イスラムのヒジュラ暦では10月14日が正月。
昨年までその後10日は6連勝だった。
今年の10月14日。
日経平均17891円→10月27日18777円。
NYダウ16924ドル→10月27日17581ドル。
これで7連勝となった。
新年度はムラッサムというがまさにムラッサムアノマリー成立だった。
毎年買い戻し中心という解釈だがどうなのだろうか。
もうひとつのアノマリーは「セルインメイ」。
正式には「Sell in May, and go away. don’t come back until St Leger day.」
5月に売って、相場から離れる。
セント・レジャー・デー(9月の第2土曜日)まで戻ってくるなという格言。
言いかえると「WORST SIX MONTHS」と「BEST SIX MONTHS」。
2000年以降で見てみると5月1日→10月31日(ワーストの方)は9勝7敗。
11月1日→4月30日(ベストの方)は12勝3敗。
冬に株を持つシナリオの方は正しそうだが夏に債券を持つシナリオは微妙なところ。
そして10月最終週の昨年の値動き。
月曜プラス火曜マイナス水曜プラス木曜プラス金曜プラス。
水曜まではプラス・マイナス・プラスでその通りの動き。
木曜もプラスの可能性大なので昨年並みなら明日もプラスと読みたいところ。
しかし10月15日以降の2進1退のリズムでいくと今日はプラスで明日はマイナスの流れ。
10月30日金曜は前年の流れが勝るのか、ここ数日のリズムが勝るのか。
日銀金融政策決定会合次第だが、強かった鉱工業生産で現状維持となる事を市場は一番嫌がるのだろう。