櫻井英明の稼足銘柄
ハイアス・アンド・カンパニー(6192)東証マザーズ
■株式データ
株価1,491円(01月23日終値)
1月17日号掲載 株価1,254円(01月17日終値)
単元株数 100株
時価総額 約36 億円

■会社概要
中小の工務店などへビジネスモデルパッケージの提案。住宅購入相談も。
住関連産業(建築・土木・不動産)に特化した「業種特化型」ソリューション提供等のコンサルティングに従事する。

■業績動向
12月14日に決算を発表。17年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比28.0%減の1.1億円に減り、通期計画の2.9億円に対する進捗率は40.5%にとどまり、さらに前年同期の71.9%も下回った。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて試算した11-4月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の1.7億円に急拡大する計算になる。

■ポイント
「住宅による資産形成を支える会社。個人が住宅不動産を納得、安心して取得(購入)、居住(運用)、住替え(売却)できる環境をつくる」。これらの言葉の意味するものは奥深い。

資産価値を高める作業の一環としてデザイナーズ注文住宅提供事業パッケージ「R+hause」やデザイナーズ企画住宅提供事業パッケージ「アーキテクチュアル・デザイナーズ・マーケット」、断熱・省エネ住宅などを提供。しかし真髄は全国の工務店や不動産仲介業者などのネットワーク化。「ソリューション提案型コンサルティング会社。住宅不動産業界に先進的ビジネスモデルと経営効率化手法のプラットホームを提供」しているのが同社だ。全国エリア充足率は5割超。大変の地域に同社のコンセプトが浸透するには十分な数字だ。

昨年10月に提供を開始したのは「不動産相続の窓口」。家計資産の移転が進み活性化している相続市場への切り口となろう。「顧客ニーズに則った最適化商品の提供」というのが実は同社の本筋。その延長線上には現物の住宅のみならず今後は不動産小口化商品の展開なども期待できよう。「最大資産の最大活用の支援者」をめざしているに違いない。今4月期は増収増益見通し。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社


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