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【大引け概況】
21日の日経平均株価は4日続伸し、前日比32円74銭高の2万1464円23銭で終えた。
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午前中は個人投資家などによる当面の利益を確保する小口の売りがやや優勢だったが、株価の下落場面では押し目買いや買い戻しが多く、日経平均は小幅安で午前の取引を終えた。
午後に入ると、株価指数先物に「海外の短期投資ファンドによる注文とみられる、まとまった買い」が断続的に入ったことで、買い優勢に転じた。中国・上海株の上昇幅拡大に加え、時間外取引の米国株先物の値上がりが好感されたとみられる。一時は取引時間中として約2カ月ぶりに2万1500円台に乗せた。
ただ、取引終盤にかけて利益確定売りが厚みを増し、日経平均は上げ幅を急速に縮小した。
 
20日に公表された1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、参加者の大半が資産縮小の早期停止を示唆した一方、経済動向によっては年内の米利上げを適切とする参加者もいた。これまでの株高は米利上げ停止観測に支えられた側面があったため、利益確定売りを後押しする一因になった。
 
JPX日経インデックス400は4日続伸した。終値は前日比5.40ポイント高の1万4332.69だった。東証株価指数(TOPIX)は0.03ポイント高の1613.50で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆2414億円。売買高は12億320万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1029と、全体の48%だった。値下がりは1000、変わらずは101銘柄だった。
 
業種別株価指数(全33業種)はその他製品、小売業、電気機器などが上昇し、情報・通信業、輸送用機器、銀行業は下落した。
 
個別では、ソニーが堅調、任天堂もしっかり。ファーストリテイリングやホンダ、東エレク、キッコマン、ソニーが買われ、コマツも上昇した。昭和電工も買い優勢だった。カドカワが大幅高に買われ、新日本科学も値を飛ばした。アイスタイル、システムインテグレータも急伸。新明和工業が物色人気、ZOZOも商いを伴い大きく上値を伸ばした。アカツキも高い。
 
半面、ソフトバンクグループが軟調、ユニファミマ、トヨタ自動車、武田薬品工業なども冴えない。資生堂が売りに押され、IHIは大きく値を下げた。ケネディクスが売られたほか、グレイステクノロジーの下げも目立つ。マクニカ・富士エレホールディングスも安い。LIXILグループも下値を探る展開となった。
 
東証2部株式指数は前日比44.49ポイント高の6819.28ポイントと5日続伸した。
出来高4655万株。値上がり銘柄数は207、値下がり銘柄数は204となった。
 
個別では、キクカワエンタープライズ、アウンコンサルティング、ウインテスト、SECカーボン、セブン工業が買われた。
 
一方、ビットワングループ、価値開発、デュアルタップ、カワセコンピュータサプライ、ピーエイが売られた。
 
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