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【大引け概況】
19日の日経平均株価は4日続伸した。終値は前日比251円98銭高の2万3672円52銭と、1月24日以来およそ8カ月ぶりの高値を付けた。
 
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朝方は、米中貿易摩擦の激化懸念後退を背景に18日の米国株式が上昇した流れを受け、買い優勢で始まった。円安・ドル高や、中国・上海総合指数の上げ転換も支えとなり、上げ幅を拡大した。中国関連が多いとされる機械株に見直し買いも目立った。
 
ただ、その後の上値は限定的。日銀の金融政策は現状維持。後場寄り直後には上を試す動きが見られ、2万3842円まで上昇してきょうの高値をつけたが、買いは続かず伸び悩んだ。そこから先はほとんど動きがなかったが、上値が重くなった分、引けにかけては上げ幅を縮め、大幅高ではあったものの、安値引けとなった。
 
市場からは「勢いがあり、中長期的に方向性は上だろう。ただし、目先はストキャスティクスなどテクニカル指標に過熱感が出ており、いったんスピード調整があってもよい水準ではないか」との声が聞かれた
 
東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。前日比25.78ポイント高の1785.66で終えた。JPX日経インデックス400も4日続伸し、終値は236.08ポイント高の1万5823.88だった。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆9670億円。売買高は16億235万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1775、値下がりは279、変わらずは54銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)では、石油・石炭製品、保険業、機械の上昇が目立った一方、空運業のみが下落した。
 
 
個別では、日米の長期金利上昇で運用収益が改善するとの期待から保険や銀行といった金融株の上げが目立った。任天堂やソフトバンクも高い。一方、ファストリや東海カは下落。テルモや花王も安い。
 
個別では、日米の長期金利上昇で運用収益が改善するとの期待から保険や銀行といった金融株の上げが目立った。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが高く、売買代金トップの任天堂が大きく買われ、ソフトバンクグループも上昇した。トヨタ自動車、ファナックなども買い優勢。安川電機、キーエンスも値を上げた。ランドビジネス、TATERUが値幅制限いっぱいに買われたほか、Ubicomホールディングスも急伸。ヤマシンフィルタも商いを膨らませ値を飛ばした。
 
半面、ファーストリテイリングが大幅安、武田薬品工業、テルモや花王も売りに押された。JAL、テルモも軟調。東海カは下落。サムティ、ヘリオス テクノ ホールディングが急落したほか、グレイステクノロジー、ジャパンベストレスキューシステムも大幅安。レノバも下落した。
 
東証2部株価指数は前日比101.88ポイント高の7318.19ポイントと4日続伸した。
出来高1億0105万株。値上がり銘柄数は292、値下がり銘柄数は143となった。
 
個別では、省電舎ホールディングス、テクノマセマティカル、アサヒ衛陶がストップ高。DNAチップ研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。日本電通、SYSKEN、ソルコム、北陸電話工事、ICDAホールディングスなど12銘柄は年初来高値を更新。原田工業、ショクブン、メタルアート、RVH、プレミアグループが買われた。
 
一方、魚喜、ジー・スリーホールディングス、互応化学工業、アルチザネットワークス、ラピーヌが年初来安値を更新。東京衡機、ビート・ホールディングス・リミテッド、アイル、ダイヤモンド電機、ヒガシトゥエンティワンが売られた。

 

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