘柄数は192となった。
個別では、バナーズ、フライトホールディングス、ヨネックスが年初来安値を更新。いい生活、マナック、ソリトンシステムズ、シャープやウェーブHDが下げた。
一方、浅香工業、アルメディオ、エムジーホームがストップ高。Tスマート、京進、フュトレックが上げた。
05月31日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日続伸、中小型株の物色が続く
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に上昇した。前引けは前日比6円51銭高い3162円78銭と、前日に付けた25年11カ月ぶりの高値を上回る水準。
円高などを背景に東証1部の主力株の上値が重いなか、個人投資家を中心に中小型株の物色が続いた。もっとも、マクドナルドなど足元で上昇していた一部の銘柄に売りが出て、上値は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で356億円、売買高は5514万株。値上がり銘柄数は299、値下がり銘柄数は286となった。
個別では、ルーデン・ホールディングス、ベクター、コンセックがストップ高。オプトエレクトロニクス、平田機工、ベクター、日本サードが上昇した。
半面、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションが年初来安値を更新。ラクオリア創薬、AKIBAホールディングス、フィスコやアエリアが下げた。
05月31日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=9日続伸、中小型株の物色が続く
・・・続き
東証マザーズ指数は9日続伸した。前引けは前日比2.87ポイント高い1104.85だった。値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は115となった。
個別では、ゼネラル・オイスターがストップ高。ビットコイン関連のインフォテリが上昇した。イグニスやミクシィ、カナミックネットワーク、テラスカイ、クラウドワークスも上げた。
一方、バリューデザインが年初来安値を更新。キャリア、ASJ、リネットジャパングループ、ケアネット、ドリコムは下げた。
05月31日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 下げ渋る、中国PMI横ばいで懸念和らぐ
【寄り付き概況】
31日10時現在の日経平均株価は前日比27円74銭安の1万9650円11銭で推移。
・・・続き
31日午前に発表の5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から横ばいの51.2となり、中国の景気減速への懸念が和らいだ。このため、コマツなど中国向け需要の大きい銘柄などが下げ幅を縮め、相場全体を下支えした。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げ渋っている。
業種別では33業種中9業種が値上がり。1位は情報・通信で、以下、倉庫・運輸、サービス、化学と続く。値下がり上位には鉱業、石油・石炭、銀行が並んでいる。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5995億円、売買高は4億4198万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は981と全体の49%を占めた。値上がりは844、変わらずは186だった。
日経平均マイナス寄与度は5.32円の押し下げでユニファミマ がトップ。以下、ファストリが4.94円、ファナックが2.85円、デンソーが2.78円、電通が2.28円と続いている。
プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を6.65円押し上げている。次いでソフトバンクが3.76円、アドテストが2.74円、コナミHDが2.28円と続く。
個別では、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコの煙が出ない「加熱式たばこ」の日本市場に進出すると伝わり、JTが下げ幅を広げている。引き続き三菱UFJなど金融株が安い。液化天然ガス(LNG)受け入れ基地とガス火力発電所を建設すると伝わった住友化は下落している。中期経営計画の見直しが伝わった三越伊勢丹も下げ幅をやや広げた。
半面、30日に投資家向け説明会で今後の事業見通しを明らかにしたパナソニックが高い。NTTやKDDIも上げ幅を広げている。米フィラデルフィア半導体指数(SOX)の上昇を受け信越化やアドテストなど半導体関連銘柄も買われている。資生堂や花王にも買いが続いている。古河電は年初来高値を更新した。
東証2部株価指数は続伸している。Tスマートとフュトレックが上げ、シャープとウェーブHDが下げた。
225先物はGS・HSBC・JP・野村・ドイツが買い越し。
メリル・アムロ・モルスタ・クレディ・三菱が売り越し。
TOPIX先物はパリバ・GS・ドイツ・HSBC・UBS・三菱が買い越し。
メリル・みずほ・ソジェン・モルスタ・アムロが売り越し。
外資系等は、ANA(9202)、地所(8802)、ニチアス(5393)、三井金(5706)、DOWA(5714)、テクマト(3762)、東セン(8439)、大豊建(1822)、NSSOL(2327)、富士機械(6134)、CTC(4739)、eBASE(3835)、ベルーナ(9997)、NTT(9432)、東エレ(8035)に注目。
テクニカル的には、ライト工(1926)、コカBJI(2579)、JALUX(2729)、わらべや(2918)、ダイヤD(3073)、ツルハ(3391)、セーレン(3569)、コーエー(3635)、サイバーコム(3852)、AOITYO(3975)、クイック(4318)、TAC(4319)、扶桑化学(4368)、ライオン(4912)、ミルボン(4919)、コーセー(4922)、アジアパイル(5288)、三井金(5706)、ローツェ(6323)、ホシザキ(6465)、日ピラー(6490)、ホシデン(6804)、キーエンス(6861)、アルビス(7475)、東京計器(7721)、サンリツ(9366)、CEC(9692)、日鉄住物(9810)、ニトリ(9843)、CDS(2169)、コア(2359)、オプト(2389)、JP(2749)、グローバル(3271)、薬王堂(3385)、豆蔵(3756)、クレハ(4023)、サイバーエージェ(4751)、新日本電(5563)、マイクロニクス(6871)、ニチコン(6996)、ライトオン(7445)、シチズン(7762)、ピジョン(7956)、岩井コスモ(8707)、京急(9006)、ヤマト(9064)、乃村(9716)、藤田観光(9722)、オートバクス(9832)が動兆。
05月31日 カタリストコメント
「未来予想図」
3連休明けのNY株式市場は下落。
原油先物価格の下落を受けてエネルギー・金融セクターが軟調。
・・・続き
IT関連が堅調という動きだった。
4月の個人消費支出は前月比0.4%増で4カ月ぶりの大きな伸び。
前月比の個人消費支出(PCE)物価指数も0.2%上昇。
一方消費者信頼感指数は117.9と市場予想の119.8を下回っての着地。
「市場は地政学リスクや純粋な政治的リスクに敏感だが、
経済や企業収益の点で言えば、現状は悪くない」という解釈だ。
6月の利上げ確率は約89%(前週末は88%)。
ただ「最近の軟調なインフレ指標が継続するようであれば、
FRBは利上げを遅らせることが望ましい」という声も出始めた。
外為市場ではドルが下落。
株安、コモディティー価格下落に加え欧州政治情勢を巡る懸念などが背景。
「安全通貨とされる円とスイスフランに逃避買いが入った」という指摘だ。
VIX(恐怖)指数は10.38%と上昇。
ハイテク株中心の値動きを反映してSOX指数は堅調展開。
欧州株は下落。
日経平均は月曜に続いて4円安。
始値→終値の値幅も4円。
月曜の前引け30円高。
火曜の前引けは106円安。
マイナス水準で前場が終わって後場切り返す展開で日中足のチャートは陽線。
「背景は日銀のETF買い。前場が安かったから、買い物が入ったに過ぎない」という指摘が聞こえる。
「後場高の日」と言う運勢気学的見通しは珍しく実現した。
為替に振られながらも安値はきっちり25日線(19567円)で切り返し。
25日線がサポートしているということになろう。
終値ベースではプラス0.6%かい離まで接近してきた。
そして安値水準では日経平均のPERは一時14倍を割れたが、そこからの切り返しでもあった。
「ソフトバンクが1月高値に接近して時価総額は三菱UFJと逆転。
東証1部市場で第4位に浮上」というのは明るいニュースだろう。
新高値銘柄は130(前日119)、新安値銘柄は72(前日51)と増加。
騰落レシオは141.01%まで低下した。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円安の19630円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲11.834%(前日▲11.485%)。
買い方は▲4.981%(前日▲5.163%)。
依然買い方有利の状況。
26日時点の信用取引買い残は2兆4512億円と前週比543億円増加。
増加は2週連続。
信用売り残は前週比673億円増加し1兆201億円と1兆円台に乗せた。
信用倍率は2.4倍。
ボリンジャーのプラス1σは19913円、マイナス1σは19222円。
レンジは狭まってきた。
「勝手雲」の上限19655円をキープできるかどうかが課題の月末水曜日。
「ドレッシング」なんてことはないのだろう。
空売り比率40%台と鶏卵価格の下落が気にかかる。
昨日の日経では「成長の壁、新技術で克服」の見出し。
経済産業省が第4次産業革命の実現に向けた「新産業ビジョン」をまとめたと報じられている。
自動運転・労働生産性2%アップ、健康でいられる年齢の5年延長。
そして公共データの開放などでの地域活性化。
2030年を照準とした成長戦略はジワジワと相場に効いてくる気がする。
そして今朝の朝刊では「即効薬なき成長未来図」の見出し。
昨日開催された「未来投資会議」の概略である。
登場したのは、確かに変わり映えはしない戦略。
しかしコロコロ変わるよりは霞が関と永田町が腰を据えた戦略と読めなくもない。
【健康寿命の延伸】
健康・医療・介護データの一元化
オンライン診療、AI診察、介護ロボット
【移動革命の実現】
トラックの後続無人走行、無人自動走行、ドローンによる配送
【サプライチェーンの近代化】
IoT活用のスマート保安対応、複数企業のデータ連携
【インフラ・まちづくり】
公共工事の3Dデータをオープン、
インフラ点検・災害対応ロボットの開発
【フィンテック】
銀行のシステム接続仕様のオープン化
新たな決済サービスの創出
実証実験ハブでチャレンジを容易に
NYダウは50ドル安の21029ドルと続落。
NASDAQは7ポイント安の6203ポイントと8日ぶりの反落。
S&P500は2ポイント安の2412ポイント8日ぶりの反落。
ダウ輸送株指数は12ポイント安の9163イント。
3市場の売買高は56.8億株と低調。
CME円建ては大証比45円安の19625円。
ドル建ては大証比50ポイント安の19620ポイント。
大証夜間取引は日中比40円安の19630円。
ドル円は110.82円。
10年国債利回りは2.208%。
非公式外資系動向は売り820万株、買い550万株。
金額ベースは11億円の売り越し(2日連続)。
売りは機械・陸運・食品・保険・ゲーム・精密セクターなど。
買いは商社・化学・電機・その他製品・食品・通信・サービスセクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
丸和運輸機関(9090)・・・動兆
丸和運輸機関に注目する。
同社は小売業に特化した3PL(物流一括請負)が中核で低温物流に注力。
「桃太郎便」ブランドで宅配も手掛けている。
業績は好調。
食品が牽引しネットスーパーも拡大。
今3月期は売上高720億円(前期比7.2%増)、営業利益49.5億円(同12.5%増)の見通し。
中国業務進出に期待感。
日経1面の「トラック運賃、適正に」の報道も追い風。
(兜町カタリスト櫻井)
05月31日 為替市況コメント
【為替】良好な米経済指標も米国債利回りの低下にドルは売られる
・・・続き
[概況]
NY市場で発表された4月PCEデフレータは予想通り、4月PCEコアデフレータは予想を上回り、4月個人所得と個人支出は予想通りだったが、前回からは上昇するなど良好な経済市場にドルはNY市場序盤に111.250円まで反発した。
続いて発表された3月S&Pケースシラー住宅価格は予想を上回る一方、5月コンファレンスボード消費者信頼感指数は予想を下回り、ドルは再度111円を割り込む一方、対ドルでの上昇からユーロ/円は当日高値124.400円まで上昇した。
NY株式市場は下落で始まり、米国債利回りが低下するとドルは序盤過ぎに当日安値110.650円まで下落したあとは安値圏で揉み合いとなり、最後は前日比-46銭の110.805円と111円を割れて引けた。
ドルは下げたが経済指標は良好で、この日はFRB理事が「追加利上げは相当直ぐに実施」と述べるなど、利上げ期待も強い事からドル安が進むとは考えにくく、週末までは揉み合い継続と見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月31日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■博報堂DY<2433>
系列が広告による販売影響予測サービス開始
■王子HD<3861>
日光ケミカルズとCNF活用化粧品原料を開発
■アネスト岩田<6381>
中国EVバス増加で圧縮機増産
■富士通<6702>
JR西日本<9021>と睡眠改善システム開発
■ホンダ<7267>
モジュール組み合わせで新設計手法導入
■U−NEXT<9418>
動画配信が米音響大手の技術に対応
05月31日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月31日号
05月31日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
31日の東京株式市場は、軟調な展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価予想レンジは、1万9500円−1万9700円を想定する
連休明けの米国株式は、利益確定売りに押される展開だった。手掛かり材料難の東京市場も直近で上値が重いことから、売り優勢の動きが予想される。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と円高に振れている。対ドルで円高が進む動きがみられるようであれば、輸出関連株を中心に売り圧力が強まることも想定される。
日経平均株価の25日移動平均線(1万9567円94銭=30日)を巡る攻防が予想され、今後の推移を判断するうえでの正念場となりそうだ。
日経平均株価が終値で25日移動平均線を割り込むと、短期的な下降トレンド入りの懸念が広がる。半面、下回らずに下値支持線としての機能が続けば、上昇トレンドが維持される。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所終値比45円安の1万9625円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り820万株、買い550万株で、差し引き270万株の売り越し。売り越し2営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、機械、陸運、食品、保険、ゲーム、精密など。買いセクターに、商社、化学、電機、その他製品、食品、通信、サービスなど。
【好材料銘柄】
■システムソフト <7527>
株主優待制度を新設。毎年9月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(1ポイント1円相当)を保有株数に応じて、1500ポイント〜5万ポイント付与。ポイントは株主限定サイトで食品や電化製品などと交換することができる。なお、ポイントの有効期間は最大2年。また、2年以上継続保有する株主には1.1倍のポイントを贈呈する。
■ゼネラル・オイスター <3224>
アスラポート・ダイニング <3069> [JQ]と、同社への役員3人派遣を通じた取引関係の強化で合意。一方、業務提携を前提にアスラポートから運転資金2億円の借入を受ける。
■メドレックス <4586>
酸補足剤を含有する貼付製剤に関する国内特許査定を取得。同特許は中枢性鎮痛貼付剤「MRX-1OXT」をカバーする基本特許の1つ、有効期間は2036年まで。
【主な経済指標・スケジュール】
31(水)
【国内】
4月鉱工業生産(8:50)
4月住宅着工件数(14:00)
《決算発表》
はてな、トリケミカル、パーク24、ACCESS
【海外】
中国5月製造業PMI(10:00)
中国5月非製造業PMI(10:00)
中国財新5月製造業PMI(10:45)
ユーロ圏4月失業率(18:00)
米5月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
ベージュブック
ブラジル中銀政策金利発表
《米決算発表》
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月30日 【NY株/欧州株概況】
【市況】下落、ダウは50ドル安。政治混乱への警戒感広がる
・・・続き
30日のNYダウ工業株30種平均は続落した。連休前26日と比べ50ドル81セント安の2万1029ドル47セントで終えた。
原油相場の下落を受けて、売りが先行した。北朝鮮による新たなミサイル発射実験で地政学リスクが高まったほか、トランプ大統領の娘婿がロシア政府との接触を疑われ、FBIの捜査対象となっていることが明らかとなり、政権運営への先行き不透明感から軟調推移となった。
もっとも、米企業業績の改善が続くとの期待は根強く相場の下値も限られた。アマゾン・ドット・コムが上場後で初めて1000ドルの大台に到達。グーグルの持ち株会社アルファベットやアップルといった高い成長が期待される大型ハイテク株の一角が底堅く推移したのも市場心理の悪化に歯止めをかけた。
4月の米個人消費支出(PCE)は前月比で増加し、3月分の伸び率は上方修正された。一方、米連邦準備理事会(FRB)が注目する物価指標であるPCEデフレーターの前年同月比の上昇率は3月から縮小。30日発表の米経済指標は強弱入り交じった結果だったため、相場を方向付ける材料とはならなかった。
ナスダック総合株価指数は8営業日ぶりに反落し、同7.005ポイント安の6203.189で終えた。
セクター別では、電気通信サービスや自動車・自動車部品が上昇する一方でエネルギーや銀行が下落した。
国債利回りの低下でゴールドマンサックス(GS)やJPモルガン(JPM)などの金融各社が下落。原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移債券指数事業をロンドン証券取引所(LSE)グループに売却すると発表したシティグループが下落した。
一方、海洋掘削のアトウッド・オセアニクスが急伸した。同業の英エンスコへの身売りを発表し、買収価格にさや寄せする形で買われた。非公開株ファンドへの身売りを発表したクラウドソフトのエグザクトリーも高い。
電気自動車(EV)のテスラ・モーターズは上場来高値を更新した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,029.47−50.81
S&P500種
2,412.91−2.91
ナスダック
6,203.189−7.005
【シカゴ日本株先物概況】
連休明け30日のシカゴ日経平均先物は続落した。6月物は連休前26日と比べ80円安の1万9625円で終え、30日の大阪取引所の終値を45円下回った。円高進行と米株安を嫌気した売りが優勢だった。だが、朝方に円安が進む場面では日経平均先物にも買いが入った。6月物の安値は1万9570円、高値は1万9740円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19625 ( -45 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19620 ( -50 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7526.51(−21.12)
FTSE100種総合株価指数は4営業日ぶり反落した。連休前26日終値に比べ21.12ポイント安の7526.51で引けた。構成銘柄の6割近くが下落した。前週末に最高値を付けたことから利益確定目的の売りが優勢だった。
金属相場の下落を背景にアントファガスタなどにも売りが出た。バークレイズをはじめ銀行株は売りに押された。
半面、ベンチャー・キャピタルの3iグループが大幅上昇した。ロンドン証券取引所(LSE)グループも上げた。米金融大手シティグループが一部事業を同社に売却したと発表した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12598.68(−30.27)
ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日比30.27ポイント安の12598.68だった。ドイツ銀行とコメルツ銀行が安かった。工業用ガスのリンデも下落した。一方で、ドイツ取引所が高く引けた。電力株も堅調だった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5305.94(−26.53)
05月30日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
30日の市場は日経平均が小幅ながらも3日続落。終値は前日比4円安の1万9677円だった。
・・・続き
明日の東京株式市場は、日経平均株価の25日移動平均線(1万9567円94銭=30日)を巡る攻防が予想され、今後の推移を判断するうえでの正念場となりそうだ。
明日、日経平均株価が終値で25日移動平均線を割り込むと、短期的な下降トレンド入りの懸念が広がる。半面、下回らずに下値支持線としての機能が続けば、上昇トレンドが維持される。
今晩米国では、5月CB消費者信頼感指数や3月S&Pケース・シラー住宅価格指数など経済指標の発表が多い。指標が良好で、米国株の堅調地合いも継続するようなら、日本株にも好影響が見込まれる。
05月30日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は110円台後半で上値重い、この後は英米連休明けの取引に注目か。
・・・続き
[概況]
30日、東京外国為替市場の米ドル円一時110.770円まで下落し、上値が重い展開となった。一方、クロス円においてもユーロ円が一時123.140円まで下落している。
ギリシャの債務不履行懸念やイタリア総選挙の早期実施観測、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会において、金融緩和の継続が必要との発言などから、ユーロ安が進行している。また、トランプ米大統領のロシアゲート疑惑や、北朝鮮を巡る地政学リスクなどからも、リスク回避的な動きで円買いとなっているようだ。
現在、欧州時間に入ると、米ドル円は110.990円付近、ユーロ円では123.700円付近を推移し、やや反発している。この後、米国時間では4月米PCEコアデフレーター(予想:前年比1.5% 前回:前年比1.6%)など、米経済指標の発表が予定されている。
米FRB高官からインフレ率が鈍化している点も懸念との発言が報道されていた事もあり、注目指標となりそうか。
テクニカル的には5日移動平均線(111.368円)が上値付近に控えており上値の抵抗帯となるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月30日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小幅続落、一時3ケタの下落も後場下げ渋る
【大引け概況】
30日の日経平均株価は小幅に3日続落した。前日比4円72銭安の1万9677円85銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:57秒 容量:10.13M
過去のマーケット動画はこちら
前日の米国市場は休場で、手掛かり材料に乏しいなか日経平均は1円安からスタートした。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱やギリシャ支援などを巡る欧州の先行き不透明感から、為替市場で円相場が一時1ドル=110円台後半まで上昇。これを受けて前場の日経平均は下げ幅を広げる展開となり、一時19570.13円(同112.44円安)まで下落した。
日経平均は一時、目先の下値メドとされる25日移動平均に近づいたが、下回ることはなかった。
後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの期待から下げ渋り、プラス圏に浮上する場面も見られた。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比17.32ポイント高の1万4013.81だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、2.46ポイント高の1572.67で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8768億円と、連日で活況の目安となる2兆円を下回った。売買高は13億2603万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は751と全体の約37%だった。値上がりは1092、変わらずは173銘柄だった。
個別では、前日まで連日で高値を更新していた楽天に利益確定売りが出た。東エレクの下げも目立った。小野薬や塩野義も売られた。ファストリやヤマトHDも安い。東芝などが軟調で、三菱UFJ、ソニー、JTは小幅に下げた。
一方で、一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたANAHDや花王、資生堂は年初来高値を付けた。日電産や任天堂など市場の業績予想が会社予想を上回っている銘柄も買いを集めた。三菱ケミHDやパナソニックも上昇した。ソフトバンクG、Vテクなど買われた。サイバーゲーム関連株として物色を集めたようだ。
また、エムアップ<やソルクシーズがストップ高まで買われ、東証1部上昇率上位に並んだ。
東証2部株価指数は前日比7.03ポイント高の5971.39ポイントと続伸した。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は218となった。
個別ではマナック、アルメディオがストップ高。京進は一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、日本電通、井村屋グループなど28銘柄は年初来高値を更新。ジー・スリーホールディングス、岡本工作機械製作所、ソリトンシステムズ、ジーエルサイエンス、エムジーホームが買われた。
一方、東京衡機、ラオックスが年初来安値を更新。マーチャント・バンカーズ、ハブ、マルコ、新華ホールディングス・リミテッドが売られた。
05月30日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、約25年11カ月ぶりの高値を連日で更新
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比3円81銭高の3156円27銭で1991年7月1日以来、約25年11カ月ぶりの高値を連日で更新した。マクドナルドやセリアといった好業績の内需株に買いが入り相場を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で701億円、売買高は1億2030万株だった。値上がり銘柄数は323、値下がり銘柄数は298となった。
個別では、ルーデン・ホールディングス、ベクターがストップ高。デュアルタップ、毎日コムネットは一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、佐藤渡辺、UTグループ、幼児活動研究会など32銘柄は年初来高値を更新。
日本サード・パーティ、Mipox、ニックス、クレステック、ネクストジェンが買われた。
一方、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ハーバー研究所<、ニッピ、シャクリー・グローバル・グループが年初来安値を更新。中央経済社ホールディングス、カーディナル、高見沢サイバネティックス、東葛ホールディングス、内外テックが売られた。
05月30日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=8日続伸、クシィが午後に上げ幅を拡大
・・・続き
東証マザーズ指数は8日続伸し、連日で年初来高値を更新した。終値は前日比4.97ポイント高い1101.98と2016年6月以来、11カ月ぶりの高値を付けた。
値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は123となった。
マザーズで時価総額が首位のミクシィが午後に上げ幅を拡大して指数を押し上げた。
個別では、メディカルネット、リミックスポイント、インフォテリアがストップ高。キャリアは一時ストップ高と値を飛ばした。日本アクア、ASJ、エンカレッジ・テクノロジ、はてななど12銘柄は年初来高値を更新。グレイステクノロジー、カヤック、エディア、インスペックは値上が買われた。
一方、バリューデザインが年初来安値を更新。夢展望、ユーザーローカル、エルテス、メドレックス、シンクロ・フードが売られた。
05月30日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅を縮小
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比77円23銭安の1万9605円34銭で始まった。日経平均株価は下落幅を縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、4.75ポイント安の1565.46で始まった
円相場の上昇が一服する中で押し目買いなどが入り、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下げ渋っている。
個別では、ソニー、キヤノンの電機株や、東エレク、ファナックが軟調で、トヨタは甘い。JXTGは売られている。三菱UFJ、三井住友が値を下げ、野村はさえない。NTT、ファーストリテ、JTも下落している。
半面、ソフトバンクGが買われ、エムアップは大幅反発。サイバエジェは上伸。花王はしっかり。新日鉄住は切り返している。Vテクは反発している。
外国為替市場では、1ドル=110円80銭台と円高・ドル安が進行。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
25日線レベルまでの調整をみせている。
ここまでは想定内の動きでもあり、この水準で踏ん張りをみせてくるかが注目されるところ。これを下回ってくるようだと、13週、26週線が位置する1万9250円辺りまでの調整が意識されやすいだろう。
引き続き中小型株での値幅取り狙いが中心になりやすい。
ランチバスケットは17件、184.77億円。差引き20億円の売り越しとの観測。
05月30日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落。売り優勢、円高が重荷に
30日午前の日経平均株価は続落した。前引けは前日比106円38銭安の1万9676円19銭だった。
・・・続き
前日に米国株市場が休場だったこともあって、材料が乏しいなか、欧州情勢を巡る警戒から売りが優勢となり、下げ幅は一時110円を超えた。
東京外国為替市場では円相場が1ドル=110円台後半の円高・ドル安水準に強含み、輸出関連株の重荷になった。株価指数先物に売りが先行し、ファストリや東エレクなど現物の値がさ株に売りが波及した。
また、総選挙を今秋にも前倒しすると伝わったイタリアの政治情勢やギリシャの債務問題の交渉に対する不透明感を背景に、短期筋の売りが出た。29日に米国やロンドン市場が休場だったことから市場参加者は少なく、薄商いのなか、下げ幅が広がった。
JPX日経インデックス400は続落し、東証株価指数(TOPIX)は反落した。
中小型材料株に物色資金が集まる局地戦の様相で、全体商いは盛り上がりを欠いている。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9017億円、売買高は6億2791万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1380と、全体の約7割を占めた。値上がりは481、変わらずは151銘柄だった。
個別では、三菱UFJやトヨタ、ソニーが下落した。JXTGや昭和シェルなど石油株の下げも大きかった。連日高値を付けていた楽天には利益確定売りが出た。
ディー・エヌ・エーも売りに押された。オルトプラスが大幅安、ジーンズメイトも大きく下げた。
一方、ソフトバンクの上昇が目立った。29日まで連日高値を付けていた任天堂は続伸した。ANAHDや花王、資生堂は年初来高値を更新した。
ブイ・テクノロジーが高い。エムアップが大幅高、サイバーエージェントも買われた。ソルクシーズがストップ高となり、KLabも値を飛ばした。
東証2部株価指数は前日比18.01ポイント安の5946.35ポイントと反落。
値上がり銘柄数は156、値下がり銘柄数は225となった。
個別では東京衡機、ラオックスが年初来安値を更新。マーチャント・バンカーズ、ハブ、石井表記、新華ホールディングス・リミテッド、日本システム技術が売られた。
一方、マナック、アルメディオがストップ高。京進は一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、日本電通、井村屋グループ、ペッパーフードサービスなど22銘柄は年初来高値を更新。ジー・スリーホールディングス、エムジーホーム、岡本工作機械製作所、サイオステクノロジーが買われた。
05月30日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反落、半導体関連銘柄の下げ目立つ
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。午前終値は前日比1円24銭安の3151円22銭だった。為替が円高・ドル安に振れ、採算悪化の懸念から時価総額の大きなハーモニックなど半導体関連銘柄の下げが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で449億円、売買高は7994万株だった。値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は332となった。
個別では、半導体関連では内外テックや協立電機も売られた。中央経済社ホールディングス、東葛ホールディングス、フィスコやマクドナルドも安い。
半面、デュアルタップ、毎日コムネットが一時ストップ高と値を飛ばした。Mipox、日本サード・パーティ、ネクストジェン、ニックスが買われた。
05月30日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=8日ぶり反落、メドレックス、エルテスが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。午前終値は前日比5.00ポイント安の1092.01だった。
値上がり銘柄数は75、値下がり銘柄数は150となった。
個別では、夢展望、エルテス、メドレックス、ジャパンエレベーターサービスホールディングスが売られた。
一方、メディカルネット、リミックスポイントがストップ高。日本アクア、ASJ、エンカレッジ・テクノロジ、インフォテリア、Jストリーム、モバイルファクトリー、フィンテック グローバル、リネットジャパングループが買われた。
05月30日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 下げ幅やや広げる、先物主導の売り
【10時の概況】
30日10時現在の日経平均株価は前日比52円66銭安の1万9629円91銭で推移。
・・・続き
前日の米国株市場は休場だったことで手掛かり材料にかけるなか、外国為替市場では足もと1ドル=111円台前半でのもみ合いを続けており、全体相場に与える影響は限定的になっている。
ただ、対ユーロでは1ユーロ=123円台後半まで円高が進んでおり、これがネガティブに働く可能性はありそうだ。全体相場の方向感が定まらないなか、引き続き中小型のテーマ株物色の動きが中心となりそうだ。
薄商いのなか、「6月の特別清算指数(SQ)算出にからみ短期の投資家が先物売りを出すと、裁定業者による現物株売りが広がりやすい時期だ」との指摘があった。
30日の欧米市場の動きを見極めたいとの雰囲気もあり、売買は低調。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も安い。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5097億円、売買高は3億7053万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は949と、全体の約5割となった。値上がりは830、変わらずは217銘柄だった。
業種別では33業種中10業種が値上がり。1位は空運で、以下、情報・通信、海運、金属製品と続く。値下がり上位には石油・石炭、パルプ・紙、倉庫・運輸が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は9.51円の押し下げでファストリがトップ。以下、東エレクが5.51円、信越化が3.27円、京セラが3.27円、アドテストが2.89円と続いている。
プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を17.68円押し上げている。次いで花王が4.83円、KDDIが1.60円、大塚HDが0.76円と続く。
個別では、29日まで連日高値を更新していた楽天に利益確定売りが出ている。キヤノンや富士フイルムは下げ幅を広げた。アサヒやソニーも一段安となった。
一方、花王やANAHDは年初来高値を更新した。SUBARUやスズキも高い。KDDIや東ガスも一段高となっている。
東証2部株価指数は反落している。シャープと竹本容器が下げ、ウェーブHDとフュトレックが上げた。
05月30日 カタリストコメント
「禍福は糾える縄の如し〜第5次産業革命とバイオ相場」
海外の休場を背景に小幅な動きとなった月曜。
東証1部の売買代金も2兆円を割れた。
・・・続き
NY休場の夜の225先物大証終値は19690円。
ドル円は111円30銭台と特に動きなしの展開。
日経平均の25日移動平均線は19518円でプラス0.8%のかい離。
東証1部の騰落レシオは140.71%。
24日の164.60%からはだいぶ低下してきた。
アベノミクス相場以降の最高は昨年12月25日の165.56%。
もみ合いの中でこの水準まで上昇したのだから静かな盛り上がりだったと言える。
昨日の新高値は119銘柄(前日89銘柄)。
新安値は51銘柄(前日30銘柄)。
何げに上昇基調はお休み傾傾向。
いずれにしても5月月足陽線基準19310円は上回っており月末休養モードでもある。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲11.485%(前日▲11.294%)。
買い方は▲5.163%(前日▲5.045%)。
双方とも悪化という微妙な状況。
日経平均採用銘柄のPERは14.05倍。
EPSは1400.89円(5月26日1401.20円)。
日経VIは7日連続低下し14.75。
5月11日が14.03、3月17日が13.33、3月7日が14.11。
そろそろ底打ち動意の水準。
6月SQに向けて隊列を整える場面だろう。
まもなく出る電子書籍はバイオ関連。
以下はその「はじめに」。
↓
2002年秋。
阪急茨木駅からモノレールに乗り換え大阪大学医学部のある研究室を訪ねた。
日本初のバイオベンチャーとして上昇したアンジェスMGの創業者インタビューが目的だった。
不思議なことに当時はあまり魅力を感じることがなく、取材はそれきり。
以後10年近く訪れることはなかった。
ところが、その後田町の東京本社に取材して改めて同社のポテンシャルを認識したのも事実。
研究は進んでいたのである。
2006年、ナンキャリアというバイオベンチャーを取材した。
患者さんのQOLを高めるために幹部に直接に制癌剤を運ぶという研究に感動した。
しかも資本面では当時まだほとんど話題にもなっていなかった「株主割当増資」を実施。
株価が何回も急騰した記憶が残った
新横浜のメディネットを訪問したのも同じ頃。
点滴を受けている患者さんの姿を見たのが印象に残っている。
数年前の秋。
カイオムバイオという会社を取材した。
パンデミック症候群に対する期待感で株価は一気に20倍以上に暴騰した。
2年間の初夏。
山形県鶴岡市へ飛んだ。
何もない畑の真ん中に大きな研究棟。
うつ病のマーカー研究を続けている研究者の姿を見学。
今年になって株価は3倍近く上昇した。
苦節2年というところだろうか。
どの銘柄にも共通していたのは「志」。
患者さんを治し、新たな医学や健康の提供を行うという必死の研究だった。
たぶん株価だけの問題ではない。
しかし患者さんを救うというのは否定できない共通理念だろう。
残念ながら株価的には抱擁か、心中かの苦しい選択の繰り返し。
歓喜と失望の時期がほぼ1年ごとに落とすれるリズムがあるような気がする。
前回バイオ相場があったのは2016年5月までの相場。
あれから1年。
リズムはバイオに巡ってきたように思えるのは気のせいだろうか。
バイオ株を取り巻く環境、そして市場動向を改めて考察してみた。
(兜町カタリスト櫻井)
05月30日 為替市況コメント
【為替】中国、ロンドン、NY市場が祭日とあって、為替市場は終日狭いレンジでの小動き
・・・続き
[概況]
東京市場朝方に北朝鮮がミサイル発射を実施したとのニュースにドルは取引開始後に111.160円の当日安値まで下げる場面があったが影響は続かず、日経平均の上昇もあって午前中に111.480円(当日高値)まで反発した。
しかしロンドンやNYといった主要市場が祭日とあって商いは少なく、東京市場以降は終日狭いレンジでの小動きとなり、結局ドルは東京時間に当日の高値と安値を付けるカタチとなり、上下の変動幅はわずか32銭にとどまった。
ドルは-0.5銭で引け、それ以外の主要通貨は高安マチマチで方向性の出ない動きだった。本日から米国の経済指標が発表されるが、そちらに注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月30日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■エボラブルA<6191>
キャンピングカーレンタルを開始
■富士電機<6504>
122億円で半導体製品の生産能力を引き上げ
■エレコム<6750>
作成や保守などセット化した電子看板サービス提供
■IHI<7013>
60億円で車向け過給器の生産体制再編
■スズキ<7269>
街中もオフロードも走行可能な2輪車を国内で投入
■小糸製<7276>
レーザー感知センサー内蔵した車ランプ開発
■SBI<8473>
18年度後半に傘下保険会社のIPOを検討
05月30日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月30日号
05月30日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
30日の東京株式市場は、手掛り材料に乏しいなか、米英市場が祝日で休場だったこともあり、動意薄の展開となりそう。
・・・続き
ただ、企業業績への期待感が支えとなり、下値は堅そうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9600円−1万9800円を想定する。
29日は日経ジャスダック平均が終値ベースで年初来高値を更新したほか、マザーズ指数も取引時間中の年初来高値を塗り替えるなど、中小型株への物色が続いている。大型株の売買エネルギーが盛り上がりに欠けるなか、中小型株物色が優位となる展開が継続しそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と小動き。
日経平均は上昇が続く25日移動平均線(1万9518円 5/29)に近づき、再び上昇に入っていけるかが焦点となる。一目均衡表では基準線の上昇が目先的に続く局面に入ることや、転換線も31日から上昇に転じる可能性が高いだろう。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り570万株、買い620万株で、差し引き50万株の買い越し。買い越し2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、保険、化学、空運、食品、小売、電機など。買いセクターに、自動車、化学、食品、精密、機械、陸運、鉄鋼など。
【好材料銘柄】
■ゲオホールディングス <2681>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.93%にあたる45万株(金額で5億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月8日から7月31日まで。
■アルメディオ <7859>
グローバルサーチ社から不動産総合比較サイト「イエカレ」事業を譲受。取得価額は4億5000万円、および6月1日からの1年間における業績に応じた追加代金(4000万円〜4億2000万円)の合計額。同事業の17年1月期売上高は4.6億円、経常利益は1.5億円だった。これを踏まえ、今期売上高を7%上方修正。
■フィンテック グローバル <8789>
「メッツァビレッジ」「ムーミンバレーパーク」の着工に向け、建設予定地の地元自治体である飯能市から開発許可を取得。
【主な経済指標・スケジュール】
30(火)
【国内】
4月労働力調査・有効求人倍率(8:30)
4月家計調査(8:30)
2年国債入札
《決算発表》
スリープロ、菱洋エレク、ナガノ東
【海外】
米4月個人所得・個人支出(21:30)
米3月S&Pケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米5月CB消費者信頼感指数(23:00)
米5月ダラス連銀製造業活動(23:30)
休場:香港(ドラゴンボートフェスティバル)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月29日 【NY株/欧州株概況】
【市況】米国市場は休場 メモリアルデーの祝日
・・・続き
29日の米国はメモリアルデーの祝日のため、全市場が休場でした。
【シカゴ日本株先物概況】
米国株式市場は休
シカゴ日経225先物6月限 (円建て) - ( - )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て) - ( - )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
休場
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12628.95(+26.77)
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5332.47(−4.17)
05月29日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
30日の東京株式市場は、薄商いのなかで方向感に乏しい推移となりそうだ。
・・・続き
メモリアルデーの祝日で現地29日の米株式市場が休場となることなどから、引き続き海外投資家の参加が限定的となることが見込まれる。
市場関係者からは「きょうは、海外市場の休場などの影響で外国人投資家の買いが限定的となり、東証1部の売買代金は2兆円を大きく割り込んだ。天堂<7974>が1銘柄で売買代金2000億円を超える大商いを記録した。ただ、この1銘柄への集中人気は、全体相場の材料難の表れでもある」との見方が出ていいた。
全般エネルギー不足で、日経平均株価がこう着状態になると、個別銘柄に人物色気が引き寄せられる現象が起きる。
明日寄り付き前に、国内の4月失業率・有効求人倍率が発表される。失業率の市場予想は2.8%と前月と同水準、有効求人倍率は1.46倍とバブル期で最高だった1990年7月並みの水準まで回復する見込み。今晩の米国市場が休場で手掛かり材料難が予想され、結果が予想以上に強ければ「人材派遣・紹介」に注目だろう
05月29日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を11銘柄更新しました。
[9928]ミロク情報サービス
[9419]ワイヤレスゲート
[8154]加賀電子
[6237]イワキポンプ
[6197]ソラスト
[3435]サンコーテクノ
[3199]綿半ホールディングス
[2915]ケンコーマヨネーズ
[2763]エフティグループ
[2708]久世
[2352]エイジア
05月29日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小幅続落、地政学リスク警戒 休場多く買い手控え
【大引け概況】
29日の日経平均株価は前週末比4円27銭安の1万9682円57銭と小幅続落。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分10秒 容量:12.60M
過去のマーケット動画はこちら
朝方は小高く始まったが、その後下げに転じ、一時1万9627円19銭(前週末比59円65銭安)を付ける場面があった。
売り一巡後は、円相場がやや弱含んだこともあり、再びプラス圏に浮上したが、上値は限定され、大引けには小幅安に押し戻されるなど方向感の乏しい展開となった。
手掛かり材料難に加え、29日は米国、英国など海外主要市場が休場で市場参加者も少なく、買い手控えムードが強かった。
北朝鮮は29日早朝に弾道ミサイル1発を発射し、日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下したが、影響は限定された。
市場からは、北朝鮮リスクや『ロシアゲート』問題などの不安材料に対してはあまり気にしていないようだ。足元の景況感が良く、そのあたりを踏まえてのことだろう」との声が聞かれた。
また、売買代金の上位では値上がり銘柄が多く、押し目買い意欲に強さも印象付けている。市場関係者は、「相場の地合いは悪くない」と前向きだった。
JPX日経インデックス400は小幅に続落した。終値は前週末比1.33ポイント安の1万3996.49だった。東証株価指数(TOPIX)は小反発し、0.79ポイント高の1570.21で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆7928億円。売買高は12億7453万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は942と、全体の46.7%を占めた。値上がりは933、変わらずは138銘柄だった。
個別では、米子会社の肺疾患治療薬が承認されなかったと発表した大日本住友が大幅安。新日鉄住、JFEが安く、郵船や国際帝石は軟調。ソフトバンクGが下押し、エムアップは大幅安で、Vテクが弱含み。SUMCO、オリンパスは売られた。
半面、資生堂と任天堂が年初来高値を更新した。JTは堅調。ファーストリテがしっかり。三菱UFJ、三井住友は強含み。半導体メモリー会社の売却が順調に進むとの期待が高まった東芝が締まり、ソニーは買い優勢で、トヨタが底堅い。アサヒやユニチャームが高く、住友不が買われた。
東証2部株価指数は前週末比8.01ポイント高の5964.36ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は226となった。
個別ではいい生活がストップ高。富士古河E&C、田辺工業、日本電通など26銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、ウェルス・マネジメント、フルテック、京進、エムジーホームが買われた。
一方、バナーズ、KTC、象印マホービンが年初来安値を更新。パシフィックネット、JMACS、E・Jホールディングス、セメダイン、ファステップスが売られた。
05月29日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、売買代金1年2カ月ぶり高水準
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。大引けは前週末に比べ5円84銭高い3152円46銭だった。1991年7月1日以来、約25年11カ月ぶりの高値を2営業日ぶりに更新した。マクドナルドやセリアなど主力株が上昇し買い安心感が広がった。
日経平均株価が方向感のない値動きとなる中で東証1部銘柄よりも、値動きの良い新興企業株を買う動きが旺盛となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で859億円と2016年3月30日以来およそ1年2カ月ぶりの高水準になった。
ジャスダック市場の売買高は1億5643万株で、2月14日以来となる3カ月半ぶりの大きさだった。値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は295となった。
ラクオリアやブロッコリー、日特エンジが上昇した。一方、平田機工は大幅安となった。アエリアやメイコーも下げた。
個別では、東証1部に市場変更となるモバファクは制限値幅の上限まで上げた。
ルーデン・ホールディングス、ベクターがストップ高。
大本組、佐藤渡辺、UTグループなど46銘柄は年初来高値を更新。日本一ソフトウェア、IMV、中央経済社ホールディングスが買われた。
一方、イーサポートリンク、オーケー食品工業が年初来安値を更新。東武住販、フライングガーデン、株式売り出しを実施する平田機工、AKIBAホールディングスが売られた。
05月29日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=7日続伸、小型株優位の相場展開が継続
・・・続き
東証マザーズ指数は7日続伸した。終値は前週末に比べ2.56ポイント高の1097.01だった。
小型株優位の相場展開が継続している。市場関係者からも「先週から引き続き成長期待が強い個別銘柄に物色が広がったようだ」との見方が出ていた。
値上がり銘柄数は105、値下がり銘柄数は117となった。
個別では、メディカルネット、リミックスポイント、モバイルファクトリーがストップ高。
ASJ、インフォテリアは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、ビリングシステム、エンカレッジ・テクノロジなど12銘柄は年初来高値を更新。ロコンド、ソケッツ、ジェイリース、ビーグリー、レントラックスが買われた。
一方、ソレイジア・ファーマ、夢展望、イグニス、アセンテック、サイバーステップが売られた。
05月29日 アフターランチ
「相場的思考法」
昨日段階でTOPIXは5月17日のマド1572ポイントを実線で埋めた。
・・・続き
★「株価は景気の体温計」→「株価は欲望の血圧計」
★「株を買うのか株価を買うのか」
★「枝葉末節ではなく本質を」
★投資は生き様:ポートフォリオは全人生の縮図
★銘柄選択の結論
「常識的な報道規範とモラルを持ち、明確な未来予測図が描かれているか」。
あるいは「社会に必要不可欠な存在と認められてもらえるかどうか」。
あるいは「投資家が夢を感じられて好きになってもらえるかどうか」。
★「上がる銘柄と下がる銘柄。
どちらが見つけやすいかといえば、たぶん売る銘柄。
下げ続ける株はないし、上げ続ける株もない」。
★「経営判断は、本質的、多面的、長期的」→反意語は「現象的、近視眼的、短期的」。
★「株価が上がり始めるまで市場参加者は見向きもしない。
上がり始めるとマーケットはその銘柄に気がつく。
多くの人に気がつかれるまで我慢できるか。
あるいは恐怖の絶頂の高値で持ち続けられるか。
究極の選択ではあるが、どちらかに参加しないことには、市場に乗ることはできない」。
★「売る人が多いから安い。買う人が多いから高い」。
「安く買いたい人は株価が下がって欲しい」。
「高く売りたい人は株価が上がって欲しい」。
大きなパラドックス
↓
売り方にとって株価上昇が歓迎で買い方にとっては株価下落が歓迎。
そして「IR私論」
★何のためのIRか=目標を明確化する:株価?株主数?議決権?
投資家を嫌わない=ファン作り:IRは愛アールそしてIR=PR
投資家を分類する=目先OR夢
IR担当はトップの影武者=会社の代表者
株価=市場との戦い=株価は歪みの合成体
IRカンファレンス2016の広告=テーマは「持続的成長のためのIR」
スケジュールを見てみると・・・
29日(月):英米休場
30日(火):有効求人倍率、米S&P住宅価格指数、CB消費者信頼感、個人所得
31日(水):鉱工業生産、米シカゴ購買部景気指数、中古住宅販売仮契約、ベージュブック、中国製造業PMI
1日(木):法人企業統計、米ADP雇用レポート、ISM製造業景気指数、新車販売
2日(金):マネタリーベース、米雇用統計、貿易収支
【6月】
1日(木)変化日、はがき62円に値上げ
7日(水)OECD閣僚理事会(パリ〜8日)、変化日
8日(木)ECB理事会 英国下院総選挙
9日(金)メジャーSQ、満月
11日(日)フランス下院選第1回投票、木星準順行開始
13日(火)米FOMC(〜14日)
14日(水)変化日
15日(木)日銀金融政策決定会合(〜16日)
16日(金)米メジャーSQ
18日(日)フランス下院選第2回投票、海王星逆行開始
19日(月)パリ国際航空ショー(〜25日)、変化日
20日(火)ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム・サミット(〜23日ベルリン)変化日
21日(水)ECB理事会、上げの特異日
22日(木)EU首脳会議(ブリュッセル・〜23日)
24日(土)新月
25日(日)ラマダン終了
29日(木)上げの特異日
30日(金)変化日、通常国会会期末
規制改革推進会議答申、成長戦略、骨太の方針を閣議決定
【7月】
1日(土)香港返還20周年、出版記念パーティ
2日(日)ユネスコ世界遺産委員会
タイ中銀変動相場制移行から20年
3日(月)日銀短観、3日新甫、ウィンブルドンテニス(〜16日)
4日(火)NY市場独立記念日で休場
6日(木)変化日、下げの特異日
7日(金)G7首脳会議(ハンブルグ)
9日(日)世界石油会議、満月、上げの特異日
12日(水)変化日、米ベージュブック
14日(金)SQ、
17日(月)海の日で東京休場
18日(火)変化日
19日(水)日銀金融政策決定会合(〜20日)
20日(木)ゴルフ全英オープン,ECB理事会
23日(日)新月
25日〜26日FOMC
26日(水)下げの特異日
27日(木)変化日
中旬:FRB議長半期議会証言(ハンフリーホーキンス報告)
【8月】
2日(水)ECB理事会
3日(木)ゴルフ全英女子オープン、変化日
4日(金)陸上世界選手権、天王星逆行開始
8日(火)ケニア大統領選、ASEAN発足から50周年、部分月食、満月
9日(水)変化日
10日(木)SQ、ゴルフ全米プロ
11日(金)山の日で休場
13日(日)水星逆行開始
15日(火)変化日
21日(月)バドミントン世界選手権(英グラスゴー)、仙台市長任期満了
22日(火)皆既日食(日本では見えない)、変化日
27日(日)土星順行開始
28日(月)テニス全米オープン、ロンドンはサマーバンクホリデーで休場
29日(火)変化日
29日(火)横浜市長任期満了
31日(木)サッカーW杯アジサ最終予選(日本VS豪州)
下旬:米カンザスシティ連銀金融シンポジウム(ジャクソンホール)
シンガポール大統領選
(櫻井)。
05月29日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で推移
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比28円83銭高の1万9715円67銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での推移となっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、4.05ポイント高の1573.47で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円30銭台での小動き。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は5日線を挟んでのこう着をみせている
資金は中小型株へのシフトが続いており、業績やテーマ株物色が活発である。
ランチバスケットは32件、308.28億円。差し引き10億円の売り越しとの観測。
05月29日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=30円72銭高と反発。海外市場が休場で売買手控えムード
29日午前の日経平均株価は反発した。午前の終値は前週末日比30円72銭高の1万9717円56銭だった。
・・・続き
北朝鮮の弾道ミサイル発射で地政学リスクを警戒する売りに押されて下げる場面があったが、売り一巡後は中小型の好業績銘柄に押し目買いもあり再び上げに転じた。
29日は米国がメモリアルデーの祝日で休場、ロンドン市場や中国本土市場なども休場で市場参加者は少なくなっている。
為替は、前週末午後5時に比べ13銭のややドル高・円安で、29日午前は111円40銭前後と小幅な値動きとなっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
業種別では、33業種中24業種が値上がり、9業種が値下がりした。値上がりは、その他、サービス、食料品と続き、値下がりは、鉄鋼、鉱業、海運となっている。
午前の東証1部の売買代金は概算で9078億円、売買高は6億3995万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1114、値下がりは714、変わらずは187銘柄だった。
個別では、任天堂が大商いで続伸し、エムアップも急騰。サイバーエージェント、HISも高い。半導体メモリー会社の売却が順調に進むとの期待が高まった東芝は大幅高となり、クボタやユニチャームが上げた。
半面、ソフトバンクが軟調で、新日本無線、ハニーズホールディングス、ニッケが売られた。国際石開帝石やオリックスが下落した。
東証2部株価指数は前週末比23.99ポイント高の5980.34ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は200、値下がり銘柄数は194となった。
個別では、アイスタディ、カワサキなど21銘柄が年初来高値を更新した。シャープ、堀田丸正、エムジーホームなどが買われた。
半面、一方、象印、KTC、が年初来安値を更新した。ファステップス、JMACSも売られた。
05月29日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発。値動きの軽い新興企業株に買いで、売買代金膨らむ。
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は前週末比8.63円高の3155.25円と反発した。
値上がり銘柄数は356、値下がり銘柄数は255となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で480億円、売買高は8246万株。
主力株に買いが入り、投資家心理が改善した。日経平均株価が方向感のない値動きとなる中で、値動きが軽い新興企業株に買いが入った。
個別では、ソフトウェア事業などを手掛けるP2P BANKを子会社化すると発表したルーデン・ホールディングスがストップ高、
新作スマホゲームの日本独占ライセンスを獲得したと発表したベクターが前営業日に続きストップ高となった。
サニーサイドアップなど34銘柄は年初来高値を更新した。日本一ソフトウェア、ラクオリア創薬などが買われた。
半面、イーサポートリンクが年初来安値を更新し、タケダ機械、日本プロセスが売られた。
05月29日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=7日続伸。そーせい、ミクシィなど主力株が大幅高
・・・続き
東証マザーズ指数は前週末比10.99ポイント高の1105.44ポイントと7日続伸。
値上がり銘柄数は123、値下がり銘柄数は109となった。
個別ではASJがストップ高。リミックスポイントは一時ストップ高と値を飛ばした。うるる、ミクシィなど10銘柄が年初来高値を更新し、ロコンドなどがあげた。 半面、ソレイジア・ファーマ、ケアネットなどが売られた。
05月29日 為替市況コメント
【為替】今週は週末に米雇用統計を控え、更に本日は米国がメモリアルデーの祭日で相場は大きな動きは期待薄
・・・続き
[概況]
先週末26日に発表された米経済指標は概ね良好で、NY株式市場は高値警戒感からダウは小幅反落したものの、ナスダックとS&P500は続伸して最高値を更新した。
一方ドルは一時110円台に落ちたが、良好な米経済指標やNY株式市場の上昇などに最後は111円台(-56銭)で引ける一方、ユーロ(-1.07円)やポンド(-2.20円)は大幅下落となった。
今週は週末の米雇用統計を始め、多くの経済指標が発表予定となっており、先週より大きな動きが期待出来るのではないかと見ている。
今週の米国は30日(火)4月個人所得・支出、3月S&Pケースシラー住宅価格指数、5月消費者信頼感指数、31日(水)MBA住宅ローン申請件数、5月シカゴ購買部協会景気指数、地区連銀経済報告、6月1日(木)5月ADP雇用統計、新規失業保険申請件数、第1四半期非農業部門労働生産性指数、5月ISM製造業景況指数、4月建設支出、2日(金)4月貿易収支そして5月雇用統計となっている。
また米国以外にも日本やユーロ圏、中国で経済指標の発表が予定されており、経済指標の結果で相場が変動すると予想されるが、基本的に週末までは揉み合いを予想している。
また本日は米国がメモリアルデーによる祭日となる事から、相場は小動きではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月29日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、前週末の米株高好感も上値重い
【寄り付き概況】
29日の東京株式市場は売り買い交錯もやや買い優勢でスタート。
・・・続き
寄り付きの日経平均株価は前週末比10円34銭高の1万9697円18銭と小反発。
前週末の米国株市場は、NYダウは小安かったもののナスダックは堅調で小幅ながら最高値を更新した。しかし、為替は1ドル=111円台前半のもみ合いと動きに乏しく、WTI原油価格もリバウンドしたとはいえ戻りが鈍い。G7サミットを通過して手掛かり材料難のなかで方向感の定まらない展開。今晩の米国株市場など海外市場では休場が多く、これも全般買い手控え感につながっている。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅な値動き。
寄り付き時点で業種別では33業種中、18業種前後が高く、値上がり上位に倉庫、空運、繊維、陸運、小売など。値下がりで目立つのは鉄鋼、鉱業、その他金融など。
個別では、ソニー、日立、東エレクが締まり、東芝は大幅高で、トヨタ、日産自が小高い。楽天が強含みで、KDDIやファーストリテは堅調。JT、大塚HDが値を上げ、アステラス薬、塩野義が上伸している。H.I.Sは買い気配。
半面、ソフトバンクGが下落し、任天堂は軟調。三井住友、みずほFGが甘く、第一生命、東京海上は売り物。新日鉄住、JFEが値を下げ、国際帝石は小幅安。ホンダ、SUBARUは弱含みとなっている。
05月29日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■高砂熱<1969>
ビルエネルギー管理で気象予報データ活用
■ダスキン<4665>
住宅補修サービスを開始
■NTN<6472>
風向き問わず効率発電する製品投入
■日産自<7201>
新設計手法採用車の生産台数引き上げ
05月29日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月29日号
05月29日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
26日の東京株式は、米国株高の恩恵が期待されるものの、方向感の出づらい展開か。
・・・続き
29日の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しいなか、方向感の出づらい展開となりそうだ。
米国株は月曜29日がメモリアルデーによる休場で、雇用統計を前にしては様子見姿勢も強まると想定される。市場エネルギーは低下が見込まれることから、日経平均が2万円に乗せるには材料不足と考える。
日経平均株価の予想レンジは、1万9500円−1万9800円を想定する。
29日の早朝に北朝鮮がミサイルを発射し、日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下している。対北朝鮮に対する緊張感の高まりから、防衛関連株に関心が向かう可能性もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と小動き。
シカゴ市場の日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比5円安の1万9705円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り410万株、買い400万株で、差し引き10万株の売り越し。売り越し12営業日ぶり。金額も売り越し。
売りセクターに、食品、銀行、自動車、保険など。買いセクターに、ゴム、その他製品、化学、サービス、電機、自動車、食品など。
【好材料銘柄】
■エイチ・アイ・エス <9603>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.82%にあたる360万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月30日から7月24日まで。上期経常が2.3倍増益で着地・2-4月期も34倍増益。
★アゼアス <3161>
前期経常を49%上方修正。
■ディー・ディー・エス <3782>
米ノックノックラブズ(NNL社)と技術ライセンス契約。NNL社から最新のオンライン認証規格「FIDO」に対応した技術供与を受け、自社製品「マガタマプラットフォーム」関連製品の開発販売を行う。
■モバイルファクトリー <3912>
東証がモバファクを6月2日付で市場1部に市場変更する。また、同社は6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■ジェイリース <7187>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。また、株式分割後も優待制度の対象株主(100株以上保有)は変更しない。実質拡充となる。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19705 ( -5 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19715 ( +5 )
( )は大阪取引所終値比
【主な経済指標・スケジュール】
29(月)
【国内】
《決算発表》
アイ・ケイ・ケイ、プラネット、東和フード、大和コン、タカショー
【海外】
休場:米(メモリアルデー)、英(バンクホリデー)、中国、台湾(〜5/30、龍舟節)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月27日 マーケットコメント
05月27日 為替市況コメント
【為替】米ドル/円、反発するも上値の重たさが目立つ展開。
・・・続き
[概況]
26日の欧米時間の米ドル/円は、経済指標の結果を受けて、買い戻されるも上値の重たさが目立つ展開となった。
東京時間からの円高の流れやトランプ米大統領の北朝鮮に関する発言を受けて、リスク回避の動きが強まり、ドル/円は本日安値110.870円まで下落した。
ただ、21時30分に発表された第1四半期米GDP改定値(予想:0.9% 結果:1.2%)が事前予想を上回る結果を受け、米ドル/円を買い戻す動きが強まり111.440円まで反発した。
しかしながら、その後発表された5月ミシガン大学消費者マインド確報値(予想:97.5 結果:97.1)が弱い結果となったことや、来週月曜日の米国市場がメモリアルデー(戦没者追悼の日)に伴う休場を前に持ち高調整中心となり、上値の重たさが目立つ動きとなった。
来週は、米国の4月PCEコアデフレーターや5月雇用統計など、予想を上回る結果となれば、6月利上げに向けたドル買いが強まる展開となりそうか
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月27日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月27日号
05月26日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは2ドル安、利益確定の売り ナスダック・S&P500は最高値更新
・・・続き
26日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら7営業日ぶりに反落した。
前日比2ドル67セント安の2万1080ドル28セントで終えた。
連休を控えた利益確定の動きから、売りが先行した。
主要企業で好調な四半期決算の発表が相次いだうえ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが緩やかになるとの見方が広がったのを受けて、ダウ平均は前日まで6日続伸し最高値に迫っていた。目先の利益を確定する目的の売りが出やすかった。
ただ、市場予想を上回る米経済指標が相場を支え、下値は堅かった26日朝方に米商務省が発表した1〜3月期の国内総生産(GDP)改定値は1.2%増と速報値の0.7%増から上方修正された。市場予想の0.8%増を上回る改定値が好感された。
ナスダック総合株価指数は小幅ながら7日続伸し、前日比4.937ポイント高の6210.194で終え、前日に続いて最高値を更新した。S&P500種株価指数も小幅に7日続伸し、3日連続で最高値を更新した。
セクター別では、自動車・自動車部品やメディアが上昇する一方で不動産や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
フットウェアブランドのデッカーズ・アウトドア(DECK)は調整後一株損益が予想外の黒字となり、大幅上昇。前日夕に増収増益決算を発表した会員制卸売大手のコストコ・ホールセール(COST)が買われ、化粧小売りのアルタ・ビューティーは過去1年(52週)高値を更新した。
一方、前日夕に発表した四半期決算が減益だったゲーム小売のゲームストップ(GME)が売られた。ビッグデータ関連ソフトウェアのスプランク(SPLK)は決算内容が嫌気され、下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,080.28−2.67
S&P500種
2,415.82+0.75
ナスダック
6,210.194+4.937
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。6月物は前日比105円安の1万9705円で終え、大阪取引所の終値を5円下回った。円相場の上昇が売りを誘った。
朝方に円が1ドル=110円台に上昇した場面で売りが膨らみ、6月物は一時1万9590円まで下げた。その後は円が伸び悩むにつれ下げ幅を縮めた。3連休を控えた持ち高調整目的の動きもみられた。この日の6月物の高値は1万9810円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19705 ( -5 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19715 ( +5 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は3日続伸。前日終値に比べ29.92ポイント高の7547.63と、過去最高値を更新した。ポンド安を受けて買いが広がり、構成銘柄の約6割が上昇した。たばこ株の上げが指数を押し上げた。
たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコとインペリアル・ブランズが上がった。ヒクマ・ファーマシューティカルズなど医薬品株も買われた。
半面、バラット・ディベロップメンツなど住宅建設株と、ガス供給・販売のセントリカなど公益企業株は売られた。医薬品のシャイアーは、アナリストが株価目標と投資判断をともに引き下げたことが嫌気され売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は3日続落。終値は前日比19.54ポイント安の12602.18だった。
ドイツ銀行とコメルツ銀行、電力のエーオンが売られた。一方で、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアと放送大手のプロジーベンザット1メディアは買われた。
05月26日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
今週は堅調な展開となった。
・・・続き
日本株は円高にやや上値を抑えられながらも、米国株高に後押しされる格好で下げ止まり反転した。円高圧力は強く、トランプ政権の政治混乱リスクへの警戒等やG7の行方などを見極めたいと週末にかけては売りに押されたものの、日経平均は週間では約96円の上昇となり、週足では小幅ながら陽線を形成した。
来週の株式市場は堅調展開か。
米国では経済指標の発表が多く、31日にはベージュブックの公表も予定されている。
極端に悪い指標が続出しない限りは、一連の経済指標を確認しながら6月利上げを織り込む展開になると想定されるが、その過程では為替はドル高(円安)に傾くと期待でき、日本株には追い風の環境が続くと考える。
弱い指標が確認された場合には、短期的には荒い動きも出てくるだろう
米国株は月曜29日がメモリアルデーによる休場で、雇用統計を前にしては様子見姿勢も強まると想定される。市場エネルギーは低下が見込まれることから、日経平均が2万円に乗せるには材料不足と考える。
05月26日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[4963]星光PMC
[5162]朝日ラバー
[4275]カーリットホールディングス
[3670]協立情報通信
[3036]アルコニックス
05月26日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反落 126円安、円高が重荷で利益確定売り
【大引け概況】
26日の日経平均株価は3日ぶりに反落した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:49秒 容量:8.73M
過去のマーケット動画はこちら
終値は前日比126円29銭安の1万9686円84銭だった。
前日時点で156%台にあった騰落レシオなどが警戒され、朝方からやや売りに押される展開、
為替の円高が重荷となり機械や電気機器などの輸出関連株が下落した。
日経平均は売り一巡後下げ渋る動きをみせたものの戻し切れず、主要国首脳会議(タオルミナ・サミット)の開催を前に持ち高を整理する売りも広がり、日経平均は午後に一段と下落した。
円相場が1ドル=111円台前半へと強含むとともに株価指数先物にまとまった売り物が断続的に出て下げ幅を拡大し、終盤には一時1万9686円49銭(前日比126円64銭安)まで下押す場面があった。週末要因もあり、ポジション調整売りが続いた。
JPX日経インデックス400は3日ぶりに反落した。終値は前日比84.82ポイント安の1万3997.82と26日の安値で追えた。
東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落し、9.00ポイント安の1569.42で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆1551億円、売買高は15億6361万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1538と全体の76%を占めた。値上がりは379、変わらずは99だった。
「低リスク通貨」とされる円が買われ、日本株には持ち高を減らす売りが出た。売りが目立った輸出関連銘柄では、建設機械のコマツや電機株のファナックなどが下落した。
個別では、原油先物相場が25日に急落し、国際石開帝石の下げが目立った。大塚HDや中部電、三菱重も売られた。ファストリは午後に下げ足を速め、日経平均を約18円押し下げた。トヨタ自動車が売りに押され、リクルートホールディングスも売りに押された。
日本アジアグループが大幅安、MonotaRO、マネーパートナーズグループも安い。
一方、新型ゲーム機向けに新しいソフトを発売すると発表した任天堂が買われ8年4カ月ぶりの高値を付けた。マクドナルドとポイントサービスで提携を発表した楽天も上昇した。住友鉱やMS&AD、ソフトバンクが買われた。
サイバーリンクスがストップ高に買われ、ニチコン、トランザクションなども値を飛ばした。
東証2部株価指数は前日比6.38ポイント安の5956.35ポイントと6営業日ぶりに反落した。値上がり銘柄数は170、値下がり銘柄数は228となった。
個別では、フード・プラネットがストップ安。バナーズ、フライトホールディングス、カーチスホールディングス、象印マホービンなど6銘柄は年初来安値を更新。明治機械、ラクト・ジャパン、コンテック、インタートレード、堀田丸正が売られた。
一方、東邦アセチレンがストップ高。日本電通、井村屋グループ、三光マーケティングフーズ、ピックルスコーポレーションなど24銘柄は年初来高値を更新。ウェーブロックホールディングス、日本システム技術、セック、フュートレック、エスティックが買われた。
05月26日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=6日ぶり反落、利益確定売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら6営業日ぶりに反落した。終値は前日比82銭安い3146円62銭だった。
週末を控えて持ち高を調整する目的の売りが優勢になった。前日まで1991年7月以来の高値を連日で更新していたため利益確定売りも出やすかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で651億円、売買高は1億2831万株だった。
値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は334となった。
個別ではハーバー研究所、中央化学が年初来安値を更新。ラクオリア創薬、アズジェント、ULSグループ、アンドール、エスプールが売られた。
一方、ベクターがストップ高。フライングガーデン、フィスコは一時ストップ高と値を飛ばした。佐藤渡辺、UTグループ、サニーサイドアップ、B-Rサーティワンアイスクリームなど25銘柄は年初来高値を更新。Nuts、日本ライトン、タケダ機械、メイコー、日本モーゲージサービスは値上がり率上位に買われた。
05月26日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=6日続伸、そーせい上昇で指数押し上げ
・・・続き
東証マザーズ指数は6日続伸した。終値は前日比3.76ポイント高い1094.45で、2016年6月13日以来ほぼ11カ月ぶりの高値となった。値上がり銘柄数は87、値下がり銘柄数は143となった。
時価総額の大きいそーせいが上昇し、指数を押し上げた。
個別では、ASJ、メディカルネット、リミックスポイントがストップ高。イグニスは一時ストップ高と値を飛ばした。バンダイ子会社とブラウザーゲーム配信で組むと発表したドリコムが商いを伴って大幅に上昇した。Aiming、グレイステクノロジー、ビリングシステム、エンカレッジ・テクノロジ、エイトレッド、UMNファーマリが買われた。
ミックスやイグニスも上げた。
一方、アトラエ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、アセンテック、中村超硬が売られた。
05月26日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅をやや拡大
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比70円30銭安の1万9742円83銭で始まった。日経平均株価は下落幅をやや拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、5.77ポイント安の1572.65で始まった。
円安の一服感などを背景に、週末に伴う持ち高調整の売りが優勢となっている。
外国為替市場では、1ドル=111円50銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
三菱UFJ、三井住友が安く、東京海上は甘い。トヨタ、SUBARUが売り物がちで、東エレク、SUMCO、ファナック、Vテクやコマツは軟調。JR九州が値を下げ、リクルートHDは下押し、ファーストリテがさえない。
半面、任天堂が高値追いで、ソフトバンクG、楽天は堅調。ソニーが締まり、東芝は強含み。JT、アステラス薬が底堅い。エムアップが急伸している。
日経平均は狭いレンジ取引が続いているが、5日線を上回っているため、下値の堅さが意識されている。
ランチバスケットは33件、414億円、差引き30億円の売り越しとの観測。
05月26日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落、過熱感からの利益確定売り
26日午前の日経平均株価は反落し、午前の終値は前日比51円02銭安の1万9762円11銭だった。
・・・続き
米国株市場が上昇基調を強めているものの、目先過熱感や、25日の米原油先物相場の下落が投資家心理の重荷となり、目先の利益を確定する売りが優勢だった。
為替が1ドル=111円台半ばと円高含みに推移していることも足を引っ張っている。
また、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが想定より緩やかになるとの見方が強まった。このため、円の対ドル相場には先高観が出て、日本株を押し下げた。
上昇して始まっていた関西電や大ガス、大東建などの内需株にも売りは及んだ。
ただ、日銀のETF買いなどに対する期待もあり、下値では押し目買いニーズが強く下げ幅も限定的となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
午前の東証1部の売買代金は概算で1兆181億円、売買高は7億6046万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1390と、全体の約7割を占めた。値上がりは483、変わらずは142銘柄だった。
個別では、国際石開帝石などの鉱業株の下げが目立つほか、出光興産や昭和シェルなどの石油石炭製品に売りが出た。リクルートホールディングスが売りに押され、JR九州も軟調。日本アジアグループが大きく利食われたほか、ペプチドリーム、関西ペイントも安い。
半面、業績拡大期待の高まる任天堂が売買代金トップで大幅高、JFEや楽天、ソフトバンクも上昇した。
エムアップも値を飛ばしている。ソフトバンクグループも売り物をこなしてしっかり。サイバーリンクスがストップ高に買われ、マーベラス、日本ライフライン、メンバーズも物色人気なった。
東証2部株価指数は前日比6.28ポイント安の5956.45ポイントと6日ぶり反落した。
値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は221となった。
個別では、フライトホールディングス、象印マホービン、東京汽船が年初来安値を更新。第一稀元素化学工業、明治機械、ソリトンシステムズ、堀田丸正、インタートレードが売られた。
一方、東邦アセチレンが一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、井村屋グループ、三光マーケティングフーズ、ピックルスコーポレーションなど20銘柄は年初来高値を更新。ウェーブロックホールディングス、日本システム技術、セック、JMACSが買われた。
05月26日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=6日ぶり反落、利益確定の売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小反落した。前引けは前日比4円64銭安い3142円80銭となった。前日まで1991年7月以来の高値を連日で更新していたため、利益を確定する目的の売りが優勢となった。時価総額の大きいセリアなどが下げたことも、投資家の心理を冷やした。
ジャスダック市場の売買代金は概算で340億円、売買高は6043万株。値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は329となった。
個別ではハーバー研究所が年初来安値を更新。ラクオリア創薬、パスポート、ニューテック、アズジェントが売られた。
一方、フライングガーデンが一時ストップ高と値を飛ばした。佐藤渡辺、UTグループ、サニーサイドアップなど20銘柄は年初来高値を更新。
伊豆シャボテンリゾート、フィスコ、日本ライトン、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、日本サード・パーティが買われた。
05月26日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=マザーズ指数は6日続伸、リミックスがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比1.55ポイント高い1092.24だった。
値上がり銘柄数は83、値下がり銘柄数は142となった。
個別ではリミックスポイントがストップ高。エンカレッジ・テクノロジ、ドリコム、PR TIMES、うるる、弁護士ドットコムなど7銘柄は年初来高値を更新。UMNファーマ、グレイステクノロジー、エイトレッド、CRI・ミドルウェアが買われた。
一方、フルッタフルッタ、アトラエ、アセンテック、ASJ、ケアネットが売られた。
05月26日 為替市況コメント
【為替】ドルは反発するが原油価格の下落などに112円台は付けられず
・・・続き
[概況]
新規失業保険申請件数は予想より減少する一方、4月卸売在庫速報値は予想を下回るなど米経済指標はマチマチだったが、NY株式市場が上昇で始まった事を受けてドルは序盤に当日高値111.960円まで上昇した。しかしOPEC総会で減産の9か月延長は決まったものの、減産枠の拡大が無かった事などによる失望売りに原油価格は急落し、ドルも112円を前に売りが優勢となった。
そしてドルは欧米市場安値111.650円まで下げたが株価の上昇もあって下値は支えられ、最後は前日比+32.5銭高の111.830円と上昇して引けた。
一方サウジ石油相が原油の減産枠は変更しない見込みと発言した事で豪ドルやカナダドルといった資源国通貨は売られて値下がりし、主要通貨はマチマチな動きで引けた。NYダウは6営業日続伸するなど米経済は好調で、引き続きドルの下げたところは買いと見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月26日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■ALSOK<2331>
自律走行型案内・警備ロボの機能拡充
■ローソン<2651>
来年2月末までに車の移動販売3割増を計画
■アドソル<3837>
サポート終了済みOS向けセキュリティソフト販売
■コニカミノルタ<4902>
診断部のX線画像を鮮明にする技術開発
■千代建<6366>
余剰電力活用で水素精製図る
■NEC<6701>
業務システム向け基盤構築ソフトの機能を強化
■OKI<6703>
系列が非破壊式電子部品診断体制を整備
05月26日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月26日号
05月26日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
26日の東京株式は、米国株高の恩恵が期待されるものの、方向感の出づらい展開か。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9700円−1万9900円を想定する。
米国ではナスダック総合指数が最高値を更新し、NYダウも最高値を視界にとらえるなど、堅調な地合いが続いている。
週末でもあり、積極的に上値を追う動きにはなりづらいとみるものの、売り材料が少ない。
日経平均2万円を前に失速した先週に対して、今週はここまで200円超の上昇としっかり切り返しており、先高期待から底堅い動きが続くと予想する
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比10円高の1万9810円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り770万株、買い820万株で、差し引き50万株の買い越し。買い越し11営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、食品、陸運、小売、電機、銀行、化学、石油など。買いセクターに、小売、食品、情報通信、機械、建設、自動車、商社など。
【好材料銘柄】
■ショーケース・ティービー <3909>
AIソリューションを提供する関連会社コグニロボ社が、米シリコンバレーのGolden Whales社と国内AI事業の展開で業務提携。同社はコグニロボ社と協業し、独自のAIサービス開発をめざす。
■東邦アセチレン <4093>
東証がアセチレンを6月1日付で市場1部に指定替え。
■日本システム技術 <4323>
東京大学と、同社が持つ医療ビッグデータを活用した産学共同研究を開始。100万人の医療費明細データから医療費増加要因の解明に向けた研究を行う。
■ベクター <2656>
中国のInitialWorldとGAMEMOONが共同開発したスマートフォンゲーム「小小軍姫」の国内独占ライセンスを獲得。17年内にサービス開始予定。
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
英国企業から導入した眼科用鎮痛剤に関する国内特許査定を取得。
■メディカルネット <3645>
世界最大規模の歯科業界向けメディアであるデンタルトリビューンインターナショナルと業務提携。日本総代理店としてデンタルトリビューンジャパンを運営する。
■ドリコム <3793>
バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社BXDがスマートフォン対応ブラウザゲーム「ドラゴンボールZ新作」「ファミスタ新作」「アイドルマスター新作」の3タイトルを来春からサービス開始。
■エイトレッド <3969>
株主優待制度を新設。毎年9月末時点と3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて、それぞれ2000円〜4000円分のクオカードを贈呈する。
【主な経済指標・スケジュール】
26(金)
【国内】
4月消費者物価指数(8:30)
4月企業向けサービス価格指数(8:50)
《決算発表》
DyDo、ウチダエスコ、内田洋、エイチ・アイエス
【海外】
G7シチリア・サミット(〜5/27)
米1-3月期GDP改定値(21:30)
米4月耐久財受注(21:30)
《米決算発表》
コストコホールセール、DXC・テクノロジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月25日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸し70ドル高 主要小売企業の決算を好感
・・・続き
25日のNYダウ工業株30種平均は6日続伸した。
前日比70ドル53セント高の2万1082ドル95セントで終えた。上げ幅を100ドル近くまで広げ、3月1日に付けた過去最高値に迫る場面があった。
複数の主要小売決算が好感され、買いが先行した。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、昨日のFOMC議事録を受けて、急激な金融引き締めに対する警戒感が後退し、終日堅調推移となった。
2017年2〜4月期決算で売上高が市場予想を上回った家電量販店のベストバイ(BBY)の株価は20%超急伸した。発表した四半期決算を手掛かりに大幅高となった銘柄が相次いだことも投資家心理の改善を促した。
工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、保険のトラベラーズの上げが目立ち、相場上昇をけん引した。
しかし、原油先物相場の下げが相場の重荷になった。石油輸出国機構(OPEC)は25日の総会で協調減産を9カ月延長することで合意したのを受け、期待感から買われていた原油先物には利益確定を目的とした売りが活発になった。シェブロンやエクソンモービルには業績への悪影響を警戒した売りが出て、ダウ平均もやや伸び悩む場面があった。
S&P500種株価指数は上値抵抗線だった2400近辺を突破し、連日で過去最高値を更新した。
ナスダック総合株価指数は6日続伸した。前日比42.233ポイント高い6205.257で終え、約1週間ぶりに最高値を更新した。
セクター別では、運輸や小売が上昇する一方でエネルギーや自動車・自動車部品が下落した。
小売大手のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は15年以降で初の黒字決算となり、上昇。オンライン小売のアマゾン(AMZN)の株価は、一時999ドルまで買われたが1000ドルの大台は持ち越しとなった。
証券会社による目標株価の引き上げが伝わった動画配信のネットフリックスも高い。
一方で、宝飾品のシグネット・ジュエラーズが大幅安。2〜4月期決算で既存店売上高が約12%減り、1株利益は市場予想を大幅に下回ったのを嫌気した売りが出た。2〜4月期決算が予想以上の減収減益となった食品大手のホーメル・フーズ(HRL)も下げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,082.95+70.53
S&P500種
2,415.07+10.68
ナスダック
6,205.257+42.233
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。6月物は前日比85円高の1万9810円で終え、大阪取引所の終値を10円上回った。円安進行と米株高を好感した買いが優勢だった。だが、買い一巡後は動意が乏しい展開となり、狭い値幅でもみ合った。この日の6月物の高値は1万9850円、安値は1万9715円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19810 ( +10 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19815 ( +15 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7517.71(+2.81)
FTSE100種総合株価指数は小動き。前日終値に比べ2.81ポイント高の7517.71で引けた。上昇・下落銘柄数は拮抗した。午前に一時、最高値(7522.03ポイント)を上回る場面があったものの、前日終値を挟んでもみ合いだった。資源株が下落し、指数の上値を抑えた。ベンチャー・キャピタルの3iグループは3%超高となったほか、郵便大手のロイヤル・メールも高かった。
半面、主力の鉱業株が軒並み下落した。アングロ・アメリカンが安かった。原油相場の下落を受けて石油株は全面安で引けた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12621.72(−21.15)
ドイツ株式指数(DAX)は低調な取引の中、続落した。終値は前日比21.15ポイント安の12621.72だった。
コメルツ銀行が安かった。ドイツ銀行も下げた。自動車株と電力株も軟調だった。一方で、アナリストが目標株価を引き上げた鉄鋼のティッセン・クルップのほか、航空のルフトハンザが高かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5337.16(−4.18)
05月25日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
明日の東京株式市場は、週末でポジション調整の売りが出やすいだろう。
・・・続き
また、主要国首脳会議を前にして買い手控え姿勢が強まりそうだ。
明日はOPEC総会の結果を消化する。原油の減産合意は既定路線で、期間の延長および延長期間が注目されている。
05月25日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、抵抗帯を抜け切れるか。
・・・続き
[概況]
25日の東京外国為替市場は、米ドル円が底堅い展開だった。昨日はFOMC議事録が今後の利上げペースに関してややハト派的な内容を伝え米ドル円の売りを誘った。
しかし、本日は売りの動きは一服しており、東京時間は終始111円台半ばで底堅く推移。欧州時間に入ると徐々に買いが優勢となり再び112.00円をトライする格好となっている。
この後の米ドル円は、一目均衡表の雲の上限と5/11からの下落に対する38.2%戻しが、ともに111.800円近辺であるため、複数のテクニカルポイントが重なる同水準での攻防には注目したい。
仮に上記の抵抗帯を終値で明確に上抜けるようであれば、米ドル円はこのところの上値が重い地合いを払拭し、更なる上昇の可能性もありそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月25日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を11銘柄更新しました。
[6433]ヒーハイスト精工
[3031]ラクーン
[2479]ジェイテック
[2749]JPホールディングス
[2925]ピックルスコーポレーション
[3180]ビューティガレージ
[7955]クリナップ
[3920]アイビーシー
[3970]イノベーション
[4674]クレスコ
[7942]JSP
05月25日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=70円高、続伸。米株高受け続伸も上値に重さ残す
【大引け概況】
25日の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:42秒 容量:9.93M
過去のマーケット動画はこちら
終値は前日比70円15銭高の1万9813円13銭だった。
前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要指数が5日続伸、S&P500指数は過去最高値を更新したものの、朝方は円高方向に振れる為替を嫌気して若干のマイナスで始まった。しかし、前場後半を境に買いの勢いが強まり、日経平均は上げ幅を拡大する展開になった。
外国為替市場で円相場が1ドル=111円台半ばで推移し、一段の円高進行への懸念がやや後退した。米株などに比べて日本株の割安感が強いことから、個別の材料が出た銘柄や業績の伸びが期待できる銘柄に一部の国内機関投資家の買いが入った。時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移したことも買い安心感を誘い、上げ幅は一時100円を超えた。
日経平均寄与度の高いソフトバンクが物色人気となり全体相場を牽引するかたちとなった。
騰落レシオは前日時点で164%台まで跳ね上がっており、上値追いには慎重な投資家も多かった。個別株ベースでは利益確定の動きも目立った。大引けにかけて日経平均は伸び悩んだ。
一部のテクニカル指標に過熱感がみられることから、個人投資家が主力株に売りを出し、日
JPX日経インデックス400は続伸し、前日比31.75ポイント高の1万4082.26だった。
東証株価指数(TOPIX)も続伸し、3.31ポイント高の1578.42だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆2213億円。売買高は16億7727万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は817と全体の41%を占めた。値下がりは1039、変わらずは160銘柄だった。
個別では、米半導体大手のエヌビディア株の取得が伝わったソフトバンクが約1300億円の売買代金をこなし上昇。
半導体事業の売却へ米ウエスタンデジタルと協議と伝わった東芝は上昇した。ソニーが上げ、スズキやキーエンスは年初来高値を更新した。コナミHDが上昇し、鹿島や大林組も高い。ファナックや東エレクも上昇した。エムアップが連日のストップ高となったほか、日本アジアグループも値幅制限上限で買い物を残した。キューブシステムなどもストップ高。日本ライフライン、さくらインターネットなども値を飛ばした。
半面、任天堂はやや売りに押されたほか、ダイキンが下げ、ホンダやトヨタは下落した。アサヒは売られた。米長期金利の上昇一服を受け、東京海上など金融株が売られた。住友鉱が安い。TSIホールディングス、ジーンズメイトが大幅安、トランザクションも下落した。東ソーが売られ、東海カーボンも値を下げた。
東証2部株価指数は前日比5.60ポイント高の5962.73ポイントと5日続伸した。値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は216となった。
個別では、エムジーホームがストップ高。富士古河E&C、田辺工業、鉄人化計画、プレミアムウォーターホールディングス、ダイナックなど28銘柄は年初来高値を更新。大水、マーチャント・バンカーズ、新華ホールディングス・リミテッド、マナック、RVHが買われた。
一方、フード・プラネットがストップ安。バナーズは年初来安値を更新。アウンコンサルティング、セメダイン、石井表記、クロスプラス、アドバンテッジリスクマネジメントが売られた。
05月25日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=5日続伸、ゲームや仮想通貨などテーマ株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比30銭高い3147円44銭と連日で年初来高値を更新した。スマートフォン(スマホ)ゲームや仮想通貨などテーマ株を中心に買いが入った。半面、東証1部の小型銘柄の値動きが大きく、新興市場から個人投資家の資金が流出した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で599億円、売買高は1億1061万株だった。
値上がり銘柄数は324、値下がり銘柄数は305となった。
個別ではフライングガーデン、高見澤がストップ高。ラクオリア創薬は一時ストップ高と値を飛ばした。山加電業、佐藤渡辺、細田工務店、暁飯島工業など37銘柄は年初来高値を更新。オプトエレクトロニクス、ULSグループ、トレイダーズホールディングス、エヌアイシ・オートテック、テラが買われた。
一方、第一商品が年初来安値を更新。マクドナルドは19営業日ぶりに反落した。ヤマノホールディングス、ぱど、イデアインターナショナル、SDエンターテイメント、アール・エス・シーが売られた。
05月25日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=5日続伸、リミックスがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は5日続伸し、連日で年初来高値を更新した。終値は前日比2.59ポイント高い1090.69だった。
利益確定売り先行で前場は安くなる場面もあったが、後場はプラスゾーンで堅調に推移した。値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は118となった。
個別では、仮想通貨関連のリミックスポイントがストップ高。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズは一時ストップ高と値を飛ばした。ASJ、フルッタフルッタ、ビリングシステム、14銘柄は年初来高値を更新。インフォテリア、FRONTEO、リアルワールド、クラウドワークス、うるるが買われた。
一方、バリューデザインが年初来安値を更新。夢展望、テラプローブ、ケアネット、ITbook、ミクシィが売られた。
05月25日 アフターランチ
「呪縛」
昨日段階でTOPIXは5月17日のマド1572ポイントを実線で埋めた。
・・・続き
5月16日の1590ポイントがターゲットになってきた。
日経平均は19764円をヒゲで埋めた。
5月の幻のSQ値19991円を抜けるかどうかが課題となる。
大和のレポートは「日経ジャスダック平均は連日の高値更新」。
↓
日経ジャスダック平均の相対パフォーマンスは季節性が明確だ。
例年年末ごろに底入れ、7月から9月頃まで堅調となる傾向。
JASDAQ-TOP20株価指数は終値ベースで12月9日が直近安値。
その信用売りの期日である再来週までは買戻し傾向が期待できる。
日経ジャスダック平均の水準は、2000年や2006年に跳ね返された2800円前後の水準を突破。
バブルの10年後のリバウンド相場はニューエコノミー相場になるパターン。
1989年の日本株大天井の10年後はIT相場。
1973年の過剰流動性相場の天井の10年後はVTR相場。
今年は2007年のBRICsバブルの天井である2007年の10年後。
ニューエコノミー相場になりやすい。
一方で日経朝刊1面では「最高益4.0に挑む」。
リードは「日本の上場企業の足腰が強くなっている。
2017年3月期は売上高が減ったが、円高を克服。
純利益は2年ぶりに過去最高となった。
企業は低成長下で稼ぐ力を磨き、高みを目指す『最高益4.0』に挑む」。
「最高益4.0」は「インダストリー4.0」からの造語だろう。
その意味するところ。
「企業業績のヤマを高成長でバブルが極まった1980年代を起点とすると、
00年前後のITバブルブームが2度目。
世界的な好景気に沸いた00年代半ばが3度目。
そして今回が4回目となる」。
だから「最高益4.0」となる。
損益分岐点は、大企業・製造業で6割程度。
80年代以降で最低水準。
絞りに絞った雑巾のようなコスト意識のなせる技だ。
「日本企業は円高や資源安等の大きな変化の呪縛から抜け出せずにいる」という指摘。
この呪縛は姿を換えて株式市場をも縛っているという印象だ。
(櫻井)。
05月25日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや上昇幅を縮小
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比95円23銭高の1万9838円21銭で始まった。日経平均株価はやや上昇幅を縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.12ポイント高の1581.23で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円50銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は利食い先行で始まったが、5日線を支持線に切り返しをみせている。足元のもち合いレンジである1万9700-2万0000円処を捉えてきており、価格帯別出来高の商いが積み上がっている水準を上回っている。直近の急落部分を完全に吸収するなか、ショートカバーも入りやすいだろう。
ランチバスケットは17件、570.23億円。差し引き売り買い均衡との観測。
05月25日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸、米株高受け上昇。材料株や好業績銘柄の物色人気旺盛
25日午前の日経平均株価は続伸した。終値は前日比106円12銭高い1万9849円10銭だった。
・・・続き
個別に材料が出た銘柄や好業績を期待できる銘柄に国内機関投資家とみられる買いが入り、指数を押し上げた。内需株の物色も続いた。
24日(米国時間)に米連邦準備理事会(FRB)は5月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を発表した。参加者が市場の予想よりも量的金融緩和の縮小に対して、慎重な姿勢を示したと受け止められた。外国為替市場で円相場が対ドルでやや強含んだことで、朝方は自動車株などに売りが先行し、指数も前日終値を下回る場面があった。
前場の取引終了間際には、同107円95銭高の1万9850円93銭を付ける場面もみられた。
市場では「手掛かり材料難のなか、株価指数先物に買い戻しとみられる注文が入ったことで上げ幅を拡大したようだ。ただ、この水準から上は、戻り待ちの売りが控えているとみられ重そう」との声も聞かれた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1375億円だった。売買高は8億5083万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1009と全体の50%を占めた。値下がりは821、変わらずは183だった。
個別では、10兆円ファンドを通じて米半導体のエヌビディア株を取得すると伝わったソフトバンクが大商いのなか大幅高。自社株買いを発表したアイシンも上昇した。
東エレクやファナックが高い。半導体メモリー事業の売却に向けて、米ウエスタンデジタルと協議に入ると伝わった東芝は上げた。19年2月期に海外事業の営業損益を黒字にすると伝わったローソンは上昇した。
エムアップが一時連日のストップ高に買われ、アイロムグループ、日本ライフラインなども値を飛ばした。
半面、米長期金利の上昇一服を受け、かんぽ生命や第一生命HDなど金融株が下げた。2020年2月期に営業益2900億円を目指すと株主総会で示したイオンは安い。東ソーが売られた。アステラスやエーザイは下落した。
JTが軟調、ディー・エヌ・エーも売りに押された。ジーンズメイト、新日本電工なども安い。
東証2部株価指数は前日比4.08ポイント高の5961.21ポイントと5日続伸した。
値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は186となった
個別ではエムジーホームがストップ高。田辺工業、鉄人化計画、プレミアムウォーターホールディングス、ダイナックなど26銘柄は年初来高値を更新。大水、堀田丸正、新華ホールディングス・リミテッドが買われた。
一方、バナーズが年初来安値を更新。アウンコンサルティング、扶桑電通、セメダイン、南海プライウッド、シャープや朝日インテクが下げた。
05月25日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=5日続伸、ラクオリアがS高
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。午前終値は前日比2円30銭高の3149円44銭となった。
バイオ株やネットセキュリティー関連など人気のテーマ株に買いが入った。一方で、ジャスダック平均は連日高値を付けており、高値警戒感から利益確定売りも出やすかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で335億円、売買高は5757万株。値上がり銘柄数は308、値下がり銘柄数は286となった。
個別ではラクオリア創薬がストップ高。フライングガーデンは一時ストップ高と値を飛ばした。アズジェント、ブロッコリー、オプトエレクトロニクスが上昇した。
半面、第一商品が年初来安値を更新。マクドナルドや平田機工、アエリアなど大型株の下落が目立った。また、ヤマノホールディングス、ぱど、イデアインターナショナル、SDエンターテイメントなども売られた。
05月25日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=5日ぶり反落、夢展望、ASJが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反落した。午前終値は前日比0.21ポイント安の1087.89だった。値上がり銘柄数は106、値下がり銘柄数は120となった。
個別では、バリューデザインが年初来安値を更新。夢展望、ITbook、Jストリーム、ソレイジアやメタップス、ミクシィが下落した。
一方で、ASJ、フルッタフルッタ、ビリングシステム、GMOリサーチなど11銘柄が年初来高値を更新。リミックスやインフォテリなど仮想通貨関連銘柄の上昇が目立った。
05月25日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 8円高、小幅で推移 目先高値警戒感も強く
【10時の概況】
25日10時現在の日経平均株価は前日比8円42銭高の1万9751円40銭で推移。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数、S&P500指数ともに5日続伸、S&P500は過去最高値を更新した。米国株が上昇基調を強めていることはプラス材料だが、外国為替市場では足もと1ドル¬=111円台60銭近辺の推移と円高方向に振れており、リスク選好ムード一色というわけではない。
前日時点で東証1部の騰落レシオは164%台まで跳ね上がっており、目先高値警戒感も強く利益確定を急ぐ動きも出ている。
個別の買い材料が出た銘柄や堅調な業績が期待できる内需関連銘柄に買いが続いている。半面、高値圏では利益確定の売りが出やすく、上げは小幅にとどまっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も前日終値を上回っている。業種別TOPIXでは、「倉庫運輸関連」が高い半面、「鉄鋼業」や「鉱業」は下げている。
学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡る問題では、前文部科学次官の「文書は本物」などとする証言が明らかになった。憲法改正についても安倍晋三首相は前のめりになっている。国会での議論が政治問題や改憲に集中し、潜在成長率引き上げにつながる経済政策が後回しになるとの懸念も根強く、上値を追う動きは限られている。
財務省が25日発表した対外および対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告期間ベース)によると、5月14〜20日の海外投資家による日本株への投資は264億円の売り越しだった。売り越しとなるのは8週ぶり。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6259億円、売買高は5億0064万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は866と全体の43%にとどまった。値下がりは968、変わらずは176だった。
業種別では33業種中14業種が値上がり。1位は倉庫・運輸で、以下、情報・通信、海運、陸運と続く。値下がり上位には鉄鋼、鉱業、保険が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を21.67円押し上げている。次いでファナックが8.74円、コナミHDが7.22円、KDDIが6.16円、NTTデータが3.42円と続く。
マイナス寄与度は6.08円の押し下げでファストリがトップ。以下、ダイキンが3.99円、信越化が3.27円、ホンダが3.27円、テルモが3.04円と続いている。
個別は、ゲームの事前登録が好調なエムアップが大幅高。10兆円ファンドによる米半導体エヌビディア株式の取得が伝わったソフトバンクが上げ幅を広げている。ファナックやコマツも高い。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇を受け、東エレクも買われている。KDDIも上昇している。JR東海は高い。
ニチイ学館 が反発し、連日で年初来高値を更新した。株価は12日大引け後に発表した18年3月期の決算が評価され、翌営業日の15日に10.4%上昇、その後も上値を追う展開が続いている。
225先物は日興・野村・SBI・ソジェン・JPが買い越し。
クレディ・モルスタ・ナティクス・ドイツ・アムロが売り越し。
TOPIX先物はGS・パリバ・大和・メリル・ナティクス・バークレイズが買い越し。
クレディ・モルスタ・ドイツ・JP・野村・シティが売り越し。
外資系等はコマツ(6301)、三井不(8801)、横河電(6841)、
マクロミル(3978)、インテージ(4326)、日アクア(1429)、
エフオン(9514)、コメダ(3543)、ハピネット(7552)、
TOWA(6315)、小糸製(7276)、ANA(9202)、
日ライフL(7575)、良品計画(7453)、コナミ(9766)に注目。
テクニカル的には、住石(1514)、熊谷組(1861)、不二家(2211)、デジア(2326)、コカBJI(2579),不二油(2607)、サムティ(3244)、フージャーズ(3284)、トーカロ(3433)、ヒトコム(3654)、エムアップ(3661)、住精化(4008)、大阪ソーダ(4046)、パカライ(4095)、ファンタジー(4343)、ネクシィーズ(4346)、日ペ(4612)、太陽(4626)、ソフトバンクテク(4726)、サイボウズ(4776)、EMシステムズ(4820)、エステー(4951)、メック(4971)、三ツ星ベ(5192)、カーボン(5302)、古河電(5801)、平河ヒュー(5821)、横河ブ(5911)、岡部(5959)、滝澤鉄(6121)、パンチ(6165)、島精機(6222)、ホソカワ(6277)、モリタ(6455)、l富士通(6702)、アルバック(6728)、エレコム(6750)、日立国際(6756)、日トリム(6788)、日CMK(6958)、ローム(6963)、太陽誘電(6976)、北電工(6989)、日ケミコン(6997)、FPG(7148)、日野(7205)、ジャムコ(7408)、小野建(7414)、ノジマ(7419)、ダイトロン(7609)、島津(7701)、シード(7743)、パラマウント(7817)、ベスト電(8175)、アイザワ(8708)、東建物(8804)、住友不(8830)、スターツ(8850)、グランディ(8999)、南海電(9044)、トナミ(9070)、四国電(9507)、西尾レント(9699)、SCSK(9719)、丹青社(9743)、イノテック(9880)が動兆。
05月25日 カタリストコメント
「体力十分」
NY株式市場は続伸。
S&P500は終値ベースの史上最高値を更新した。
・・・続き
背景はFRBが公表したFOMC議事要旨。
「早期利上げの基本路線を再確認。
背景として経済の強さがある」と受け止められたこと。
「FRBは世界経済の成長拡大を認識しつつ、金利正常化の方針を維持しているようだ」。
「FRBは消費がかなりしっかりしていると確信。
これは重要な意味がある」などとのコメントが聞かれる。
S&P500はFOMC議事録公表後に一段高。
引け際にさらに上昇幅を拡大した。
小型株で構成するラッセル2000も下落から上昇に転じて終了。
前回の議事録にあった「一部の参加者は株価に関して、
標準的なバリュエーションの指標と比較して非常に高い水準と捉えた」。
このコメントが消えたことを評価したという解釈もある。
債券市場は安定的動きで週末からのメモリアルデー休場を迎えそうな気配。
6月利上げの可能性は83%。
年内にあと2回利上げがある可能性については前日の約50%→46%へと低下した。
追加利上げにやや慎重な姿勢を示したFOMC議事要旨を受けてドルは主要通貨に対して下落。
FOMC議事録についていろいろな解釈は聞かれるが所詮材料難の時期の材料。
ただ通過したという印象が強い。
S&P500が史上最高値を更新したという事実が一番重要だろう。
VIX(恐怖)指数は10.02まで低下。
水曜の東京市場は反発はしたものの上値の重い展開。
日経平均の高値は1万9782円。
5月17日のザラバ安値1万9764円をヒゲで上抜いたので一応マド埋めの格好となった。
ただ日中値幅は92円。
後場だけだと52円。
方向感のない萎縮感がある。
市場関係者の指摘。
「月曜の下落と火曜の反発。
今の日経平均はドル円との連動が強いことが意識される」。
これを背景に材料視されたのがFOMC議事録。
結局大きな変化はなく通過しただけという印象だけが残った。
「事前に大騒ぎ、事後は無視」みたいな傾向は米雇用統計の際にも見られる。
スケジュールには詳しい為替関係者の特性なのかも知れない。
225先物大証終値は日中比20円安の19720円。
25日線からのかい離はプラス2%。
空売り比率は37.6%(前日40.4%)、日経VIも15.21まで低下した。
日経平均のEPSは1399.22円と微妙に増加。
「EPS1400円でPER15倍なら21000円」という声も多い。
計算だけで動かないのが相場でもある。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲11.120%(前日▲10.145%)。
買い方は▲4.948%(前日▲5.666%)。
売り方困惑、買い方圧倒的有利の状況。
ただ騰落レシオが164.60%まで上昇。
(昨年12月15日の165.56%以来)。
東証1部の時価総額は592兆円と600兆円の壁に接近。
好悪の材料の綱引きとなってきた。
マザーズ指数が終値ベースの年初来高値を更新したのは救いだろう。
裁定買い残は4週ぶりに減少。
前週比419億円減の2兆137億円。
売り残は144億円増の2195億円で3週連続の増加。
勝手雲の今日の上限19733円を上回っていれば青空飛行。
昨日のバーナンキ米FRB前議長の「財政拡大論」を好感できるかどうか。
逆に「米家計の借金、過去最高」と
「ムーディーズが格下げ、中国の財政悪化に警鐘」の見出しが優先されるかの分かれ道。
昨日日銀で講演したバーナンキ元FRB議長。
「物価上昇率と政策金利が2%になれば政府債務のメイもうGDO比率は21%減少」。
「財政出動や減税で生じる政府債務の悪化を相殺するため日銀は物価目標を一時的に引き上げても良い」。
強いインフレは円の価値が大きく下がる。
そうなれば円建ての債務は実質的に目減りする。
数字の操作の魔術に過ぎないが現実のことでもある。
日銀が円の価値を大幅に薄めると約束すれば財政悪化への懸念は払拭できるという。
次の景気後退期への備えとして金融緩和の余地を作ることが重要だともいう。
これは危険な発想であるとともに実に現実的発想に聞こえるのは気のせいではなかろう。
そして、前FRB議長がこう言うからには、円安許容の姿勢がNYにはあるとも読みたいところでもある。
気にかかるのは昨夜の安部首相。
日中は外務省の官僚や国会議員、JR東海名誉会長、インド工業連盟会長、内閣危機監理監。
アーミテージ元国務副長官とも面会した。
18時41分から赤坂の「古母里」。
青手はテレ朝の会長と報道局長。
私邸への帰宅は22時8分。
3時間以上も報道関係者と会っているのはどうもおかしい。
もっとも・・・。
昨日も銀座の「銀座ひらやま」で高村副総裁、二階幹事長らと19時10分〜21時50分。
一昨日は公邸ながら阪大教授、慶大教授、国際政治学者と18時44分〜22時10分。
体力十分の印象。
NYダウは74ドル高の21012ドルと5日続伸。
NASDAQは24ポイント高の6163ポイント。
S&P500は5ポイント高の2404ポイントと史上最高値更新。
ダウ輸送株指数は12ポイント高の9022イント。
3市場の売買高は61億株。
CME円建ては大証比15円安の19725円。
ドル建ては大証比5ポイント安の19735ポイント。
大証夜間取引は日中比20円安の19720円。
ドル円は111.49円。
10年国債利回りは2.251%。
非公式外資系動向は売り660万株、買い1150万株。
金額ベースは91億円の買い越し(11日連続)。
売りはREIT・機械・化学・空運・陸運セクターなど。
買いはサービス・通信・精密・食品・自動車・銀行・保険・薬品・情報通信・その他製品セクターなど。
売買交錯は小売・電機セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
DIT(3916)・・・動兆
デジタルインフォメーションテクノロジーに注目する。
同社は独立系情報サービス会社でソフトウエア開発が中核。
顧客は金融、通信などの大手が多い。
業務改善・効率化ソフトの「ソブロス」が拡大基調。
最新のセキュリティ強化策「ウェブアルゴス」に期待感。
今6月期連結業績予想は上方修正。
(兜町カタリスト櫻井)
05月25日 為替市況コメント
【為替】FOMC議事録でFRBの慎重な姿勢が示された事を受けてドルは売られ反落
・・・続き
[概況]
NY市場で発表された米4月中古住宅販売件数は予想を下回ったが、NY株式市場が続伸して始まった事を好感してドルは序盤に当日高値112.130円まで上昇した。
しかし午後に公表されたFOMC議事録で「景気減速が一過性であるという証拠を待つのが賢明」と慎重な姿勢が示された事を受けてドルは急落し、NY市場引け間際には当日安値111.465円まで値を下げた。
最後は前日比-26.5銭の111.505円と111円台半ばを回復して引けたが、ポンド(-18銭)と共に値下がりする一方、それ以外の主要通貨は小幅上昇で引けた。FOMC議事録でドルは売られたが、6月の利上げ予測の確率は上昇しており、ドル高の流れは続いていると見ている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月25日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■味の素<2802>
100億円投じASEANで調味料増産
■ヴィンクス<3784>
タイ・香港で販売管理システム販売
■ヤフー<4689>
ネット広告取引の新システムの運用開始
■富士フイルム<4901>
系列が三重でプラ破砕拠点を開設
■豊田織機<6201>
露地野菜の収穫・集荷作業を自動化へ
■キヤノン<7751>
産業用カメラ搭載ドローンを発売
05月25日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
25日の東京株式市場は、FOMC議事録を受けた為替反応も限られており、こう着感の強い相場展開が続きそうである
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9650円−1万9800円を想定する。
年初からの上値抵抗だった1万9700円処が支持線として機能しており、底堅さが意識されそうだ。
昨日は反発し、一時1万9800円に迫る場面もみられたが、戻り待ちの売り押される格好となっている。25日騰落レシオが164.60%と昨年12月15日(165.56%)以来となる水準に上昇し、短期的な過熱感も警戒される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ばと円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比15円安の1万9725円だった
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り660万株、買い1150万株で、差し引き490万株の買い越し。買い越し10営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、REIT、機械、電機、化学、空運、小売、陸運など。買いセクターに、小売、サービス、電機、通信、精密、食品、自動車、銀行、保険、薬品、情報通信、その他製品など。
【好材料銘柄】
■アイロムグループ <2372>
子会社IDファーマが製薬大手とiPS細胞作成技術に関するライセンス契約を結んだ。同社が保有するセンダイウイルスベクターを用いてiPS細胞を作製し、そのiPS細胞由来の分化細胞を創薬スクリーニングに使用することを許諾する。これにより、IDファーマは契約先から一定額の年間使用料を受け取る。
■ソルクシーズ <4284>
SBIホールディングス <8473> のフィンテック分野におけるシステム構築に向けて技術協力を開始。
■ラクオリア創薬 <4579>
選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの1つであるピロロピリジノン誘導体の日本における特許査定を受領。
【主な経済指標・スケジュール】
25(木)
【国内】
40年国債入札
【海外】
英1-3月期GDP改定値(17:30)
石油輸出国機構(OPEC)総会(ウィーン)
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(ブリュッセル)
米7年国債入札
《米決算発表》
ダラーツリー、ベストバイ、ホーメルフーズ、パターソン
休場:アルゼンチン、インドネシア、スイス、オーストリア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月25日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月25日号
05月24日 【NY株/欧州株概況】
【市況】5日続伸、ダウは74ドル高、FOMC議事録を好感
・・・続き
24日のNYダウ工業株30種平均は前日比74ドル51セント高の2万1012ドル42セントと5日続伸で取引を終えた。
ダウ平均が5日続伸するのは2月下旬以来3カ月ぶりで、2万1000ドルを回復したのは5月8日以来。S&P500種株価指数は、過去最高値を7営業日ぶりに更新した。
朝方は買いが先行したものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を午後に控えて上値の重い展開となった。発表後に米金融政策の正常化が緩やかなペースで進むとの見方が強まり、市場への資金流入を期待した買いが優勢になった。
米連邦準備理事会(FRB)は午後2時、5月2〜3日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。大半の参加者が、想定通りの景気回復が続けば「間もなく追加利上げが適切になる」と指摘しており、6月中旬の次回会合で利上げする方向が示された。
一方、失業率の低下に比べ物価上昇が鈍いことを不安視する声があったこともわかった。「雇用改善が続いてもインフレ圧力が強まらなければ、6月以降の利上げペースは想定より緩やかになる」との観測が広がった。
ナスダック総合株価指数は5日続伸し、前日比24.312ポイント高の6163.024で終了した。アマゾン・ドット・コムやフェイスブック、グーグルの持ち株会社のアルファベットなど時価総額が大きい主力銘柄が上昇し、指数を押し上げた。
セクター別では、消費者・サービスやメディアが上昇する一方で電気通信サービスやエネルギーが下落した。
個別銘柄では、ソフトバンクグループが投資ファンドを通して株式を取得すると伝わった半導体のエヌビディア(NVDA)が上昇。強気な業績見通しを前日夕に示した会計ソフトのイントゥイット(INTU)が大幅高。決算が増収増益だった収納容器の量販店コンテイナー・ストア・グループは急伸した。
一方、宝飾品のティファニー(TIF)は2-4月期の既存店売上高が予想外の減収となり、下落。ホームセンターのロウズ(LOW)は決算内容が嫌気され、売られた。
決算が減収減益だった自動車用品店のアドバンス・オート・パーツが安く終えた。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,012.42+74.51
S&P500種
2,404.39+5.97
ナスダック
6,163.024+24.312
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小反落した。6月物は前日比45円安の1万9725円で引け、前日の大取終値を15円下回った。
引けにかけて円買いが優勢になるにつれ、日経平均先物は売られた。この日発表になった5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を手がかりに、利上げは緩やかなペースにとどまるとの観測が広がり、円買いにつながった。この日の6月物安値は1万9690円、高値は1万9790円
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19725 ( -15 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19735 ( -5 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7514.90(+29.61)
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ29.61ポイント高の7514.90で引けた。石油株と医薬品株の上げが指数の上昇に貢献した。構成銘柄の約7割が上昇した。
BPなど石油株とシャイアーなど医薬品株が上がった。バークレイズなど銀行株も買われた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は、アナリストが株価目標を引き上げたことなどが好感された。
半面、四半期売上高の減少が響いて小売りのキングフィッシャーは約7%安。医療のメディクリニック・インターナショナルは、通期減益を発表し6%超下がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12642.87(−16.28)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比16.28ポイント安の12642.87だった。
自動車のダイムラーがこの日も売られた。同社は前日に、ディーゼル乗用車の排ガス不正の疑いで検察当局の家宅捜索を受けていると発表した。アナリストが投資判断を引き下げたドイツテレコムも下がった。
一方で、工業用ガスのリンデと半導体のインフィニオンテクノロジーズ、航空のルフトハンザは買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5341.34(−6.82)
05月24日 マーケットコメント
05月24日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、上昇続くか。
・・・続き
[概況]
24日の東京外国為替市場は、米ドル円が一時112円台を突破した。昨日は米国で来年度の予算案の編成方針を示す予算教書が議会に提出されたことで、米景気回復の期待感が高まり米ドル円を後押しした。
本日の米ドル円は昨日の上昇に対する利益確定や戻り売りの動きは特段見られず、高値112.070円まで上昇するなどしっかりとした値動きが続いている。
米ドル円はこのところ上値が抑えられていた一目均衡表の雲の上限(111.820円)を突破し、5/11日からの下落に対する戻り基調が再開される可能性が高くなってきた。
まずは本日発表されるFOMCの議事録が注目だ。ポイントは市場で台頭してきている早期利上げ観測がどのあたりまで進んだかだろう。
仮に次回の利上げについて前向きな姿勢がみられると米ドル円はさらに水準を回復させそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
24日の日経平均が反発。
・・・続き
終値は前日比129円70銭高の1万9742円98戦と反発した。17日以来、1週間ぶりの水準まで回復して引けた。
東証1部銘柄の騰落レシオ25日移動平均は、164.6%(24日)と極端な要警戒水準となっていることも事実だ」との見方が出ていた。
明日の東京株式市場は、5月開催のFOMC議事録公表を受けて、為替に大きな動きが出てくる可能性があり、指数もその影響を大きく受ける展開が想定される。
少なくとも円高には振れづらくなると期待でき、日本株の下支え要因となる。
市場関係者は「日経平均株価のきょうの取引時間中の高値が1万9782円81銭まで上昇し、急落前の17日の取引時間中の安値1万9764円63銭を上回ったことで、日足チャートの空白価格帯が埋まる、いわゆる“窓埋め”が達成して、上昇トレンド継続を示唆するものとして意識されそうだ。
外部要因の影響を受けづらい中小型株を物色する流れが継続すると予想する。
05月24日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=129円高反発、米株高や円安を好感
【大引け概況】
24日の日経平均株価は反発し、前日比129円70銭高の1万9742円98銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分10秒 容量:12.65M
過去のマーケット動画はこちら
前日の米国株市場ではNYダウなど主要3指数が揃って4日続伸と上値追い態勢を継続、外国為替市場でも1ドル=111円80〜90銭の推移で円安を好感する流れとなった。
買い一巡後は円相場の下落に一服感が出たこともあり、伸び悩んだ。
日経平均は午前中に1万9782円まで上昇し、前日比の上げ幅は170円に迫った。
急落前の17日の取引時間中の安値1万9764円を上回り、日足のローソク足チャート上の空白の価格帯「窓」を埋めた。
為替動向を横目に伸び悩んだものの、終盤になって上げ幅を再び拡大した。
ただ、米国で24日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控えている。25日には石油輸出国機構(OPEC)総会があり、重要イベント前に午後は積極的な売買を見送る投資家が多く、方向感に乏しい展開だった。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比77.08ポイント高の1万4050.51だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、9.89ポイント高の1575.11で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2226億円。売買高は17億2823万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1427と、全体の約7割を占めた。値下がりは466、変わらずは123銘柄だった。
個別では、東芝が大幅に上昇した。米アマゾン・ドット・コムと中小企業の米国向け輸出を支援すると報じられた日通も上昇した。任天堂が断トツの売買代金をこなし上昇、富士通、楽天、パナソニックは年初来高値を更新した。ブイ・テクノロジーも値を飛ばした。東京エレクトロン、日本電産も買いが優勢。エムアップがストップ高に買われ、デジタルアーツ、オルトプラス、ブレインパッドなども大幅高した。
一方、NTTやNTTドコモなどの通信株は下落した。しまむらが急落、明治ホールディングス、花王も軟調。OLCやJALも安く、ユニチャームと花王も下げた。タカタが大幅安、明電舎、パーク24、コロプラなどの下げも目立った。
東証2部株価指数は前日比24.73ポイント高の5957.13ポイントと4日続伸した。値上がり銘柄数は311、値下がり銘柄数は125となった。
個別では、ウェーブロックホールディングス、堀田丸正がストップ高。田辺工業、鉄人化計画、アウンコンサルティングダイナック、ピックルスコーポレーションなど33銘柄は年初来高値を更新。ジャパンエンジンコーポレーション、明治機械、広栄化学工業が買われた。
一方、フード・プラネットがストップ安。バナーズは年初来安値を更新。新華ホールディングス・リミテッド、大興電子通信、コメ兵、ソリトンシステムズが売られた。
05月24日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日続伸、収益成長が見込める内需株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比12円18銭高の3140円05銭だった。小売りの一角など収益成長が見込める内需株に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で346億円、売買高は6043万株だった。値上がり銘柄数は449、値下がり銘柄数は201となった。
個別では、日本サード・パーティ、ラクオリア創薬、SDエンターテイメント、ぱど、中野冷機など7銘柄がストップ高。開発中の新薬の特許を欧米で取得する見通しと発表したラクオリアが大幅高となった。ブロッコリーや伊豆シャボが上げた。
半面、ZOA、岡藤ホールディングスが年初来安値を更新。平田機工やアエリア、エンジャパン、ソレキア、東武住販、アイ・ピー・エスは売られた。
05月24日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=4日続伸、投資資金が円滑に循環
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比7.53ポイント高い1085.41だった。
東京市場全般が堅調地合いとなり、新興市場も投資資金が円滑に循環し、上昇基調が続いている。
値上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は65となった。
個別では、フルッタフルッタ、リネットジャパングループ、ユーザーローカル、エンバイオ・ホールディングスがストップ高。NTTドコモとの業務提携を発表したじげんが上げ、仮想通貨関連のメタップス、ドリコム、ASJも買われた。
一方、リミックス、フィット、ケアネット、鎌倉新書、ジーエヌアイグループ、ロコンドが売られた。
05月24日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比97円15銭高の1万9710円43銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小動き。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、7.83ポイント高の1573.05で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円90銭を挟んだ水準での推移。
アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
米国の流れを引き継ぐ格好からメガバンクは堅調ながらも、寄付き後はこう着が続いており、手掛けづらさがある。一方で中小型株への物色は活発で中小型株での値幅取り狙いの流れが強まりそうである。
ランチバスケットは40件、469.14億円。差し引き20億円の売り越しとの観測。
05月24日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=94円高、買い一巡後は伸び悩む。
24日午前の日経平均株価は反発した。
・・・続き
午前の終値は前日比94円59銭安の1万9707円87銭だった。
米国株高や1ドル=112円近辺まで進んだ円安・ドル高で東京市場では金融や輸出関連株に買いが入った。 寄り付き直後には1万9728円81銭(前日比169円53銭高)まで上げる場面もあった。
その後、円下落に一服感が出た事をきっかけに、日本株には短期的な利益確定の売りも出ており、日経平均の上げ幅は縮小した。
また、東証1部の騰落レシオは前日時点で149%台と依然過熱感が意識されており、積極的に上値を買う動きは見られなかった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
東証1部の出来高は8億6224万株、売買代金は1兆576億円。騰落銘柄数は値上がり1283銘柄、値下がり557銘柄、変わらず174銘柄。
日経平均プラス寄与度トップはダイキンで、9.13円押し上げ。次いで東エレクが8.36円、ファストリテーリングが7.60円と続いた。 マイナス寄与度はソフトバンクが9.13円の押し下げでがトップ。次いで、ファナックが4.75円、KDDIが1.14円と続いた。
業種別では33業種中30業種が上昇し、下落は情報・通信、金属製品、建設の3業種のみとなった。
値上がり率1位はその他製品で、以下、海運、証券・商品、銀行、電気・ガス、精密機器と続いた。
個別では、任天堂が大商いで上値を追い、日本電産、ブレインパッドが上昇した。デジアーツが、東海東京調査センターの目標株価を引き上げにより大幅高、ジーンズメイト、エムアップも上げている。三菱UFJ、三井住友などの銀行株も買われた。
一方、NTT、NTTドコモなどの情報通信株が軟調。5月度既存店売上高4.5%減となったしまむらが売られ、公募増資・株式売り出しの南都銀行が大幅安となっている。 オリエンタルランド、サイバーエージェントも値を下げた。
東証2部株価指数は前日比11.21ポイント高の5943.61ポイントと4日続伸。値上がり銘柄数は銘柄数は277、値下がり銘柄数は134となった。
個別では自重堂、ダイナックなど25銘柄が年初来高値を更新した。広栄化学工業、ウェーブロックホールディングスなどが買われた。
一方、バナーズが年初来安値を更新したほか、バンカーズ、ぷらっとホームなどが売られた。
05月24日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日続伸、収益成長が見込める内需株に買い。
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。午前終値は前日比12.18円高の3140円05銭だった。
小売りの一角など収益成長が見込める内需株に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で346億円、売買高は6043万株だった。
値上がり銘柄数は393、値下がり銘柄数は202となった。
個別では、開発中の新薬の特許を欧米で取得する見通しと発表したラクオリア創薬がストップ高となり、SDエンターテイメント、パスポートもストップ高となった。ぱどは一時ストップ高。日本マクドナルド、イデア、佐藤渡辺など35銘柄は年初来高値を更新した。
一方、岡藤ホールディングス、ZOAが年初来安値を更新した。ソレキア、倉元製作所が売られた。
05月24日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日続伸、リネットジャパンがストップ高
・・・続き
東証マザーズ指数は4日続伸した。午前終値は前日比7.53ポイント高の1085.41だった。値上がり銘柄数は153、値下がり銘柄数は74となった。
個別では、カンボジアでの金融事業に参入するリネットジャパングループがストップ高。夢展望、エンバイオは、一時ストップ高となった。NTTドコモとの業務提携を発表したじげんが上げ、Jストリーム、GMOリサーチなどが買われた。
一方、鎌倉新書、フィット、ケアネット、中村超硬が売られた。
05月24日 アフターランチ
「おめざめチェック」
株式投資にはルーティーンワークが必要であることは言うまでもない。
・・・続き
でもそのルーティーンワークは人それぞれ。
多くの取捨選択の果てにたどりついた「おめざめチェック」はこんなこんなものだろうか。
重要なのはただチェックするのではなく数字を体で感じて、その先を読むこと。
この差はパフォーマンスの違いの肥料には間違いなくなってくれる筈だ。
【HPなどでの「海外指標」】
↓
NYダウ:20937.91ドル(+43.08)→4日続伸
NASDAQ:6138.71ポイント(+5.09)→4日続伸
S&P500:2398.42ポイント(+4.40)→4日続伸
3市場の売買高:59.5億株(直近20営業日平均69億株)
VIX(恐怖)指数:10.72(−0.21)
VXV(3ヶ月先の変動):12.90(−0.06)
SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数):1067.94(−4.36)
ダウ輸送株指数:9009.67(+45.02)
10年国債利回り:2.281%(前日2.251%)
FT100種総合指数(ロンドン) 7485.29(−11.05)2日ぶり反落
クセトラDAX指数(フランクフルト)12659.15(+39.69)3日ぶり反発
CAC40種平均(パリ)5348.16 (+25.28)3日ぶり反発
1ドル=111.808円
1ユーロ=125.022円
金価格:1トロイオンス=1251.20(−10.20)
WTI原油:51.57(+0.41)
バルチック海運指数:849(−5・7日続落)
シカゴ225先物円建て終値19780円(日中比+140円)
高値19775円、安値19580円
225先物大証夜間取引終値19780円(日中比+140円)
【日経朝刊の「市場体温計」など】
↓
★昨日の日経平均のチャートでの高値安値の時間帯:9時54分高値、14時52分安値
★東証1部の売買代金:2兆63億円(前日1兆9224億円)
★値上がり銘柄:978(前日1354銘柄)
★値下がり銘柄:904(前日531銘柄)
★新高値225銘柄(前日156銘柄)
★新安値25銘柄(前日22銘柄)
★売買単価:1299.6円(前日1310.0円)
★1株当たり時価:1543.83円(前日1545.68円)
★騰落レシオ:149.57%(前日143.75%)
★東証1部の時価総額588兆6069億円(前日589兆3122億円)
★新発10年国債利回り:0.045%(前日0.045%)
★日経平均VI:16.07(前日16.39)
日経朝刊の「株式市場の投資指標」など
↓
★日経平均採用銘柄PER:14.02倍(前期基準15.16倍)
★同EPS(日経平均÷PER)1398.95円 (5月22日1398.60円、16年5月6日1091.24円)
★同PBR:1.25倍
★配当利回り:1.83%
★東証1部全銘柄PER:15.37倍
★同PBR:1.28倍
★同配当利回り:1.73%
★株式益回り:予想6.50%、前期基準6.02%
★空売り比率:40.4%(前日38.1%、)(2016/6/9・47.0%、 2017/4/6・45.2%)
★単純平均(東証1部全銘柄)2790.11円(+2.56円)(2016年末 2763.27円)
★日経VI:16.07(−0.32)
★NTレシオ:12.53 −0.02(5/23)
(2016年 最大 12.81 8/15 最低12.18 1/7)
★信用残高(水曜日)
信用買い残2兆3968億円(707億円増、6週ぶりの増加)
信用売り残9527億円(150億円減、4週ぶり減少)
★信用倍率:2.40倍(2016年6月4.31倍、2016年12月2.14倍)
★信用評価損率(木曜日)
マイナス8.49%(3週連続改善)
★松井証券経由信用評価損率速報
売り方▲10.145%(前日▲10.251%)
(2014年1/10・−15.37%、16年2/12 +1.843%)
買い方▲5.666%(前日▲5.472%)
(2016年2/12 −25.918% 15年6/24 −1.639%)
★マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率(松井証券速報)
売り方▲18.52 %(前日▲18.23%)(4/14 ▲3.56% 5/22 ▼18.23%)
買い方▲11.33 %(前日▲11.46%)( 5/9 ▲9.94% 4/14 ▲19.41%)
★裁定残(毎週木曜)
買い残:2兆5566億円 前週比 +4187億円(3週連続増加)
売り残:2050億円 前週比 +561億円 (2週連続増加)
★東証投資主体別売買動向(週間)過去5週○買い越し●売り越し
外国人 ○○○○○(6週連続買い越し)
個人 ●●●●●(5週連続売り越し)
信託銀行●●●●●(6週連続売り越し)
★ジャスダック投資主体別売買動向(週間)過去5週○買い越し●売り越し
外国人●○○●○(2週ぶり買い越し)
個人 ○○●●○(3週ぶり買い越し)
★東証投資主体別売買動向(月間)過去5ヶ月(4月まで)○買い越し●売り越し
外国人○○●●○(3ヶ月ぶり買い越し)
個人 ●●△○●(3ヶ月ぶり売り越し)
【紙芝居など】
★日経平均25日移動平均:19302円(1.61%プラスかい離)
★同75日移動平均:19204円(2.07%プラスかい離)
★同200日移動平均:18263円(7.39%プラスかい離)
★一目均衡の雲:5月15日に黒くねじれ6月13日に白くねじれ
★勝手雲(基準線26→3、転換線9→10、スパン26→9)
5月11日に白くねじれ、直近上限は19716円
★ボリンジャーバンド:プラス1σ・19867円、プラス2σ・20428円
(櫻井)。
05月24日 為替市況コメント
【為替】米予算教書や原油高に米国債利回りが上昇してドルは買われる
・・・続き
[概況]
東京市場終盤にユーロは当日安値124.565円まで下げたあと、発表された5月独製造業PMIの予想を上回る結果に、欧州市場序盤に今度は当日高値125.400円まで反発した。
其のあいだドルは111円台前半で小幅揉み合いが続いたが、NY市場で発表された4月新築住宅販売件数の予想を下回る結果に再度111円を割り込んだ。
しかし直ぐに大台を回復し、NY株式市場が続伸で始まる中で発表された米2018会計年度の予算教書で株価が上昇した事を手掛かりに米国債利回りは上昇し、ドルも111円台半ばを超えた。
ドルは終盤に当日高値111.870円まで上昇し、最後も前日比+46.5銭高の111.770円と高値付近で引け、それ以外の主要通貨も上昇したが、ユーロだけは-8銭の125.000円と小幅反落で引けた。ドルの上値は重いが下げたところは買いと見て良さそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月24日 カタリストコメント
「援軍」
米国株式市場は小幅高とはいえ4日続伸。
先週の急落幅をほぼ取り戻した。
・・・続き
市場では「大統領の外遊が続く中、米国の政治混迷は市場ではほとんど材料視されなかった」という指摘。
面白い表現だ。
「昨年の米大統領選へのロシアの介入疑惑などを巡る新たな報道がなかったことが相場の支え」という解釈もある。
「ロシアゲート」なんて言葉はNYではなく東京の方が良く聞かれるのかも知れない。
S&P500はほぼ過去最高値圏まで戻してきている。
注目された予算教書はインフラ投資や国防費を増額する一方で社会保障費を削減。
おおむね予想通りの内容を好感し安心感が拡大との解釈。
「ドッド・フランク法(金融規制改革法)の見直しによる金融規制緩和。
これを通して連邦政府は向こう10年間で350億ドルを節減できる」との見通し。
具体案は示されなかったが、市場は曖昧模糊が好きなのかも知れない。
財務省が実施した260億ドルの2年債入札は最高落札利回りが2008年9月以来の高水準。
応札倍率は2.9倍と2016年5月以来の高水準。
ただ流通市場で債券買いが活性化することはなかった。
ドイツのIfo景況感指数は好調。
ユーロ圏総合購買担当者指数改定値が6年ぶりの高水準。
欧州経済に対する信頼感が高まりドルは主要通貨に対して上昇。
24日にFOMC議事要旨の公表予定。
6月に利上げに踏み切るとの見方からドルが買い戻されたとの解釈。
先週の急落からの復活感の高い1日だった印象。
因みに予算教書の事前見通しで報じられたのはフードスタンプとメディケイドの削減。
どちらも低所得者向け制度だが、まさにオバマ政策への真っ向からの否定。
以外にもNY市場はこれを好感しているのも現実である。
お定まりのような火曜日後場の下落。
朝方は英マンチェスターでの爆発を懸念。
後場は円高が進行しての株安。
売買代金はかろうじて2兆円台を回復したが、上値の重い動きだった。
「NY株式は急落後に月曜まで3連騰。
上昇一服感も強まりやすいタイミング。
NYが上昇してもそれを好感できない東京のもろさ」という声も聞かれる。
「投機筋の短期トレードに振り回されているだけなのかもしれない」と言う指摘が妙に納得できようか。
「大変だ」の声が聞こえるときに市場が本当に大変なことはめったにないもの。
市場が本当に大変な時は沈黙が市場を支配するものだ。
225先物大証終値は日中比140円高の19780円。
5月17日の安値19764円を捉えてきた。
今日は1日遅れでマド埋めができようか。
25日線(19302円)からのかい離はプラス1.97%(前日2.2%)まで低下してきた。
ただ空売り比率が40.4%まで上昇したのが気にかかる点。
騰落レシオの149.58%も同様だ。
昨日の新高値が225銘柄(前日156銘柄)まで増加した影響だろう。
日経平均採用銘柄のPERは14.02倍。EPSは1398.95円と安定してきた。
4月の全国百貨店の全店売上高は4527億円。
既存店ベースでは前年同月比0.7%増。
14カ月ぶりに前年実績を上回ったことは好感されよう。
訪日外国人客向けの免税売上高は221.6億万円と過去最高を更新。
前週の信用買い残は707億円増の2兆3968億円と6週間ぶりに増加。
売り残は150億円減少し9527億円と4週ぶりの減少。
独メルケル首相の「ユーロは弱すぎる」とのコメントを受けたユーロが上昇しドル円は円安トレンド。
ボリンジャーのプラス1σは19867円、プラス2σは20433円。
右肩上がりになっておりカタチは悪くない。
昨日は勝手雲の上限19605円で下げ止まっていたことも考慮したい。
ドルベースの日経平均は177ポイントと年初来高値水準。
2000年ITバブル絶頂期の196ポイント台以来だ。
遠くから援軍が来たような相場に期待したい水曜日だ。
日経平均の過去のPERを見てみると・・・。
リーマンショック時の08年10月28日が9.7倍。
09年3月にかけて無限大となり、800倍で復活した。
そして日銀のETF買い。
19日(金)まで3日連続の買いで5月は4回の買い。
1月は8回、2〜4月は月7回のペースで買っているからあと3回は買えることになる。
因みに19日はTOPIXが前日比マイナス0.07%でもETFを買った。
相場観などないのだろうが、なりふり構わぬETF買いに映る。
NYダウは43ドル高の20937ドルと4日続伸。
NASDAQは5ポイント高の6138ポイント。
S&P500は4ポイント高の2398ポイント。
ダウ輸送株指数は45ポイント高の9009イント。
3市場の売買高は59.5億株と低水準。
CME円建ては大証比130円高の19770円。
ドル建ては大証比140ポイント高の19780ポイント。
大証夜間取引は日中比140円高の19780円。
ドル円は111.77円。
10年国債利回りは2.281%。
非公式外資系動向は売り770万株、買い1320万株。
金額ベースは113億円の買い越し(10日連続)。
売りは食品・不動産・情報通信セクターなど。
買いは電機・食品・陸運・機械セクターなど。
売買交錯は自動車・小売・化学・精密セクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
sMedio (3913)・・・動兆
sMedioに注目する。
同社はPCや家電組み込みなどネット接続関連のソフトが中核。
IoTに必要なコネクタビリティ、セキュリティ、AIなど先進的技術を提供している。
今12月期第四半期は黒字転換。
人工知能による表情認識技術の実証実験を大手ICT企業と開始したことは好材料。
リバウンド期待。
(兜町カタリスト櫻井)
05月24日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=反発、上げ幅160円。米株高や円安を背景に大きく買い優勢
【寄り付き概況】
24日の日経平均株価は前日比164円28銭高の1万9777円56銭で寄り付いた。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数、S&P500など主要指数がいずれも4日続伸と上昇基調を継続、為替がドル高・円安に振れていることもポジティブに作用している。
日本時間の朝方も円相場は下落し、1ドル=112円近辺まで円安・ドル高が進んだ。鉄鋼や機械、精密機器などに買いが先行している。
騰落レシオなどテクニカル面で過熱感はあるとはいえ、売り圧力は限定的であり、主力株中心にリスクを取る動きが優勢となっている。市場では日銀が9時から開催する国際コンファランスでの黒田日銀総裁の講演などに注目する動きがある。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発して始まった。
寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に鉄鋼、保険、非鉄、機械、銀行、ガラス土石など。
個別では、米アマゾン・ドット・コムと中小企業の米国向け輸出を支援すると報じられた日通は上昇している。ソニーと富士通も高く、楽天は年初来高値を更新した。
東京放送ホールディングスが動画配信プラットフォームの新会社「プレミアム・プラットフォーム・ジャパン(仮称)」を共同出資で設立すると発表。これを好材料視している。
一方、NTTやNTTドコモは下落している。OLCとJALも安く、大東建も売りが先行している。
堀田丸正に大量の買いが流入、気配値のまま水準を切り上げている。同社は23日引け後、RIZAPグループと資本・業務提携することを発表しており、これがポジティブサプライズとなった。
ラクオリア創薬が急騰し年初来高値を更新。23日の取引終了後、同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの一つアミド誘導体について、米国における特許査定を受領したと発表しており、知的財産戦略の強化につながるとの見方が強まっている。
225先物はシティ・アムロ・ドイツ・野村が買い越し。
モルスタ・JP・ソジェン・メリル・GSが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・三菱・JP・アムロが買い越し。
GS・クレディ・JP・ドイツが売り越し。
外資系等はJR九州(9142)、りらいあ(4708)、不二油(2607)、横河ブ(5911)、クラレ(3405)、堀場(6856)、ドリコム(3793)、システナ(2317)、デジア(2326)、第一希元素(4082)、MORESCO(5018)、日システムズ(4820)、CKD(6407)、ダイヘン(6622)、ANA(9202)、NTTデータ(9613)に注目。
テクニカル的には、戸田建(1860)、植木組(1867)、PS三菱(1871)、日基礎(1914)、明星工(1976)、学情(2301)、日清オイリオ(2602)、ポール(3657)、フリービット(3843)、コムチュア(3844)、トーモク(3946)、サカタイン(4633)、フォーカス(4662)、ラウンドワン(4680)、CTC(4739)、ノエビア(4928)、星光(4963)、フジクラ(5803)、パイオラックス(5988)、ライドオン(6082)、エスクロー(6093)、OKK(6205)、ヤマシン(6240)、イーグル(6486)、富士通ゼ(6755)、協栄産(7433)、トランザ(7818)、ケーヨー(8168)、丸井(8252)、オリ(8591)、東武(9001)、北海電(9509)、Jパワー(9513)、邦ガス(9533)が動兆。
05月24日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■清水建<1803>
除染土受け入れる貯蔵施設で前処理開始
■大和ハウス<1925>
IoT活用エコキュート制御を開発
■メディアドゥ<3678>
電子書籍の自動英文翻訳機能を開発へ
■牧野フ<6135.T>
金型加工時間半減の放電加工機を開発
■富士通<6702.T>
シニアSEの職種や勤務先の選択肢拡大
■大ガス<9532>
ケトン体3HB素材を化粧品市場に投入
05月24日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月24日号
05月24日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
24日の東京株式市場は反発後、堅調な展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9600円−1万9800円を想定する。
シカゴ日経先物の円建て清算値は大阪比130円高の1万9770円だった。また、円相場は1ドル111円台後半での推移と、前日からはやや円安に振れて推移している。これらを受けて、買い先行の展開になりそうだ。
ただ、積極的に上値を追う要因に乏しいことから、買い一巡後は、もみ合いの展開を余儀なくされることも想定される。
円相場の動向を気にしながらの神経質な展開となり、対ドルで円安方向への動きが強まるようであれば、輸出関連株に物色の矛先が向かいそうだ。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り770万株、買い1320万株で、差し引き550万株の買い越し。買い越し9営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、自動車、食品、精密、不動産、情報通信、小売、化学など。買いセクターに、自動車、電機、小売、化学、食品、陸運、機械、精密など。
【好材料銘柄】
■ブイ・テクノロジー <7717>
海外大手パネルメーカーからFPD製造装置を約130億円で受注。今期および来期以降の業績に貢献する見通し
■堀田丸正 <8105>
RIZAPグループ <2928> [札証A]と資本業務提携。中国をはじめとする海外展開やEC販売の強化、新商品の開発などで連携する。資本面では、RIZAPを引受先とする3500万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は55円。RIZAPは議決権ベースで62.27%を保有する筆頭株主となる。
■ラクオリア創薬 <4579>
欧州で選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの1つであるピラゾロピリジン誘導体の特許査定、米国で同遮断薬の物質特許うちの1つであるアミド誘導体の特許査定をそれぞれ取得した。
■フルッタフルッタ <2586>
コストコ台湾で同社アサイー商品を販売開始する。海外事業展開が本格稼働。
■インフォテリア <3853>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.92%にあたる28万5000株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月29から6月23日まで。
■ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ <6090>
子会社バイオメディカルが医薬品卸売販売業の許可証を取得。これにより、同社が開発した体外診断用医薬品を医療機関などへ直接販売することが可能となった。
【主な経済指標・スケジュール】
24(水)
【国内】
5月月例経済報告
日銀が国際コンファランスを開催
黒田総裁が挨拶、バーナンキ前FRB議長が講演(〜5/25)
【海外】
米3月FHFA住宅価格指数(22:00)
米4月中古住宅販売件数(23:00)
5月2・3日開催のFOMC議事録(5/25 3:00)
米5年国債入札
《米決算発表》
ティファニー、ロウズ・カンパニーズ、HP、ネットアップ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月23日 【NY株/欧州株概況】
【市況】4日続伸 ダウ43ドル高、国債利回りの上昇で金融株に見直し買い
・・・続き
23日のNYダウ工業株30種平均は前日比43ドル08セント高の2万0937ドル91セントと4日続伸で取引を終えた。
3月マークイット米国製造業PMIや4月新築住宅販売件数が予想を下回り、寄付き後から上げ幅を縮小したものの、米国債利回りの上昇が好感され金融セクターに買いが集まった。しかし、明日のFOMC議事録を見極めたいとの思惑や、英国で発生したテロへの警戒感などから上値は限られた。
トランプ米政権が初の予算教書を議会に提出したが、予算教書では大型減税で経済成長率を3%に高め、財政収支を10年で黒字にする案が示された。具体的な内容に乏しいと式相場の反応は限定的だった。
米長期金利の指標である10年物の米国債利回りが2日続けて上昇した。長短金利差の縮小で貸し出し利ざやが縮小するとの見方から売られていたゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株に見直し買いが入った。
原油先物は一時51.51ドルとほぼ1カ月ぶりの高値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)が25日の総会で協調減産を延長するとの思惑から買いが優勢になった。収益改善への期待からエクソンモービルなどエネルギー関連株に買いが入った。
ナスダック指数は、前日比5.094ポイント高の6138.712で終えた。金融株が買われた一方、相場をけん引していたアップルやフェイスブックなど主力株の一角に利益確定目的の売りが出て指数の上値を抑えた。
セクター別では、銀行や保険が上昇する一方で小売や半導体・半導体製造装置が下落した。
穀物トレーディングのバンジ(BG)はスイスの資源商社グレンコアによる買収観測が報じられ、大幅上昇。朝方に発表した通期の業績予想が警戒していたほど悪くなかったとの見方からゲームソフトのテイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアが買われた。
医療用計測機器を手掛けるアジレント・テクノロジー(A)は通期見通しを引き上げ、堅調推移した。
一方、自動車部品・アクセサリー小売のオートゾーン(AZO)は決算内容が嫌気され、大幅下落となった。オライリー・オートモティブやアドバンス・オート・パーツといった同業他社にも売りが広がった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,937.91+43.08
S&P500種
2,398.42+4.40
ナスダック
6,138.712+5.094
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比85円高の1万9770円で引け、前日の大取終値を130円上回った。
円安に加え米国株が続伸し、日経平均先物も買いが優勢になった。この日の6月物高値は1万9775円、安値は1万9580円。市場は24日発表の5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目している。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19770 ( +130 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19780 ( +140 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7485.29(−11.05)
FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに小反落した。前日終値に比べ11.05ポイント安の7485.29で引けた。構成銘柄の6割近くが下落した。前日夜の英中部マンチェスターの爆破テロ事件が投資家心理を冷やし、日中を通して積極的な売り買いは手控えられた。
ロンドンのろう人形館マダムタッソーなどを手掛けるテーマパーク運営のマーリン・エンターテイメンツも売られた。前日のコンサート会場における爆破テロ事件を受けて警戒感が広がったとの指摘があった。
半面、航空のイージージェットは、大手アナリストが目標株価と投資判断を引き上げたことを手掛かりに2%超高となった。インターナショナル・エアラインズ・グループも連れ高した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12659.15(+39.69)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比39.69ポイント高の12659.15だった。
電力のエーオンが大幅高となり指数をけん引した。RWEも連れ高した。鉄鋼のティッセン・クルップと銀行株も高く引けた。
一方で、不動産のボノビアが利益確定の売りで下落した。医薬・化学大手のメルクは続落。自動車のダイムラーも安かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5348.16(+25.28)
05月23日 マーケットコメント
05月23日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、リスク回避の動きが継続。
・・・続き
[概況]
23日の東京外国為替市場はトランプ大統領によるロシアへの機密情報漏洩問題や、英コンサート会場の爆発事件などリスク回避に繋がる動きとなり、米ドル円は一時110.850円まで下落した。
その後円買いが一服すると111円台を回復し、現在111.200円付近で推移している。
本日は23:00に米国の経済指標(4月新築住宅販売件数)があるが現在は指標の良し悪しというよりもリスク回避の円買いという方向に流れが向いているようだ。
今後、トランプ政権への不信感が続くようなら目先米ドル円は頭の重い展開となり
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
23日の日経平均が3日ぶりに反落。
・・・続き
終値は前日比65円安の1万9613円だった。前日の米国株は続伸したものの、英国で起きた爆破テロ事件の方が材料的に勝ってしまい、全体的に買いが見送られる1日となった。
後場に一段と円高が進む場面があったことから、日経平均も軟調な推移が続いた。
5月開催のFOMC議事要旨公表(25日早朝予定)が注目材料で、6月利上げの確度が高まるようなら、円高から一転して円安に傾く展開も期待できる。円高はそろそろ一服する可能性がある。
明日は引き続き上値の重い展開になると考える。今週は週後半にイベントが多いだけに、海外市場も様子見相場となりやすい。きょう同様に主力株には買いが入りづらく、内需を中心に中小型株を物色する地合いが続くと予想する。
05月23日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日ぶり反落、欧米不安、英国の爆発事件で心理悪化
【大引け概況】
23日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落した。前日比65円00銭安の1万9613円28銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分06秒 容量:11.76M
過去のマーケット動画はこちら
英マンチェスターのコンサート会場で爆発が発生したことを受けて、為替市場では朝方に一時1ドル=110円台まで円高が進み、日経平均はこうした流れを受けて30円安からスタートした。寄り付き後は円高一服とともにプラスへ転じる場面が見られた
自動車や電機など主力株が売られた。一方、外部要因に左右されにくい内需株に買いが入り、相場を下支えした。
英国の地元警察はテロ事件として捜査を進めており、メイ首相は「全容解明に努める」との声明を出した。市場では「きょうは投資家心理を冷やす要因となったが、経済活動に影響しないかぎり一時的な反応にとどまる」との声があった。
米政治不安などの外部環境に対する警戒感に加え、24日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表などを控えて様子見ムードもあり、上値の重い展開となった。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比31.46ポイント安の1万3973.43だった。
東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落し、2.43ポイント安の1565.22で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆63億円。売買高は15億4376万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は904と、全体の44.8%を占めた。値上がりは978、変わらずは134銘柄だった。
個別では、JALやSOMPOの下げが大きかった。東エレクや関西電が下落した。コンコルディやJXTGが安く、コマツや日産自が売られた。前日に2017年3月期の決算発表が6月以降になりそうだと公表した富士フイルムが下げた。三菱UFJ、三井住友、ソフトバンクG、Vテク、ホンダなどがさえない。
一方、新しいスマートフォン向けゲームを配信すると発表した任天堂が年初来高値を更新。JTやOLCが高値を付けた。大東建や大ガスが高く、オリックスや武田が買われた。
任天堂、リクルートHDなどが堅調で、トヨタ自、ソニーは小幅に上昇。一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたフジクラが急伸した。
東証2部株価指数は前日比4.84ポイント高の5932.40ポイントと3日続伸した。
値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は196となった。
個別では、セメダインが一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、ベネフィット・ワン、ピックルスコーポレーションなど23銘柄は年初来高値を更新。広栄化学工業、堀田丸正、日本パワーファスニング、JMACSが買われた。
一方、フード・プラネットがストップ安。バナーズ、ラオックスは年初来安値を更新。カワニシホールディングス>、フジマック、マーキュリアインベストメントが売られた。
05月23日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続伸、内需関連銘柄多いジャスダック銘柄に資金を振り向ける
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比2円32銭高の3127円87銭で1991年7月以来、25年10カ月ぶりの高値を連日で更新した。
英国での爆発事件などをきっかけに円高・ドル安となり内需関連銘柄多いジャスダック銘柄に資金を振り向ける投資家が多かった。マクドナルドが連日で年初来高値を付け、セリアは分割考慮後の上場来高値を更新した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で586億円、売買高は1億1599万株。
値上がり銘柄数は313、値下がり銘柄数は311となった。
個別ではアイ・ピー・エス、アール・エス・シー、伊豆シャボテンリゾートがストップ高マクドナルドやセリアに加え、平田機工やアズジェント、アエリアが上昇した。
一方、日本フォームサービスが年初来安値を更新。栄電子、オービス、野村マイクロ・サイエンス、セグエグループ、ラクオリア、アイビーが下落した。
05月23日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日続伸、小型銘柄が選好されやすい地合い
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比4.17ポイント高の1077.88だった。
値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は112となった。
米国の政治リスクや英国でのコンサート会場爆発などの海外要因から、投資環境には不透明感が強い。このため、内需系の好業績株や小型のテーマ銘柄が選好されやすい地合いだった。
個別では、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションと子会社の連携を公表したリミックスが商いを伴ってストップ高。他にASJ、夢展望、Jストリームがストップ高。ミクシィ、ティーケーピー、ビリングシステム、中村超硬やソレイジアも上げた。
一方、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。UMNファーマ、ドサイステップやドリコム、そーせいが下げた。
05月23日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
23日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比15円95銭安の1万9662円33銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小幅な値動きとなっている。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、0.87ポイント高の1568.52で始まった。
日経平均は狭いレンジでのこう着が続いており、チャート形状では5日線に上値を抑えられている。
外国為替市場では、1ドル=111円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
全般的に利益確定の売りが優勢になりやすいだろう。ただし、個人の物色意欲は強く、好業績の中小型株などへの値幅取りが活発となりそうだ
ランチバスケットは23件、321.33億円。差引き10億円の売り越しとの観測。
05月23日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=24円安小幅反落 商い低調、英国の爆発も重しに
23日午前の日経平均株価は反落した。
・・・続き
午前の終値は前日比24円32銭安の1万9653円96銭だった。朝方は、円高・ドル安が重しとなり、利益確定売りが先行した。円相場は一時1ドル=110円台後半に強含む場面があった。
その後、22日の米国株高を支えにいったんプラス圏入りするなど前日終値近辺でのもみ合いが続いた。
トランプ米政権は22日、2018会計年度の予算教書(23日に上下両院に提出)の概要を明らかにし、10年で3.6兆ドルの歳出削減と法人税率の引き下げなどで経済成長率を3%に高めるなどと報じたが、市場の反応は鈍かった。
英国での爆発を受け、地元警察は「テロ事件として捜査を進めている」と発表。市場では「上値を追う材料に乏しいなか、国内外の機関投資家が積極的な売買を手控える要因になった」との声が聞かれた
JPX日経インデックス400は反落し、東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
東証1部の出来高は7億5659万株、売買代金は9798億円。騰落銘柄数は値上がり1073銘柄、値下がり785銘柄、変わらず156銘柄。
個別では、SOMPOや東エレクが安い。JALやりそなHDの下げも目立った。東京海上やクボタが下落し、関西電や日産自が売られた。ディー・エヌ・エー、SUMCOが売られた。エムアップが大きく利食われたほか、クラリオン、東邦亜鉛なども安い。
一方、リクルートホールディングスが反発、JTや楽天、OLCが年初来高値を付けた。大東建や武田の上げが大きかった。オリックスや住友不が高く、NTTやJFEが買われた。東天紅、フジクラが商いを膨らませて値を飛ばしたほか、ミロク情報サービス、センコーグループホールディングスなども大幅高。アイロムグループも買い人気を集めた。
東証2部株価指数は前日比3.62ポイント安の5923.94ポイントと3日ぶり反落。値上がり銘柄数は218、値下がり銘柄数は189となった。
個別ではセコニックホールディングス、ソリトンシステムズ、フジマック、第一稀元素化学工業、トレックス・セミコンダクターが売られた。
一方、セメダインがストップ高。田辺工業、ベネフィット・ワン、ピックルスコーポレーションなど19銘柄は年初来高値を更新。日本パワーファスニング、JMACS、ぷらっとホームが買われた。
05月23日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日続伸、新興企業株に資金を移す投資家増える
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比7円高の3132円55銭だった。英国での爆発事件などをきっかけに外国為替相場が円高・ドル安となり、内需関連銘柄が多い新興企業株に資金を移す投資家が増えた。マクドナルドは連日で年初来高値を更新した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で296億円、売買高は4760万株だった。
値上がり銘柄数は329、値下がり銘柄数は246となった。
個別では、アール・エス・シー、伊豆シャボテンリゾートがストップ高。アクシーズ、データリンクス、ヒビノ、日本マクドナルドホールディングスなど33銘柄は年初来高値を更新。キタック、アテクト、倉元製作所、ノムラシステムコーポレーションが買われた。
一方、日本フォームサービスが年初来安値を更新。ラクオリア創薬、五洋インテックス、山王、野村マイクロ・サイエンス、夢の街創造委員会が売られた。
05月23日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続伸、中小型株を物色
・・・続き
東証マザーズ指数は3日続伸した。午前終値は前日比3.50ポイント高の1077.21だった。値上がり銘柄数は127、値下がり銘柄数は99となった。
個別ではASJ、夢展望がストップ高。格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションと子会社がビットコイン決済で連携すると発表したリミックスポイントは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、ティーケーピー、ビリングシステムなど15銘柄は年初来高値を更新。中村超硬、弁護士ドットコム、ユーザーローカル、シンプロメンテ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが買われた。
一方、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。UMNファーマ、サイバーステップ、セラク、ケアネット、ベネフィットジャパが売られた。
05月23日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を9銘柄更新しました。
[7837]アールシーコア
[7781]平山
[4792]山田コンサルティンググループ
[4326]インテージホールディングス
[3762]テクマトリックス
[3093]トレジャー・ファクトリー
[2492]インフォマート
[7621]うかい
[2222]寿スピリッツ
05月23日 為替市況コメント
【為替】メルケル発言でユーロが買われドルは売られたが、NY株式市場の上昇にドルも値を戻す
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が軟調に始まると序盤にユーロは当日安値124.110円まで下げたが、メルケル独首相が「ユーロは安すぎる。
それが独製品を安価にしている」と発言した為にユーロは買われ、中盤に今度は当日高値125.315円まで急騰した。
ドルは揉み合いが続いたが、ユーロ上昇に連れて対ユーロでの売りから対円でも値下がりし、NY市場序盤に当日安値110.925円まで値を下げた。
しかしNY株式市場が上昇で始まり、其の後も高値圏で推移するとドルも買い戻されて111円台を回復し、最後は前週末比+12.5銭高の111.305円と111円台を回復して引けた。
一方ユーロはメルケル発言が響いて+51銭高の125.080円と125円台に乗せて引け、ユーロ/ドルは昨年11月9日以来の高値を付ける上昇となった。経済回復の度合いを比べればユーロは対ドルで買われ過ぎの感があり、ユーロ/ドルの売りを検討しても良さそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月23日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=30円安と小幅反落、米株高も円高警戒で上値に重さ
【寄り付き概況】
23日前場寄り付きの日経平均株価は売り買い交錯もやや売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比30円安の1万9647円と反落。
・・・続き
英コンサート会場で爆発があり、多数の死傷者が出たとの報道を受け、円相場が1ドル=110円台後半に強含んだのが上値を抑えた。ただ、前日の米株高や原油高が心理的な支えになっており、下値も堅い。
前日は売買代金も2兆円を割り込むなど市場エネルギーも減少傾向にあり、目先は上値も重そうだ。
東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は22日時点で143.76まで上昇した。騰落レシオは120%を上回ると「買われすぎ」のサインとされている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小動き。
寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種前後が高く、値上がり上位にゴム製品、精密機器、その他金融、陸運など。値下がりで目立つのは空運、保険、鉱業など。
個別では、前日に2017年3月期の決算発表が6月以降になりそうだと公表した富士フイルムが安い。東京海上やSOMPOなど保険株の下げも目立った。東エレクやJALが下落し、コマツや三菱UFJが売られた。
一方、SMCやダイキンが高い。日電産やJTの上げが大きかった。ブリヂストンや武田が上昇し、JR西日本やOLCが買われた。
225先物は野村・モルスタ・日興・東海東京が買い越し。
クレディ・ドイツ・JP・GS・メリル・アムロが売り越し。
TOPIX先物はJP・パリバ・みずほ・メリル・ソジェン・モルスタが買い越し。
クレディ・GS・日興が売り越し。
テクニカル的には、コムシス(1721)、西松(1820)、大東建(1878)、五洋(1893)、三機工(1961)、Sフーズ(2292)、ルネサンス(2378)、エムスリー(2413)、プラス(2424)、くら(2695)、モノタロウ(3064)、Hamee(3134)、ムゲン(3299)、宮地エン(3431)、VOYAGE(3688)、保土谷(4112)、日化薬(4272)、大幸薬(4574)、ID(4709)、日精線(5659)、リブセンス(6054)、ソディック(6143)、東芝機械(6210)、芝浦メカ(6590)、OKI(6703)、ユニデン(6815)、電子材(6855)、幸楽苑(7554)、インターアク(7725)、サンワテク(8137)、加賀電子(8154)、H2O(8242)、セブン銀(8410)、SONPO(8630)、明和地所(8869)、日エスコン(8892)、光通信(9435)、カナモト(9678)が動兆。
225先物はJP・野村・日興・ドイツ・HSBCが買い越し。
UBS・メリル・モルスタ・SBI・アムロが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・JP・ドイツ・ソジェン・バークレイズ・大和が買い越し。
GS・クレディ・メリル・アムロ・モルスタが売り越し。
外資系等は、凸版(7911)、資生堂(4911)、スズキ(7269)、SRA(3817)、ホットランド(3196)、トリドール(3397)、ラック(3857)、コムシス(1721)、TIS(3626)、協和キリン(4151)に注目。
テクニカル的には、プリマ(2281)、ロックフィールド(2910)、北の達人(2930)、物語コーポ(3097)、Bガレージ(3180)、王子(3861)、MDV(3902)、東京個別(4725)、JCU(4975)、洋ゴム(5105)、新電元(6844)、沢藤電(6901)、ヘリオステク(6927)、クボテック(7709)、タカノ(7885)、東天紅(8181)、福井コン(9790)が動兆。
05月23日 カタリストコメント
「NYも中小型へ」
NY株式市場は続伸の展開。
・・・続き
「市場心理は落ち着きを取り戻した」との解釈。
特に買い材料があったわけではない。
市場の解釈は「(1)トランプ大統領の初めての海外訪問で特に大きな問題発言は出ていない。
(2)原油先物価格が堅調。
(3)月曜恒例のM&Aニュースの3つが背景。
シカゴ連銀全米活動指数が予想を上回ったことも好感」。
アマゾンが約1週間ぶりに上場来高値を更新。
アップル、アルファベットなど成長期待の高い主力ハイテク関連中心に相場全体を押し上げた。
サウジアラビアに1100億ドル(約12兆円)の兵器を売却することで合意したことは防衛関連セクターに追い風となった。原油先物相場は約1カ月ぶりの高値となり石油セクターが上昇。
NYダウは一時109ドル高まで上昇した場面もあった。
「5月17日(水)に372ドルの大幅安となったNYダウがは週末2日で約200ドル上昇。
押し目買い継続」という見方もある。
トランプ政権が初めて発表する予算教書。
給付金制度の見直しで1.7兆ドル削減を図る見込みとブルームバーグ。
ワシントンポスト電子版は「低所得者向けのフードスタンプを25%削減する。
低所得者向け公的医療保険(メディケイド)の適用を厳格かすることで8000億ドル歳出削減を図る」。
などと報じらている。
オバマ政策の完全なアンワインドといったところだ。
5月29(月)はメモリアルデーで休場。
アノマリー的には過去21年メモリアルデー前の1週間にNYダウは平均0.29%下落。
一方S&P500、NASDAQ、ラッセル1000、ラッセル2000は小幅に上昇していた。
特にラッセル2000は上昇確率が7割超。
「中小型株が強い展開が見込まれる」という声も聞かれる。
「売り方も苦しい」
上昇続伸はしたものの上値の重い展開だった月曜日。
東証1部の売買代金は約1カ月ぶりに2兆円を下回りエネルギーも枯渇してきた格好。
「寄り引けの価格差が少ない実体の短いローソク足が継続。
目先は外部要因に一喜一憂」という声が聞かれる。
一方で、日経ジャスダック平均は先週まで5週続伸。
3100ポイント台と年初来高値を更新。
東証マザーズ指数も日足で強い陽線。
「主力から新興市場への資金シフトが鮮明」という指摘だ。
もっとも「くりっく株365(CFD)」の売り建玉は5月に入って18万枚台で過去最高水準。
背景は個人投資家の逆張り投資との観測。
買い建玉も高止まり。
売り建玉から買い建玉を引いたネットベースでは17日時点で1万902枚の買い越し。
5日に3469枚まで買い越し幅が減少し。
2015年5月22日以来の低水準まで減少後は増加傾向だ。
225先物大証夜間取引終値は日中比20円高の19690円。
17日にあけた窓の安値19764円まではまだ届かず。
その先のSQ値19991円も遠い。
もっとも25日線からのかい離は2.2%。
騰落レシオは143%。
空売り比率は38.3%と40%割れ継続。
日経VIも16.39と低下傾向だ。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲10.251%(前日:9.925%)。
買い方は▲5.472%(前日:6.287%)と差は拡大。
売り方苦しい場面に映る。
日経平均のPERは14.07倍。
EPSは1398.60円と過去最高を更新。
為替にかぶれて海外動向や罫線とスケジュールに付和雷同するよりも足元の日本企業の「稼ぐ力」を再認識するべきだろう。
5月1日終値(月足陽線基準)は19310円と今月も月足陽線の可能性大。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
富士機械製造(6134)・・・動兆
富士機械製造に注目する。
同社は電子部品向けなど自動装着装置トップ。
垂直多関節ロボットに期待感。
今期連結業績は大幅な増益見通し。
(兜町カタリスト櫻井)
05月23日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■リケンテクノス<4220>
高強度の透明樹脂シートを開発
■参天薬<4536>
2018年にも眼科製品で米国に再参入
■シャープ<6753>
米国液晶工場で小型パネル生産を優先検討
■ヤマハ発<7272>
インドネシアで大型2輪エンジンを生産
■NTT<9432>
畜産向けにWi-Fi活用業務システム構築支援
05月23日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月23日号
05月23日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
23日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、模様眺めムードが強まり小動きを予想する。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9500円−1万9800円を想定する。
米国株の上昇は買い材料となる一方、ドル円の動きの鈍さは重しとなるだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所終値比15円高の1万9685円だった。
昨日の東証1部の売買代金が、4月18日以来約1カぶりに2兆円を割りこんでいる。盛り上がりに欠けるなか、消去法的に値動きの軽い小型株に物色の矛先が向かうことも想定される。
日経ジャスダック平均は3100p台に乗せ、年初来高値を更新している。マザーズ指数も日足では強い陽線で、主力から新興市場への資金シフトが鮮明になっている。当面は新興市場優位の地合いが続くと予想する。引き続きゲーム株を軸とした個別物色が盛り上がりそうだ。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「5社ベースで、売り570万株、買い800万株で、差し引き230万株の買い越し。買い越し8営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、精密、電機、自動車、情報通信、陸運、食品、機械など。買いセクターに、食品、サービス、自動車、小売、機械、電機、証券、薬品、精密など。
【好材料銘柄】
■エディオン <2730>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.06%にあたる200万株(金額で20億円)を上限に、23日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は22日終値の990円)を実施する。
■リミックスポイント <3825>
子会社ビットポイントジャパンが日本最大級の格安航空会社ピーチ・アビエーションと仮想通貨決済サービスの展開などで業務提携。フライトから現地での買い物、宿泊、飲食までをビットコインでする旅を企画。
■Jストリーム <4308>
動画データに表示される文字情報を高精度に検出するシステムに関する国内特許を取得。
【主な経済指標・スケジュール】
23(火)
【国内】
3月全産業活動指数(13:30)
【海外】
独5月Ifo景況感指数(17:00)
米5月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
米4月新築住宅販売(23:00)
米2年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月22日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸し89ドル高、原油高を好感
・・・続き
22日のNYウ工業株30種平均は3日続伸した。終値は前週末比89ドル99セント高の2万0894ドル83セントだった。
原油相場の上昇を受けて買いが先行した。トランプ大統領が外遊先のサウジアラビアで約1100億ドル(約12兆円)相当の兵器売却で合意し、防衛関連株を中心に買いが広がり、終日堅調推移となった。
兵器輸出で恩恵を受けるとして、ボーイングやロッキード・マーチンといった防衛関連株が買われた。米原油相場が約1カ月ぶりの高値を付け、石油株が上昇した午前中には、ダウ平均は上げ幅を一時109ドルまで広げた。
ナスダック総合株価指数も3日続伸し、前週末比49.915ポイント高の6133.618で終えた。アマゾン・ドット・コムが約1週間ぶりに上場来高値を更新。アップル、グーグルの持ち株会社アルファベットなど成長期待の高い主力株が軒並み買われ、相場全体を押し上げた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や自動車・自動車部品が上昇する一方でエネルギーや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
半導体のクアルコム(QCOM)はJPモルガンによる投資判断引き上げを受け、上昇。自動車大手のフォード・モーターが高い。取引開始前にマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)が退任すると発表し、経営陣交代で業績改善に向けた取り組みが進むとの期待から買われた。
一方、製薬のアムジェン(AMGN)は骨粗鬆症薬の開発遅れが懸念され、下落した。スイス特殊化学大手のクラリアントとの合併を発表した化学のハンツマンが下落。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,894.83+89.99
S&P500種
2,394.02+12.29
ナスダック
6,133.618+49.915
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は横ばい。6月物は前週末比変わらずの1万9685円で引け、同日の大阪取引所の終値を15円上回った。円高が重荷となった半面、米株上昇が支援材料となった。午前中は円高が進み、6月物は1万9615円まで下げる場面があった。この日の6月物高値は1万9720円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19685 ( +15 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19695 ( +25 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7496.34(+25.63)
FTSE100種総合株価指数は続伸。前週末終値に比べ25.63ポイント高の7496.34で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。
アナリストの株式評価を受けた銘柄の売り買いが活発だった。品質試験サービスのインターテック・グループ、ファッションのバーバリー・グループ、小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)が指数の上げを主導した。いずれもアナリストが目標株価などの株式評価を引き上げた。
半面、アナリストが投資判断を引き下げたソフトウエア開発のマイクロフォーカスと決済処理のワールドペイ・グループが安かった。ヒクマ・ファーマシューティカルズを筆頭に医薬品株も下げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12619.46(−19.23)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前週末比19.23ポイント安の12619.46だった。重電のシーメンスと医薬・化学大手のメルクが安かった。一方で電力のRWEが上げた。ドイツテレコム、不動産のボノビアも買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5322.88(−1.52)
05月22日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
週明けの日経平均が続伸。終値は前週末比87円高の1万9678円だった。
・・・続き
円相場が高値圏にはりついたままで、買い方も一定の水準からは上値追いには慎重姿勢。チャート上でも先週17日〜18日に空けた下窓の上限(1万9764円)が最初の上値抵抗ポイントとして意識されることになるだろう。
寄り付きと引けの価格差が少ない実体の短いローソク足が続いており、目先は外部要因に一喜一憂となりやすい。
その一方で、日経ジャスダック平均は3100p台に乗せ、年初来高値を更新している。マザーズ指数も日足では強い陽線で、主力から新興市場への資金シフトが鮮明。当面は新興市場優位の地合いが続くと予想する。
05月22日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=87円高、続伸、米株高や原油高背景に買い優勢
【大引け概況】
22日の日経平均株価は続伸した。前週末比87円52銭高の1万9678円28銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:42秒 容量:7.40M
過去のマーケット動画はこちら
前週末の米株市場でNYダウなど主要指数が揃って高く、買い安心感が浮上したほか、WTI原油先物価格が1バレル=50ドル台に上昇したことなども追い風に、きょうの東京市場は買い優勢でスタートした。その後は伸び悩んだものの、取引時間中に為替が1ドル=111円台半ばに円安方向に振れたことがポジティブ要因となった。
石油関連株には原油高を好感した買いが入った。出遅れ銘柄として割安感が意識された鉄鋼など資源関連株にも買いが広がった。
ただ買い一巡後は上値が重かった。ロシアを巡る米政治の不透明感が意識され、指数の上げ幅は限定的だった。値上がり銘柄数は東証1部全体の67%を占めたものの、市場参加者不足で手控えムードも漂う状況だった。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前週末比75.09ポイント高の1万4004.89だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、7.92ポイント高の1567.65で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆9224億円。4月18日以来およそ1カ月ぶりに2兆円を下回った。売買高は14億6741万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1354と全体の67%を占めた。値下がりは531、変わらずは131銘柄だった。
個別では、工場自動化需要が世界的に高まっていることを背景にSMCは年初来高値を更新した。米農機・建機大手ディアの好業績を受けてクボタは大幅高となった。18年3月期の純利益が10%増になる見通しを発表したSOMPOの上げも目立った。新日鉄住金やJFEの上昇も大きかった。売買代金トップのソフトバンクグループが上昇、タカタがストップ高に買われ、ユニデンホールディングスが大幅高、KLabも急伸となった。
一方、医薬品の塩野義や第一三共、アステラスは下落した。東エレクやアドテストは下落し、住友商や三菱商が下げた。郵船など海運株が売られた。リクルートホールディングスが軟調、クラリオンが値を下げたほか、イーレックス、タクマなども安い。
東証2部株価指数は前週末比46.11ポイント高の5927.56ポイントと続伸した。値上がり銘柄数は308、値下がり銘柄数は138となった。
個別ではセメダインがストップ高。三井住建道路、鉄人化計画、三光マーケティングフーズ、ピックルスコーポレーション、パシフィックネットが買われた。
一方、フード・プラネットがストップ安。三京化成、東京コスモス電機、光陽社、ソリトンシステムズ、野崎印刷紙業が売られた。
05月22日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、高値を連日で更新
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。
終値は前週末比30円24銭高い3125円55銭となり、1991年7月以来およそ25年10カ月ぶりの高値を連日で更新した。前週末の米国株の上昇を受けて投資家心理が改善した。午後は株式分割の発表で上昇したミズホメディなどが寄与し、ジャスダック平均は一段高となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で520億円、売買高は9243万株だった。
値上がり銘柄数は464、値下がり銘柄数は180となった。
個別では、ニックス、アイ・ピー・エスがストップ高。株式分割で流動性向上の期待が高まったミズホメディが買われたほか、オンラインゲーム運営のアエリアや医療関連の分野に参入すると発表した五洋インテが上昇した。LCホールディングス、アイケイ、オプトエレクトロニクス、No.1は値上がり率上位に買われた。
一方、ソフトフロントホールディングスが年初来安値を更新。生産設備製造・販売の平田機工は下げ幅を拡大した。ソレキア、夢みつけ隊、アイビー化粧品、アズジェント、ケアサービス<2425>は値下がり率上位に売られた。
05月22日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、午後に一段高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午後に一段高となり、終値は前週末比16.26ポイント高い1073.71だった。値上がり銘柄数は178、値下がり銘柄数は51となった。
個別では、バンナムHD傘下企業との業務提携を手がかりにドリコムが上昇。サイステップなど他のゲーム関連にも買いが集まった。
ASJ、夢展望、ユーザベースがストップ高。フィット、ケアネット、ファンデリー、串カツ田中、中村超硬、サイバーステップ、総医研ホールディングス、インターネットインフィニティ、サイジニアが買われた。
一方、フルッタフルッタ、みんなのウェディング、バリューデザインが年初来安値を更新。ソレイジアやそーせいなどバイオ関連は下落した。エディア、キャンバス、プレシジョン・システム・サイエンス、Aimingなども売られた。
05月22日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が上昇幅をやや拡大
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比71円85銭高の1万9662円61銭で始まった。日経平均株価は上昇幅をやや拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、6.15ポイント高の1565.88で始まった.
週明けの米国市場の動向を見極めたいとの模様眺めムードも強まりやすく、こう着感の強い相場展開になりそうだ。物色は、中小型株での値幅取り狙いの商いが中心になりそうである。
外国為替市場では、1ドル=111円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
ランチバスケットは21件、211.59億円。差し引き売り買い均衡との観測。
05月22日 アフターランチ
「基本のキ」
株式市場は「自分の買い値よりも上の株価を誰かが買ってくれる」というのが大前提。
・・・続き
ココが結構忘れられる。
換言すれば「買い値よりも高い値段で買ってくれる投資家が賛同できるシナリオかどうかの見極め」。
熟練の先達は「みんなが認める株でないとダメです。
そのためには時代背景の読みが欠かせません。
時代をどう推察するかです」。
シナリオが万人の許容と理解と賛同を得られるのかどうか。
そういう意味では「感覚的に変なこと」なんていうのも、いずれ「変でなくなる」こともあるに違いない。
【世界主要国上場企業の業績予想とPER&PER】
○日本
売上高4.5%増、EPS12.1%増、PER13.9倍、PBR1.21倍
○米国
売上高5.4%増、EPS11.4%増、PER17.7倍、PBR2.82倍
○英国
売上高7.2%増、EPS13.5%増、PER14.6倍、PBR1.82倍
○ドイツ
売上高3.9%増、EPS10.3%増、PER13.9倍、PBR1.69倍
○中国
売上高11.3%増、EPS15.0%増、PER12.5倍、PBR1.54倍
○香港
売上高5.8%増、EPS8.3%増、PER15.8倍、PBR1.20倍
●世界
売上高6.1%増、EPS12.6%増、PER15.8倍、PBR2.05倍
TOPIXのPERを見てみると・・・。
2014年10月17日12.6倍→2015年6月24日16.0倍
2016年2月12日11.4倍→2017年1月4日15.2倍→4月20日13.3倍
TOPIXのPBRを見てみると・・・。
2015年10月17日1.20倍→2015年4月23日1.64倍
2016年2月12日1.05倍→2016年1月5日1.42倍→4月14日1.27倍
配当利回りは2016年10月17日1.96%→2015年4月23日1.46%
2016年6月24日2.40%→2017年3月13日1.87%
需給面で信用買い残の推移を見てみると・・・。
2014年11月14日2兆6619億円→2015年8月21日3兆5871億円
2016年11月25日2兆400億円→2017年3月31日2兆6256億円
裁定買い残は・・・。
2014年9月26日3兆6320億円→2015年1月16日2兆3135億円
2015年5月29日3兆6997億円→9月4日1兆7408億円
→11月27日3兆4511億円→2016年9月9日3326億円
2016年12月30日2兆431億円→4月21日1兆3901億円
(櫻井)。
05月22日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続伸、米株高を好感も上値に重さ
22日午前の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
午前の終値は58円48銭高い1万9649円24銭だった。
前週末の米国株市場でNYダウやナスダック指数が強い動きをみせたことを受け、リスクを取る動きが継続した。
前場取引時間中に為替が1ドル=111円台半ばと円安方向に振れたこともポジティブに働いた。ただ、「ロシアゲート問題」を背景にトランプ政権の不安定化に対する懸念がくすぶっており、上値も重い展開だった。
これまで上昇が続いていた半導体関連銘柄の一角やディフェンシブ銘柄には短期的な売買を手がける投資家の売りが出たため、株価指数の上げ幅は小さかった。
日経平均は朝高後伸び悩み、1万9600円台半ばでもみ合う状況にある。全般手控えムードを映して前場の売買代金は1兆円を割り込んだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で9420億円だった。売買高は7億2475万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1295と全体の64%を占めた。値下がりは573、変わらずは148だった。
個別では、米農機・建機大手のディアの好調な決算を受け、クボタが大幅に続伸した。10兆円ファンドを連結対象に組み込むと伝わったソフトバンクが買われ、増配と自社株買いを発表したSOMPOは大幅高となった。原油先物相場の上昇を受け、資源開発の国際石開帝石や石油元売りのJXTGなども上げた。SMCも物色人気を集めた。新日鉄住金、リコーなども高い。タカタがストップ高に買われ、ソディックも値を飛ばした。
一方、国内たばこの販売減を発表したJTは続落した。リクルートやテンプHDは下げ、東エレクが下落した。医薬品の塩野義やエーザイなどの下げも目立った。クラリオン、タクマ<が急落となったほか、セガサミーホールディングスなどの下げも大きい。
東証2部株価指数は前週末比31.65ポイント高の5913.10ポイントと続伸した。値上がり銘柄数は283、値下がり銘柄数は125となった。
個別では、セメダインがストップ高。三井住建道路、鉄人化計画、三光マーケティングフーズ、ピックルスコーポレーションなど27銘柄は年初来高値を更新。シャープ、西川ゴム工業、マルコが買われた。
一方、フード・プラネットがストップ安。東京コスモス電機<、三京化成、光陽社、朝日インテクやMCJが売られた。
05月22日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸、ゲーム関連株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比25円32銭高い3120円63銭と、19日に付けた年初来高値(3095円31銭)を上回る水準となった。
前週末の米国株の上昇を受け投資家心理が改善。ゲーム関連株に買いが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で297億円、売買高は5299万株。
値上がり銘柄数は454、値下がり銘柄数は167となった。
個別ではニックスがストップ高。フジオフードシステム、アイ・ピー・エスは一時ストップ高と値を飛ばした。オンラインゲームのアエリアが上昇したほか、事業の多角化を発表した五洋インテに買いが集まった。
一方、ソフトフロントホールディングスが年初来安値を更新。東京証券取引所が信用取引の規制を実施したアズジェントは売られた。夢みつけ隊、LCホールディングス、エスプール、アバールデータは値下がり率上位に売られた。
05月22日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、投資家心理が改善
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前週末比12.56ポイント高い1070.01だった。
値上がり銘柄数は173、値下がり銘柄数は54となった。
個別では、夢展望、ユーザベースがストップ高。オンラインゲームでバンナムHD傘下と提携するドリコムが大幅高となった。フィット、ケアネット、ファンデリー、串カツ田中、サイジニア、中村超硬が買われた。
一方、みんなのウェディングが年初来安値を更新。ソレイジアや東証が規制実施のエディアは下落した。キャンバス、Aiming、ビリングシステム、フォーライフなどが売られた。
05月22日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 39円高、米国株高を好感した買いが一巡
[10時の概況]
22日10時現在の日経平均株価は前週末比39円78銭高の1万9630円54銭で推移している。
・・・続き
東京市場でも目先的には投資家の不安心理が後退している。ただ、外国為替市場では1ドル=111円台前半の推移と円高含みで推移するなど、リスク回避ムードが払拭されたわけではなく、日経平均の上値も重いとの見方が強い。
原油相場の上昇を受けて買われたJXTGなども上値重く、石油関連株への物色も長続きしていない。
トランプ米大統領とロシアの不透明な関係を巡る政治の混乱で米経済政策の実施が遅れるとの懸念が強く、警戒感が残る。市場では日本株にも積極的な買いは入れづらく「先週に引き続き5日移動平均線(1万9694円)が上値めどになっている」との指摘があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も伸び悩んでいる。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5604億円、売買高は4億4753万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1041と、全体の約5割を超えた。値下がりは796、変わらずは173銘柄だった。
業種別では33業種中21業種が値上がり。1位は鉄鋼で、以下、その他金融、鉱業、保険と続く。値下がり上位には倉庫・運輸、医薬品、空運が並んでいる。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、日経平均を18.71円押し上げている。次いでトレンドが5.32円、資生堂が3.65円、ユニファミマが3.42円、クボタが2.98円と続く。
マイナス寄与度は4.75円の押し下げで東エレクがトップ。以下、ファストリが3.04円、塩野義が3円、京セラが1.44円、日東電 <6988>が1.29円と続いている。
個別では、資生堂とSMCは年初来高値を付けた。ソフトバンクやイオンが一段高となっている。小野薬や大ガス、中部電は下げ幅を縮めた。一方、JALや東レは下げ幅を広げた。三菱商は下げに転じた。みずほFGや伊藤忠は上げ幅を縮めた。
東証2部株価指数は続伸している。シャープとウェーブHDが上げ、朝日インテクとMCJは下げた。
イマジニア<4644>は反発。前週末19日に、ノース・スターズ・ピクチャーズおよびコアミックスと共同で17年初夏にサービスを開始するスマートフォン向けマンガアプリ「マンガほっと」の事前登録者数が1万人を突破したと発表しており、同アプリへの期待感が高まっているようだ。
また、ドリコム<3793>が堅調。前週末19日の取引終了後、バンダイナムコホールディングス<7832>100%子会社のバンダイナムコエンターテインメント(BNE)と業務提携し、合弁会社を設立すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。
225先物はJP・野村・日興・ドイツ・HSBCが買い越し。
UBS・メリル・モルスタ・SBI・アムロが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・JP・ドイツ・ソジェン・バークレイズ・大和が買い越し。
GS・クレディ・メリル・アムロ・モルスタが売り越し。
外資系等は、凸版(7911)、資生堂(4911)、スズキ(7269)、SRA(3817)、ホットランド(3196)、トリドール(3397)、ラック(3857)、コムシス(1721)、TIS(3626)、協和キリン(4151)に注目。
テクニカル的には、プリマ(2281)、ロックフィールド(2910)、北の達人(2930)、物語コーポ(3097)、Bガレージ(3180)、王子(3861)、MDV(3902)、東京個別(4725)、JCU(4975)、洋ゴム(5105)、新電元(6844)、沢藤電(6901)、ヘリオステク(6927)、クボテック(7709)、タカノ(7885)、東天紅(8181)、福井コン(9790)が動兆。
05月22日 カタリストコメント
「ゴーデンクロスはした」
週末のNY株式市場は続伸。
もっとも高値からはやや押し戻された格好の取引の背景はトランプ大統領のロシア疑惑。
・・・続き
もっとも当のトランプ大統領は中東への初の外遊。
「トランプ氏がこれからどう対処するのか誰も定かでない」という声がある。
債券市場も同様にトランプ相場。
「トランプ大統領の政策課題が頓挫することが大きな懸念材料。
市場が楽観論に傾いていたのは好調な経済指標だけではなく、
トランプ大統領が成長を押し上げるとの期待も要因だった」との指摘がある。
前日4月19日以来の低水準となる2.18%をつけていた10年国債利回りは2.23%まで上昇(価格は下落)。
6月利上げの確率は74%。
だが年内さらに2度の利上げ予想は42%と低いまま。
ニューヨーク外為市場もトランプ米大統領とロシアの不透明な関係を巡り政治不安が高まり
ドルが主要通貨に対して売られた。
ドル指数は0.75%下落し昨年11月の米大統領選挙以降最低水準を付けた。
週初からの下落率は2%を超
えた。ドルは対ユーロで0.95%安の1.1205ドル。
6カ月ぶり安値を更新した。
週末の東京市場は反発下げ止まり。
「反発とはいってもわずか36円だから前日の下落幅に対して14%程度の戻り。
週末らしいポジション調整の買い戻し」との声が聞こえる。
寄り→大引けの変化幅はたった65銭。
「十字線の連発。とにかく離れ小島の解消を進めてほしいものである」というのが正直な心理だろう。
先週前半は欧米主要市場の高値更新を追い風に上値追いの展開。
ただ、日経平均は2万円にあと1円51銭まで迫りながら越えられなかったことから失速。
日経平均2万円は抵抗帯として改めて意識された。
週間では約293円の下落。週足では5週ぶりに陰線。
「上を追えるかよりも下値を固められるかが課題」という声もある。
25日線(19210円)、13週線(19214円)、26週線(19169円)。
これらが下でサポートしてはいる。
225先物大証夜間取引終値は日中比90円高の19690円と一安心の状況。
25日線からのかい離はプラス2%。
25日線は75日線を上抜けてゴールデンクロス。
4月6日にデッドクロスして以来のことになる。
空売り比率は38.1%。
日経平均採用銘柄のPERは14.06倍でEPSは1393円とかすかに低下。
勝手雲の上限(19733円)の上にあるボリンジャーのプラス1σ(19805円)奪還が目標となろう。
コミー前FBI長官は29日以降に議会証言。
ロシアのラブロフ外相はコミー前FBI長官の解任についてトランプ大統領と一切話はしていないとコメント。
渦中のトランプ大統領はトランプ米大統領は訪問先のサウジアラビアでイスラム圏数十カ国の指導者を前に演説。
「テロリストや過激派の掃討に向けて結束し、それぞれの役割を果たすよう」とコメント。
おまけはボーイングの大型輸送ヘリコプター「CH─47チヌーク」と関連サービス、誘導兵器システム、
哨戒機P─8などの購入の合意。
サウジへの兵器売却12兆円だから結構使い勝手はよかろう。
サウジのカウンターでもあるイラン大統領選では対外融和路線を進める現職のロウハニ大統領が再選。
「イランは暴力行為や過激主義から離れ、国際社会との関係発展の道を選んだ」とコメント。
波乱材料にはならなかった。
余計なのは北朝鮮の中距離弾道ミサイル「北極星2型」の発射実験。
核弾頭の末期誘導性能が確認されたと発表しているから成功なのだろう。
地球儀に惑乱させられないために必要なのは企業業績の確認
S&P500採用企業の2017年第1四半期決算は前年同期比15.2%の増益見通し。
エネルギーセクターを除いた増益率は10.9%の見込み。
利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は75.2%。
長期平均の64%、過去4四半期の平均の71%のいずれも上回った。
売上高がアナリスト予想を上回った企業の割合は62.8%。
長期平均の59%、過去4四半期平均の53%を上回った。
S&P500企業の今後4四半期(17年第2四半期〜18年第1四半期)の予想PERは17.6倍。
日経平均の14.02倍、東証1部全体の15.5倍は少し見劣りしているのが現実。
これは企業の責任ではなく市場の課題だ。
先週水木金と3日連続で727億円のETFを買った日銀はやはりすごい。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
旅工房(6548)・・・動兆
旅工房に注目する。
同社は4月IPOの旅行代理店中堅。
個人旅行事業、法人旅行事業、インバウンド旅行事業が中核だ。
旅行先の情報に精通した「トラベル・コンシェルジュ」が特徴。
またオンライン予約の利便性を確保。
「人」による柔軟性や温かみを組み合わせた「ハイブリッド戦略」のモデル。
業績は好調。
直近5年間の売上高平均成長率は18.4%。
直近4年間の経常利益平均成長率は74.1%。
今3月期も増収増益見通し。
リバウンド期待。
(兜町カタリスト櫻井)
05月22日 為替市況コメント
【為替】米国の政治スキャンダルを嫌気して今週もドルは上値の重い展開か
・・・続き
[概況]
先週末19日のNY株式市場はロシアスキャンダルに対する反発もあって3市場とも大きく上昇して引ける一方、為替市場はNY市場終盤にロシア疑惑に絡んでホワイトハウス側近が容疑者の可能性と報じられた為にドルは売られて値下がりし、それ以外の主要通貨は対ドルで買われ、対円でも上昇して引けた。
今週は米国の政治スキャンダルがトランプ政権の目玉である大型減税や規制緩和、公共事業といった政策の実行をどれだけ遅らせる可能性があるのかに注目しており、スキャンダルの真相解明には時間が掛かりそうな事から為替市場は上値の重い展開を予想している。
今週の米国は23日(火)に4月新築住宅販売件数、24日(水)MBA住宅ローン申請件数、3月住宅価格指数、4月中古住宅販売件数、FOMC議事要旨、25日(木)新規失業保険申請件数、26日(金)第1四半期GDP改定値、4月耐久財受注、5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値などが発表予定となっており、経済指標だけでなく米国の政治動向にも注目が集まりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月22日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■トヨタ<7203>
欧州販売回復 2017年の販売100万台超視野に
■島津製<7701>
エンジン内温度とCO2濃度同時に計測する技術開発
■サンワテクノス<8137>
電子機器試作や少量生産の代行サービス開始
■千葉銀<8331>
投信などの営業でAI活用
05月22日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月22日号
05月22日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
22日の東京株式市場は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から買いが先行しよう。
・・・続き
(シカゴ日経225先物清算値:19685円 大阪比85円高)
その後はこう着感の強い相場展開が続くだろう。
日経平均株価の予想レンジは、1万9400円−1万9700円を想定する。
前週末の米国株式は続伸したが、昨日21日、北朝鮮はミサイルの発射実験を実施。軍事的な緊張感が高まることを警戒し、模様眺めムードが広がりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半と円高に振れている。
為替動向に対し、神経質な展開となることもありそう。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り350万株、買い550万株で、差し引き200万株の買い越し。買い越し7営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、機械、小売、不動産、薬品、電力、ガス、情報通信、自動車など。買いセクターに、不動産、食品、自動車、機械、精密、建設、商社、電機、銀行など。
【好材料銘柄】
■フジオフードシステム <2752>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■五洋インテックス <7519>
先端医療検査サービス事業に参入。健康予防医療的サービスや遺伝子検査の事務代行サービスを手掛ける子会社を設立する。また、大村寿男氏ら計8先を引受先とする360万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は126円。
■ドリコム <3793> [東証M]
バンダイナムコエンターテインメントと業務提携。HTML5を中核とする技術を活用したオンラインゲームの配信、および配信プラットフォームの運営を手掛ける合弁会社を設立。同社の出資比率は49.0%。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19685 ( +85 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19695 ( +95 )
( )は大阪取引所終値比
【主な経済指標・スケジュール】
22(月)
【国内】
4月貿易統計(8:50)
《決算発表》
アジア開発
【海外】
米4月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
《米決算発表》
アジレント・テクノロジー
休場:カナダ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月20日 マーケットコメント
05月20日 為替市況コメント
【為替】ユーロ円の上昇が目立つ。
・・・続き
[概況]
19日の欧州為替市場は、ユーロ円の上昇が目立った。上昇を促すような明確な材料はなかったが、今秋の独総選挙でメルケル首相が優勢を示していることで欧州の政治リスクが後退していることや、ECBの出口戦略の期待が高まっていることが、ユーロ相場を押し上げているのかもしれない。
ユーロ円は欧州時間が近づくと買いが優勢となり124円台へ水準を切り上げた。
その後も、押し目らしい押し目を作らず断続的に上げ続けた結果、高値124.960円まで買われている。一方、米ドル円は本日の111円台の前半で横ばいとなっている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月20日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月20日号
05月19日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは141ドル高と続伸。投資家心理の改善を受け買い戻し
・・・続き
19日のNYダウ工業株30種平均は前日比141ドル82セント高の2万0804ドル84セントと続伸で終えた。
原油相場が1バレル50ドルを超す上昇となり、買いが先行した。司法省がロシアへの情報漏洩疑惑に関する捜査指揮に特別検察官を任命したことで先行き不透明感がやや後退し、終日堅調推移となった。
原油高による収益拡大を期待してシェブロンなどの石油株や、鉱山機械のキャタピラーなどが買われ相場を押し上げた。
良好な四半期決算を好感した買いも入った。ディアは好決算と同時に農機・建機の需要改善を理由に通期の機器の売上高見通しを引き上げ、株価が急伸。前日夕に発表した決算を受けて、複数のアナリストが目標株価を引き上げた設計ソフトのオートデスクにも買いが膨らんだ。ダウ平均の上げ幅は一時194ドルに達した。
ただ、午後3時すぎに急速に伸び悩む場面があった。ロシア高官との会談で、トランプ氏が米連邦捜査局(FBI)のコミー長官の解任で捜査の圧力が和らぐなどと話したと米紙ニューヨーク・タイムズなどが報じた。政治の混迷を嫌気した株売りがかさんだ。
ナスダック総合株価指数は同28.573ポイント高の6083.703で終えた。
セクター別では医薬品・バイオテクノロジーを除いて全面高となり、資本財やエネルギーの上昇が目立った。
半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は決算内容が予想を上振れ、買われた。アナリストが投資判断を引き上げた小売りのウォルマート・ストアーズは連日でほぼ2年ぶりの高値を付けた。原油相場の上昇でエネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が堅調推移。農業機械のディア(DE)は決算内容が好感され、上昇した。
一方、衣料のギャップは買い先行後、売りに押された。前日夕に発表した決算は増益だったが、主力ブランド「ギャップ」の販売低迷が続いたことが次第に嫌気された。衣料小売りのフット・ロッカー(FL)は決算内容が嫌気され、大幅下落となった。ネットワーク機器のシスコシステムズや製薬のメルクが売られた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,804.84+141.82
S&P500種
2,381.73
ナスダック
6,083.703+28.573
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。6月物は前日比80円高の1万9685円で引け、前日の大阪取引所の終値を85円上回った。
原油高を受け米株が続伸し、日本株も連れ高した。半面、円相場の反発が上値を抑えた。トランプ米大統領のロシア疑惑が長引き、経済刺激策の実現が困難になるとの懸念も市場には根強い。この日の6月物高値は1万9745円、安値は1万9490円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19685 ( +85 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19695 ( +95 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は3日ぶり反発。前日終値に比べ34.29ポイント高の7470.71で引けた。構成銘柄の約7割が上昇した。主力の資源株が上昇し、指数を押し上げた。
原油高を追い風に石油株が買われたほか、金属相場も上げたことから鉱業株も上昇した。それぞれ全面高で引けた。なかでもアングロ・アメリカンが高かった。
半面、最高財務責任者(CFO)が退任すると伝わった自動車・航空部品のスミス・グループが下落し、指数の下げを主導した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は4日ぶり反発。終値は前日比48.63ポイント高の12638.69だった。電力のRWEが大幅高で引けた。
一部通信社がフランスの大手エネルギー企業ENGIE社と株式スワップで事業拡大を模索しているもようと伝えた。同業のエーオンも高かった。一方、アディダスが安かった。
05月19日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
19日の日経平均株価は前日比36円90銭高の1万9590円76銭と3日ぶりに反発した。
・・・続き
週末要因もあって積極的な参加者は限られており、その後は狭いレンジでのこう着が続いた。
今週は、円高も急速に進んだことから、日本株も急降下。2万円が抵抗として改めて意識されたことに加え、円高への警戒も強まったことから、週末にかけては様子見姿勢が強まった。
日経平均は週間では約293円の下落となり、週足では5週ぶりに陰線を形成した。
来週の相場は波乱含みの展開か。
今週、米国株の急落をもたらしたトランプ大統領の政治問題に関しては、グローバル市場の重荷にはなる一方、問題の解決には時間が必要。
来週は、米国の経済指標が多く発表されるほか、5月開催のFOMC議事要旨公表、OPEC総会、G7シチリアサミットなど、相場の刺激材料が多い。5月のFOMC議事要旨では、6月利上げの確度が高まるような内容が確認できるか、それを受けてドル円に動きが出てくるかが注目される。
下値のメドとしては、1万9100円台後半から1万9200円台に、25日線(1万9210円、19日時点、以下同じ)や13週線(1万9214円)、26週線(1万9169円)などテクニカルの節目が多く控えており、この辺りは強いサポートになると考える。
05月19日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=36円高、3日ぶり反発。自律反発狙いの買い
【大引け概況】
19日の日経平均株価は3日ぶりに反発した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分05秒 容量:11.70M
過去のマーケット動画はこちら
前日比36円90銭高の1万9590円76銭で終えた。前日までの2日間で350円を超える下落となった反動もあり、自律反発を狙った買いが入った。
18日の米国株高や円高一服を受けて買いが先行したが、一巡後は上値が重く株価指数先物売りに下げに転じ、前引けにかけて小安い水準で推移した。後場は、買い優勢で始まり、切り返しの動きに再びプラス圏に浮上した。一時はこの日の高値となる1万9628円64銭(前日比74円78銭高)を付ける場面があった。
取引終盤にかけて海外ヘッジファンドなどが空売りしていた金融株に買い戻しを入れ、日経平均は上げ幅を広げた。
市場では「積極的な売買を見送る動きが強かった一方、下値では機関投資家が押し目買いを入れる動きもあった」との指摘があった。
JPX日経インデックス400は3日ぶりに反発した。終値は前日比53.82ポイント高の1万3929.80だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、4.72ポイント高の1559.73で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4077億円。売買高は19億863万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1090と、全体の54%を占めた。値下がりは804、変わらずは121銘柄だった。
個別では、2018年3月期の連結純利益が大幅増益になりそうだと午後に発表したMS&ADは大幅高となり、第一生命HDも高い。野村、大和証Gやコンコルディが上げ、東芝の上昇が大きかった。JFEや三菱商も上げた。ソフトバンクGが高く、Vテク、東エレクは大幅高だった
一方、大ガスや関西電は下落し、日電産やキーエンス、小野薬が下げた。イオンや味の素も下落した。
リクルートHD、任天堂、ソニー、ホンダがさえない。JTは8営業日ぶりに小反落した。
東証2部株価指数は前日比33.18ポイント高の5881.45ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は143となった。
個別では、三京化成が一時ストップ高と値を飛ばした。三光マーケティングフーズ、パシフィックネット、ソリトンシステムズ、ペッパーフードサービスなど19銘柄は年初来高値を更新。コンテック、テクノスマート、トレックス・セミコンダクターが買われた。
一方、フード・プラネットがストップ安。朝日印刷は年初来安値を更新。マルコ、川崎化成工業、ケー・エフ・シー、ラクト・ジャパンが売られた。
05月19日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=反発、情報セキュリティー関連買われる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比25円34銭高い3095円31銭と1991年7月以来、25年10カ月ぶりの高値を2日ぶりに更新した。
日経平均株価が続落し、主力株に買いを入れにくくなった個人投資家が、新興企業株に資金を移した。情報セキュリティー関連のセグエGやアズジェントなど、テーマ性のある銘柄に上昇が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で541億円、売買高は5575万株だった。
値上がり銘柄数は411、値下がり銘柄数は207となった。
個別では、アイ・ピー・エスがストップ高。セグエグループは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、データリンクス、UTグループ、夢みつけ隊など27銘柄は年初来高値を更新。ミズホメディー、内外テック、No.1、栄電子が買われた。
一方、サンユー建設、パウダーテック、日本モーゲージサービスが年初来安値を更新。山王、ヤマックス、夢の街創造委員会、日本ラッド、アイフリークモバイルが売られた。
05月19日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反発、ゲーム株を中心に買い優勢
・・・続き
東証マザーズ指数は小幅に反発した。終値は前日比0.27ポイント高い1057.45ポイントと3日ぶり反発。
外部環境の落ち着きとともに東京市場全般が堅調に推移し、新興市場も穏健ムード。週末とあって積極的に買い進む動きは限られた。
値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は96となった。
イグニスやエディアなどゲーム株を中心に買い優勢となった。
個別では、ケアネット、ASJ、ビリングシステムがストップ高。エディアは一時ストップ高と値を飛ばした。フィット、夢展望、ティーケーピー、串カツ田中など17銘柄は年初来高値を更新。ジャパンエレベーターサービスホールディングス、ベネフィットジャパン、プレシジョン・システム・サイエンス、UMNファーマ、アクセルマークが買われた。
一方、サンワカンパニー、ゼネラル・オイスター、みんなのウェディング、窪田製薬ホールディングスが年初来安値を更新。ジーエヌアイグループ、じげん、サイバーステップ、シンシアが売られた。
05月19日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を3銘柄更新しました。
[4559]ゼリア新薬工業
[2186]ソーバル
[8946]ASIAN STAR
05月19日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比26円21銭安の1万9527円65銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺で小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.08ポイント安の1553.93で始まった。
外国為替市場では、1ドル=111円10銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
日経平均は前日の価格範囲内でのこう着のなか、個別材料株での短期的な値幅取りが中心になりそうだ。
ランチバスケットは15件、151.94億円。差し引き50億円の売り越しとの観測。
05月19日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=3日続落、買い先行後に下げ転換、米政権の不透明感根強い
19日午前の日経平均株価は小幅に続落した。
・・・続き
午前の終値は前日比30円59銭安の1万9523円27銭だった。
ロシアとの関係を巡る疑惑で米政権の政策運営に不透明感が広がるなか、買い手控えムードが強まった。米国株高や円高一服を受けた買い戻しに反発して始まったが、週末に伴う持ち高調整の売り圧力も強く、さえない値動きだった。
一方、前日の米株高を受け、証券や保険など金融株に買いが入り、相場を下支えした。
市場関係者からは、「売買代金も低調で、底値が固まったとは言えない」と指摘していた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆838億円、売買高は8億9098万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1110と、全体の55.1%を占めた。値上がりは752、変わらずは151銘柄だった。
個別銘柄では、前日まで連日上昇していた大ガスが大幅安となり、関西電と東電HDの下げも目立った。JR東日本や日電産は下落し、ヤマトHDや味の素が下げた。スズキやイオンも売られた。リクルートHDは大幅安。任天堂、ホンダ、キヤノンは軟調。ファーストリテが安く、JTは小緩んだ。
一方、T&Dや第一生命HD、三井住友FGなどの金融株が買われた。東エレクは年初来高値を付けた。三菱電や楽天が高く、国際石開帝石やパナソニックも上昇した。野村も高く、大和やJFEの上げも目立った。Vテクは高値追いで、ルネサスが7営業日ぶりに反発した。
東証2部指数は前日比21.48ポイント高の5869.75ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は157となった。
個別では、三光マーケティングフーズ、パシフィックネット、ペッパーフードサービス、大光、イーグランドなど11銘柄が年初来高値を更新。大興電子通信、コンテック、ソリトンシステムズ、ファステップスが買われた。
一方、フード・プラネットがストップ安。朝日印刷は年初来安値を更新。マルコ、川崎化成工業、大同信号、光陽社が売られた。
05月19日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=反発、新興企業株に資金を移す
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前日比20円47銭高い3090円44銭で、17日に付けた25年10カ月ぶりの高値を上回った。
米国政治の混乱への警戒感から19日の日経平均株価は続落しており、新興企業株に資金を移す個人投資家が増えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で294億円、売買高は3221万株だった。値上がり銘柄数は353、値下がり銘柄数は224となった。
個別では、セグエグループがストップ高。アクシーズ、データリンクス、UTグループ、夢みつけ隊など22銘柄は年初来高値を更新。ユークス、ミズホメディー、アズジェント、精養軒、アイケイは値上がり率上位に買われた。
一方、日本モーゲージサービスが年初来安値を更新。日本ラッド、山王、夢の街創造委員会、オービス、アイフリークモバイルが売られた。
05月19日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日ぶり反発、時価総額の大きいそーせいが買われる
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。午前終値は7.95ポイント高の1065.13ポイントと3日ぶり反発だった。値上がり銘柄数は144、値下がり銘柄数は75となった。
時価総額の大きい創薬ベンチャーのそーせいが買われ、指数を押し上げた。
個別では、エディアが一時ストップ高と値を飛ばした。フィット、夢展望、ティーケーピー、串カツ田中など16銘柄は年初来高値を更新。
ケアネット、ベネフィットジャパン、ジャパンエレベーターサービスホールディングス、UMNファーマ、インスペックが買われた。
一方、サンワカンパニー、ゼネラル・オイスター、みんなのウェディングが年初来安値を更新。ヘリオス、シンシア、メタップス、レントラックスが売られた。
05月17日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時、寄り高後、下げに転じる、米政治懸念で買い控え
[10時の概況]
19日10時現在の日経平均株価は前日比36円75銭安の1万9517円11銭で推移。
・・・続き
日経平均株価は朝高後に下げに転じた。市場では景気刺激策の実施が遅れるとの懸念から買い手控えムードが強まった。短期で取引する海外ヘッジファンドなどが手じまい売りを出した。
米政治リスクの長期化も警戒されるなか、中長期の機関投資家は積極的な売買を見送っている。東海東京証券エグゼキューショングループの太井正人グループリーダーは「きょうは総じて売買が低調で、とくに国内の機関投資家は様子見姿勢が強い」と話していた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下落に転じた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6591億円、売買高は5億5848万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1217と、全体の60.5%を占めた。値上がりは638、変わらずは156銘柄だった。
業種別では33業種中8業種が値上がり。1位は証券・商品で、以下、保険、鉱業、海運と続く。値下がり上位には電気・ガス、倉庫・運輸、陸運が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は6.84円の押し下げでユニファミマがトップ。以下、ファストリが3.8円、テルモが3.42円、セコムが3.35円と続いている。
プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を10.08円押し上げている。次いでソフトバンクが7.19円、アルプスが1.71円、丸井Gが1.10円と続く。
個別では、大ガスや関西電が下げ幅を拡大し、JR東日本やスズキも一段安となった。イオンや味の素が下落し、セコムや日電産が売られた。一方、第一生命HDやSOMPOが一段高。東京海上やマツダも上げ幅を広げた。楽天や国際石開帝石は引き続き高い。
東証2部株価指数は反発した。シャープとペッパーが上げ、朝日インテクと象印は下げた。
225先物はアムロ・HSBC・GS・バークレイズ・大和が買い越し。
クレディ・シティ・野村・東海東京・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・ソジェン・アムロが買い越し。
みずほ・GS・野村・クレディが売り越し。
テクニカル的には奥村組(1833)、雪印メグ(2270)、シップ(3360)、グリー(3632)、リソー教育(4714)、ISID(4812)、ハピネット(7552)、フジシール(7864)、日ガス(8174)、ヤオコー(8279)が動兆。
05月17日 カタリストコメント
「スティグリッツ教授」
2万円の夢は遠のきロシアゲートで売り圧力の増した東京市場。
新高根は76(前日169)、新安値は78(前日36)と逆転した。
・・・続き
騰落レシオは123.76まで低下し元の黙阿弥。
「日本株が受けたダメージの最大は日経平均のチャートの形が悪くなってしまったこと。
日→8日に開けたマド以降立会い8日間分の日足がアイランド・リバーサルとなって取り残されてしまった」という声が聞こえる。
5月第2週(8〜12日)の投資部門別株式売買動向。
個人が5週連続で売り越。
売越額は5100億円で2015年5月第3週以来2年ぶりの大きさだった(前週は1877億円の売り越し)。
外国人投資家は6週連続の買い越し。
買越額は5602億円で2016年12月第1週以来約5カ月ぶりの高水準(前週は1583億円の買い越し)。
日経平均先物とTOPIX先物の投資部門別売買動向。
外国人投資家は3週連続で買い越し。
買越額は3224億円。(前週は1442億円の買い越)。
上手く立ち回れた個人とアッと驚いた海外投資家のコントラスト。逆張りと順張りの差が出たというところだろうか。
昨年6月に閣議決定された「ニッポン1億総活躍プラン」。
経済産業省などが目論んでいる「第4次産業革命」、
自民党の提言「経済構造改革戦略:Strategy5」と並んで見逃せない政策材料である。
ココを中心に「働き方改革」が進展し国策の中核となっている。
先週水曜に安部首相は同プランのフォローアップ会合に出席。
「毎年毎年フォローアップを行うことが大切で、各大臣に対応させたい」とコメントした。
つまり一過性の政策ではなく腰を据えた政策に他ならない。
待機児童や介護離職の解消などに向けた計画。
残業規制などの「働き方改革」について、「1億活躍の最大のチャレンジとしてスピード感を持って実行していく」と強調。
メンバーの有識者からは「地方の経営者の意識改革が必要だ」、
「実態に即したものになるよう中小企業を中心に現場の声を聞いてほしい」といった意見も出たという。
基本的考え方は「働く人の視点に立った働き方改革」。
労働生産性を押し上げ、より良い将来の展望を持ち得る方向にするというのだ。
残業などの働き方だけでなく、当然シニアや女性、そして介護などについても今後の拡大を持ってこよう。
↓
以下は繰り返し。
これが財政黒字化延長の根拠になりつつある。
↓
3月14日に開催された経済財政諮問会議。
出席したのは米コロンビア大学のジョセフ・E・スティグリッツ教授。
17日付日経朝刊の大機小機では「米国の寅さんの対日提言」として紹介された。
「政府(日銀)が保有する政府債務を無効にする」。
これは日銀の資産と政府の債務を相殺するという思考法だ。
もうひとつは「債務を永久債、あるいは長期債に組み替える」。
そして「政府債務を低下させるために消費税を上げることは(景気下押しで)逆効果」のくだり。
結構な辛口提言だ。
14日の会議に提出されたのは「持続可能で共有された繁栄への移行」。
「仮訳」とは言えわかりにくい日本語である。
興味深い論は「アメリカなしの新しい世界秩序」。
↓
アメリカは、自身が創出を助けた世界秩序から後退した。
速やかな転換は期待しないように。
良いニュースは、国際機関は自身の任務を続行する十分な力があること。
日本にとっての良いニュースは、政権はメキシコと中国に焦点をあてていること。
世界は、日本のリーダーシップを必要としている。これは好機かもしれない。
日本は、民主主義国の中で世界第二位の経済を有する。
米国通商代表部が特定の利益に支配されている中で
アメリカなしのより良い貿易協定を結ぶ余地があるかもしれない。
環境や労働者の権利、人権に関する貿易協定を進めることができる。
非民主主義的な投資協定や、薬価を上昇させ、ジェネリックへのアクセスを阻害する医薬品に関する条項は除くべき。
結論は「重要なメッセージ」とされている。
↓
日本を含む先進国経済はあまり良い状況ではない。
生活水準向上に必要な生産性の上昇率は低い。
これまでの成長の成果は相対的に少数の人々にしか届いていない。
技術進歩、改革、グローバリゼーションは期待されていた程の利益をもたらさなかった。
これらの問題に取り組まなければ、深刻な政治的結果が現れてくるだろう。
そして「先進国全般には代替的な政策がある」
↓
代替的な政策は、持続可能で共有された繁栄を確かなものにするだろう−成長率を高め、全ての者が恩恵を受ける。
これらには政府の重要な役割が含まれる。
市場における所得の平等を高める政策
市場経済ルールの書き換え
再分配面でのより積極的役割
経済を近代的なサービス部門を中心とする経済へ再構築する政策
その価値が社会的に決定されているサービス(教育、健康、介護)を供給するため、より高い賃金を支払うことを含む。
学習社会の創造、イノベーションの促進
イノベーションが、より重要な社会的ニーズのために行われることを保証する。
最後は「日本にとって、今こそが機会とチャレンジの時」
↓
これらの政策の殆どは、日本の状況に適用することができる。
日本には多くのアドバンテージがある。
産業政策の長い経験、失業率と不平等は低水準
しかし、同時に、労働力人口の減少や、高齢者の不平等の拡大という特別なチャレンジにも直面している。
金融政策は限界に到達しており、日本は成長に悪影響を及ぼすことなく必要な税収を得るため、炭素税を導入する必要がある。
最も重要なのは構造政策?イノベーションにおけるリーダーシップを日本が取り戻すために必要な政策を含む。
世界第二位の民主主義国家として、世界は、来る数年間の日本のリーダーシップを特に必要とするだろう。
そのほかに目を引いた部分。
★「金融政策は、ほぼ限界に達している」。
日本の金融政策はよく設計されているが、経済を刺激できるような、更なる余地は大きくはない。
金利引下げ(マイナス金利)は大きな効果は持たないだろう。
★「世界的にタックスヘイブンや税の競争を抑制するためにもっとやるべきことがある」。
↓
移転価格に基づく多国籍企業税制システムを変える必要があるだろう。
スケジュールを見てみると・・・
19日(金):訪日外国人客数、イラン大統領選挙
週末:トランプ大統領、初の外遊(サウジ・イスラエル・バチカン)
22日(月):貿易統計、コンビニ売上高、BBレシオ、大阪万博申請期限、米シカゴ連銀全米活動指数
23日(火):全産業活動指数、米新築住宅販売、独IFO景況感
24日(水):日銀国際コンファレンス(バーナンキ元FRB議長講演)、米中古住宅販売、
25日(木):OPEC総会(ウィーン)、NATO首脳会議(ブリュッセル)
26日(金):消費者物価指数、米1〜3月GDP改定値、G7シチリアサミット(〜27日)
【5月】
17日(水)ECB理事会、上げの特異日
19日(金)イラン大統領選、変化日
25日(木)OPEC総会(ウィーン)
26日(金)G7首脳会議(イタリア・タオルミーナ〜27日)、変化日
27日(土)ラマダン入り
29日(月)NY休場(メモリアルデー)、ロンドン休場(スプリング・バンク・ホリデー)
◇━━━ カタリスト ━━━◇
キャリア(6198)・・・動兆
キャリアに注目する。
同社はシニア派遣のシニアワーク、介護施設への看護師・介護士派遣のシニアケアが中核。
「これからの社会に新しい流れを」として業容を拡大。
創業以来働きたいシニアと企業のミスマッチを解消してきた。
「長時間労働抑制の流れは、シニアワークに追い風」という指摘も見られる。
アクティブシニアの労働力人口は、年々増加傾向。
同社の事業領域も拡大していくことが見込まれる。
(兜町カタリスト櫻井)
05月17日 為替市況コメント
【為替】良好な米経済指標や連銀総裁の発言でドルは買われ111円台回復
・・・続き
[概況]
米国の政治スキャンダルを嫌気して欧州株式市場が下落で始まると、序盤にドルは4月25日以来の安値となる110.230円まで下落した。
しかしそこで下げ止まると徐々に値を戻し、NY市場に入り発表された新規失業保険申請件数が予想より減少し、5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想を上回るとドルは一段高となって序盤に111円台を回復した。
其の後は111円を挟んだ揉み合いが続いたが、NY市場中盤にクリーブランド連銀総裁が「FRBが後手に回らないように警戒する必要がある」と発言した事が伝わるとドルは一段高となり、終盤に当日高値111.750円まで上昇した。
最後も前日比+64.5銭高の111.530円と111円台を回復して引け、ユーロやポンド、豪ドル、カナダドルも上昇する一方NZドルやトルコリラ、南アランドは下げるなどマチマチな動きとなった。米実体経済は良好で、政治スキャンダルで利上げが遅れる様な事が無ければ、ドルは下値では買われると見ている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月19日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■大林組<1802>
遠隔で桟橋点検できるロボを製造
■セ硝子<4044>
プロジェクター投映可能なガラス開発
■アビスト<6087>
音声認識・顔認証付き受付ロボ開発
■富士通<6702>
サービスロボ活用システム提案を本格始動
■クラリオン<6796>
欧州メーカーから車載カメラシステム初受注
■紙パル商<8032>
洋紙納品でAI活用配送支援システムを試行運用
05月19日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月19日号
05月19日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
19日の東京株式市場は、米株高の流れを受けて自律反発が意識される。
・・・続き
その後は週末要因もあり、その後は手控えムードでもみ合いとなりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9400円−1万9700円を想定する。
強弱感が対立しやすく、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、売り圧力が勝る可能性がある。
ただ、NYダウは17日に372ドルの下落を演じた後、18日は56ドルの反発にとどまり、19日以降の動きを確認したいとして、様子見気分が強まることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ばで、前日に円高が進んだ反動もあり、落ち着いた動きとなっている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比35円高の1万9605円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り680万株、買い1220万株で、差し引き540万株の買い越し。買い越し6営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、サービス、自動車、銀行、証券、情報通信、薬品など。買いセクターに、自動車、電機、サービス、REIT、精密、機械、建設など。
【好材料銘柄】
■ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング <7169>
今期最終は30億円、2円増配へ。
■ベネフィットジャパン <3934>
6月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
19(金)
【国内】
4月訪日外客数
《決算発表》
光通信、東京海上、東北新社、TYK、チヨダウーテ、フリージアマク、アンドール、テクノセブン、アイレックス、シダックス、SOMPOHD、MS&AD
【海外】
イラン大統領選挙
《米決算発表》
ディア、フット・ロッカー
休場:トルコ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月18日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し56ドル高 良好な経済指標を好感
・・・続き
18日のNYダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。
終値は前日比56ドル09セント高の2万0663ドル02セントだった。
朝方はトランプ政権を巡る先行き不透明感からもみ合う展開となったが、週間新規失業保険申請件数や4月景気先行指数が堅調な内容となり上昇した。ハイテク株が選好されたほか、昨日の株価急落を受けた買い戻しも入り、上げ幅を拡大した。
四半期決算を発表した小売りのウォルマート・ストアーズが買われて相場上昇をけん引し、ダウ平均は上げ幅を152ドルまで広げる場面があった。
18日発表の米経済指標が軒並み市場予想を上回ったことも投資家の安心感を誘った。米フィラデルフィア連銀の5月の製造業景況指数は前月から大きく上昇。週間米新規失業保険申請件数も市場予想を超えて減るなど労働市況の改善は続いており、米景気先行きへの期待が残った。
ただ、ダウ平均は下げる場面もあった。昨年の米大統領選に対するロシアの関与疑惑が米政権を揺るがしている。トランプ米大統領が掲げてきた景気刺激策が遅れる可能性が警戒されており、相場の重荷となった。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比43.894ポイント高の6055.130で終えた。前日に急落したエヌビディアなど半導体株の持ち直しが指数を押し上げた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や食品・生活必需品小売が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や耐久消費財・アパレルが下落した。
自動車販売のカーマックス(KMX)は一部アナリストによる目標株価引き上げを受け、上昇。小売最大手のウォルマート(WMT)は決算内容が予想を上振れ、堅調推移した。
開発中の肺がん治療薬に関し良好な結果が出たと発表したインサイト・コーポレーションが急伸した。
一方で、ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は、5-7月期の減収見通しが投資家の失望を誘い下落した。
朝方発表した1〜3月期決算が大幅減収となり、最終赤字に転じた衣料品大手のラルフローレンが下落した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,663.02+56.09
S&P500種
2,365.72+8.69
ナスダック
6,055.130+43.894
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。6月物は前日比150円高の1万9605円で終え、大阪取引所の終値を35円上回った。トランプ米大統領のロシア疑惑を受け前日に急伸した円が反落したうえ、米株式も反発し、買われた。前日に大幅安となった反動で自律反発を見込んだ買いも入った。6月物高値は1万9655円、安値は1万9285円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19605 ( +35 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19610 ( +40 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7436.42(−67.05)
DAX 12590.06(−41.55)
FTSE100種総合株価指数は続落。前日終値に比べ67.05ポイント安の7436.42で引けた。石油株の下げが指数を押し下げ、構成銘柄の約6割が下落した。前日に引き続き、米国政治の先行き不透明感から売りが広がったが、下げ幅は午後に縮まった。
BPなど石油株が売られた。配当権利落ちでロイヤル・ダッチ・シェルと、金融サービスのプロビデント・フィナンシャル、銀行のHSBCホールディングスの下げも大きくなった。
半面、ガス供給・販売のセントリカと電力のSSEは買われた。英保守党の選挙公約がこの日発表され、エネルギー料金に上限を設ける方針が盛り込まれたが、懸念されたほどの悪影響はないとの見方が広がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は3日続落。終値は前日比41.55ポイント安の12590.06だった。米国の政治不安で、欧州各国株式相場は総じて下落したが、午後に下げ幅は縮まった。
ドイツ取引所と航空のルフトハンザも下落した。一方で、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアと医薬・農薬大手のバイエルは上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5289.73(−28.16)
05月18日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
18日の日経平均が大幅続落。
・・・続き
終値は前日比261円安の1万9553円で、今月2日以来の安値まで売られてきた。
明日(19日)の東京株式市場は、きょうの大幅下落の後遺症に伴う継続売りが想定されるものの、外国為替市場の円相場の動向次第では反発に転じる可能性もあり、変動幅の大きな波乱展開が予想される。
米国株が下げの大半を戻すくらいの上昇が見られた場合には、一気に買い戻しが優勢とはなるだろうが、それ以外では買いは手控えられ、米国株が下げた場合には、週またぎへの警戒から売り圧力が強まる可能性がある。
日経平均株価の4月17日安値から5月16日高値までの上昇幅の半値押し水準や、25日移動平均線、75日移動平均線などがいずれも1万9100円台に集まっていることから、この水準が上昇トレンドを維持できる防衛ラインとして意識されている。
05月18日 為替市況コメント
【為替】米ドル円は引き続き上値重い。
・・・続き
[概況]
18日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.620円まで下落した。トランプ米大統領のロシアへの情報漏えい疑惑など、政治リスクへの警戒などから、米ドル円は軟調な動きとなっている。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は110.950円付近を推移している。
この後、米新規失業保険申請件数(予想:24万件 前回:23.6万件)5月米フィラデルフィア連銀景況指数(予想:18.8 前回:22.0)など米経済指標の発表を予定している。
ただし、政治リスクなどから、引き続き米ドル円の上値は重そうか。
テクニカル的には200日移動平均線(109.651円)が下値付近に控えており、指示線として機能するか注目か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月18日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=261円安、大幅続落、米政権運営の先行き不透明感
【大引け概況】
18日の日経平均株価は大幅に続落した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:0分54秒 容量:9.63M
過去のマーケット動画はこちら
終値は前日比261円02銭安の1万9553円86銭だった。2日以来、およそ半月ぶりの安値。
ロシアに関連した一連の疑惑からトランプ米大統領の弾劾を求める声が広がったことを受け、17日の米国市場でNYダウが372ドル安と大きく下落したうえ、為替市場でも一時1ドル=110円台まで円高が進んだ。
海外ヘッジファンドの売りが膨らんだほか、国内機関投資家が、景気敏感株の持ち高を減らし、ディフェンシブ銘柄を増やす動きが広がった。一時360円程度安い水準まで下げた。
民進党が学校法人「加計学園」(岡山市)を巡る文書を追求すると伝わるなど、国内政治の安定性への不安が強まっていることも売りにつながった。
前場中ごろ以降は、空売りしていた投資家の買い戻しが入り、指数を下支えした。JTや花王といったディフェンシブ銘柄の一角には機関投資家の買いが入った。個人投資家の押し目買い意欲も旺盛だった。
JPX日経インデックス400は続落し、前日比187.88ポイント安の1万3875.98だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、20.81ポイント安の1555.01だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆7198億円。売買高は21億8463万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1574と全体の78%を占めた。値上がりは370、変わらずは71銘柄だった。
個別では、米政治の混乱を嫌気し、ソフトバンクが下落した。米長期金利の上昇一服で三菱UFJや第一生命HDといった金融株が売られた。円高が進んだことでトヨタ自、SUBARUなど自動車株の一角は下落した。東エレクや信越化など半導体関連銘柄も売られた。月次売上高が伸び悩んだジェイエイシは大幅安だった。JAC、関電化、ルックなどが売られた。
半面、国内で低価格農機を販売すると伝わったクボタが上昇した。日ハムやニチレイなど食品株は上げた。東ガスやニトリHDが年初来高値を更新した。空売りが増えていた川崎汽や郵船といった海運株は大幅高だった。
JT、Vテク、武田薬、花王が逆行高。エムアップは活況が続き、一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたグリーも大きく買われた。
東証2部株価指数は反落した。シャープやウェーブHDが下げた。一方、ペッパーやDACHDが上げた。
05月18日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=4日ぶり反落、投資家心理が悪化
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比18円60銭安い3069円97銭だった。トランプ米政権の政策運営の先行き不透明感で投資家心理が悪化。利益確定売りも出て、指数は5月9日以来の安値を付けた。
朝方にジャスダック平均の下落率1%を超えたが、午後になって下げ渋った。市場では「投資家の警戒は根強いが、午前に利益確定の売りが一巡すると、売り圧力が低下したという。
ジャスダック市場の売買代金は概算で620億円、売買高は7091万株だった。
値上がり銘柄数は146、値下がり銘柄数は506となった。
直近で人気を集めていた情報セキュリティーソフトのアズジェントに売りが出た。
三信建設工業、アスコット、ZOA、日本モーゲージサービス、ホロン、LCホールディングス、フジプレアムなどが売られた。
一方、生産設備製造・販売の平田機工が午後に上昇に転じた。海外の影響を受けにくい内需関連としてマクドナルドが引き続き買われた。
一方、山王がストップ高。データリンクス、UTグループ、日本マクドナルドホールディングス、イデアインターナショナル更新。ニックス、UEX、ゼネラルパッカー、ラクオリア創薬が買われた。
05月18日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、時価総額の大きいそーせいが売られた
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比9.70ポイント安い1057.18だった。
トランプ米政権疑惑が投資家心理を冷え込ませ、幅広い銘柄が売られた。値上がり銘柄数は54、値下がり銘柄数は176となった。
証券会社の目標株価引き下げを受け、時価総額の大きいそーせいが売られた。
個別ではG−FACTORY、みんなのウェディング、バリューデザイン、オンコリスバイオファーマ、ソケッツ、オウチーノが売られた。
半面、マザーズ市場で時価総額トップのミクシィが午後に上昇し、指数を支える一因となった。ASJ、夢展望、エディアがストップ高。バーチャレクス・コンサルティングは一時ストップ高と値を飛ばした。フィット、ティーケーピー、プレシジョン・システム・サイエンス、弁護士ドットコムが買われた。
05月18日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[4548]生化学工業
[4662]フォーカスシステムズ
[2594]キーコーヒー
[2471]エスプール
[7501]ティムコ
05月18日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が下落幅を拡大
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比306円10銭安の1万9508円78銭で始まった。日経平均株価は下落幅を拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、23.33ポイント安の1552.49で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は、ほぼ全面安商状となっている。
日経平均は5月8日に空けたマド下限までの調整を経て、下げ渋りをみせている。
戻り待ちの売りは警戒されやすいだろうが、一先ず調整一巡感が意識されやすいところ。
ランチバスケットは31件、635.51億円。差し引き30億円の売り越しとの観測。
05月18日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=大幅続落、米政治不安を嫌気とする米株急落が波及
18日午前の日経平均株価は大幅に続落した。午前の終値は前日比285円18銭安の1万9529円70銭だった。
・・・続き
17日の米株が大幅に下落した。トランプ政権のロシア関与疑惑を巡る政局混迷に伴い、トランプ政策に対する先行き不透明感が売りを誘っている。
外国為替市場で円相場が1ドル=111円前後と円高が進んだ。海外ヘッジファンドなどの売りが膨らみ、下げ幅は一時360円あまりに広がった。
民進党が学校法人「加計学園」(岡山市)を巡る文書を追求すると伝わるなど、国内政治の安定性への不安が強まっていることも売りにつながった。直近で心理的な節目となる2万円に近づいていたことで国内機関投資家からは利益確定も売りも出やすかった。
一方で、食品や医薬といったディフェンシブ銘柄の一角には押し目買いが入った。個人投資家の買い意欲も根強く、相場を下支えした。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆4248億円だった。売買高は11億5021万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1734と全体の約86%を占めた。値上がりは207、変わらずは74だった。
個別では、ソフトバンクが下落した。トランプ政権の景気刺激策の進展が遠のくとの思惑で、信越化やコマツが下げた。米フィラデルフィア半導体株指数の下落を受け、東エレクも売られた。米長期金利の上昇一服で、第一生命HDや三菱UFJが下落した。トヨタ自動車、SUBARUなどの自動車株やTDK、アルプスといった電子部品関連銘柄も安い。
ジーンズメイトが急反落、関東電化工業、新日本電工なども大幅安となった。
半面、国内で低価格農機を発売すると伝わったクボタが上げた。円高が燃料費削減につながる東ガスは年初来高値まで上昇した。花王やJTも買われた。ニトリHDは上場来高値を更新した。
エムアップは利益確定の売りを吸収して14連騰、enish、グリーが値を飛ばしたほか、オカモトも大きく買いが優勢となった。
東証2部株価指数は前日比67.28ポイント安の5832.10ポイントと3日ぶり反落した。
値上がり銘柄数は51、値下がり銘柄数は407となった。
個別では、フード・プラネットがストップ安。トラスト、朝日印刷、シャープ、ウェーブHDが下げた。
一方、パシフィックネット、ソリトンシステムズ、ペッパーフードサービス、大光、ベネ・ワンが上げた。
05月18日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=4日ぶり反落、米国株の急落で投資家心理が悪化
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比28円65銭安い3059円92銭だった。前日の米国株の急落で投資家心理が悪化。
ジャスダック平均は前日に年初来高値を更新しており、高値警戒から利益確定目的の売りが出た。生産設備製造・販売の平田機工など足元で上昇していた銘柄を中心に売られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で386億円、売買高は4649万株。
値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は550となった。
世界的なサイバー攻撃を背景に人気を集めていた情報セキュリティーソフトのアズジェントが下落した。その他では、三信建設工業、アスコット、ZOA、シンデン・ハイテックス、デュアルタップ、ポラテクノが売られた。
一方、オンラインゲームのアエリアなどが上昇した。データリンクス、UTグループ、日本マクドナルドホールディングス、イデアインターナショナル、内外テック、UEXなどが買われた
05月18日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、そーせいが売られ指数を押し下げ
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比15.37ポイント安い1051.51だった。
値上がり銘柄数は23、値下がり銘柄数は209となった。
時価総額の大きいそーせいが証券会社による目標株価の引き下げで売られ、指数を押し下げた。他では、G−FACTORY、みんなのウェディング、ソケッツ、うるる、GMOリサーチが売られた。
一方、ソレイジア、TKP、テクロス・マーケティンググループ、ディジタルメディアプロフェッショナル、レノバ、アトラエは上昇した。
05月18日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時、330円安、日米政治不安を引き続き懸念
[10時の概況]
18日10時現在の日経平均株価は前日比330円89銭安の1万9483円99銭で推移している。
・・・続き
外国為替市場で円相場が1ドル=111円前後と強含んでいるうえ、日米の政治不安への懸念が強い。買いが入りにくい中、海外ヘッジファンドの売りがかさんでいる。
「国内投資家からも利益確定売りが続いている」との指摘が出ていた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も前日終値比の下げ幅を広げている。
業種別では33業種中32業種が下落し、上昇は電気・ガスの1業種のみ。値下がり1位は保険で、以下、証券・商品、銀行、海運、石油・石炭、鉱業と並ぶ。
日経平均マイナス寄与度は41.98円の押し下げでソフトバンクがトップ。以下、ファナックが23.38円、東エレクが15.21円、ファストリが11.03円と続いている。
プラス寄与度トップはニチレイで、日経平均を0.49円押し上げている。次いで花王が0.46円、丸井Gが0.46円、JTが0.42円と続く。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で8795億円、売買高は7億3525万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1827と全体の91%。値上がり144、変わらずは43だった。
個別では、ソフトバンクが下げ幅を広げている。米国に塩ビ子会社を持つ信越化も安い。TDKも売りに押されている。米国売上高の比率が高いSUBARUは下落している。
一方で、東ガスに買いが続いている。OLCが高い。カシオや花王も小高い水準で推移している。
東証2部株価指数は反落している。シャープとウェーブHDが下げ、ペッパーやマルコが上げている。
225先物はみずほ・GS・JP・バークレイズ・クレディ・SBIが買い越し。
大和・メリル・ドイツ・UBS・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・UBS・バークレイズ・クレディ・JPが買い越し。
メリル・モルスタ・GS・ソジェンが売り越し。
外資系等は、コナミ(9766)、サンドラッグ(9989)、カシオ(6952)、DTS(9682)、DTS(9682)、NSD(9759)、WDB(2475)、Vテク(2475)、大林(1802)、清水建(1803)、サンマルク(3395)、オリンパ(7733)、日立建機(6305)に注目。
テクニカル的には、三井ホ(1868)、日道路(1884)、日油(4403)、関ペ(4613)、LITALICO(6187)、化工機(6331)、福島工(6420)、ヤーマン(6630)、ヨコオ(6800)、図研(6947)、ネットワン(7518)、レオパレス(8848)、静岡ガス(9543)が動兆。
05月18日 カタリストコメント
「急落のNYSEバースデー」
NY株式市場は急落。
ここ数日頭をもたげていたトランプ大統領のロシアをめぐる司法妨害疑惑が拡大。
・・・続き
政策実現の可能性やスキャンダルへの発展懸念が売りを呼んだ格好。
NYダウとS&P500は昨年9月9日以来の下落幅。
NASDAQは昨年6月24日以来の下落幅となった。
VIX(恐怖)指数は15.34まで上昇。
連続10%割れの記録は止まった。
「大統領選前、投資家はトランプ氏が勝利すれば不透明感が広がると予想していた。
市場は今、10月に抱いていた恐怖が一部、現実化しつつあることに気付いている」という声が聞こえる。
3市場の売買高は約83億株と3月21日以来の水準まで増加した。
「ヘッドラインニュースが大きければ大きいほど、
市場が注目している財政刺激策、税制改革、規制改革などの問題が遠のいていく」。
そんな怨嗟と嘆きの指摘もある。
10年国債利回りは2.22%と4月21日以来の水準に低下。
6月に利上げ確率は1週間前の88%から65%に低下。
年内にあと2回以上の利上げが決定される確率は40%まで低下した。
為替市場ではドルが主要通貨に対し売られた。
そのため、なぜか安全資産とされる円が買われドル円は一時110円台まで買われた。
最悪のシナリオはトランプ大統領弾劾なのだろう
しかしその可能性は薄いと見る市場関係者は多い。
今年の5月17日NYSE誕生日が大幅安に見舞われたことだけは間違いない。
ロシアゲートというかトランプゲートというか。
アメリカの政権の動向に振りまわされた動きでの円高株安。
昨日の日経平均は100円以上の下落となった。
一昨日に2万円手前で強い意志が感じられる売り物で押し戻されたのが大幅安の伏線だったと考えられなくもない。
「6月利上げの可能性が消えるような事象が生じない限りは、
ここから一方通行の円高が進むとは想定しづらい」という声がある。
為替離れしなければならない日本株にとっては一つの試練の時期でもあろう。
東証1部の新安値銘柄は36(前日17)に増加。
「下げ止まらない東レを追いかけるような形。
オークマ、SUBARU、三菱商事、日本郵船、商船三井などメジャーな銘柄がそろって新安値銘柄」という指摘。
嫌な感じでもある。
225先物大証終値は日中比290円安の19480円。
昨日段階で25日移動平均(19146円)からはプラス3.5%まで低下している。
ただ依然としてプラスかい離はキープしている。
騰落レシオは145%→135%まで低下。
裁定買い残は4187億円も増加して2兆556億円。
3週連続増加で2兆円台に乗せた。
売り残は561億円増加したもののまだ2050億円。
「上昇の絶頂で見舞われるのが下落の予兆と実際の下落。
幸福の絶頂感で株価は消えるという諺通りの展開」という声もある。
空売り比率は38.7%と落ち着いていた。
これが4月6日の45.2%にどこまで近づくかと言うのが今日の課題。
日経VIは16.16まで上昇した。
日経平均採用銘柄のPERは14.20倍まで低下。
EPSは順調に増加し1395.41円と記録更新。
日経平均が19529円を下回るとPERは13倍台まで低下するレベルとなった。
PER13倍を許容するのかどうか。
あるいは昨年2月12日のように13倍割れを許容するとすれば18126円。
さすがにコレは無理筋だろう。
上昇局面での押し目と考える方がスッキリする。
過去下落局面での冒険が成功してきたDNAは甦るかも知れない。
ボリンジャーのプラス1σは19742円。
25日線が19146円。
マイナス1σが18550円。
今日はあまり役に立ちそうもないがどうだろう。
日経新聞朝刊の日経平均予想PERにはビックリ。
さらに下がって16日現在で14.30倍だという。
これで逆算すると、1株利益は16日現在で1392円ではないか。
ざっと1400円。
過去最高の水準であることはいうまでもない。
決算発表が始まったばかりの4月28日現在で1203円だった。
2週間ちょっとで200円も上がってしまった。
さらに言えば15日が1329円だったから、一夜にして63円のアップ。
これって、いったい何だろう。
日本経済新聞社には、運用の実際をもう少し詳しく教えて欲しいものである」。
とストボの岩本デスク。
昨日も1395.41円と1400円水準キープ。
これで東芝が225採用銘柄から離れれば8月には1450円くらいになる筈。
企業は儲かっているのに株価は下落する相場。
これってやはりどこかおかしい。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アイビーシー(3920)
アイビーシーに注目する。
同社は「System Answer G2」シリーズが中心。
ネットワーク性能監視ツールの開発、製造、ライセンス販売などを手掛けている。
構成する幅広いメーカー機器の性能情報の可視化、予兆検知を可能にしている点は優位性。
昨年11月にアマゾンウェブサービス(AWS)のパートナープログラム認定。
日本IBM社とビジネス拡大に向けた技術検証を実施。
6月7日(水)から幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2017」に出展。
情報監視ツール「System Answer G3」を初披露する予定。
(兜町カタリスト櫻井)
05月18日 為替市況コメント
【為替】米国の政治スキャンダル拡大にリスク回避の円買いが急速に進行
・・・続き
[概況]
欧州株式市場は米国の政治スキャンダルを嫌気して下落で始まり、リスク回避の円買いにドルは欧州市場中盤に112円を割り込んだ。NY株式市場も大幅下落で始まるとリスク回避の動きは更に進み、ドルはNY市場終盤に111円も割り込んで当日安値110.850円まで下落し、最期も前日比-2.21円の110.885円と大幅下落して、ドル以外の主要通貨も大幅安となった。
FBI長官の解任に伴う政治的混乱にロシア外相との会談で大統領が機密情報を漏らしたと報じられるなど米国発のスキャンダルが続いて、為替市場ではドルが大きく売られたが、このスキャンダルの行方(収束か混乱拡大か)次第で為替市場はまだ大きく動きそうだ。米大統領選前の様になって来た感じで、しばらくは様子を見た上が良さそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月18日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■キッコーマン<2801>
洗浄度検査装置を医療に応用
■ユーグレナ<2931>
バイオジェット燃料の実証工場建設
■DIC<4631>
中空糸膜モジュールの生産増強
■THK<6481>
直動案内機器とAIなど融合で得られる情報を活用
■安川電<6506>
美的集団が共同開発した医療・介護機器市場投入へ
■ローム<6963>
シンガポール研究機関とAI搭載LSIを開発
■NTTドコモ<9437>
販売店での端末やサービスの売り方を転換
05月18日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月18日号
05月18日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
18日の東京株式市場は 米国株安からシカゴ日経平均先物にサヤ寄せする動きでのスタートとなろう。
・・・続き
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比315円安の1万9455円だった。
日経平均株価の予想レンジは、1万9300円−1万9700円を想定する
続落後、落ち着きどころを探る展開となりそうだ。
リスク回避の動きから債券が買われ、米長期金利が低下したこともあり、為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と円高に振れている。輸出関連株を中心に売り圧力が強まる場面も想定される。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り790万株、買い930万株で、差し引き140万株の買い越し。買い越し5営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、情報通信、小売、化学、空運、鉄鋼、機械、不動産、石油、保険など。買いセクターに、精密、機械、薬品、サービス、小売、通信、電機など。
【好材料銘柄】
■ソルクシーズ <4284>
豊田通商 <8015> と資本業務提携。同社が持つ専門性を活かしたICTソリューションなどの提供を通じ、豊田通商が行う新規サービスの開発・構築・事業化を推進する。資本面では、豊田通商を引受先とする13万4100株の自己株処分を実施する。
■フォーサイド <2330>
日本賃貸住宅保証機構の議決権比率40.0%の株式を取得し子会社化する。また、日本賃貸住宅保証機構の親会社レクセムを引受先とする179万3700株の第三者割当増資(現物出資)を実施する。今期経常を66%上方修正。
■アイエックス・ナレッジ <9753>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.89%にあたる30万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月18日から12月22日まで。
■ベイカレント・コンサルティング <6532>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.59%にあたる40万株(金額で8億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月1日から8月31日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
18(木)
【国内】
1〜3月期GDP(8:50)
4月首都圏新規マンション発売(13:00)
《決算発表》
旭コンクリ、イチケン、大同信、ニレコ、ニュートンFC、うかい、光陽社
【海外】
米5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(21:30)
米4月CB景気先行総合指数(23:00)
《米決算発表》
ウォルマート・ストアーズ、ラルフローレン、アプライド・マテリアルズ、ギャップ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月17日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ急落し372ドル安、トランプ政権への先行き不透明感強まる
・・・続き
17日のNYダウ工業株30種平均は急落した。前日比372ドル82セント安の2万0606ドル93セントで終え、4月21日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。
この日の下げ幅は昨年9月9日以来、約8カ月ぶりの大きさとなった。
トランプ大統領が、ロシア外相に機密情報を漏洩したとの疑惑や、ロシア高官との接触が疑われたフリン前大統領補佐官に関する捜査終了をFBIに求めたことなどを巡り、弾劾される可能性が浮上し売りが先行した。減税法案など重要法案の成立に懐疑的な見方が広がり、終日軟調推移となった。
投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、相対的に価格変動が小さく安全資産とされる米国債に資金が流入。米長期金利は一時2.21%まで急低下し、景気改善や金利上昇が業績の追い風となりやすいゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が集中的に売られて相場を下押しした。
市場心理の冷え込みを受け、ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに急反落。前日比158.634ポイント安の6011.236で終え、下げ幅は2016年6月24日以来の大きさとなった。前日まで過去最高値を更新していた反動もあってアップルのほか、フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなど相場の上げを主導してきた主力株に利益確定の売りがかさんだことも相場全体を押し下げた。
セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や不動産が上昇する一方で銀行や半導体・半導体製造装置が下落した。
半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は、楽観的な長期見通しに対して複数のアナリストが懐疑的な見方を示し、大幅下落した。特許料の支払いを拒否したとしてアップル製品の製造会社を起訴したクアルコムも下落。エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。
一方で、ディスカウントストアのターゲット(TGT)は決算内容が好感され上昇した。17日発表した2017年2〜4月期決算が増益で売上高も市場予想を上回ったのを好感した買いが優勢だった。最高経営責任者(CEO)が身売りの可能性を示唆したと伝わった日用品大手のコルゲート・パルモリーブが上昇。ダウ平均では医療保険のユナイテッドヘルス・グループやトラベラーズが買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,606.93−372.82
S&P500種
2,357.03−43.64
ナスダック
6,011.236−158.634
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は大幅続落しこの日の安値圏で引けた。6月物は前日比400円安の1万9455円で引け、同限月の終値ベースで1日以来の安値を付けた。
大阪取引所の終値を315円下回った。トランプ米大統領のロシア疑惑を受け円高と米株安が進み、売られた。複数の米メディアがトランプ氏のロシアへの機密情報漏洩や米連邦捜査局(FBI)への捜査介入を報じ、政治の混乱により経済政策の実現が難しくなるとの懸念が広がった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19455 ( -315 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19460 ( -310 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7503.47(−18.56)
FTSE100種総合株価指数は10営業日ぶりに反落。前日終値に比べ18.56ポイント安の7503.47で引けた。金融株の下げが指数を押し下げ、構成銘柄の約6割が下落した。米政権運営に不安が強まり、欧米各国株式相場が下落し、英国も連れ安となった。
金融株が下落した。保険のプルーデンシャルと、銀行のHSBCホールディングス、スタンダードチャータード銀行の下げが目立った。
半面、原油相場の上昇を背景に、石油株は上昇した。金の価格高を受けて、関連のフレスニージョとランドゴールド・リソーシズも高くなった。住宅建設株も買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12631.61(−172.92)
ドイツ株式指数(DAX)は続落。終値は前日比172.92ポイント安の12631.61だった。前日まで欧州各国株式指数は記録的な水準まで上昇してきたが、この日は米国の政治不安のあおりで売りが広がった。
不動産のボノビアとドイツ銀行、ハイデルベルクセメントの下げが目立った。上昇したのは、鉄鋼のティッセン・クルップだけだった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5317.89(−88.21)
05月17日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【明日読み】
17日の東京株式市場は売り優勢の展開となった。
・・・続き
日経平均株価は外国為替市場の円高・ドル安進行を横目に一時、1万9800円台を割り込む場面があった。終値は前日比104円安の1万9814円だった。
1ドル=112円台前半への円高を受けて輸出株中心に売られる展開となった。前週はFBI長官解任、今週はロシアへの機密情報漏れなど、トランプ大統領の当事者能力に疑問符のつく事件が続いている。為替市場でもトランプリスクを警戒したドル安が出ており、日本株の上値を重くさせる要因となっている。
18日の東京株式市場は、外国為替市場での円高・ドル安進行への警戒感から、買い手控え姿勢が強まり、日経平均株価は続落となりそうだ。
円相場は、大型連休明けの9日以降、1ドル=113円台〜114円台半ばの比較的狭いレンジを保っていたが、これが一気に円高・ドル安方向に突き抜けて、株式市場の2万円トライに水を差すかたちとなっている。
テクニカル面では、急伸した5月8日の安値1万9705円を下回らずに推移できるかが注目される。
円高は警戒材料だが、米国では6月のFOMCで利上げが実施されるとの見方が強く、その場合、ドル高(円安)を促す可能性が高いだろう。
円高基調が続いているうちは、内需銘柄優位の地合いが続くと考えるが、先を見据えれば、円安メリット銘柄の押し目を拾うに良い局面と考える。
05月17日 為替市況コメント
【為替】情報漏えい疑惑などから、米ドル円は上値重いか。
・・・続き
[概況]
17日、東京外国為替市場の米ドル円は、一時112.245円まで下落し軟調となった。トランプ米大統領がロシアに過激派組織「イスラム国」に関する機密情報を漏らしたとの報道が懸念材料とされているようだ。
ホワイトハウスはこの報道を否定していたが、トランプ米大統領が2月、当時にコミー前FBI長官に対し、ロシアの不透明な関係を問われて辞任したマイケル・フリン前大統領補佐官に関する捜査を止めるように指示したなど、新たに報道が伝わっている。
ロシア側への情報漏えい疑惑など、トランプ米大統領への不信感から、米ドル売りが優勢となりそうか。
テクニカル的には一目均衡表先行スパン2(雲の上限)112.255円付近を推移している。仮に下抜けた場合は、一目均衡表先行スパン1(雲の下限)111.427円や、一目均衡表基準線(111.250円)などが控えており、下値のサポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月17日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=104円安と反落、円高受け利益確定売り優勢に
【大引け概況】
17日の日経平均株価は反落し、前日比104円94銭安の1万9814円88銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分42秒 容量:18.26M
過去のマーケット動画はこちら
外国為替市場で円相場が1ドル=112円台前半まで円高・ドル安と進み、それを嫌気した売りが輸出や資源関連、金融などの景気敏感株に広がった。
原油先物相場が時間外取引で下落したため、石油石炭製品や商社など資源関連株も安かった。
一方、食料品や電力ガスなどの内需のディフェンシブセクターに海外投資家などの買いが観測され、全体地合いを支えた。
東証1部の騰落レシオは前日時点で145%台まで上昇、目先過熱感が強まっていたことで、主力株中心に広範囲に売りがかさんだ。
業種別では33業種中4業種が値上がり。1位は食料で、以下、電気・ガス、その他製品と続く。値下がり上位には石油・石炭、海運業、保険業が並んでいる。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比80.11ポイント安の1万4063.86だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、8.41ポイント安の1575.82で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4927億円。売買高は19億6447万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1287、値上がりは630、変わらずは98銘柄だった。
個別では、トヨタ自動車が軟調、住友商や三井物、JXTGの下げも目立った。第一生命ホールディングス、T&Dホールディングスなど生保株も安かった。
一方、ジーンズメイトは一時連日のストップ高に買われたほか、人気ゲームのスマホ化期待で任天堂が買われ年初来高値を付けた。 武田薬品工業は上昇、業績が好調な東エレクも買われた。エムアップは大幅高で13連騰となっている。
東証2部株価指数は前日比1.78ポイント高の5899.38ポイントと小幅に続伸した。値上がり銘柄数は187、値下がり銘柄数は244となった。
個別ではJMACS、マルコがストップ高。スリープログループ、大興電子通信は一時ストップ高と値を飛ばした。ベネフィット・ワン、日本電通など28銘柄は年初来高値を更新した。
一方、電業社機械製作所、朝日印刷、ラオックスは年初来安値を更新した。Jトラスト、アイスタディが売られた。
05月17日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3日続伸、25年10ヶ月ぶりの高値。内需株中心に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続伸した。終値は前日比66銭高の3088円57銭だった。連日の年初来高値の更新となり1991年7月以来、25年10カ月ぶりの高値を付けた。
主に、内需株の多いジャスダック銘柄に買いが入ったが、利益確定の売りも出て、上げ幅は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で680億円、売買高は7659万株だった。
値上がり銘柄数は287、値下がり銘柄数は328となった。
個別では、ケアサービス、イデアインターナショナルがストップ高。LCホールディングスは一時ストップ高となった。 情報セキュリティーのアズジェントやゲームのアエリア、創薬ベンチャーのラクオリア創薬が上げた
一方、三信建設工業が年初来安値を更新した。日本エマージェンシーアシスタンス、アバールデータ、太洋物産が下げた。
05月17日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日ぶり反落。G−FACTORY、ソレイジアなどが売られる。
・・・続き
東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落した。前日比3.73ポイント安の1066.88だった。
値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は133となった。
個別では、G−FACTORY、バリューデザインが年初来安値を更新した。ソレイジアやミクシィ、そーせいが下落した。
ASJ、エディア、夢展望がストップ高となった。ITbook、うるるなどが買われた。
05月17日 アフターランチ
「どこ向けば」
あちらもこちらも脇の甘さの目立つというところだろうか。
・・・続き
表向きの話はアメリカのトランプ大統領が機密情報をロシアのラブロフ外相に漏らしたとされる報道。
トランプ氏は過激派組織「イスラム国」との戦いで連携するためには情報の提供は適切と強調。
ツイッターでは「大統領としてテロと航空の安全に関係する事実をロシアと共有したかった。
ロシアが『イスラム国』及びテロとの戦いに更に力を入れて欲しい」と。
マクマスター補佐官は「何が機密で何が機密でないのかは明らかにしない。
大統領が伝えた情報は完全に適切だった」。
ニューヨークタイムズの電子版。
複数の政府高官の話として「トランプ大統領が漏らした情報はイスラエルがアメリカに提供したものだった」。
「イスラエルとの外交関係を損なうだけでなく、ロシアがこの情報をイスラエルと敵対するイランに渡す可能性がある」と指摘。
これで騒いで円高株安という滑稽な構図。
むしろ本尊はこちらだろう。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)の10日の報道。
コミー前FBI長官がトランプ大統領に解任される数日前。
ロシア政府による米大統領選介入疑惑の捜査に割り当てる予算を大幅に増やすよう司法省に求めていたと報じた。
「トランプは、やはりロシアから支援をうけて大統領に当選したのではないか?
やましいことがあるから、コミー氏を解任したのではないか?」。
政治と道義は別ものと考えるか。
清濁併せ飲む場所と考えるか。
あるいは、「許せない」と人の国の事を言うのか。
市場至上主義者はどちらを選ぶのだろう。
ようやく「トランプ相場でオタオタするな」が効いてきたのかも知れない。
ユーロの1年ぶりの高値は権力構造の移転の先がけと読む向きもあろう。
日経では「大規模サイバー攻撃への北朝鮮部隊の関与浮上」の見出し。
そしてミサイル「火星12号」の射程距離は5000キロ。
ウィルス「ワナクライ」に「火星12号」。
外交戦略がどこを向けばいいのかは自明だろう。
興味深いのはアメリカのIT相場。
16年ぶりのことになる。
S%Pは最高値ながら3月1日比6ポイント程度の上昇。
ITセクターはこの間7%の上昇。
FB・アマゾン・アップルなど5銘柄の時価総額は2500億ドル増加した。
S&P500採用の他の495銘柄の時価総額は2500億ドル減少。
結局ゼロサムなのかも知れない。
明日はGDPの発表。
SMBC日興が3.1%増、ニッセイが1.4%増、平均で1.8%増。
明日の朝にはココが視点になろうか。
昨夜開催されたウォール・ストリート・ジャーナル主催CEOカウンシル ディナープログラム。
以下は安倍総理スピーチから。
↓
私が政権を奪還してから4年余りがたちました。
その前の日本は、当時の民主党政権下において、諦めの気持ち、悲観論で覆われていました。
もう日本は黄昏を迎えている。
私たちの前に、諦めの壁が大きく立ちふさがっていました。
当時は株価も最近の半分を割る8000円台。私はこの壁に挑みました。
日本を取り戻す。
この4年間、私たちの経済政策によって、名目GDPは9.5%の成長を遂げ47兆円も増え、過去最高の水準に達しました。
前の政権時代に29万人も減った雇用は、この4年間に人口が減っているにもかかわらず、185万人増えました。
しかも82%は女性です。
失業率は2.8%と、ほとんど完全雇用の状況です。
正規雇用も最近の2年間で79万人も増加しました。
訪日する外国人客も増えました。
私の政権発足前には年間800万人でしたが、昨年には3倍の2400万人になりました。
税収も、国税は政権交代以降15兆円増えています。
地方税収も47全ての都道府県で伸びています。
全ての都道府県といえば、有効求人倍率も1.0を超える、つまり職の数が仕事を探す人の数より多い状況です。
史上初めてのことであります。
この状況が続けば賃金水準も上がっていき、デフレからの脱却も近づいてきます。
企業に目を移しますと、私の政権発足後の4年間で収益の増加は22兆円に達しています。
それが企業の中に滞留して成長を止めてはなりません。
私は、賃金を増やして社員の購買力を強めること、
大企業と中小企業の取引慣行の徹底した適正化を呼びかけ、成長の果実が全国に行き渡るよう全力を挙げていきます。
また、収益が未来への投資に回る環境づくりも進めています。
こうなれば消費の増加や生産性の向上につながります。
今後も、経済第一、デフレから脱却する、そのために金融・財政・構造改革の三本の矢を射続ける、との私の方針に全く変化はありません。
日経平均PERの推移(4/20 - 5/16)
???????? 日経平均?? 連結予想? 一株当たり
日付????? 終値(円)? PER(倍)?? 利益(円)
5月16日? 19,919.82??? 14.30???? 1,393
5月15日? 19,869.85??? 14.94???? 1,330
5月12日? 19,883.90??? 15.11???? 1,316
5月11日? 19,961.55??? 15.49???? 1,289
5月10日? 19,900.09??? 15.27???? 1,303
5月9日? 19,843.00??? 15.59???? 1,273
5月8日? 19,895.70??? 15.64???? 1,272
5月2日? 19,445.70??? 15.34???? 1,268
5月1日? 19,310.52??? 15.25???? 1,266
4月28日? 19,196.74??? 15.95???? 1,204
4月27日? 19,251.87??? 16.06???? 1,199
4月26日? 19,289.43??? 16.11???? 1,197
4月25日? 19,079.33??? 15.92???? 1,198
4月24日? 18,875.88??? 15.77???? 1,197
4月21日? 18,620.75??? 15.65???? 1,190
4月20日? 18,430.49??? 15.47???? 1,191
(櫻井)。
05月17日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落、円高など背景に売り優勢、下値抵抗力も発揮
17日午前の日経平均株価は反落した。午前の終値は前日比97円63銭安の1万9822円19銭だった。
・・・続き
為替の円高などを嫌気して売り優勢の展開。ロシアへの情報漏洩疑惑などを背景にトランプ政策に対する不透明感なども重荷となっている。
ただ、売り圧力も限定的で、朝方に安値をつけた後は下げ渋る動きとなった。
「決算発表で業績がしっかりしていることが確認され、割高感が解消された銘柄には押し目買いが入るようになっている」という。
もっとも、底堅さを見て再度上値を試すような動きもなく、前場の日経平均はマイナス圏で推移した。
前場の東証1部の売買高概算は10億641万株、売買代金概算は1兆2138億円。値上がり銘柄数は571、対して値下がり銘柄数は1315、変わらずは123銘柄だった。
個別では任天堂がきょうも売買代金トップで3連騰と気を吐いているほか、東京エレクトロンも買い優勢、武田薬品工業も高い。東ガス、大ガスなどの電気ガス株が堅調。
ジーンズメイトが連日の大幅高で値上がり率トップに買われ、エムアップ、山一電機なども値を飛ばしている。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが軟調、三菱商事も冴えない。8年3月期は連結営業利益9.9%減を見込む住友精化や旭ダイヤモンド工業、ディー・エル・イーが大幅安、参天製薬大きく値を下げた。ルネサスエレクトロニクス、パイオニアも安い。
東証2部指数は前日比4.88ポイント高の5902.48ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は208となった。
個別ではJMACSがストップ高。大興電子通信>は一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、日本電通、E・Jホールディングス、ベネフィット・ワンなど19銘柄は年初来高値を更新。ジー・スリーホールディングス、ソリトンシステムズ、ケミプロ化成、テクノスマートが買われた。
一方、フード・プラネットが一時ストップ安と急落した。朝日印刷、ラオックスは年初来安値を更新。RVH、フライトホールディングス、アイスタディ、フュートレック、南海プライウッドが売られた。
05月17日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=3日ぶり反落、値動きの良さなどに着目した買いも目立つ
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。午前終値は前日比49銭安の3087円42銭だった。17日の日経平均株価が下落し、新興企業株も売りが優勢になった。「値動きの良さなどに着目した新興株買いも目立った」といい、ジャスダック平均の下げは小幅だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で400億円、売買高は4639万株だった。値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は324となった。
個別ではアバールデータ、日本エマージェンシーアシスタンス、太洋物産、テクノホライゾン・ホールディングスが売られた。
一方、ケアサービス、LCホールディングスがストップ高。アクシーズ<、UTグループ、クロスキャットなど29銘柄は年初来高値を更新。内外テック、新日本建物、ロングライフホールディング、ラクオリア創薬が買われた。
05月17日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続伸、ITbookなどが買われる
・・・続き
17日前引けの東証マザーズ指数は前日比0.57ポイント高の1071.18ポイントと3日続伸。値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は120となった。
個別ではミクシィ、ファンデリー、ティーケーピー、エニグモ、じげんなど11銘柄が年初来高値を更新。ITbook、グレイステクノロジー、アトラエ、ファイズが買われた。
一方、バリューデザインが年初来安値を更新。インタースペース、インターネットインフィニティ、ユナイテッド&コレクティブ、マイネット、ケアネットが売られた。
05月17日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 安い水準で小動き、円高が逆風、目先高値警戒感から売り
[10時の概況]
17日10時現在の日経平均株価は前日比92円18銭安の1万9827円64銭で推移している。
・・・続き
円相場の上昇で輸出関連株に売りが出ているが、JTやNTTなど内需関連株の一角には買いが入っている。配当が多い企業や、株主還元に積極的な企業には「機関投資家の買いが入っている」いい、投資家心理が大きく悪化しているとの見方は少ない。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も安い水準での動きとなっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7622億円、売買高は6億6844万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1381と、全体の約7割を占めた。値上がりは503、変わらずは114銘柄だった。
業種別では33業種中4業種が値上がり。1位は食料で、以下、その他製品、情報・通信、電気・ガスと続く。値下がり上位には保険、石油・石炭、海運が並んでいる。
日経平均マイナス寄与度は12.17円の押し下げでファストリがトップ。以下、ファナックが7.6円、電通が5.7円、アステラスが4.75円と続いている。
プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を14.45円押し上げている。次いでソフトバンクが4.22円、武田が3.23円、京セラが2.43円と続く。
個別では、第一生命HDや野村は下げ幅を拡大した。住友不と菱地所も一段安となり、T&Dと三井物は日中の安値圏で推移している。一方、東ガスや任天堂、武田は上げ幅を広げ、年初来高値を更新した。東エレクは日中の高値圏で推移し、東芝も高い。
東証2部株価指数は反落している。シャープとペッパーが下落している。一方、4月に上場したウェーブHDのほか、朝日インテクやJMACSが上昇している。
225先物はHSBC・三菱・UBSが買い越し。
モルスタ・JP・シティ・メリル・パリバ・クレディが売り越し。
TOPIX先物はJP・アムロ・GS・みずほが買い越し。
日興・モルスタ・大和・メリルが売り越し。
外資系等は、ミスミ(9962)、メディパル(7459)、森永(2201)、PALTEC(8283)、トラストテック(2154)、ソニー(6758)、エンジャパン(4849)、オープンH(3288)、UT(2146)、五洋(1893)、ニフコ(7988)、日立国際(6756)、東京エレ(8035)に注目。
テクニカル的には、住友林(1911)、三井製糖(2109)、タケエイ(2151)、リニカル(2183)、グリコ(2206)、キャリアDC(2410)、コカBJI(2579)、アルフレッサ(2784)、味(2802)、フジッコ(2908)、クオール(3034)、ウィンパ(3183)、ホットランド(3196)、RSTECH(3445)、イチカワ(3513)、ヒトコム(3654)、gumi(3903)、片倉コ(4031)、中外薬(4519)、沢井製薬(4555)、星光(4963)、日コン(5269)、三浦工(6005)、IBJ(6071)、エスクロー(6093)、エラン(6099)、帝国電(6333)、木村化工機(6378)、蛇の目(6445)、日立(6501)、日東工(6651)、帝通工(6763)、レーザーテク(6920)、山一電(6941)、ティラド(7236)、Vテク(7717)、GSIクレ(8101)、三信電(8150)、ロイヤル(8179)、AOKI(8214)、パルコ(8251)、PALTAC(8283)、芙蓉リ(8424)、JR東(9020)、東映(9605)が動兆。
05月17日 カタリストコメント
「街路樹」
NY株式市場はマチマチの動き継続。
NYダウとS&P500はほぼ横ばい。
・・・続き
NASDAQは史上最高値を更新した。
経済指標もマチマチ。
4月の鉱工業生産指数は製造業が1.0%上昇。
2014年2月以来3年2カ月ぶりの大きな伸びとなり市場予想の0.3%上昇を上回った。
「自動車生産の拡大が全体をけん引。
米経済が第1四半期に鈍化した後、第2四半期は勢いが回復している」と解釈された。
4月の住宅着工件数は年率換算前月比2.6%減の117.2万戸で2016年11月以来の低水準。
戸数の減少は2カ月連続で市場予想の126万戸も下回った。
トランプ米大統領がロシア外相に機密情報を漏らしたと報じられた。
これを悪材料視。
「市場は慎重姿勢を強めた」という見方もある。
「好調な業績と鉱工業生産という好材料。
将来の経済指標に対する懸念と小売販売の弱さという悪材料が打ち消した」。
個人消費がGDPの3分の2超を占めているのに、
消費支出が弱くて堅調な経済成長を続けることができるのが疑問」という懐疑的分析もある。
NASDAQの強さはITセクターの強さ。
アメリカは、不動産や資源、バイオや軍事でなく「IT」でのバブルを目指しているという印象。
世界の時価総額上位はアップル、アルファベット(グーグル)、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック。
「ビッグ5」とも呼ばれているが、ここにサイバーテロ関連が加わってきている。
英国FT100は10日続伸で独DAXとともに史上最高値更新。
「寄り付き30分で1日が終わった」という印象が昨日の市場。
9時32分に19998円49銭と2万円まであと1円51銭と迫った。
しかしそこで矢折れ刀尽きた格好で大引けまで淡々と時間を消費したようなもの。
S&P500とNASDAQが最高値更新。
予想PERが14.94倍に低下。
「ここで買わずに、いつ買う?とバブル期の株屋さんなら言っただろう」という指摘も聞こえる。
225先物は3度目の2万円まで示現したが現物は追随できづだった。
もっとも目標未達を材料に売り叩くのも株式市場。
「2万円を超えられないなら売る」という構図も間違いなくあった。
東証1部の売買代金は2兆6603億円。
新高値銘柄は236(前日234)と悪くはない。
騰落レシオは145.74(プラス13.31)まで上昇。
空売り比率は37.3%と安定している。
225先物大証夜間取引終値は日中比50円安の19830円。
ドル円の円高トレンドを受けて軟調な動き。
日々50円程度上昇している25日線(19100円)からはプラス4.29%かい離とやや落ち着いてきた。
日々15〜20円上昇している75日線(19190円とのゴールデンクロスまであと数日。
200日線(18187円)からは9.52%のプラスかい離で10%かい離からが上昇加速とみたいところ。
東証1部の時価総額は595兆円。
GDPの壁を超える苦難が上値の重さにつながってもいる。
ただ目を見張るのは日経平均採用銘柄のEPSの増加。
昨日のPERは14.30倍まで低下。
EPSは1392.99円(前日1329円)と1日で60円以上増加した。
日経がどの時点を根拠に算出しているのかは不明だが、これを信じればどう考えても「割安感」。
ココを放っておくならば市場はどこかおかしいとも言える。
東証1部の株式益回りも前日の6.1%→6.6%まで上昇した。
今期純利益は9.3%増益見通し。
信用買い残は2兆3261億円と5週連続減少。
逆に売り残は718億円増加し9678億円。
「5月17日株高のアノマリー」に期待したい日。
ボリンジャーのプラス1σは19687円、プラス2σは20274円。
5月17日は「すずかけの木協定」で1792年にNYSE創設。
この協定は、68ウォール・ストリートの外に立つすずかけの木下で24人の株式仲買人によって署名された。
徴収する最低限の手数料を取り決め、一切の割引を行わないことを約束したのが「すずかけの木協定」。
固定手数料制度は、長い間、株式市場の最も基本的なルールの一つだった。
「世界を一喜一憂させる金融市場が誕生する様を見ていたのは1本の街路樹だった」。
歴史は感じる1日である。
昨日の日経で注目した「財政黒字化延期射程に」。
「アベノミクス」の大方針となる「経済財政運営の基本方針(骨太の方針)」の策定作業本格化。
今年の目玉は教育費の無償化や大学改革といった人材への投資。
実現には数兆円単位の巨額財源が必要。
登場したのはノーベル経済学受賞者のスティグリッツ米コロンビア大教授。
「日本の政府債務残高は多くの人がいうほど悪くない。
政府と日銀とで一体となって政府債務を相殺すればよい」との主張。
首相は「スティグリッツ先生は私がずっと言いたかったことをはっきりいってくれた」。
日本の財政状況も「それほど深刻なではない」などと同氏の主張に同調したという。
財政黒字なんて関係ないという姿勢が打ち出されれば、相場は加速するに違いない。
「ようやく気がついた?」なんて声も聞こえる。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
曙ブレーキ(7238)
曙ブレーキに注目する。
同社は独立系ブレーキメーカー。
GM、日産、トヨタ中心に多数のメーカーへ供給している。
中国が好調。
米国で人件費や輸送費削減効果。
植物原料新素材「セルロースナノファイバー」使用のブレーキパッド開発中。
製品化に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
05月17日 為替市況コメント
【為替】予想を下回る経済指標の方に反応してドルは売られ、対ユーロでの売りもあって112円台に落ちる
・・・続き
[概況]
NY市場で発表された4月住宅着工件数と4月住宅建設許可件数は共に予想を下回り、ドルは113円台半ばを割れたが其の後発表された4月設備稼働率と4月鉱工業生産の予想を上回る結果に若干買い戻された。
しかし上昇で始まったNY株式市場が売られ、米国債利回りも下げるとドルは急落して113円も割り込んだ。
其の後は株価の下げ幅縮小にドルも113円台を回復したが戻りを売られて再び113円を割り込み、NY市場終盤に当日安値112.930円まで下落した。
最後は前日比-68.5銭の113.095円とかろうじて113円台を回復して引ける一方、仏大統領選後のリスク回避後退や3月ユーロ圏貿易収支の予想を上回る黒字幅にECBが緩和縮小に向かうとの見方から、ユーロは昨年4月28日以来となる125円台に乗せる上昇で引けた。ドルは機密漏えい問題などが出て上値が重くなる事が予想される一方、ユーロはどこまで上値を伸ばす事が出来るか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月17日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■エイチーム<3662>
アプリの主要開発拠点を拡大
■トクヤマ<4043>
セメント工場でロボによる品質管理導入
■カネカ<4118>
欧州でバイオ医薬品の製造受託強化
■日ピストン<6461>
カムシャフトの生産能力増強
■エプソン<6724>
プロジェクター用TFT液晶パネル増産
■エレコム<6750>
ジェットコースター体験VR機器を拡充
■ゼンリン<9474>
系列がAIで自然な対話できるカーナビ導入
■カプコン<9697>
ゲーム課金など調査でデータアナリスト育成
05月17日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月17日号
05月17日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
17日の東京株式は、軟調な展開となりそうだ。
・・・続き
新たな手がかりには乏しいが、為替相場は、ドル・円で1ドル=112円の後半と円高に振れているぶん、やや弱めのスタートが想定される。
その後、全体的に模様眺めムードが強まり、安く寄った後は小動きが続くと予想する
日経平均株価の予想レンジは、1万9700円−2万円を想定する。
昨日の日経平均株価は、一時1万9998円49銭の高値を付け、フシ目の2万円に迫る場面もみられたが、押し上げる力が不足した。
大台替わりを前に、利益確定の売り圧力が強いことが明らかとなり、積極的な買いが後退する可能性もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比25円安の1万9855円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1070万株、買い1390万株で、差し引き320万株の買い越し。買い越し4営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、情報通信、小売、鉄鋼、自動車、建設、薬品、電機、陸運など。買いセクターに、自動車、食品、商社、通信、機械、電機、薬品、小売、精密、輸送用機器など。
【好材料銘柄】
■ビジョン <9416>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■ラクオリア創薬 <4579>
選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの1つであるアミド誘導体の中国特許査定を受領。
■新日本建物 <8893>
前期配当は5円で9期ぶり復配、今期も5円で継続へ。
【主な経済指標・スケジュール】
17(水)
【国内】
3月機械受注(8:50)
《決算発表》
フジプレアム、相模ゴム
【海外】
英1-3月失業率
《米決算発表》
シスコシステムズ、ターゲット、シノプシス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月16日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは2ドル安と小反落 米政治の不透明感が重荷
・・・続き
16日のNYダウ工業株30種平均が小反落し、前日比2ドル19セント安の2万0979ドル75セントで終えた。
原油相場の上昇が好感され、買いが先行したものの、原油相場の下落に伴い上げ幅を縮小し、結局下落に転じた。ハイテク株が選好されたものの、トランプ大統領がロシアに機密情報を漏洩したとの報道を受けて、政権運営の先行き不透明感が再燃し、上値の重い展開となった。
トランプ大統領が過激派組織「イスラム国」に関する機密情報をロシアに漏らしたと、複数の米メディアが15日に報じた。米大統領選挙へのロシア政府の関与を捜査していた米連邦捜査局(FBI)のコミー長官を解任したのに続く疑惑が浮上し、米政権の政策運営に対する不透明感が強まった。市場心理を冷やし、ダウ平均は49ドル安となる場面があった。
ただ、好業績銘柄への買いは根強く、売りの勢いは続かなかった。ホーム・デポが発表した2〜4月期決算は増収増益で、市場予想を上回った。
また、4月の米鉱工業生産指数も市場予想より改善し、経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)の良さを好感した買いが入る場面もあった。ダウ平均は一時51ドル高まで上げ幅を広げた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同20.196ポイント高の6169.870で終えた。小幅ながら連日で過去最高値を更新した。アマゾン・ドット・コム、アルファベット(グーグル)が上場来高値を更新した。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや食品・生活必需品小売が下落した。
スポーツ用品小売のディックス・スポーティング・グッズ(DKS)は、決算内容が嫌気され、大幅下落した。最高経営責任者(CEO)の退任を明らかにした税務サービスのH&Rブロックも大幅安。
ホームセンターのホーム・デポ(HD)は決算内容が好感され、買われた。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が大幅高。インテルに画像用半導体(GPU)のライセンスを供与すると伝わり、買いが膨らんだ。中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、傘下の金融会社であるアント・フィナンシャルが業績改善を優先するために、新規株式公開(IPO)の時期を先送りしたことが好感され、上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,979.75−2.19
S&P500種
2,400.67−1.65
ナスダック
6,169.870+20.196
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反落した。6月物は前日比90円安の1万9855円で引け、前日の大阪取引所の終値を25円下回った。円高やNYダウの下げが嫌気された。トランプ米大統領がロシアに機密情報を漏らしたと伝わり、米政権の先行き不透明感が広がったことも重荷となった。
ただ、米株相場の下値は堅く、日経平均先物の下げ幅も限られた。この日の6月物安値は1万9810円、高値は1万9995円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19855 ( -25 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19860 ( -20 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7522.03(+67.66)
FTSE100種総合株価指数は9日続伸した。前日終値に比べ67.66ポイント高の7522.03と、連日で過去最高値を更新した。たばこ株と石油株、ボーダフォン・グループの上げが指数を押し上げ、構成銘柄の約7割が上昇した。
携帯電話サービスのボーダフォンが約4%高。キャッシュ・フロー改善の見通しで、年内増配の可能性を示したことから買いが広がった。
半面、航空のイージージェットは7%超の下落。上期損失が市場予想を上回ったことが嫌気され売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12804.53(−2.51)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比2.51ポイント安の12804.53だった。
工業用ガスのリンデと化学のBASF、タイヤのコンチネンタルが下落した。一方で、鉄鋼のティッセン・クルップは上昇。アナリストが株価目標を引き上げた医薬・農薬大手のバイエルも上がった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5406.10(−11.30)
05月16日 マーケットコメント
05月16日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=49円高と3日ぶり反発、一時は2万円に迫る
【大引け概況】
16日の日経平均株価は前日比49円97銭高の1万9919円82銭と3日ぶり反発し取引を終了した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:0分56秒 容量:9.96M
過去のマーケット動画はこちら
前日の米国株高と為替の円安・ドル高を材料に朝方は買いが先行した。
日経平均株価は1万9998円49銭まで上昇し、取引時間中としては今年最高値を付けた。ただ、当面の利益を確保する売りが多かったことに加え、円安が一服したため、日経平均は2万円を目前に頭打ちとなった。投資家の間で失望感が広がった。
市場からは、時価総額の大きい自動車、銀行の2大セクターの頭が重く、指数も抑えられているという。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比30.51ポイント高の1万4143.97だった。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発し、4.23ポイン高の1584.23で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6603億円、売買高は21億7425万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1130と、全体の5割強を占めた。値下がりは767、変わらずは118銘柄だった。
業種別では33業種中22業種が値上がり。1位はパルプ・紙で、以下、石油・石炭、食料、倉庫・運輸が続いた。値下がり上位には鉱業、不動産、保険が並んだ。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンク で、日経平均を11.18円押し上げ。次いで東エレクが10.08円、アドテストが5.40円、アステラスが4.66円と続いた。
マイナス寄与度は8.36円の押し下げで電通がトップ。以下、京セラが4.26円、洋缶HDが2.81円、テルモ が2.66円と並んだ。
個別では、2018年3月期の連結純利益(米国会計基準)は前期比4%増の8300億円になりそうだと発表したNTTは10日続伸し、連日で年初来高値を更新した。王子HD、日本紙などのパルプ紙株が堅調。JXTG、出光興産などの石油石炭製品株も引き締まり、味の素、アサヒ、JTなどの食料品株が買われた。
半面、半導体事業の売却に伴う債務超過の解消に向けた道筋に不透明感が広がる東芝は午後に株価が一段安となり、下落率は10%を超えた。国際帝石、石油資源などの鉱業株が軟調。住友不、野村不HDなどの不動産株や、T&DHD、MS&ADなどの保険株も売られた。
東証2部株価指数は前日比7.28ポイント高の5897.60ポイントと反発。値上がり銘柄数は224、値下がり銘柄数は225となった。
個別ではマルコがストップ高。大光、エンビプロ・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。三井住建道路、E・Jホールディングス、ベネフィット・ワン、カワニシホールディングスなど30銘柄は年初来高値を更新。大興電子通信、岡本工作機械製作所、ニッキ、ソリトンシステムズ、ジーエルサイエンスが買われた。
一方、フード・プラネットがストップ安。バナーズ、ケー・エフ・シー、ダイトーケミックス、イサム塗料、ソマールは年初来安値を更新。広栄化学工業、RVH、フライトホールディングス、アップルインターナショナル、ASTIが売られた。
05月16日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続伸、情報セキュリティー関連株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比9円66銭高い3087円91銭。年初来高値を4営業日ぶりに更新し、1991年7月2日以来およそ25年10カ月ぶりの高値を付けた。好業績銘柄に買いが集まり、相場全体を押し上げた。世界的なサイバー攻撃の広がりを受け、情報セキュリティー関連株の一角も買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で628億円、売買高は9286万株だった。
値上がり銘柄数は315、値下がり銘柄数は320となった。
個別ではイデアインターナショナル、セグエグループ、アズジェント、日本エマージェンシーアシスタンス、LCホールディングスがストップ高。ジャパンシステムは一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、山加電業、KG情報、夢みつけ隊など29銘柄は年初来高値を更新。常磐開発、日本コンピュータ・ダイナミクス、タツモ、日本一ソフトウェア、パスポートが買われた。
半面、前日まで大きく上昇していたラクオリアやアイビー、北川精機、共同ピーアールが売られた。
05月16日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=指数は続伸、買い意欲旺盛
・・・続き
東証マザーズ指数は前日比6.71ポイント高の1070.61ポイントと続伸した。
東証1部市場で日経平均株価が2万円の大台に肉薄したこともあって投資家心理は改善しており、新興市場上場銘柄への買い意欲も旺盛だった。
値上がり銘柄数は114、値下がり銘柄数は117となった。
個別では、夢展望、インターネットインフィニティ、プレシジョン・システム・サイエンス、シンシアがストップ高。ミクシィ、インタースペース、ケアネット、串カツ田中、エニグモなど15銘柄は年初来高値を更新。ソレイジア・ファーマ、エンバイオ・ホールディングス、ドリコムが買われた。
一方、バリューデザインがストップ安。G−FACTORYなど2銘柄は年初来安値を更新。フォーライフ、ジーエヌアイグループ、イノベーション、タイセイ、レアジョブが売られた。
05月16日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が上昇幅を拡大
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比26円88銭高の1万9896円73銭で始まった。日経平均株価は上昇幅を拡大している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、2.26ポイント高の1582.26で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに強含み。海外株高などを背景にした買いが継続しているが、戻り売り圧力も強く、上値の重さが目立つ。
個別では、ソフトバンクG、NTTが値を上げ、任天堂は堅調を持続している。トヨタ、SUBARUが締まり、日立、ソニーやSUMCO、Vテクはしっかり。
半面、三菱UFJ、三井住友が安く、野村、第一生命は弱含み。ファーストリテが甘く、野村不HDは利益確定売り優勢。東芝が下押している
外国為替市場では、1ドル=113円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
ランチバスケットは40件、298.85億円。差引き60億円の売り越しとの観測
05月16日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[2404]鉄人化計画
[1430]ファーストコーポレーション
05月16日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=3営業日ぶりに小幅反発。2万円に迫るも伸び悩み
16日午前の日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。
・・・続き
午前の終値は前日比6.42円高の1万9876.27銭だった。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数がともに上昇しナスダック指数は過去最高値を更新するなど好調な動きをみせたほか、為替も朝方は113円台後半と円安水準で推移していたことなどが追い風となった。
日経平均は一時、前日比128円高で2万円に迫ったが、その後急速に伸び悩んだ。午前の取引終了間際には小幅安に転じる場面もあった。
日経平均プラス寄与度トップはソフトバンクで、8.10円押し上げ。次いで東エレクが6.46円、アサヒが6.05円と続いた。
マイナス寄与度は電通が7.98円押し下げ、次いで、京セラが5.02円、テルモが3.04円と続いた。
業種別では33業種中18業種が値上がり。1位は食料で、以下、パルプ・紙、石油・石炭、空運が続いた。値下がり上位には鉱業、不動産、保険が並んだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3124億円、売買高は10億8208万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は892、値下がりは956、変わらずは160銘柄だった。
個別では、18年3月期の連結純利益は前期比4%増の8300億円になりそうだと発表したNTTは上昇した。ブイ・テクノロジーが値を飛ばし、前日人気ゲームのスマホ化が発表された任天堂も買い優勢で年初来高値更新となった。前日、18年3月期の黒字転換予想を発表したジーンズメイトがストップ高となった。富士通と日立も上げた。
半面、18年月期の純利益が3期ぶりの増益となる見通しで朝方は買いが先行した三菱UFJは売りに押された。債務超過を解消が懸念されている東芝は大幅下落した。 日本郵政がTOB検討と報道で買われていた野村不動産ホールディングスは、利益確定売りに押された。タカラレーベン、大京も売られた。
東証2部株価指数は前日比0.01ポイント安の5890.31ポイントと小幅続落。
値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は217となった。
個別では、5四半期連続で債務超過となったフード・プラネットが一時ストップ安、フライトホールディングス、イサム塗料が売られた。
半面、大光、エンビプロHDが一時ストップ高と値を上げ、カワニシホールディングス、三光マーケティングフーズなど27銘柄は年初来高値を更新した。
05月16日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続伸。値動きの軽い新興株に買い。
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比7円57銭高い3085円82銭だった。
好業績や株主還元の強化を発表した銘柄を中心に買いが入り、相場全体を押し上げた。東証1部の主力株が伸び悩むなか、値動きの軽さを好感した買いも新興株を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で389億円、売買高は5287万株。 値上がり銘柄数は319、値下がり銘柄数は286となった。
個別では、4年間で経常利益を6倍する中期経営計画を発表したアズジェントをはじめ、セグエグループ、日本エマージェンシーアシスタンスがストップ高となった。ジャパンシステムは一時ストップ高。セキュアヴェイル、KG情報など24銘柄は年初来高値を更新した。続増配を発表したフェローテックホールディングスが買われた。
一方、17年12月期1Qが赤字転落したジェイホールディングスが一時ストップ安と急落、日本モーゲージサービス、中央化学は年初来安値を更新した。アイビー化粧品、ラクオリアも下落した。
05月16日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸。PSSが赤字縮小を好感されストップ高まで買われる。
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比2.84ポイント高の1066.74だった。
値上がり銘柄数は109、値下がり銘柄数は115となった。
個別では、前日赤字幅が縮小した決算発表をしたプレシジョン・システム・サイエンスがストップ高。インターネットインフィニティ、シンシアは一時ストップ高となった。ミクシィ、じげん、ソレイジア・ファーマなど11銘柄が年初来高値を更新した。
一方、G−FACTORYが年初来安値更新した。マイネット、フォーライフなどが売られた。
05月16日 為替市況コメント
【為替】北朝鮮リスク再開も原油が買い戻されて米国債利回りが上昇し、ドルも反発
・・・続き
[概況]
NY市場で発表された5月NY連銀製造業景況指数は予想を下回り、ドルは当日安値付近(113.245円)まで下げたが、原油価格の上昇に米国債利回りも上昇してドルは反発した。
其の後発表された5月NAHB住宅市場指数は予想を上回り、原油価格の上昇もあってNY株式市場は反発して始まり、ドル買いも進んでNY市場終盤に当日高値113.860円まで反発し、ユーロは引け間際に124.920円の当日高値を付けた。
ドルは最期+48銭高の113.780円と113円台後半に乗せて引け、ユーロは政治リスク後退に+1.05円高の124.875円と124円台に乗せて引け、それ以外の主要通貨も上昇して引けた。
北朝鮮のミサイル発射で東京市場朝方はリスク回避の円買いとなったが、NY市場では原油価格の上昇もあって株価は上昇し、ドルも113円台後半に乗せる反発となった。大きな流れはドル買いと見るが上昇はゆっくりか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月16日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き) =大幅反発でスタート2万円に迫る、海外勢から買い
[寄り付き概況]
16日の日経平均株価は反発し、前日に比べ110円ほど高い1万9900円台となっている。
・・・続き
11日に付けた年初来高値1万9961円を上回り、節目の2万円に迫っている。15日の米国株高や原油価格の上昇で投資家心理が改善し、海外投資家の買いなどが先行している。
世界各国で起きる過去最大規模のサイバー攻撃を受けて、セキュリティ関連銘柄の物色が引き続き目立っている。
市場には外資系証券に朝方までに入った海外勢の注文は大幅な買い越しだったとの見方があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、小売、医薬品を除き高い。値上がり上位に石油、鉱業、機械、その他金融、ゴム製品など。
個別では、2018年3月期の純利益が3期ぶりの増益となる見通しの三菱UFJが上昇している。17年3月期の連結純利益が当初予想を大幅に上回って着地した第一生命HDも高い。クボタとコマツが上昇し、アサヒが上場来高値を更新した。
18年3月期は連結営業利益8倍超を見込むクボテックがカイ気配。18年3月期(13カ月11日間の変則決算)の単体業績予想で黒字を見込むジーンズメイトは急騰。第2四半期(17年1−6月)の連結業績予想を上方修正して自社株買いも発表したAOITYOや、RSTECH、ユニデンHDなどの上げも目立つ。
半面、東芝は大幅に下落している。野村不HDも売られている。第一三共と小野薬は安く、住友鉱は年初来安値を更新した。
17年6月期の連結業績予想を下方修正して一転赤字見通しのDLEがウリ気配。DVx、保土谷化学、ペガサスなどの下げも目立つ。
05月16日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■三菱ケミHD<4188>
IoTやAI導入戦略を本格始動
■インフォテリア<3853>
セレボとIoT開発環境提供で協業
■ワカモト<4512>
21年度に通販売上高20億円目指す
■アマダHD<6113>
富士通<6702.T>とIoT分野で連携
■日立<6501>
米シスコシスとビッグデータ用IT基盤を共同検証
■デンソー<6902>
自動運転開発で東芝<6502.T>などと協業
■曙ブレーキ<7238>
CNF使用ブレーキパッド開発中
05月16日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月16日号
05月16日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
16日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円−2万円を想定する。
現地15日の米国株式は上昇し、ナスダック総合指数は3日ぶりに史上最高値を更新。欧州の主要株式も堅調な動きとなっていることから、買いが先行するとみられる。
2万円の節目を抜けられるようなら、先高期待が一段と高まり、上値を伸ばす展開もあるとみる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(15日終値113円64−65銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比55円高の1万9945円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1200万株、買い1630万株で、差し引き430万株の買い越し。買い越しは3営業日連続。金額も買い越し。売りセクターに、銀行、繊維、化学、商社、小売、その他金融、鉄鋼、自動車、電機、機械など。買いセクターに、電機、通信、薬品、建設、サービス、精密、その他製品、化学、ゴム、小売など。
【好材料銘柄】
■AOI TYO Holdings <3975>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.7%にあたる40万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は17年5月16日から18年5月15日まで。上期経常を50%上方修正。
■ジーンズメイト <7448>
非開示だった今期経常は3億円の黒字に浮上。
■クボテック <7709>
今期経常は17倍増益へ。17年3月期決算で「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消。
■ブイ・テクノロジー <7717>
今期経常は81%増で2期連続最高益、85円増配へ。
■大光 <3160>
東証が大光を22日付で市場1部に指定替えする。
■エンビプロ・ホールディングス <5698>
今期経常を一転3%増益に上方修正、配当も5円増額。
■NCS&A <9709>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.61%にあたる30万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月16日から9月30日まで。今期経常は58%増益、2円増配へ。
■マルコ <9980>
今期経常は10倍増益へ。17年3月期決算で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消。また、株主優待制度を拡充する。
■イデアインターナショナル <3140>
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。また、株主優待制度を拡充。7-3月期(3Q累計)経常が10倍増益で着地・1-3月期は黒字浮上。
■アズジェント <4288>
前期経常は黒字浮上で着地・1-3月期(4Q)経常は21倍増益、今期業績は非開示。
■Mipox <5381>
前期経常が一転黒字で上振れ着地・今期は2.8倍増益へ。
■タツモ <6266>
1-3月期(1Q)経常は57%増益で着地。
■フェローテックホールディングス <6890>
今期経常は13%増で7期ぶり最高益、前期配当を6円増額・今期は2円増配へ。
■ITbook <3742>
今期経常は33%増で2期連続最高益更新へ。
■リミックスポイント <3825>
今期経常は21倍増益へ。
■ビーグリー <3981>
1-3月期(1Q)経常は3.7億円で着地。上期計画の4.8億円に対する進捗率は76.8%となった。
■インターネットインフィニティ <6545>
今期経常は85%増で6期ぶり最高益更新へ。
■プレシジョン・システム・サイエンス <7707> [東証M]
日立ハイテクノロジーズ <8036> と資本業務提携。全自動遺伝子検査システムと試薬の販売・開発で連携する。資本面では日立ハイテクを引受先とする231万株の第三者割当増資を実施。
【主な経済指標・スケジュール】
16(火)
【国内】
3月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
住友化、広栄化、住精化、旭ダイヤ、アバール、ムサシ、シャクリーGG
【海外】
独5月ZEW景況指数(18:00)
米4月住宅着工件数・建設許可件数(21:30)
米4月鉱工業生産指数・設備稼働率(22:15)
《米決算発表》
ホーム・デポ、TJXカンパニーズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月15日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し85ドル高 原油高を好感や情報セキュリティー関連株に買い
・・・続き
15日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発した。前週末比85ドル33セント高の2万0981ドル94セントで終えた。
ナスダック総合株価指数、S&P500種株価指数はともに史上最高値を更新した。
サウジアラビアとロシアが9か月間の原油減産延長に合意し、原油相場の上昇で買いが先行した。シェブロンやエクソンモービルが買われ、鉱山機械の需要回復期待からキャタピラーも買われた。
北朝鮮が新たなミサイル発射実験を行うなど、地政学リスクへの警戒感が強まる中、世界的に発生したサイバーテロ攻撃を受けて、情報セキュリティー株に買いが広がり、終日堅調推移となった。
世界で猛威を振るっているサイバー攻撃の被害が少なくとも150カ国で20万件以上にのぼると伝わり、サイバー防衛関連の需要が膨らむとの思惑が広がった。ネットワーク機器からセキュリティー関連に事業の軸足を移しているシスコシステムが買われ、ダウ平均を押し上げた。幅広いセキュリティー関連株が物色され、ナスダック指数やS&P500指数の上昇をけん引した。
NY連銀が発表した5月の製造業景況感指数は市場予想に反して低下し、マイナス1.0と「縮小」局面に入った。一方、全米住宅建設業協会(NAHB)がまとめた5月の住宅市場指数は、市場の横ばい予想に対して上昇した。米経済指標は強弱まちまちで、株式相場の反応は限られた。
ナスダック指数は続伸し、前週末比28.442ポイント高の6149.674で終えた。セキュリティー関連株のほか、グーグルの持ち株会社アルファベットなどが買われ、指数を押し上げた。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や各種金融が上昇する一方でメディアや電気通信サービスが下落した。
サイバー攻撃を受けてセキュリティーソフトの需要拡大を予想する見方から、シマンテック(SYMC)やパロアルトネットワークス(PANW)、ファイア・アイ(FEYE)など情報セキュリティー株が軒並み上昇した。医薬品受注製造のパセオンを買収すると発表した分析機器メーカー、サーモフィッシャーサイエンティフィックも上昇した。格付会社のムーディーズ(MCO)は、欧州の同業ビューロー・ヴァン・ダイクと約3.27億ドルで買収合意し買われた。
一方、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)はモルガン・スタンレーによる投資判断引き下げを受け下落した。アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックなどこれまで相場上昇をけん引してきた大型IT(情報技術)株の一角には利益確定目的の売りが目立った。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,981.94+85.33
S&P500種
2,402.32+11.42
ナスダック
6,149.674+28.442
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は反発した。6月物は前週末比130円高の1万9945円で引け、前日の大阪取引所終値を55円上回った。円安に加え、原油高を背景に米株が上昇し、日経平均先物を支えた。6月物は一時1万9955円まで上げた。15日の安値は1万9755円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19945 ( +55 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19950 ( +60 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7454.37(+18.98)
FTSE100種総合株価指数は8日続伸した。前週末終値に比べ18.98ポイント高の7454.37となり、先週末に付けた最高値を更新して引けた。構成銘柄の半数以上が下落したものの、鉱業株と石油株が上昇し、相場全体を押し上げた。
金属相場の上昇を追い風に鉱業株が軒並み上げ、指数の上げを主導した。アングロ・アメリカンと資源商社のグレンコアの上げが目立った。
半面、旅行のTUIが大幅下落した。今夏業績には強気の見通しを示したものの、トルコなどの需要鈍化が影響し、四半期業績が軟調だったことが嫌気された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12807.04(+36.63)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前週末比36.63ポイント(0.29%)高の12807.04となり、前週末に付けた最高値を更新した。
電力のRWEが高かった。エーオンも連れ高した。欧州の長期金利上昇を背景に銀行株も上げた。一方、放送大手のプロジーベンザット1メディアが大幅安で引けた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5417.40(+11.98)
05月15日 マーケットコメント
05月15日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、地政学リスクで上値が重たく推移。
・・・続き
[概況]
15日、東京時間の米ドル円は、朝鮮半島情勢を巡るリスク回避の動きから113円前半での推移となった。
14日の北朝鮮によるミサイル発射や北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が報道で、ミサイル発射は大型核弾頭の搭載実験が目的で、金委員長は米国に対し「米国本土が北朝鮮の攻撃の射程内にある。」と警告した、と伝わるとリスク回避の円買いが優勢となった。
そのため、北朝鮮リスクを警戒して米ドル円は、113.00円から113.50円の狭いレンジでの振幅となった。
現在、欧州時間に入ると、朝鮮半島情勢を巡るリスク回避の動きは一服し、113.74円まで回復する場面も見られる。
明日16日に北朝鮮のミサイル発射に対する国連安全保障理事会の非公開緊急会合を開催する予定となっているため、朝鮮半島情勢を巡るリスク回避の動きから上値の重たい展開が続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月15日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=小幅続落 地政学リスク再燃で投資家心理悪化も押し目買い意欲旺盛
【大引け概況】
15日の日経平均株価は続落した。終値は前営業日比14円05銭安の1万9869円85銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:46秒 容量:7.71M
過去のマーケット動画はこちら
前週末のNYダウが軟調だったことや、足もと為替が円高傾向に振れたことで売り優勢の展開となった。
円相場の強含みや地政学リスクの再燃で、投資家心理が悪化。節目となる2万円を前に利益確定売りが優勢となった。
半面、相場の先高観から投資家の押し目買い意欲は強く、大引けにかけて下げ幅を縮めた。
JPX日経インデックス400は小幅に反発した。終値は前週末比1.77ポイント高の1万4113.46だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落し、0.71ポイント安の1580.0で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6519億円。売買高は21億5577万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1057と全体の5割以上を占めた。値上がりは854、変わらずは104銘柄だった。
業種別では、鉄鋼、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位だった。一方、不動産業や水産・農林業は3%を超える上昇となった。
値下がり寄与トップはソフトバンクが-18円48銭、次いでファーストリテイリングがー12円93銭となり、2銘柄で日経平均を約31円押し下げた。
半面、値上がり寄与トップは、17年3月期決算が市場予想を大きく上回ったスズキが11円37銭、次いで資生堂が8.63円と続いた。
個別では、いすゞは今期の純利益見通しが市場予想を下回り、大幅安。SUBARUや日産も下落した。三菱UFJやりそなHDが安く、新日鉄住金も下げた。
半面、12日に前期決算を発表した日立やスズキが上昇。日本郵政による買収の話が伝わった野村不動産ホールディングスは値幅制限上限で買い物を残した。任天堂は、人気ゲーム「ゼルダの伝説」のスマホ版の開発をしていると伝わり、一時3万円台を回復した。その他、日立製作所、ディー・エヌ・エーも買いが優勢だった。
東証2部株価指数は前営業日比2.23ポイント安の5890.32ポイントと3日ぶりに反落した。
個別では、ダイヤモンド電機がストップ安。西菱電機、瑞光など8銘柄が年初来安値を更新した。 半面、ウェーブロックホールディングス、南海プライウッドがストップ高。テクノスマートは一時ストップ高と値を飛ばした。パシフィックネット、ペッパーフードサービスなど23銘柄が年初来高値を更新した。
05月15日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=3営業日ぶりに反発。業績発表を材料とした個人投資家の物色買いが広がる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比4円31銭高い3078円25銭だった。 午前は利益確定目的の売りに押されたが、午後に上昇に転じた。企業の業績発表を材料とした個人投資家の物色買いが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で571億円、売買高は8274万株。
値上がり銘柄数は309、値下がり銘柄数は344となった。
個別では、日本一ソフトウェア、セグエグループ、ラクオリア創薬、メイコー、ジャパンシステムストップ高、アイビー化粧品、東北化学薬品は一時ストップ高となった。その他、アイケイなど47銘柄が年初来高値を更新した。
半面、18年3月期の経常利益が36.2%減と見込む日本モーゲージサービスがストップ安。アスコット、ジオネクストなどが年初来安値を更新した。
05月15日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3営業日ぶり反発、時価総額の大きいミクシィなどが午後上げ幅を広げる
・・・続き
東証マザーズ指数も3営業日ぶりに反発した。前営業日比3.47ポイント高い1063.90だった。
値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は126となった。
個別では、エニグモ、じげんなど13銘柄が年初来高値を更新した。ミクシィをはじめ、ゲーム関連のアカツキやサイステップも上昇した。
半面、創薬ベンチャーのそーせいやソレイジアが下落し、ビーロット、インソース、アライドアーキテクツ、ディー・ディー・エスは売られた。
05月15日 アフターランチ
「マド」
紙芝居を見れば「マド」が2つ。
・・・続き
4月21日18648円→4月24日18840円。
5月2日19464円→5月8日19705円。
概ね200円程度のマド。
いずれもマクロン仏大統領選に絡んだ上昇だったと考えられようか。
2回あいたマドは3回明けるのがお約束というセオリーもある。
となるとあと1回の窓に期待というところだろう。
雲から見てみると、一目均衡の雲は6月13日に白くねじれ。
勝手雲は5月11日に白くねじれて5月25日には上限が19733円まで上昇する。
雲をサポートとすれば、あと2週間くらいは強い動きとみても悪くはない。
5月連休明けの一段高。
日経平均・TOPIXともに年初来高値を更新した。
大和のレポートは「1990年代以降で日経平均が5月に当時の年初来高値を更新した年の株価推移」。
↓
1993年 5月10日21054円 その後の高値9月13日21148円
1994年 5月31日20973円 同6月13日21552円
1997年 5月19日20489円 同6月16日206781円
1999年 5月6日17300円 同12月30日18934円
2001年 5月7日14529円 同年内更新なし
2002年 5月23日11979円 同年内更新なし
2009年 5月29日9522円 同8月26日10639円
2013年 5月22日15627円 同12月30日16291円
2015年 5月29日20563円 同6月24日20868円
1999年はITバブル、2013年はアベノミクス相場の初動。
今回はトランプ相場と考えれば12月30日高値となっても不自然ではなかろう。
日経ヴェリタスで紹介された米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏のコメント。
「バークシャー・ハザウェイ株主総会ルポ」である。
ウォーレン・バフェット氏の発言から探る投資のヒント。
「自社株買いは歓迎する。その会社以上にその会社のことを理解しているものはいない」。
「純資産は大事な指標だ。たとえ欠点があるとしても」。
「EBITDA(利払いと税金、焼却費用を足し戻した利益)は有害だ」。
(櫻井)。
05月15日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落、地政学リスクや円高を意識され利食いに押される
15日午前の日経平均株価は続落した。
・・・続き
午前の終値は前日比41円75銭安い1万9842円15銭だった。
前週末の米国株市場でNYダウが4日続落と調整色を強めていることや北朝鮮の地政学リスクのくすぶり、外国為替市場で1ドル=113円30銭近辺の推移と円高方向に振れていることなどから、引き続き利益確定の動きに押される展開となった。
一方、個別には好業績銘柄を中心に物色意欲は維持されており、不動産株や好収益が期待される銘柄への買いが全体を支えた。
業種別では33業種中、値上がりが12業種、値下がりが21業種、値上がり上位に不動産業、パルプ・紙、サービス業など。値下がり上位は鉱業、石油・石炭、鉄鋼となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3141億円、売買高は11億290万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は734、値下がりは1176、変わらずは104銘柄だった。
個別では、売買代金首位のソフトバンクグループが値を下げた。みずほなど銀行株も冴えない。今期が減益になると予想したセガサミーも下げた。 半面、日本郵政による買収検討が伝わった野村不HDは大幅に上昇し、三井不と住友不も買われた。今期増益の見通しの日立製作所が商いを伴い大幅高となった。 2017年3月期決算の発表期限が15日の東芝が高かった。
東証2部株価指数は前日比6.53ポイント安の5886.02ポイントと3日ぶり反落した。
値上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は259となった。
個別ではフード・プラネットがストップ安、瑞光、イクヨなど7銘柄は年初来安値を更新した。
半面、南海プライウッドがストップ高となり、パシフィックネット、ペッパーフードサービスなど16銘柄は年初来高値を更新した。
05月15日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=小幅続落、売り優勢も個人投資家の物色旺盛
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前週末比2円42銭安の3071円52銭だった。 新興企業向け株式市場でも利益確定目的の売りが優勢だったが、個人投資家の個別株物色は旺盛で、前週末12日に好業績を発表した銘柄には買いが向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で359億円、売買高は4963万株。 値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は348となった。
個別では、谷商会、三信建設工業、ジオネクスト、アスコット、遠藤製作所が年初来安値を更新した。パピレス、サン電子などが売られた。
半面、純利益が倍増する見込みのメイコーがストップ高。アイビー化粧品、東北化学薬品は一時ストップ高と値を飛ばした。増益見通しを発表したユニバーサルも買われた。
セキュリティー関連銘柄ではアズジェントやテリロジーが買われた。
05月15日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続落、そーせい、ソレイジアなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。午前終値は前日比1.01ポイント安の1059.42だった。
値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は135となった。
個別では、時価総額の大きいそーせいが値を下げ指数を下げた。旅工房、ソレイジアなど直近IPO銘柄も安い。 半面、アカツキやミクシィ、じげんは上昇した。グレイステクノロジー、オロなども高い。
05月15日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[6264]マルマエ
[3371]ソフトクリエイトホールディングス
05月15日 為替市況コメント
【為替】北朝鮮リスク再燃でドルの上値は重いか
・・・続き
[概況]
12日に発表された米国の経済指標は好悪マチマチだったが、小売売上高への期待が大きかった分、予想を下回った時の失望も大きかった模様で、発表後にドルは113円台前半に落ちる急落となり、NY株式市場はダウが4日続落で引けた(ナスダックは上昇)。
また14日(日)には北朝鮮が再びミサイル発射を行い週明けの東京外国為替市場は円買い優勢で始まったが、ドルは113円台を維持している。
今週の米国は15日(月)が5月NY連銀製造業景気指数、3月対米証券投資、16日(火)4月住宅着工・許可件数、4月鉱工業生産・設備稼働率、17日(水)MBA住宅ローン申請件数、18日(木)新規失業保険申請件数、5月フィラデルフィア連銀景況指数、4月景気先行指数、19日(金)ナシとなっている。
先週は米国の第1四半期GDPの落ち込みが一時的なものとされてドルは114円台まで上昇したが、其の後は株価の下落やシカゴ連銀総裁の発言「インフレ見通しが不透明ならば、利上げは1回で良い」などもあって113円台前半に落ち、更に前述の北朝鮮による再度のミサイル発射でリスク回避の円買いが再燃する可能性が出て来た。
今週も基本的にはドル高の流れ継続を予想しているが、北朝鮮リスクで上値は重くなるかも知れない。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月15日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=37.88円安 下げ渋り。好業績銘柄や不動産に買い
[寄り付き概況]
15日の東京株式市場で日経平均株価は売り先行で続落した。
・・・続き
午前10時の日経平均株価は前日比33円88銭安い1万9846円02銭だった。
寄付直後から下げ幅を縮小している。決算を受けた好業績銘柄の物色が目立つほか、 世界各国で起きる過去最大規模のサイバー攻撃を受けてサイバーセキュリティ関連銘柄に関心が向かっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)もやや下げ幅を縮めた。
為替市場では、ドル円は113円40銭台で推移、日本株の下落は想定内の動きとみられている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7811億円、売買高は6億8671万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1263、値上がりは635、変わらずは115銘柄だった。
個別では、「日本郵政が野村不HDを買収する検討に入った」と記事が報じられ、野村不HDは買い気配が続いている。 他の不動産株にも買いが波及し、三井不や住友不、菱地所が一段高となった。前期決算内容及び今期計画が共に市場予想を上回る結果となった日立が買われている。
225先物はGS・アムロ・ドイツ・パリバ・バークレイズが買い越し。 日興・JP・野村・クレディ・メリルが売り越し。 TOPIX先物はUBS・大和・バークレイズ・みずほが買い越し。 ソジェン・JP・メリル・GSが売り越し。
外資系等はLIXILビバ(3564)、アルバック(6728)、 スズキ(7269)、住友林(1911)、住電工(5812)、 日立(6501)、ネクソン(3659)、アズビル(6845)、 ニチイ学館(9792)、マツキヨ(3088)、ロート(4527)、 ショーボンド(1414)、タカラバイオ(4975)、SUMCO(3436)、 関電工(1942)、BS(5108)、資生堂(4911)に注目。
テクニカル的には鹿島(1812)、前田建(1824)、 青木あす(1865)、新日建(1879)、日ビルド(1916)、 帝国繊維(3302)、クスリアオキ(3529)、ダイセル(4202)、 田辺三菱(4508)、住友理工(5191)、洋鋼鈑(5453)、 三洋工(5958)、中央発条(5992)、東芝機械(6104)、 フジキカイ(6134)、SMC(6273)、オカダアイヨン(6294)、 ダイコク電(6430)、新家工(7305)、トランザ(7818)、 高島(8007)、オンワード(8016)、ルック(8029)、 阪和興(8078)、エスリード(8877)、京成(9009)、 共栄タ(9130)、住友倉(9303)、NTT(9432)、 東電(9501)が動兆。
05月15日 カタリストコメント
「2ケタ増益だった」
週末のNY市場はマチマチの動き。
・・・続き
NYダウとS&P500は続落。
NASDAQは小幅高となった。
週足ではNYダウが0.5%、S&Pが0.4%下落。
NASDAQは0.3%上昇。
悪材料視されたのは4月の米小売売上高の前月比0.4%増での着地。
市場予想の0.6%増には届かなかったことで小売セクターに対する売り圧迫要因となった。
「雇用や所得を示す指標が良好にもかかわらず、消費は拡大しておらず懸念材料」という指摘がある。
また4月のCPIが前年同月比2.2%上昇で着地。
前月の2.4%上昇から伸びが鈍化し市場予想の2.3%上昇を下回ったことも悪材料視された。
利上 げ観測が後退し金融セクターの下落要因となった。
年内さらに2度の利上げ確率は約46%。
指標発表前の54%から低下した。
英FT100指数は8日続伸。
週末の東京株式市場は3日ぶりの反落。
ただ今週の日経平均は年初来高値を更新。
週間では438円の上昇。
週足では4週連続で陽線。
「節目の2万円はつけられなかったが19800円台で週を終えたのは上々の結果」という声も聞こえる。
SQ値は19991円だったがクリアすることができず「幻のSQ値」。
ここを越えれば2万円は目と鼻の先になる。
225先物大証夜間取引終値は日中比80円安の19800円。
日経平均の25日移動平均からの乖離はプラス4.6%と低下。
空売り比率は38.5%と上昇。
日経VIは14.55。
日経平均採用銘柄のPERは15 .11倍まで低下。
EPSは1315円(前日1288円)と1日で1300円台を回復した。
土曜・日曜に北朝鮮はミサイル発射。
サーバーテロが世界中で発生。
ネガティブな報道には事欠かない週末だったが・・・。
「2期連続増益へ」というのが土曜の日経朝刊の見出し。
社数で全体の85%、時価総額で92%が通過した時点の18年3月期純利益。
前期比4%増の21兆8196億円。
前17年3月期は21%増の20兆9005億円だった。
ここで考えておきたいのは前期21%増益と言う現実。
円高だなどと悪材料満載の印象でも21%増益。
日本企業の稼ぐ力は間違いなく強化されたきた。
因みに昨年3月終値は16758円、3月月中平均は16897円。
これが1年で21%増益だったのだから概ね20445円と言うのが妥当と考えて良いだろう。
今年3月の月中平均は19440円。
これが4%増益ならば20217円。
少なくとも2万円という数字が望外の希望でないと分かろうか。
そして225採用銘柄のEPSは1315円。
PER16倍で21040円。
5月17日が株高のアノマリーの日というのも気にかかるところ。
日曜日経では「新興国、株・債券・通貨トリプル高」の見出し。
サブは「米利上げでもマネー注入」だ。
アメリカのバラマキ的金融緩和が世界の新興国市場に流入。
だからアメリカの金融緩和縮小は世界株安になると言っていたのは一昨年。
これがまるでお門違いだったということになる。
何年か経って間違いが是正されるのがマーケットでもあろう。
そして起こっているのは「株と通貨、債券が同時に買われるトリプル高」。
これが25年前の世界の常識だった。
本来の姿であること間違いない。
株と通貨、債券のアンバランスな動きはどこかで是正されるに違いない。
(兜町カタリスト櫻井)
05月15日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月15日号
05月15日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
今週の日経平均株価は堅調展開か。
・・・続き
下値の堅さから押し目買い意欲は強く、決算通過から改めて節目の2万円への意識が高まることになろう。
今週の日経平均株価の予想レンジは、1万9500〜2万200円とする。
物色は、個別銘柄中心となるだろうが、次第に好業績株の見直しが進むほか、アク抜け感からテーマ株や期待材料のある銘柄にも物色が向かうだろう。マザーズ指数や日経ジャスダック平均もしっかりした値動きが想定される。
【注目の開示銘柄】
■日立製作所[6501]
2017年3月期連結決算(IFRS)を発表。売上収益は前の期比9%減の9兆1622億円、営業利益が8%減の5873億円、当期純利益は34%増の2312億円だった。2018年3月期は売上収益が前期比1%減の9兆500億円、営業利益が7%増の6300億円、当期純利益は30%増の3000億円を見込んでいる。税負担が低減することで純利益が膨らみ前期に続いて最高益を更新する。為替は1ドル=110円、1ユーロ=115円を想定。年間配当は未定とした。
12日終値は624.6円(▲7.1)
■スズキ[7269]
2017年3月期連結決算を発表。売上高は前の期比0.3%減の3兆1695億円、営業利益が37%増の2666億円、当期純利益は37%増の1599億円だった。日本、インド、欧州等での四輪車販売が好調だったほか、為替が想定より円安なったことも利益を押し上げた。2018年3月期は売上高が前期比7%増の3兆4000億円、営業利益が10%減の2400億円、当期純利益は9%減の1450億円を見込んでいる。年間配当は横ばいの44円とする方針。
12日終値は4871円(▲129)
■リクルートホールディングス[6098]
2017年3月期連結決算を発表。売上高は前の期比16%増の1兆8399億円、当期純利益は32%増の854億円だった。販促メディア、人材メディア、人材派遣の各事業とも好調だった。2018年3月期は売上収益が前期比7%増の2兆840億円、当期純利益は10%減の1220億円を見込んでいる。なお、6月30日を基準日として1株を3株に分割する方針も併せて明らかにした。
12日終値は5960円(△20)
【主な経済指標・スケジュール】
15日(月)
【国内】
4月国内企業物価指数(8:50)
4月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
大正薬HD、味の素、ソニーFH、テンプHD、アサヒ、電通、出光興産、日郵政、かんぽ、ゆうちょ、メディパル、あおぞら、オリックス、T&DHD、NTT、三菱Uリース、飯田GHD、洋缶HD、三菱UFJ、三住トラスト、第一生命、みずほ、三井住友、グリコ、近鉄GHD、DIC
【海外
中国4月鉱工業生産高
中国4月小売売上
米5月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月13日 マーケットコメント
05月13日 為替市況コメント
【為替】米経済指標の結果を受け、米ドル円は下落。
・・・続き
[概況]
12日、欧米外国為替市場の米ドル円は、米経済指標の結果を受け、軟調となった。4月米消費者物価指数(予想:前年比2.3% 結果:前年比2.2%)や4月米小売売上高【速報】(予想:前月比0.6% 結果:前月比0.4%)が市場予想値を下回った事などを受け、米ドル円は一時113.185円まで下落。
その後も、米ドル円は113円台半ば付近では上値が重く推移し、本営業日の取引を113.300円で終了している。
一部の市場関係者からは、今回の指標を受け、6月米利上げに対する確信がやや揺らいでいるとのことだ。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表転換線(113.075)付近を推移しており、この113円付近のラインがサポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月13日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月13日号
05月12日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落22ドル安、軟調な小売決算や経済指標を嫌気
・・・続き
12日のNYダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比22ドル81セント安の2万0896ドル61セントと4月24日以来ほぼ3週ぶりの安値で終えた。
主要小売決算が嫌気され、売りが先行した。4月小売売上高が予想を下振れたほか、4月消費者物価指数が前年同月比で伸び悩んだことで米景気鈍化の懸念が拡大した。一方で、ハイテク大型株が選好され、アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)が過去最高値を更新し、下値は限られた。
小売企業で相次ぐ低調な四半期決算や市場予想を下回る米経済指標を受けて、投資家心理が悪化し売りが優勢になった。
経済指標も売りを誘った。4月の小売売上高は前月比で市場予想ほど増えず、自動車・関連部品を除く売上高も予想を下回った。2、3月分は上方修正されたが、個人消費の伸び悩みへの警戒感が強まった。
4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が前月から縮小した。エネルギー・食品を除くコア指数の伸びも小幅にとどまった。米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指標の個人消費支出(PCE)デフレーターの伸び率も縮小するとの思惑を誘った。米長期金利が低下し、利ざやが縮小するとの見方から金融株などが売られた。
ナスダック総合株価指数は反発し、同5.268ポイント高の6121.232で終えた。アップルやアマゾンなどの上昇が指数を押し上げた。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や公益事業が上昇する一方で食品・生活必需品小売や自動車・自動車部品が下落した。
百貨店のJCペニー(JCP)とノードストローム(JWN)は既存店売上高が予想を下回り、大幅下落。メーシーズへの売りも続いた。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)はドイツ銀行による投資判断引き下げを受け、軟調推移。
開発中の片頭痛の治療薬の認可を当局に申請すると発表した製薬のイーライ・リリーは買いが先行したが小安く終えた。
一方、製薬のアストラゼネカ(AZN)は肺がん治療薬の臨床試験結果が好感され、上昇。
特殊ガラスのコーニングが上昇。アップルが新たに設立した製造業向けファンドから2億ドルを受け取ることが明らかになったのが好感された。宝飾品のティファニー(TIF)はゴールドマンサックスによる投資判断引き上げを受け、買われた。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,896.61−22.81
S&P500種
2,390.90−3.54
ナスダック
6,121.232+5.268
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続落。6月物は前日比50円安の1万9815円で取引を終えた。大阪取引所の終値を65円下回った。市場予想を下回る米経済指標の発表などを受けて米景気の先行きに対する楽観的な見方がやや後退した。米株式市場で主要な指数が下げ、日本株先物もつられて下げた。
(ドル建て)
O 19885
H 19955
L 19795
C 19820 大証比-60(イブニング比+20)
(円建て)
O 19870
H 19950
L 19780
C 19815 大証比-65(イブニング比+15)
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は7営業日続伸し、3月に付けた過去最高値を更新した。前日終値に比べ48.76ポイント高の7435.39で引けた。構成銘柄の6割が上昇した。
医薬品のアストラゼネカが急伸し、指数の上げに貢献した。肺がん治療薬のトライアルで効果が見られたとの報告が好感され、1割近く上げた。
半面、銀行のロイズ・バンキング・グループをはじめ銀行株はほぼ全面安となった。前日上昇した鉱業株は利益確定目的の売りに押された。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反発し、10日に付けた過去最高値を更新した。終値は前日比59.35ポイント(0.47%)高の12770.41だった。
ドイツテレコムが大幅上昇した。医薬・化学大手のメルクと医療機器のフレゼニウスも高かった。一方で鉄鋼のティッセン・クルップと自動車のBMWが安かった。
05月12日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
【今週の相場概況】【来週の相場展望】
・・・続き
【今週の相場概況】
今週は強い動きとなった。仏大統領選の決選投票が波乱のない結果となったことから、連休明けの日経平均は450円高と大幅上昇。これまで抵抗となっていた1万9500円どころを大きく上回り、年初来高値を更新した。
その後も為替市場で円安が進行したことが追い風となり、連日で高値更新の動きとなった。良好な地合いを受けて決算銘柄を中心に個別物色も活況となった。節目の2万円にはあと一歩届かず、日経平均は週間では約438円の上昇となり、週足では4週連続で陽線を形成した。
【来週の相場展望】
来週は堅調展開を予想する。
連休明けの日経平均が一段高となり年初来高値を更新したことから、下げづらい地合いが醸成されると予想する。日経平均の2万円乗せが一つの焦点となるが、仮に届かなかったとしても、直近で為替が大きく円安に振れたことが下支え要因となり、大きく崩れる展開にはならないと考える。
国内指標では17日の3月機械受注や18日の1-3月期GDP発表などが注目される。米国ではNY連銀製造業景気指数や鉱工業生産など指標発表がいくつかあり、これらがドル高・円安を誘因するようなら、日本株をもう一段底上げする展開も期待できる。
日経平均株価の想定レンジは、1万9500〜2万100円とする。
ただ、市場関係者からは「4月14日の安値1万8335円(終値ベース)をつけてから短期間(4月15日から11日まで出16営業日)に1600円幅を超える急上昇を演じ、12日終値での東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は131%と、一般的に過熱ぎみとされる120%を大きく上回っており、追加のプラス材料が無いと上を買い進み難いのが実感」との見方が出ていた。
05月12日 為替市況コメント
【為替】米ドル円の上値が重い。
・・・続き
[概況]
12日の東京外国為替市場は、材料乏しく各通貨とも小動きとなっている。そんななか米ドル円は113円台後半を中心に推移。
欧州時間に入ると売り圧力が強まり安値113.540円まで下落している。この後の米ドル円の動向は発表される複数の米経済指標に左右されそうだ。
仮に良好な結果が続くようであれば、台頭する米国の早期利上げ観測を後押しすることとなり、米ドル円は一段と水準を切り上げる可能性が高く、その場合の上値目標は昨日の高値114.380円近辺が意識されそうだ。
米経済指標は21:30に消費者物価指数と売上高が、23:00にミシガン大消費者信頼感指数が発表される。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月12日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=77円安、米株安や円高背景に3日ぶり反落
【大引け概況】
12日の日経平均株価は3日ぶりに反落した。終値は前日比77円65銭安の1万9883円90銭だった。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分17秒 容量:13.17M
過去のマーケット動画はこちら
前日の米国株式市場で株価指数が下落し、投資家が運用リスクを取る姿勢をやや後退させた。節目である2万円に近づき、海外投資家や個人投資家の利益確定売りも出た。
外国為替市場で円相場が強含み、株価指数先物に短期的な取引を手がける投資家の売りが出て現物株の売りにも波及した。ただ株主還元を強化する銘柄に押し目買いが入り、下げ幅は小さかった。
戻りは限定された。きょうは決算発表のピークで週末要因もあり、全般は様子見気分が尾を引いた。
きょう算出の日経平均先物ミニ・オプション5月限のSQ(特別清算指数)値は1万9991円27銭で、日経平均株価がSQ値にタッチしない「幻のSQ」となった。
JPX日経インデックス400は3日ぶりに反落し、前日比50.79ポイント安の1万4111.69だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落し、6.15ポイント安の1580.71だった。
12日寄り付きでは日経平均先物ミニ・オプション5月限のSQ(特別清算指数)値の算出に関連した注文が入り、売買が膨らんだ。東証1部の売買代金は概算で2兆9645億円。売買高は22億4862万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1140と全体の57%を占めた。値上がりは734、変わらずは141銘柄だった。
個別では、米携帯電話子会社のスプリントとTモバイルUSの経営統合を提案すると伝わったソフトバンクは反落した。
株価指数先物に売りに伴い、ファストリやファナックなどの値がさ株が下げた。今期連結純利益を前期比5%減と見込むコニカミノルの下げが目立った。トヨタやスズキが下落し、菱地所も下げた。住友鉱は年初来安値を更新し、三菱UFJや東京海上が軟調だった。
コマツ、ネサスエレクトロニクスも安い、東邦亜鉛が急落、日立造船も大幅安となった。TOWAなどの下げも目立つ。
一方、自社株買いを発表した丸井Gは大幅高となった。1〜3月期が最終増益だった楽天が大幅に上昇し、増配を発表したKDDIやJXTGが上昇し、日東電や東電HDも上げた。
第1四半期(17年1−3月)の連結決算で黒字転換のKLabやエムアップがストップ高。18年3月期の連結業績予想で大幅増収増益のIDECも大幅高。
大林組によるTOB(株式公開買い付け)実施で前日ストップ高配分の大林道(監理)は連騰。17年3月期の連結業績予想を上方修正した東京機 <6335> や、18年3月期は連結営業利益37.8%増を見込み増配予定の富士機製などの上げも目立った。
東証2部株価指数は前日比25.86ポイント高の5892.55ポイントと続伸。
値上がり銘柄数は191、値下がり銘柄数は253となった。
個別では、富士ピー・エス、マーキュリアインベストメントが一時ストップ高と値を飛ばした。鈴縫工業、SYSKEN、三光マーケティングフーズ、パシフィックネット、ニチリン、石原ケミカル、ゼニス羽田ホールディングスが買われた。
一方、フード・プラネットが一時ストップ安と急落した。戸上電機製作所、象印マホービン、あじかん、中西製作所、日本ギア工業などが売られた。
05月12日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=続落、下値では押し目買いも
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら続落した。終値は前日比7円84銭安の3073円94銭だった。先高期待は強いものの、日経平均株価が軟調に推移したことから、ひとまず利益確定売りが出て終日安値圏で推移した。ただ好業績の内需銘柄も多く、下値では押し目買いも入り下げ渋った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で556億円、売買高は8063万株。
値上がり銘柄数は272、値下がり銘柄数は376となった。
個別では、守谷商会、アズマハウス、ビーイングが年初来安値を更新。アエリア、平田機工やケアサービスが下落した。
一方、データリンクス、ポラテクノ、アイビー化粧品、曽田香料がストップ高。ミズホメディー、エヌエフ回路設計ブロック、クルーズやエンジャパンが上昇した。
05月12日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続落、下値では押し目買いも
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比8.72ポイント安い1060.43だった。
決算内容を材料に個別物色が目立つ中、週末で持ち高調整目的の売りに押される展開となった。値上がり銘柄数は74、値下がり銘柄数は153となった。
個別では、アカツキ、そーせい、ディディエ、日本動物高度医療センターが下げた。
一方、ケアネットがストップ高。アトラエは一時ストップ高と値を飛ばした。
午後に好業績を発表した力の源HD、ミクシィやカヤックが上げた。
05月12日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[7564]ワークマン
[4847]インテリジェントウェイブ
05月12日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比133円32銭安の1万9828円23銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、11.35ポイント安の1575.51で始まった。
外国為替市場では、1ドル=113円60銭台での推移と、朝方に比べて円高・ドル安が進行している。アジアの主要株式市場は、総じて軟調な値運びとなっている。
225型の大幅な買い越しによってSQ値が19991.27円と大きく乖離していることもあり、幻のSQとして手掛けづらくさせるだろう。個別決算を見極めつつ、短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。
ランチバスケットは24件、364.42億円。差引き70億円の売り越しとの観測。
05月12日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反落、円高基調で先物に売り。
12日午前の日経平均株価は反落した。
・・・続き
午前の終値は前日比138円27銭安い1万9823円28銭だった。 外国為替市場で円相場が113円台後半へとやや円高方向に振れ、株価指数先物に売りが出た。
オプションSQ算出に絡み寄り付きは売り買い交錯のなか小幅安でスタートしたものの、その後次第に下げ幅を広げる展開となった。
オプションSQ絡みで全体売買代金は膨らんでおり、前引け段階で1兆5000億円を超えた。
業種別では33業種中、値上がりが4業種、値下がりが29業種、値上がり上位に電気・ガス、サービス業、小売業など。値下がり上位は非鉄金属、輸送用機器、ガラス・土石となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5794億円、売買高は11億8192万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は512、値下がりは1385、変わらずは118銘柄だった。
個別では、ソフトバンクグループ、ファーストリテーリングなど値がさ株が軟調、2018年3月期の連結純利益を前期比5%減と見込むコニカミノルが一時9%安となった。 2期連続で営業減益を見込む日立造はおよそ半年ぶりの安値まで下落した。
半面、KLabがストップ高、1〜3月期の連結純利益が前年同期比2.1倍だった楽天が物色人気を集め、自社株買いを発表した丸井Gが一時13%高となった。 増配を発表したKDDIも買われた。
東証2部株価指数は前日比19.18ポイント高の5885.87ポイントと続伸。値上がり銘柄数は169、値下がり銘柄数は253となった。
個別ではカワサキ、自重堂など13銘柄が年初来高値を更新した。
半面、シャープ、ゼニス羽田ホールディングス、ウェーブHD、南海プライウッドが買われた。
05月12日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=続落、週末控え利益確定売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。午前の終値は前日比8円01銭安の3073円77銭となった。 引き続き年初来高値圏にあり、週末を迎えひとまず利益を確定する目的の売りが出やすかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で336億円、売買高は4436万株。 値上がり銘柄数は233、値下がり銘柄数は374となった。
個別では、アズマハウス、守谷商会が年初来安値を更新。エスプール、アエリア、ケアサービスが売られた。
半面、データリンクスがストップ高。クルーズ、セリアなどが買われた。
05月12日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続落、ピクスタ、グランディーズなどが売られる
・・・続き
東証マザーズ指数は続落した。午前終値は前日比8.85ポイント安の1060.30だった。
値上がり銘柄数は54、値下がり銘柄数は171となった。
個別では、ピクスタ、グランディーズ、アカツキやそーせいが売られた。 半面、ミクシィ、アセンテックなど3銘柄が年初来高値を更新。カヤックやメディア工房が買われた。
05月12日 為替市況コメント
【為替】良好な米経済指標もドルは利益確定売りに113円台に反落
・・・続き
[概況] 東京時間に当日高値114.380円まで上昇したドルは其の後値下がりして114円を割れ、NY市場で発表された新規失業保険申請件数や4月生産者物価指数の良好な結果に114円台を回復した。
しかし戻りを売られて114円を割り込み、NY株式市場が下落して始まると序盤に当日安値113.440円まで下落した。
それでも下値では買いが入って値を戻すと、終盤には再び114円台に乗せたが維持は出来ず、最後は-39銭の113.880円と4日ぶりに反落して引けた。
この日発表の米経済指標は良好で、各国経済を比較すればドルがこのまま下げ続けるとは考えにくく、ドル高の基調は変わらないと見る
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月12日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き) =19円安、反落スタート、米株安、円高基調で売り優勢
[寄り付き概況]
12日の東京株式市場で日経平均株価はやや売り先行で小幅反落。
・・・続き
始値は前日比19円91銭安い1万9441円64銭だった。
前日の米国市場で米株価指数が下落し、投資家が運用リスクを取る姿勢をやや後退させた。
外国為替市場で円相場が強含み、輸出関連銘柄には逆風になった。トヨタや三菱UFJが下げている。
前日時点で東証1部の騰落レシオは126%台と過熱領域にあり警戒感もある。きょうはオプションSQに絡む売買も加味され、寄り付きはボラティリティが高まりやすいが全般に与える影響は限定的とみられ、決算発表ピークを迎えるなか好業績銘柄中心に買いが入り、下値抵抗力も発揮しそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種前後が高く、値上がり上位に精密機器、電力ガス、空運など。値下がりで目立つのは非鉄、石油、鉄鋼など。
個別では、宇部興が急反発、2.6%を上限に自社株買いを実施、東京機が急騰、17年3月期業績予想の増額修正を好感している。
シャープが買われている。日本経済新聞は12日、7月にも東京証券取引所に市場第2部から第1部への変更を申請すると報じた。
東証の審査を経て早ければ年内の復帰を目指すという。シャープは業績不振で債務超過に陥り、昨年8月1日付で東証2部に降格している。
225先物はHSB・JP・バークレイズ・クレディ・パリバ・UBSが買い越し。
日興・野村・みずほ・ナティクス・モルスタ・ソジェン・アムロが売り越し。
TOPIX先物はJP・バークレイズ・クレディ・ソジェンが買い越し。
ドイツ・メリル・日興・野村が売り越し。
テクニカル的には極洋(1301)、ラサ商事(3023)、ビックカメラ(3048)、ヨシックス(3221)、ソフトクリ(3371)、旭化成(3407)、旭有機材(4216)、積水化成(4228)、DNC(4246)、NRI(4307)、ぴあ(4337)、みらか(4544)、鳥居薬(4551)、太陽HD(4626)、資生堂(4911)、ノリタケ(5331)、特殊陶(5334)、新日電工(5563)、テクノプロ(6028)、M&Aキャピ(6080)、ウィル(6089)、大和冷(6459)、日精工(6471)、エフテック(7112)、極東開(7226)、ゼンショー(7550)、アートネ(7823)、IFIS(7833)、マーベラス(7844)、ピジョン(7956)、極東証(8706)が動兆。
05月12日 カタリストコメント
「私見バイオセクター」
まず考えておくべきこと。
・・・続き
「ボラティリティが急速に高まり、一度人気が離散すると1年くらい低迷期を迎える」というリズム。
マザーズ上場等の中小型株が多いため株価の動きは一方通行になりやすい。
ストップ高、ストップ安というのが多く登場するセクターでもある。
「業績は総じて良くないし赤字は宿命的」。
もともと研究開発型の形態であり、一つの薬・療法が確立されるまで多くの時間を費やす分野。
業績面を注視すると絶対にと言ってよいほど株式投資の対象にはならない。
投資のポイントは業績ではなく、研究開発分野の未来像とその進展だ。
特許の売却や製造承認申請が承認される可能性。
あるいはその時の市場規模。
そういう視点で銘柄を観察するべきだろう。
そして最終的には治験を通過することでキャッシュ化が図れるという構造。
言い換えれば・・・。
キャッシュ化が近づくと治験などは最終段階に入り、さらに多額のコストが必要になるという点も見逃せない。
業績の悪化が研究の進展につながっているということ。
つまり「赤字幅拡大」の際は背景をよく知ることが必要になってくる。
「資金調達の重要性」も認識しておくべきだろう。
どんなに研究・開発が進んでも資金ショートしてしまっては元も子もない。
常に資金調達を図る万全の体制。
資金調達に応じてくれる投資家の多様性(ベンチャーファンドや証券会社など)を確認しておかねばならない。
株価を買うのか、株を買うのかの区別をすることも大切だ。
ボラが大きいので、上昇幅・率と下落幅・率ともの大きい。
上昇の動きに瞠目して追随しているのか、下落の大きさに値惚れして安値を拾っているのか。
あるいは、研究内容に期待して保有しているのか。
この区別を明確に問うことが必要である。
しかもややこしいことに「短期投資のつもりが長期塩漬けになりがちなセクター」でもある。
「あれだけの高値があったのだから、あれだけの安値から復活したのだから」。
おそらくそんな相場観は市場には関係ないこと。
事の本質を追いかけるべきだし、値ごろで勝負できるような優しいセクターではない。
長期に持つ覚悟ができるかどうか。
これが雌雄を決する気がしてならない。
外国人にとってバイオ株は「10年で株価100倍を目指す長期投資の対象」という声もある。
ただ一度火が付けばしばらくは燃え続けるセクターでもあることも間違いない。
そしてイロハのイであるファンダメンタルズはもとよりチャートもほとんど役に立たないと考えるべきだろう。
セクター全体を考えるのではなく、あくまでも「個別の個」の世界。
決してファンドマネージャーが優位にいる世界ではなく、従来もそして今後も個人投資家優位の世界。
「相場のプロ」として活躍できる可能性も秘めた対象がバイオベンチャー株だと考える。
スケジュールを見てみると・・・
15日(月):企業物価指数、米NY連銀製造業景気指数、中国鉱工業生産、小売り売上高
16日(火):MSCIの定期見直し発表(実施は5月31日)、米住宅着工件数、独ZEW景況感
17日(水):機械受注
18日(木):GDP速報値、米新規失業保険件数、フォラデルフィア連銀景況指数
19日(金):訪日外国人客数
【5月】
11日(木)G7財務相・中央銀行総裁会議(イタリア・バリ〜13日)満月
12日(金)SQ
15日(月)変化日
17日(水)ECB理事会、上げの特異日
19日(金)イラン大統領選、変化日
25日(木)OPEC総会(ウィーン)
26日(金)G7首脳会議(イタリア・タオルミーナ〜27日)、変化日
27日(土)ラマダン入り
29日(月)NY休場(メモリアルデー)、ロンドン休場(スプリング・バンク・ホリデー)
◇━━━ カタリスト ━━━◇
エスイー(3423)・・・動兆
エスイーに注目する。
同社は建設・建築用の資機材の製造・販売が中核。
橋梁や道路などのインフラ整備やビル建築などもカテゴリー。
環境防災分野や橋梁構造事業に加え「開発型企業」として新素材「ESCON」事業拡大に期待感大。
「ESCON」はコンクリートの弱点である曲げ強度が一般的なコンクリートの7倍以上。
圧縮強度が6倍以上の超高強度であり構造部材の軽量化が実現。
また耐久性の面でも優れており長寿命化が図れるというのが特徴。
現場での打設が可能であり適用分野は極めて広い。
今後の新規事やM&A戦略にも期待感は高い。
特にインフラ整備とファイナンスを結び付けようという方向性は地方振興と相まって国策に通じよう。
また放射線対応のガンマ線遮蔽材料の開発も要注目だ。
「開発型世界的エンジニアリングメーカー」が未来の同社の姿だ。
(兜町カタリスト櫻井)
05月12日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■マルハニチロ<1333>
食品ブランドを再構築
■JFEコンテナ<5907>
ドラム缶工場の生産性向上に向け投資実施
■大同工<6373>
米車用チェーン工場で一貫生産体制を構築
■富士通<6702>
地下でもデータ収集できる通信装置を販売
■日ユニシス<8056>
日本郵便と衣類の配送・収納システムを提供
■メタウォーター<9551>
下水処理を低コストで向上させる実験開始
05月12日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月12日号
05月12日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
12日の東京株式市場は、円高に振れていることから売りが先行する展開となりそうだ
・・・続き
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半と円高に振れていることから、輸出関連株には重しとなりそう。
連日で年初来高値を更新していただけに、週末要因も重なりポジション調整の売りに押される可能性がある。
日経平均株価の予想レンジは、1万9700円−1万9900円を想定する。
5月限ミニ先物・オプションSQ値の市場推定値が意識される可能性もある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比95円安の1万9865円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り960万株、買い1250万株で、差し引き290万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、薬品、自動車、機械、不動産、通信、銀行、小売、精密など。買いセクターに、情報通信、食品、その他製品、サービス、電機、機械、精密、電力など。
【好材料銘柄】
■フージャースホールディングス <3284>
今期経常は13%増益、5円増配へ。発行済み株式数(自社株を除く)の1.67%にあたる46万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は17年5月11日から18年3月31日まで。
■KLab <3656>
1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■楽天 <4755>
1-3月期(1Q)税引き前は69%増益で着地。
■アイ・オー・データ機器 <6916>
今期経常を15%上方修正。
■曙ブレーキ工業 <7238>
今期経常は7.6倍増益へ。
■丸井グループ <8252>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.24%にあたる1200万株(金額で150億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は17年5月12日から18年3月31日まで。今期経常は12%増益、前期配当を1円増額・今期は4円増配へ。
■フュートレック <2468>
トヨタ自動車の対話型ロボット「KIROBO mini」に、同社の音声認識技術が採用。
■アイビー化粧品 <4918>
今期経常は5倍増で2期連続最高益、実質増配へ。
■ナガオカ <6239>
中国子会社の那賀日造設備がスクリーン・インターナル(石油関連プラントの内部装置)の大口受注を獲得。受注額は6.4億円、納期は18年2月。
■カヤック <3904>
1-3月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
■マルマエ <6264>
今期経常を38%上方修正・最高益予想を上乗せ。
【主な経済指標・スケジュール】
12(金)
【国内】
4月マネーストック(8:50)
東京ディズニーシーに新規アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」オープン
オプションSQ
《決算発表》
ユニチャーム、鹿島、王子HD、大塚HD、JXTG、大成建、ヤクルト、三菱ケミHD、SMC、ルネサス、東急、阪急阪神、国際帝石、カルビー、明治HD、博報堂DY、日清食HD、ネクソン、日ペイントH、関西ペ、資生堂、昭和シェル、住友電、リクルートHD、アマダHD、日立、コンコルディア、いすゞ、スズキ、ヤマハ発、大日印、りそなHD、三井不
【海外】
米4月小売売上高(21:30)
米4月消費者物価(21:30)
米3月企業在庫(23:00)
米5月ミシガン大学消費者マインド指数(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月11日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落し23ドル安 小売株安を嫌気、ナスダックも6日ぶり反落
・・・続き
11日のNYウ工業株30種平均は3日続落した。終値は前日比23ドル69セント安の2万0919ドル42セントだった。
主要小売決算が嫌気され、同セクターを中心に売りが先行した。原油相場の上昇に加えて、4月生産者物価指数が予想を上振れたほか、週間新規失業保険申請件数が堅調な内容となり、午後にかけて下げ幅を縮小したものの相場を押し上げるには至らなかった。
2017年2〜4月期決算が減収減益で、既存店売上高が落ち込んだ百貨店のメーシーズメーシーズ(M)は17%安で終えた。四半期決算で売上高が市場予想に届かなかった同業のコールズ(KSS)も大きく下げ、取引終了後に決算発表を予定していたノードストローム(JWN)にも売りが及んだ。ディスカウントストアのターゲットなどを含めて小売株が軒並み下げたのが嫌気され、株式相場の重荷となった。
売りが一巡した後は相場が下げ渋った。米景気回復や企業業績の改善を背景に相場の上昇局面が長引くとの期待は根強い。下値では押し目とみた買いが入ったとの指摘もあり、相場を支えた。
ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落し、同13.179ポイント安の6115.964で終えた。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や食品・生活必需品小売が上昇する一方で小売や銀行が下落した。
写真共有アプリを手掛けるスナップ(SNAP)は売上高が予想を下振れ大幅下落した。通信のベライゾン・コミュニケーションズも下落。同業の買収で合意したと発表したが、財務負担を懸念した売りに押された。
ソフトバンクグループ傘下のスプリントも安い。ソフトバンクがスプリントとTモバイルUSの経営統合を提案すると報じられたことで買われる場面があったが、次第に売りに押された。
一方で、米食品医薬品局(FDA)ががん治療薬を承認したと発表した製薬のメルクが高い。原油先物相場の続伸を受けて石油のエクソンモービルが上昇したほか、アップルも買いが優勢だった。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,919.42−23.69
S&P500種
2,394.44−5.19
ナスダック
6,115.964−13.179
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅に続落した。6月物は前日比85円安の1万9865円で終え、大阪取引所の終値を95円下回った。
メーシーズなど米百貨店大手の四半期決算が軒並み市場予想に届かなかったのを嫌気し、米株式相場が下落。日経平均先物にも連動した売りが優勢だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19865 ( -95 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19875 ( -85 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7386.63(+1.39)
FTSE100種総合株価指数は日中を通して狭い範囲でもみ合ったが結局、前日終値に比べ1.39ポイント高の7386.63となり、小幅ながら6日続伸した。構成銘柄の半数以上が下落したものの、主力の鉱業株が買われ指数を押し上げた。
フレスニージョとランドゴールド・リソーシズが高かった。
一方で配当落ち銘柄が指数の下げを主導したほか、医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズが大幅下落したことも影響し、指数の上値を抑えた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12711.06(−46.40)
ドイツ株式指数(DAX)は反落。終値は前日比46.40ポイント(0.36%)安の12711.06だった。前日に最高値を付けた反動などから幅広い銘柄に売りが広がった。
構成銘柄の約8割が下落した。放送大手のプロジーベンザット1メディアが大幅安で引けた。一方で、不動産のボノビアが高かった。透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアやタイヤのコンチネンタルなども上昇した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5383.42(−17.04)
05月11日 マーケットコメント
05月11日 為替市況コメント
【為替】米ドル/円、114円前半での推移。
・・・続き
[概況]
11日、東京時間の米ドル/円は、小動きでの推移となっている。6月利上げの可能性を織り込んだ中、一部市場関係者は一段高となるには新規材料不足との声も聞かれている。
そのため、米ドル/円は114円前半で小じっかりとした動きとなっている。一方、NZ/円が前日終値(79.10円)から急落して取引が始まる展開に。
早朝、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は政策金利を事前予想通りに1.75%据え置く決定となった。
しかしながら、その後インフレの鈍化や現行水準の政策継続を強調するハト派寄りの声明が出ると、市場で嫌気されNZ/円は一時77.86円まで急落している。
現在、下げも一服し78円台を回復するも、上値の重たい展開が続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月11日 市場ニュース
アンジェスMG【4563】
・・・続き
アンジェス MG<4563>。10日の取引終了後、重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬に関して実施されている医師主導型臨床研究で、6例目の被験者への投与が開始されたと発表しており、臨床研究の順調な進捗を好感している。
同臨床研究は、大阪大学医学部付属病院が主導となり、同病院および協力医療機関で登録被験者数6例を目標に実施されており、今回は協力医療機関の一つである佐賀大学医学部付属病院で被験者への投与が開始された。なお同社では、大阪大学医学部付属病院および協力医療機関に臨床試験薬とこれまでに蓄積したデータの提供を行っている。
05月11日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=続伸。円安が支え、好業績銘柄に買い、年初来高値更新
【大引け概況】
11日の日経平均株価は、前日比61円46銭高の1万9961円55銭で取引を終えた。年初来高値を更新した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分40秒 容量:16.83M
過去のマーケット動画はこちら
前日の欧米市場で円相場が1ドル=114円台に軟化したため、午前の取引は買い優勢でスタート。取引開始後は追加の材料が見当たらない中、いったんは利益確定売りなどに押されて伸び悩んだ。
為替の円安が輸出関連株中心に相場を下支えしたほか、ソフトバンクが上昇するなど、好業績銘柄への買いも株価指数の上昇につながった。
日経平均先物6月物が一時2万円を回復し、日経平均も前日比89円85銭(0.45%)高の1万9989円94銭まで上昇する場面があった。ただ、その後は2万円を前に再び利益確定売りに押されている。
4月中旬以降のやや急速な株価上昇による過熱感は残っているが、「円安基調に変化がなければ、2万円を試す動きは続くのではないか」という。
市場では「株価上昇に懐疑的な個人投資家が多く、主力株を売って新興株を物色する動きが強まっている」との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)も1.67ポイント高の1586.86と続伸。東証1部銘柄の49%が上昇、44%が下落。出来高は22億9202万株、売買代金は2兆7932億円。
東証1部の値上がり銘柄数は979と、全体の48.5%を占めた。値下がりは877、変わらずは159銘柄だった。
業種別株価指数(33業種)は、非鉄金属、銀行業、情報・通信業などが上昇。下落はパルプ・紙、金属製品、鉄鋼など。
個別では、前日に前期純利益が前の期比3倍になったと発表したソフトバンクが2%高で終えた。JTや東エレク、スズキが年初来高値を更新した。旭化成や味の素の上げも大きかった。ハウスや花王が上昇し、三菱UFJや三井住友FGが買われた。午前に下落したトヨタは反発で取引を終えた。テルモが買われ、ファーストリテはしっかり。国際帝石が締まり、三井金は大幅高。トヨタが切り返し、東エレク、ブリヂストンも上昇。
一方、昼に2018年3月期の連結純利益が大幅減益になりそうだと発表した小野薬は4%超安で終了。東芝やクボタの下げも目立った。菱地所や第一三共が安く、三菱重やJFEが売られた。キヤノン、SUMCOが軟調で伊藤忠は反落。王子HD、郵船は値を下げた。東建物がさえず、アステラス薬は続落した。
東証2部株価指数は前日比4.06ポイント高の5866.69ポイントと反発。値上がり銘柄数は201、値下がり銘柄数は244となった。
個別では中西製作所、コンテック、ウェーブロックホールディングスがストップ高。エムジーホームは一時ストップ高と値を飛ばした。SYSKEN、アイスタディ、三光マーケティングフーズ、パシフィックネット、ハブなど20銘柄は年初来高値を更新。天昇電気工業、田岡化学工業、コーアツ工業、PALTEK、セブン工業が買われた。
一方、ダイトーケミックス、フード・プラネットが一時ストップ安と急落した。シノブフーズ、丸尾カルシウムは年初来安値を更新。三精テクノロジーズ、ヴィンクス、ロンシール工業、日本パワーファスニングが売られた。
05月11日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=10日ぶり反落、高値を警戒した売り
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら10営業日ぶりに反落した。終値は前日比1円72銭安い3081円78銭だった。
ジャスダック平均が連日で年初来高値を更新していたため、高値を警戒した売りに押された。決算発表で好業績の銘柄には買いが入り、指数の下落は小幅にとどまった。11日の取引時間中に目立った企業決算の発表がなく、午後は前日終値近くで膠着して推移した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で600億円、売買高は8726万株だった。
値上がり銘柄数は313、値下がり銘柄数は324となった。
個別では、前期が営業減益だったクルーズが下げ、ロングライフやポラテクノも下落した。守谷商会、アスコット、かわでんが年初来安値を更新。
一方、石光商事、曽田香料がストップ高。藤田エンジニアリング、ながの東急百貨店は一時ストップ高と値を飛ばした。市場予想を超える増益見通しを発表したマクドナルドの上げが目立った。アエリアや平田機工も上昇した。
05月11日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=6日ぶり反落、決算発表を控えたそーせいが下落
・・・続き
東証マザーズ指数は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比5.72ポイント安い1069.15だった。値上がり銘柄数は86、値下がり銘柄数は141となった。
個別では、12日に決算発表を控えたそーせいが下落し、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、MS−Japan、ファイズやジーエヌアイも下げた。
一方、アセンテックがストップ高。ファンデリー、エニグモ、ラクス、エディア、ソネット・メディア・ネットワークスなど6銘柄は年初来高値を更新。ミクシィは朝安後に上昇した。ソレイジアやドリコムも上げた。
05月11日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を3銘柄更新しました。
[4563]アンジェスMG
[7587]PALTEK
[1433]ベステラ
05月11日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや上昇幅を拡大
・・・続き
後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価はやや上昇幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=114円10銭台での推移。
株価指数オプションとミニ日経平均先物5月物の特別清算指数(SQ)算出を12日に控え、「SQ値が2万円台で決着するとの期待から思惑的な買いが入っている」という。
決算ピークが通過するまでは積極的な上値追いには向かいづらく、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。
アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小安い。
ランチバスケットは、17件、504.98億円。差し引き60億円の売り越しとの観測
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4519億円、売買高は12億8074万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は857と、前引け時点から増加した。値下がりは996、変わらずは160銘柄だった。
個別では、東エレクとJTが一段高となった。スズキやJALも上げ幅を広げた。三菱UFJや日電産が高く、三井住友FGやデンソーも買われた。
一方、12時に2018年3月期の連結純利益が大幅減益になりそうだと発表した小野薬が急落。三菱重や三井不も売られた。
05月11日 アフターランチ
「凧の糸」
「2万円を目に足踏み」として日経朝刊で指摘されていたのはオプション。
・・・続き
登場したのは「カバードコール」。
理論的には「現物を持ちながらコールを売る」という作業。
オプションの売りはオプション料をもらえるので、オプション料稼ぎの手法。
もしも株価がそれ以上に上昇したら値上がり益を諦めることとの交換条件となる。
東京だけでなく「世界でカバコー=カバードコールの取引増加観測」とも言われている。
オプションの売りが増えるとボラティリティは低下するので世界的なボラ低下の要因ということ。
「低金利時代にインカムゲインを求める投資行動」であるならば金利上昇はボラの上昇をもたらす。
ここが待ち望まれるというのは小数意見でしかないが・・・。
あるいはまたもや登場してきたのは「日経平均リンク債」の存在。
早期償還条項付きでノックアウトプライスが2万円というのが結構多いと指摘されている。
プットを売ってやはりオプション料を配当原資にしているのがリンク債。
プット売りにヘッジ対応した先物買いの存在。
これがノックアウトしそうになると先物売りになって相場の頭を抑えているという指摘。
日経平均リンク債は公募の残高で1兆5500億円。
2万〜2万3000円の間の早期償還条項ノックイン債は6300億円程度との観測。
表に出てこない私募を含めれば1兆円程度あるのではないかと見られている。
20300円までの売り圧力は約7500億円という観測もある。
225先物に換算すると3.7万枚の売り要因。
これが切れた時は、凧の糸が切れたような動きになると信じたい。
「伏兵」の存在は厄介なものである。
日経平均採用銘柄のEPSの1300円台乗せが市場では話題になっている。
しかし、これはトヨタを反映しているのかどうかが不明なところ。
明日になって下がってしまうのでは身も蓋もない。
ただ3月決算企業の集計は明らかに変化した。
前期売上高は昨日▲3.7%→▲3.2%。
今期売上高は昨日4.4%→3.7%。
前期経常利益は5.9%→0.8%。
今期経常利益は7.5%→4.4%。
前期純利益は19.0%→18.1%。
今期純利益は14.7%→3.2%。
全体の38.8%通過時点の数字。
足を引っ張ったのは上場製造業全体の1割に相当するトヨタの18%の減益。
だから日経元旦朝刊のアンケート1位の筈はなかったと言えよう。
トヨタが邪魔して東芝が妨害した利益の増加とも言える。
明日の225採用銘柄のEPSが1300円台をキープしてくれれば風景は変わろう。
(櫻井)。
05月11日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=小幅続伸 円安好感も高値警戒感で上値は重い
11日午前の日経平均株価は小幅続伸した。
・・・続き
午前の終値は前日比29円18銭高の1万9929円27銭だった。 米長期金利の上昇を背景に円相場が1ドル=114円台前半に下落し、投資家心理を支えた。一方、2万円の節目を前に上値は重かった。
朝方は、48円高まで上昇する場面があがったがその後は上げ幅を縮小した。
前日に日経平均の年初来高値を更新、東証1部の騰落レシオが127%台まで上昇し過熱ゾーンにある。など、2万円大台回復を目前に戻り売り圧力も意識され、上値も重い動きとなった。
業種別では33業種中、値上がりが13業種、値下がりが20業種、値上がり上位に鉱業、精密機器、ゴムなど。値下がり上位は鉄鋼、不動産、金属となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2636億円、売買高は10億8521万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は830、値下がりは1007、変わらずは176銘柄だった。
個別では、10日に前期純利益が1兆円を超えると発表したソフトバンクグループが売買代金トップで上昇、東京エレクトロンは値を飛ばし、年初来高値を更新した。 花王、ウィルグループも高く、JTや武田の上げも目立った。
半面、今期営業利益が前期比20%減になりそうとの報道でトヨタ自動車が軟調、SUBARU、マツダも下値を探る展開となっている。 クボタや第一三共の下げも大きく、メガチップスが急落し楽天が売られた。
東証2部株価指数は前日比7.99ポイント高の5870.62ポイントと反発。値上がり銘柄数は189、値下がり銘柄数は220となった。
個別ではエムジーホームがストップ高。ウェーブロックホールディングスは一時ストップ高となった。PALTEK、青山財産ネットワークスが買われた。
半面、丸尾カルシウム、シノブフーズ年初来安値を更新、ヴィンクス、インタートレードが売られた。
05月11日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=10日ぶりに反落、高値警戒の売りが優勢
・・・続き
日経ジャスダック平均株価の午前終値は前日比0.37円安の3083.13円と10日ぶり反落した。 連日で年初来高値を更新した中で高値を警戒した売りがやや優勢となった。決算発表で堅調な業績を確認できた銘柄には買いが入り、指数の下げ幅は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で353億円、売買高は5270万株。 値上がり銘柄数は292、値下がり銘柄数は304となった。
個別では、前期が営業減益だったクルーズや、前期業績が下振れしたアイビーが下落した。アスコット、守谷商会、かわでんが年初来安値を更新し、ラックが値を下げた。
半面、ながの東急百貨店、前期営業益が上振れ着地し今期予想は38%増となった石光商事がストップ高となったほか、日本マクドナルドホールディングスなど34銘柄が年初来高値を更新した。ケアサービス、ネクストジェンが買われた。
05月11日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=6日ぶり反落、ミクシィなど時価総額が大きい銘柄が下落
・・・続き
東証マザーズ指数は反落した。午前終値は前日比9.33ポイント安の1065.54だった。
値上がり銘柄数は74、値下がり銘柄数は148となった。
個別では、今期の減益予想が嫌気されたミクシィなど時価総額の大きい銘柄が下落し、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、MS−Japan、メディアフラッグが売られた。 半面、ファンデリー、エニグモなど5銘柄が年初来高値を更新し、リアルワールド、テモナ、ロコンドが買われた。
05月11日 為替市況コメント
【為替】米10年国債利回りの上昇でドルは連日の高値更新
・・・続き
[概況]
113円台で揉み合いが続いていたドルはNY市場で発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に減少した事を受けて買い優勢となり、再び114円台に乗せた。
そして米10年国債入札が不調で利回りが上昇するとドル買いが更に進み、NY市場中盤に当日高値114.375円まで上昇して前日高値を上抜いた。
其の後も高値圏で推移すると、最後は前日比+27銭高の114.270円と3日続伸で引け、ドル高に連れて他の主要通貨も上昇して引けた。
またこの日はボストン連銀総裁が「年内あと3回の利上げが妥当」と、これまでFRBが認めていた年2回を上回る回数の発言を行い、今後もドル高が進むとの期待感を持たせた。ドルは未だ上値が期待出来そうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月11日 カタリストコメント
「SQ週の満月の日」
NY株式市場はまたマチマチの動き。
NYダウは小幅続落。
・・・続き
NASDAQは5日続伸で最高値を更新した。
ただトランプ大統領によるコミー長官解任の動きはやや市場に影を落とした格好。
「減税やインフラ投資実施を遅らせる新たな要素」という声が聞こえる。
決算発表をほぼ順調に通過した後の市場の材料は政策。
景気変動に伴う金利動向などがクローズアップされてくるだろう。
政策については11日開幕のG7財務相・中央銀行総裁会議。
「トランプ米政権の税・規制改革、テロリストへの資金の遮断、経済情勢」が議題になる予定。
特に法人税の大幅削減を含む税制改革について説明される見通しだ。
週末のポジな材料と見なされる可能性はあろう。
債券市場も「FRB動向とインフレ水準」に注目している。
ボストン地区連銀のローゼングレン総裁の講演。
「FRBは年内はあと3回の利上げを実施すると同時にバランスシートの縮小にも着手する」とコメント。
金利はジリ高傾向を継続した。
リスク許容度の上昇というよりは、悪材料や懸念が次々と消されてきたことからドル円は114円台定着。
「原油価格の大幅な上昇により米国債の利回りが上昇したことがドル高を後押し」という三段論法まで登場した。
市場はしばしば面白い解釈が行きかうものでもある。
英FTは6日続伸。独仏株価指数も続伸。
大統領選挙を通過しても韓国KOSPIは高値を更新中。
NY市場も焦点は米国外から米国内へと向かっている印象。
シカゴ大阪ともに夜間取引で示現した2万円を昼間は実感できずの動き。
それでも終値ベースで19990円台を回復し年初来高値を更新した。
しかも売買代金も2兆7790億円と高水準。
5月入りからの新高値銘柄数は136→169→366→290。
そして昨日が266銘柄。
感じるほど動きは悪くない。
5月2日時点の裁定取引買い残は2週連続で増加。
前週比1107億円増加し1兆6269億円。
裁定売り残高は2週ぶりに増加。
47億円増加の1489億円。
現物先物の逆ザヤ解消とともに裁定買いが積み上がり始め株価の上昇につながっている。
225先物夜間取引終値は日中比40円高の19940円。
あと一歩で2万円に届く水準。
日経平均の2万円とTOPIXの1600ポイントのどちらが早いかの競争でもある。
TOPIXや2797円まで回復した東証1部単純平均株価。
こちらの上昇の方が体感的には株価動向を感じられるに違いない。
25日線(18924円)からのかい離はプラス5.2%と依然高水準。
200日線(18121円)からのかい離は9.82%。
5月8日に一度上抜けたプラス10%かい離を再度抜ければ15%かい離20839円。
20%かい離21745円も視野に入ってこよう。
ボリンジャバンドのプラス2σは19824円と後付けチックに株価を追いかけてきた。
プラス3σは20349円と大きく開いてきたことは良い展開だ。
騰落レシオは127.24%まで上昇。
120%越えを限界と見るよりは加速と見るべきだろう。
騰落レシオの警戒点は150%超水準と考えたい。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲11.821%。
買い方は▲4.563%。
日経平均採用銘柄のPERは15.27倍に低下。
EPSは前日の1272円から一気に1303円まで増加してきた。
市場を左右する明暗はトヨタとソフトバンク。
トヨタの18年3月期営業利益見通しは1.6兆円(前期比19.8%減)。
市場予想を7000億円以上も下回った着地。
一方でソフトバンクの前期連結純利益は前々期比3倍の1.4兆円。
どちらにプライオリティを感じるかが今日の課題。
「昨日の1と9ばかりの日経平均の構成数字は台変わりを暗示していた」という市場関係者もあった。
トヨタとソフトバンクの明暗も気になるが、一番バリューがありそうなのはこちらも政策。
日経朝刊でも「成長戦略、首相に提言」の見出しで紹介されている。
自民党の経済構造改革に関する特命委員会の最終報告のことである。
題して「経済構造改革戦略:Strategy5」。
日経では「先端技術の活用と地域活性化を提言」となっている。
具体的に紹介されているのは以下。
★がんや難病治療にAI活用
★先端技術導入に合わせ新慮報酬・介護報酬を見直し
★自動運転など安全な自動車に減税検討
★優れた研究開発に報奨制度
★地域の中核会社2000社に補助金など集中
★IT・ロボットで中小企業の生産性向上
その他の部分にも結構興味深いものがある。
株式投資のために限らず必読するべき代物だ。
☆サンドボックス型特区制度の創設
新たな特区を創設。
近未来技術の活用・実装についてチャレンジできる環境整備。
自動走行・ロボット・遠隔医療・シェアリングエコノミー、ドローン、AI
IoT、ブロックチエーン、フィンテックなどの実装実験などでの規制の大幅な緩和。
☆「G空間情報」の活用など自動走行のためにデータ利活用環境整備
☆革新的「創薬」の支援
☆医師が患者の病歴・薬歴を瞬時に把握できるデータ利活用システムの構築
☆文化GDPの拡大
☆世界トップのESG先進国
☆東京の国際金融プレゼン向上
☆フィンテック時代に適合した新しい金利体系のあり方
☆キャッシュレス社会の構築
☆NISAの普及・発展
SQ週の満月の日。
満月売らないチックには「満月は達成、成就のとき。
さまざまな結果が出やすい時期。
満月で不調和なものや改善点が見つかったら欠けゆく月の期間で手放していきましょう」というのがある。
以下追っていくと・・・。
今回の満月の場所は蠍座。
キーワードは「変化・変容」、「鋭い直観力」、「死と再生」、「一途」、「支配力」など。
今回の満月は「ウエサク満月」。
天界と地上界のエネルギーの扉が開く日。
世界中にパワフルなエネルギーが降り注ぎます。
満月が起こる場所は蠍座。
「根本からの変容」を司る星座です。
蠍座ウエサク満月の「強力な変容パワー」が働いていることを意識して、手放しや改善を誓ってみてください。
「いつもより大胆に」決意することがうまくいくときです。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
グレイステク(6541)・・・動兆
グレイステクノロジーに注目する。
同社は産業機械マニュアルの作成、管理、運用システムや企画、翻訳サービスが中核。
クラウドの流れは追い風。
マニュアル管理のレイアウト自動化が好調。
建機、工作機械、プラント、自動車など各セクターの大手からの引き合い増加。
「日本のものつくりは素晴らしいがマニュアルはジョーク」と揶揄された歴史は跳ね返そう。
トヨタは昨日「コスト削減に改善余地」という決算コメントを発表した。
多くの企業のマニュアルだってその対象であることは間違いなかろう。
業績は絶好調。
今期も2ケタの増収増益見通し。
下町ロケットで佃製作所が帝国重工に挑んだような構図に期待したい。
(3905円)
(兜町カタリスト櫻井)
05月11日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き) =続伸スタート、円安を好感、2日連続で年初来高値を更新
[寄り付き概況]
11日の日経平均株価は前日比43円86銭高の1万9943円95銭で寄り付いた。
・・・続き
前日の米国株市場では、トランプ米大統領がFBIのコミー長官を突然解任したことを受け、政策運営に対する影響を懸念するかたちでNYダウが続落したが今のところ東京市場への影響は限定的になっている。
米長期金利の上昇を背景に日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが進行している。
外国為替市場では1ドル=114円台前半まで円安が進行、これが主力株中心に追い風材料となっている。あすにオプションSQを控え、需給面の思惑もあるが全般は波乱要素に乏しい。
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種前後が高く、値上がり上位に海運、鉱業、ゴム製品、精密機器、証券など。値下がりで目立つのは機械、金属製品、卸売など。
ソフトバンクや東エレクなどが買われ、日経平均を押し上げている。
NTTデータが大幅続伸、1→5の株式分割を実施することが買い材料になっている。
一方、トヨタ自動車が冴えない。一時61円安の6020円まで売られている。同社は10日、18年3月期の連結業績予想を売上高27兆5000億円(前期比0.4%減)、営業利益1兆6000億円(同19.8%減)、純利益1兆5000億円(同18.1%減)と発表した。
市場コンセンサスは売上高28兆3420億円、営業利益2兆3510億円、純利益9910億円近辺でいずれも下回ったことで売り先行となっている。
225先物は野村・UBS・アムロ・GS・ソジェン・パリバが買い越し。
みずほ・ドイツ・ナティクス・メリル・JP・大和・三菱が売り越し。
TOPIX先物はUBS・バークレイズ・野村・アムロ・シティ・JPが買い越し。
メリル・ドイツ・日興・パリバ・ソジェンが売り越し。
外資系等は太陽誘電(6976)、ディスコ(6146)、プレサンス(3254)、物産(8031)、TIS(3626)、アコム(8572)、芙蓉リ(8424)、塩野義(4507)、任天堂(7974)に注目。
テクニカル的には三井松島(1518)、東急建(1720)、三機工(1961)、フィードワン(2060)、インフォマート(2492)、伊藤園(2593)、JT(2914)、なとり(2922)、アルペン(3028)、ニッケ(3201)、ディアライフ(3245)、ケイアイスター(3465)、小松精(3580)、コロプラ(3668)、GMOクラウド(3788)、ショーケース(3909)、デンカ(4061)、T&G(4331)、ミヨシ(4404)、参天(4536)、クレスコ(4674)、楽天(4755)、TOW(4767)、ポーラ(4927)、出光(5019)、山特鋼(5481)、ホッカン(5902)、第一精工(6640)、メガチップス(6875)、イマジカロボ(6879)、日車輛(7102)、重工(7211)、佐鳥(7420)、コジマ(7513)、宝印刷(7921)、エフピコ(7947)、ソーダニッカ(8158)、いなげや(8182)、しまむら(8227)、東セン(8439)、ANA(9202)、東宝(9602)、ベネッセ(9783)、サンドラッグ(9989)が動兆。
05月11日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■大和ハウス<1925>
物流関連サービスを従量制で提供
■エンシュウ<6218>
IoT強化でIOリンク搭載実証ラインを新設
■高見サイ<6424>
硬貨処理ユニットの新シリーズを中国で投入
■日精工<6471>
車向けブレーキブースター用ボールねじの生産拡大
■スカパーJ<9412>
緊急車両向け衛星通信サービスを提供
05月11日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月11日号
05月11日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
11日の東京株式市場は続伸後、堅調な展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円−2万円を想定する。
2万円の大台乗せを前にして上値の重さが目立っているのも事実で、さらなる買い支援材料が見いだされるまでは足踏み状態が続きそうだ。
また、明日は5月限ミニ先物・オプションSQ値の算出を控えていることから、思惑的な売買には注意したい。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半と円安に振れ、輸出関連銘柄に、関心が向かうとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比50円高の1万9950円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り870万株、買い860万株で、差し引き10万株の売り越し。売り越しは2営業日連続。金額は買い越し。売りセクターに、精密、機械、商社、不動産、電機、化学、銀行、情報通信、小売など。買いセクターに、機械、小売、電機、電力、ガス、銀行、ゴムなど。
【好材料銘柄】
■アンジェス MG <4563>
重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬の医師主導型臨床研究で、6例目の被験者への投与を開始。
■大林道路 <1896>
大林組 <1802> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株940円で10日終値を35.4%上回る水準。買い付け期間は5月11日から6月21日まで。
■新日本電工 <5563>
1-3月期(1Q)経常は4.4倍増益で着地。
■UACJ <5741>
今期経常は51%増で3期ぶり最高益更新へ。
■ウィルグループ <6089>
今期経常は14%増で7期連続最高益、前期配当を2円増額・今期も14円継続へ。
■KIMOTO <7908>
今期経常は2.1倍増益、1円増配へ。
■中西製作所 <5941>
前期経常を23%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
■ウェーブロックホールディングス <7940>
今期経常は3%増で2期連続最高益、24円で初配当へ。
【主な経済指標・スケジュール】
11(木)
【国内】
3月国際収支(8:50)
4月都心オフィス空室率(11:00)
4月景気ウォッチャー調査
30年国債入札
《決算発表》
日揮、雪印メグ、日清紡HD、コナミHD、小野薬、クラレ、旭化成、大日住薬、第一三共、HOYA、清水建、大和ハウス、フジHD、DeNA、SUMCO、日立化成、日本新薬、楽天、コニカミノルタ、ブリヂストン、太平洋セメ、三菱マ、住友鉱、日産自、島津製、ニコン、イオンFS、住友不、西武HD、JR九州、KDDI、セコム、サンドラッグ、ミスミG、ユー・エス・エス、パナソニック、スクエニHD
【海外】
BOE金融政策委員会
G7財務相・中央銀行総裁会議(〜5/13 イタリア)
米4月生産者物価(21:30)
米30年国債入札
《米決算発表》
メーシーズ、コールズ、ノードストロム
休場:インドネシア
休場:シンガポール、マレーシア、タイ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月10日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続落32ドル安 トランプ政権への先行き懸念
・・・続き
10日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比32ドル67セント安の2万0943ドル11セントで終えた。
トランプ大統領がFBI長官を解任したことで、政権運営への不透明感が強まり売りが先行した。原油相場の上昇に伴い株式相場も緩やかに上昇したものの、上値の重い展開となった。4月輸入物価指数が予想を上振れたが、相場への影響は限定的だった。
映画・娯楽のウォルト・ディズニーや航空機のボーイングなど大型株の下げが拡大したこともダウ平均を下押しした。工業製品・事務用品のスリーエム(3M)の下げも目立ち、ボーイング、ディズニーを含めた3銘柄でダウ平均を約45ドル押し下げた。
ナスダック総合株価指数は5日続伸した。前日比8.556ポイント高い6129.143で終え、4日続けて過去最高値を更新した。前日発表の四半期決算が好感され半導体のエヌビディアが急伸。機関投資家が運用の指標とするS&P500種株価指数は反発し、2日ぶりに最高値を更新した。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やエネルギーが上昇する一方でメディアや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
業績見通しが市場予想を下回った旅行予約のプライスライン・グループが大幅安。
アクセサリーのフォッシル(FOSL)や口コミサイトのイェルプ(YELP)は、決算内容が嫌気され大幅下落。エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は売上高が予想を下振れ、軟調推移となった。
ゲーム大手のエレクトロニック・アーツ(EA)が急伸。前日夕に発表した1〜3月期決算で1株利益が市場予想を上回った。マイクロチップ・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上げが目立った。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,943.11−32.67
S&P500種
2,399.63+2.71
ナスダック
6,129.143+8.556
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小反落。6月物は前日比5円安の1万9950円で取引を終えた。前日の大阪取引所の終値を50円上回った。
トランプ大統領が前日の取引終了後に米連邦捜査局(FBI)長官を解任。米政治の先行き不透明感から米株式相場が下落し、日経平均もつれ安となった。6月物は一時1万9865円まで下落したが、引けにかけては下げ渋った。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19950 ( +50 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19965 ( +65 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7385.24(+43.03)
FTSE100種総合株価指数は5日続伸。前日終値に比べ43.03ポイント高の7385.24で引けた。資源株の上昇が指数の上げをけん引したほか、住宅建設のバラット・ディベロップメンツの上昇が寄与した。
原油高を追い風に石油株が全面高で引けた。鉱業株も軒並み上昇した。バラット・ディベロップメンツは、通期利益が予想の上限に達する見込みとの発表が好感され大幅高となった。
半面、広告の大幅減収が響き、メディアのITVが安かった。教育事業のピアソン、情報・出版のインフォーマも下落した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12757.46(+8.34)
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比8.34ポイント(0.07%)高の12757.46となり、小幅ながら前日付けた最高値を更新した。
航空のルフトハンザが高かったほか、半導体のインフィニオンテクノロジーズも上げた。銀行株も上昇した。一方、アディダスとハイデルベルクセメントが安かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5400.46(+2.45)
05月10日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
10日の日経平均株価は前日比57円09銭高の1万9900円09銭と反発。
・・・続き
8日に付けた年初来高値1万9895円70銭を2日ぶりに更新した。
終値ベースできっちり1万9900円台を回復し、年初来高値は更新した一方、上値の重さも意識された一日だった。
週末にかけて多くの企業の決算が控えていることもあり、先回りよりも、決算内容を見極めてからの物色に向かいそうだ。
きょう引け後に発表された決算は注目度の高いものが多く、あすは指数の短期的な方向性を左右する可能性もあると考える。
トヨタ自<7203>が取引終了後に決算を発表した。18/3期も営業減益を見込んでいるが、市場が一先ずアク抜けに向かうかが注目される。
改めて嫌気されるようだと、市場全体のセンチメント悪化につながる可能性もありそうだ。
物色もトヨタが買われるようなら主力株中心となり、逆に売られるようなら、新興市場など中小型を選好する流れが強まると予想する。
05月10日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、地政学リスクに対する懸念を受けて反落。
・・・続き
[概況]
10日、東京時間の米ドル円は、地政学リスクに対する懸念で反落した。米ドル円は約2カ月ぶりに114円台まで上昇したが、リスク回避の動きから113円台後半まで下落した。朝方、北朝鮮のチェ・イル駐英大使が6回目の核実験を実施する方針と発言したとの報道を受けて急落。
ただ、北朝鮮をめぐる地政学リスクに圧迫されやすいが、米国の利上げ観測は根強いためドル円の下値は底堅く推移している。現在、欧州時間に入ると地政学リスクへの懸念は一服し、114円前後での推移となっている。
この後の時間では、特段注目される材料などが少ないため、主要な株価指数や債券利回りなどを横目に見ながらの取引が優勢となりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月10日 市場ニュース
アンジェスMG【4563】News Release 5/10
・・・続き
重症虚血肢を対象とした HGF 遺伝子治療薬の医師主導型臨床研究6例目の被験者への投与を開始
当社の重症虚血肢を対象とした HGF 遺伝子治療薬※1に関して実施されている医師主導型臨床研究について、この度、6例目の被験者への投与が開始されましたのでお知らせいたします。
本臨床研究は、大阪大学医学部附属病院が主導となり、同病院および協力医療機関において登録被験者数6例を目標に実施されてきたもので、今回、協力医療機関の一つである佐賀大学医学部附属病院で被験者への投与が開始されました。
当社は、大阪大学医学部附属病院および協力医療機関に臨床試験薬とこれまでに蓄積したデータの提供を行っています。なお、本臨床研究は先進医療 B 制度の下で実施されています。
HGF遺伝子治療薬
重症虚血肢
HGF遺伝子治療薬では血管新生作用の効果を活用して、重症虚血肢とリンパ浮腫を対象とした開発を進めている。
なかでも注目されているのが、重症虚血肢向けのプロジェクトとなる。重症虚血肢の患者数は米国だけで推定50万人とみられ、このうち現在の治療法(血管内治療や外科的バイパス手術)の適応とならない患者、あるいはこれら治療法を行うリスクが高いと判断される患者数は10〜20万人(国内では1〜2万人)と推定されており、こうした患者を対象とした場合の市場規模は約50億ドルと推計されている。
重症虚血肢とは、安静時でも疼痛を感じる重度の末梢性血管疾患を指す。血管が閉塞することによって血流が止まり、下肢切断を余儀なくされることもある重篤な疾患である。HGF遺伝子治療薬を血管が詰まっている部位周辺に注射投与することによって新たな血管を作り出し、血管新生による血流回復によって症状の改善を図る効果が期待されている。
05月10日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を2銘柄更新しました。
[3022]山下医科器械
[7172]ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)
05月10日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=反発、57円高、円安追い風に利益確定の売りを吸収
【大引け概況】
10日の日経平均株価は反発し、前日比57円09銭高の1万9900円09銭で取引を終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分37秒 容量:16.24M
過去のマーケット動画はこちら
年初来高値を2日ぶりに更新し、2015年12月3日以来の高値を付けた。
外国為替市場で1ドル=113円の推移と円安に傾いたことなどを追い風にリスク選好ムードとなった。前日の米国株市場でNYダウはマイナスだったもののハイテク株比率の高いナスダック指数が4日続伸と上昇基調を続けていることも電機や精密セクターの買いを誘発した。
また、証券会社の投資判断引き上げが材料視されたファストリや取引終了後の決算発表への期待が高まったソフトバンクは上昇した。2銘柄で日経平均を約40円押し上げた。
4日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米利上げ観測が強まったのを背景とした円安・ドル高基調が継続している。輸出関連株に業績改善期待が高まった。
日経平均は2万円の大台回復を前に利益確定目的の売りが上値を抑えたが、市場では「好業績銘柄には買いが広がっている。売り買いをこなし、2万円回復も時間の問題だろう」と強気な声が出ている。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比20.66ポイント高の1万4146.47だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、3.42ポイント高の1585.19で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆7790億円。売買高は21億6989万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1044と、全体の約52%を占めた。値下がりは805、変わらずは166銘柄だった。
個別では、2018年3月期の連結営業利益が前期比14%増になりそうだと9日に発表したミネベアは大幅に反発した。業績のV字回復を見込む三菱自も大幅高となった。任天堂とキーエンスが買われ、年初来高値を付けた。東芝の大幅上昇が目立ったほか、丸紅や三菱重、東ガスも高かった。任天堂、ソフトバンクG、ソニー、ファーストリテなどが堅調だった。
一方、取引時間中に前期業績と今期見通しを発表した東レは大幅に下落した。SUBARUや三井物、ヤマトHDも安かった。トヨタ自、ファナック、三菱商事もさえない。三菱UFJは小幅に下げた。
スクリーンHDや旭硝子は決算を受けて下げが目立ち、取引時間中に決算発表した三越伊勢丹も急落した。
東証2部株価指数は5日ぶりに反落した。9日までに4日続伸した反動で売りが出た。値上がり銘柄数は252、値下がり銘柄数は182となった。
個別では、戸上電機製作所、フード・プラネットがストップ安。シャープとADプラズマが下げた。
一方、インタートレード、ショクブンが一時ストップ高と値を飛ばした。SYSKEN、北陸電話工事、アルデプロとペッパーが上げた。
05月10日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=9日続伸、決算が好調な銘柄を中心に買われた
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は9日続伸した。終値は前日比14円74銭高い3083円50銭と連日で年初来高値を更新した。
有機ELや半導体関連などのハイテク株や、足元で発表が相次ぐ2017年3月期決算が好調な銘柄を中心に買われた。ジャスダック平均は1991年7月以来およそ25年10カ月ぶりの高値圏にある。
ジャスダック市場の売買代金は概算で567億円、売買高は8431万株だった。値上がり銘柄数は401、値下がり銘柄数は254となった。
個別では、ポラテクノがストップ高。ワンダーコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。夢の街創造委員会、日本マクドナルドホールディングス、野村マイクロ、平田機工が上昇した。
半面、カイノス、中央化学が年初来安値を更新。アエリアやユニバーサル、ラクオリアは下落した。
05月10日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=5日続伸、幅広い銘柄に買い
・・・続き
東証マザーズ指数は5日続伸した。終値は前日比13.79ポイント高い1074.87だった。
値上がり銘柄数は127、値下がり銘柄数は100となった。
為替市場の円安進行などを背景に東京市場全般の堅調地合いが継続。新興市場も幅広い銘柄に買いが入った。
個別ではアークン、ブランジスタが一時ストップ高と値を飛ばした。ファンデリー、ティーケーピー、ラクス、ソレイジア、そーせい、アセンテックが上昇した。
一方、フルッタフルッタが年初来安値を更新。フィット、UMNファーマ、あんしん保証、アカツキやファイズ、テモナが下落した。
05月10日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価がやや上昇幅を縮小
・・・続き
10日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比37円53銭高の1万9880円53銭で始まった。
日経平均株価はやや上昇幅を縮小している。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、1.65ポイント高の1583.42で始まった。
外国為替市場では、1ドル=113円60銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
日経平均は2万円を目前にこう着となっているが、決算発表が本格化する中では想定されていたことであり、その中でもプラス圏で推移することで先高観が強いだろう。
ランチバスケットは57件、497.69億円。差し引き100億円の売り越しとの観測。
05月10日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発、円安で景気敏感株に買い、売り圧力を吸収
10日午前の日経平均株価は反発した。
・・・続き
午前の終値は前日比60円06銭高の1万9903円06銭だった。
前日のNY市場などで円相場が一時1ドル=114円台を付けるなど円安・ドル高基調が続き、投資家心理が一段と上向いた。
国内企業の決算発表がピークを迎え、好材料が出ている銘柄が買われるなど全体の押し上げ要因となった。
その後は円安進行に一服感が出たほか、短期的な株価の過熱感も重荷となり、節目となる2万円には届かなかった。鉄鋼やガスが上昇し、水産や非鉄金属製品が下落した。
また、北朝鮮が6回目の核実験を準備しているとの報道があり、円相場の下落が一服したため株価の上値も抑えられた。「急ピッチの上昇に対する警戒感や、短期的な過熱感が意識される」(大手証券)とみられ、午後も売り買い交錯の展開が続きそうだ。
前場の東証1部の売買高概算は10億8191万株、売買代金概算は1兆2956億1000万円。値上がり銘柄数は1037、対して値下がり銘柄数は800、変わらずは177銘柄だった。
個別では、2018年3月期の連結営業利益が前期比14%増になりそうだと9日に発表したミネベアミツミは大幅高となった。東芝が堅調、ファーストリテイリングも上昇した。今期業績のV字回復を見込む三菱自動車も大幅高となった。キーエンスが買われ、コマツも買いが優勢。アイ・エス・ビーが続急騰、日精エー・エス・ビー機械も値を飛ばした。東海カーボン、日本冶金工業なども大きく買われた。
半面、SUBARUが大きく値を下げ、SCREENホールディングスも大幅安。アニコム ホールディングス、イーレックスが急落、サンデンホールディングスなども売られた。
今期は最終減益になりそうだと発表した住友重は下落。三井物、JR西日本も安い。
東証2部株価指数は前日比21.48ポイント安の5880.75ポイントと5日ぶり反落。値上がり銘柄数は235、値下がり銘柄数は171となった。
時価総額の大きいシャープの下落が重荷となっている。
個別ではヨネックスが年初来安値を更新。日本伸銅、エムジーホーム、日本パワーファスニング、ダイトーケミックス、バナーズが売られた。
一方、まんだらけ、ハブ、自重堂、情報企画、ニチリンなど16銘柄が年初来高値を更新。JMACS、ジー・スリーホールディングス、PALTEK、高松機械工業、FDKが買われた。
05月10日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=9日続伸、中小型のハイテク株に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前日比10円83銭高の3079円59銭となった。主力株が高値圏で伸び悩んだのを受け、出遅れ感のある中小型のハイテク株に資金が向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で324億円、売買高は4523万株。値上がり銘柄数は359、値下がり銘柄数は247となった。
個別では、ポラテクノがストップ高。ワンダーコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。協立電機、ほぼ日、野村マイクロ、マクドナルドが上昇した。
半面、カイノス、中央化学が年初来安値を更新。アエリア、シンクレイヤ,ユニバーサル、エンジャパンが下落した。
05月10日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=5日続伸、好地合いで買い優勢
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比11.27ポイント高の1072.35だった。
値上がり銘柄数は127、値下がり銘柄数は101となった。
個別では、ブランジスタが一時ストップ高と値を飛ばした。ファンデリー、ティーケーピー、ラクス、日本動物高度医療センター、ソネット・メディア・ネットワークスは年初来高値を更新。ユナイテッド、sMedio、ACCESS、ディー・ディー・エス、ピクスタが買われた。
一方、フルッタフルッタが年初来安値を更新。フィット、あんしん保証、ロックオン、UMNファーマ、AWSホールディングスが売られた。
05月10日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時、45円高。円安好感し2万円大台を意識
[10時の概況]
10日10時現在の日経平均株価は前日比45円47銭高の1万9888円47銭で推移。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウがマイナスで引けたもののハイテク株比率の高いナスダック指数は4日続伸と上値追い歩調を続けており、外国為替市場でも1ドル=113円台後半の推移と円安基調にあることから、輸出ハイテク株などをはじめ広範囲に買いが優勢になっている。
日経平均株価は2万円大台回復を意識する展開だが、テクニカル面では前日大引け時点で東証1部の騰落レシオが118%台と過熱ゾーンに近づいており、目先利益確定の動きが上値を押さえる可能性もある。また、北朝鮮の核実験を巡る地政学リスクもくすぶっており、投資家心理に影響を与えることも考慮される。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7661億円、売買高は6億6813万株だった。
ファストリの上昇が日経平均を30円ほど押し上げているが、東証1部では値下がり銘柄数が913と、値下がりの898を上回った。変わらずは197銘柄だった。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を27.76円押し上げている。次いでトレンドが9.51円、ソフトバンクが7.76円、TDKが7.22円と続く。
マイナス寄与度は8.74円の押し下げでファナックがトップ。以下、SUBARUが5.93円、スクリンが5.09円、日ハムが3.61円と続いている。
個別では、丸紅やコマツ、新日鉄住金は上げ幅を拡大。ホンダとスズキも一段高となっている。東ガスは日中の高値圏で推移。一方、SUBARUは下げ幅を広げた。りそなHDやコンコルディなど銀行株の一角も一段安している。菱地所や武田は日中の安値圏での動き。
東証2部株価指数は反落している。シャープとプラズマが下げ、明治機とPALTEKが上げた。
225先物はアムロ・モルスタ・ソジェン・バークレイズ・HSBCが買い越し。
野村・三菱・大和・みずほが売り越し。
TOPIX先物はGS・JP・クレディが買い越し。
メリル・野村・日興・パリバ・ソジェンが売り越し。
テクニカル的にはトーエネク(1946)、日清粉(2002)、トラストテック(2154)、亀田菓(2220)、東エレデバイス(2760)、東洋水産(2875)、ヨシムラ(2884)、ヒューリック(3003)、ウェルシア(3141)、鳥貴族(3193)、日管理(3276)、オープンH(3288)、薬王堂(3385)、フェリシモ(3396)、オルトプラス(3672)、ティーガイア(3738)、日本紙(3863)、積水化(4204)、ソルクシーズ(4284)、ニッカトー(5367)、LIXIL(5938)、井関(6310)、Mimaki(6638)、カシオ(6952)、めぶき(7167)、ドンキ(7532)、レック(7874)、ニチモウ(8091)、リンガハット(8200)、オークワ(8217)、イオン(8267)、地銀、リコーリ(8566)、水戸(8622)、海上(8766)、トーセイ(8923)、サンフロンティア(8934)、神戸電鉄(9046)、沖電(9722)、イオンディ(9787)、ファーストリテ(9983)、スズケン(9987)が動兆。
05月10日 カタリストコメント
「避けたいのは幻の2万円」
NY株式市場はマチマチの動き。
S&P500は2日連続でザラ場最高値を更新後に下落。
・・・続き
NASDQは続伸して終値でベースの最高値を更新。
好調な企業業績やフランス大統領選のマクロン氏勝利などを背景に投資心理が好調持続。
「業績の改善が続き、税制改革の可能性が市場で大きな役割を果たしている。
この先控除が受けられるかもしれないという場面で誰が株を売りたいと考えるだろうか」という楽観論も登場した。
「恍惚感とともに消えゆくのが株価」という格言は完全に忘れ去られた格好。
VIX(恐怖)指数は9.96%と24年ぶりの水準のまま。
NASDAQの上昇はアップルに寄るところが大きかった。
同社株の時価総額は初めて8000億ドル(約90兆円)を越えた。
トヨタが20兆円でしかないことを踏まえれば相当な差となっている。
ドル円は一時114円台まで上昇。
ほぼ2カ月ぶりの水準まで戻った。
10年物米国債利回りは一時2.405%まで上昇し5週間ぶりの水準となった(価格は下落)。
英FT100は5日続伸。
仏CAC40は反発。
独DAXは史上最高値更新。
4日ぶりに反落となった日経平均。
東証1部の売買代金は2.6兆円。
新高値290銘柄を見ればそんなに弱くはなかった。
4日続伸となると2万円コースの条件に「今年初の5日続伸」が加わり難易度を増したに違いない。
その意味での「ひとやすみ」だったとも言えよう。
ソニーの8年ぶりの4000円台更新など芽は伸びつつある。
そして4月最終週の投資部門別株式売買動向。
海外投資家4週連続の買い越し。
買越額は2849億円で前週(2770億円)に続き今年最高を更新。
16年12月第1週以来およそ5カ月ぶりの高水準だった。
先物も海外投資家が4週ぶりに買い越し。
日経平均とTOPIX合算の買越額は4491億円。
2016年11月第3週の5846億円以来およそ6カ月ぶりの高水準。
外国人出動の匂いは漂った格好だ。
一方個人は3週連続で売り越し。
売越額は4448億円。
今年最大で2016年12月第2週の4812億円以来の高水準。
先物は5週連続で売り越しながら売り越し額は縮小している。
225先物大証夜間取引終値は日中比30円高の19920円。
シカゴ225先物も夜間に20000円台を示現しており、引け際に急速に値を消した格好。
「幻の2万円」は避けたいところだ。
25日線からのかい離はプラス5.1%に低下。
空売り比率は38.6%。
東証1部単純平均株価は2789.55円。
昨年末終値2763.27円をようやく上回ってきた。
シカゴ225先物高値20030円を抜ければ上昇加速局面。
ボリンジャーのプラス2σは19747円、プラス3σは20178円。
「勝手雲」は明日白くねじれている。
「SQ週の荒れる水曜日」。
特に今週はメジャーSQ。
4月SQ値18613円ははるか下。
3月メジャーSQ値19434円もはるか下。
どこまでメジャーSQを伸ばせるかも課題だ。
トヨタとソフトバンクの決算を待つ気持ちもあろうか。
3月期決算集計状況。
全体の28.1%が通過した。
今期純利益増減率は△14.7%。
しかし前期純利益は△19.0%。
「何だ儲かっていた」というのが素直な印象。
相場は素直に対したいものだ。
コロさんの一言。
「松井証券のロボアドバイザーの宣伝での
つぶ貝2つ、は2万円示唆との声も・・・」。
(兜町カタリスト櫻井)
05月10日 為替市況コメント
【為替】北朝鮮による核実験準備発言でドルは売られるも、114円台を維持
・・・続き
[概況]
東京市場終盤から為替市場は再度円売り優勢の流れとなり、ドルは113円台半ばを超え、ユーロは124円台に乗せ、欧州株式市場が上昇で始まると更に円売りが進んだ。
そしてNY市場朝方に米国債利回りが上昇するとドルは3月15日以来となる114円台に乗せ、NY株式市場がマチマチで始まる中、序盤にユーロは当日高値124.550円まで上昇した。其の後NY株式市場の値下がりと共にユーロも売られたがドル買いは続き、NY市場中盤に当日高値114.335円まで上昇した。
終盤に英国駐在北朝鮮大使が6回目の核実験の準備をしていると発言し、為替市場はリスク回避の円買いが優勢となってドルは114円を割れ、ユーロも124円を割り込む急落となったが、最後ドルは114円丁度で引ける連日の大台更新となった。
実際に北朝鮮が核実験をすれば状況は変わるだろうが、米商務長官が発言した通り「ドルが強過ぎるのではなく、他の通貨が弱すぎる」と見て、ドル高の流れは継続していると考える。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月10日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■三住建設<1821>
地震などの振動影響を測定するシステム開発
■東エレデバ<2760>
IoT開発環境をクラウド上で提供
■カーリットHD<4275>
系列が爆薬運送業者拡大で供給体制強化
■NEC<6701>
画像解析分野でAI導入しやすい技術開発
■日ユニシス<8056>
訪日客向けスマホ決済サービスを提供
05月10日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月10日号
05月10日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
10日の東京株式市場は、日経平均が2万円台に乗せる場面もありそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9700円−2万円を想定する。
昨日は、直近での上昇ピッチの速さから、利益確定売りに押されたが、18年3月期の業績予想は比較的堅調で、先高期待が継続するとみられる。
ただ、米国で北朝鮮が6回目の核実験に向け計画を進めていると報じられたことから、再び、地政学リスクを意識する場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半と円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比65円高の1万9955円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1240万株、買い900万株で、差し引き340万株の売り越し。売り越しは5営業日連続。金額も売り越し。売りセクターに、電機、銀行、機械、精密、不動産、薬品、小売、自動車、食品、情報通信など。買いセクターに、小売、サービス、輸送用機器、電機、機械、食品、商社、銀行、電力、ガスなど。
【好材料銘柄】
■日本アジアグループ <3751>
前期最終を78%上方修正、配当も10円増額。
■GMOクラウド <3788>
1-3月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地。
■東海カーボン <5301>
今期経常を28%上方修正。
■日本冶金工業 <5480>
前期経常が上振れ着地・今期は58%増益、2.5円増配へ。
■アイ・エス・ビー <9702>
京都大学原田研究室と東京ガスが共同開発した、省電力化や安定化が期待できる無線通信技術「F-RIT」に準拠したMACプロトコルの製品化に成功。
■PALTEK <7587>
上期経常を56%上方修正、通期も増額。
■エムケイシステム <3910>
今期経常は10%増で7期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は2円増配へ。
■フリークアウト・ホールディングス <6094>
今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■グレイステクノロジー <6541>
今期経常は35%増で6期連続最高益、前期配当を2期ぶり50円で復配。
【主な経済指標・スケジュール】
10(水)
【国内】
3月景気動向指数(14:00)
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(4/26〜27 開催分)
統合型リゾート施設(IR)業界のフォーラム「第2回ジャパン・ゲーミング・コングレス」(〜5/11)
《決算発表》
エーザイ、ミツコシイセタン、東レ、塩野義、東ソー、三菱ガス、田辺三菱、大林組、ミクシィ、マクドナルド、JT、昭電工、大陽日酸、武田、参天薬、テルモ、ディスコ、クボタ、日精工、TDK、横河電、シスメックス、カシオ、トヨタ、アコム、菱地所、京急、NTTデータ、ソフトバンクG、ダイキン
【海外】
中国4月消費者物価・生産者物価(10:30)
米4月輸入物価(21:30)
米4月財政収支(5/11 3:00)
米10年国債入札
《米決算発表》
21世紀フォックス、シマンテック、バルカン・マテリアルズ、ホールフーズ・マーケット、コティ
休場:シンガポール、マレーシア、タイ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月09日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ36ドル安、3日ぶりに反落 原油安や北朝鮮問題が重荷
・・・続き
9日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落した。
終値は前日比36ドル50セント安の2万0975ドル78セントだった。
複数の主要企業決算が好感されたほか、欧州の政治リスクが後退したことが好感され買いが先行した。ハイテク株を中心に買いが広がるも、原油相場の下落で上げ幅を縮小する展開となった。
供給過剰が長引くとの見方からNY原油先物相場は一時1バレル45ドル台半ばに下落した。業績への悪影響が懸念され、シェブロンやエクソンモービルなどエネルギー株は売りが優勢となり、ダウ平均を下押しした。
北朝鮮の駐英大使は9日、英スカイニュースのインタビューで6回目の核実験を計画していると明らかにした。北朝鮮への圧力を強める米国などが反発し、地政学リスクが高まる可能性があるため、取引終了にかけ利益確定を目的とした売りが出たことも株式相場の重荷となった。
ナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比17.927ポイント高の6120.587で終え、3日続けて過去最高値を更新した。アップルのほか、音声認識型スピーカーの新商品を発表したアマゾン・ドット・コムも上場来高値を更新。主力株の上げに加え、半導体やバイオ製薬株も堅調だった。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや消費者・サービスが上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。
レンタカーのハーツ・グローバル(HTZ)は決算で赤字幅が拡大し、大幅下落。原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移となった。
航空部品のトランスダイムグループが安い。取引開始前に発表した17年1〜3月期決算は増収増益だったが、売上高が市場予想に届かなかったのを嫌気した売りが出た。
一方、航空大手のアメリカン航空(AAL)など航空株が軒並み上昇した。4月の旅客輸送実績が良好な結果となり、業績への警戒感が薄れた。
1〜3月期決算で売上高が市場予想を上回った家具のネット通販を手掛けるウェイフェアが大幅高。製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は、決算で利益の通期見通しを引き上げ、大幅上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,975.78−36.50
S&P500種
2,396.92−2.46
ナスダック
6,120.587+17.927
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。6月物は前日比40円高の1万9955円で引け、同限月物の終値ベースで年初来高値を連日で更新した。
前日の大阪取引所の終値を65円上回った。円安進行や米株高を好感する買いが先行した。午後は北朝鮮の核実験計画が市場に伝わり、上値を押さえた。この日の6月物高値は2万30円、安値は1万9845円
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19955 ( +65 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19960 ( +70 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7342.21(+41.35)
FTSE100種総合株価指数は4営業日続伸。前日終値に比べ41.35ポイント高の7342.21で引けた。医薬品株の上げが指数に影響するなか、構成銘柄の約8割が上昇した。
医薬品株が買われた。アストラゼネカとシャイアーの上げが目立った。銅の価格高を受けて、鉱業関連株も軒並み上昇した。
半面、ソフトウェア開発のマイクロフォーカスは5%超下落した。ガス供給・販売のセントリカと電力のSSEも売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12749.12(+54.57)
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前日比54.57ポイント高の12749.12と過去最高値を更新した。
四半期決算を発表した電力のエーオンは4%超の上昇。同業のRWEと、鉄鋼のティッセン・クルップも上がった。一方で、四半期決算を発表したミュンヘン再保険は売られた。ドイツポストも下落した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5398.01(+15.06)
05月09日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
9日の日経平均株価は前日比52円70銭安の1万9843円00銭。
・・・続き
トントン拍子に2万円乗せとはならず、4日ぶりに反落となった。
短期的な過熱感が出ている。きのうはマド空けての陽線だが、きょうは陰線がかぶる形となり、目先調整の可能性がある。ただ、押し目買い意欲は根強く上昇トレンド自体は変わらないとみている。
明日はトヨタとソフトバンクGの決算発表が予定されている。トランプ政権誕生で明暗分かれた2社だけに、本決算の内容にも注目が集まるだろう。
明日も引き続き様子見姿勢の強い地合いを予想する。
20178.27 ボリンジャー:+3σ(25日)
20020.82 ボリンジャー:+2σ(13週)
20003.40 ボリンジャー:+2σ(26週)
19843.00 ★日経平均株価9日終値
19747.27 ボリンジャー:+2σ(25日)
19602.40 ボリンジャー:+1σ(13週)
19554.59 ボリンジャー:+1σ(26週)
19490.59 6日移動平均線
19384.81 均衡表転換線(日足)
19316.28 ボリンジャー:+1σ(25日)
【市況】東証主体別売買動向
東京証券取引所が9日発表した4月第4週(24〜28日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が2849億8576万円と4週連続の買い越しとなった。
前週は2770億4782万円の買い越しだった。個人投資家は4448億5414万円と3週連続の売り越しだった。信託銀行は6億2656万円と4週連続の売り越し。事業法人は303億6922万円と4週ぶりの売り越しとなった。
05月09日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、ジリ高で推移。
・・・続き
[概況]
9日、東京時間の米ドル円は、韓国大統領選挙の結果待ちで伸び悩む展開となっている。東京時間序盤に、黒田日銀総裁が「現状は物価2%目標に距離があり、強力な金融緩和を推進する」や「必要であれば、更なる金融政策の調整はあり得る」と発言したことを受け、米ドル円は113.410円まで上昇した。
ただ、米ドル円は底堅く推移しているものの、一段高になるには材料不足との声も聞かれ高値圏でのもみ合い相場で推移している。この後の時間では、各地区連銀総裁の講演を行う予定となっている。
米国の景気先行きに対して楽観的な見方が示されれば6月利上げにたいして思惑が一段と強まることで、米ドルが買われる展開も予想されそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月09日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=4日ぶりに小反落 2万円目前に利益確定売り優勢
【大引け概況】
9日の日経平均株価は4日ぶりに反落した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:0分53秒 容量:8.97M
過去のマーケット動画はこちら
前日比52円70銭安の1万9843円00銭で終えた。
前日までに急騰した反動や2万円を目前に戻り売り圧力が強まるなか、下値では好業績株を中心に押し目買いが入るなど底堅い展開となった。
前日までの大幅上昇を受けて短期的な過熱感が高まり、利益確定売りが優勢となった。
円相場が1ドル=113円台に下落したにもかかわらず自動車株が売られ、投資家心理に重荷となった。
半面、下値では好業績銘柄を中心に押し目買いが活発だった。食品や医薬品など内需関連株には見直し買いが入った。「循環物色が進んでおり、当面の下値はかたそう」との指摘があった。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比42.91ポイント安の1万4125.81だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、4.09ポイント安の1581.77で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6103億円。売買高は19億9090万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は950と全体の約5割を占めた。値上がりは918、変わらずは147銘柄だった。
個別銘柄では、前日まで連日で高値を更新していた東エレクに利益確定売りが出た。SUBARUは午後に発表した18年3月期業績見通しが市場予想を下回り、一時5%安となった。あす決算発表を予定するトヨタも業績悪化の警戒感から売りが出た。マツダやスズキ、ホンダも下げた。午後に17年3月期の連結決算を発表した三菱商の下げも目立った。JFEやコマツが売られた。ソフトバンクGがさえない。三菱UFJ、三井住友が小緩んだ。
一方、京セラやキヤノンが上昇。SOMPOには前期業績の上方修正を好感した買いが入った。大塚HDや小野薬、テルモが買われた。ソニーは連日で年初来高値を更新した。ファーストリテ、NTTが強含んだ。
東証2部株価指数は前日比7.14ポイント高の5902.23ポイントと4日続伸した。
値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は178となった。
個別では明治機械、エムジーホームがストップ高。ベネ・ワンとADプラズマ、まんだらけ、ペッパーフードサービスが買われた。
一方、ヨネックスが年初来安値を更新。JMACS、セメダイン、アップルインターナショナル、フュートレック、タクミナが売られた。
05月09日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=8日続伸、好業績銘柄を中心に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は8日続伸した。終値は前日比14円16銭高い3068円76銭だった。3月10日以来、約2カ月ぶりに年初来高値を更新した。9日の日経平均株価が2万円の節目回復を前に伸び悩む半面、新興企業向け株式市場では好業績銘柄を中心に買いが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で505億円、売買高は8035万株だった。値上がり銘柄数は394、値下がり銘柄数は245となった。
個別では、ポラテクノ、シーシーエス、ニューテックがストップ高。老人ホームを運営するチャームケアや半導体製造装置の部品商社の内外テック、梱包製材を手掛けるオービスが上昇した。アイ・テック、ノムラシステムコーポレーション、芝浦電子などが買われた。
半面、介護施設を運営するケアサービスやゲーム開発のアエリア、設備製造の平田機工は下落した。栄電子、オールアバウト、不二精機が売られた。
05月09日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=4日続伸、ファイズやそーせいが買われる
・・・続き
東証マザーズ指数は4日続伸した。終値は前日比1.22ポイント高い1061.08だった。
4月3日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。値上がり銘柄数は133、値下がり銘柄数は93となった。
日経平均株価は前日大幅高の反動から売られたが、為替市場の円安が進むなど買い方優勢の展開が継続した。
個別では、通販向けの配送を手掛けるファイズや創薬ベンチャーのそーせい、システム開発のリミックスが上昇した。インタースペース、ティーケーピー、じげん、アカツキ、ソレイジア・ファーマなど9銘柄が年初来高値を更新した。
一方、ゲーム開発のアカツキやミクシィ、ドリコムが下落した。サイバーステップ、ASJ、テモナ、UMNファーマ、ジャパンインベストメントアドバイザーが売られた
05月09日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[6837]京写
[4348]インフォコム
[3242]アーバネットコーポレーション
[2397]DNAチップ研究所
05月09日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
後場の日経平均株価は前日比27円39銭安の1万9868円31銭で寄り付いた。日経平均株価は前場終値近辺での小動きとなっている。
当面の利益を確保する売りがやや優勢となっている。
トヨタ、SUBARUが前場安値を下回り、コマツも下げ幅を拡大し、新日鉄住、JFEは軟調。任天堂が甘く、ソフトバンクG、KDDIもさえない。三菱UFJが緩み、三井住友、野村は小安く、第一生命も下げている。
半面、東芝がにぎわい、東電力HDはしっかり。ソニー、キヤノンが値上がりを維持し、ローム、村田製は堅調。ファーストリテが高く、楽天、花王も値上がりしている。
外国為替市場では、1ドル=113円20銭台での推移。
アジアの主要株式市場は、高安まちまちの値運びとなっている。
ランチバスケットは33件、760.09億円。差し引き120億円の売り越しとの観測
05月09日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=15円安と小反落、買い先行後は利益確定売りが優勢
9日の日経平均株価は小反落した。
・・・続き
午前の終値は前日比15.72円安の1万9879.98円となった。 節目となる2万円の大台に近づき、前日までの連日上昇を警戒した売りが優勢となった。
外国為替市場で円相場が1ドル=113円台に下落する中で、株価指数先物に円安を好感した買いが入ったものの勢いは弱かった。 前日までの3営業日累計で700円近く上昇したため、市場ではテクニカル分析面での短期的な過熱感も意識された。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅反落した。
東証1部の出来高は9億4240万株、売買代金は1兆1667億円、騰落銘柄数は値上がり906銘柄、値下がり940銘柄、変わらず169銘柄となっている。
日経平均マイナス寄与度は11.6円の押し下げで東エレクがトップ。以下、ソフトバンクが6.96円、SUBARUが4.22円と続いた。
プラス寄与度トップはファストリテーリングで、日経平均を12.17円押し上げた。次いでコナミHDが3.99円、京セラが3.42円と続いた。
業種別では33業種中13業種が値上がり。1位は石油・石炭で、以下、空運、金属製品、保険が続いた。値下がり上位には鉄鋼、海運、非鉄金属が並んだ。
個別では、JFEや新日鉄住金など鉄鋼業種の下げが目立った。第1Qの連結決算で営業利益21%減となったパイロットが大幅安となり、アース製薬、ヤマトHDとパナソニックも下げた。
一方、2017年3月期決算を監査法人の承認を得ないまま発表する方向で調整に入ったと伝わった東芝は大幅高となった。
17年3月期の連結業績予想を上方修正したサニックスがストップ高。前日ストップ高のアイエスビーは連騰となった。
また、医薬品の大塚HDと小野薬が上昇した。
東証2部指数は前営業日比2.47ポイント高の5897.56ポイントと4日続伸した。値上がり銘柄数は220、値下がり銘柄数は172となった。
個別ではペッパーフードサービス、まんだらけなど13銘柄が年初来高値を更新した。
半面、セメダイン、シャープとタクミナは下げた。
05月09日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=8日続伸、中小型の好業績銘柄中心に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比15円17銭高の3069円77銭となった。
東証1部の主力株が前日の大幅高の反動で伸び悩み、中小型の好業績銘柄は株価の出遅れ感に着目した買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で302億円、売買高は4709万株。値上がり銘柄数は374、値下がり銘柄数は245となった。
個別で、ニューテックがストップ高。今期業績予想を上方修正した内外テックが買われた。夢の街創造委員会など33銘柄は年初来高値を更新した。
半面、アエリア、栄電子、野村マイクロ・サイエンス、オールアバウト、UEXは下げた。
05月09日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=4日続伸、ソレイジア、じげんなど7銘柄が年初来高値更新
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比2.78ポイント高の1062.64だった。値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は84となった。
個別では、ソレイジア・ファーマ、じげん、など7銘柄が年初来高値を更新した。ファイズやアカツキも高い。
半面、フィット、ミクシィ、エディア、テモナは売られた。
05月09日 為替市況コメント
【為替】クリーブランド連銀総裁発言で6月利上げ確率が高まり、ドルは113円台回復
・・・続き
[概況]
欧州株式市場が下落して始まるとドルは序盤に112円台前半まで下げたが其の後は徐々に値を戻し、NY市場でクリーブランド連銀総裁が「FRBは最大雇用を達成した」「政策目標の完全な達成以前に行動を起こすべき」と発言した事で6月利上げ期待が高まるとドルは買われ、NY市場中盤に4日以来となる113円台に乗せた。
其の後も原油価格の上昇に米国債利回りが上昇してドル買いも進み、NY市場引け間際には当日高値113.310円まで上昇し、最後も+75.5銭高の113.220円と113円台を維持して引けた。
一方ユーロは仏大統領選の終わった材料出尽くし感による売りに-2.5銭の123.675円で引けるなど、主要通貨はマチマチな動きとなった。良好な米経済指標やNY株式市場の上昇にドル高の流れは続いていると見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月09日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き) =小幅続伸、2万円の大台手前で売り買い交錯
[寄り付き概況]
9日の日経平均株価は前日比19円94銭高の1万9915円64銭で寄り付いた。
・・・続き
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに売り買い交錯のなか小幅プラス圏で着地、外国為替市場では1ドル=113円台前半の推移と円安方向に振れており、これを受けて主力株をはじめ総じてリスク選好ムードが継続している。
ただ、日経平均株価は前日に450円高と急伸、直近3営業日で約700円の上昇をみせているだけに、利益確定売りも出やすい。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
日経平均が節目の2万円にせまり、売買が交錯している。値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って求める東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は8日時点で112.8と上昇基調にあり、「テクニカル分析面では短期的に過熱感が意識されやすい」との声があった。
寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種前後が高く、値上がり上位に空運、保険、金属製品、陸運、小売など。値下がりで目立つのは鉱業、不動産、水産など。
個別では、大塚HDや小野薬の上げが目立つ。8日の取引終了後に17年3月期業績を上方修正したSOMPOも上昇している。ソニーや三菱重、ファストリや大東建も高い。
一方、コマツやJFEが安い。東エレクには利益確定売りが出ている。ファナックやソフトバンクも安い。SUBARUやマツダなど自動車株の一角も下落した。
225先物はパリバ・モルスタ・メリル・UBS・GS・ドイツが買い越し。
アムロ・ソジェン・野村・日興・みずほ・大和が売り越し。
TOPIX先物はGS・モルスタ・バークレイズ・ソジェン・みずほが買い越し。
パリバ・メリル・ドイツ・大和・三菱・ドイツが売り越し。
テクニカル的にはホクト(1379)、清水建(1803)、大豊建(1822)、ナカノフドー(1827)、大和ハウス(1925)、日電設(1950)、日比谷(1982)、日本粉(2001)、中部飼(2053)、SMS(2175)、SMS(2175)、カルビー(2229)、明治HD(2269)、日ハム(2282)、丸大食(2288)、システナ(2317)、アサヒ(2502)、宝(2531)、キーコーヒー(2594)、日清オイリオ(2602)、あらた(2733)、JPHD(2749)、日清食(2897)、マツキヨ(3088)、ココカラ(3098)、TOKAI(3167)、トリドール(3397)、ホギメディ(3593)、TIS(3626)、アイスタイ(3660)、北越紀州(3865)、大王紙(3880)、テイカ(4027)、日曹達(4041)、東亜合成(4045)、アイカ(4206)、EPS(4282)、花王(4452)、塩野義(4507)、持田(4534)、日ペ(4612)、OLC(4661)、ジャストシ(4686)、Dガレ(4819)、ライオン(4912)、シーズ(4924)、浜ゴム(5101)、神戸鋼(5406)、リクルート(6098)、アマダ(6113)、津田駒(6217)、レオン自(6272)、クボタ(6326)、住友精(6355)、グローリ(6457)、THK(6481)、ユーシン(6482)、日新電(6641)、アイコム(6820)、ファナック(6954)、じもと(7161)、三菱食品(7451)、コーナン(7516丸文(7537)、サイゼリア(7581)。スノーピーク(7816)、ヤマハ(7951)、日バルカー(7995)、紙パ商(8032)、すてき(8089)、三愛石(8097)、デサント(8114)、三益半導体(8155)、木曽路(8160)、サト(8163)、チヨダ(8185)、コメリ(8218)、フジ(8278)、地銀、イオンFS(8570)、ジャフコ(8595)、いちよし(8624)、東京建(8804)、イオンモ(8905)、NTT都市(8933)、西武(9024)、ハマキョウ(9037)、セイノー(9076)、JR九州(9142)、トランシティ(9310)、TBS(9401)、東北電(9506)、東ガス(9531)、イチネン(9619)、カナモト(9678)、乃村(9716)、サハミチ(9900)、イーストン(9995)、ベルーナ(9997)が動兆。
05月09日 カタリストコメント
「鬱憤晴らし」
週明けのNY株式市場は小幅続伸。
NYダウは3月1日以来の高値水準。
・・・続き
NASDAQ総合株価指数とS&P500指数は連日の最高値更新となった。
アップル、アルファベット、フェイスブック、アマゾンなど主力株が上昇。
業種別S&P500では「エネルギー」、「IT」が上昇のけん引役。
特に市場最高値を更新したアップルはNYダウ上昇寄与度が27ドル。
ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが買い増したことを好感。
株価上昇が加わって同ファンドが3月末で保有するアップル株は昨年末比2.7倍の増加。
8日の株価上昇でアップルの時価総額は一時初めて8000億ドル(約90兆円)に達したとの観測も聞かれる。
相場下落を警戒する投資家は減少。
VIX(恐怖)指数は9.77ポイントまで低下。
終値ベースで1993年12月27日以来23年4カ月ぶりの水準。
企業業績の改善が確認されフランス大統領選でマクロン氏が勝利。
多くのリスクの低下が影響した格好だ。
また防衛関連銘柄を組み入れるiシェアーズ米国航空&防衛ETFは3日ぶりに反落。
「北朝鮮が核・ミサイル開発を放棄すれば金正恩委員長を米国に招いて首脳会談に応じる」との報道もある。
韓国の大統領選挙を控えて北朝鮮リスクがやや緩和された格好と見られている。
10年国債利回りは一時2.39%に上昇。
4月10日以来ほぼ1カ月ぶりの高水準となった。
原油先物相場の下落は一服。
債券→株式のマネーの流れは明確になってきた。
英FT100は4日続伸。
独DAXは史上最多高値更新後4日ぶりの反落。
仏CAC40は4日ぶりの反落。
鬱憤を晴らすかのように年初来高値をようやく更新した昨日の日経平均株価。
連休明けに大きく下落した昨年とは違って「連休明けの大幅高」となった。
東証1部の売買代金は3兆4423億円まで増加。
値上がり銘柄数は1875と全体の9割超でエネルギーを伴った上昇となった。
日経平均は4月21日から9営業日のうち7営業日が3ケタの上昇。
直近の3日続伸での上昇幅は約700円となった。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円高の19910円。
ドル円は113円高前半と追い風モード。
昨日段階でドルベース日経平均はザラバ177.07ポイントと年初来高値を更新。
日経平均の25日線からかい離はプラス5.5%で第一次限界水準は超えた。
騰落レシオは112.80。
サイコロは9勝3敗で75%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲11.991%(前日▲11.592%)。
買い方は▲4.542%(前日▲6.033%)。
日経VIは15.14と低下。
一番大きいのは日経平均採用銘柄のEPSが1272.10円まで増加したこと。
2015年12月8日の1270円を1年半ぶりに超えた。
昨年5月6日の1091円からは16.5%の増加となっている。
PERは15.64倍。
16倍で20353円と計算できる。
この業績の増加と紙芝居チックな25日線プラス5%超との綱引き。
一休みして再バトルが良いのか、一気呵成が良いのかが悩ましい日。
気分的には「2万円が見たい」だ。
(兜町カタリスト櫻井)
05月09日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■東エレデバ<2760>
IoTを短期間で導入する技術開発
■帝人<3401>
スポーツ衣料向け生地で高機能品を増産
■デンカ<4061.>
屋外でも20年利用できる蓄光シート開発
■ブリヂストン<5108>
蒸気や温水で発電できる設備導入
■SBI<8473>
慶応とアミノ酸活用し老化に伴う病を研究
05月09日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
9日の東京株式市場は、堅調な展開となりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円−2万円を想定する。
昨日の日経平均株価は年初来高値を更新し、約1年5カ月ぶりの水準に達した。フシ目の2万円に接近し、同水準が意識される場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半と円安に振れている。円安を背景に、輸出関連株を中心とした銘柄が上昇を支えそうだ。ただ、直近3日間で約700円の上昇となったこともあり、急ピッチの上げに短期的には一服感も出やすいところも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所終値比45円高の1万9915円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1220万株、買い1610万株で、差し引き390万株の買い越し。買い越しは4営業日連続。金額も買い越し。売りセクターに、鉄鋼、電機、保険、化学、不動産など。買いセクターに、サービス、電機、小売、証券、情報通信、陸運など。
【好材料銘柄】
■ネクシィーズグループ <4346>
今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■エムジーホーム <8891>
前期経常を48%上方修正。
■大成温調 <1904>
前期経常を一転30%増益に上方修正。
■内外テック <3374>
前期経常を41%上方修正、配当も10円増額。
■チャーム・ケア・コーポレーション <6062>
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。7-3月期(3Q累計)経常が2.4倍増益で着地・1-3月期も59%増益。
■シーシーエス <6669>
1-3月期(1Q)経常は4.3億円で着地。通期計画の9.1億円に対する進捗率は47.8%となった。
■SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478>
今期経常は55%増益へ。
【主な経済指標・スケジュール】
9(火)
【国内】
3月毎月勤労統計調査(9:00)
10年国債入札
《決算発表》
リンナイ、帝人、ALSOK、三菱重、三井物、三菱商、日通、ニチレイ、IHI、丸紅、住友商、特殊陶、コムシスHD、協エクシオ、日本ハム、トレンド、ライオン、タカラバイオ、住友重、ブラザー、ミネベアミツミ、三菱自、アシックス、テレ朝HD、ベネッセHD、宝HD、スクリン、静岡銀、旭硝子、SUBARU
【海外】
韓国次期大統領選挙の投開票日
米3月卸売在庫(23:00)
米3月卸売売上高(23:00)
米3年国債入札
《米決算発表》
ウォルト・ディズニー、マイクロチップ・テクノロジー、エレクトロニック・アーツ、プライスライン・グループ、エヌビディア、デューク・エナジー、ペリゴ、センプラ・エナジー
休場:韓国
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月09日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月09日号
05月08日 【NY株/欧州株概況】
【市況】小幅続伸 ダウ5ドル高で2カ月ぶりの高値
・・・続き
8日のNYダウ工業株30種平均は、前週末比5ドル34セント高の2万1012ドル28セントと3月1日以来ほぼ2カ月ぶりの高値で終えた。
アップルが連日で最高値を更新し、指数を押し上げた。ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数は連日で最高値を付けた。
アップルは米企業として時価総額が初めて8000億ドルを超えた。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が保有株式を積み増したのが判明したほか、一部で発売が遅れると懸念されていた新型「iPhoneが予定通り10月に発売される見通しだと伝わり買いを誘った。1銘柄でダウ平均を27ドルあまり押し上げた。
仏大統領選の決選投票で欧州連合(EU)との協調路線をとるマクロン氏が勝利したが、予想通りの結果となり、相場への影響は限定的だった。
一部の商品市況の悪化も相場の重荷になった。中国経済の先行きに対する警戒感などから8日の米市場では銅やパラジウムの先物相場が軟調に推移した。業種別S&P500では「素材」が最大の下落率となった。
ナスダック指数は前週末比1.902ポイント高の6102.660で終えた。アップルやアルファベット、フェイスブック、アマゾン・ドット・コムといった主力株が軒並み買われて指数を押し上げた。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で素材や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
個別では、革製品のコーチ(COH)はアパレルのケイト・スペード(KATE)と24億ドルで買収合意し、上昇。メディア企業のトリビューン・メディア(TRCO)は、同業のシンクレア・ブロードキャスト・グループ(SBGI)を間もなく買収するとの報道を受け、堅調推移。四半期決算が市場予想を上回った日用品のニューウェル・ブランズが大幅に上昇した。
ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)は、ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)とワイヤレス通信事業での提携を発表し買われた。
一方、半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)はゴールドマンサックスによる投資判断引き下げを受け売られた。四半期決算が市場予想を下回った米精肉最大手のタイソン・フーズも大幅に下げた。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,012.28+5.34
S&P500種
2,399.38+0.09
ナスダック
6,102.660+1.902
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前週末比210円高の1万9915円で引け、同限月物の終値ベースで年初来高値をつけた。前日の大阪取引所の終値を45円上回った。
7日のフランス大統領選の結果を受けて円安が進み、日本株は買われた。米株高も支援材料となり、6月物は一時1万9935円まで上げた。この日の6月物安値は1万9710円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19915 ( +45 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19925 ( +55 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7300.86(+3.43)
FTSE100種総合株価指数は3営業日続伸。前週末終値に比べ3.43ポイント高の7300.86で引けた。石油株の上げが指数上昇に影響する一方、鉱業株の下げが上値を抑えた。構成銘柄の半数以上は上昇した。
石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが買われた。たばこ株と水道株も高くなった。
半面、銅価格の下落で、鉱業株は軒並み売られた。アントファガスタとアングロ・アメリカンの下げが目立った。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12694.55(−22.34)
ドイツ株式指数(DAX)は5営業日ぶりに反落した。終値は前週末比22.34ポイント安の12694.55だった。7日のフランス大統領選を前に上昇していた欧州各国株式相場はこの日、利益確定目的の売りが出た。
ドイツでは、工業用ガスのリンデとコメルツ銀行、鉄鋼のティッセン・クルップが下落。一方で、医薬・化学大手のメルクと不動産のボノビア、ドイツテレコムが売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5382.95(−49.45)
フランスの株価指数CAC40は3営業日ぶりに反落。終値が前週末日に比べて0.91%下落した。
05月08日 マーケットコメント
05月08日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、利益確定の売りに押される。
・・・続き
[概況]
8日、東京時間の米ドル円は、仏大統領選が無難な結果となったことを受けて、一時112.935円まで上昇した。注目されていた仏大統領選挙は、中道系独立候補のマクロン前経済相が極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首を決選投票で破り勝利した。
これを受けて、米ドル円は買い安心感から本日高値をつけた。ただ、既に織り込まれていた部分でもあり、その後は利益確定の売りに押され、112.500円まで値を下げる展開となった。現在、欧州時間に入ると下げも一服し112.600円付近での推移となっている。
この後の時間では、注目される経済指標の発表が少なくテクニカル主導の相場展開となりそうか。
テクニカル的には、一目均衡表の雲の上限112.808円や節目の113.000円が上値抵抗線として機能しているようだ。このラインをしっかりと上抜けできれば3月14日以来の115.000円台も視野に入ってくる可能性もありそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
8日の東京株式市場は朝方から大きく買い優勢となり、日経平均株価は一時前営業日比483円高の急騰を演じ年初来高値を更新し、2万円大台に肉薄する場面もあった。
・・・続き
明日(9日)の東京株式市場は、きょう日経平均株価が400円を超える急騰をみせたことに対する反動もあり、利益確定の売り優勢で、短期的には一服感も出やすいところ。
カギを握るのはドル円になると考える。
ドル円のチャートは、日足では一目均衡表で雲の中から上に浮上できるか、週足では26週線を上に抜けられるか、それぞれ節目に差しかかっている。
FOMCや米雇用統計を通過して円安基調が強まったことは好材料で、仏大統領選の結果を受けて、リスク・オンからもう一段円安が進むかどうかに注目したい。
仮に、外国為替市場で足もとの円安・ドル高推移が継続し、佳境を迎えている決算発表で18年3月期の業績見通しの堅調さが認識されることになれば、中期的には日経平均株価2万円固めの新たなステージを迎えることになりそうだ。
ただ、北朝鮮を巡る地政学リスクや、トランプ米大統領の経済政策の遅れなど、懸念要因は完全に払拭されておらず、慎重な対応が必要」との見方が出ている。
05月08日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=大引け 大幅に3日続伸、1年5カ月ぶり高値、海外勢の買い
【大引け概況】
8日の日経平均株価は3日続伸した。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:0分38秒 容量:6.35M
過去のマーケット動画はこちら
終値は前営業日比450円高の1万9895円70銭で3月13日以来、約2カ月ぶりに年初来高値を更新した。2015年12月3日以来、約1年5カ月ぶりの高値となる。
大型連休明けの東京市場は、先週末の海外株高に加え、「海外勢がもっとも危険視していたフランス大統領選挙」で中道系独立候補が勝利したことから取引参加者のリスク選好姿勢が高まった。
日経平均は寄り付きから輸出関連株や金融関連株など幅広い銘柄が買われて大きく値を上げ、上げ幅は一時500円に迫る勢いだった。午後には1万9900円台も回復し、市場からは「為替と連動しない強い値動き」との声も上がっていた。
海外投資家の買いが目立ち、東証1部の売買代金は3兆4434億円と2016年12月9日以来、約5カ月ぶりの多さになった。
ただ、「上昇ペースが速過ぎる」、「あす以降は利食いの可能性が高い」と懸念する声もあり、2万円台回復には曲折がありそうだ。
JPX日経インデックス400は3日続伸し、年初来高値を更新した。終値は前営業日比319.57ポイント高の1万4168.72だった。東証株価指数(TOPIX)も年初来高値を更新し、35.56高の1585.86で終えた。
業種別TOPIXは33業種すべてが上昇し、化学や鉱業、保険業、不動産業、石油石炭製品などの上昇率が大きかった。
東証1部で年初来高値を更新した銘柄は360を超え、値上がり銘柄数は1875と全体の9割強を占めた。値下がりは108、変わらずは32銘柄だった。売買高は概算24億808万株だった。
個別では、ソニーが大幅高となり、時価総額は2008年6月以来の5兆円台を回復した。衣料品店「ユニクロ」の4月の国内既存店売上高が前年同月比6%増だったファストリも大幅に上昇した。伊藤忠が大幅増配などを好感し10連騰。武田や資生堂や花王も高く、HOYAと富士通は年初来高値を更新した。
半面、「2018年3月期の連結営業利益が前期から横ばいにとどまりそう」と伝わったSUBARUは下落した。三菱UFJフィナンシャル・グループが2017年3月期の連結決算で、融資の扱いを「要管理債権」に引き下げた東芝も反落した。
抗精神病薬で一貫した結果が得られなかったことで失望売りから大塚HDが値下がりしたほか、オリンパスやコマツなどが軟調に推移した。
東証2部株価指数は、前営業日比61.48ポイント高の5895.09ポイントと3日続伸した。値上がり銘柄数は378、値下がり銘柄数は82となった。
個別では、田辺工業がストップ高。富士古河E&C、カワニシホールディングス、三光マーケティングフーズ、アップルインターナショナル、パシフィックネットなど25銘柄は年初来高値を更新。日本パワーファスニング、エムジーホーム、フュートレック、タクミナ、ユニバンスは値上がり率上位に買われた。
一方、アピックヤマダがストップ安。イサム塗料は年初来安値を更新。JMACS、セメダイン、ニッキ、日本ケアサプライ、キーウェアソリューションズが売られた。
05月08日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=7日続伸、2カ月ぶりの高値水準
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。終値は前営業日比42円18銭高の3054円60銭と、3月13日以来およそ2カ月ぶりの高値水準だった。7日間続けて上昇するのも2カ月ぶり。
フランス大統領選でマクロン前経済相が勝利し、「欧州の政治情勢に対する不透明感が和らいだ。東証1部市場も全面高となるなど投資家心理が前向きになっていることで、「新興企業市場も、しばらく堅調な相場展開が想定される」との声が上がっていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で541億円、売買高は7508万株だった。値上がり銘柄数は549、値下がり銘柄数は122となった。
個別では、ケアサービス、ほぼ日、ニューテック、栄電子がストップ高。鉱研工業<6297>は一時ストップ高と値を飛ばした。第一カッター興業、山加電業、サニーサイドアップ、B−Rサーティワンアイスクリーム、アルテ サロン ホールディングスなど45銘柄は年初来高値を更新。ロングライフホールディング、東武住販、内外テック、ノムラシステムコーポレーションが買われた。
一方、マツモト、佐渡汽船が年初来安値を更新。細谷火工、夢テクノロジー、野村マイクロ・サイエンス、日邦産業、ケイティケイが売られた。
05月08日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=3日続伸、新興市場も堅調展開く
・・・続き
東証マザーズ指数は前営業日比18.32ポイント高の1059.86ポイントと3日続伸とおよそ1カ月ぶりの高値。
休明けの東京市場はフランス大統領選の結果と為替市場の大幅な円安進行などを背景に東京市場全般が買い一色となり、新興市場も堅調展開だった。
値上がり銘柄数は187、値下がり銘柄数は48となった。
個別では、プラッツがストップ高。ASJは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、ファンデリー、じげん、ラクス、アカツキなど7銘柄は年初来高値を更新。バイオ医薬品のソレイジアやジーエヌアイが大幅高。エディア、ディー・ディー・エス、エルテスが買われた。
一方、ゲームのドリコム、航空機リースのJIA、UMNファーマ、コラボス、イトクロが売られた。
05月08日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を5銘柄更新しました。
[3137]ファンデリー
[3176]三洋貿易
[9368]キムラユニティー
[8075]神鋼商事
[9179]川崎近海汽船
05月08日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が上昇幅を拡大
・・・続き
8日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比361円24銭高の1万9806円94銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、29.75ポイント高の1580.05で始まった。
外国為替市場では、1ドル=112円70銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
前場の日経平均は買い先行で始まった後もじり高基調が続いており、年初からのもち合いレンジの上限を突破してきている。
利食いも出やすい状況であろうが、一方でショートカバーも強まりやすく、強弱感が対立しやすいだろう。
ランチバスケットは430億円、差し引き10億円の売り越しとの観測。
05月08日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=349円高大幅続伸、年初来高値更新
8日の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
午前の終値は前営業日比349円49銭高の1万9795円19銭となり、3月13日に付けた年初来高値(1万9633円75銭)を上回った。東証1部の年初来高値を更新した銘柄は300を超えた。
7日のフランス大統領選の結果判明後に外国為替市場でユーロが上昇し、8日の東京株式市場では欧州売上比率の大きなマツダや日本板硝子などの株価が上昇した。業種別では空運や保険、銀行が高い。電気機器や商社の上昇も目立った。
市場からは「仏大統領選の結果はもとより、(市場予想を上回った)米4月雇用統計やFOMC(米連邦公開市場委員会)による6月の利上げ確率上昇など外部要因が好転した。先行きリスク・ポジションを積み上げる可能性があり、早い段階で日経平均2万円が期待できるのではないか」(銀行系証券)との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
東証1部の出来高は11億8206万株、売買代金は1兆6293億円。騰落銘柄数は値上がり1835銘柄、値下がり128銘柄、変わらず51銘柄。
個別では、任天堂が商いを集めて大きく上昇、ソフトバンクG、ファナック、ファーストリテの値がさ株は上伸。三菱UFJ、三井住友、第一生命HD、T&Dが買われ、トヨタ、ホンダ、スズキは堅調。第1四半期(17年1-3月)の連結決算で営業利益3.8倍のアイエスビーがストップ高カイ気配。第1四半期(17年1-3月)の連結決算で営業利益47.0%増のJUKIや遠藤照明、アイスタイルどの上げも目立った。
半面、東芝が反落し、「2018年3月期の連結営業利益が前期から横ばいにとどまりそう」と伝わったSUBARUは軟調。コマツが値を消し、17年3月期の連結売上高および営業・経常利益予想を下方修正したワコムが下落し、ボルテージ、オリンパス、VOYAGEなどの下げも目立った。
東証2部指数は前営業日比55.35ポイント高の5888.96ポイントと3日続伸。値上がり銘柄数は381、値下がり銘柄数は62となった。
個別では富士古河E&C、カワニシホールディングス、三光マーケティングフーズ、アップルインターナショナル、パシフィックネットなど20銘柄が年初来高値を更新。日本パワーファスニング、明治機械、ユニバンス、エムジーホーム、タクミナが買われた。
一方、アピックヤマダがストップ安。イサム塗料は年初来安値を更新。兼松エンジニアリング、セメダイン、カネヨウ、昭和飛行機工業、メタルアートが売られた。
05月08日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=7日続伸、個人中心に中小型株にも買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは2日終値比35円13銭高い3047円55銭。フランス大統領選の結果を受け、東証1部の主力株が上昇。運用リスクをとる雰囲気が広がり、個人投資家を中心に中小型株にも買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で294億円、売買高は4161万株。値上がり銘柄数は539、値下がり銘柄数は112となった。
個別で、はほぼ日がストップ高。鉱研工業は一時ストップ高と値を飛ばした。第一カッター興業、サニーサイドアップ、B−Rサーティワンアイスクリーム、アルテ サロン ホールディングスなど39銘柄は年初来高値を更新。4月の既存店販売が好調だったマクドナルドが上げた。栄電子、東武住販、ノムラシステムコーポレーション、ヒビノ、オールアバウトが買われた。
一方、マツモト、佐渡汽船が年初来安値を更新。細谷火工、夢テクノロジー、夢真ホールディングス、アエリア、愛光電気が売られた。
05月08日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=3日続伸、プラッツがS高
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。前引けは2日終値比14.39ポイント高い1055.93だった。値上がり銘柄数は194、値下がり銘柄数は38となった。
個別では、プラッツがストップ高。ミクシィ、ファンデリー、じげん、バイオ医薬品のソレイジアやジーエヌアイが大幅高。ゲームのアカツキやサイステップが上昇した。
一方、コラボス、UMNファーマ、イトクロ、ドリコム、ソケッツが売られた。
05月08日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 339円高、海外勢から買い、年初来高値更新
[10時の概況]
10時現在の日経平均株価は前営業日比339円51銭高の1万9785円21銭で推移。
・・・続き
日経平均は、シカゴ225先物にサヤ寄せする格好から大幅高となった。
フランス大統領選の結果、同国がユーロ圏から離脱する懸念が大きく後退し、投資家は積極的にリスク資産である株式への買いを増やしている。株式市場では「運用比率が相対的に低下した日本株を買い増す海外投資家が増えている」との指摘があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も一段高している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆619億円、売買高は7億9278万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1831と、全体の約9割を占めた。値下がりは120、変わらずは62銘柄だった。
業種別では33業種中32業種が上昇し、下落は鉄鋼の1業種のみ。値上がり率1位は鉱業で、以下、石油・石炭、保険、空運、証券・商品、銀行と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリで、日経平均を48.67円押し上げている。次いでファナックが25.47円、KDDIが17.22円、ダイキンが13.69円、ソフトバンクが10.49円と続く。
マイナス寄与度は9.89円の押し下げでオリンパスがトップ。以下、大塚HDが6.81円、SUBARUが2.28円、ミネベアが1.25円と続いている。
個別では、コンコルディや第一生命HDが上げ幅を拡大している。花王とNTTも一段高となった。スズキとソニーは年初来高値を更新した。ソニーの時価総額は2008年6月以来の5兆円台回復となった。
アイスタイルが3日続伸し、年初来高値更新。2日の取引終了後、17年6月期の連結業績予想の上方修正を発表し好感されている。
半面、大塚HDと東芝は下げ幅を広げている。新日鉄住金とJFEも安い。米国際貿易委員会(ITC)が5日、日本や韓国など8カ国・地域で生産した鉄鋼製品が不当に安い価格で米国に輸入され、米国産業に被害が出ていると認定したため、日本の鉄鋼株には売りが出ている。
東証2部株価指数は続伸している。シャープとADプラズマが上げ、Jトラストとセメダインは下げた。
225先物はJP・UBS・ドイツ・モルスタ・SBI・クレディ・アムロが買い越し。
野村・ソジェン・GS・メリル・大和が売り越し。
TOPIX先物はJP・UBS・GS・クレディ・ドイツ・シティが買い越し。
みずほ・パリバ・日興・バークレイズ・大和が売り越し。
テクニカル的には、東建コーポ(1766)、中電工(1941)、森永菓(2201)、すかい(3197)、Klab(3656)、ガンホー(3765)、SRA(3817)、CTS(4345)、三洋化(4471)、マンダム(4917)、タツタ(5809)、ネツレン(5976)、エイチワン(5989)、ニッパツ(5991)、遠藤照(6932)、スギ(7649)、コクヨ(7984)、セイコー(8050)、イワキ(8095)、H2O(8242)、リロ(8876)、インテリックス(8940)、鴻池運輸(9025)、ヤマト(9064)、日立物(9086)、デジアーツ(2326)、スタートト(9092)、マクニカ富士(3132)、Hamee(3134)、ツルハ(3391)、日オラクル(4716)、CTC(4739)、ワコム(6727)、メディパル(7459)、日ライフL(7575)、椿本興(8052)、ダイビル(8806)、山九(9065)、CEC(9692)が動兆。
05月08日 カタリストコメント
「何も起こらなかった」
週末のNY株式市場は上昇。
S&P500は終値ベースの過去最高値を更新した。
・・・続き
背景は好調だった雇用統計。
非農業部門雇用者数が21.1万人増加し市場予想の18.5万人増を上回った。
前月の7.9万人増から大幅増加。
また 失業率は4.5%から4.4%に0.1%ポイント低下。
2007年5月以来の低水準。
これを受けて6月利上げ観測が拡大。
ゴールドマン・サックスは6月の利上げ確率を従来予想の70%から90%に引き上げた。
今週のFOMC声明も「第1四半期の成長減速は一時的なものである公算が大きい。
労働市場は力強い」。
6月利上げの公算は高まった格好。
原油先物価格の反発も好感された。
決算面ではアップルはアイフォンの販売が予想外の苦戦。
フェイスブックの第1四半期決算はモバイル広告が好調で76.6%の増益で着地。
7日に実施予定のフランス大統領選の決選投票。
中道系独立候補のマクロン前経済相が極右のルペン候補に勝利するとの見方からユーロ買いが優勢。
ユーロは一時対ドルで昨年11月初旬以来の高値となる1.0999ドルまで上昇した。
英FT100指数、仏CAC40指数は3日続伸。
独DAX指数は3日続伸で過去最高値更新。
「セル・イン、メイ」という5月以降の好売り場を醸し出すムードは高まってきた印象。
ゴールデンウィークのサプライズはポジネガともになしで通過。
連休の谷間の2日立ち合いながら続伸した東京株式市場。
月曜火曜とも寄り付き時間帯が安値で引けにかけて上値を伸ばす展開。
一目均衡の雲の上に出てきた。
週間では248円上昇。
週足は3週連続で陽線。
5月月足陽線基準19310円は上回って推移し4月SQ値19434円を射程に捉えた。
25日移動平均からのかい離はプラス3.3%とやや警戒水準。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲11.592%。
買い方は▲6.033%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率(松井証券速報)。
売り方▲13.26%(前日▲11.75%。4月14日 ▲3.56%)。
買い方▲13.27%(前日▲13.96%4月14日▲19.41%)と接近。
空売り比率は36.7%と安定的。
日経VIも15.27と落ち着いている。
日経平均採用銘柄のEPSは1267.65円と微増。
PERは15.34倍。
全体の17.3%が通過した3月期決算で今期純利益はプラス12.6%(前期は7.4%増加)。
東証1部の益回りは6.01%(前期基準5.51%)まで上昇した。
10年国債利回り0.02%と比べるとその差は大きい。
信用残は4週連続減少で1220億減の2兆3928億円。
売り残は521億円増加し8959億円。
売り方期日まであと2日。
この行方が気にかかる。
ドル建て日経平均は終値ベースで173.52ドルと2000年4月以来の水準まで上昇。
「海外からの視点では上昇しているだけに利食い対象になりやすい」という声も聞こえない。
でも杞憂だろう。
225先物の先週火曜夜間取引終値は日中比10円安の19470円。
シカゴ225先物終値は同終値比235円高の19705円。
現物の今年高値19668円(3月2日)を上回った。
2015年12月2日以来の2万円台回復まであと約555円。
実質はあと300円レベルとなってきた。
企業決算の好調がEPSの上昇をもたらしPERは低下し割安感醸成。
「遠い世界に振り回されないまともな相場に期待」という声が聞こえる。
NYダウは月曜に20913ドル。
→20949ドル(△36ドル)→20957ドル(△8ドル)
→20951ドル(▼6ドル)→21006ドル(△55ドル)。
結局96ドル上昇。
NASDAQは月曜に6091ポイント。
6095ポイント(△3ポイント)→6072ポイント(▼22ポイント)
→6075ポイント(△2ポイント)→6100ポイント(△25ポイント)。
結局9ポイント上昇。
S&P500は月曜に2388ポイント。
2391ポイント(△2ポイント)→2388ポイント(▼3ポイント)
→2839ポイント(△1ポイント)→2399ポイント(△9ポイント)。
結局10ポイント上昇。
ダウ輸送株指数は9070ポイント。
9153ポイント(△83ポイント)→9133ポイント(▼20ポイント)
→9138ポイント(△4ポイント)→9189ポイント(△51ポイント)。
3市場の売買高は月曜に60億株。
70億株→73億株→78億株→65億株。
CME円建ては大証比225円高の19705円。
ドル建ては大証比245ポイント高の19725ポイント。
ドル円は111.53円→111.96円→112.73円→112.45円。
週末は112.71円。
10年国債利回りは2.289%→2.287→2.321%→2.352%。
週末は2.350%。
(兜町カタリスト櫻井)
05月08日 為替市況コメント
【為替】仏大統領選が終わり、為替市場はリスク回避後退の円売り優勢で始まる
・・・続き
[概況]
7日(日)に行われた仏大統領選が予想通りマクロン氏の勝利確実となった事で、週明けの東京外国為替市場はリスク回避後退の円売りが優勢となった。
ドルは先週末高値を上抜いて始まり、ユーロは一気に124円台に乗せてスタートした。
今週はこの円売りの流れがどこまで続くかに注目しているが、先週発表された米国の対日貿易赤字について、ロス米商務長官が「この膨張した貿易赤字にもはや耐えられない」とけん制発言を行った事から、急速なドル高進行は難しいのではないか。
今週の米経済指標は10日(水)MBA住宅ローン申請件数、4月輸入価格指数、4月財政収支、11日(木)4月生産者物価指数、新規失業保険申請件数、12日(金)4月小売売上高、4月消費者物価指数、5月ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表予定となっており、流れはドル高・円安と見るが進行はゆっくりと予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月08日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■清水建<1803>
東工大と廃炉調査向けヘビ型ロボ開発
■窪田製薬<4596>
網膜疾患向け在宅眼科医療機器を市場投入
■ソニー<6758>
医療機関と組み遺伝子治療サービス拡大
■キヤノン<7751>
医療用診断支援システムを開発
■凸版印<7911>
切り替え操作簡単なデジタルサイネージ開発
■NTT<9432>
系列がAI活用「気付き」情報を提供
05月08日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月08日号
05月08日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
8日の東京株式市場は買い先行後、堅調な展開となりそう。
・・・続き
シカゴ市場日経平均先物にサヤ寄せするスタートになろう。(同清算値:1万9705円、大阪比(2日)225円高)
これにより、年初からのもち合いレンジ上限を突破してくることになる。
日経平均株価の予想レンジは、1万9400円−1万9800円を想定する。
連休中の海外株式市場は、ナスダック総合指数が史上最高値を更新し、NYダウも最高値に迫る水準まで上昇するなど堅調な展開だった。現地5日の現地7日に行われたフランスの大統領選挙では、中道のマクロン氏が当選確実となり、従来からの政策が継承される見込み。リスク警戒感が後退し、買い安心感が広がる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半と円安に振れており、輸出関連株には追い風になるとみられる。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1270万株、買い1410万株で、差し引き140万株の買い越し。買い越しは3営業日連続。金額も買い越し。売りセクターに、食品、不動産、自動車、小売、化学、機械、空運、電機、建設、銀行など。買いセクターに、電機、小売、機械、その他金融、サービス、輸送用機器、陸運、建設、食品など。
日経平均先物が日本時間8日早朝のシカゴで一段高となっている。
円建ての6月物は、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で一時1万9825円まで上昇した。3月13日に付けた日経平均株価の年初来高値1万9633円を上回っている。
7日のフランス大統領選の決選投票で親欧州連合(EU)の中道系独立候補のエマニュエル・マクロン氏が勝利し、外国為替市場で円相場が対ユーロや対ドルで下落し日本株への強気の見方が広がった。
日経平均先物6月物は、GLOBEXの5日の清算値が1万9705円だった。大阪取引所では日本時間3日早朝に付けた夜間取引の終値が1万9450円、2日清算値が1万9480円だった。日経平均株価の2日終値は1万9445円70銭だった。
【シカゴ日本株先物】
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19705 ( +225 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19725 ( +245 )
( )は大阪取引所終値比
【好材料銘柄】
■田辺工業 <1828>
前期経常を一転15%増益に上方修正、配当も20円増額。
■JUKI <6440>
非開示だった上期経常は4.6倍増益、未定だった上期配当は無配継続。
■アイ・エス・ビー <9702>
1-3月期(1Q)経常は3.6倍増益・上期計画を超過。
■ジェイテック <2479>
前期経常を35%上方修正。
■東武住販 <3297>
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
8(月)
【国内】
4月消費者態度指数(14:00)
《決算発表》
LIXIL G、リンテック、スターツ、マルハニチロ、アース製薬、ニチアス、ホトニクス、全国保証、三菱食品、ドンキホーテH、Uアローズ、ケーズHD、東建物、ベネ・ワン、扶桑化学、パイロット、OBARA−G
【海外】
中国4月貿易収支
米4月労働市場情勢指数(23:00)
《米決算発表》
シスコ、マリオット・インターナショナル、AES、テソロ
休場:ロシア(〜5/9)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月06日 マーケットコメント
05月06日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月06日号
05月05日 マーケットコメント
05月05日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月05日号
05月04日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反落し6ドル安 原油安が相場の重し
・・・続き
4日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら3日ぶりに反落し、前日比6ドル43セント安の2万0951ドル47セントで終えた。
昨日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、米景気の見通しに楽観的な姿勢が示され、買いが先行した。
その後は、一部の主要企業決算や原油安が嫌気される一方で、医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案が下院を通過したほか、金融規制改革法(ドッド・フランク法)見直し法案が下院金融委員会で可決され、終日終値を挟んで揉み合う展開となった。
ダウ平均は下げ幅を一時109ドルまで広げた。需給の緩みへの警戒感からNY原油先物相場は一時1バレル45ドル台前半と、約5カ月ぶりの安値を付けた。業績への悪影響が意識され、エクソンモービルやシェブロンといった石油株が大幅に下落。国際商品相場の軟調で資源用の需要が鈍るとの見方から建機のキャタピラーも売られダウ平均を押し下げた。
取引終盤にかけオバマケアが採算悪化につながってきたユナイテッドヘルス・グループなどのヘルスケア関連株が上げ幅を広げてダウ平均を下支えした。
5日には4月の米雇用統計が発表され、7日にはフランス大統領選の決選投票を迎える。週末にかけて相次ぐ重要イベントの結果を見極めたいとして投資家は様子見姿勢を強めやすく、株式相場は方向感に欠く場面が目立った。
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比2.787ポイント高の6075.337で終えた。前日夕に四半期決算を発表したフェイスブックは下げたものの、グーグルの持ち株会社アルファベットが上昇。バイオ製薬株が軒並み買われたことも指数を押し上げた。
セクター別では、食品・生活必需品小売や保険が上昇する一方でエネルギーや電気通信サービスが下落した。
化粧品のエイボン・プロダクツ(AVP)は、予想外の赤字決算となり、20%超の大幅下落。
日本のオリックスから出資を受けることで合意した地熱発電のオーマット・テクノロジーズは下落。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、決算で一株損失が予想よりも拡大し、下落した。
一方で、イタリアの高級車メーカーのフェラーリが高い。発表した2017年1〜3月期決算で市場予想を上回る増収増益となったのを好感した買いが広がった。
レストラン・フランチャイズのダンキン・ブランド・グループ(DNKN)は、決算内容が市場予想を上回り、買われた。前日夕発表した四半期決算で最終損益が黒字に転じ、1株利益などが市場予想を上回った保険のAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)が上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,951.47−6.43
S&P500種2,389.52+1.39
ナスダック
6,075.337+2.787
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅ながら4営業日ぶりに下げた。6月物は前日比30円安の1万9565円で引け、2日の大阪取引所の終値を85円上回った。
円相場の反発に加え、原油安を嫌気しダウ工業株30種平均一時大幅に下げた場面で売りが優勢になった。下値は堅く、この日の6月物安値は1万9505円、高値は1万9670円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19565 ( +85 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19585 ( +105 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は反発。前日終値に比べ13.57ポイント高の7248.10で引けた。構成銘柄の半数以上が上昇した。欧州の長期金利上昇を背景に金融株が買われた。一方で鉱業株が下落し、指数の上げは限定的だった。
四半期決算が市場予想を上回る内容となったHSBCホールディングスを筆頭に銀行株はほぼ全面高で引けた。
航空のインターナショナル・エアラインズ・グループとイージージェットが高かった。
半面、金属相場の下落を受けて鉱業株が売られ、全面安で引けた。なかでもアングロ・アメリカンとアントファガスタの下落が目立った。衣料小売りのネクストは5%超下げた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は3日続伸。終値は前日比119.94ポイント(0.96%)高の12647.78となり、連日で最高値を更新した。7日のフランス大統領選で中道系独立候補のマクロン元経済産業デジタル相が優位との見方から政治リスクへの警戒感が後退し、欧州株全体が上昇する中、構成銘柄の約9割が買われた。欧州の長期金利上昇を受けてコメルツ銀行とドイツ銀行が高かった。一方で半導体のインフィニオンテクノロジーズなど4銘柄が下落した。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40が2008年1月以来の高値(終値ベース)を更新した。
05月04日 マーケットコメント
05月04日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月04日号
05月03日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ小幅続伸 FOMC声明で心理改善
・・・続き
3日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら続伸し、前日比8ドル01セント高の2万0957ドル90セントで取引を終えた。
前日発表の決算が嫌気されてアップルが下げ、午前中は相場の重荷になった。
2017年1〜3月期決算は5四半期ぶりの増益となったものの、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の出荷台数が減少に転じ、売上高は市場予想に届かなかった。同社やサプライヤーの業績の先行きに対する懸念から、この日のダウは反落して始まり、午前中に一時75ドル安まで売られた。
午後2時に米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表。声明で1〜3月期の経済成長の鈍化は「一時的」との見方が示されると、米景気の先行き不透明感が和らぎ、買いがやや優勢になった。
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、同22.817ポイント安の6072.550で終えた。連日で最高値を更新していたため、利益確定の売りが出やすかった。
セクター別では、自動車・自動車部品や銀行が上昇する一方でメディアや不動産が下落した。
個別では、四半期決算で1株利益が市場予想を超えた菓子のモンデリーズ・インターナショナル、ケンタッキー・フライド・チキンなどを展開する外食のヤム・ブランズが高い。
決算が増収増益だった化粧品のエスティ・ローダーも買われた。自動車部品のデルファイ・オートモーティブは四半期決算で市場予想を上回る収益力を示し、あわせて公表した事業分割を好感した買いも入った。
一方、ソフトバンク傘下の米携帯電話スプリントが決算発表で買収・合併戦略について具体的な言及がなかったことで、14.3%安と失望売りが出た。
ネット配信インフラのアカマイ・テクノロジーズが下落。前日夕に示した弱気な売上高見通しを受け、米証券会社の投資判断引き下げが相次いだ。前日夕に発表した四半期決算が市場予想を下回った製薬のギリアド・サイエンシズも安い。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,957.90 +8.01
S&P500種
2,388.13−3.04
ナスダック
6,072.550−22.817
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比115円高の1万9460円で引け、前日の大阪取引所の終値を20円下回った。
朝方に円安と米株高を好感した買いが先行し、6月物は一時1万9510円まで上げた。
その後は4月の米新車販売台数の低迷などを材料に円が下げ渋るにつれ、上げ幅を縮めた。この日の6月物の安値は1万9330円。
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は反落。前日終値に比べ15.52ポイント安の7234.53で引けた。鉱業株の下げが指数を押し下げ、構成銘柄の約6割が下落した。
銅価格の下落を背景に、鉱業関連株が軒並み大幅安となった。アングロ・アメリカンと資源商社のグレンコアの下げが目立った。前日に上昇した石油のBPはこの日売られた。
スーパーマーケット株も下がった。セインズベリーは、3年連続で減益を発表したことが嫌気され5%超の下落。テスコも大幅安。たばこのインペリアル・ブランズとブリティッシュ・アメリカン・タバコも軟調だった。
半面、ソフトウエア開発のセージ・グループは、上期増益の発表が好感され上昇。
スタンダードチャータード銀行など銀行株は上昇した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は続伸。終値は前日比19.94ポイント(0.16%)高の12527.84と、連日で過去最高値を更新した。
医療機器のフレゼニウスは上昇した。通期利益見通しを引き上げたことが好感された。
一方で、電力のエーオンと航空のルフトハンザは下落した。四半期決算を発表した自動車のフォルクスワーゲンも売られた。
??????
05月03日 マーケットコメント
05月03日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月03日号
05月02日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ反発し36ドル高 ナスダックが連日高値
・・・続き
2日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反発し、前日比36ドル43セント高の2万0949ドル89セントで終えた。
これまで発表された主要企業の四半期決算が総じて良好で買いが先行した。
工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や航空機のボーイング、クレジットカードのビザが買われてダウ平均を押し上げた。
その後は4月新車販売台数が大幅な不振となり、自動車セクターを中心に売りが広がったほか、原油安が嫌気された。
取引終了後にアップルの決算発表、3日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表など重要日程を控える。このため買いの勢いは弱く、上値は限られた。
ナスダック総合株価指数は続伸した。前日比3.765ポイント高い6095.367で終え、連日で最高値を更新した。決算発表を目前にアップルが上場来高値を更新し、指数の上げをけん引した。
セクター別では、運輸や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で自動車・自動車部品や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
革製品のコーチ(COH)が急伸した。朝方発表した2017年1〜3月期決算で1株利益が市場予想を上回った。ディーゼルエンジン大手カミンズも大幅高。市場予想を上回る1〜3月期決算を発表し、あわせて17年12月期の売上高の見通しを上方修正し、好感された。
ホテル運営のヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス(HLT)も決算内容が好感され、堅調推移した。
一方、肥料のモザイクが安い。1〜3月期決算が最終赤字に転落し、売上高も市場の予想以上に減った。半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は決算内容が嫌気され、大幅下落。自動車大手のフォード(F)やゼネラル・モーターズ(GM)は4月新車販売台数が前年同期比で減少し、軟調推移となった。
携帯端末のアップルはマーケット終了後に1-3月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたが、売上高は下振れた。時間外取引で下落して推移している。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,949.89+36.43
S&P500種
2,391.17+2.84
ナスダック
6,095.367+3.765
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比115円高の1万9460円で引け、前日の大阪取引所の終値を20円下回った。
朝方に円安と米株高を好感した買いが先行し、6月物は一時1万9510円まで上げた。その後は4月の米新車販売台数の低迷などを材料に円が下げ渋るにつれ、上げ幅を縮めた。この日の6月物の安値は1万9330円。
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は反発。前週末終値に比べ46.11ポイント高の7250.05で引けた。医薬品株と石油株の上げが指数を押し上げた。朝方に発表された4月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を大きく上回ったほか、良好な企業の業績発表などを受けて買いが広がり、構成銘柄の約8割が上昇した。
ヒクマ・ファーマシューティカルズなど医薬品株が上がった。シャイアーは、第1四半期利益が市場予想以上に増加したことが好感された。
半面、鉱業株は軒並み売られた。アントファガスタとフレスニージョはともに3%前後の下落。アナリストが投資判断と株価目標を引き下げたスタンダードチャータード銀行も下がった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前週末比69.89ポイント(0.56%)高の12507.90と、過去最高値を更新した。
放送大手のプロジーベンザット1メディアと航空のルフトハンザ、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは上昇。一方で、ドイツポストと医薬・農薬大手のバイエルは下落した。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40の終値が前週末に比べて0.7%上昇し、終値ベースで2008年1月以来の高値を付けた。
05月02日 マーケットコメント
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
2日の日経平均は続伸。
・・・続き
終値は前日比135円高の1万9445円で、3月21日以来、6週間ぶりの高値水準まで回復してきた。
日経平均は、節目の1万9500円を前にしてはやや伸び悩んだが、1日、2日とも寄り付き近辺を安値に上値を伸ばした。
一目均衡表では雲の上に浮上し、テクニカル的にも先高期待が強まった。週間では約248円の上昇となり、週足では3週連続で陽線を形成した。
大型連休明けとなる8日は、FOMCや米雇用統計に加え、7日の仏大統領選の決選投票の結果速報など、海外の多くの材料を一気に消化する。ただ、仏大統領選でマクロン氏が敗れるといった波乱が生じない限りは、基本的にはリスク・オンの地合いが続く可能性が高い。
05月02日 為替市況コメント
【為替】米ドル/円、112円台で推移。
・・・続き
[概況]
2日、東京時間の米ドル/円は、上値を伸ばす展開となっている。明日から本邦勢が本格的な連休となることで、積極的な売買は手控えられているがジリ高の展開となっている。
一部報道で、ギリシャが国際債権団と金融支援を巡る改革案で合意したと伝わると、ユーロ/円を中心に対円で全面的に円安の動きとなっている。現在、欧州時間に入るとドル/円は一段高となっており112.20円付近まで上昇。
一方、ユーロ/円は122.50円付近で推移している。明日の4月ADP雇用統計やFOMCが注目される。特に、4月ADP雇用統計は先月・先々月と事前予想を上回る好結果となっているため、今回も強い数字となればドル高と反応しそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月02日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=大引け 135円高続伸、好業績株に買い
【大引け概況】
2日の日経平均株価は続伸した。終値は前日比135円18銭高の1万9445円70銭だった。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分05秒 容量:10.87M
過去のマーケット動画はこちら
1日の米国株式市場は、翌日の連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控え高安まちまちだった。
ただ、為替市場では米債券利回りの低下とともに円安が進み、本日の日経平均はこうした流れを受けて25円高からスタートした。
その後は好業績銘柄を中心に買いが入った、前場に一時19464.30円(前日比153.78円高)まで上昇する場面があった。
1日に発表した2018年3月期の業績見通しが市場予想を上回ったヤマハや京セラに買いが先行した。東エレクやロームにも好業績を評価した買いが続いた。ただ、買いが一巡すると明日からの連休を前に高値もみ合いとなった。
3日からの連休中の海外情勢の変動を警戒して午後は様子見ムードが広がり、値動きは乏しかった。5日発表の4月の米雇用統計を見極めたいとのムードもあった。7日には仏大統領選の決選投票もあり、連休中の為替相場の変動にも警戒感が広がった。
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比90.11ポイント高の1万3849.15だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、10.53高の1550.30で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆2656億円。売買高は18億6294万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1487と全体の約7割を占めた。値下がりは436、変わらずは93銘柄だった。
個別では、オリンパスやTDKが高い。三井不や菱地所など不動産株の上昇も目立った。東芝は7日続伸し、時価総額は3月31日以来、約1カ月ぶりに1兆円を回復した。
トヨタ自、三菱UFJ、東エレク、ファナックもしっかり。任天堂やソフトバンクGは小幅に上昇した。前日に決算発表した京セラは買い優勢で、取引時間中に決算発表した伊藤忠は上げ幅を拡大した。
一方、午前に17年3月期の業績下方修正を発表した日揮が売られた。自社飲料の自主回収が伝わったキリンHDの下げも目立った。前週に今期が最終減益になるとの見通しを発表したヤマトHDも売られた。KDDIやホンダ、ソニーも下げた。ダイキアクシスやアイティフォーに加え、決算を受けて後場急落した日揮、前期が3期連続の最終赤字見通しとなったJDIなどが下げた。
東証2部株価指数は前日比24.40ポイント高の5833.61ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は305、値下がり銘柄数は148となった。
個別では、明治機械がストップ高。アップルインターナショナルは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、ダイナック、日本パワーファスニング、カネヨウ、アピックヤマダ、セブン工業が買われた。
一方、フード・プラネットが年初来安値を更新。宇野澤組鐵工所、ジー・スリーホールディングス、アドバンテッジリスクマネジメント、北日本紡績、コーアツ工業が売られた。
05月02日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=6日続伸、ゲームやバイオ関連に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。午前の終値は前日比9円87銭高い3007円11銭となった。地政学リスクの後退などを背景に東証1部の大型株が買われ、値動きの大きい新興市場にも資金が入った。「ゲームやバイオ関連、3〜4月に上場した直近の新規株式公開(IPO)銘柄を積極的に買う動きが目立つ」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で273億円、売買高は3893万株。
値上がり銘柄数は419、値下がり銘柄数は222となった。
個別では、イメージ情報開発、ニューテックがストップ高。UEXは一時ストップ高と値を飛ばした。第一カッター興業、B−Rサーティワンアイスクリーム、アルテ サロン ホールディングス、ケアサービス、エスプール、日邦産業、GFA、不二精機が買われた。
一方、パレモ、日本出版貿易が年初来安値を更新。セプテーニ・ホールディングス、太洋物産、細谷火工、メディアグローバルリンクス、エヌジェイホールディングスが売られた。
05月02日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=続伸、ゲーム株人気続く
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前の終値は前日比3.55ポイント高い1037.66だった。
値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は90となった。
大型連休前で積極的な売買が控えられ、新興市場は小動きとなった。
個別では、じげん、ドリコム、ファイズが年初来高値を更新。UMNファーマ、フィット、ファンデリー、セラク、カヤックが買われた。
一方、ソケッツ、鎌倉新書、アクセルマーク、スタジオアタオ、うるるが売られた。
05月02日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[7600]日本エム・ディ・エム
[2761]トシン・グループ
[9678]カナモト
[4832]JFEシステムズ
05月02日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小動き
・・・続き
2日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比127円88銭高の1万9438円40銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、11.27ポイント高の1551.04で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小幅な値動きとなっている。
大型連休後半戦を前に利益確定も意識されるだろう。
連休明け後はフランス大統領選も通過していることから、改めて先高期待が高まる可能性がありそうだ。
外国為替市場では、1ドル=111円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調な値運びとなっている。
午前の東京外為市場では、ドル・円は上値の重い展開。112円手前でもみあう値動きとなった。ドル・円は朝方取引で111円78銭を付けた後、日経平均株価の堅調地合いを背景に約1カ月ぶりの112円台を目指す展開になっている。
ランチバスケットは160億円、差し引き30億円の売り越しとの観測。
05月02日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=135円高、大型連休谷間もリスク選好ムード続く
2日午前の日経平均株価は続伸した。
・・・続き
午前終値は前日比135円66銭高の1万9446円18銭だった。
前日のほぼ高値引けの流れを継いで買い優勢の展開に終始した。大型連休の谷間ということもあって朝方は売り買い交錯のなか小幅高でスタートしたが、その後じりじりと水準を切り上げ、日経平均は3月21日以来の1万9400円台を回復した
為替相場が1ドル=111円台後半と前日夕時点に比べて円安・ドル高に振れ、採算改善期待が高まった輸出関連株に買いが入った。2017年3月期の決算発表がピークを迎え、ヤマハなど好業績銘柄が買われた。
市場では「海外ヘッジファンドに加え、国内の機関投資家が好業績銘柄に買いを入れていた」との声があった。3日からの大型連休を前に市場参加者は少なく、薄商いのなか大口の目立った買いはみられなかった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
午前の東証1部の売買代金は概算で1兆721億円、売買高は9億577万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1579と、全体の78.3%を占めた。値下がりは325、変わらずは111銘柄だった。
個別では、1日に今期の営業利益が過去最高を更新するとの見通しを発表したヤマハが大幅高となった。今期見通しが市場予想を上回った京セラの上げも大きかった。トヨタやマツダなど自動車株も上昇した。三井不や菱地所など不動産株が高い。JFEや野村が上げ、日電産や第一生命HDが買われた。東京エレクトロンが売り物をこなし続伸、渋谷工業、enishが急伸、富士機工も値を飛ばしている。
島精機製作所、GMOペイメントゲートウェイはストップ高となった。
一方、前期が最終赤字になったと発表したJディスプレは大幅安だった。ヤマトHDやキリンHDの下げが目立った。コマツや信越化が安く、KDDIやエーザイが売られた。
ペプチドリームが大幅安となったほか、オムロンども冴えない動き、ボルテージ、グリーなども大きく値を下げた。
東証2部株価指数は前日比20.45ポイント高の5829.66ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は275、値下がり銘柄数は142となった。
セメダインやマーチャントが上げ、シャープとADプラズマが下げた。
個別では、明治機械がストップ高。アップルインターナショナルは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、ダイナック、三光マーケティングフーズ、ハブ、ペッパーフード
一方、フード・プラネットが年初来安値を更新。宇野澤組鐵工所、JMACS、ロブテックス、ジェコー、アドバンテッジリスクマネジメントが売られた。
05月02日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=6日続伸、ゲームやバイオ関連買われる
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。午前の終値は前日比9円87銭高い3007円11銭となった。地政学リスクの後退などを背景に東証1部の大型株が買われ、値動きの大きい新興市場にも資金が入った。「ゲームやバイオ関連、3〜4月に上場した直近の新規株式公開(IPO)銘柄を積極的に買う動きが目立つ」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で273億円、売買高は3893万株。値上がり銘柄数は375、値下がり銘柄数は211となった。
個別ではイメージ情報開発がストップ高。UEXは一時ストップ高と値を飛ばした。野村マイクロや平田機工、ブロッコリーが上昇した。
一方、パレモが年初来安値を更新。セプテーニ・ホールディングス、愛光電気<9909>、細谷火工、ユーラシア旅行社、太洋物産が売られた
05月02日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=続伸、ドリコム、ファイズが買われる
・・・続き
東証マザーズ指数は続伸した。午前の終値は前日比3.55ポイント高い1037.66だった。
値上がり銘柄数は122、値下がり銘柄数は102となった。
個別ではドリコム、ファイズ、そーせい、マイネット、UMNファーマ、フィット、ファンデリーが上げた。
一方、ソケッツ、ソレイジア・ファーマ、鎌倉新書、オロ、アカツキ、ジーエヌアイやTKPは下げた。
05月02日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 136円高 好業績銘柄を中心に買い
[10時の概況]
2日10時現在の日経平均株価は前日比136円34銭高の1万9446.86円で推移している。
・・・続き
反発でスタートした日経平均は好業績銘柄物色などがけん引し、上げ幅を拡大している。
ヤマハなど好業績銘柄を中心に買いが入っている。東エレクは上げに転じた。
個別には決算発表が本格化するなか、好業績銘柄を中心とする物色が続きそうだ。
トランプ米大統領が北朝鮮の金委員長との会談の可能性を否定しない姿勢を示した伝わり、朝鮮半島情勢を警戒して持ち高を売りに傾けていた投資家が「持ち高解消へ円売り・株価指数先物買いに動いている」との指摘があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を広げた。10時現在の東証1部の売買代金は概算で6290億円、売買高は5億3826万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1553と、全体の約77%を占めた。値下がりは336、変わらずは126銘柄だった。
業種別では33業種中32業種が上昇し、下落は空運の1業種のみ。値上がり率1位は不動産で、以下、証券・商品、倉庫・運輸、その他製品、石油・石炭、輸送用機器と続いている。
日経平均プラス寄与度トップはヤマハで、日経平均を18.06円押し上げている。次いでファナックが9.51円、京セラが8.14円、ファストリが5.70円と続く。
マイナス寄与度は1.25円の押し下げでKDDIがトップ。以下、NTTデータが0.76円、トレンドが0.57円、コマツが0.49円と続いている。
個別では、ファナックやファストリなど値がさ株が高い。東エレクは上昇に転じた。TDKや日電産、デンソーが上げ幅を広げた。菱地所も一段高となっている。HOYAや三菱ケミHDは伸び悩んでいる。ANAHDやKDDIは下げ幅を広げた。
東証2部株価指数は続伸している。セメダインとマーチャントが上げ、ペッパーとADプラズマが下げた。
05月02日 カタリストコメント
「225採用銘柄のEPSは感動的に1266円まで増加」
NY株式市場はマチマチの動き。
・・・続き
NYダウは直近上場していたボーイングやホームデポなどが売られて小幅続落。
2銘柄でNYダウ下落寄与度は30ドルあまり。
一方、アップルやファイスブックなどハイテクセクターは上昇。
アップルは分割後の最高値を更新した。
NASDAQ総合指数は大きく反発し過去最高値を更新。
アマゾン、アルファベット、ツイッターなどの上昇が目立った。
ISM製造業景況感は54.8と前月から低下し着地。
個人消費・所得は予想を下回り、PCEデフレータは前年比プラス1.8%と前月から減速。
しかし米議会が9月までの連邦予算案で合意。
政府機関の閉鎖は避けられる可能性が高まったことを評価した格好。
引け後に決算を発表したAMDは8%近く下落。
「NY株式の5月の最初の営業日は高い」というアノマリーが成立したのかどうかは微妙。
NYダウは過去22年で平均0.54%。
S&P500指数は16.13%上昇していた。
上昇は15回、下落したのは7回で勝率は68%だった。
ラッセル2000が平均0.41%の上昇。
NASDAQは同0.58%の上昇。
「ハイテク株がアウトパフォームする傾向」は今年も続いた。
投資誌バロンズ電子版のアンケート。
「年末までの株式相場の見通しについて強気(ブル)は51%。
前回調査の2016年秋の45%から6ポイント上昇。
弱気(ベア)の比率は40%。
前回(39%)から1ポイント上昇」。
10年物国債利回りは2.32%と4日ぶりの反落。
ドル円は一時111円93銭まで円安傾向となり3日続落。
約1ヵ月ぶりの水準まで戻した。
「225採用銘柄のEPSは感動的に1266円まで増加」
11か月連続での上昇となった初日商い。
「4年連続の5月上昇に向けての好スタート」という声も聞かれる。
2010年のギリシャ・ショック。
2011年の欧州債務危機の深刻化で急落した5月。
しかし2014年以降は3年連続で5月は上昇している。
225先物大証夜間取引終値は日中比60円高の18370円。
シカゴ225先物高値と並んで終了した。
ドル円が112円台をうかがう動きは好感されよう。
25日移動平均からのかい離はプラス2.6%。
騰落レシオは105.48とまた100を超えてきた。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲11.108%。
(前日▲10.678%。2014年1月10日が▲15.37%)。
買い方▲6.591%(前日▲7.078%)。
差は拡大してきた。
空売り比率は38.0%と30%台継続。
日経VIも15.05と安定水準だ。
感動すべきは日経平均採用銘柄のEPSの増加。
先週末時点1203円→昨日1266.26円。
(2015年12月8日1270.70円、2016年5月6日1091.24円)。
4月11日以来半月ぶりに1200円台を回復し2015年12月の1270円に肉薄してきた。
PERは15.25倍。
全体の16.4%が通過した3月決算。
今期売上高は3.8%増(前期4.0%減)。
経常利益6.4%増(前期3.8%減)。
純利益13.1%増(前期5.7%増)。
足元の業績を焦点にすれば闇雲な弱気に雷同する必要もなかろう。
ボリンジャーのプラス2σ水準は19407円。
結構上値は重たそうだが足取り軽い火曜日に期待。
むしろ「GW期間上昇リスク」に備える動きが見たいところ。
スケジュールを見てみると・・・
2日(火):米FOMC(〜3日)、ユーロ圏失業率
3日(水):憲法記念日で休場、米ADP雇用レポート、ISM非製造業景況感、ユーロ圏GDP
4日(木):みどりの日で休場、ADB年次総会(横浜)、米貿易収支、製造業受注
5日(金):こどもの日で休場、米雇用統計、消費者信用残高
週末:フランス大統領選決選投票
8日(月):消費者態度指数、中国貿易収支、ロシア休場、ロシアと北朝鮮の定期航路開設
9日(火):毎月勤労統計、韓国大統領選挙
10日(水)景気動向指数、日銀金融政策決定会合「主な意見」、米輸出入物価、財政収支
中国消費者物価・生産者物価
11日(木):国際収支、景気ウォッチャー調査、米生産者物価、G7財務相・中央銀行総裁会議(イタリア)
12日(金):オプションSQ、マネーストック、東京ディズニーシーに「ニモ」オープン、米小売売上高、消費者物価、企業在庫、ミシガン大学消費者信頼感。独GDP
【5月】
2日(火)FOMC(〜3日)
3日(水)東京休場、ECB理事会、ユーロ圏GDP速報値、水星順行開始
4日(木)みどりの日で休場、ADB年次総会(〜7日、横浜)
5日(金)こどもの日で休場
9日(火)変化日
10日(水)世界経済フォーラムASEAN会議(プノンペン〜12日)
11日(木)G7財務相・中央銀行総裁会議(イタリア・バリ〜13日)満月
12日(金)SQ
15日(月)変化日
17日(水)ECB理事会、上げの特異日
19日(金)イラン大統領選、変化日
25日(木)OPEC総会(ウィーン)
26日(金)G7首脳会議(イタリア・タオルミーナ〜27日)、変化日
27日(土)ラマダン入り
29日(月)NY休場(メモリアルデー)、ロンドン休場(スプリング・バンク・ホリデー)
(兜町カタリスト櫻井)
05月02日 為替市況コメント
【為替】予想を下回る経済指標にも拘わらずドルは上値を伸ばす
・・・続き
[概況]
英国や欧州市場が祭日となり、商いが薄い中でドルは東京市場終盤に当日高値111.930円を付けたが、NY市場で発表された3月個人所得と個人支出、3月PCEデフレータは予想を下回ってドルは売られ、続いて発表された3月建設支出と4月ISM製造業景況指数も予想を下回ると、ドルは欧米市場安値となる111.430円まで値下がりした。
しかし米国債利回りの上昇にドルは直ぐに買い戻されて中盤には当日高値と同値まで反発した。ドル高に連れてユーロも当日高値122.100円まで上昇し、ドルは最期前週末比+40.5銭高の111.840円で引け、ポンド(-16銭)以外の主要通貨も上昇して引けた。
予想を下回る経済指標にも拘わらずドルは112円直前まで上昇する地合いの強さを見せたが、本日は米経済指標の発表が無く揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月02日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■インベスターC<1435>
内見の鍵をスマホで代用
■パナソニック<6752>
スポーツ観戦にIT活用
■協立電機<6874>
半導体基板検査装置の生産増強
■コジマ<7513>
家電訪問サービス店を拡大
■SOMPOHD<8630>
系列が保険金サービスで自動化導入
05月02日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月02日号
05月02日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
2日の東京株式市場は続伸後、もみ合いとなりそう。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9200円−1万9500円を想定する。
朝方は、米国市場でナスダック総合指数が史上最高値を更新した流れを受け、買いが先行するとみられる。
ただ、3日以降の5連休を控えて、積極的な売買は控えられ、短期的な資金による売買が中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比35円高の1万9345円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り470万株、買い660万株で、差し引き190万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額も買い越し。売りセクターに、自動車、陸運、ガラス、小売、サービスなど。買いセクターに、小売、商社、その他製品、不動産、情報通信、電機、機械など。
【好材料銘柄】
■ポーラ・オルビスホールディングス <4927>
1-3月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地、通期計画を上方修正。
■島精機製作所 <6222>
前期経常が上振れ着地・今期は49%増益、5円増配へ。
■明治機械 <6334>
「土地付き太陽光発電所」の分譲販売事業を開始。18年3月期に同事業で20億円の売上を見込む。
【主な経済指標・スケジュール】
2(火)
【国内】
4月マネタリーベース(8:50)
3月15・16日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
黒田日銀総裁講演
《決算発表》
伊藤忠、中部飼、夢真HD、夢テクノロジ、ダイナック、ジョイ本田、アイスタイル、プロシップ、多木化、長府製、三井海洋、JUKI、TOA、JIA、オリンパス、ブラインド、福田組、EPS、ITFOR、長瀬産、スパークスG、太陽HD、アクシアル
【海外】
豪州準備銀行理事会
ユーロ圏3月失業率(18:00)
米FOMC(〜5/3)
米4月自動車販売台数
中国4月財新製造業PMI(10:45)
《米決算発表》
コーチ、マスターカード、アップル、モンデリーズ・インターナショナル、ウエスタンユニオン・カンパニー、WECエナジー・グループ、メルク、ファイザー、ギリアド・サイエンシズ、モザイク、アフィリエーテッド・マネジャーズ・グループ、フィディリティ・ナショナルインフォメーション・サービス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月01日 【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウは27ドル安、FOMCを控え利益確定売り
・・・続き
1日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら続落した。終値は前週末比27ドル05セント安の2万0913ドル46セントだった。
米議会の与野党幹部が9月末までの会計予算案で合意し、政府機関閉鎖への懸念後退から買いが先行。ハイテク株を中心に買いが広がったものの、原油安に加えてインフレ指標の一つであるPCEコア指数が前月から減少し、4月ISM製造業景況指数が予想を下振れた。
また、明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での発表内容を見極めたいと思惑から手控えムードとなり、終日上値の重い展開となった。
航空機のボーイングなど足元で株価が上昇していた銘柄が売られ、ダウ平均を下押しした。だが、業績への期待感からアップルなど主力のハイテク株が軒並み上げて相場全体を支えた。
ボーイングとホームセンターのホーム・デポには利益確定を目的とした売りが活発になり、2銘柄でダウ平均を30ドル近く押し下げた。
もっとも、ダウ平均は小高く推移する場面もあった。2日以降に1〜3月期決算を発表するアップルやフェイスブックといった主力のハイテク株が軒並み上げ、IT株全般に買いが及び相場を下支えした。
ナスダック総合株価指数は大きく反発。同43.996ポイント高の6091.602で終え、2営業日ぶりに過去最高値を更新した。インターネット検索のグーグルの持ち株会社であるアルファベットなど時価総額が大きい銘柄が軒並み買われ、指数を押し上げた。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や銀行が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや電気通信サービスが下落した。
衛星テレビのディッシュ・ネットワーク(DISH)や、ヘルスケアサービスのカーディナル・ヘルス(CAH)は決算内容が嫌気され、軟調推移となった。
開発中のアルツハイマー病治療薬の臨床試験で前向きな結果が得られなかったバイオ医薬のニューロトロープが急落した。
一方で、携帯端末のアップル(AAPL)は2.0%、フェイスブックは1.5%上昇して終えた。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)はニュース配信でブルームバーグとの提携が報じられ、上昇。製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は負債を2.2億ドル削減したと発表し、堅調推移した。
同業の21世紀フォックスなどによる買収観測が浮上した放送のトリビューン・メディアが上昇した。
NYダウ工業株30種(ドル)
20,913.46−27.05
S&P500種
2,388.33+4.13
ナスダック
6,091.602+43.996
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前週末比130円高の1万9345円で終え、大阪取引所の終値を35円上回った。円安進行を好感した買いが入り、6月物は一時1万9370円まで上げた。だが、3月の米個人消費支出(PCE)など米景気指標は低調な結果が相次ぎ、上値を押さえた。この日の6月物の安値は1万9165円。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19345 ( +35 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19365 ( +55 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
1日の欧州株式市場、バンクホリデーやレーバーデイで休場
■イギリス・ロンドン株価指数
休場
■ドイツ・フランクフルト株価指数
休場
■フランス・パリ株価指数
休場
05月01日 マーケットコメント
05月01日 為替市況コメント
【為替】米ドル円、米国予算案合意報道を受け、ドル買い強まる。
・・・続き
[概況]
1日、東京市場の米ドル円は、米国の予算案合意との報道を受け、1ドル=111.930円まで上昇した。
早朝に難航していた予算審議が、共和民主両党の議会担当者の間で1.1兆ドルの歳出法案で暫定合意したと伝わった。
期限だった先週金曜日時点では、1週間のつなぎ予算で合意していた。今回の報道を受けて、9月30日まで政府機関の閉鎖が回避される公算が強まったことで、ドル買いへの安心感が強まっているようだ。
ただ、欧州市場は、ユーロ圏がメーデー、英国がアーリーメインバンクホリデーのため休場となっている。
そのため、欧州時間では売買の盛り上がりに欠ける展開となり、本日高値圏でのもみ合い相場となりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
株ちゃんの明日読み――・・・・・・
日経平均株価は、前週末比113円78銭高の1万9310円52銭と3日ぶり反発。
・・・続き
週明けの東京株式市場は、朝方やや売り優勢で始まったものの、その後は売り物を吸収して上値指向となり日経平均株価はプラス圏で推移、ほぼ高値引けとなった。
【ポイント】
アジア・欧州休場で外国人不在も売買代金は活況。
東エレクが売買代金膨らませ急騰、半導体関連強い。
あすは大型連休前で、連休明けの8日には、仏大統領選の決選投票の結果を東京市場で消化する。
また、この間にFOMCや米雇用統計など注目イベントも控えている。
本来なら様子見だろう。しかし、きょうの動きを見ると、今晩、米国株やドル円が大きく崩れない限りは、前のめりでリスク・オンの様相が強まると考える。
その場合、まだ決算を発表していない銘柄を先んじて物色する動きが強まる展開を予想する。
【上値・下値テクニカル・ポイント】
19769.51 ボリンジャー:+3σ(25日)
19537.54 ボリンジャー:+1σ(26週)
19509.95 ボリンジャー:+1σ(13週)
19452.09 ボリンジャー:+2σ(25日)
19310.52 ★日経平均株価1日終値
19292.44 均衡表雲上限(日足)
19167.30 6日移動平均線
19159.17 均衡表雲下限(日足)
19137.89 13週移動平均線
19134.67 ボリンジャー:+1σ(25日)
19097.69 75日移動平均線
19005.64 26週移動平均線
18940.58 均衡表転換線(週足)
18875.88 新値三本足陰転値
18819.27 均衡表転換線(日足)
18817.25 25日移動平均線
05月01日 個別銘柄情報
個別銘柄情報を4銘柄更新しました。
[6309]巴工業
[9621]建設技術研究所
[2714]プラマテルズ
[2599]ジャパンフーズ
05月01日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=3日ぶり反発、好業績銘柄に買い
【大引け概況】
1日の日経平均株価は3日ぶりに反発し、前週末比113円78銭高の1万9310円52銭で終えた。
・・・続き
本日のマーケット動画
時間:1分28秒 容量:14.79M
過去のマーケット動画はこちら
連休の谷間で市場参加者は限られたが、好決算銘柄中心に堅調に推移した
外国為替市場で円安が進み、主力株に輸出採算の改善を期待した買いが終日、優勢だった。午後に入り日経平均の上げ幅は100円を超え、ほぼこの日の高値で終了した。
午前に米議会が歳出法案に暫定合意したと伝わり、米国の政治を巡る不透明感が和らぎ買いが優勢になった。
午後に入ってからも好業績銘柄への買いが続き、指数を押し上げた。4月28日の取引終了後に17年3月期の連結決算を発表した東エレクは2000年9月以来およそ16年8カ月ぶりの水準まで買われ、1銘柄で日経平均を65円程度押し上げた。
5月相場の初日となる1日の日経平均は反発した。2016年7月以降、毎月第1営業日の日経平均は11カ月連続して上昇した。
市場からは「ゴールデンウイーク期間中に海外でイベントがあり、積極的には動けないが、3月期決算はおおむね良好。北朝鮮問題も最悪の事態にはならないとみられ、市場心理は落ち着き、戻り相場への期待がある。ただ、上値では売りが出やすく、そう簡単にはいかないのではないか」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は3日ぶりに反発した。終値は前週末比67.50ポイント高の1万3759.04だった。
東証株価指数(TOPIX)も反発し、7.97ポイント高の1539.77で終えた。
業種別TOPIXでは電気機器が上昇率首位で、3月14日以来、1カ月半ぶりに年初来高値を更新した。
2018年3月期の連結純利益(国際会計基準)が3年ぶりに最高益を更新する見通しの富士通も大幅高となり、15年4月以来2年ぶりの水準まで上昇した。
東証1部の売買代金は概算で2兆2177億円。売買高は17億6086万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1337と、全体の6割強を占めた。値下がりは571、変わらずは108銘柄だった。
個別では、日東電と村田製は上昇した。東芝と三菱電も高く、キーエンスとソニーは年初来高値を更新した。第1四半期の連結決算で営業利益23.0%増のオプトHDや18年3月期は連結営業利益23.3%増を見込み増配予定の日本ライフLがストップ高。
ソフトバンクG、KDDIが値上がりし、NTTはしっかり。スタートトゥ、日ライフラインなどが買われた。
一方、JALとANAHDは下落した。りそなHDとマツダも下落し、大ガスは年初来安値を更新した。
第3四半期の単体決算で営業利益39.8%減のウェルネットや18年3月期は連結営業利益4.6%減を見込むセーレンが大幅安。山陽特鋼、ペプチドリム、レーザーテクなどの下げも目立った。
東証2部株価指数は前週末比55.90ポイント高の5809.21ポイントと反発。値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は169となった。
個別では、アップルインターナショナル、セメダイン、宇野澤組鐵工所がストップ高。トリニティ工業は一時ストップ高と値を飛ばした。パシフィックネット、ハブ、ラクト・ジャパン、アートスパークホールディングス、キーウェアソリューションズが買われた。
一方、フード・プラネット、ラオックスが年初来安値を更新。ヤスハラケミカル、日本製罐、日本食品化工、サイオステクノロジー、マーキュリアインベストメントが売られた。
05月01日 ジャスダック市場(大引け)
【市況】ジャスダック市場(大引け)=5日続伸、半導体関連銘柄に買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前週末比18円69銭高の2997円24銭だった。4月28日に東エレクが大幅増益決算を発表したのをきっかけに、新興市場でも野村マイクロや内外テック、平田機工といった半導体関連銘柄に連想的な買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で437億円、売買高は5412万株だった。
値上がり銘柄数は394、値下がり銘柄数は239となった。
個別では、ケアサービス、シンデン・ハイテックス、タカギセイコー、野村マイクロ・サイエンス、ニューテックなど6銘柄がストップ高。
ナガオカ、エヌジェイホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。麻生フオームクリート、プラップジャパン、夢の街創造委員会、UEX、菱友システムズ、栄電子、イハラサイエンス、遠州トラックが買われた。
一方、アマガサ、インヴァスト証券>が年初来安値を更新。こころネット、デジタルデザイン、カーディナル、エムケー精工、スペースシャワーネットワークが売られた。
05月01日 東証マザーズ市場(大引け)
【市況】東証マザーズ(大引け)=反発、市場参加者が少なく小動き
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比3.65ポイント高の1034.11だった。
ゴールデンウィークの谷間で市場参加者が少なく、新興市場も小動きだった。
値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は111となった。
マザーズ上場銘柄には多いバイオ株には半導体株買いの資金を捻出するための換金売りが出た。
個別では、ペッパーフードサービス、UMNファーマがストップ高。みんなのウェディングは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、インタースペース、ティーケーピー、ドリコム、ラクスなど8銘柄は年初来高値を更新。サイバーステップ、Abalance、ファイズ、ソケッツ、アカツキが買われた。
一方、リンクバル、G-FACTORY、ハイアス・アンド・カンパニー、ブランジスタ、ソレイジア・ファーマが売られた。
05月01日 アフターランチ
「30年」
ストボのブログでの岩本デスクの指摘。
・・・続き
「株式市場にとって重要なイベントがあった月」。
1792年5月17日 NY証券取引所が創設(「すずかけの木協定」)。
1878年5月16日 東京株式取引所創立(6月1日営業開始)
1949年5月16日 東証など3市場で株式取引再開
1987年5月1日 東京市場が時価総額で世界一に
2000年5月9日 「東証アローズ」オープン
時価総額世界一から30年。
昔日の面影だが・・・。
米S&P500の引け値ベースのボラティリティー(4カ月ローリング平均)は4月12日に6.52。
1995年12月初旬以来の低水準を付けた。
28日は6.92。
1995年の水準近くまで低下したのは2007年初め。
その数カ月後に世界金融危機が起きていたという嫌な指摘。
VIX(恐怖)指数も過去の平均を大きく下回って推移。
年初来の平均は12.05。
1〜4月の平均としては2006年以来の低水準。
28日終値は0.46ポイント(4.44%)高の10.82。
嵐の前の静けさ?というより株は上がらなければ下げられないというのが法則だろう。
大和のレポートの指摘は「4月ISM製造業指数が注目される」。
↓
ISM製造業指数は今年2月には57.7まで上昇。
過去のピーク圏に接近する高水準となってきた。
ただ、前回3月には57.2と小幅に低下。
今後の推移次第でピークアウトの判断をしなければならない状況。
過去のISM製造業指数のピークアウト場面を検証すると・・・。
ピーク水準が57を超えることと、ピークから3.5ポイント以上下落することがピークアウトの確認サイン。
2月の高値57.7に対して54.2以下に低下するかどうかが当面の分岐点。
市場予想は56.5。
ISM製造業指数の上昇局面で株価パフォーマンスが後から追いかける傾向は過去にも見られている。
大引け後は田町→西新宿とIR取材行脚。
明日は東証アローズでストボの実況。
そしてGW突入となる。
GWは暇かと思えば・・・。
以下は突然のTODO。
↓
夏相場に向けて電子書籍で緊急出版「著者渾身の書き下ろし」
「禍福は糾える縄の如し〜第5次産業革命とバイオ相場」
(1)株式市場におけるバイオ銘柄の変遷
(2)未来投資会議:健康医療のパラダイムシフト
(3)第5次産業革命
(4)「胡蝶の夢」銘柄群
(櫻井)。
05月01日 市場ニュース
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価が前場終値近辺で小幅な値動き
・・・続き
1日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比72円92銭高の1万9269円66銭で始まった。日経平均株価は前場終値近辺での小幅な値動きとなっている。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、3.40ポイント高の1535.20で始まった。
午前の日経平均は続落で始まったが75日線を支持線に切り返しをみせている。
連休の谷間となることから商いは細りやすいところであるが、決算評価の流れが個別でみられており、物色意欲は強い。
大引けにかけてはポジション調整が意識されそうだが、業績相場が続くことになりそうだ。
外国為替市場では、1ドル=111円60銭台と朝方に比べて円安・ドル高が進行。アジアの主要株式市場は、メーデーの祝日で休場が目立っている。
ここまでのドル・円の取引レンジは111円21銭から111円74銭、ユーロ・円は121円31銭から121円72銭、ユーロ・ドルは1.0890ドルから1.0913ドルで推移した。
トランプ政権による1兆ドル規模の歳出法案について議会が暫定合意し、米10年債利回りが2.28%台から2.30%台まで上昇。ドルは一時111円74銭まで上昇した。
05月01日 相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=反発、朝安後に切り返す、好決算銘柄などに買い
1日午前の日経平均株価は反発した。
・・・続き
午前終値は前週末比78円25銭高の1万9274円99銭だった。
大型連休の谷間でアジア株や欧州が軒並み休場となっていることもあって、朝方は全般手控えムードが強かったが、売り一巡後は買いに厚みが加わり日経平均株価は徐々に水準を切り上げる展開となった。上げ幅は100円に迫る場面もあった。
午前に米議会が歳出法案に暫定合意したと伝わり、米国の政治を巡る不透明感が和らぎ買いが優勢になった。好決算を発表した企業への買いが目立った。
値がさの好決算銘柄の一角が上昇し指数を押し上げた。1銘柄で日経平均を10円以上押し上げたのは東エレクと日東電、NTTデータの3銘柄で、合計で93円程度の押し上げだった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇した。
業種別TOPIXでは「電気機器」が上昇率首位だった。3月14日の年初来高値(2081.97)を上回って推移した。
午前の東証1部の売買代金は概算で1兆1396億円、売買高は9億1503万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1068と、全体の約5割を占めた。値下がりは777、変わらずは170銘柄だった。
個別では、4月28日の取引終了後に2018年3月期の連結決算を発表したソニーは年初来高値を更新し15年6月以来、約1年10カ月ぶりの水準まで買われた。東京エレクトロンが大商いで急騰したほか、富士通と村田製は上昇し、三菱電と任天堂も上げた。
オプトホールディングが一時ストップ高で値上がり率トップに買われ、日本ライフライン、enish、ショーワなども一時値幅制限いっぱいに買われた。
一方、18年3月期の連結純利益見通しが市場予想を下回ったマツダは大幅に下落した。JALとANAHDも下落し、りそなHDとファストリも下げた。
ペプチドリームも急落。ファーストリテイリングも軟調だった。山崎製パン、リコーなどの下げも目立っている。
東証2部株価指数は前週末比49.14ポイント高の5802.45ポイントと反発。
値上がり銘柄数は237、値下がり銘柄数は164となった。
個別では、宇野澤組鐵工所がストップ高。トリニティ工業は一時ストップ高と値を飛ばした。パシフィックネット、ハブ、ラクト・ジャパンなど9銘柄は年初来高値を更新。セメダイン、アサガミ、長大、シャープ、キーウェアソリューションズが買われた。
一方、フード・プラネットが年初来安値を更新。高松機械工業、日本食品化工、ヤスハラケミカル、日本製罐、サイオステクノロジーが売られた。
05月01日 ジャスダック市場(前引け)
【市況】ジャスダック市場(前引け)=5日続伸、新興企業も半導体関連に連想買い
・・・続き
日経ジャスダック平均株価は続伸した。午前終値は前週末比17円82銭高い2996円37銭だった。
東エレクが大幅増益決算を発表し、野村マイクロや内外テック、栄電子といった半導体関連の新興企業に連想的な買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で274億円、売買高は3140万株だった。
値上がり銘柄数は373、値下がり銘柄数は222となった。
半面、ケイブやフォーサイド、FVCは下落した。
個別では、ケアサービス、シンデン・ハイテックスがストップ高。ナガオカは一時ストップ高と値を飛ばした。ゲーム企業の子会社化を発表したアエリアが高い。プラップジャパン、夢の街創造委員会、内外テック、システム情報、栄電子、UEX、野村マイクロ・サイエンスが買われた。
一方、アマガサ、インヴァスト証券が年初来安値を更新。こころネット<、カーディナル、ヒビノ、デジタルデザイン、ネクストジェンが売られた。
05月01日 東証マザーズ市場(前引け)
【市況】東証マザーズ指数=反発、ペッパーフードサービスなどS高
・・・続き
東証マザーズ指数は反発した。午前終値は2.69ポイント高の1033.15だった。
値上がり銘柄数は114、値下がり銘柄数は115となった。
1日前引けの東証マザーズ指数は前週末比2.69ポイント高の1033.15ポイントと反発。
個別では、ペッパーフードサービス、UMNファーマストップ高。みんなのウェディングは一時ストップ高と値を飛ばした。ミクシィ、インタースペース、ティーケーピー、ラクス、アカツキ、サイバーステップ、Aiming、オウチーノが買われた。
一方、リンクバル、G-FACTORY、ベイカレント・コンサルティング、中村超硬、ブランジスタが売られた。
05月01日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=110時 33円高とじり高、円弱含みを好感
[10時の概況]
1日10時現在の日経平均株価は前週末比33円78銭高の1万9230円52銭で推移している。
・・・続き
米国が短期つなぎ予算によって政府閉鎖を回避する形となったことなどを受けて、プラスに転換して推移している。
東京時間の外国為替市場で円相場が弱含んでおり、主力企業には輸出採算の改善を期待した買いが入っている。
米国が短期つなぎ予算によって政府閉鎖を回避する形となり、一先ずは安心材料となったようである
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6785億円、売買高は5億5732万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は921、値下がりは917、変わらずは174銘柄だった。
業種別では33業種中12業種が値上がり。1位は電気機器で、以下、化学、情報・通信、精密機器と続く。値下がり上位には空運、海運、石油・石炭が並んでいる。
1日前場中ごろの日経平均株価はじり高となっている。
値がさの好決算銘柄の一角が上昇し、指数を押し上げている。
日経平均プラス寄与度トップは東エレクで、日経平均を50.00円押し上げている。次いで日東電が22.32円、2銘柄で日経平均を70円超押し上げている。NTTデータが12.17円、京セラが4.49円、日電硝が4.33円と続く。
マイナス寄与度は28.52円の押し下げでファストリがトップ。以下、ファナックが9.13円、アステラスが6.27円、TOTOが4.37円と続いている。
個別では、富士通と日東電は上げ幅を拡大した。京セラと富士フイルムも一段高し、東ガスとOLCも高い。一方、JALとANAHDは下げ幅を広げている。ファストリとコマツも一段安し、デンソーとマツダも安い。
東証2部株価指数は上昇している。シャープとペッパーが上げ、ASTIとグリーンズは下げた
225先物はアムロ・メリル・UBS・ソジェン・HSBCが買い越し。
野村・大和・三菱・カブコム・日興が売り越し。
TOPIX先物はクレディ・UBS・ソジェン・アムロ・GSが買い越し。
メリル・JP・日興・大和・モルスタが売り越し。
外資系等は、富士通(6702)、九電(9508)、M&Aキャピ(6080)、日本M&A(2127)、日本ライフL(7575)、SCSK(9719)、大塚商会(4768)、NRI(4307)、ホーチキ(6745)、ジャフコ(8595)、SFOOD(2292)、ローツェ(6323)、村田(6981)、日東電工(6988)、電硝(5214)に注目。
テクニカル的には、関電工(1942)、アリアケ(2815)、メディアアス(3154)、トクヤマ(4043)、大有機(4187)、ワカモト(4512)、サイバーエージェント(4751)、ファンケル(4921)、コマツ(6301)、アンリツ(6754)、アルプス(6770)、本多通信(6826)、日CMK(6958)、フタバ(7241)、小野建設(7414)、タムロン(7740)、豊田通商(8015)、NSW(9739)、いであ(9768)が動兆。
05月01日 カタリストコメント
「美しき5月」
週末のNY株式市場は小幅安。
第1四半期のGDP速報値は、年率換算で、前期比0.7%増で着地。
・・・続き
2014年の第1四半期以来3年ぶりの弱い伸び。
市場予想の1.2%増にも届かなかったことを嫌気した。
エコノミック・サプライズ指数は昨年11月以来のマイナス。
週間では、NYダウが1.9%、S&Pが1.5%、NASDAQが2.3%上昇。
月間ではNYダウが1.3%、S&Pは0.9%、NASDAQは2.3%上昇。
NASDAQは6カ月連続上昇で、約4年ぶりの連騰記録。
累計の上昇率は16%を超えた。
個別では決算を好感しではアマゾン・ドットは3.4%上昇。
アルファベットは5%上昇。
いずれもザラ場で過去最高値を更新した。
GDP速報値は期待外れだったが個人消費支出価格指数の伸びは2%。
雇用コスト指数は市場予想を上回る0.8%上昇で、2007年以来10年ぶりの高い伸びとなった。
6月利上げの確率は71%まで上昇した。
これを受けて為替市場ではドル高円安トレンドとなり約1ヶ月ぶりの水準まで上昇した。
S&P500指数採用銘柄の年第1四半期決算は、前年同期比13.6%の増益見通し。
ただエネルギーセクターを除いた増益率は推定9.3%に悪化する見込み。
今後4四半期の予想PERは17.7倍。
今週は127社が四半期決算を発表予定。
ISM製造業景況感指数、FOMC、米雇用統計、アップルやフェイスブックの決算などが今週の材料。
週末の雇用統計での非農業部門雇用者数は前月の8.9万人増→18万人増に増加の見通し。
週末の日経平均株価は続落展開。
週初は仏大統領選の第1回投票が順当な結果となったことを好感。
リスク・オンモードが高まり北朝鮮の地政学リスクも後退した。
米国の税制改革への期待や好調な企業決算がクローズアップ。
NASDAQ総合指数は4000日以上をかけて史上初の6000ポイント台まで上昇。
日経平均も19000円台を回復。
今年初の4日続伸もあった。
週間ベースで日経平均株価は3.1%(575円)上昇し2週続伸(累計4.7%上昇)。
2連続の週足陽線、月足も2ヶ月ぶりの陽線。
TOPIXは2.9%上昇し2週続伸(累計5.0%上昇)。
月間ベースでは、日経平均株価は1.5%、TOPIXは1.3%上昇し2カ月ぶりの反発。
東証マザーズ指数は2.2%高、2週続伸(累計6.1%上昇)。
日経ジャスダック平均は1.8%高、2週続伸(累計4.8%上昇)。
東証2部指数は0.9%高、2週続伸(累計5.7%上昇)。
月間では東証マザーズ指数は3.8%安、5カ月ぶりの反落、
日経ジャスダック平均は2.2%安、8カ月ぶり反落。
東証2部指数は4.1%安、10か月ぶり反落。
週末の225先物大証終値は日中比40円高の19240円。
シカゴ225先物高値は19265円、安値は19160円。
一目均衡の雲の中に入ってから3日。
雲の上限は19318円。
雲の下限は19159円。
抜けた方向にトレンドが出る可能性が高く注目ポイントだ。
13週線19107円が下のサポートなろうか。
75日線(19097円)を明確に上回ったことは好材料。
25日線(18804円)からのプラスかい離が2.09%でほぼ今年の第一次限界水準。
第二次限界水準のプラス4%(19556円)までの上伸も望みたいところ。
5月11日の「勝手雲」の白いねじれに期待感もある。
騰落レシオは96.29%と低下。
空売り比率は38.4%と40%以下を継続。
日経VIも14.81と低水準。
日経平均採用銘柄のPERは15.95倍。
採用銘柄のEPSは決算の第一次山場を通過し1203.56円と1200円台回復。
決算に一喜一憂する必要はないが増益トレンドに期待したい。
大統領就任100日を迎えたトランプ米大統領はペンシルベニア州で演説。
「われわれが次々と約束を果たしつつあることに国民は非常に満足している」と述べた。
ただ100日間の成果はめぼしくない。
最高裁判事にニール・ゴーサッチ氏が承認。
キーストーンXLパイプラインの承認。
TPPからの離脱、国境管理の強化など。
「公約はいずれ果たす。われわれは壁を作る。心配する必要はない」。
海のこちら側から見ると「そうじゃなくて減税とインフラ整備」と思ってしまう。
4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2と予想を下回り6か月ぶりの低水準で着地。
もっとも前月は51.8と約5年ぶりの高水準。
境目となる50は9カ月連続で上回っている。
雇用指数は50.0から49.2へ低下。
原材料の在庫を示す指数は48.3で横ばい。
非製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.0。
2014年5月以来の高水準だった3月の55.1から小幅低下。
先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち23指数が上昇。
上位1位ポーランド週間騰落率4.98%、2位イタリア4.39%、3位フランス4.11%、
4位南アフリカ3.45%。6位日本3.09%、12位米国1.91%。
下位25位中国▲0.58%、24位タイ▲0.24%、23位インドネシア0.37%、
22位メキシコ0.60%、21位マレーシア0.68%、20位ベトナム0.75%。
NYダウや日経平均は今年最大の上昇。
北朝鮮は3月22日以降。4回連続絵でミサイル発射を失敗。
技術的欠陥が原因とされる。
一方で米側がサイバー攻撃を仕掛けてミサイル発射を妨害しているとの観測もある。
興味深いのは、土曜の発射は北西に向けてあったこと。
そして50キロ程度しか飛ばず、北朝鮮の内陸に落ちたこと。
自国領内なら当然レッドゾーンにはならないだろう。
確信犯という見方もなくはない。
疑心暗鬼ばかりが先行する地政学。
空母カール・ビンソンは日本海に到着。
護衛艦いずもは太平洋で初めて米海軍を警備する。
しかも連休中の閣僚の外遊は原則禁止の方向。
比例復活当選議員も地元での汗かき優先の方向。
同じ戦いでも選挙の方が優先されているだけかもしれない。
もっとも内閣支持率は60%台で高止まり。
「1強」に臨まれるのは、経済復活への強い意志だが、言葉と現実のギャップは存在する。
ひょっとしたら市場は相当鈍感なのかも知れない。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
セグエ(3968)・・・動兆
セグエに注目する。
同社はセキュリティ製品の輸入販売とソリューション関連が中核。
標的型攻撃による情報流出や内部不正、個人情報の窃取、サイトの改ざんなどの脅威に対応。
業績は好調。
今12月期は2ケタの増収増益見通し。
高度情報社会の到来はセキュリティ需要の拡大をもたらす方向。
総務省による補助金対象事業「自治体情報システム強靱性の向上」対象。
自社開発製品の自治体、金融、医療、製造業への展開に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
05月01日 為替市況コメント
【為替】日本がゴールデンウィークで、米国では雇用統計などの重要指標を控え、週末までは揉み合いか
・・・続き
[概況]
先週末に発表された物価変動を表す米GDPデフレータ速報値は2.3%とFRBの目標とする2%を上回った為にインフレ(利上げ)期待が高まってドルは買われ、当日高値111.720円まで上昇した。
最後も小幅高で引けるなどドルは上値が期待出来ると見ているが、今週の米国は1日(月)3月個人所得・個人支出、4月ISM製造業景況指数、3月建設支出、2日(火)ナシ、3日(水)MBA住宅ローン申請件数、4月ADP雇用統計、4月ISM非製造業景況指数、FOMC(2〜3日)、4日(木)新規失業保険申請件数、第1四半期非農業部門労働生産性指数、3月貿易収支、3月製造業受注指数、3月耐久財受注、5日(金)4月雇用統計となっている。多くの指標が発表予定で週末までは経済指標の結果に影響を受ける揉み合いを予想する。
また7日(日)には仏大統領の決選投票が実施されるが、第1回投票で本命のマクロン氏が1位となってユーロが大きく買われた事で、決選投票ではマクロン氏の勝利が既に織り込まれている可能性がある。
[提供:カネツFX証券株式会社]
05月01日 市場ニュース
【株価材料NEWS】
・・・続き
[株価材料]
■三和HD<5929>
M&Aで間仕切りなど非主力の商材拡大
■ヒロセ電<6806>
横浜で電磁環境適合性試験所を開設
■村田製<6981>
リチウムイオン電池に最大300億円投資
■三菱倉<9301>
大阪に医薬品物流センターを建設
■NTTドコモ<9437>
IoT活用地滑り検知システム商用化
05月01日 袋とじ稼足銘柄
本日の稼足銘柄を更新しました。
袋とじ 稼足銘柄 05月01日号
05月01日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
5月1日の東京株式市場は、方向感の出づらい展開となりそうだ。
・・・続き
日経平均株価の予想レンジは、1万9100円−1万9300円を想定する
市場参加者も限定的となり見送り姿勢の強い閑散相場となりそうだ。
連休の谷間にあたることや、4月29日の早朝に北朝鮮がミサイル発射を行ったことで地政学リスクに対する警戒感が高まる可能性もあり、模様眺めムードが広がりそう。
一方、17年3月の決算発表の本格化で、好調な18年3月期業績見通しを示した銘柄へ短期的な資金が向かう可能性もある。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半で北朝鮮情勢が再び注目を集めそうな状況だが、小動きで推移している。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同28日の大阪取引所終値比15円高の1万9215円。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り460万株、買い850万株で、差し引き390万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、ゴム、食品、空運、陸運、建設、機械など。買いセクターに、小売、自動車、食品、電機、情報通信、空運など。
【好材料銘柄】
■大末建設 <1814>
前期経常を一転16%増益に上方修正。
■神戸製鋼所 <5406>
今期経常は黒字浮上へ。
■富士機工 <7260>
ジェイテクト <6473> がTOB(株式公開買い付け)を予定し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株740円で28日終値を23.3%上回る水準。買い付け期間は国内外の競争法に基づく必要な手続きが終わり次第決定する。
■日本ライフライン <7575>
今期経常は20%増で2期連続最高益、7.5円増配へ。
■東京エレクトロン <8035>
今期経常は37%増で10期ぶり最高益、前期配当を47円増額・今期は145円増配へ。
■アップルインターナショナル <2788>
いすゞ自動車 <7202> と資本業務提携。いすゞを引受先とする138万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は291円で調達する約3.9億円は直営店の新規出店などに充てる。
■ヒラノテクシード <6245>
前期経常を一転50%増益に上方修正、配当も4円増額。
■長大 <9624>
今期経常を47%上方修正。
■アエリア <3758>
女性向け恋愛シミュレーションゲーム「王子さまとイケない契約結婚」などを展開し、世界で1000万人以上のユーザー数を持つアリスマティックを株式交換で完全子会社化する。
■ペッパーフードサービス <3053>
上期経常を一転64%増益に上方修正・最高益、通期も増額。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
19215 ( +15 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
19235 ( +35 )
( )は大阪取引所終値比
【主な経済指標・スケジュール】
1(月)
【国内】
4月新車販売台数(14:00)
クミアイ化学工業とイハラケミカル工業が経営統合
《決算発表》
双日、伊藤忠食、マクニカ富士、エステー、ハリマ化成G、ローム、マクロミル、セプテーニHD、CTC、ポーラオルHD、島精機、京セラ、ヤマハ、コカコーラBJI、GMOPG、ロイヤルHD
【海外】
米3月個人所得・個人支出(21:30)
米4月ISM製造業景況指数(23:00)
米3月建設支出(23:00)
《米決算発表》
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、ロウズ、ノーブル・エナジー、カーディナルヘルス
休場:メーデー、レーバーデーにより欧州、アジア主要市場が休場
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
過去分を見る
2017年04月 マーケットコメント
2017年03月 マーケットコメント
2017年02月 マーケットコメント
2017年01月 マーケットコメント
2016年12月 マーケットコメント
2016年11月 マーケットコメント
2016年10月 マーケットコメント
2016年09月 マーケットコメント
2016年08月 マーケットコメント
2016年07月 マーケットコメント
2016年06月 マーケットコメント
2016年05月 マーケットコメント
2016年04月 マーケットコメント
2016年03月 マーケットコメント
2016年02月 マーケットコメント
2016年01月 マーケットコメント
2015年12月 マーケットコメント
2015年11月 マーケットコメント
2015年10月 マーケットコメント
2015年09月 マーケットコメント
2015年08月 マーケットコメント
2015年07月 マーケットコメント
2015年06月 マーケットコメント
2015年05月 マーケットコメント
2015年04月 マーケットコメント
2015年03月 マーケットコメント
2015年02月 マーケットコメント
2015年01月 マーケットコメント
2014年12月 マーケットコメント
2014年11月 マーケットコメント
2014年10月 マーケットコメント
2014年09月 マーケットコメント
2014年08月 マーケットコメント
2014年07月 マーケットコメント
2014年06月 マーケットコメント
2014年05月 マーケットコメント
株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。
下記のブラウザでご利用いただけます。
Android
Chrome、ファミリーブラウザ for docomo、あんしんフィルター for docomo
iOS
Safari、あんしんフィルター for docomo
※ブラウザのバージョンによってご利用できない場合がございます。