櫻井英明の稼足銘柄
オプティム (3694)東証1部
■株式データ
株価5,800円(01月06日終値)
単元株数 100株
時価総額 約386億円

■会社概要
情報端末管理ソフトをクラウドで提供。遠隔操作のソフトに強み。保有特許多数。
スマートフォン、タブレット、PCなど様々なネット端末に対応したマネジメントサービス(管理、運用サービス)、ITサポートサービスの提供を中心に事業を展開している。

■業績動向
11月14日に決算を発表。17年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比33.0%増の3.6億円に拡大し、通期計画の6.4億円に対する進捗率は57.3%に達し、さらに前年同期の51.2%も上回った。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比3.8%増の2.7億円に伸びる計算になる。

同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

■ポイント
今後は遠隔医療が増え、20年には遠隔医療が40%、健康相談サービスが60%になるとしている。遠隔での健康相談サービスや保険診療が市場を牽引すると考える。

遠隔医療先進国であるアメリカでは既に、「First Opinion」や「Doctor On Demand」「MDLIVE」「Talkspace」といった多くの遠隔診療サービスが存在しているが、日本ではベンチャーを中心にビジネス展開が活発になりつつある。

その代表例がMRT <6034> [東証M]とオプティム <3694> が共同開発し4月から提供を開始した「ポケットドクター」だ。

スマートフォンやタブレットを利用した遠隔診療や健康相談サービスである同サービスでは、4月に再診の際にビデオ通話で遠隔診療を受けられる「かかりつけ医診療」を開始したほか、7月には医師と時間を選んで予約相談できる「予約相談」機能を追加。さらに、「24時間365日、いつでもどこからでも、すぐに医師に健康相談できる遠隔医療相談サービスの『今すぐ相談』を2017年3月までに開始する」(MRT広報担当)という。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

モバイルファクトリー (3912)東証マザーズ
■株式データ
株価2,653円(01月06日終値)
   単元株数 100株
時価総額 約128億円

■会社概要
スマホ向け交流ゲームなどコンテンツサービスの開発配信を手掛ける。
モバイルサービス事業に従事する会社である。同社サービスは、ユーザーが他のユーザーと交流するサービスを提供するソーシャルアプリサービス、及び主に個人で着メロや占い等のエンターテインメントを楽しむサイトを運営するコンテンツサービスの二つに分類する。

■業績動向
10月20日に決算を発表。16年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の4億6200万円に急拡大し、通期計画の5億2100万円に対する進捗率は88.7%に達し、さらに前年同期の73.4%も上回った。

会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比27.2%減の5900万円に減る計算になる。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.8%増の1億6200万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の21.7%→32.5%に大幅上昇した。

■ポイント
会社設立以来、経営体質の強化及び設備投資等、将来の事業展開に備えた内部留保の充実を基本方針としてきた。しかし、注力してきた位置ゲームの成長により収益基盤が安定したことを手掛かりに、2016年12月期から持続的な成長のための内部留保と株主に対する利益還元をバランスよく実施して行くこととし、連結配当性向30%を目標として配当を実施することへ方針を変更した。

この方針に従い2016年7月22日に上方修正した親会社株主に帰属する当期純利益340百万円を前提に2016年12月期の1株当たり配当金は期初の19.5円(株式分割前39.0円)から22.0円(配当性向は30.4%)へ増額された。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

キャピタル・アセット・プランニング (3965)JASDAQスタンダード
■株式データ
株価5,210円(01月06日終値)
    単元株数 100株
時価総額 約63億円

■会社概要
金融機関向け資産管理プラットフォームの提供。保守運用・コンサルティング事業。
金融リテールビジネスの業務プロセスを適化するためのシステムを開発・提供することを企業ミッションとする。同社には、システム開発事業というセグメントがある。システム開発事業において、同社はライフプランシステム、エステートプランシステム、設計書システム、申込書システム及び生命保険申込手続時ペーパーレスシステム等フロントエンドシステムを開発・提供する。

■業績動向
11月14日に決算を発表。16年9月期の経常利益(非連結)は前の期比48.2%増の2.4億円に伸び、17年9月期も前期比52.6%増の3.8億円に拡大を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を38円実施するとし、今期の年間配当は未定とした。

■ポイント
17年9月期の通期業績については、営業利益で同57.2%増の3.90億円と2ケタ増収増益が続く見通しを示している。

生命保険会社向けブティック型システムインテグレーターとしての地位を確立するとともに、相続マーケットへのコンサルティングビジネスも拡大させていくという。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社


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