櫻井英明の稼足銘柄
ラクオリア創薬(4579)東証JASDAQ
■株式データ
株価1,567円(09月10日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約312億円
 
■会社概要
創薬ベンチャー。疼痛疾患に強み。開発化合物の知的財産導出が収益の柱。
先端科学技術を活用し、医療分野においてニーズの高い疾患領域に対する新たな医薬品を生み出すことを目指す研究開発型の創薬企業であり、独自に創出した新薬の開発化合物の知的財産権を製薬会社等に対して導出(使用許諾契約によりライセンスアウト)することにより収益を獲得することを事業展開。
 
■業績動向
8月10日に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は5.6億円の赤字(前年同期は3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
 
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、7-12月期(下期)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は2.2億円の黒字)に転落する計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は2.8億円の赤字(前年同期は2.2億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-637.0%→-649.0%に急悪化した。
 
■ポイント
2018年6月に米国ワシントンD.C.で開催された「2018年米国消化器病週間(Digestive Disease Week:DDW)」において、RQ-941の英国における第1相臨床試験結果に関するデータのポスター発表をした。本試験は、少数患者に対する2週間の短期間投与試験ではあったが、RQ-941はIBDのIBS様症状の改善およびIBSの治療薬として期待出来ることが示唆された。同社グループは、今後も新規作用機序をもつRQ-941の価値向上に努め、積極的にライセンス活動を展開するとともに、同社グループ発の新薬の一刻も早い上市により医療への貢献を目指すとしている。

■チャート

 
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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