櫻井英明の稼足銘柄
KeyHolder (4712) JASDAQスタンダード
■株式データ
株価124円(02月13日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約189億円
 
■会社概要
アミューズメント施設運営。子会社で景品制作。不動産も展開。介護事業は撤退。
総合エンターテインメント事業は総合エンターテインメント施設運営を行う。不動産事業は各種不動産の開発・売買・保有・リーシングを行う。商業施設建築事業はパチンコホールとカラオケ店、飲食店等を中心とした各種商業施設の設計・施工を行う。店舗サブリース事業は不動産開発から内外装の設計・施工を含むサブリースを行う。
 
■業績動向
2月9日に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比95.3%減の0.2億円に大きく落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の7.5億円→1.7億円(前期は6.8億円)に77.3%下方修正し、一転して75.2%減益見通しとなった。
ただ、通期の連結最終利益は従来予想の4.5億円→10.5億円(前期は2.1億円)に2.3倍上方修正し、増益率が2.1倍→5.0倍に拡大する見通しとなった。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6億円→0.2億円(前年同期は1.5億円)に96.3%減額し、一転して85.7%減益計算になる。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.2億円の赤字(前年同期は400万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.6%→-2.3%に悪化した。
 
■ポイント
Jトラスト<8508>グループで、17年10月旧アドアーズが持株会社へ移行して商号をKeyHolderに変更した。事業持株会社に移行し、積極的なM&Aの実施による機動的な事業再編やグループ全体の経営資源の最適配分を図る。アミューズメント景品を企画・製造・販売する子会社ブレイクを17年3月フォーサイド<2330>に譲渡し、さらに1月23日には子会社アドアーズの全株式をワイドレジャーに譲渡(株式譲渡実行日18年3月26日予定)すると発表した。アミューズメント施設運営の総合エンターテインメント事業から撤退し、戸建て住宅分譲の不動産事業、商業施設建築事業、店舗サブリース事業(オリスパ社と提携して17年3月期第2四半期から開始)を中心に新たな事業の柱を構築する。

■チャート

 
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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