動画再生
【大引け概況】
日経平均株価は前日比224円11銭安の2万1925円10銭、東証株価指数(TOPIX)は12.70ポイント安の1762.45と、ともに4営業日ぶりに反落で終えた。
本日のマーケット動画
時間:00:01:21 容量:11.39M

過去のマーケット動画はこちら
 前日までの3営業日で1000円近く上げていたため、個人投資家の利益確定売りや戻り待ちの売りが優勢となった
この日は中国などアジアの一部市場も休場で、積極的な買い手である海外投資家の動きは鈍く、売りに押されやすかった。
 
市場からは「Globex(シカゴ先物取引システム)でNYダウ先物が安く、今晩の米国株安が警戒され、手控え気分が強い。日経平均はきのう取引時間中に高値2万2152円を付けたが、この水準は急落後の3分の1戻し(2万2009円)を超え、(フィボナッチ係数の)38.2%戻し(2万2164円)にも近く、ひとまず戻り一巡感が出るレベルでもある」(準大手証券)との声が聞かれた。
 
主力株は売りが優勢となったが、東証1部でも小型株指数は比較的堅調な値動きを続けた。別の市場関係者は、「指数はマイナスだったが、全体としては、それほどムードは悪くなかった」と話していた。

東証1部の出来高は12億3682万株、売買代金は2兆2390億円。騰落銘柄数は値上がり1027銘柄、値下がり949銘柄、変わらず90銘柄。
 
業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、機械、食料品、輸送用機器などが下落。パルプ・紙、電気・ガス業などが上昇。

 
個別では、トヨタ、日産自が軟調で、ソニーが甘く、ファナック、コマツ、東エレクは値を下げた。住友鉱の下げがきつく、JXTGは反落。三菱UFJ、みずほFGなどメガバンクが売られ、スルガ銀は年初来安値。ソフトバンクG、JT、ファーストリテも下落した。
 
半面、7&iHDが堅調で、中部電が小高く、NTTドコモは強含み。任天堂、日本紙、東海カ、パナソニック、三菱自も上昇した。
 
東証2部株価指数は前日比14.06ポイント高の7348.42ポイントと4日続伸した。
値上がり銘柄数は231、値下がり銘柄数は218となった。
 
個別では、アップルインターナショナルがストップ高。ブルボン、福留ハム、パシフィックネット、キーウェアソリューションズ、ニッキなど9銘柄は昨年来高値を更新。
ジー・スリーホールディングス、アライドテレシスホールディングス、アイケイ、岡本工作機械製作所、日本パワーファスニングが買われた。
 
一方、ヒガシトゥエンティワン、ジーエルサイエンス、杉村倉庫、倉庫精練が売られた。

 

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

下記のブラウザでご利用いただけます。
Android
Chrome、ファミリーブラウザ for docomo、あんしんフィルター for docomo
iOS
Safari、あんしんフィルター for docomo
※ブラウザのバージョンによってご利用できない場合がございます。