櫻井英明の稼足銘柄
キャリア (6198) 東証マザーズ
■株式データ
株価3,610円(04月06日終値)
単元株数 100株
時価総額 約318億円
 
■会社概要
シニア人材活用、派遣・紹介。介護施設等へ看護・介護士の派遣・紹介。
高齢化社会型人材ビジネスを主な事業内容として運営する会社。シニアワーク事業は、ビルメンテナンス、ベッドメイキング、オフィスワーク、ロジスティックス、有資格者紹介などの様々な分野において、施設清掃、設備管理、通信系軽作業、客室清掃、ベッドメイキング,データ入力作業、書類整理・管理等、コールセンター、倉庫内軽作業(ピッキング仕分、梱包等)、引越梱包・開梱の作業、土木、建築、施工管理、経理・監査等の業務を行うシニア人材の人材派遣、人材紹介、業務請負に従事する。シニアケア事業は、介護施設を中心に看護師や介護士等の有資格者の人材派遣、人材紹介及び紹介予定派遣を行う。
 
■業績動向
2月9日に決算を発表。18年9月期第1四半期(10-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.5%増の1.4億円に伸びたが、10-3月期(上期)計画の3.1億円に対する進捗率は45.8%にとどまり、前年同期の49.8%も下回った。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.8%→5.6%とほぼ横ばいだった。
 
■ポイント
政府の「高齢社会対策大綱」について報じられている。高齢者の再就職支援の窓口増加、起業を目指す高齢者を手続き及び融資の面で支援したりする方針を示したようだ。また、定年延長や継続雇用をする企業への助成制度の活用も明記したとされており、シニア人材の派遣・紹介を手がけるシニアワーク事業を展開する同社にも関心が向かっているもよう。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
キーウェアソリューションズ (3799) 東証2部
■株式データ
株価817円(04月06日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約77億円
 
■会社概要
総合基幹業務システムサービス。インフラ関連が主体。NECが筆頭株主で依存度大。
コンピュータソフトウェアの開発に関するシステム開発事業および顧客の経営課題を解決するための経営とITの統合コンサルティングからシステム開発・運用・保守に至る各フェーズにおいて適切な情報技術を請負う総合サービス事業を主な事業とする。
 
■業績動向
3月22日に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→4億円(前期は1.4億円)に2.0倍上方修正し、増益率が40.8%増→2.8倍に拡大する見通しとなった。
 
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づく試算では、10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→4.6億円(前年同期は3.8億円)に74.9%増額し、一転して20.4%増益計算になる。
 
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の7円→8円(前期は5円)に増額修正した。
 
■ポイント
社会インフラ関連のシステム開発を主力としている。足元の受注が好調で、売上が計画を上回ることが利益を押し上げている。
 
受注が好調で、売上、営業・経常利益共に当初計画を上回る見込みとなった。最終利益については、連結子会社化したクレヴァシステムズの株式取得時に発生したのれんについて、今後の収益計画の見直しとのれんの再評価を行った結果、のれんの減損損失として185百万円(概算)を特別損失として見込んだものの、当初予想を上回る見込みとなった。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
エボラブルアジア (6191) 東証1部
■株式データ
株価2,237円(04月6日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約382億円
 
■会社概要
ネット販売に特化。オンライン旅行、訪日旅行、ITオフショア開発の3事業をアジアで展開。
オンライン旅行事業及びITオフショア開発事業を主たる事業内容として展開する。オンライン旅行事業、ITオフショア開発事業及びその他事業がある。オンライン旅行事業は、国内航空券を中心とした旅行商品のインターネット販売を行う。ITオフショア開発事業は、ベトナムにおけるラボ型システム開発を行う。その他事業は、システム開発サービスを提供する。
 
■業績動向
2月14日に決算を発表。18年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比57.2%減の8600万円に大きく落ち込んだ。
 
直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の16.5%→5.4%に急低下した。
  
■ポイント
2月度の取扱高が48億3589万円となり、前年同月比63%増と高水準の伸びが続いていることが好感されている。また、今期の累計取扱高は215億9842万円で前期比77%増となったとしている。
 
ロボットアプリ開発のヘッドウォータース(東京都新宿区)に資本参加したと発表しており、これを好材料視している。
ヘッドウォータースは、ソフトバンクロボティクス(東京都港区)の人型ロボット「Peppar」を中心に独自開発したロボットアプリを提供する企業。エボラブルアジアでは、ヘッドウォータースの今後の成長による投資リターンのほか、事業シナジーとして、ITオフショア開発事業と連携しサービスや品質の向上を図るとしている。なお、18年9月期業績への影響は軽微としている。

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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