櫻井英明の稼足銘柄
アイケイ(2722)JASDAQスタンダード 
■株式データ
株価1,258円(01月23日終値)
単元株数 100株
時価総額 約24億円

■会社概要
カタログ通販を代行。生協向けに強み。PB商品も展開。韓国化粧品直販に力。
雑貨類・食品類を販売する通信販売事業、化粧品を販売するSKINFOOD事業、コンタクトセンターの構築と支援を提供するCRMソリューション事業を営む。

■業績動向
1月13日に決算を発表。17年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の2億円に急拡大し、従来予想の1.1億円を上回って着地。

併せて、通期の同利益を従来予想の3億円→4.5億円(前期は1.8億円)に50.0%上方修正し、増益率が64.8%増→2.5倍に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて試算した12-5月期(下期)の連結経常利益は前年同期比73.4%増の2.4億円に拡大する計算になる。

直近3ヵ月の実績である9-11月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の1.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.9%→4.0%に大幅改善した。

■ポイント
17年5月期業績予想の上方修正を発表している。第2四半期累計の営業利益は前年同期比4.3倍の2.11億円となり、従来予想(1.25億円)を上回って着地した。また、通期営業利益見通しを3.00億円から4.50億円(前期は2.05億円)へと引き上げている。メーカーベンダー事業及びSKINFOOD事業が想定より順調に推移しているという

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

パイプドHD(3919)東証1部 
■株式データ
株価1,089円(01月23日終値)
単元株数 100株
時価総額 約88億円

■会社概要
顧客情報を管理・運用するソフトを期間貸し方式で企業などに提供する。
情報資産プラットフォームを提供するパイプドビッツを中心として、情報資産プラットフォーム事業、広告事業及びソリューション事業に取り組む。

■業績動向
12月28日に決算を発表。17年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比44.9%増の6億円に拡大した。

しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の9.9億円→8.3億円(前期は5.6億円)に16.2%下方修正し、増益率が76.8%増→48.2%増に縮小する見通しとなった。

会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.7億円→4.1億円(前年同期は2.2億円)に27.8%減額し、増益率が2.5倍→82.8%増に縮小する計算になる。

直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の1.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.0%→16.5%に急改善した。

■ポイント
1月13日付で、クラウドサービスのセキュリティに特化した認証である「STAR認証」審査が更新されたことを発表した。「スパイラル(R)」は、2014年5月13日付でSTAR認証を取得しており、国内初認定のうちの1社となった。同社では、今後も、個人情報保護法の遵守はもとより、情報セキュリティ及びコンプライアンス体制の強化、サービスのセキュリティ強化を継続的に推進していくとしている。

株価の動きを見ると、10月の戻り高値1261円から反落して徐々に上値を切り下げる形となったが、1000円台では下げ渋る動きだ。そして調整一巡感を強めている。 

週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支える形だ。調整一巡して戻りを試す展開が期待される。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社

グレイステクノロジー(6541) 東証マザーズ 
■株式データ
株価6,740円(01月23日終値)
単元株数 100株
時価総額 約65億円

■会社概要
産業機械を中心とした各種マニュアルの作成・管理・運用システムの提供。
マニュアルマネージメントシステム事業とマニュアルオーダーメードサービス事業に従事する。

■業績動向
今2017年3月期第2四半期業績実績は、売上高が4億3500万円、営業利益が1億0200万円、経常利益が1億円、純利益が6600万円に着地。

今17年3月期業績予想は、売上高が10億円(前期比37.7%増)、営業利益が3億円(同2.2倍)、経常利益が2億9700万円(同2.3倍)、純利益が1億8700万円(同64.0%増)を見込む。上場で調達した資金は、拠点の拡大や研究開発費に充てる計画で成長を優先し、当面は無配を予定している。

■ポイント
国内大手メーカーを中心とした重点顧客に対する営業活動を継続し、新規顧客の獲得と掘り起しに積極的に取り組んでいる。特に、同社のクラウド型マニュアルマネージメントシステム(MMS)である「e−manual」の導入促進に積極的に取り組んでいるほか、6月に「e−manual」の新機能をリリースして、さらなるサービスレベルの向上を図っている。

建設機械や半導体製造装置など、専門知識を必要とする案件を多く手掛けているのが強味で、主要取引先は伊藤忠テクノソリューションズ、NTTデータ、日本オラクル、マイクロソフト、トレンドマイクロ、日本アイ・ビー・エム、日本ヒューレット・パッカード、アップルジャパン、日本ユニシス、NEC、富士通、東京エレクトロン、三井物産、住友商事、など総顧客数1,600社以上(2013年3月現在) に膨らみ、取引先企業の多い名古屋や大阪、神戸、米シリコンバレーへの展開を視野に入れており、高い成長が見込まれる。自己株の処分だけで公募増資は実施しないことから、目先の売りが一巡すれば、需給面の良さから短期的に反転する可能性は十分あり、突っ込み買い妙味が膨らみそうだ。

■チャート
チャート出典:ストックウェザー株式会社


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