櫻井英明の稼足銘柄
フィル・カンパニー(3267) 東証マザーズ
■株式データ
株価 5,300円(05月18日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約290億円
 
■会社概要
1階を駐車場、2階を店舗とする「空中店舗フィル・パーク」の企画・設計・建設
空中店舗フィル・パーク事業を主たる業務とする。同社は、駐車場を運営事業する土地オーナーに対し、駐車場の上部空間の活用する空中店舗フィル・パークの企画・デザイン・プロジェクトマネジメント業務、開発調査業務、設計・監理業務、工事請負業務、事業コンサルティングや初期テナント誘致等サービスを提供する。連結子会社であるフィル・コンストラクションは主に設計・施工業務を担う。
 
■業績動向
4月12日に決算を発表。18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比13倍の1億0300万円に急拡大した。
 
併せて、12-5月期(上期)の同利益を従来予想の3500万円→9500万円(前年同期は2700万円)に2.7倍上方修正し、増益率が29.6%増→3.5倍に拡大する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の5億円(前期は3億0400万円)を据え置いた。
 
直近3ヵ月の実績である12-2月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.3%→11.7%に急改善した。
 
■ポイント
駐車場スペース開発といったユニークな業態で業績を伸ばしている。1部上場を視野に入れる成長企業。
3月に東証本則市場への変更申請している。先行き東証1部指定の発表があれば株価は再度、上昇基調を強めそうだ。2月に9850円高値をつけた後は調整局面にあるが、今後、高値奪回から1万円台乗せが期待できる。


■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
セグエグループ(3968) 東証JASDAQ
■株式データ
株価1,897円(05月18日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約105億円
 
■会社概要
ITセキュリティーソフトやITインフラ製品を輸入・販売を手掛ける。
情報技術(IT)ソリューション事業で販売の内容によりソリューションプロダクト事業とソリューションサービス事業に区分する。ソリューションプロダクト事業はITシステムの構築に必要なセキュリティ製品及びITインフラ製品を、海外メーカーより代理店として輸入するほか、国内において他の代理店から調達し、主に販売パートナーを通じて国内の顧客に販売する。また、自社開発製品として、内部ネットワークと外部ネットワークの分離し、外部からの脅威を防ぐソフトウェア「SCVX」をライセンス販売する。ソリューションサービス事業は設計及び構築サービス、保守サービス、ヘルプデスクサービス、及びその他などを提供する。
 
■業績動向
5月14日に決算を発表。18年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比10.4%増の2.9億円に伸び、通期計画の4.5億円に対する進捗率は64.9%となり、前年同期の61.8%とほぼ同水準だった。

直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の11.9%→10.4%に低下した。

■ポイント
中核子会社ジェイズ・コミュニケーションは、働き方改革時代に求められる柔軟なセキュリティを提供するセキュアアクセスソリューションの本格的な取扱いを開始する。パルスセキュアが提供するセキュアアクセスソリューションは、官公庁、大企業、中堅中小企業など、組織の規模や業種の垣根なく導入実績があり、同ソリューションは、テレワーク、フリーアドレス、サテライトオフィスなど、時間と場所に拘束されない多様な働き方が求められる「働き方改革」の流れに対応するものとなる。同社が成長戦略の一つに掲げる「取扱製品群の拡充」は、そのまま同社のソリューション能力の向上に直結する。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
ユナイテッド&コレクティブ (3557) 東証マザーズ
■株式データ
株価2,903円(05月18日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約83億円
 
■会社概要
首都圏を中心に鶏料理専門店の「てけてけ」など複数外食企業を展開。
東京23区を中心とした首都圏において飲食事業を行っており、居酒屋業態として鶏料理居酒屋「てけてけ」及び創業ブランドである和食「心」、ファーストフード業態としてハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」の3ブランドを直営方式にて店舗展開する。同社は飲食事業の単一セグメントがある。同社はin store preparation (ISP)を戦略の根幹とした事業展開を行う。ISPとは各店舗で食材加工度を高く維持しながら多店舗展開する戦略である。
 
■業績動向
4月13日に決算を発表。18年2月期の経常利益(非連結)は前の期比25.9%減の1億6600万円になったが、19年2月期は前期比42.2%増の2億3600万円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収になる。
 
直近3ヵ月の実績である12-2月期(4Q)の経常利益は前年同期比19.1%増の8100万円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の5.6%→5.2%に悪化した。
 
■ポイント
同社では、「PISP(Productive In Store Preparation)」戦略に取り組み、食材と調理方法にこだわりさらなる商品力の向上とブランド力の強化に努め、新規出店も並行して行い「てけてけ」等ブランドの認知度を高めてきた。当事業年度は東京都内に11店舗、神奈川県に2店舗、埼玉県に1店舗、千葉県に1店舗の新規出店を行い、当事業年度末日における店舗数は合計69店舗(前年同期比15店舗増)となった。
過去最大の出店計画を実現すべく店舗開発体制の強化を行い、その出店計画に伴い人材採用もより積極的に進めていくとしている。
なお、株主優待制度の新設を発表。株主優待の内容は、所有株式数100株〜299株は年間10,000円相当の食事優待券、300 株以上は年間30,000円相当の食事優待券となっている。

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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