櫻井英明の稼足銘柄
ビーイング(4734)東証JASDAQ
■株式データ
株価776円(12月05日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約64億円
 
■会社概要
建設業向けソフト開発会社。土木積算システムで首位級。CADソフト販売なども。
建設業向けソフトウエア開発会社。業界シェアトップを誇る土木工事積算システム「Gaia(ガイア)」を中心に、計画・入札・収支管理・書類作成・工程管理等の業務フローを総合的に支援するソフトウェアを開発・販売。また、設備業者向けCADソフトウェア「PlusCAD(プラスキャド)」等も手掛ける。
 
■業績動向
11月9日に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比34倍の2億7300万円に急拡大した。
 
併せて、通期の同利益を従来予想の2億6000万円→3億2000万円(前期は1億0200万円)に23.1%上方修正し、増益率が2.5倍→3.1倍に拡大する見通しとなった。
 
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づく試算では、10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比50.0%減の4700万円に大きく落ち込む計算になる。
 
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比3.8倍の1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.7%→9.4%に大幅改善した。
 
■ポイント
建設業界向け土木精算システム開発を主力としているが、新版の「ガイア10」が好調で19年3月期業績への寄与が見込まれている。
安倍政権では老朽化した橋梁やトンネルなどの整備を主眼とした「国土強靭化」を看板に掲げ、政策フォローしていく方針にあるが、土木精算システムで高い実力を持つ同社の収益環境は追い風が強い。
19年3月期営業利益は従来計画を大幅に増額し、前期比41%増の4億5000万円を予想するが、上期進捗率から一段の上振れも期待できそうだ。
 
■チャート


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