櫻井英明の稼足銘柄
オンコリスバイオファーマ(4588)東証マザーズ
■株式データ
株価1,119円(12月28日終値)
単元株数 100株
時価総額 約99億円

■会社概要
創薬ベンチャー。希少がんや重症感染症などに主眼。独自のウイルス技術を活用。
医薬品事業と検査薬事業の二つである。医薬品事業は、医薬品の研究・開発・製造・販売を事業目的とし、検査薬事業は、検査薬の研究・開発・製造・販売及び検査機器の開発・製造・販売ならびに検査サービスの提供を事業目的としている。

■業績動向
11月4日に決算を発表。16年12月期第3四半期累計(1-9月)の最終損益(非連結)は7.3億円の赤字(前年同期は6億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の12.7億円の赤字→9.4億円の赤字(前期は8.5億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、試算した7-12月期(下期)の最終損益も従来予想の8.5億円の赤字→5.3億円の赤字(前年同期は4.5億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の最終損益は3.1億円の赤字(前年同期は1.9億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1608.3%→-13450.0%に急悪化した。

■ポイント
12月9日、メリルリンチ日本証券を割当先とする第三者割当てで行使価額修正条項付き新株予約権の発行を発表。

割当日は12月26日で、発行新株予約権数は18,400個、発行価額は新株予約権1個当たり730 円(総額 13,432,000 円)、潜在株式数は1,840,000株、資金調達は手取概算で約20.5億円を予定。

今回の調達資金については、テロメライシン単剤及び免疫チェックポイント阻害剤との併用療法での臨床試験の実施、臨床試験で使用するテロメライシンの追加GMP(Good Manufacturing Practice)製造の実施などの研究開発への充当が目的とのこと。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社


株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

下記のブラウザでご利用いただけます。
Android
Chrome、ファミリーブラウザ for docomo、あんしんフィルター for docomo
iOS
Safari、あんしんフィルター for docomo
※ブラウザのバージョンによってご利用できない場合がございます。