■株式データ
株価1,802円（12月27日終値）
単元株数　100株
時価総額　約186億円

■会社概要
携帯端末利用の電子決済端末が主力。決済アプリサービス展開。ITコンサル・開発も。
ブロードバンドやデジタル放送に関する様々なサービス(デジタルコンテンツ(映像や音楽等)のマネージメントや配信に関するコンサルティング、ソフトウェア受託開発)、各種システム開発、並びにiPhone等スマートフォンを利用した電子決済ソリューションプラットホームの事業を展開する。

■業績動向
11月10日に決算を発表。17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1億1000万円の黒字(前年同期は2億3800万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億円に対する進捗率は55.0％となった。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比18.2％減の9000万円に減る計算になる。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2億2500万円の黒字(前年同期は8600万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-30.3％→27.1％に急改善した。

■ポイント
株価の動きを見ると、10月中旬に動意づき、500円近辺でのモミ合い展開から、１４年２月以来の高値水準となる11月21日の2053円まで急伸した。その後は高値圏でやや乱高下する展開だが、自律調整一巡感を強めている。

週足チャートで見るとやや過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が低下して自律調整一巡感を強めている。上値を試す可能性がありそうだ。

■チャート
チャート出典：ストックウェザー株式会社

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