IoT時代が加速 次世代通信「5G」
次世代通信「5G」とは、「5th Generation」の略語。第4世代携帯電話(4G)もしくは4G LTE/LTE-Advancedの上位で高速化される次世代の移動体通信方式である第5世代移動通信システムのこと。

政府の規制改革推進会議が電波の活用に関する答申をまとめている。
電波はいわゆる第4次産業革命を支える重要インフラの一つで、第5世代(5G)と呼ばれる次世代の高速携帯通信のほか、自動運転やドローンの遠隔制御、ワイヤレス充電といった新技術を実現するには欠かせない。 逼迫する電波資源を適切に配分し、日本経済の成長につなげたい。

総務省 IoT時代に向けた移動通信政策の動向より

世の中のあらゆる「モノ」が「インターネット」に接続される「IoT(Internet of Things)」によって暮らしそのものが大きく変わりそうだ。

センサーネットワークなどにおける多数同時接続などの特徴があり、交通の分野で導入が見込まれる自動運転やIoTに欠かせない技術とされている。

総務省 IoT時代に向けた移動通信政策の動向より

日本経済新聞 電子版特集では、「5Gによって大きな変化が予想される交通、医療、教育、農業。これまで開発が進められてきた自動運転カーや遠隔医療ロボットは、5Gの導入で実用化が一気に近づく。 また、学校教育では小中学校でのタブレット学習が一般的なものとなるだろう」と言っている。

腕時計型や眼鏡型のウエアラブル端末が主流になり、通話もできれば動画も見られるだろう、色々な情報が自動的に流れIoT時代の到来で、通信インフラ分野には大きな変革の波が押し寄せている。

注目を集める5G、この策定を巡り、NTTドコモ(9437)が積極的な動きを見せている。

NTTドコモのニュースリリースより
ドコモの5Gに向けた取組み
―2020年での5Gサービス実現に向けて

われわれの生活はどのように発展するのだろうか?

自動運転カーの実用化だろう。
NTTドコモの実例で、車が自律的に道路状況を判断して走行し、さらに信号機、近隣を走行する自動車や自転車、歩行者などからも情報を取得するようになれば、より安全性が高まる。万が一の際は、遠隔操作(運転)も可能になる。

また、車速やさまざまなセンサーから得た情報を共有することで、異常のある車はトラブル発生前に安全に停止させたり、迅速な救護やメンテナンスも行えるそうだ。

NTTドコモのニュースリリースより
5Gを利用した自動運転の実証実験例(自動運転車両の遠隔管制における5G活用に向けた共同実証実験に合意より)

NTTドコモは2020年に向けて、さらに高速・大容量なMBBや、あらゆるモノが無線でネットワークに接続するIoTといった、さまざまな新しいサービスを実現可能とする次世代移動通信システム「5G」の研究開発に取り組んでいる。

また、KDDI<9433>、ソフトバンクグループ<9984>といった携帯各社が2020年のサービス提供開始を目指すなか、関連する部品や材料を手掛ける企業の動きも活発化させている。
通信系計測器のトップメーカーであるアンリツ <6754> は、5G関連銘柄として有力視されている。次世代高速無線通信用のインターフェースの販売を開始、従来のインターフェースでは約40秒要していた転送時間を大幅に短縮、5G無線通信機器の開発効率を向上させ、2020年ごろまでに予定されている商用サービスの実現に貢献できるという。
通信系計測器メーカーで高速データ通信向けなどを主力とし、5G対応のデータ処理迅速化などの研究開発に積極的なアルチザネットワークス <6778>は、世界の大手通信キャリアや大手ベンダーに対し、C-RAN基地局の限界性能を測定するテスターを提供しているなど、こうしたテスター市場では世界シェアトップを誇っている。

直近では、信越化学工業<4063>が5G導入による需要増をにらみ、総額180億円を投じて国内外で光ファイバーの主要材料を増産する計画を表明している。
村田製作所<6981>事業説明会で、20~22年に5Gに使う通信部品に参入する方針を明らかにしている。

需要拡大が見込まれる次世代高速通信「5G」関連銘柄には、思惑的な買いが入っているようだ。今後物色が強まりそうな銘柄も多数存在する、本格上昇局面入りに期待するところだろう。

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