櫻井英明の稼足銘柄
ロゼッタ(6182) 東証マザーズ
■株式データ
株価2,228円(02月05日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約228億円
 
■会社概要
人工知能型機械翻訳のソフト提供。研究・開発や産業企業向け専門に翻訳
AI(人工知能)型の機械翻訳(MT)の研究開発を行うMT事業(ロゼッタ)、従来型の人間(翻訳者)による翻訳業務の受託サービスを行う翻訳・通訳事業(グローヴァ)、両事業の中間形態としてMT事業のIT(情報技術)技術を援用した翻訳支援(CAT) ツールを活用して人間(翻訳者)による翻訳業務サービスを行うGLOZE事業(ロゼッタ)、企業等に講師等を派遣し、語学研修サービスを行う企業研修事業(海外放送センター)の4事業より構成される。
 
■業績動向
1月11日に決算を発表。19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比22倍の1億7900万円に急拡大した。
 
直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常損益は9500万円の黒字(前年同期は2500万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.9%→12.7%に急改善した。
 
■ポイント
通期予想は開示していないが、過去最高利益(営業利益2.26億円)以上を最低ラインとする方針は変えていない。また、翻訳事業やクラウドソーシング事業を手掛ける連結子会社の合併を発表している。17年11月に発売した自動翻訳システム「T-400(ver.2)」の販売が急増したことが寄与。スピード翻訳の買収効果や前期に子会社エニドアののれんを償却した反動に加え、HT(人間翻訳)事業で販管費を削減したことも大幅増益に貢献した。
 
同社は自動翻訳ソフトを主力としている。ネット上にある膨大な量の情報を、言語のビッグデータとして統計解析を行う人工知能(AI)を活用した自動翻訳サービスが強みで、AI関連の一角としてマーケットでも注目度が高い。
そうしたなか、人工知能によるIR情報の自動翻訳の精度向上に向けて、日本取引所グループ<8697>と実証実験を開始したことを9月に発表している。

■チャート



株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

下記のブラウザでご利用いただけます。
Android
Chrome、ファミリーブラウザ for docomo、あんしんフィルター for docomo
iOS
Safari、あんしんフィルター for docomo
※ブラウザのバージョンによってご利用できない場合がございます。