2015年04月10日
クラウドファンディングご存知ですか?

クラウドファンディングは、起業家やクリエイターが資金調達をする手法として、世界中で注目されています。 クラウドファンディングを上手く活用することで、製品やサービスの開発に必要な資金を集めることができるだけでなく、より多くの人へ向けて自身の背品やサービスを認知してもらうことができます。

起業家やクリエイターの最初のステップとして利用することは非常に大きなメリットがありますが、注目されてきたのが比較的最近ということもあり、「クラウドファンディングとはなにか」という点で、よくわかっていない方もいることでしょう。

ここでは、「クラウドファンディング」というものについて、基本的な知識と情報について説明します。
クラウドファンディングとは
ある目的を持った事業法人や個人に対しインターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募ることをいいます。

出資者はサイト上に提供されるそれぞれのプロジェクトの情報の中から自分が共感したプロジェクトやサービスに資金を提供し、出資後はプロジェクトの実施状況の報告を受けたり、見返りとしてサービスや商品を受取ったり、あるいは現金配当を得たりします。

クラウドファンディング(crowdfunding)という言葉自体は、crowd(群集・大衆)によりfunding(資金調達)を行うという意味から新たに作られた造語です。

今更ですが、多くの人から寄付や事業資金を集めて何らかのプロジェクトを実行すること自体は古くから世界中で行われており、決して新しい発想ではありません。 しかし、ここで言うクラウドファンディングはそこにインターネット上のプラットフォームという仕組みが介在することにより、資金調達者の情報がよりダイレクトにかつ広範に個々の出資者に伝わる点や多くの場合クラウドファンディングで必要な資金を集められるか否かでネット上の不特定多数の人々の集合知を使ってある程度プロジェクトがスクリーニングされる点などが新しいと言えるでしょう。

例えば、あるクリエイターが自主制作映画を制作したいとします。 なぜその映画が作りたいのか どういう映画を作りたいのか どういうふうに作っていくのか 資金はいくら必要なのか といった情報を、プロジェクトとしてクラウドファンディングサービス上に掲載します。また、出資をしてくれた人(支援者)に対して、何かしらの見返り(リターン)がある場合は、その旨も記載します。 そして、一定期間の間に、プロジェクトに共感した複数の支援者が少額づつ資金を出資・支援し、目的の資金が集まった時点でプロジェクトが成立し、プロジェクトの起案者は、集まった資金を元手にプロジェクトを実行します。 その際、プロジェクト起案者は、サービス運営者に、集まった金額の00%を手数料として支払います。


クラウドファンディングはIT技術の進化による情報の伝達速度の向上と情報収集コストの低減、審査機能の集合知への置換え等により、従来は難しかった資金調達者と投資家をダイレクトに結びつけることを可能とした仕組みともいえます。 これまで金融機関等から資金を調達することが難しかった事業者は新たな資金調達の可能性と手段を、資金を持つ人々は新たな資金の活用の選択肢を得ることができるでしょう。

次回は4月11日(土)更新!!

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