■株式データ
株価2,675円（04月02日終値）
単元株数　100株
時価総額　約375億円
 
■会社概要
ソフト受託開発が主力。富士通・NTT向け大半。携帯電話基地局システムに強み。
ソフトウェア開発関連事業においては、通信システム、ノードシステム、モバイルネットワークシステム、ネットワークマネジメントシステム、オープンシステム、公共システム、流通・サービスシステム、金融とその他システム、及び組み込みシステムを含むソフトウェア開発を行う。
 
■業績動向
2月6日に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比15.8％増の22億円に伸び、通期計画の29.7億円に対する進捗率は5年平均の67.2％を上回る74.2％に達した。
 
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比23.4％減の7.6億円に減る計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比10.0％増の6.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.1％→8.6％に改善した。
 
■ポイント
流通・サービス向けシステム開発が好調。決済システムが拡大し、キャッシュレス化進展も追い風。主要顧客はNTTグループと富士通グループ。
 
ネットワークマネジメント（ＮＴＴグループ向けシステム開発など）があるが、5G基地局用ソフトの開発が徐々に出始めているもようで、上期はノード分野やネットワークマネジメント分野のNGN関連が増加し業績向上に貢献している。
同社に関しては一方のオープンシステムも好調で、ヤフー <4689> 向けが活発な流通・サービス分野を牽引役に製造業向けなども伸長している。

■チャート

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