第１回　株式投資をする前に、知っておくべき心構え　

1つ目は、必ず余裕資金を使って株式投資をしましょう！

あくまで余裕資金で行ってください。

ましてや借金をしてやるなんてことＮＧ。返済期限が迫ってきたら、今から株価が上がるぞ！という時でも売却せざるを得ません。

無理が生じる投資は失敗する原因です。

余裕資金とは、生活していく中で今すぐには必要とは思われないお金のことです。

自分のお金を以下の３つに分類し、必ず余裕資金で株式投資することが重要です。

１、生活に必要な資金

２、使用目的が明確で定期的に積み立てて貯金するようなお金(教育資金、住宅資金など)

３、１０年以内に必要としない余裕のある資金

余裕資金で投資している限り、万が一のことがあっても生活にそれほど支障がでることがないので、多少の損失が出たりしても常に精神的に余裕を保てます。

生活資金を使ってしまうと、「もしかしてなくなったら困る！」という頭が働くので、落ち着いた正常な判断ができなくなります。

それに、「いつまでにいくらは必要だから、この金額まで増やさないといけない」などと決まっていると、無理な投資方法を選択しかねません。

「資金の余裕」「時間の余裕」「心の余裕」この3つの余裕を持って投資をしましょう。

他人からお金を借りての投資は、返さなければならないお金であるため損失を出すと、ものすごいプレッシャーとなります。

なので、必ず自分で貯めた自己資金のうちの余裕資金で投資して借金などをして投資しないようにしましょう。

株式投資での資産運用の目的は人によって様々だと思いますが、自分の人生をより豊に過ごすことが目的にあると思います。

人生を賭けてでも億万長者になりたいのであれば話は別ですが、幸せに暮らしたいのであれば余裕資金での運用を心掛けましょう。