エンカレッジ・テクノロジ(3682)東証マザーズ
■株式データ
株価1,853円(11月12日終値)
単元株数 100株
時価総額 約128億円
■会社概要
情報管理者向けセキュリティソフトの開発、販売と保守サービス。顧客に金融大手多数。
情報システムセキュリティ会社。主力の情報漏洩対策ソフト「ESS REC」は、システム管理者が行った操作内容を記録し、システムトラブルや情報漏洩の原因究明に役立つ。2004年のリリース以来、大手企業・金融機関中心に導入され、システム証跡監査ツール市場で圧倒的なシェアを誇る。マイナンバー関連等にも注力。
■業績動向
11月6日に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の3億8500万円に急拡大し、通期計画の4億6000万円に対する進捗率は83.7%に達し、5年平均の41.0%も上回った。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比70.7%減の7500万円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の2億3500万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の20.8%→36.0%に急上昇した。
■ポイント
システム管理者向けソフトや保守サービスを展開し、時代の要請であるセキュリティー対策で優位性を発揮する。
内外のセキュリティー脅威から重要システムを守る特権ID管理ソフトウエア「ESS AdminControl」最新バージョン1.6の販売を8月末から開始しており、業績への寄与が期待される。
ESS AdminControlは申請・承認ベースの貸与、ログ収集・申請との突合による不正使用検出、定期パスワード変更などの管理を自動化・省力化するソフトウエアで、金融機関や情報通信業界向けなどをはじめ多くの採用実績がある。
■チャート
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