櫻井英明の稼足銘柄
日医工(4541)東証1部
■株式データ
株価1,819円(12月13日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約1,121億円
 
■会社概要
後発医薬品大手。循環器・呼吸器向け主力。病院などで高い採用実績。
ジェネリック医薬品の製造及び販売を主力事業とし、医薬品卸への販売を通して、医療機関(病院、診療所、調剤薬局等)向けに供給する。医薬品には、病院や診療所で医師が発行する処方せんに基づいて処方される医療用医薬品と、処方せんを必要とせずに薬局や薬店で購入できる一般用医薬品とがあり、同社の売上高の99%以上は医療用医薬品によるものである。医療用医薬品は、先発医薬品(新薬)と、先発医薬品の特許が切れた後に製造承認を得る、同じ有効成分で、効果と安全性も先発品と同等の後発医薬品(ジェネリック医薬品)に分けてある。
 
■業績動向
11月9日に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比2.2倍の57.2億円に急拡大した。
 
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前損益は28.3億円の黒字(前年同期は23.9億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-5.8%→6.7%に急改善した。
 
■ポイント
今年8月に発行した新株予約権の当初行使価格は1875円。同社は「付加価値型ジェネリック医薬品」の研究開発、製造、販売などシナジーの最大化を目的に今年3月にエーザイと戦略提携契約を締結。売上高国内最大規模の地位を確固たるものにする戦略の一つだ。事業規模拡大のためには自己資本の充実が必要だし強固な財務体質が当然求められよう。9月中間期の営業利益は25億円⇒30億円に上方修正。継続的コスト削減策による原価低減効果が当初予想を上回ったのが背景だ。

■チャート




株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

下記のブラウザでご利用いただけます。
Android
Chrome、ファミリーブラウザ for docomo、あんしんフィルター for docomo
iOS
Safari、あんしんフィルター for docomo
※ブラウザのバージョンによってご利用できない場合がございます。