櫻井英明の稼足銘柄
ロゼッタ(6182)東証マザーズ
■株式データ
株価1,838円(07月03日終値) 
単元株数 100株
時価総額 約184億円
 
■会社概要
人工知能型機械翻訳の研究・開発や企業向け語学研修を手掛ける。
AI(人工知能)型の機械翻訳(MT)の研究開発を行うMT事業(ロゼッタ)、従来型の人間(翻訳者)による翻訳業務の受託サービスを行う翻訳・通訳事業(グローヴァ)、両事業の中間形態としてMT事業のIT(情報技術)技術を援用した翻訳支援 (CAT) ツールを活用して人間(翻訳者)による翻訳業務サービスを行うGLOZE事業(ロゼッタ)、企業等に講師等を派遣し、語学研修サービスを行う企業研修事業(海外放送センター)の4事業より構成される。
 
■業績動向
4月13日に決算を発表。18年2月期の連結最終損益は12.1億円の赤字(前の期は1.6億円の黒字)に転落し、従来予想の0.1億円の黒字を下回り、黒字予想から一転して赤字で着地。なお、19年2月期の業績見通しについて、配当(無配)以外は開示しなかった。
 
直近3ヵ月の実績である12-2月期(4Q)の連結最終損益は11.9億円の赤字(前年同期は0.7億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の12.7%→-4.0%に急悪化した。
 
■決算発表予定日  2018/07/13
 
■ポイント
来年19年には「ラグビーワールドカップ日本大会」に加え「20ヵ国・地域(G20)首脳会合」が大阪で開催される。そして20年にはいよいよ「東京五輪」が迎えることにより、さらに多くの人々が各国から集まることになる。さらには25年の「大阪万博」の誘致が期待されるなか、音声翻訳機の活躍の舞台が広がることは、もはや必然といえそうだ。
 
同社は、専門用語に強く自動翻訳機「熟考」を擁しており、特許、医薬、バイオ、化学、電気電子、機械、ITなど科学技術の専門文書を自動翻訳する。独自の「考える」翻訳エンジンで高精度な自動翻訳を実現している。

■チャート

 
チャート出典:ストックウェザー株式会社

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