櫻井英明の稼足銘柄
フォーカスシステムズ(4662)東証1部
■株式データ
株価1,054円(12月04日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約171億円
 
■会社概要
独立系ソフト開発会社。官公庁などからの受託開発が主力。保守・運用強化。
独立系のシステムインテグレーター。官公庁・地方自治体・金融機関などが対象の公共関連事業、通信会社等が対象の民間関連事業を展開し、ネットワークを含む情報システムの構築等を行う。また、セキュリティ機器関連事業では、防衛省関連システムの共通運用基盤整備に係わる製品の導入・保守サービス等も手掛けている。
 
■業績動向
11月9日後に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.7倍の6.1億円に急拡大し、通期計画の10.6億円に対する進捗率は58.4%に達し、5年平均の25.8%も上回った。
 
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比44.2%減の4.4億円に落ち込む計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比71.5%増の3.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.1%→6.4%に改善した。
 
■ポイント
昨年は6月から7月にかけて人気化し、株価を短期間に600円前後から1200円台に倍化させた実績を持つだけに楽しみの多い銘柄だ。
 
同社は独立系のシステム開発会社で、官公庁向けサイバーセキュリティー製品の大型案件受注などその実力は高く評価されている。コンピューターなどのデジタル機器に残る記録を収集・分析し、法的な証拠保全や調査を行う「デジタル・フォレンジック」でも同社は先駆している。米国有力メーカーのソフトやハード製品を取り揃え、情報漏洩やマルウエア感染などの調査・解析業務も手掛けている。
  
■チャート


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