ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)東証マザーズ
■株式データ
株価4,640円(07月11日終値)
単元株数 100株
時価総額 約1,392億円
■会社概要
航空機や海上輸送用コンテナオペレーティングリースが主力。M&A仲介なども展開。
オペレーティング・リース事業を主力として、環境エネルギーファンド事業、M&Aアドバイザリー事業などの金融ソリューション事業を展開している。さらに航空機を対象としたパーツアウト・コンバージョン事業など、中期成長に向けた事業領域拡大戦略を推進している。
■業績動向
5月2日に決算を発表。18年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の16.5億円に急拡大した。
併せて、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の24億円→35億円(前年同期は15.7億円)に45.8%上方修正し、増益率が52.2%増→2.2倍に拡大する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の60億円(前期は41.7億円)を据え置いた。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の57.5%→66.4%に上昇した。
■ポイント
235万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限35万株の第三者割当増資を発表しており、需給悪化や一株利益の希薄化を警戒した売りが出て株価を下げている。増資に伴う調達金額約136億円については、太陽光発電など環境エネルギー事業と航空機を対象としたパーツアウト・コンバージョン事業などの資金に当てる方針だ。
中長期成長戦略として、オペレーティング・リース事業に環境エネルギー事業とパーツアウト・コンバージョン事業を加えて、収益の3本柱の確立を推進する。
さらにM&Aアドバイザリー事業、PE投資事業、不動産投資事業、事業承継アドバイザリー事業、ウェルス・マネジメント事業、中小企業に対する人材紹介事業、メディア関連・IR支援関連事業、IPOコンサルティング事業、AIを駆使した新たな金融サービス(フィッテンク)など、金融ソリューション事業を中心にM&Aも積極活用して事業領域拡大戦略を加速させている。
■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
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