動画再生
本日のマーケット動画
時間:00:01:11 容量:11.99M

過去のマーケット動画はこちら

前日比37円56銭安の1万9251円87銭で終えた。トランプ米政権は26日に大型税制改革の基本方針を発表したが、財源確保が不十分で実現性や効果に不透明感が残った。前日の米株式相場が下落し、円安進行が一服したことから、利益を確定する売りに押された。

日経平均は前日までの4日間で850円超上昇したこともあり、戻り待ちの売りも出た。「海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家が売った一方、一部の海外機関投資家が下値を拾う動きもみられた」という。キヤノンなどの好業績銘柄には買いが入り、下値は限定的だった。
昨日から開かれていた日銀の金融政策決定会合は、現在の金融政策の維持を決定、大方の市場関係者の予想通りだった。また、東証株価指数(TOPIX)を構成する銘柄の定期入れ替えに伴い、機関投資家による投資配分比率を調整する売買が行われたが、大きな影響はなかった。

JPX日経インデックス400は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比16.25ポイント安の1万3747.44だった。TOPIXも6営業日ぶりに反落し、0.74ポイント安の1536.67で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆4554億円。売買高は19億7020万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は672と、全体の33.3%を占めた。値上がりは1219、変わらずは125銘柄だった。

個別銘柄では、任天堂が大きく反落し、トヨタ、日産自が下押した。前日に2018年3月期の連結営業利益が2期連続で減益となりそうだと発表したヤフーが9%超下落した。ルネサスや楽天の下げも大きかった。アステラスや三菱重が安い。
ファナック、ファーストリテの値がさ株が売られ、ヤフー、NTT、LINEが甘く、積ハウスが売られた。

一方、17年12月期の業績見通しを上方修正したキヤノンが3%あまり上昇した。富士通やアサヒの上げも目立った。クボタや東レが買われた。ソフトバンクG、東芝、三菱UFJが買われ、セブン&アイやダイキン、富士フイルムやキリンHDが高い。

東証2部株価指数は前日比12.55ポイント高の5802.97ポイントと3日続伸した。
東証2部指数値上がり銘柄数は259、値下がり銘柄数は172となった。
個別では、セメダイン、JMACSがストップ高。扶桑電通は一時ストップ高と値を飛ばした。ジャパン・フード&リカー・アライアンス、ダイナック、パシフィックネット、ラクト・ジャパン、日本坩堝、ジェコー、富士古河E&C、ダイベアが買われた。

一方、ラオックスが年初来安値を更新。富士通コンポーネント、富士通フロンテック、ぷらっとホーム、東京自働機械製作所、昭和化学工業が売られた。
株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

下記のブラウザでご利用いただけます。
Android
Chrome、ファミリーブラウザ for docomo、あんしんフィルター for docomo
iOS
Safari、あんしんフィルター for docomo
※ブラウザのバージョンによってご利用できない場合がございます。