櫻井英明の稼足銘柄
PCIホールディングス (3918) 東証1部
■株式データ
株価3,015円(04月19日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約128億円
 
■会社概要
自動車や重機・建機などに組み込むソフト開発を手掛ける。
ソフトウェア開発、自社ソリューションの開発・保守、情報技術(IT)技術者の派遣等の情報サービス事業を営む。純粋持株会社である同社は、グループ経営戦略の策定、コーポレート・ガバナンスの構築、経営資源のグループ内最適配分及びグループ各社に対する経営全般における指導・管理等を行う。
 
■業績動向
2月6日大引け後に決算を発表。18年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比64.1%減の8000万円に大きく落ち込み、10-3月期(上期)計画の4億4600万円に対する進捗率は17.9%にとどまり、さらに前年同期の50.7%も下回った。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.7%→1.9%に急悪化した。
 
■決算発表予定日  2018/05/10
 
■ポイント
出資先の代理店販売Blue Planet-worksと共同で、サーバーの防御を目的とし「ServerGuard for Windows」を共同開発すると発表。サイバー攻撃の入り口となるアプリケーションを制御、不正動作を止めることにより、サーバーの正しい動作を守るセキュリティー製品を開発する方向のようだ。
近年、高度化するサイバー脅威に対し、サーバーそのものの防御の必要性が生じていることから、ネットワークセキュリティーを突破したサイバー攻撃に対する最後の砦として、入り口となるアプリケーションを制御、不正動作を止めることにより、サーバーの正しい動作を守るセキュリティー製品を開発するとしている


■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
ロコンド (3558) 東証マザーズ
■株式データ
株価1,250円(04月19日終値)
単元株数 100株
時価総額 約126億円
 
■会社概要
靴とファッションの通販サイト「LOCONDO. jp」の運営を手掛ける。
エレクトロニックコマース(EC)事業を主な事業として運営する。靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」を軸とするECサービス、また、ECサービスで構築した情報技術(IT)・物流インフラ等を共有・活用した「プラットフォームサービス」の2つを運営。
 
■業績動向
4月13日に決算を発表。18年2月期の最終利益(非連結)は前の期比41.3%減の1.7億円に落ち込み、従来予想の3.8億円の黒字を下回り、増益予想から一転して減益で着地。19年2月期の同損益は9億円の赤字に転落する見通しとなった。
 
 直近3ヵ月の実績である12-2月期(4Q)の売上営業利益率は前年同期の4.1%→10.7%に急改善した。

■ポイント
ギフト用品の大手卸売事業者であるシャディの株式を取得すると発表している。同社が構築したIT・物流インフラ等を活用することでシナジー効果が見込まれるという。子会社のL Capital TOKYOを通じて全株式を取得するが、L Capital TOKYOはラオックス<8202>や同社に対し第三者割当増資を実施する。
 
速報値ベースの3月EC受注高(返品・キャンセル前のオーダー金額)が過去最高となる10.88億円になる見通しだと発表。3月の受注高がセール期の1月を上回ったのは史上初となるようだ(事業開始年度は除く)。好調の要因としては、10日から開始したテレビCMを一因として挙げつつ、品揃え・在庫の強化、CRMやアプリによるリピーター顧客の増加等によるものとしている。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
ハーツユナイテッドグループ (3676) 東証1部
■株式データ
株価1,860円(04月19日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約448億円
 
■会社概要
ゲームソフトの不具合検査が主力。モバイル機器や専用機向けが中心。
デバッグ事業、メディア事業及びその他の事業を行う子会社等の経営管理及びそれに付帯または関連する業務を行う。
 
■業績動向
2月9日に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.5%増の15.6億円に伸びたが、通期計画の22.2億円に対する進捗率は70.4%にとどまり、5年平均の74.7%も下回った。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比22.1%増の6.5億円に伸びる計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.9%増の5.5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の13.0%→11.7%に低下した。
 
■決算発表予定日  2018/05/11
 
■ポイント
エンタテインメント分野のゲームデバッグで国内シェア1位である。8000名を超える登録テスター、全国15拠点のネットワークを強みとして、100万件を超えるデバッグ検出実績を誇っている。
ソフトの不具合を検査するデバッグ事業を主力とし、子会社でゲームの受託開発も手掛けており、コンシューマーゲーム市場の拡大を追い風に今期業績は営業利益段階で前期比15%増を見込むなど好調だ。人工知能(AI)分野開拓にも重点を置き、AI開発・運営を手掛け4月20日にマザーズに上場するHEROZと資本・業務提携している。
市場の視線が熱い。AI分野は日進月歩であり、その市場規模も加速的に拡大、2020年に24兆円規模に膨らむとの試算もある。

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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