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終値は前日比261円02銭安の1万9553円86銭だった。2日以来、およそ半月ぶりの安値。
ロシアに関連した一連の疑惑からトランプ米大統領の弾劾を求める声が広がったことを受け、17日の米国市場でNYダウが372ドル安と大きく下落したうえ、為替市場でも一時1ドル=110円台まで円高が進んだ。
海外ヘッジファンドの売りが膨らんだほか、国内機関投資家が、景気敏感株の持ち高を減らし、ディフェンシブ銘柄を増やす動きが広がった。一時360円程度安い水準まで下げた。

民進党が学校法人「加計学園」(岡山市)を巡る文書を追求すると伝わるなど、国内政治の安定性への不安が強まっていることも売りにつながった。

前場中ごろ以降は、空売りしていた投資家の買い戻しが入り、指数を下支えした。JTや花王といったディフェンシブ銘柄の一角には機関投資家の買いが入った。個人投資家の押し目買い意欲も旺盛だった。

JPX日経インデックス400は続落し、前日比187.88ポイント安の1万3875.98だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、20.81ポイント安の1555.01だった。

東証1部の売買代金は概算で2兆7198億円。売買高は21億8463万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1574と全体の78%を占めた。値上がりは370、変わらずは71銘柄だった。

個別では、米政治の混乱を嫌気し、ソフトバンクが下落した。米長期金利の上昇一服で三菱UFJや第一生命HDといった金融株が売られた。円高が進んだことでトヨタ自、SUBARUなど自動車株の一角は下落した。東エレクや信越化など半導体関連銘柄も売られた。月次売上高が伸び悩んだジェイエイシは大幅安だった。JAC、関電化、ルックなどが売られた。

半面、国内で低価格農機を販売すると伝わったクボタが上昇した。日ハムやニチレイなど食品株は上げた。東ガスやニトリHDが年初来高値を更新した。空売りが増えていた川崎汽や郵船といった海運株は大幅高だった。
JT、Vテク、武田薬、花王が逆行高。エムアップは活況が続き、一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたグリーも大きく買われた。

東証2部株価指数は反落した。シャープやウェーブHDが下げた。一方、ペッパーやDACHDが上げた。
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