櫻井英明の稼足銘柄
クラリオン (6796) 東証1部
■株式データ
株価395円(1月25日終値)
単元株数株 100株
時価総額 約1117億円

■会社概要
車載用音響機器の大手。日産等へのOEM主力。日立がTOBで連結子会社化。
自動車及び業務車両用の音響・映像機器、並びにカーナビゲーション・運行管理システム等の生産・販売を行う。

自動車機器事業において、製品及びサービスはカーナビゲーション、カーオーディオ、カーマルチメディア機器、及びこれらの周辺機器である。

特機事業には、製品及びサービスは業務車両用AV機器、運行管理システム及びこれらの周辺機器である。その他の事業において、製品及びサービスは通信機器、その他である。

■業績動向
10月26日に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比59.2%増の50.8億円に拡大し、通期計画の100億円に対する進捗率は50.8%となり、前年同期の52.0%とほぼ同水準だった。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比29.0%増の49.1億円に伸びる見通しとなった。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比71.1%増の34.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.0%→6.8%に改善した。

■決算発表予定日 2016/02/02

■ポイント
自動運転において重要となるクラウドサービスを活用した車載情報の一環として、クラリオンが手がける「Smart Access」の普及に期待が高まる。

その理由として、Googleが提供するGoogle 音声検索、Google Placesの機能の活用に関する契約がクラリオンとGoogleの間で結ばれているのだ。

自動運転の分野において世界をリードするGoogleとの契約は、今後もクラリオンが自動運転車関連銘柄として投資家から注目を集める

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社


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