櫻井英明の稼足銘柄
チャーム・ケア・コーポレーション (6062) JASDAQスタンダード
■株式データ
株価:1972円(01月08日終値)
単元株数:100株

大和証券系の「日本ヘルスケア投資法人」が上場承認を受け11月5日に上場。

有料老人ホームなどに投資するREITは国内初。

「民間の資金を活用して高齢者施設を充実させる動きが広がりそうだ」という指摘も聞こえる。

同投資法人は60億円の資金調達をして、愛知県や福岡県など6つの有料老人ホームを取得。

将来はサービス付き高齢者住宅や病院の取得も視野に入れるという。

「証券化」というのは何でもできる万能テクノロジーに見えてくる。

REITは土地建物を紙に変える錬金術だが、ターゲットは何でも良い。

アベノミクスの実現に必要な術でありインフラ整備にしても、復旧復興にしても資金集めを税でなく民間に依存することが可能なシステムだ。

現実面では高齢者の増大は当然有料老人ホームを必要とする。REITが保有物件にするのも当然の流れであろう。

チャームケア(6062)に注目する。

同社は開設準備中の施設を含め、東京・大阪・兵庫・京都・奈良の都府県で有料老人ホーム(介護付・住宅型)を展開。

「お客様お一人おひとりの価値観を大切にし、お客様にあった魅力的なライフスタイルを提案」というコンセプトで画一的でない魅力的なサービスを提供。

平均入居率は93.7%と業界平均の86.6%よりも高い。

一般的に要介護発生率が高くなるのは75歳以上の後期高齢者。

2025年には後期高齢者が今よりも700万人近く増加する一方で生産年齢人口は今よりも800万人近く減少する。

介護に関わる人材が100万人以上必要という状況は待ったなし。

同社の運営ノウハウは社会から必要とされている。また首都圏への進出で業容はますます拡大するに違いない。

「東証1部を目指している」と語る下村隆彦社長は同事業を62歳でスタート。

「シニアベンチャー」と呼ばれている。
白鳩 (3192) JASDAQスタンダード
■株式データ
株価:806円(01月08日終値)
単元株数:100株

白鳩(3192)の株価が順調に推移している。同社は女性中心のインナーウェア(下着)のネット通販会社。

取扱商品は、約180社の1万アイテムを超え、色・サイズ別では約15万種類を数えるという。

配送のスピードや丁寧な梱包など顧客の視点での活動は評価が高く年率20%以上の成長企業だ。

2001年に基幹システムを自社開発し業界に先駆けて「楽らく通販システム:という通販業務の内製化を実現した意味は大きかった。

国内外20サイトを運営し現在の売上高の97%は国内だが、海外展開も視野に入れている。

例えば昨年度の中国の消費者は日本の電子商取引で3902億円を購入したとされるが、これは前年比3.2倍の伸び率で、まだまだ拡大するに違いない。

国内ではインナーウェア市場は横ばいで昨年度は1兆5555億円だったが販売チャンネルは百貨店から通販・ネット、下着専門店へと移行してきている。

また全産業の電子商取引比率は約11兆円と拡大基調で電子商取引率は3.6%程度だが衣料・アクセサリー小売業での電子商取引市場規模は約2200億円。

電子商取引化率は1.6%に過ぎずのびしろは大きい。ここが同社の活躍のフィールドそのものである。

年間購入顧客数は50万人を超え、リピート率は21.8%である業績は絶好調。

今期売上高43.55億円(前期比21.1%増)、営業利益2.62億円(同64.7%増)、経常利益2.5億円(同101.3%増)、純利益1.6億円(同116.2%増)の見通し。

同社は「20%増収目標」を掲げているが品揃えの強化・拡充とサービスの差別化を実行していくことでこの目標は達成できよう。

過去5年の売上高平均成長率は23.8%だ。

「わくわく」「ドキドキ」。感動するインナーライフっていいね!"というのが同社のテーマ。

「わくわくドキドキ。感動する株価っていいね!」と言い換えても良いかも知れない。


チャート出典:ストックウェザー株式会社

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