櫻井英明の稼足銘柄
TOKYO BASE (3415) 東証1部
■株式データ
株価4,600円(01月16日終値)  
単元株数100株
時価総額 約619億円
 
■会社概要
衣料品のセレクトショップ「STUDIOS」と「UNITED TOKYO」を展開。
国内ブランド特化型セレクトショップのSTUDIOUS業態、独自ブランドショップのUNITED TOKYO業態を展開している。
 
■業績動向
1月12日昼に決算を発表。18年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比40.0%増の11.7億円に拡大したが、通期計画の17.5億円に対する進捗率は66.6%となり、前年同期の66.0%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づく試算では12-2月期(4Q)の経常利益は前年同期比36.5%増の5.8億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比3.7%増の5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の17.8%→14.1%に低下した。
 
■ポイント
国産アパレル店運営。TOKYO特化の「STUDIOUS」と、オリジナル品新業態「UNITED TOKYO」を展開。18年2月期第2四半期はEC販売が引き続き伸長、海外含め積極的出店展開で5割増収、利益ほぼ倍増となっている。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
FPG (7148) 東証1部
■株式データ
株価円1,497円(01月16日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約1,387億円
 
■会社概要
船舶やコンテナのオペリース事業が主力。保険や証券などに多角化。
独立系金融サービス会社であり、タックス・リース・アレンジメント事業、不動産関連事業、保険仲立人事業、M&Aアドバイザリー事業、証券事業、信託事業、航空機投資管理サービス事業を遂行している。
 
■業績動向
10月31日に決算を発表。17年9月期の連結経常利益は前の期比15.2%増の137億円になり、18年9月期も前期比8.9%増の149億円に伸びを見込み、9期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、増益になる。
 
同時に、前期の年間配当を37.15円→45.8円(前の期は35.5円)に増額し、今期も前期比3.45円増の49.25円に増配する方針とした。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比12.1%減の20.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の56.6%→53.1%に低下した。
 
 
■決算発表予定日  2018/01/31
 
■ポイント
売上高の大半を占めるタックス・リース・アレンジメント事業が、投資家からの旺盛な需要を取り込み、計画を上回る早さで好調に推移している。
 
タックス・リース・アレンジメント事業とは、富裕層や企業からに出資金を募り、それを原資に航空機や船舶、海上輸送用コンテナを購入、それを航空会社や海運会社に貸し出す、という事業。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社
 
C&Gシステムズ (6633) 東証2部
■株式データ
株価609円(01月16日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約62億円
 
■会社概要
金型CAD・CAMソフト会社。金型は北米展開。アジア開拓に注力。
CAD/CAMシステムの開発・製造・販売およびこれらに付帯する保守サービス並びに金型の設計・製造および販売を行う。
 
■業績動向
11月10日に決算を発表。17年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比6.7%減の3億3300万円に減り、通期計画の4億1900万円に対する進捗率は5年平均の86.0%を下回る79.5%にとどまった。
 
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づく試算では10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比6.2%増の8600万円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比34.5%減の7600万円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.4%→6.9%に大幅低下した。
 
■決算発表予定日  2018/02/09
 
■ポイント
5日、金型向け2次元(2D)・3次元(3D)融合型のCAD/CAMシステム「EXCESS−HYBRID2(エクセスハイブリッドツー)」の新版「V3.1」を2月にリリースすると発表。アジア各国・地域で金型図面の国際化を促進するものとして期待されているようだ。
新バージョンは、世界の主要な言語を扱うことができる文字コード規格「ユニコード」に対応しており、これにより金型設計図面に日本、韓国、中国、台湾の言語を混在させることが可能で、英語圏を含むアジア各国・地域での図面注記の互換性を保証。自動車関連部品などを生産する順送り金型の需要が高まるタイやインドネシア、フィリピンなど東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で、金型先進国の日本や韓国から供給される金型図面の修正や設計変更など、生産拠点間の意思疎通や技術共有を促進することができるそうだ。

 ■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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