政府や民間は人工知能(AI)の実証試験と、実用化に向けた規制緩和を検討中、人工知能(AI)を使って、ものづくりや物流、医療・介護の現場を大幅に効率化する構想を3段階に分けて示しています。
ネット通販の拡大で人手不足に悩む宅配便などの物流分野では、トラックの自動運転やドローン(小型無人機)を活用し「2030年をめどに完全に無人化する」との目標を明記しています。
こういった理由から、株式市場でも、人工知能関連銘柄の中でも特に『人手不足に悩む物流業界』で、自動運転やドローンによる配送法に活用する動きが急加速しそうです。
人工知能(AI)関連銘柄は幅が広いです。
音声認識や画像処理、クラウド、ビックデータ、ロボット、自動運転、バイオまで。
ありとあらゆるものが関連し、関連したいと思っているテーマです。
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株式市場ではビックデータに並び、Iot(Internet of Things)は特に注目されている分野で、2014年の国内IoT市場売上規模は9.4兆円、2019年には16.4兆円に達する見通しを立てています。
また政府は5年ごとに改定される科学技術基本計画に、IoT分野を重点投資に盛り込むこととしています。
技術革新によって時代の流れは非常に早くなっており、この流れの早さには日々驚かされるばかりです。
もしかしたら、今、あなたがされている仕事は20XX年にはなくなっている可能性があります。
進化を続けている人工知能は、果たしてどのくらい「人間の仕事」を代替することができるのでしょうか。
あなたは今、働いている会社の将来を考えたことがありますか?
また、働いている会社が未来永劫続くと思っていますか?
かつて働く女性の花形職業だった。「タイピスト」も、最近聞かれなくなった仕事。
多くの職場でパソコンなどが使われ始め、タイプライターが姿を消すと、タイピストという仕事もなくなりました。
また、電話の普及に伴って必要とされた「電話交換手」。自動交換機が出来たことで、次第に減っていきました。
これまでも、社会の変化や技術の進歩によって、さまざまな職業が生まれては消えてきました。
ロボットがAIやビッグデータを活用し知的な仕事を代替する時代が確実に迫っています。
自動運転車の実用化も既に実証実験が始まり、やがてタクシーやトラック運転手の仕事を奪うかもしれません。
その他にもサービス業や知的な通訳・エンジニアなども例外ではないでしょう。
今後無くなる仕事
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レジ係
日本マクドナルドホールディングス(2702)が、2016年4月にセルフレジを導入している、その他、大手スーパーでもセルフレジの設置が進んでいる。
SOFTBANK(9984)のペッパーなど、受付業務もこなすロボットも登場している。
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タクシー・電車・バスの運転士、トラック運転手
ホンダ(7267)がグーグルと自動運転の共同開発を進めていると16年12月に発表されたのは記憶に新しいですが、
東京オリンピックまでに、日産は高速道路と一般道路の自動運転を、トヨタとホンダは高速道路での自動運転の実用化をトヨタとホンダは高速道路での自動運転の実用化を計画しています。
また経済産業省の計画によると、2025年には完全自動運転を目指すとしています。
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金融アナリスト
米ゴールドマンサックスが、金融取引の自動化を進め株式トレーダーは2人しかいないと2017年2月に発表をしました。最盛期には200人いたトレーダーがたった2人に減ったのです。
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駅務員
JR東日本(9020)は、ホームドア設置を2020年までに58の駅に設置を予定。その後も順次設置されていく。
切符もぎりから自動改札に変わったように駅務員も移り変わりが進んでいくようだ。
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警備員
ALOSK(2331)は、「少子高齢化社会に伴う警備員の確保」「犯罪の凶悪化による警備員の受傷事故防止」を最大の目的としてロボット事業開発をスタートさせている。
飛行ロボットなど、人では代替出来ない警備も可能になってきている。
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建設作業員
ALOSK(2331)の飛行ロボットを使った大規模工事やコマツ(6301)の自動運転のブルドーザーなどが製作、運用されている。
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データ入力係
日立(6501)が開発した、自動認識、構造化データ化して登録する帳票管理システムが2015年に登場した。
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ビル清掃員
ツカモトエイム株式会社が開発した自動窓掃除ロボット「HOBOT」や掃除機ロボット「ルンバ」など
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コールセンター
アスクル(2678)のLOHACOが2014年からサポートセンターに人工知能を設置し、6.5人分の人件費削減に成功している。
スポーツの審判が「ロボットに置き換えられる確率が90〜100%」と指摘されています。
スポーツの試合に誤審はない。
自動車事故は起きない。
もう英語を勉強する必要はない、同時通訳が可能だから。
そんな時代は、近いはずです。
人工知能やロボットによる労働の代替化は不可欠なのです。
しかし、機械が人間と同等の領域に行くまでには、まだまだ時間がかかるでしょう。
人間は新しい産業を次々つくり続けています。だから、人工知能ができてきてもまた違った産業を人間がつくっていくという気がします。
悲観論ばかりじゃつまらないですよね。
もちろん危機感を持っておく必要はあるでしょうが、環境変化に合わせて、人は必ず変わっていけると思います。
今までもそうでしたから・・・
IoT、ビッグデータ、サイバーセキュリティー等関連銘柄
人工知能(AI)のほか、あらゆる物がインターネットに繋がることによって生まれる新たなサービスやビジネスモデル、ないしはそれを可能にする要素技術の総称であるIoT(Internet of Things)、さらにはビッグデータ、サイバーセキュリティーなど、そこでこうした動きに関連する銘柄に注目しておきたい。
[2158] FRONTEO人工知能技術やテキストマイニング技術を応用した独自技術
[3914] ジグソーIoTデータコントロールサービスで人工知能の実装を開始
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[4662] フォーカスシステムズ独自の暗号システム。UBICの大株主
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[7779] サイバーダイン人工知能を搭載した清掃ロボットなど
[3766] システムズ・デザイン<
ビッグデータ活用のためのソリューションなど
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