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【大引け概況】
9日の日経平均株価は3日続伸した。終値は前週末比135円46銭高の2万3849円99銭だった。
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昨年来高値を連日で更新し、1991年11月15日以来約26年ぶりの高値を付けた。
大発会から3営業日連続で上昇したのは2010年以来となる。世界的な株高を背景に投資家心理が上向いた。
連休中に堅調に推移していた海外株式市場の流れを引き継ぎ、朝方から買いが先行した。日経平均株価は取引開始直後に前日比238円高の2万3952円まで上昇。「海外の市況が強く2万4000円の心理的節目を意識」した動きとなった。
株価指数先物の上昇に伴い、ファストリや東エレクなど株価指数への寄与度が大きな値がさ株に裁定取引の買いが入った。
ただ、その後は為替が円高・ドル安方向に振れたこともあり、利益確定売りに押されて日経平均は伸び悩んだ。年初から1000円以上上昇しているため、「上昇ピッチが速く、まもなく反落する」との指摘も出ていた。「中・長期的には上方向だろうが、過熱感もあり、いったん調整が欲しいところだ」との声が聞かれた。
 
東証株価指数(TOPIX)は8.95ポイント高の1889.29と3営業日続伸し、1991年6月18日以来、約26年7カ月ぶりの高値を付けた。
JPX日経インデックス400は88.69ポイント高の1万6751.22と3日続伸し、算出開始以来の高値を更新した。
 
東証1部の売買代金は概算で3兆1112億円と、年初から3営業日連続で3兆円を上回った。売買高は16億6341万株だった。
東証1部の出来高は16億6341万株、売買代金は3兆1112億円。騰落銘柄数は値上がり1185銘柄、値下がり795銘柄、変わらず83銘柄。
 
個別では、ソニーは傘下の音楽出版社と米フェイスブックとのライセンス契約締結が伝わり、キヤノンは3年間で最大4000億円をM&A(合併・買収)に振り向けると報じられ買われた。任天堂、ファーストリテが値を上げ、ソフトバンクG、野村、SBIが買われ、三井不は高い。SUMCO、東エレク、日産自は堅調だった。
 
半面、三菱UFJ、第一生命が売られ、KDDIは小幅安。トヨタが緩み、住友鉱はさえない。ダイキン、キーエンス、国際帝石、王子HDは軟調だった。
 
東証2部指数は前週末比43.38ポイント高の7509.94ポイントと6日続伸した。
値上がり銘柄数は368、値下がり銘柄数は107となった。
 
個別では、C&Gシステムズがストップ高。JESCOホールディングス、三井金属エンジニアリング、三井住建道路、田辺工業、日本リーテックなど53銘柄は昨年来高値を更新。ヤマシナ、マルマエ、杉村倉庫、ヒラノテクシード、倉庫精練上が買われた。
 
一方、宮入バルブ製作所、エスビー食品、プレミアムウォーターホールディングス、グローバルダイニング、省電舎ホールディングスが売られた。
 

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