NYダウ、6日ぶり反発 ハイテク株買われる
【市況】NYダウ、6日ぶり反発 ハイテク株買われる

11日のNYダウ工業株30種平均は前週末比200ドル64セント高の2万5650ドル88セントと6営業日ぶりに反発で終えた。
米連邦準備理事会(FRB)が当面は世界景気の動向を見守る姿勢が改めて鮮明になり、米株に買い安心感が広がった。前週末まで5日続落した反動もあり、幅広い銘柄に押し目買いが入った。
 
ダウは構成比率の大きいボーイングの下落が重しとなり、続落して始まった。エチオピア航空が運航する同社製の新型旅客機が10日、離陸直後に墜落し、乗客乗員157人全員が死亡した。同型機の墜落事故は昨年10月に起きたばかり。各国で同型機の運航を見合わせる動きが広がる中、ボーイングの業績への懸念から売りが殺到した。ボーイングは1銘柄でダウ平均を153ドル近く押し下げた。
 
ダウはその後、ハイテク株がけん引し、プラス圏に浮上した。金融機関が投資判断を引き上げたアップルが急伸し、1銘柄でダウ平均を40ドルあまり押し上げた。バンク・オブ・アメリカが投資判断と目標株価を引き上げたと伝わり、買い材料視された。中国景気への警戒感から売られていた工業製品・事務用品のスリーエム(3M)の上げも目立った。
 
朝方発表の1月の米小売売上高が市場予想を上回ったのも好感された。速報段階で大きく落ち込んでいた12月分はさらに下方修正されたものの、1月にひとまず回復したことが心理面で相場の支えになった。
 
セクター別では、全11セクターが上昇した。市場関係者は「ハイテク株は前週末に売られた反動で、買い戻しが入った」(日系証券)と指摘。石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産による原油の需給改善期待から、エネルギー株も高かった。
 
ナスダック総合株価指数は、前週末比149.922ポイント(2.0%)高の7558.064で終えた。野村グループのインスティネットが投資判断と目標株価を引き上げたフェイスブックが上昇。アマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)など主力株が軒並み大幅に上げた。イスラエル企業の買収を発表したエヌビディアは7%高だった。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
25,650.88+200.64
S&P500種
2,783.30+40.23
ナスダック
7,558.064+149.922
NY金(ドル/トロイオンス)
1,299.30+13.20
NY原油(ドル/バレル)
56.77+0.70
円・ドル
111.22 - 111.23−0.05

 

【シカゴ日本株先物概況】


シカゴ日経平均先物は反発した。
6月物は前週末比235円高の2万1140円とこの日の高値で終え、大阪取引所の終値を210円上回った。
堅調な米景気指標を手掛かりに景気減速への過度な警戒感が和らぎ、米株とともに買われた。11日発表の1月の米小売売上高は前月から増加し市場予想を上回った。
安値は2万0750円だった。
 





【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前週末8日の終値に比べ26.31ポイント高の7130.62で引けた。
 
世界的な株高などを背景にプラス圏で推移した。ただ、午後に入ってから外国為替市場でポンド高が進み、伸び悩みの原因になった。メイ英首相が欧州連合(EU)首脳との協議のためにフランス・ストラスブールに行くと伝わり、EU離脱修正案に合意するとの見方からポンドが買われた。もっとも、12日の議会採決では否決の可能性が高いとみられている。
指数構成銘柄全体の約7割が上昇した。
 
個別銘柄では、ドイツ銀行など欧州の銀行の株価上昇が波及し、銀行株は買いが先行した。ただ引けにかけてロイズ・バンキング・グループが下げに転じた。保険株は軒並み上昇した。個別銘柄では総合ヘルスケアのNMCヘルスとブックメーカー(賭け屋)のパディパワー・ベットフェアの上げが目立った。
 
半面、米株式市場で航空機のボーイングが急落したことを受けて、航空のインターナショナル・エアラインズ・グループとイージージェットが下落した。
パーシモンを筆頭に住宅建設株と公益株が売りに押された。ブリティッシュ・アメリカン・タバコとユニリーバは利益確定の売りなどで下落して引けた。
 


■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は4営業日ぶりに反発した。終値は前週末8日と比べて85.64ポイント高の11543.48だった。
 
個別銘柄では、オンライン決済サービスのワイヤーカードとドイツ銀行が大幅高となり、株価を押し上げた。ワイヤーカードは不正会計疑惑をめぐる調査結果が予定よりも早く発表されると伝わり、先行き不透明感が後退したことで約6%上げた。
ドイツ銀行は、ドイツ大手のコメルツ銀行と経営統合の交渉を進める方針を固めたとの報道を材料に買われ、4%超高だった。
一方、日用品のバイヤースドルフと医薬・農薬大手のバイエルが安かった。
 
 
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