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【大引け概況】
11日の日経平均株価は前日比107円22銭安の2万1687円10銭と3日ぶり反落して引けた。
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シリア情勢の緊迫化を受け、このところ上げが目立った化粧品株や食料品株などに利益確定を目的とした売りが目立った。
 
朝方発表の2月の機械受注統計が良好な内容だったため、機械関連株中心に買いが先行し、前場の日経平均は上昇する場面もあった。ただ、安倍晋三政権で相次ぐ公文書の改ざん・隠蔽問題を嫌気する空気も強く、大引けにかけては売りがかさんだ。
 
市場では、米中貿易戦争に対する過度な懸念は和らいだが、シリア情勢や米政局への警戒感は残る。国内も自衛隊日報や学校法人「加計学園」などの問題をめぐり政府与党への追及が強まっており、「国内政治も不透明感があり、新規材料が出ない限り上値を追うのは難しい」との声が聞かれた。
 
東証1部の出来高は15億3320万株、売買代金は2兆5586億円。騰落銘柄数は値上がり728銘柄、値下がり1278銘柄、変わらず76銘柄。
 
業種別株価指数(33業種)は、精密機器、小売業、食料品の下落が目立った一方、石油・石炭製品、鉱業、海運業などが上昇した。
 
個別では、任天堂、ファーストリテは軟調。資生堂、明治HDが下押し、コーセー、小野薬、花王は大幅安。ソニー、オリンパス、東エレク、SUMCOが売られた。
 
半面、マネックスGが急騰し、ソフトバンクGは大幅高。野村、三菱UFJ、ファナック、安川電、コマツが値を上げ、トヨタは小高い。JXTGが急伸し、国際帝石、郵船はしっかりだった。
 
 
東証2部株価指数は前日比36.67ポイント安の7054.74ポイントと続落した。値上がり銘柄数は183、値下がり銘柄数は255となった。
 
個別では土屋ホールディングス、アイケイ、Oak キャピタル、広栄化学工業、北越メタルなど8銘柄が年初来安値を更新。アイスタディ、アルトナー、ジェイ・エス・ビー、アライドテレシスホールディングス、パシフィックネットは値下がり率上位に売られた。
 
一方、魚喜、大同信号、プレミアグループが年初来高値を更新。日本パワーファスニング、ウェルス・マネジメント、指月電機製作所、黒谷、岡本工作機械製作所が買われた。

 

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