■株式データ
株価6,370円（04月05日終値）
単元株数 100株
時価総額 約371億円
 
■会社概要
1階を駐車場、2階を店舗とする「空中店舗」フィル・パークの企画、設計、建築。
空中店舗フィル・パーク事業を主たる業務とする。同社は、駐車場を運営事業する土地オーナーに対し、駐車場の上部空間の活用する空中店舗フィル・パークの企画・デザイン・プロジェクトマネジメント業務、開発調査業務、設計・監理業務、工事請負業務、事業コンサルティングや初期テナント誘致等サービスを提供する。連結子会社であるフィル・コンストラクションは主に設計・施工業務を担う。
 
■業績動向
1月12日に決算を発表。17年11月期の連結経常利益は前の期比33.3％増の3億円に伸び、18年11月期も前期比64.5％増の5億円に拡大を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、5期連続増益になる。
 
同時に、今期の年間配当は未定とした。
 
直近3ヵ月の実績である9-11月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比16倍の2.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.7％→15.8％に急改善した。
 
■決算発表予定日  2018/04/12
 
■ポイント
日本郵政が不動産子会社設立との報道で思惑。
日本郵政<6178>が4月に不動産子会社を設立すると一部メディアで報じられており、同社に思惑買いが向かっているようだ。同社は昨年11月、日本郵政グループなどとの連携を発表している。今回の報道によれば、日本郵政が新設する子会社は郵便局などが保有する2兆7000億円規模の土地・建物について管理・運営し、遊休地などを使った不動産開発にも本格的に乗り出すという。

■チャート

  チャート出典：ストックウェザー株式会社

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