櫻井英明の稼足銘柄
サンバイオ(4592)東証マザーズ
■株式データ
株価3,675円(09月12日終値)
単元株数 100株
時価総額 約1,826億円
 
■会社概要
再生細胞治療薬の開発。脳神経系疾患の治療薬に期待。
再生細胞薬の研究開発を行い、米国において研究開発のための研究機関、大学病院、研究/製造受託機関、アドバイザー等とのネットワークを構築している。同社グループが開発を進める再生細胞薬はSB623(神経再生細胞、適応疾患は慢性期脳梗塞、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、脊髄損傷、アルツハイマー病等)、SB618(機能強化型・間葉系幹細胞、適応疾患は末梢神経障害等)、SB308(筋肉幹細胞、適応疾患は筋ジストロフィー等)の3種類である。
 
■業績動向
8月24日に業績修正を発表。19年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結最終損益を従来予想の20.5億円の赤字→10.4億円の赤字(前年同期は22.7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
なお、通期の最終損益は従来予想の25.6億円の赤字(前期は39.4億円の赤字)を据え置いた。
 
■決算発表予定日  2018/09/13
 
■ポイント
大日本住友製薬と共同で行っている米国慢性期脳梗塞の臨床試験の開発協力金が計画より早期に計上されるほか、研究開発・製造費用の下期計上、一部補助金の早期計上で赤字幅が縮小した。
 
間葉系幹細胞由来の細胞治療薬に関する特許ポートフォリオを取得したと発表。今回の技術により得られる抗炎症機能を増強した細胞(MSC2)は、視神経炎、多発性硬化症やクラッベ病といった脱髄疾患、糖尿病性神経障害、関節リウマチ、クローン病等の炎症性疾患に対する治療薬としての開発が期待されている。
また、炎症機能を増強した細胞(MSC1)は、がん治療薬としての開発が期待できるという。

■チャート

 
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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