櫻井英明の稼足銘柄
インテリジェント ウェイブ (4847) JASDAQスタンダード
■株式データ
株価 562円(05月02日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約148億円
 
■会社概要
大日本印刷傘下。クレジットカード決済システム開発で首位。セキュリティー関連を強化。
大日本印刷の連結子会社で、ソフトウェア開発中心にソリューションを提供する金融システムソリューション事業、情報セキュリティー分野中心にパッケージソフトウェアや保守サービスを提供するプロダクトソリューション事業を展開している。
 
■業績動向
2月7日に決算を発表。18年6月期第2四半期累計(7-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.1%減の1億9700万円に減り、通期計画の5億円に対する進捗率は39.4%にとどまったものの、5年平均の34.2%を上回った。
 
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、1-6月期(下期)の経常利益は前年同期比38.4%減の3億0300万円に落ち込む計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の経常利益は前年同期比70.9%減の6900万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.8%→2.6%に急悪化した。
 
■決算発表予定日  2018/05/07
 
■ポイント
決済システムなどの構築を手掛けるが、日本でもキャッシュレス決済へのシフトが徐々に進むなかで、関連投資需要を取り込んでいる。また、サイバーセキュリティー分野でも標的型攻撃メールなどに対応し業界のニーズを捉えている。18年6月期は大型案件の工程の遅れで営業3割減益を見込むが、株価的には織り込みが進み、19年6月期は営業利益段階で急拡大する可能性があるだろう。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
ハーツユナイテッドグループ (3676) 東証1部
■株式データ
株価1,826円(05月02日終値)
単元株数 100株
時価総額 約427億円
 
■会社概要
ゲームソフトの不具合検査が主力。モバイル機器や専用機向けが中心。
ソフトウェアをテストして不具合を検出するデバッグ事業(コンシューマゲームリレーション、デジタルソリューションリレーション、およびアミューズメントリレーション)を主力として、総合ゲーム情報サイト運営等のメディア事業、ゲーム開発・CG映像制作等のクリエイティブ事業、システム開発等のその他事業も展開している。
 
■業績動向
2月9日に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.5%増の15.6億円に伸びたが、通期計画の22.2億円に対する進捗率は70.4%にとどまり、5年平均の74.7%も下回った。
 
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比22.1%増の6.5億円に伸びる計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.9%増の5.5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の13.0%→11.7%に低下した。
 
■決算発表予定日  2018/05/11
 
■ポイント
子会社デジタルハーツが、NTT東日本と協業するとともに、セキュリティー事業を本格化しセキュリティーソリューションサービス「DH Secure」の提供を開始すると発表。
今回の協業によりデジタルハーツは、NTT東日本からUTM(ネットワークの統合脅威管理)商材および回線サービスの卸提供を受け、脆弱性診断などのサービスと合わせて、回線開通からセキュリティー運用のワンストップかつカスタマイズソリューションとして販売するという。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
PCIホールディングス (3918) 東証1部
■株式データ
株価3,020円(05月02日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約128億円
 
■会社概要
自動車や重機・建機などに組み込むソフト開発を手掛ける。
自動車・重機・建機業界向けなどの組込みシステムにかかるソフトウェア等の開発、一般企業向けの情報系システム開発、半導体の設計・テストや自動車業界及びエネルギー業界向けIoTソリューションの提供。
 
■業績動向
2月6日に決算を発表。18年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比64.1%減の8000万円に大きく落ち込み、10-3月期(上期)計画の4億4600万円に対する進捗率は17.9%にとどまり、さらに前年同期の50.7%も下回った。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.7%→1.9%に急悪化した。
 
■決算発表予定日  2018/05/10
 
■ポイント
出資先の代理店販売Blue Planet-worksと共同で、サーバーの防御を目的とし「ServerGuard for Windows」を共同開発すると発表。サイバー攻撃の入り口となるアプリケーションを制御、不正動作を止めることにより、サーバーの正しい動作を守るセキュリティー製品を開発する方向のようだ。開発期間は12月までを予定している。
 
近年、高度化するサイバー脅威に対し、サーバーそのものの防御の必要性が生じていることから、ネットワークセキュリティーを突破したサイバー攻撃に対する最後の砦として、入り口となるアプリケーションを制御、不正動作を止めることにより、サーバーの正しい動作を守るセキュリティー製品を開発するとしている。。アップガードは「システムの正しい動作と機能をまもること」を目的とした新概念のセキュリティー製品で、米国の政府機関で使用され18年以上、破られたことのない卓越した実績を誇る。

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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