櫻井英明の稼足銘柄
ハイアス・アンド・カンパニー(6192)東証マザーズ
■株式データ
株価1,241円(01月10日終値)
単元株数 100株
時価総額 約32億円

■会社概要
中小の工務店などへビジネスモデルパッケージの提案。住宅購入相談も。
住関連産業(建築・土木・不動産)に特化した「業種特化型」ソリューション提供等のコンサルティングに従事する。同社は単一セグメントを運営し、三つの事業・サービスを提供する。

■業績動向
12月14日に決算を発表。17年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比28.0%減の1.1億円に減り、通期計画の2.9億円に対する進捗率は40.5%にとどまり、さらに前年同期の71.9%も下回った。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて試算した11-4月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の1.7億円に急拡大する計算になる。

■ポイント
4日、同社の提供する高性能デザイナーズ住宅「R+house」の部材を供給し、その中核を担っているアール・プラス・マテリアル(本社:大阪市)を子会社化すると発表した。

R+house事業において、顧客である会員企業は、Web受発注システムによりメーカー工場出荷価格での部材調達ができる。今回の子会社化によりR+house事業の垂直化を進めていく考え。

12月14日に発表した17年4月期第2四半期業績は売上高が前年同期比21.8%増の19.33億円、営業利益が同27.8%減の1.17億円、経常利益が同28.2%減の1.18億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同24.6%減の0.77億円となった。売上面ではビジネスモデルパッケージで、高性能デザイナーズ住宅「R+house」において順調に会員数が増加し、初期導入フィーやロイヤルティ収入が拡大した。一方、利益面では本社移転費用や積極的な広告宣伝費の投入により販管費が大幅に増加したため、減益を余儀なくされた格好だ。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社


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