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【大引け概況】
18日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比263円80銭高の2万0666円07銭で終えた。
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18年12月19日(終値2万987円92銭)以来ほぼ1カぶりの高値水準となり、25日移動平均線を回復するのは18年12月4日以来約1カ月半ぶり。
米中貿易問題の進展期待を背景にした海外株高や円相場の下落を追い風に、幅広い銘柄が買われた。
 
米中貿易摩擦の緩和期待から17日の米国株式が上昇し、投資家心理が改善した。円安・ドル高歩調や中国・上海総合指数の上昇も支えとなり、株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大した。後場後半には一時2万682円12銭(前日比279円85銭高)を付け、大引けにかけて高値圏で推移した。
 
市場からは「後場はほとんど動いていないが、高値水準は保っている。日経平均は25日線を超えてきており、来週の動きが注目される。ただ、同線は下向きで戻り売りへの警戒もあり、手掛かり材料に乏しいようだと日柄調整になる可能性がある」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比130.73ポイント(0.95%)高の1万3821.68だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、14.39ポイント(0.93%)高の1557.59で終えた。
 
東証1部の出来高は11億5095万株、売買代金は2兆1529億円。騰落銘柄数は値上がり1538銘柄、値下がり525銘柄、変わらず65銘柄。
 
業種別株価指数(33業種)では、海運業、不動産業、建設業の上昇が目立ち、パルプ・紙、精密機器は下落した。
 
個別では、任天堂が買われ、ファストリやファナック、ソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株が高い。前日の米半導体関連株高を受けて東京エレクトロンも買いが優勢だった。安川電機も買われ、千代田化工建設が急反騰し、メディカル・データ・ビジョンは値幅制限いっぱいに買われた。
また、廣済堂は大引けストップ高配分となった。このほか、国際紙パルプ商事が値を飛ばし、シャープも物色人気となった。ネクソンも高い。
 
半面、日本電産は軟調。ダイキン工業も下値を探る展開、SMCも売りに押された。HOYAの下げも目立つ。マイネットが急落したほか、神戸物産も値を下げた。ミネベアが安い。セブン&アイやNTTも軟調さが目立った。エスクロー・エージェント・ジャパンが下落、チェンジ、オプトランも安い。古野電気も売られた。
 
 
東証2部株価指数は前日比41.35ポイント高の6529.20ポイントと3日ぶり反発した。出来高5003万株。値上がり銘柄数は258、値下がり銘柄数は155となった。
 
個別では、ぷらっとホームがストップ高。安川情報システムは一時ストップ高と値を飛ばした。太平製作所、キクカワエンタープライズは昨年来高値を更新。コーア商事ホールディングス、アピックヤマダ、東京コスモス電機、ヴィスコ・テクノロジーズ、ラピーヌが買われた。
 
一方、デュアルタップがストップ安。ショクブン、日本パワーファスニング、アイケイ、ミダック、DNAチップ研究所が売られた。
 
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