櫻井英明の稼足銘柄
シルバーライフ(9262)東証マザーズ
■株式データ
株価4,830円(08月06日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約253億円
 
■会社概要
高齢者向け配食サービスのフランチャイズ運営や調理済み食材の販売を手掛ける。
高齢者向け配食サービスのフランチャイズ本部の運営及びフランチャイズ加盟店等への調理済み食材の販売。FC加盟店と高齢者施設などがある。FC加盟店について、「まごころ弁当」と「配食のふれ愛」の2つのブランドによる配食店舗をフランチャイズ方式によりチェーン展開し、FC加盟店に対して経営指導を行うとともに、弁当の食材等を販売する。高齢者施設等は、自社工場で製造した食材及び仕入先工場から仕入れた食材を、高齢者向けの介護サービスを行っている老人ホーム、通所介護施設等に販売している。その他は、他の弁当配食事業者に対し、相手先ブランドにて販売される冷凍弁当を自社工場で製造し、卸販売を行う。
 
■業績動向
6月8日に決算を発表。18年7月期第3四半期累計(17年8月-18年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比19.1%増の4.8億円に伸び、通期計画の5.9億円に対する進捗率は81.4%に達し、さらに前年同期の74.8%も上回った。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づく試算では、5-7月期(4Q)の経常利益は前年同期比19.1%減の1.1億円に減る計算になる。
 
■ポイント
特徴・強みは、要介護の後期高齢者向け配食に特化していること、普通食からやわらか食まで低価格かつ豊富なメニューを用意していること、FC本部として調理済み食材販売を主力としていること、配食サービスで求められる多品種ランダム生産に対応したフレキシブルかつローコスト製造のノウハウを蓄積していること、管理栄養士による商品開発から、自社工場(一部外注)による製造、冷凍・冷蔵倉庫における保管、FC加盟店による配達まで一気通貫で展開していること、さらに高齢者の自宅まで届けるFC加盟店の配達ネットワークを活用して周辺ビジネスにも展開できることなどがある。
高齢化が進展して後期高齢者人口が増加し、在宅介護へのシフトも追い風となって配食サービスの利用者の増加が予想される。高齢者施設等においても、調理者不足に伴って外部委託の需要が高まっている。事業環境は良好であり、中期的にも収益拡大基調が期待される。

■チャート

 
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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