オプティム(3694)東証1部
■株式データ
株価3,330円(08月08日終値)
※継続 7月24日号に掲載 2,975円(07月24日終値)
単元株数100株
時価総額 約458億円
■会社概要
情報端末管理ソフトをクラウドで提供。遠隔操作のソフトに強み。保有特許多数。
主力商品はスマホなど多数の端末の一元管理機能、遠隔操作機能などを備えた端末管理(MDM)ソフトで、このMDMの分野で国内シェア2割を誇る最大手。雑誌のバックナンバーが読み放題のタブレット・スマホ向け電子書籍配信サービスも手掛ける。
■業績動向
5月15日に決算を発表。18年3月期の経常利益(非連結)は前の期比40.8%減の4億円に落ち込んだが、19年3月期は前期比23.8%増の5億円にV字回復する見通しとなった。9期連続増収になる。
同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を見送るとし、今期の年間配当は未定とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比27.2%減の1.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の22.6%→11.5%に大幅低下した。
■決算発表予定日 2018/08/14
■ポイント
30日、同社が提供するAI監視カメラサービス「AI Physical Security Service」を利用したATMコーナー監視システムの実用化に向け実証実験を開始したと発表。今回の実証実験は、佐賀銀行<8395>のATMコーナーにおいて行うとしている。
両者は昨年12月にAI・IoT・ブロックチェーン技術などを活用した取り組みを推進して行くことを目的に「金融×IT 戦略的包括提携」を締結している。
「AI Physical Security Service」とは、「OPTiM Cloud IoT OS」で動作するAI 監視カメラサービス。ネットワークカメラなどで撮影されている映像をAI(人工知能)がリアルタイムで監視し、異常を検知した際のアラート表示、管理者へアラートメール送信を行うなど、監視の負担を軽減することができる。
■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
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