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前場は利益確定の動きに押された。前日の米国株市場ではNYダウが続伸したものの上値の重さが意識されたことや、外国為替市場でドル高・円安が一服したことが買い手控えムードにつながった。自動車株などに利益確定の売りが出た。
 
2017年4〜9月期の最終営業日にあたり、機関投資家の持ち高調整の売りも重荷となった。日銀の上場投資信託(ETF)買いが入っているとの観測が支えとなり、午後には上昇に転じる場面もあった。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆9564億円と高水準だった。
10月2日から日経平均株価はリクルートと日本郵政を新たに採用する。大引けにかけて、指数に連動して運用する投資家の銘柄入れ替えに伴う売買が膨らんだ。日本郵政も日中は安く推移したが、取引終了直前に大口の買いが入り反発で終えた。
 
 東証1部の売買高は17億3136万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1067と全体の約53%を占めた。値上がりは847、変わらずは115銘柄だった。
 
JPX日経インデックス400は小幅に反落した。終値は前日比12.40ポイント安の1万4787.20だった。東証株価指数(TOPIX)も小反落し、1.42ポイント安の1674.75で終えた。
 
個別では、トヨタ自動車、いすゞやマツダ、ホンダに売りが出た。28日に中期経営計画を発表したヤマトHDは下落した。都市ガス事業の競争激化懸念で、東ガスや大ガスが売られた。住友不や菱地所など不動産株の一角も売られた。ニトリホールディングスが下落、ハイデイ日高、東京個別指導学院が安く、小糸製作所、ツガミの下げも目立った。
 
一方で、断トツの売買代金をこなした日本郵政がプラスで引けたほか、キーエンスなども堅調だった。小野薬や武田、第一三共など医薬品株が買われた。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)が28日に上昇したことを受け、東エレクなどハイテク株も堅調だった。
 
きょう東証1部に新規上場したウィズメタクは9時15分に公開価格(4750円)を285円(6.0%)下回る4465円で初値を付けた。終値は初値比2.0%安の4375円だった。
 
東証2部株価指数は前日比53.92ポイント高の6724.57ポイントと3日続伸した。値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は215となった。
前日に「日米韓連合」と「東芝メモリ」の売買契約を結んだと発表した東芝が買われた。リミックスが上げ、FDKとシャープが下げた。
 
個別では、フジックス、トーヨーアサノ、ダイヤモンド電機がストップ高。第一カッター興業、三井住建道路、富士ピー・エス、ビューティ花壇、ウィルなど26銘柄は年初来高値を更新。メタルアート、昭和飛行機工業、第一稀元素化学工業が買われた。
 
一方、価値開発、ヨネックスが年初来安値を更新。FDK、京進、マルゼン、富士通コンポーネント、ぷらっとホームが売られた。






 

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