仮想通貨、上昇協奏曲か
今年の株式市場で最もホットなテーマは、ビットコインに代表される仮想通貨関連だろう。
昨年はビットコインが急騰し、仮想通貨は投資対象の一つとしてその地位を確立している。

実際にはCoinCapに掲載されていない仮想通貨も相当数あると思われ、既に1500種類程度はあるようだ。
ブロックチェーンをベースに金融市場に現在進行形で革命を起こしているといっても過言ではないだろう。

昨年1月初旬に1ビットコイン=10万円前後で推移していた価格は12月には一時240万円近辺まで上昇。1年間で実に20倍強に急騰した。

その変動率にバブル的な側面があることは否定できないものの、現在の人口に対する浸透率は、バブル化が加速する以前の段階にあることを示唆している感じだろう。
この流れを止めることないだろう。
仮想の通貨とは
インターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用でき、中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず専門の取引所を介して円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できます。

2018/1/2時点の仮想通貨は1067種類。昨年2017年1月下旬には700種類、約1年で約350種類以上は確実に増えている。既に1500種類程度はあるとも言われている。
ビットコインとは何か、ひとことで言えば「仮想通貨」です。
インターネット上で使うことができる通貨で、「仮想通貨」や「暗号通貨」「デジタル通貨」などと呼ばれています。
まず、「通貨」ということからも、「コイン」ということからも分かる通り、ビットコインはお金です。
円やドルというように、「お金」であることには変わりありません。「お金」なので、円やドルのように通貨の単位が存在します。ビットコインの単位は、BTC(ビーティーシー) と表記されます。1円や1ドルのように、1BTC(1ビットコイン)と、数えることができます。

しかし、「仮想」ということから分かる通り、円やドルとは違って、手にとって目に見える姿形が存在しません。大きく「B」と書いてあるコインが存在するわけではないのです。ビットコインは、「仮想」の「通貨」です。

ビットコインについて、詳しくは下記から参照を
話題の仮想通貨ビットコインとは?

チャート:みんなの仮想通貨より

株式市場でも、この仮想通貨やブロックチェーンに関する銘柄群に熱い視線が注がれていることはいうまでもない。
今回は、この仮想通貨およびブロックチェーン関連として目先上値期待が膨らんでいる。

eコマース支援業務を手掛けるEストアー (4304)は、ブロックチェーン推進協会(BCCC)会員企業であり、テックビューロが提供するトークン支援サービス「Zaica」にも対応、これを背景に2016年には安値600円から1500円台まで数ヵ月で2.5倍化させた実績がある。

チャート出典:ストックウエザー株式会社

インフォテリア(3853)は、ブロックチェーン推進協会(BCCC)の中心的役割を果たしており国内有数のブロックチェーン技術を有するテックビューロ(大阪市)に出資している。

チャート出典:ストックウエザー株式会社

また、ブロックチェーン技術を活用したクレジットカード業界コンソーシアムを発足させたSBIホールディングス(8473)や、ブロックチェーン案件の開発を受託したバーチャレクス・ホールディングス(6193)などがある。
ブロックチェーン技術がよりいっそう進化し、何年先か、金融商品としての地位を確立するかもしれない。

“第2、第3のビットコイン探し” で、仮想通貨関連銘柄の物色が広がっている。
上値追いの期待できる仮想通貨関連銘柄の上昇協奏曲、まだまだこれからだろう。

2018年のテーマ株の一つになるだろう。

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