オプトエレクトロニクス(6664) 東証JASDAQ
■株式データ
株価1,068円(04月09日終値)
単元株数 100株
時価総額 約70億円
■会社概要
バーコードリーダ大手。レーザーエンジンで国内首位、世界2位。
バーコードリーダ及びその他周辺機器等の製造、販売、修理、サービスを主たる業務。同社グループのコア技術であるモジュール開発と国内マーケット向け製品についての開発を行う。製品別区分として、スキャナ製品、ターミナル製品、モジュールその他製品となる。同社はハンディスキャナとフィクスマウント等のスキャナ製品、データコレクタ、ハンディターミナル等のターミナル製品、モジュール製品等の製品を提供する。
■業績動向
3月22日に決算を発表。19年11月期第1四半期(18年12月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の2.6億円に急拡大し、通期計画の3.6億円に対する進捗率は74.4%に達し、5年平均の25.6%も上回った。
直近3ヵ月の実績である12-2月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.4%→13.7%に急改善した。
■ポイント
19年11月期第1四半期の営業利益を前年同期比168.0%増の2.73億円と発表。
国内で2次元製品の卓上スキャナや2次元モジュールが伸長した。1次元製品もデータコレクタが好調だった。海外では、米国で2次元スキャナ及びモジュールが増益に寄与した。通期予想は前期比22.5%減の3.50億円で据え置いたが、進捗率は78%に達しており、上方修正への期待が広がっている。
消費増税を契機にキャッシュレスに絡むQRコード決済などが急速に普及することが期待されている。政府は25年までにキャッシュレス化を現在の2倍となる40%まで高める方針を示しおり、今回の消費増税に伴う景気対策にも絡みキャッシュレス化を推進することは、一石二鳥を狙う政策と言える。中小店舗に対しては、政府がキャッシュレス用決済端末の導入費用を負担することも検討されている。
■チャート
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