櫻井英明の稼足銘柄
アカツキ(3932)東証1部
■株式データ
株価3,870円(07月06日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約535億円
 
■会社概要
スマホゲームの企画・開発・運営。「サウザンドメモリーズ」「ドラゴンボールZ」など。
ソーシャルゲーム事業について、同社及びグループは、日本国内SNS (social networking service)運営事業者が提供するプラットフォームやApple Inc.及びGoogle Inc.などのプラットフォーム運営事業者が運営する各アプリマーケットにおいて、ソーシャルゲームを提供するソーシャルゲーム事業を行う。
 
■業績動向
5月10日に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比2.3倍の104億円に急拡大し、6期連続で過去最高益を更新した。5期連続増収、5期連続増益となった。なお、19年3月期の業績見通しについて、配当(50円)以外は開示しなかった。
 
同時に、従来は無配としていた前期の期末一括配当を10円実施するとし、今期も前期比40円増の50円に大幅増配する方針とした。
 
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比72.0%増の26.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の40.8%→44.2%に上昇した。
 
■ポイント
スカパーJSATホールディングス<9412>、電通<4324>、東北新社<2329>と共同で、音楽とスポーツに特化した会社「THReee entertainment」を設立したと発表。
 
THReee社は、音楽ライブコンテンツに関する企画・制作、および国内・海外向けの放送権・配信権の販売、スポーツ・音楽におけるファンコミュニケーションアプリの開発など、エンターテインメント領域でコンテンツホルダーと共にコンテンツの企画・制作・運用を行うことを目的に設立。なかでアカツキはアプリやシステムの開発に取り組むとしている。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
エフティグループ(2763)東証JASDAQ
■株式データ
株価1,500円(07月06日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約544億円
 
■会社概要
通信関連機器を販売。ビジネスホンやOA機器など主力。中小企業向けに強み。
通信機器等の販売企業で、光通信の持分法適用会社。中小企業・個人事業主に対して、ビジネスホン、OA機器、スモールサーバー、スマホ等を販売しているほか、インターネットでのサイト構築支援、ISPサービス、LED照明販売など幅広く展開。また、個人向けに光ファイバー回線、モバイル商品販売等も行っている。
 
■業績動向
5月10日に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比15.4%増の48億円になり、19年3月期も前期比10.2%増の53億円に伸びを見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収になる。
 
同時に、前期の年間配当を40円→42円(前の期は34円)に増額し、今期も前期比5円増の47円に増配する方針とした。
 
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比31.5%増の16.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の12.1%→15.3%に上昇した。
 
■ポイント
LED照明、空調設備、節水装置、電力サービス、太陽光発電設備、蓄電池などの環境関連商品を重点分野と位置付けて、M&A・アライアンス・グループ再編、定額保守サービスなどストック型収益積み上げ、海外展開を推進している。
海外はタイ子会社をASEAN地域への事業展開拠点として、LED照明など環境関連商品の販売を推進している。
17年8月にはインドネシアの現地法人の商号を変更してLED照明等の販売を行う環境関連事業を開始すると発表した。17年11月にはクラウド・エージェンシーと共同でウォータサーバ販売の合弁会社を設立した。18年4月には子会社エフエネが構築した電力CISを、オーリックライン社にOEM供給開始した。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
アドバンスト・メディア(3773)東証マザーズ
■株式データ
株価1,632円(07月06日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約278億円
 
■会社概要
音声認識技術を活かした各種ソフトを開発。文字起こしサービスに参入。
音声認識技術AmiVoice(アミボイス)を中心とした音声認識システムのライセンスおよび音声認識システムの利用に係る開発、コンサルティングおよびサービスの提供を行う。音声認識事業におけるビジネスモデルとしては、音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う「ソリューション事業」、音声認識技術を組み込んだアプリケーション商品を提供する「ライセンス事業」、さらには企業内のユーザや一般消費者へのサービスに音声認識を提供する「サービス事業」、の3つのビジネスモデルを展開。コールセンター、製造・流通、モバイル、エンターテイメント・教育、医療、議事録およびコンシューマ向け分野に製品とサービスを提供する。
 
■業績動向
5月8日に決算を発表。18年3月期の連結経常損益は6.1億円の黒字(前の期は1.1億円の赤字)に浮上し、19年3月期の同利益は前期比11.5%増の6.8億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
 
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比48.9%増の4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の30.1%→33.5%に上昇した。
 
■ポイント
コンピュータが音声を聞き取って文字変換する独自音声技術を使った業務用ソフトを開発。音声文字起こしサービスを強化。高機能学習リモコンなどを次の柱に育成へ。
コールセンター業界などでAIを活用した音声認識や音声処理の利用が拡大し、業務用ソフトの導入件数が拡大している。

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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