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為替の円安・ドル高を手掛かりとする買いも入ったが、年初来高値圏にあり個人などから利益確定の売りが出た。130円程度とみられる9月末の配当権利落ち分を埋めきれなかった。
 
実質的には強い地合いだったといえる。
日経平均の下げが配当分を調整した範囲内にとどまったことで、「売りが活発になったわけではない」との解釈が成り立つ。
為替相場は円安・ドル高となり、企業業績には追い風。10月から年末に向けて株価は上昇しやすい傾向もある。市場関係者は、「強気の姿勢で臨みたい」としていた。
日経平均株価は、前日比63円安と続落したが、「底堅い相場を確認した」と市場関係者は前向きだった。
 
東証株価指数(TOPIX)の業種別東証株価指数では、「電気・ガス業」や「卸売業」「輸送用機器」などの下げが目立った。
TOPIXは続落し、終値は前日比8.31ポイント安の1664.43だった。TOPIXの配当権利落ち分は約13ポイントだった。
JPX日経インデックス400も続落し、終値は81.56ポイント安の1万4706.31だった。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆839億円、売買高は12億227万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は895と全体の44%を占めた。値上がりは815、変わらずは90銘柄だった。
 
個別では、楽天の格安スマートフォン事業の買収で競争が激化するとみられたソフトバンクやKDDIが安かった。エーザイやJXTG、中部電も下げた。
トヨタ自動車が軟調、キーエンスも売り優勢。武田薬品工業も値を下げた。トリドールホールディングス、ヴィア・ホールディングス、コロワイドなどが大幅安となったほか、サンリオ、りらいあコミュニケーションズ、ゼンショーホールディングスなども下落した。
 
一方、26日の米国市場でアップル株が上昇し、日電産や村田製などアップル関連銘柄に買いが入った。第一生命HDやヤマトHD、任天堂も高かった。
クロップスが値幅制限いっぱいに買われ、みなと銀行、関西アーバン銀行はいずれも急伸。日本CMKが値を飛ばしたほか、東海カーボンも物色人気となった。フィックスターズ、古河電池、保土谷化学工業<なども大きく買われた。
 
東証2部株価指数は前日比7.61ポイント高の6590.89ポイントと反発した。
個別株への選別投資は活発だった。
値上がり銘柄数は267、値下がり銘柄数は198となった。
 
個別では、ダイヤモンド電機、大興電子通信がストップ高。イーグランド、サンコーテクノ、グッドコムアセット、フジックスなど30銘柄は年初来高値を更新。
京進、石井表記、エンビプロ・ホールディングス、カワタ、ピックルスコーポレーションが買われた。
 
一方、神鋼環境ソリューション、東京衡機が年初来安値を更新。北日本紡績、フォーシーズホールディングス、JEUGIA、寺岡製作所、日本電通が売られた。

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