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【大引け概況】
11日の日経平均株価は3日続伸し、前週末に比べ127円65銭高い2万2938円73銭だった。
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11月7日以来ほぼ1カ月ぶりに年初来高値を更新した。1992年1月9日以来およそ25年11カ月ぶりの高値となる。
注目された8日の米雇用統計の結果を受けた米株高を好感した買いが先行した。午後に入ると日銀が上場投資信託(ETF)を買ったとの見方が出るなかでアルゴリズム取引を手がける短期スタンスの投資家の買いも入り、上げ幅を広げた。
 
投資家心理が上向き、三井住友FGや三菱UFJ、りそなHDといった銀行株が上げた。朝方はニューヨーク原油先物が続伸したのを背景に、国際石開帝石やJXTGといった石油関連も上昇した。
 
前週後半の2営業日に合計600円以上上昇したことから利益確定売りが出て前週末の終値を割り込む場面もあった。今週はFOMCやECB理事会が予定されており、この結果を見極めたいとの思惑も働いたとみられる。
しかし、午後に入ると日銀によるETF買い観測が広がった。
株価指数先物が強含み、ダイキンや信越化といった値がさ株に裁定取引に絡む買いが入った。上海総合指数などアジアの株式相場も総じて堅調だったことも相場を支えた。
 
JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前週末に比べ82.18高の1万6074.49だった。
東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、9.61ポイント高の1813.34で終えた。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆3633億円。売買高は14億2007万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1345と、全体の66%弱を占めた。値下がりは615、変わらずは87だった。
 
業種別TOPIXでは「石油石炭製品」、「銀行業」や「ガラス土石製品」の上げが目立った。「建設業」や「海運業」、「陸運業」は下落した。
 
個別では、任天堂が高く、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクも買い優勢、旭硝子や太平洋セメは上昇し、キリンHDや富士フイルムも上げた。ソースネクスト、ダイキアクシスなどが値を飛ばし、鳥貴族も大幅高。低位ではダイトウボウ、レナウンなどが高い。
 
半面、リニア中央新幹線の関連工事を巡り東京地検特捜部が家宅捜索したと伝わった大林組は下落した。大成建設も安い。ソニーや東エレク、キーエンス、SUMCOが軟調で、JR東日本やJR東海、郵船も下げた。田淵電機、三井ハイテック、丹青社などが大幅安、エイチ・アイ・エス、アクセル<6730>も下落した。GMOインターネット、テイクアンドギヴ・ニーズも安い。
 
 
東証2部株価指数は前週末比43.79ポイント高の7049.80ポイントと3日続伸し、連日で年初来高値を更新した。値上がり銘柄数は304、値下がり銘柄数は157となった。
 
個別では、オーミケンシ、テクノマセマティカルがストップ高。ケミプロ化成、KIホールディングス、宮入バルブ製作所、フュートレック、アルトナー上が買われた。
 
一方、ジオスターが年初来安値を更新。クロスプラス、東邦化学工業、インスペック、ミロク、JESCOホールディングスが売られた。

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